Zune、Microsoftの戦略位置付け明らかに
Michael Arrington
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Microsoftの新しい音楽・ビデオ製品Zune(日本語記事)と関連サービスについていろいろ詳しいことが判明してきた。
Zuneに関するニュースが最初に出たのは先週だった。ビルボードBillboard誌の記事でMicrosoftのMSN Entaertainment Business部門の新しいマーケティング担当ゼネラルマネージャーChris Stephensonが「Zuneはデジタルエンタテインメント分野の一連のハードとソフト製品の名称だ」と包括的なブランド名であることを明らかにし た。 同時にcomingzuneというちょっと奇妙な、しかしなごませるサイトが開始されたが、ここでも実質的な情報はゼロだった。
7月25日にMicrosoftのCEO、Steve Ballmerがシアトルで開かれたRetail Vision Summitで講演し、 Zuneについて次のように述べた。
これはたくさんの人々、グループや友だちの間でいろいろなエンタテインメントを共有することに関係があります。ブリティッシュオープンの中継を見てもいいし、音楽を聴いたり映画やビデオを見てもいいし、オンラインゲームに参加してもいい。コミュニティーとエンタテインメントを結びつけるために非常な努力が払われています。
7月27日にはMicrosoftのEntertainment & Devices Divisionの責任者Robbie Bachが財務アナリスト向けのプレゼンでこう述べた。
第3に私がお話する秘密というのは、ZuneはMicrosoftの広汎な戦略のなかに位置付けられているということです。ご承知のように Appleの場合、iMac事業があります。それからiPodがあり、家庭向けにMedia Centerに競合するような製品も売っているが、実のところ数はたいしたことありません。そこでわれわれのビジネスですが、Microsoftの IPTV事業は拡大を続けており、家庭向けに成長、成功するものと期待しています。われわれは世界中で1400万台のMedia Centerを売っており、さらに拡大中です。Xbox 360もすでに世界中でリリースされて成長中。これに加えてXbox Liveがあり、MSNがあり、Windows Live計画が進展しています。これらすべてをまとめるものとしてZuneがある、というのがわれわれの位置付けです。 Zuneはしめくくりです。あらゆるエンタテインメント、ネットワーク的エンタテインメントを総合するものとしたいのです。だからこそZuneは重要なのです。われわれはZuneで差別化を図っていきます。Zuneはネットワーク・エンタテインメントです。ポータブル・プレイヤーを持ってあるくようなこととは話が違うのです。Zuneはエンタテインメントの質を劇的に高めます。
そして今日(米国時間8/1)Engadgetに さらに詳しいニュースが出た。それによるとリリースは今年の11月14日、スペックには30GBの(私は60GBモデルも含まれると観測している)ハード ディスク、ボディーカラーは複数、FMチューナー他付属機能多数、3.75インチ画面(iPodビデオより50%大きい)などが含まれる。
噂では、このデバイスにはwifiがビルトインされ、さらに電話機能も含まれるかもしれないという。
これでだんだんと姿がはっきりしてきた。ZuneはどうやらiPodタイプのデバイスで、音声とビデオのあらゆ る機能を備える上にソーシャルネットワーク(MSはXBOX Liveで質の高い仕事をしている)にも対応する。 Microsoftは確かにZuneをXbox/Media Centerのコンシューマ製品路線の中に統合されるよう位置付けている。Zuneがwifi機能を備えているということは、コンピュータと独立してそれ自身でファイルをダウンロードしたりストリーミング配信に対応したり、その他のデータに直接アクセスできたりすることを意味する。
Microsoftがうまくやれるなら、これはとんでもなく魅力的な製品になる。
Zune関連の情報源としてベストのひとつはZuneウォッチ専門のブログZuneInsiderだ。Om MalikとEngadgetもZuneを詳しくカバー中。
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2006年 8月 18日 at 9:05 am