Sarah Lacy

Sarah Lacyの最新記事

  • iPodの天才工業デザイナーTony Fadellが彼の新製品“学習するサーモスタット" をデモ

    [Tonny Fadellインタビュー記事第二部]
    iPodのゴッドファーザーTony Fadellが、彼の新会社Nest Labsで、“学習するサーモスタット” を作っているという話は、今夜(米国時間10/24)の彼へのインタビューの記事の第一部にも出てきたが、それを読んだ人も、サーモスタットがどうやって美しい工業製品になれるのか、怪訝に思っただろう。そこでこの記事でお届けするインタビュー第二部では、彼を引退から蘇らせた問題の製品を、彼自身がデモするところを見ていただこう。着想から完成まで、18か月を要したそうだ。 まさ… 続きを読む

  • ソフトウェアはすべての産業と仕事を大食いしている

    ソフトウェアはすべての産業と仕事を大食いしている

    数か月前、故郷のテネシー州メンフィスで講演をしたとき、こんな質問をされた: 子どもたちに起業家精神を育むために、市は何をすべきか? 私は間髪を置かずこう答えた: すべての公立学校で、プログラミングと、アプリケーション構築の基礎を教えなさい、合わせて、国語(英語)と数学もね。すると驚いたことに私の弟…シリコンバレーに長年いたが今は中西部にいる技術者…が、異議を唱えた。”プログラミングの仕事がたくさんあればいいけど、今は全部海外へ流れてるからね”、と彼は言った。 そのとき、数年前のアメリカ経済の大パニックのことが、私の頭… 続きを読む

  • 存在しないバブル、弾ける―株価暴落はシリコンバレーにかえって朗報

    存在しないバブル、弾ける―株価暴落はシリコンバレーにかえって朗報


    バブルには2種類ある。ひとつは現実の経済的現象で、さまざまな財の価格が長期的に維持できないような水準に人為的に吊り上げられた状態を指す。これはマクロなスケールで市場に影響を与える。これに対して心理的バブルもある。この場合、実際に影響を受けるのは比較的小人数の関係者だけであるにもかかわらず、多幸症的な夢にふけっていた多くの人々が幻滅し、社会的信頼関係の広汎な破綻をもたらす。 最近の住宅バブルは明らかに経済的バブルだった。住宅価格は際限なく上がり続けるという根拠なき信念のために、何百万もの人々が家を失った。 1630年代にオランダで起きたチュ… 続きを読む

  • 直前のホテル予約サービスを提供するHotelTonight、対応都市を18に拡大してAndroid版もリリース

    直前のホテル予約サービスを提供するHotelTonight、対応都市を18に拡大してAndroid版もリリース

    Paul Carrや私の記事を見てもらえばおわかりのように、私たちはホテル業界に改革をもたらすサービスが大好きだ。とくにあらゆる人を対象とするのではない、目的を絞ったシンプルなサービスがお気に入りだ。 そのお気に入りのひとつがHotelTonightというものだ。ぎりぎりのタイミングになっても、泊まれるホテルを簡単に見つけることのできるモバイルサービスだ。このサービスをMacWorld開催直前のサンフランシスコで試してみた。結果、見事に役立ってくれた。 この非常に役立つHotelTonightのiPhone版はこれまでに60万回もダウンロー… 続きを読む

  • 今がバブルではない証拠がまた一つ: 第二四半期のVCの投資は横ばいだった

    今がバブルではない証拠がまた一つ: 第二四半期のVCの投資は横ばいだった

    【抄訳】
    Dow Jones VentureSourceが今日(米国時間7/22)、合衆国のベンチャー業界に関する本年第二四半期の数字を発表した。それを、どこも大きく報じないのには、理由がある。相当、退屈な数字だからだ。第二四半期の投資案件数は776で総額80億ドル、金額では5%減、件数では2%の減だ。1件あたり投資額のメジアンは520万ドル、前年同期の460万ドルよりはやや増だ。あくびが出そうだね。 でも、数字が平凡なことには意味がある。私などがこれまでずっと言ってきたことが、証明されるのだ: ほんの一握りのホットな企業があることを、バブルと… 続きを読む

  • Dropbox、超大型資金調達。評価額は50億ドル以上

    Dropbox、超大型資金調達。評価額は50億ドル以上

    複数の筋からの情報によると、Dropboxがついに次のベンチャーラウンドを目指して準備中らしい。しかもその規模は膨大だ。彼らは今年になって何社かの投資会社と初期交渉を行い、いくつかの有力な提案を受けて、現在投資銀行と作業中だ。Allen & Co.が候補の一つと言われているが、最終決定は一切されていないという情報もある。 真実味のあるニュースは、同社に近い複数の情報源から得た数字だ。彼らによるとDropboxの調達目標額は2億~3億ドルだという。評価額については、すでに20億ドル以上の金額を複数提示されており、最近の非公式な話合い… 続きを読む

  • サマーズ元財務長官、シリコンバレーのベンチャーキャピタルの特別顧問に就任

    サマーズ元財務長官、シリコンバレーのベンチャーキャピタルの特別顧問に就任

    Andreessen Horowitzは今日(米国時間6/29)、著名な経済学者で元アメリカ財務長官、元ハーバード大学学長のローレンス・サマーズを特別顧問として迎えたことを発表した。 サマーズの学界、政界での業績を紹介した後、マーク・アンドリーセンはサマーズは理系オタクの資格もあることを付け加えた。彼はマサチューセッツ工科大学の物理学部に16歳で入学を許されている。 続きを読む

  • 焦点は撮ったあとに(好きな位置に)合わせる–写真の概念をラジカルに変えるLytroのCEOにインタビュー

    焦点は撮ったあとに(好きな位置に)合わせる–写真の概念をラジカルに変えるLytroのCEOにインタビュー

    写真は好きだけど、iPhoneの写真共有アプリの雨後の筍ぶりにはうんざりしてる? そんなあなたも、Lytroは無視できないわね。最近のシリコンバレーは、かっこばかりで、イノベーションのイの字もないなぁ、と思っているあなたも、きっと満足するはず。今のバレーはメディアとマーケティングだけで、本物の、ガツン!と来る技術がない、と不平を言ってた人もね。 同じく、バレーの現状に飽き飽きしてた偏屈者の投資家Ben Horowitzは、ラップの歌詞を真似してこう言ったわ: “blew my brains to bits.(俺の脳みそが粉々になったぜ)… 続きを読む

  • Squareから投資家へ:評価額10億ドルは先週の話、今は20億ドル

    Squareから投資家へ:評価額10億ドルは先週の話、今は20億ドル

    Squareは未だに、5000万ドルと言われる次期ベンチャーキャピタル調達ラウンドの準備中だが、なぜそんなに時間がかかっているかについて複数の筋から情報を得た。どうやらSquareは、少々混み合ってきた「10億ドルクラブ」に入ることではもはや満足できないらしい。要はSpotifyが入会した段階で、話題のアプリなら誰でも入れるようになったということだ。 Squareは今、評価額20億ドルを狙っている。そのために一部の富裕投資家は二の足を踏んでいるが、未だに耳を傾ける向きもある。 続きを読む

  • ソーシャルB&BのAirbnb、巨額資金調達か―会社評価10億ドル?

    ソーシャルB&BのAirbnb、巨額資金調達か―会社評価10億ドル?

    われわれが複数の情報源から得たところによると、Airbnbは$100M(1億ドル)という巨額の資金調達の過程にあるという。情報源によれば、ベースとなる会社評価額はなんと$1B(10億ドル)で、ラウンドのリーダーはAndreessen Horowitz、これにDSTも加わっているとのことだ。 ソーシャルB&BサービスのAirBnBの前回の資金調達は$7.2M(720万ドル)だったからこれはたいした飛躍だ。 前回のラウンドにはSequoia Capital、Greylock、SV Angel、アシュトン・カッチャー、Youniversit… 続きを読む

  • 絶好調のAngry Birds、2億ダウンロードを記録―ファウンダーがダイナミックなビジョンを語る

    絶好調のAngry Birds、2億ダウンロードを記録―ファウンダーがダイナミックなビジョンを語る

    昨日(米国時間5/17)、私はドイツのベルリンで開催されたNext 11カンファレンスでRovioの「マイティー・イーグル」こと、Peter Vesterbackaを壇上でインタビューした。Vesterbackaは今やぬいぐるみからパーカまで含む一大Angry Birdsシリーズを作った男だ。もしかするとAngry Birdsの映画〔ヒッチコックの「鳥」の予告編、というジョーク〕までできるかもしれない。(ビデオ・インタビュー参照)。 Vesterbackaは大ニュースを発表した。App StoreでAngry Birdsのダウンロードが2億回!を超… 続きを読む

  • 今日私とお昼をご一緒しない?: 「ランチで出会い」のLetsLunchがニューヨークに進出

    今日私とお昼をご一緒しない?: 「ランチで出会い」のLetsLunchがニューヨークに進出

    LetsLunchは、誰もが気軽にネットワーキングできるサービスだが、このほど、住み慣れたシリコンバレーを出て、今日(米国時間4/27)はニューヨークでロンチした。本誌がこのサービスを初めて取り上げたのはこの記事だが、その後良質なニッチとして着実にファンを増やしたようだ。このサービスのユーザはこれまで、1000回以上のランチをスケジュールし、その全体の7割の機会に、後でそのランチの評価などを書いている。 ファウンダのSyed Shuttariが、自分の最初のビジョンに固執しているのは偉い。もっと人気のランチスポットを集めろ、とか、有名な投… 続きを読む

  • A-Fund―DCM、Tencent、GREE、KDDI、Androidアプリのスタートアップ向けファンドに1億ドル

    A-Fund―DCM、Tencent、GREE、KDDI、Androidアプリのスタートアップ向けファンドに1億ドル

    シリコンバレーでは誰もかれもiPhoneマニアだ―Appleがユーザーの位置を密かに記録していても、 それについての説明を拒んでも、AT&T版の場合は電話ができなくても、誰も気にしない。 しかしアジアその他の途上国では、Androidがモバイルの主力となると予測されている。Android携帯はいよいよ日本と中国で勢いをつけ始めた。来年中には安価なAndroid携帯の奔流が市場を襲うことになりそうだ。中国市場ではベンチャー資金が湯水のように流れていることを考えると、当然新しいAndroidアプリの大群も登場するだろう。 新興市場という… 続きを読む

  • Web 3.0はもうすでに来ている?(インタビュービデオ)

    先週は偉大なる思想家であるReid Hoffman(LinkedIn)とTim O’Reilly(オライリー)を本誌のスタジオに招いて、”Web 3.0″の定義をHoffmanに語ってもらった。それは、大量の個人データがWeb全域に解き放たれることによって起きる、怒濤のようなイノベーションの大波だ。インタビューの前半では、企業がこの波に乗ることによっておそろしいことが起きないかという話、そして後半では、それらのデータが生活と人生をより良くしてくれる未来的でエキサイティングな可能性について語った。 その続きで… 続きを読む

  • 愛すればこそ―Twitterの将来がどうも心配だ

    愛すればこそ―Twitterの将来がどうも心配だ

    この記事を書くのは気がすすまなかった。何週間も書こうとしてはためらった。「Twitterには問題がある」なんて記事、誰も書きたくはないだろう。友だちの犬をいじめるような気がする。 しかしTwitterという会社の運営にはやはり問題があるという確信は否応なく深まってきた。今日、Jessi Hempelがこの問題について書いたFortuneの特集記事が発表された。この記事に多くの点で賛成だ。過去数ヶ月、私の耳に入ってきた情報を合わせて、以下で少し詳しく検討してみたい。 1. 3年もたたないうちにCEOが3度も変わるのは良い兆候ではない。Jack D… 続きを読む

  • さらば、Digg

    さらば、Digg

    シリコンバレーのスタートアップは年老いた将軍に似ている。もはや死ぬことはなく、尽きることのないベンチャー資金とそこそこの収入という救命ボートに乗って浮かび続ける。次第に消えゆき、最後にはかつて彼らが持っていた希望の影ともいえる資産を目当てに買収される。Diggがその道をたどり始めていることは明白だ。 まだ会社は死んでいないが、ここしばらくの間影は薄く、その魂はすでに去っている。もはや会社はどうなっておかしくない。とどめは・・・ファウンダーのKevin Rose ― Diggにとって長年偉大な資産だった ― が去りつつあることだ。 続きを読む

  • 起業家のみなさん、残念ながらあなたは「例外」ではない。たぶん「標準」だ

    起業家のみなさん、残念ながらあなたは「例外」ではない。たぶん「標準」だ

    過去2年間毎月平均30時間は機上にいるので、ふだんはあまり見ないのだが映画を ― 大ていは睡眠薬で半錯乱状態で ― たくさん見ている。その一つはスターが勢揃いしたラブ・コメディー『そんな彼なら捨てちゃえば』だった。注意:この映画はオスカーには今夜も今後も登場しないし、それは残酷な見落しがあったからではない。しかし、普通の映画としては十分よくできている。 殆どのTechCrunch読者は、男としてこれを見るのも、見たと認めるのもイヤだろうから、私が映画のあらすじを紹介することにする。人生の大部分がそうであるように、最も単純な説明は、大ていが正しい… 続きを読む

  • Facebookの共同ファウンダー、ダスティン・モスコヴィッツ、Asanaを披露―強力な企業向けコラボ・ツール

    Facebookの共同ファウンダー、ダスティン・モスコヴィッツ、Asanaを披露―強力な企業向けコラボ・ツール

    2年前にDustin Moskovitzが部下のJustin Rosensteinと共にFacebookを去って新しい会社を作ると発表したとき、シリコンバレーでは、「連中、MarkZuckerbergと喧嘩したのか? それとも頭がどうかしたのか?」と思う人間が多かった。Facebookこそ最高にエキサイティングな場所ではないか? MoskovitzはもちろんZuckerbergの大学の寮のルームメイトであり、Facebookの共同ファウンダーだ。アーロン・ソーキン版のFacebookの歴史〔映画『ソーシャル・ネットワーク』〕によれば、半分裸… 続きを読む

  • リアル書店の脅威、Amazonは出版社をも脅かす?

    リアル書店の脅威、Amazonは出版社をも脅かす?

    もちろんAmazonは小規模な書店を意図して潰しにかかったわけではない。単にAmazonは大勢のユーザーに便利なサービスを提供しただけだ。現在Amazonはあれこれの「小さな機能」をサービスに追加しつつある。こうしたサービスは全体としてみると著作者にとっての伝統的な出版社の役割を次第に小さくする方向に働くように思える。 こうした事態に一番ショックを受けているのは他ならぬ私自身だ。なるほど私はニュース記事やビデオに関しては、はっきりニューメディアに転向した。しかし私は電子書籍による自費出版は多くの著者―少なくとも大量の読者を獲得しようとい… 続きを読む

  • Twitterへ:今や「人気」だけなら誰でも手に入る

    Twitterへ:今や「人気」だけなら誰でも手に入る

    休みが明け、サンフランシスコに戻る飛行機で機内誌を読んで暇をつぶしていると、Twitterのファウンダー、Evan Williamsの似顔絵と共にこの人気サイトに関する一般乗客用Q&A記事が目に飛び込んできた。 インタビューの最初は、Williamsがブロギングを発明した人物であるという聞いたこともない無駄話(「Blogger」を発明したという意味だったか?)。しかし肝心だったのは、Q&Aの終りにビジネスモデルに関するさまざまな懸念についてWilliamsが言った答えだ。「インターネットに限らず、人気がありすぎて死んだ… 続きを読む

  • ビデオストリーミングの将来性について–なぜTimeWarnerのCEOは間違っているのか

    ビデオストリーミングの将来性について–なぜTimeWarnerのCEOは間違っているのか

    “それはまるで、アルバニアの軍隊が世界を制覇するかという質問と同じだね。それは、ありえないだろ。” TimeWarnerのCEO Jeff BewkesがNetflixを否定したときの傲慢な言葉は、今でもテク界隈のあちこちに反響していて、休日のパーティーの話題になったり、井戸端ならぬ”ウォータークーラー端”会議でジョークのネタになっている(私がよく行くおたくっぽいパーティーほどそうだ)。 彼の言うNetflixとはあのNetflix、ブロードバンドによるインターネットのピークトラフィックの20%… 続きを読む

  • なぜヨーロッパからビッグなWeb企業が登場しないのか?なぜSptifyはアメリカ進出を拒否するのか?

    なぜヨーロッパからビッグなWeb企業が登場しないのか?なぜSptifyはアメリカ進出を拒否するのか?

    ヨーロッパからビッグなWeb企業があまり出てこないのはなぜか? ヨーロッパの投資家Klaus Hommelsによればそれは、われわれが通常よく聞かされる、スタートアップにとって厳しすぎる労働法や、企業/起業リスクを避けようとする文化のせいではない。本当の理由は、欧州連合(European Union, EU)が、”一つのヨーロッパ”という宣伝とは裏腹に、あまりにも細かく分断化している市場だからだ。Hommelsは下のビデオでそのことを説明しているが、自分が、読者から怒りのメールを浴びるもう一人のドイツ人になることは、… 続きを読む

  • もう一人のFacebook創立者サベリン、ザッカーバーグを出し抜きインドネシアを訪問

    もう一人のFacebook創立者サベリン、ザッカーバーグを出し抜きインドネシアを訪問


    誰か私に「Eduardo Saverinはどこ?」ロゴを作ってくれないだろうか。彼がシンガポールでFacebookのゲームに投資をし、ペントハウスに身を潜めていることを書いた私の記事に続き、Saverinがスタートアップ何社かと会いにインドネシアに飛んだというニュースが入った。 左の写真はSaverinとGantiBajuのAria Rajasaで、GantiBajuというのは私がここに書いたように先月ジャカルタでSparkxUp賞を受賞した会社だ。「これは秘密のはずだったが、彼の写っている写真を胸の中にしまっておくのが難しい人もいるようだ… 続きを読む

  • OracleのLarry Ellisonの伝聞: “客にウソをつかなきゃ成功しないよ”

    OracleのLarry Ellisonの伝聞: “客にウソをつかなきゃ成功しないよ”

    Mark Pincusが儲けるためなら何でもやると言うよりもずっと前に、OracleのLarry Ellisonという一枚上手がいた。いつも元気もりもりで、おかしくって、女好きのプレイボーイで、競争心旺盛なEllisonのような人物を、合衆国のテク業界はもう二度と生み出すことはないだろう。BloombergのGame Changersシリーズが、明日(米国時間12/2)の午後6時(太平洋時間)からEllison特集をBloomberg TVで放送する。私の好きな眉毛のない大物の愉快なパロディらしいから、今TiVoに番組予約をした。 放送前に台本… 続きを読む

  • Amazonは今すぐKindleにページ番号を導入すべきだ

    Amazonは今すぐKindleにページ番号を導入すべきだ

    私は最初にKindleを手にしたとき大喜びした。私は本を書くのが好きだし、読者がもっと本を買ったり読んだりしてくれる助けになるようなものならなんでも好きだ。電子化による単価の低下で印税が多少減ってもそのくらいは我慢する。 しかしKindleにページ番号が振られてないというのはどうしても理解できない。なぜAmazonはページ番号のようなもっとも基本的な要素を無くしてしまうという暴挙に出たのか? ページ番号がないとどういうふうに不都合なのか説明しよう。ページ番号がないと出典の注がつけられない。これは特にアカデミズム市場では問題だ。 多くの読者… 続きを読む

  • WITN:Wikileaksは民主主義の敵か、厳然たる事実か、その両方か

    WITN:Wikileaksは民主主義の敵か、厳然たる事実か、その両方か

    今メディアに石を投げれば、Wikileaksに関する記事に当てない方が難しい。その石投げをもっと易しくするべく、今週の「Why Is This News」(WITN)のテーマは、「Wikileaks」―民主主議の敵か、それとも厳然たる事実か、、、その両方なのか? 続きを読む

  • Twitterファウンダー、Evan Williamsはプライバシーの達人

    Twitterファウンダー、Evan Williamsはプライバシーの達人

    これは、何百万人というTwitterユーザーが誰をフォローし、何をリツイートしているかということでも、DMの奥深い聖所のプライバシーの話でもない。私が言いたいのはEvan Williamsのプライバシーについて ― Web 2.0時代の最も成功した起業家の一人でありながら、Gawkerのカメラマンが家に来たこともなければ、彼に関する不快な映画が作られたこともなく、彼について書かれたヒット作品がたくさんあるわけでもない。 これまてWilliamsが遭遇した中で、最もスキャンダルやプライバシー侵害に近かったのが、ハックされた彼のメールをTechCr… 続きを読む

  • スーパーエンジェルたちの愚かさの中で初期段階投資向けのファンドは減少気味

    スーパーエンジェルたちの愚かさの中で初期段階投資向けのファンドは減少気味

    スタートアップの初期段階に投資するベンチャーキャピタルたち(early stage VCs)と、いわゆる”スーパーエンジェル”たちとをめぐる舌戦や、両者のあいだにある楽屋裏の緊張関係は、投資案件を奪い合う競争を表しているのだろうか? しかしそれは、資金を奪い合う競争でもあるはずだ。今年の9月までの9か月で、およそ100社のベンチャーキャピタルのファンドが$9.2B(92億ドル)を確保したが、初期段階(early stage)向けのファンドへの投資は下降気味だ。Dow Jonesが今日(米国時間10/7)発表した数字は、… 続きを読む

  • アメリカの公立学校の惨状ドキュメンタリー映画–シリコンバレーの賛助や出資で完成

    アメリカの公立学校の惨状ドキュメンタリー映画–シリコンバレーの賛助や出資で完成

    映画”Waiting for Superman“のことが報道されるのは、私のこの記事と今日(米国時間9/20)のOprahの番組が初めてだと思うが、それが最後でないことは確かだ。怒れる親たちやチャーター・スクール、教育改革論者、それに豊富な資金を抱えるお金持ちたちも、必ずこの映画について語り始めるだろう。 でも、アメリカの公教育の現状を記録したこの映画が今後話題になるもう一つの理由は、それが非常に優れたドキュメンタリー映画だからだ。 世界でもっとも豊かな国…どの大統領も教育を”良くする(fix)”… 続きを読む

  • 夏期ダボス会議レポート:脳に刺激を与えてインターネット経由の「現実的ふれあい」を実現する研究プレゼンテーション

    夏期ダボス会議レポート:脳に刺激を与えてインターネット経由の「現実的ふれあい」を実現する研究プレゼンテーション

    夏期ダボス会議(Summer Davos)では、経済についてのハイレベルな議論がかわされる横で、マッドサイエンティスト風の奇抜な発明についても発表が行われている。そのひとつが日本の慶応義塾大学およびNational University of Singaporeで教授を務めるAdrian D. Cheokによるものだ。発表内容だけでなく、彼の笑い声は甲高く、まさにマッドサイエンティストという印象を受ける。 彼の開発したのは、電気的刺激を制御して脳に特定の感覚を感じさせるという拡張現実技術だ。たとえば電子ロリポップキャンディーを、好みのワイン味にした… 続きを読む