宇宙

  • ソニーα7S IIが国際宇宙ステーションからとらえた4K動画が圧巻

    ソニーα7S IIが国際宇宙ステーションからとらえた4K動画が圧巻

    ソニーのフルフレーム・ミラーレスカメラ群は素晴らしい出来で、世界中のフォトグラファーやビデオグラファーを魅了している。しかし、α7S IIはついに地球を飛び出し、国際宇宙ステーションから美しい4K動画をとらえるまでになった。 この記事に掲載されている動画は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した宇宙実験棟『きぼう』に取り付けられたα7S IIによって撮影されたものだ。JAXAは同製品が、真空状態や放射線、極端な温度変化(太陽が当たるかどうかで200度以上の温度差がある)といった環境に十分耐えうると判断し、利用に踏み切った。 続きを読む

  • SpaceXは来年中に24時間以内のロケット再利用を目指す

    SpaceXは来年中に24時間以内のロケット再利用を目指す

    国際宇宙ステーションに関する関するカンファレンスでイーロン・マスクはSpaceXのロケット再利用計画について語り、いくつかの詳細が明らかになった。SpaceXでは来年中にFacon 9を回収後、24時間以内に再打上げすることができるようにする計画だ。マスクによればSpaceXは「これを実現するための技術的な筋道を付けている」という。 続きを読む

  • 「火星は思ったより住みにくい」――土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅

    「火星は思ったより住みにくい」――土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅

    NASAやESAその他宇宙機関が火星を目指す計画を立て、2015年には火星に水が存在する可能性が高まったことから、最近では火星移住計画も荒唐無稽な話ではないという感覚になりつつあります。ところが、最新のScientific Reportsに掲載された論文では、火星に土壌成分には細菌レベルでも生命が存在できないほどの毒性があると報告されました。 続きを読む

  • これがジェフ・ベゾスの次世代ロケットだ―Blue Origin、New GlennのCGビデオ公開

    これがジェフ・ベゾスの次世代ロケットだ―Blue Origin、New GlennのCGビデオ公開

    ジェフ・ベゾスの宇宙企業、Blue Originは次世代大型ロケット、New Glennを開発中だ。Blue Originはさきほどビデオを公開し、このスーパーロケットがどのように打ち上げられるかを紹介するCGビデオを公開した。ネタバレになってしまうが、これはSpaceXのFalcon 9に非常によく似ている。 続きを読む

  • SpaceXのISS補給船がドッキングに失敗―金曜に再挑戦

    SpaceXのISS補給船がドッキングに失敗―金曜に再挑戦

    今日の明け方(米国時間2/22)、GPSに問題が起きてSpaceXのDragon補給船はISS〔国際宇宙ステーション〕とのドッキングに失敗した。補給船はISSから800メートル程度の距離まで接近していたが、ドッキングは中止された。NASAによればDragon補給船、ISSおよび乗員の安全に問題は生じていないという。 続きを読む

  • ボーイング、3Dプリントで衛星の小型化、製造の効率化へ

    ボーイング、3Dプリントで衛星の小型化、製造の効率化へ

    宇宙航空産業のボーイングは衛星の小型化、組立工程の省力化を進めようとしている。Wall Street Journalの記事によれば、ボーイングは衛星を運用可能にするまでの複雑な手順の多くをオートメーション化して製造を効率化するという。 続きを読む

  • 衛星インターネットのOneWebがソフトバンクなどから12億ドルを調達

    衛星インターネットのOneWebがソフトバンクなどから12億ドルを調達

    衛星を利用したインターネットをめぐる闘いが激しさを増している。Teslaが何千もの衛星を利用したインターネットサービスを開始するための許可を米国政府に求めたと報じられてから約1週間後、そのライバルのOneWebが新たに12億ドルを調達したことを発表した。同社は2019年までにサービス開始を目指す。 今後数年間のうちに衛星インターネットを利用できる人は限られているだろうが、すでにこの分野には多額の資金が流れ込んでいる。OneWebはこれまでに、Airbus、Qualcomm、Virgin、Boeing、Coca Colaなどから5億ドルを調… 続きを読む

  • 追悼ジョン・グレン

    追悼ジョン・グレン

    1962年2月20日、ジョン・グレンは問題を抱えていた。 地球周回軌道を飛行した最初のアメリカ人であるグレンは、その時フレンドシップ7のカプセルの中にいた。ミッションコントロールは、彼にカプセルの手動制御を引き継がせた。その間に自動システムが故障し、彼にはそれまでに人類が作成した最も複雑な成果物の1つを完全に制御する使命が残された。宇宙空間でただ1人、うっかりすれば地球から彼を弾き飛ばしてしまうか、あるいはその厚い大気の中に転落させかねない乗り物の舵を握っていたのだ。 続きを読む

  • インフォステラが6000万円を調達、人工衛星との通信手段を「クラウド化」で低コストに

    インフォステラが6000万円を調達、人工衛星との通信手段を「クラウド化」で低コストに

    人工衛星向けアンテナシェアリングサービスを手がけるスタートアップであるインフォステラがシードラウンドで6000万円の資金を調達した。フリークアウト、500 Startups Japan、エンジェル投資家の千葉功太郎氏に対して第三者割当増資を実施する。 同社のビジネスモデルは、人工衛星のための通信リソースを効率よくシェアすることでコストを下げ、使い勝手を高めるというものだ。いわば衛星通信インフラのクラウド化だ。同社は「宇宙通信分野のAWS(Amazon Web Services)になりたい」(取締役COOの石亀一郎氏)と話している。 打ち上げられる… 続きを読む

  • ベゾスのBlue Origin、ロケットからの乗員脱出テストに成功―ブースターも5回目の垂直着陸

    ベゾスのBlue Origin、ロケットからの乗員脱出テストに成功―ブースターも5回目の垂直着陸

    今日(米国時間10/5)のBlue Originの飛行テストは成功したと同時に非常にユニークなものになった。今回ジェフ・ベゾスの宇宙企業では乗員安全確保システム(打ち上げ時にロケットに異常があった場合、乗員を安全に退避させる)を実験し、乗員カプセルは正常に回収された。この際、New Shepardロケット自体も(予定外だったが)安全な垂直着陸に成功した。Blue Originではこのテストで打ち上げロケット本体を無事に回収できる可能性は低いとみており、事前にそのことを強調していた。 続きを読む

  • 民間企業の宇宙レース激化―ボーイングCEOが「SpaceXより先に火星に着く」と宣言

    民間企業の宇宙レース激化―ボーイングCEOが「SpaceXより先に火星に着く」と宣言

    競争は進歩の源だ。ボーイングのCEO、Dennis Muilenburgが人間を火星に送り込むレースでSpaceXに勝つことを宣言したのは素晴らしい。 Bloombergによれば、Muilenburgば火曜日、シカゴで開催されたカンファレンスで「火星に足を踏み入れる最初の人類はボーイングのロケットを使うことは間違いないと確信している」と語った。 続きを読む

  • SpaceX、スカパーJSAT放送衛星打上とブースターロケットの洋上回収に再び成功

    SpaceX、スカパーJSAT放送衛星打上とブースターロケットの洋上回収に再び成功

    今日(米国時間8/14)、東部時間1:26am、SpaceXはケープカナベラルからFalcon 9ロケットを打ち上げ、第一段ロケットを海上を航行するドローン艀に着陸させることに成功した。さらに重要なことだが、SpaceXは今回の打ち上げの本来の任務であるJCSAT-16衛星を静止トランスファ軌道(Geostationary Transfer Orbit=GTO)に乗せることにも成功している。 続きを読む

  • 打ち上げから5年、Junoが木星の周回軌道に到達

    打ち上げから5年、Junoが木星の周回軌道に到達

    太陽系を5年間旅したのちに、Junoがついに最終目的地までたどり着いた。Junoは現在、時速約25万キロの速度で木星の軌道上を飛行中だ。 11億3000万ドルもの資金が投じられたこのプロジェクトにおいて最も過酷ともいえるミッションが、本日の東部標準時23時18分(日本時間で7月5日12時18分)に開始した。Junoが木星の軌道に突入する瞬間だ。Junoの機体を木星の軌道にのせるために(そして、惑星を通過してしまう、あるいは惑星に衝突してしまうことを避けるために)、メインエンジンを35分間逆噴射する必要があった。 続きを読む

  • 宇宙観光、大きく近づく―ジェフ・ベゾスのBlue Origin、同一機体の打上げ・回収に4回連続成功

    宇宙観光、大きく近づく―ジェフ・ベゾスのBlue Origin、同一機体の打上げ・回収に4回連続成功

    Blue OriginはNew Shepardブースターと乗員カプセルの宇宙への打ち上げと安全な回収に成功した。用いられた機材は過去3回軌道飛行に成功しており、これで4回目の宇宙旅行となった。ジェフ・ベゾスのBlue Originは世界で最初に宇宙観光旅行を提供する民間企業となるという目標に向けて大きく前進した。 続きを読む

  • 研究用民間ロケットに搭載されたGoProビデオの青い地球が美しい

    研究用民間ロケットに搭載されたGoProビデオの青い地球が美しい

    今日(米国時間5/4)、GoProは弾道飛行するロケットに取り付けたカメラで撮影した地球のビデオを公開した。青い地球が驚くほど美しい。到達高度39万6405フィート〔120km〕、最大速度はマッハ5.5だった。現実とは思われないほど鮮明なビデオを下に貼った。 続きを読む

  • SpaceXのFalcon 9ロケット、洋上のドローン艀への軟着陸についに成功

    SpaceXのFalcon 9ロケット、洋上のドローン艀への軟着陸についに成功

    昨夜、東部標準時午後4時43分、イーロン・マスクの宇宙企業、SpaceXは(ISS(国際宇宙ステーション)への補給物資を搭載した衛星を無事に打ち上げた。同時にSpace Xはこの打ち上げで使用されたロケット・ブースターを洋上を自律航行するドローン艀に垂直に軟着陸させることについに成功した。 SpaceXはこれ以前に4回、ドローン艀への使用済みブースターの垂直着陸を試みているが、すべて失敗に終わっていた。Space Xは昨年12月にブースターの垂直着陸を成功させているが、この時は洋上の艀ではなく、Falcon 9を打ち上げたずっと安定した地上基… 続きを読む

  • SpaceXが国際宇宙ステーション向けにBigelow社のゴムボート式居住区を打ち上げる

    SpaceXが国際宇宙ステーション向けにBigelow社のゴムボート式居住区を打ち上げる

    国際宇宙ステーション(ISS)への次回の物資補給に際して、SpaceXはBigelow Aerospaceが製作した膨張式の居住区を打ち上げる計画だ。4月8日に予定されているFalcon 9ロケットには「ビゲロー拡張式活動モジュール(Bigelow Expandable Activity Module, BEAM)が折り畳んだ状態で搭載される。宇宙ステーションの適切なノードに固定され、空気によって膨らませることができれば、ISSに新しい居住区が追加されることになる。 続きを読む

  • アインシュタインが予言した重力波、米中心のLIGOチームが史上初めて観測に成功

    アインシュタインが予言した重力波、米中心のLIGOチームが史上初めて観測に成功

    今日(米国時間2/11)、科学者チームが史上初めて重力波の観測に成功したと発表した。 重力波は宇宙の時空に遍在する「さざ波」のようなものだ。驚くべきなのは、100年前にアルバート・アインシュタインが重力波の存在を予言していたにもかかわらず、現在まで誰もその探知に成功できなかった点だ。 発見の報を伝えたのはアメリカに本拠を置く国際研究チーム、 レーザー干渉計重力波天文台(Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory)(LIGO)で、この施設の設置目的は重力波の直接観測にあった。LIGOの科学者… 続きを読む

  • NASAの有人火星探査計画、一歩進む―スーパー・グッピーがOrion探査機を空輸

    NASAの有人火星探査計画、一歩進む―スーパー・グッピーがOrion探査機を空輸

    昨日(米国時間2/2)、人間を火星に往復させるプロジェクトのためにNASAが開発中の宇宙探査機、Orionが組み立てを終わり、テストのためにケネディー宇宙センターに到着した。驚くべき点は、到着のつい数時間前までこの巨大な宇宙船はニューオーリンズにあるNASAのミックハウド組み立て施設内あったことだ Orion宇宙船をルイジアナ州ニューオーリンズからフロリダ州ケープカナベラルまで運ぶためにNASAは所有するスーパー・グッピーを使った。 スーパー・グッピー輸送機の貨物室は高さと幅が25フィート〔7.6m〕、長さが111フィート〔33.8m〕あ… 続きを読む

  • NASA、オポチュニティの誕生日を祝う―火星探査機は12年目を迎えてなお稼働中

    NASA、オポチュニティの誕生日を祝う―火星探査機は12年目を迎えてなお稼働中

    今週、NASAは探査機オポチュニティの火星上での12年目を祝うことになる。驚くべき点は、このマーズ・ローバー探査機は火星の地表で90日だけもつように設計されていたという点だ。 誰一人予期できなかっが、火星の地表の気象が探査機の活動に驚くほど好都合だった。また運営チームが創造性を発揮してソフトウェアにいくつもの改良を加えたことなどにより、NASAは現在もオポチュニティを活動させ、映像を受け取っている。 地球から6ヶ月半の長い旅を経て、オポチュニティは火星大気に突入し、パラシュートを展開、ロケットの逆噴射と底部のエアバッグを併用して地表に安全… 続きを読む

  • ジェフ・ベゾスの宇宙ロケット、Blue Origin、再度の打ち上げ・地上回収に成功

    ジェフ・ベゾスの宇宙ロケット、Blue Origin、再度の打ち上げ・地上回収に成功

    昨日(米国時間1/22)、ジェフ・ベゾスが創立したBlue Originは何の予告もなくいきなりNew Shepherdロケットを打ち上げた。ロケットは宇宙を準軌道飛行した後、無事に地上に着陸することに成功した。この種のミッションに成功したのはBlue Originが史上初で、ジェフ・ベゾスはまたも歴史の1ページを書いたことになる。今回の飛行が特筆すべきなのは、打ち上げられたのが昨年11月に宇宙飛行したその同じロケットだという点だ。 続きを読む

  • NASA、衝突すれば破壊的影響を与える地球近傍天体のモニターを正式に開始

    NASA、衝突すれば破壊的影響を与える地球近傍天体のモニターを正式に開始

    先週、NASAは惑星防衛調整局(PDCO=Planetary Defense Coordination Office)と呼ばれる新組織を発足させたことを発表した。PDCOはもし地球に衝突すれば大災害をもたらすような地球近傍天体(NEO)を発見、追跡することを目的とする。必要があれば公衆に注意を促し、そうした天体との衝突を防止する方策を研究することも任務に含まれる。 太陽系のほとんどどの小惑星や彗星はごく小さく、その大部分は火星と木星の間の小惑星帯に集中しており、軌道は地球から遠く離れている。しかし中には地球に被害を与えるほど大きく、しかも地球… 続きを読む