
この週末私は、2006年にスタートし、先月閉鎖されたビデオ・アノテーションとディープタギング・サービスの会社Click.tvを、Ciscoが買収したかもしれない、という興味津々の噂を耳にした。
Click.tvが先月閉鎖したとき、ユーザーへの電子メールには「今回の閉鎖は残念ですが、その裏にじつは非常に嬉しい事情があります。皆さんはまもなく、Click.tvのテクノロジーが、“もっと”大きな、すごいことをやっているのをご覧になることでしょう。」確かにこれは、完全な再スタートか買収かのどちらかを意味する。
それはCiscoだろうか? おそらくその通り。Ciscoは、 Five Across、TribeおよびWebExを買収するなど、Webスペースで何かと面白い動きをしている。 Five AcrossとTribeは、どちらもソーシャルネットワーキング関係だ。Click.tvがこれらのプランにフィットするかどうかは定かではない。そこで、いまのところありうる話としておいて、さらに別の情報源を探ってみることにする。
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ビデオのディープタギングサービス、Click.TVは今日(米国時間6/7)、ビデオサービスを終了し、これまでClick.TVに掲載されていたビデオをすべて引き上げることを通知するメールを全ユーザーに送った。以前Click.TVのことは取り上げているほか、他のディープタギングのスタートアップについても書いてきた。Click.TVによると、閉鎖の背景には将来に向けての大きな計画があるという。TechCrunchでは、Click.TVをとりあえずデッドプールに送り、今後の計画を聞くべく同社とコンタクトしている。以下のメールに「まもなくみなさまには、Click.TVの技術による、はるかに大規模ですばらしいものを見ていただくことになるでしょう」と書いているので、Click TV物語はまだ完結していないようだ。
メールの全文を以下に掲載した。
Click.TVユーザーのみなさまへ、
6月8日を持ちまして、Click.TV Playerを終了いたします。Click TV Player
を使用してウェブに埋め込まれているビデオは再生されなくなります。引き
続きウェブページでビデオを表示する場合は、別のビデオプレーヤーを
お使いください。
サービスを終了するのは大変残念ではありますが、今回閉鎖するにいたった理由には
実際はワクワクしています。まもなくみなさまには、Click.TVの技術による、はるかに
大規模ですばらしいものを見ていただくことになるでしょう。
最後に、これまでClick TVを愛顧いただいたことを感謝いたします。お客様
と、お客様のビデオは私共にとってかけがえのない大切なものです。
– Mike Lanza
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リッチメディアサービス(ポッドキャスティング、ビデオキャスティング、YouTube現象、その他)の人気が高まるにつれて検索エンジンと検索エンジンを利用してコンテンツを探そうとするユーザーは次第に問題を抱えることになった。問題というのは、従来の検索エンジンのやり方でマルチメディアコンテンツをインデクシングしようとする場合であり―要するにこういうコンテンツはインデクシングが難しいのだ。
いくつかのスタートアップ(たとえばPodzingerなど)はポッドキャストやビデオ動画から音声内容を文字に起こして検索エンジンがインデクシング可能とする手法に特化したサービスを提供している。
多くのユーザーは音声、写真、ビデオのコンテンツにタグづけしている。YouTube、Flickrその他ではユーザーはタグをつけることができる。(Googleの人力で写真にタグをつけようとする試みも参照)。タグづけがされていれば検索エンジンだけでなくもちろん人間にとってもコンテンツの内容を把握するのに役に立つ。しかしコンテンツの最上位[コンテンツ全体]に付与されたタグは、たとえそれが存在しても、コンテンツの細かい内容を全体をすべて表現することができない。それでたくさんの内容が索引づけから漏れることになる。
リッチコンテンツのメタデータ (タグその他、内容を表すデータ)を検索する方法は今やビッグビジネスになりつつある。Truveoは2005年に設立されたビデオ検索のスタートアップだが、その後AOLに少なくとも $50M (5000万ドル)で買収された。問題解決への一歩ではあったが、依然として完璧というにはほど遠い。 まだサービス開始には至っていないが、CastTVというスタートアップの場合、リッチメディア検索をもう少し先まで進めたものとして興味深い (このサービスについてはおって詳しく紹介する予定)。しかしこれらの新しい検索技術の企業のサービスをもってしても音声やビデオファイルの中身をすべてインデクシングすることはできないし、ましてファイル中で特定の内容が表現されている位置へ直接飛ぶことは不可能だ。
そういった理由で私はディープタグという手法が気に入っている。これは人手を要する作業だが、多くのパブリッシャーにとってそれだけの価値がある作業だ。ファイル全体にタグをつけるのではなく、デープタグはファイルの各部分にそれぞれタグをつける。ディープタグをクリックすると、ユーザーは直接その部分に飛ぶことができる。
われわれはこの分野でMotionBox、JumpCut (先週Yahooに買収された)、Click.tvなどいくつかのサービスを紹介してきた。
Veotagもやはりこの分野のサービスだ。 (まだTechcrunchでは記事として紹介してこなかったが、読者のコメントでは何度か言及されている)。今日、私はVeotagのマーケティング担当VP、Howard Seibel からメールをもらった。彼はこのページを紹介してくれた。これはOm Malik と Robert Scoble と私が先週行った座談会のポッドキャストにディープタグを追加した版で、オリジナルよりずっと良い。 リスナーはタグを利用して番組の特定の部分に直接飛ぶことができる。
特に私が気に入ったのは、このVeotagを利用したプレイヤーをTalkcrunchサイトの中にエンベッドすることができる点だ。ポッドキャストのリスナーは(現在は簡単なFlashプレイヤーを置いてあるが)ディープタグを使うことができる。われわれの信頼すべきアナリストNick Gonzalez にVeotagをTalkCrunchに組み込むよう頼んであるから、近いうちに実現するはずだ。なお、これ以外にもディープタグに取り組んでいるスタートアップの情報をご存知だったらぜひ知らせていただきたい。
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