Cnet
by Erick Schonfeld on 2009年3月12日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

巨大メディアとインターネットのロマンスは、市場と共に浮き沈みする。ウェブベンチャーに金が注ぎ込まれているのを見ると、同じことをしなければならないという脅迫にかられる。大ていはベンチャー部門にすぎない社内のデジタル部門を強化し、一獲千金を夢見た。今のような不況になると、彼らの注意は別のところへと揺れ動く。イノベーションを安く手に入れられるまさにその時に。

「M&Aは終った」、ある巨大メディア企業のデジタルメディアの長が私にそう語った。事業やテクノロジーの隙間を埋めるターゲットのはっきりした買収のいくつかを除いて、「何かを買おうとすれば間抜けに見える。価格はまだ下がり続けているならなおさら。」とも。

そしてたしかに価格は大きく下がった。例えば、CBS全体の時価総額は現在わずか$2.5B(25億ドル)だが、これは、同社のデジタル部門であるCBS Interactiveが過去2年間にCnet($1.8B[18億ドル])とLast.fm($280M[2億8000万ドル])現金で払った$2.1B(21億ドル)とあまり変わらないのだ(ほかにも小規模な買収をいくつも行っている)。2008年12月31日現在、CBSのバランスシートには、わずか$419M(4億1900万ドル)しか現金がない。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Webの上位100サイトの中で、2008年にもっとも成長したのはどこだろう? 今準備中で明日(米国時間1/29)発表されるThe comScore 2008 Digital Year In Review(ユーザ登録はここ)で、comScoreは2008年における前年比成長率の高かった上位20社を挙げている。選ばれたのは、上位100の大きなサイトからだ。それが上のグラフだが、何の成長率かというとユニークビジター数だ(なお、上位10の大きなサイトのうち、eBayだけが2007年より減少している)。

成長が大きい原因のほとんどは買収だ(CBSはCnetを取得し、Everyday HealthはRevolution HealthとDrugstore.comを買収、JPMorgan Chaseは近くWashington Mutualを買収する)。また、Break MediaやGlam Mediaのようにトラフィックの相互乗り入れや業務提携による成長もある。

by Erick Schonfeld on 2009年1月9日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

メディアの将来はやはりデジタル化だという新たな証拠が(そんな証拠がまだ必要だとして)現れた。今朝(米国時間1/8)、ブティック投資銀行のJordan, Edmiston Groupが発表したレポートによると、向こう数年における出版および広告業界の売り上げの増加の88%は4つの分野に集中しているという。その4分野とは、データベースと情報処理、B2Bオンライン・メディア、消費者向けオンライン・メディア、双方向マーケティング・サービスだ。つまり、成長の大分部はウェブから来るということだ。これに対して2001年から2007年にかけては、これらの分野の成長の寄与率は33%に過ぎなかった。残りの67%は雑誌や新聞といった伝統的な出版ビジネス(すなわち、印刷メディアだ。このレポートはテレビ、ラジオ、屋外広告は対象としていない)。

一方、出版ビジネスにおいてどこに成長の余地があるか予測するには、それぞれの分野におけるM&Aで企業価値がどう評価されたかを見ればよい。昨年、消費者向けオンランメディア企業は、平均して、年間売り上げの4.1倍、EBITDA〔税引前利益に、特別損益、支払利息、および減価償却費を加算した値〕の21.3倍で買収されている。

by Erick Schonfeld on 2008年12月12日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

木曜日、CBS Interactiveを構成している各部門―CNET、CBS.com、CBSNews.com、CBSSports.com、BNET、GameSpot、TV.com、last.fm、CHOW―でピンクの用紙〔解雇通知〕が舞った。われわれレポーターの取材に対し、CBSは全社でレイオフがあったことを認めたが、解雇された人数が正確に何人だったかについては言明を避けた。そこでわれわれは断片的な情報を継ぎあわせて推測するしかない。これまでにLast.fmで20人、CBSNews.comで記者が8人、レイオフされているという。CBSSports.comでもやはりレイオフが行われた。

しかし、最大の人数を抱えるCnetで、正確に何人がレイオフされたのか? CBSはやはり何といっても本質的には報道機関のはずだが、お膝元のCBS Interactiveで何人がレイオフされたのか公表しようとしない。この記事の執筆時点で、Cnetは木曜日にレイオフがあった事実させ伝えていないCBSNews.comも知らぬふりだ。両組織とも通知のメモを受け取っているはずなのだが。(CBS InteractiveのCEO Quincy Smithからのリストラに関するメモ。下に掲載〔英文〕)

合併の影響現れる―CBS InteractiveとCnet、新デザインをテスト中
by Erick Schonfeld on 2008年8月10日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CBSがCnetの買収手続きを完了して約1ヶ月になるが、どうやらこの合併の影響が現れ始めたようだ。一部のユーザー向けにCBS Interactiveがテスト中の新しいロゴと、Cnetがテスト中の新しいウェブサイトのデザインを入手できた。このデザインを見る限り、買収した側と買収された側の企業文化は歩み寄りの方向に向かっているようだ。CBS Interactiveはこれまで黒とブルーの企業カラーのロゴを捨て、もっと親しみやすいオレンジと白のロゴを採用した。(左に示したバージョンが最終版になるかどうかはまだ分らないが)。

同時に、Cnetもウェブサイトの新しいデザインをベータテスト中だ。おなじみの60年代に流行ったヒッピー・スクールバス風の黄色の背景を止めて、もっと真面目な印象のCBS流の黒バックを採用している。(このプレビューはランダムに一部ユーザーを選んで表示されている。私もそうやってたまたま目にした)。新しいデザインは改良になっていると思う。サイトは前に比べてずっとすっきりしたし、News.comのブログは常に目立つところにフィーチャーされている。

News.comが採用しているブログ中心のアプローチは、2月にブログ・ジャーナリズムの大御所、Dan Farberが編集局長に就任したときから予期された路線だった。新デザインでは、 画面上部のナビゲーション・タブは、CraveWebwareといったブログに直接リンクされている。

読者の感想は? 下のスクリーンショットでチェックして欲しい。こちらは古いナビゲーション・バーだ。

アップデート: 当然ながら、CBSNews.comはCnetのNews.comの記事の再掲載を始めている。(将来、この2つのブランドが完全に統合されることになるのではないかと予想させる展開だ)。

これがベータ・テスト中のデザイン。


こちらはCBSnews.comに掲載されたCnetからの記事

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

1938 Media、Verizonと契約。CNET、怖じ気づく
by Michael Arrington on 2008年7月1日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

1938 Mediaは、Loren Feldmanが設立した、議論を呼ぶ(かつ笑わせてくれる)ビデオブロギングサイトで、ここ数日間注目の的になっている。大型のパートナーが目をつけ始め、Feldmanは興味深い配布契約を結んだようだ。

このサイトの人気が上昇したのは、Feldmanが彼のいつもの解説にパペット人形を持ち込んで以来だ。特に、間違いなく反撃してくるであろう過敏なハイテクインサイダーを標的にしたものが人気だ。しかし、こうしたパロディーに対する大きな 批判の声が、標的にされた者からだけでなく、同情したブロガーからも寄せられた。これに応じてFeldmanは、ソーシャルメディアコンサルタントのShel Israelに対する強烈なものをいくつか中止することに同意 した。

しかし、パペットビデオがヒットしていることは間違いなく、スポンサーが付いたほか、6月にはCNETと配信契約を結んだ。

CNETとの契約はまだ成立していないが、永久に、かもしれない。CNETが最近の論争によって怖じ気づいた可能性がある。Fledmanによると、現在契約は「中断」しているとのこと。

しかし、今日(米国時間6/30)からVerizon Wirelessの300万人のモバイルVCastユーザーはFeldmanのビデオコンテンツを携帯電話で楽しめるようになる。同じくブロードバンドケーブルFiosのユーザー100万人もビデオオンデマンドで利用可能だ。この契約でFeldmanに支払われるライセンス料は不明だが、これで1938Mediaのブランドが、YouTubeやBreak.com等の有力パートナーと並べられることになる。

Verizonは実質的に1938Mediaチャンネルを作ったことになるので、Feldmanはサードパーティーのビデオコンテンツも流せることになった。手始めに、Mahalo DailyRevision3Ze FrankJay Grandinなどのコンテンツが入る予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)

CBSがCNETの買収を完了−あれ?ニュース部門は?
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by Michael Arrington on 2008年7月1日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CBSが本日CNETに対する買収の完了を発表した先月発表された買収条件によりCNETは CBSの“情報及びエンターテイメント関係プレミアコンテンツネットワーク”を担当するQuincy Smithのインタラクティブ部門の管理下におかれる。

下記がSmithとCNET CEOのNeil Ashe(新CBSインタラクティブ部門社長 )からCNETの全従業員宛のE-mailだ。興味深いのは、CNETのニュース部門の現編集長Dan Farber に関する記述がE-mail内の管理職セクションに何も無いのだ。これは単なるミスなのか?それともCBS側のCNETのニュースルームを必要としてないという意思表示なのか?

Update:CBS全社員宛の同社CEOのLeslie MoonvesからのE-mailを追加した。少なくとも彼は、CNETのニュース部門にもふれている。ただし、「テクノロジー部門」「エンターテイメント部門」「スポーツ部門」の後で「ビジネス部門」の前だ。

全文(英文)は下からどうぞ。

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CBSのムーンベス社長、CNET本社に立ち寄る
by Michael Arrington on 2008年5月21日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CBSの社長兼CEO Leslie Moonvesが今日(米国時間5/20)、サンフランシスコのCNET本社を訪れたという。

ひとりでやってきた。Quincy SmithMichael Marquez(買収契約担当)もいなかった。側近の類も誰も。狙いは? 部隊に(CNETの全員に、対面そしてウェブキャストで)呼びかけて、この$1.8B(18億ドル)の合併が今後どう展開するかを全員に伝えるためだ。

主要なメッセージはこれ:CNETはCBSのオンライン戦略の基盤(または基盤のひとつ)となった。CNETのCEO Neil AsheはSmith社長直属となり、CBS Interactiveのさまざまな資産(Last.fm、CBSSports.com等)は一大ファミリーとなって、トラフィックを獲得し「大広告主(自動車、薬品、ハイテク等)との密接な繋がり」を活用する。TVとオンライン資産との間の多くの接点を期待している。

彼らの大がかりな統合計画はうまくいくのだろうか。まず、合併を完了する必要がある。契約はまだ終っていない。この契約は、Jana Partners率いる、CNET解体という大胆な目標を持つアクティビスト株主グループの迫り来る脅威を受けての慌だしい交渉だった。

合併契約書(8.02(c))によると、CNETは契約発表のわずか一週間前の5月7日にCBSと秘密保持契約を結んでいる。CENTが署名する前に、CNETの投資銀行であるMorgan Stanleyが他の買い手候補をあまり探なかったのは間違いない。

他に入札者が現れる可能性はまだある。もし高値がつけば、CNETは微々たる額ではあるが$35M(3500万ドル)の違約金を払わなくてはならない(これについてよく書かれた分析がここにある)。CNETが婚約してしまった今、他の求婚者(例えばMicrosoft)には突然CNETが数か月前よりもずっと魅力的に映るようになったことだろう。

とにかく現在のところあらゆる兆候がCNETにとってプラスに向いている。買収価格の$11.50/株は、Jana Partnersが2009年までに実現を期待した額よりちょうど$0.50/株高い。残る問題は、CBS以上にCNETを欲しがるところがあるかということだけだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

「CNETがCBSを」ではなく「CBSがCNETを買収」に結末が逆転した理由
2 コメント
by Michael Arrington on 2008年5月16日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CNETは今日(米国時間5/15)、企業価値$16.5B(165億ドル)のCBSに$1.8B(18億ドル)で会社を売却することを発表した。しかし考えてみれば1999年当時CNETには$12B(120億ドル)の企業価値があったのだ。その後、MySimonを$700M(7億ドル)で買収し、ZDNetを$1.6B(16億ドル)で買収し、そしてそこからCNETの時価総額の転落が始まり、ずっと下り坂が続いた。

では何故CNETはあのまま成長を続け、CBSのようなメディアの恐竜を乗っ取るという結末を迎えられなかったのか? その逆ではなく。

おそらくそれはWebshotsを$70M(7000万ドル)で買収して数年後に$40(4000万ドル)で売るなんて取引きをしてきたせいだろう。あるいはおそらく、2007年になるまでブログの重要性に気付けなかった、そこに原因があるのかもしれない。原因がなんであれCNETは古い防衛線の破壊に失敗した。あのままいけばインターネット史の見出しを飾れたはずの企業が、ふと気付けば脚注になっているだろう。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

CNET CEO「今日はエキサイティングな日」
by Michael Arrington on 2008年5月16日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

「膨大な価値破壊を総括した」と非難されていたCNET CEOのNeil Asheは、CNETをオールド・メディアの恐竜に売り渡すほかなくなった男として歴史に名を刻まれることになった。が、少なくともCBSに$1.8B(18億ドル)で売却したことでCNET株主には自分の管轄下で出した赤字のすべてが穴埋めできそうだ。AsheがCNET社員に今朝(米国時間5/15)出したメール(英文)は以下に貼っておこう。

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CBSがCNET買収へ、買収額は$1.8B
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by Michael Arrington on 2008年5月16日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

「CNETネットワークスとCBSインタラクティブの中核事業を見ると、そのオンライン有料コンテンツの守備領域はほぼ完璧に近い対称(symmetry)を成している」-CBSインタラクティブ社長Quincy Smith

そしてこの対称には、およそ$1.8B(18億ドル)の価値があるのだろう。これは先ほどCBSがCNETへの支払いに同意した額だ。取引きではCNETの株価を1株$11.50と評価し、昨日終値の株に45%のプレミアムを上乗せした。

CBSの企業価値は$16B(160億ドル)を少し超えるが、このニュースを受けCBS株価は本日(米国時間5/15)7:45 am PST(太平洋時間)時点で3%ちょっと下がっている。最初に速報を流した媒体にはSilicon Alley Insiderも混じっていた。

買収の目的はCBSのリーチ補強にあり、これはプレスリリースの中でも触れられている。:この買収でCBSは米国内で最も人気の高いインターネット企業10社の仲間入りを果たし、両社を合わせた月間ユニークユーザー数は5400万人となる。世界全体では約2億人ユーザー。

さらにこの買収が成立したことで、Jana Partners率いるアクティビスト株主のグループとCNETとの間で何ヶ月も前から続いてきた抗争にも終止符が打たれる運びとなりそうだ。Janaは「膨大な価値破壊を統括した」として CNET取締役会と経営陣を非難し、CNET取締役大多数の追放を企てていた。

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(翻訳:satomi)

Janaコンソーシアム「CNET経営陣は膨大な価値破壊を統括した」と白書で糾弾
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by Michael Arrington on 2008年4月2日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

cnet.pngCNETの未来をめぐる戦いはまだ続いている。今朝(米国時間4/1)は、CNET取締役会の議決権を乗っ取ると1月に発表したJanaコンソーシアムが、運動推進を支援するサイトと白書を発行した(白書は下に貼っておこう)。

Janaとその共同出資者たちは現在CNET株の14.9%と、さらに無議決権株8%を持っている。その主な目標は取締役会の議決の支配を乗っ取り難局に立つ同社の再建に向け幅広い課題解決を推進することにあるのだが、CEOのNeil Asheほか経営陣とは直接対面で話し合う状態には至っていない。

前にも書いたようにCNETは、同社の筆頭株主と第2位の大口株主であるにも関わらず、そのJanaをアウトサイダーとして扱ってきた。Janaが取締役会に応分の席数を求めると、CNETは専門的手続き上の理由を論拠にこの主張を退けるよう訴え、訴訟であえなく棄却されたが、CNETはこの判決を不服として先週控訴している。

CNET陣営は今、6月の年次株主総会に向け会社の財務状況引き締めに懸命に取り組んでおり、それにより会社経営の支配(と働き口)を維持しようとしている。一方Janaは次の議会に提案する取締役名簿に賛成票多数を得るため、今後は他の株主たちの票固めを進めていくようだ。

CNET取締役会は現在8人の取締役で構成されている。うちPeter Currie、Elizabeth Nelsonの2人は次回議会で再選投票にかけられる。Janaはこの2人の取締役の人事を挿げ替え、新たに5席設けて計14人のうち7人を味方に引き入れ、取締役会の票決コントロールを掌握したいと考えている。

JanaがCNET株主宛てに送ったメッセージはストレートでぶっきらぼうなものだ。:

質の高いブランドとコンテンツがあるにも関わらずCNET Networks Inc. (以下”CNET”)はずっと同業他社を下回る業績を出し、株主の価値を著しく破壊してきた。この流れを逆転させバリューを解禁する時間はまだ残されている、そう我々は信じている。しかしそれを行うにはCNETは自社変革の変化を経て、中核アセットの強化を図り、今の“Web 1.0”の根から離れて現代ネット産業に移行を図らなくてはならない。この変革を成功裏にリードするには危機意識、経験、専門能力が必要だ。しかしわれわれが思うに、CNET現経営陣はその資質を持ち合わせている証拠を株主に示すことに失敗した。

あとこれ。

ウェブをリードする資産を持っていながら、この数年間、CNETは戦略の失敗、新たなチャンスを積極的に捕え効率的に挑戦する能力の欠如のせいで、常に業績は同業他社以下に甘んじてきた。今の取締役会の過半数は、2005年以来株主の価値が45%下落してきた会社を監督してきた人たちだ。

白書ではさらに幅広く経営陣を糾弾している。「CNET経営陣は…膨大な価値破壊を統括してきた。…CNET現経営陣は今になって軌道を反転させ株主に価値を創出できると主張しているが、それが自分たちにできるという証拠は何一つ提示していないと思う」といった調子で始まっている。CNETの株価がMorgan Stanley Internet Indexでは40%増なのに対し、3年間で25%落ちたことを示すデータも紹介している。

Janaのプランは、CNETと“新たな関係”を築き、“中核のアセット強化”に重点を置く新戦略を遂行することにある。その主要課題は広告技術・組織の改善、ナビゲーションおよびSEO戦略の改善、ソーシャルメディアをテコとして成長を加速すること。また、コンテンツ管理システムの改善、コスト大幅削減も図っていくようだ。彼らが言うには、2007年CNETの社員一人当たりの収益は同業他社に比べゼロ同然だという。

以下文書の31ページ目から先で、Janaは主な出来事を時系列にまとめている。これを見ると関係各団体の間の関係がますます対立を深めていることが分かる。

Read this doc on Scribd: White Paper

[原文へ]

(翻訳:satomi)

CNET、従業員の10%削減をただちに施行(内部メモのアップデートあり)
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by Duncan Riley on 2008年3月27日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CNETが従業員の10%、つまり120人の解雇を発表し、ただちに実施した。「投資家の不満の渦中で長期的な成長に集中する」一助となるといわれている動きの中でのことだ。

トップ交代から現在進行中の最大株主Jana Partnersとのコントロールに関する争いまで、CNETはこのところビッグニュースに事欠かなかった。

CEOのNeil Asheの内部メモによれば、改革はITアーキテクチャ、SEO、利益の現金化、設備、法律、人事、コミュニケーションなどの分野における集中化したサービスのさらなる強調を含むものになるという。

ビジネスユニットの再編:オープンAPIの導入で「CNETはサービス、カタログ、コンテンツ管理システムをひとつのプラットフォームにまとめ、コンテンツ開発、独立系放送番組、コンテンツのインポートをより簡単に、そしてよりオープンにする」。また、その方法と形式は定かではないものの、CNETは「現金化を高めるために」TechRepublicとZDNETに対する投資を再編成した。TV.comはその重点をビデオから「エンターテイメント機能、ニュース速報、トリビア大会、世論調査」などの(低価格だと推測される)コンテンツに移す。

海外事業:CNETは中国における事業拡大のため、現地資本の調達を考えている。しかし、それ以外の海外事業は再考対象のようで、それは今後数週間に発表されるだろう。それにより、CNETは海外事業所のいくつかを閉鎖するかもしれないと予想される。

改革費用:2008年の第1四半期で$3.5M(350万ドル)~$4M(400万ドル)。

詳細が入り次第、追ってお伝えする。なお、リストラされるスタッフは午後2時(米国太平洋標準時刻)に通知されることになっていた。

アップデート:最初のリストラ犠牲者のひとりは、プログラマーのRobert Balousekだった。

アップデート:以下はAsheからの内部メモの全文(英文):

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ギーク向けオンライン・ニュースの美人ポッドキャスター大戦争
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by Duncan Riley on 2008年3月23日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Webb Alert

Michael ArringtonはMorgan Webbの毎日の番組を「これはすごい」と賞賛している。 新しい回を待って午前2amまで起きていたそうだ。このテクノロジー・ニュースを世界に発信しているMorgan Webbは時おり男性誌でモデルも務める。われわれの2007年8月の紹介記事はここに

GeekBrief.TV

大半が独身で酔っ払いのCrunchGearチームの人気者は、Cali Lewis。ガジェットとギークの話題に力を入れたテクノロジー・ニュースを毎日配信している。

Mahalo Daily

Googleに挑戦するだけではあきたらず、Jason CalacanisはVeronica Belmontを毎日のショーのホストにスカウトした。この番組はテクノロジーに限らずほとんどありとあらゆる内容を扱っている。気楽に楽しめる。

Loaded

元TechCrunchのライターNatali Del Conteは現在CNetのテクノロジー・トークショーのホストを務めている。どういうわけかCNetはビデオをエンベッドさせないので、番組を見るにはこちらを訪問してほしい。われわれの2007年のレビューはこちら

Pop17

ニューヨークを本拠に活躍するSarah Meyersはジャンルによらず興味ある人々にインタビューして、社会現象全般を解説している。

MobLogic.TV

元WallStripのホストでCBSのニューメディア部門のスターLindsay Campbellの番組。「視聴者と対話しながら生活に影響を与えるニュースを追い、一方でメインストリーム・メディアの現実離れをチェックする」とうたっている。

アップデート: コメント欄で支持が強かったので追加。

Mobuzz.TV


[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

CNETメロドラマは続く。CEOニール・アッシュは椅子を賭けて戦う
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by Michael Arrington on 2008年3月20日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

cnet.pngCNETは、今や最大株主である相手(Jana Partners率いる投資家コンソーシアム)との法廷闘争に、予想外の大敗を先週契したが、役員会は戦い続ける構えだ。JanaとCNET役員会との前回のミーティングはすでに「重苦しく、気まず」かった。これがさらにエスカレートしているとしか思えない。

これまでのところ、Janaコンソーシアムは、この病んだ会社の改革提案にあたって、CNET CEO Neil Asheの追放は要求していない。が、このドラマに近い筋によると、それも変わりつつあるようだ。「JanaのNeilに対する我慢にも限界が来て、追い出しにかかっているらしい」とその筋は言う。最大株主(発行済株式の25%を保有)にCEOを辞めてほしいと言われたら、自分の職と「株主の利益の最大化」両方を求めて戦うのは容易なことではない。

Asheが追い出されたら、誰がCNETのCEOになるのだろうか。

噂のネタに困ることもない。あるインサイダーによれば前CEOのShelby Bonnieが適任だという。Bonnieは2006年10月にストックオプションのバックデートスキャンダルでCEOを辞任している。しかし後日SECが、全面的にBonnieとCNETの容疑を晴らし、告発を取り下げた。 同氏は依然CNETの株主であり、発行済株式の7%を保有している。また、Bonnieは現在の係争のどちら側にもついていない。主要株主の大部分は、現経営陣を支持している。

ただしBonnieは自らの新ベンチャーであるPoliticalBaseに取りかかっており、CNETに戻る意向は表立っては見せていない。

CEO候補として他に思いつく名前がDan Rosensweig、Yahooの前COOで、現在は非公開投資会社Quadrangle Groupのパートナーだ。RosensweigはCNETの前社長で、2000年のZDNetとCNet合併後に就任している。消息筋によれば、Rosensweigはこの職に関心があるはずだが、それは役員会から頼まれたときに限るという。われわれが聞くところでは、Janaコンソーシアムも、Asheの代わりとして同氏を推す考えがあるらしい。

Rosensweigにとっては、見慣れた光景だろう。CNETで以前働いていたというだけでなく、ZDNet時代の右腕編集長Dan Farberも、最近CNET Newsのトップの座についたところだ。2人は今でも仲が良く、RosensweigがYahooを辞めたとき、独占インタビューは1回、Farberとだけだった。おそらく、昔の仲間を集めてアンコールに答えようというつもりなのだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

Natali Del Conte、スペイン語をしゃべる
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by Michael Arrington on 2008年3月18日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

TechCrunchの以前のライターNatali Del Conteがしゃべっているのはスペイン語だろうか? うむ、スペイン語に間違いないようだ。

Nataliは最近CNET TVで「Loaded」という番組のホストを始めたが、今回そのスペイン語版が準備されている。扱うのは携帯電話、MP3プレイヤー、テレビ、コンピュータ、デジカメという人気のある5つのカテゴリーでの製品レビューだ。

番組はアメリカ在住のスペイン語人口を対象にしたUnivisionというチャンネルから配信される。Nataliなら何語でしゃべっていてもよいという熱烈なファンはここを見るように。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

今夜のFlickrパーティーででくわした可笑しな話
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by Michael Arrington on 2008年3月17日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

私は今夜(米国時間3/16)、サンフランシスコで開かれたFlickrの4周年記念のパーティーに出た。Flickrファンにギークにプレス、それにもちろんYahoo/Flickrの社員、合計数百人が参加していた。

午後8時を回ったころ、 CNETの新しい編集局長、Dan Farberが「おや、今入ったメールによると、〔ブロガーの〕 Robert Scobleがわれわれ〔CNET〕がRevision3を$58M(5800万ドル)で買ったと言ってるそうだ」と言った。さあ大変、と私は思った。私はサンフランシスコにいて、自分のコンピュータに戻るには1時間かかる。これでは記事をアップするのがえらく遅くなってしまうだろう。

私はFarberに「本当かね?」と尋ねた。Farberは「どうかわからないが、今初めて聞いた話だ」という。彼はCNETのチームと何度か電話で話し合った後「われわれはこの噂を記事にした」と言った。(彼は私をからかっていたのだが、私は気づかず、本気だと思ってしまった)。私はTechCrunchチームにこのニュースを調査して記事にするよう言い、Mark Hendricksonを夕食の席から引っ張り出してコンピュータの前に座らせた。

次には私はDiggに電話して取材した。すると相手は「そんな話はまるきりデタラメ」だというではないか。そこで私は2つの手を打った。TechCrunchには「取材中止」を伝え、Farberには「Diggが噂を確認したぞ。Revision3は間違いなくCNETが買った」とウソをついてみた。が、Farber (えい、クソ)引っかからなかった。彼は携帯でメールを一つ二つやり取りした後、私を見て「いや、CNETは買っていない」と言った。そこで私は笑い出し、DiggのKevinが本当に言ったことを伝えた。

一方ScobleはとTwitterで発表した最初の情報をすごすごと取り下げ、一件落着となった。

私の計算では今夜CNETとTechCrunch合わせて7、8人が大騒ぎをさせられたと思う。しかしFarberを騙して「CNETがRevision3を買収した」という根も葉もないRobert Scobleの妄想をCNETの記事にさせるのに失敗したのはまったく惜しかった。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

株主訴訟でCNETの異議、却下される
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by Erick Schonfeld on 2008年3月14日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CNETとその最大の株主、Jana Partnersとの間の関係は新たな段階を迎えたたようだ。先週のJana側代表との激しいやりとり でCNETがJanaに対して取った「取締役の席を一切与えない」という厳しい態度(Janaが同社の株の21%を保有しているにもかかわらず)は維持できなくなる見込みだ。事情に通じた情報源によると(下にアップデートあり。事実と確認ずみ)、CNETはJanaの「自分たちの推す取締役を任命せよ」という訴訟を却下に持ち込むことができると考えていたようだ。Janaは〔次の株主総会で〕取締役の人数を原行の8人から13人に増員することを要求し、そのうちの7人を任命する権利があると主張していた。

CNETはこの訴えを技術的の理由な却下させることができると考えていた。JANAの要求がCNETの定款等に照らして適正であるかどうかについて何か問題があったらしい。CNETは弁護団から勝てる見込みが強いという説明を受けていた。訴訟が却下されるはずだと自信満々だったので、CEOのNeilAsheは今週Janaに対し取締役の推薦をたった1人だけ認めると提案したほどだ。

しかし今回の裁判所の決定でNeil Asheの立場は大幅に弱体化した。

アップデート:Reutersのさらに詳しい記事は ここに

アップデート2:
デラウェア州裁判所の決定に関するJANA Partnersの声明(英文)

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CNETの取締役会、Jana Corsortiumと「重苦しく、気まずい」ミーティング
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by Michael Arrington on 2008年3月10日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

先週の木曜、3月6日、CNETの取締役会とCEOのNeil Asheが、経営難に陥っているこの会社の21%の株式を保有するに至った投資コンソーシアム、Jana Partnersの代表者と会談を行ったことを複数の情報源が明かした。この会合の目的は、委任状争奪戦や敵対的買収といった事態を回避するための解決策を話し合うことだった。

コンソーシアム側の首席代表はJana Partnersのファウンダー、Barry Rosensteinで、これにSandell Asset Management、Spark Capital、それに起業家のPaul Gardiが加わっている。

われわれが仄聞するところでは、ミーティングはあまりうまくいかなかったらしい。「重苦しく、気まずい雰囲気だった」とある情報筋は伝えている。CNET役員会は、状況の重大性を「認めようとしない」のだ、と別の筋は言う。コンソーシアムはCNETが経営資源をテクノロジーに集中し、旧くなったCNETのコンテンツ・マネジメント・システムと広告配信プラットフォームを見直すことを望んでいる。それに対してCNET執行部は、事業の国際的な「積極拡大」を望み、インフラの改善にはあまり関心を持っていない。

いまのところ、2つのグループの間の話は、ほとんどハイレベルの企業戦略に関するものだが、やがてCNETの最大株主であるコンソーシアムは、取締役会における応分の席を求めるようになるだろう。それは現在の8名の取締役中の3-4名ということになる。

CNETの株価は低迷が続いており、2年前のほぼ半分の水準だ。会社は最近大幅な経営陣の入れ替え(私見でもこれは妥当)、資産の売却を行った。しかし明らかにもっと根本的な変化が必要とされている。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

CNETクォーターバック交代。新編集長にZDNet前編集長Dan Farberが就任
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by Michael Arrington on 2008年2月20日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CNETにとって今日(米国時間2/19)はビッグニュースの日となった。Jai Singh編集長が辞め、代わりにCNET子会社のZDNet前編集長Dan Farberが就任した。これからはDanが新編集長としてCNET Newsの編集コンテンツとユーザーエクスペリエンス全般を監督していく。Danから新ポスト就任の簡単なお知らせがZDNetブログ「Between The Lines」に出ている。

Danは1981年からずっとこの方、テクノロジー専門ジャーナリストを務めてきたベテラン。つまり全部見てきた人である。だが、最近は多産型ブロガーとしても精力的に活躍しており(氏はZDNetブログネットワーク運営者)、ニューメディアのことも知り尽くしている。

これから彼が実権を握るCNETはしかし、苦境の真っ只中だ。ニュースサイトのトラフィックは、少なくともComscoreの統計の上ではガタ落ちしてるし、プライベートエクィティファームも取締役会議の支配権掌握を企てている。そうかと思うとCFOは今月はじめ首になっている

だが、家内安全の努力が続いていることは明らかだ。編集長として迎えるのに、Dan Farber以上に強力な布陣はない(新CFOのZander Lurieもこれまた交渉・金融面に長けた男だ)。 CEOのNeil AsheもやっとこれでCNETをターンアラウンドできる経営陣をひとつに取りまとめた格好。

私のカウントではCNET.向けに記事を書いてるスタッフは36人。記録のため申し添えるなら、その全員が今度はブロガーの部下になる。

Danは自称「選手兼コーチ」。これからもチームの監督と平行して記事も書いていく、と話している。

Update: CNETエグゼキュティブVP、Joe GillespieからCNETスタッフに宛てたメール(英文):

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