Cnet
CNETクォーターバック交代。新編集長にZDNet前編集長Dan Farberが就任
by Michael Arrington on 2008年2月20日

CNETにとって今日(米国時間2/19)はビッグニュースの日となった。Jai Singh編集長が辞め、代わりにCNET子会社のZDNet前編集長Dan Farberが就任した。これからはDanが新編集長としてCNET Newsの編集コンテンツとユーザーエクスペリエンス全般を監督していく。Danから新ポスト就任の簡単なお知らせがZDNetブログ「Between The Lines」に出ている。

Danは1981年からずっとこの方、テクノロジー専門ジャーナリストを務めてきたベテラン。つまり全部見てきた人である。だが、最近は多産型ブロガーとしても精力的に活躍しており(氏はZDNetブログネットワーク運営者)、ニューメディアのことも知り尽くしている。

これから彼が実権を握るCNETはしかし、苦境の真っ只中だ。ニュースサイトのトラフィックは、少なくともComscoreの統計の上ではガタ落ちしてるし、プライベートエクィティファームも取締役会議の支配権掌握を企てている。そうかと思うとCFOは今月はじめ首になっている

だが、家内安全の努力が続いていることは明らかだ。編集長として迎えるのに、Dan Farber以上に強力な布陣はない(新CFOのZander Lurieもこれまた交渉・金融面に長けた男だ)。 CEOのNeil AsheもやっとこれでCNETをターンアラウンドできる経営陣をひとつに取りまとめた格好。

私のカウントではCNET.向けに記事を書いてるスタッフは36人。記録のため申し添えるなら、その全員が今度はブロガーの部下になる。

Danは自称「選手兼コーチ」。これからもチームの監督と平行して記事も書いていく、と話している。

Update: CNETエグゼキュティブVP、Joe GillespieからCNETスタッフに宛てたメール(英文):

Read More

Consumatingデッドプール入り
by Duncan Riley on 2008年2月16日

タグをベースとするギークの出会い系「Consumating」が3月15日(米国時間)をもって閉鎖となる。Consumatingの掲示板に出た告知で分かった。

ConsumatingはCNetが2005年12月に買収し、2006年6月に再オープンしたサイトだ。Alexaの統計を見ると、2006年には堅調だったサイトのトラフィックも2007年に入ってガタ落ちしている(サイトは小規模過ぎてcomScoreの集計には登録されていない)。サイトは現在ランキング第149,238位。

Consumatingのコードは2007年3月オープンソースとなった。Google Codeのこちらのページに「clonesumating」として公開されているので、このコンセプトをもっと有効に活用できると思う人はそちらで入手されるといい。

これを以ってConsumatingはTechCrunchのデッドプール送りに。

(via Paid Content

[原文へ]

(翻訳:satomi)

Google、CNetの株を取得か?
by Duncan Riley on 2008年2月11日

cnet.pngMicrosoftのヤフー買収騒動の陰にほぼ完全に埋もれてしまったが、金曜日に、GoogleがサンフランシスコのCNetの株を買おうとしているのではないかというが流れた。

CNetの株価は金曜日にこの噂で7%値上がりした。先月、ある投資家グループが取締役の選任に影響力を行使しようとCNetの株をもちよっている。

GoogleがCNetに投資し、その見返りに掲載広告の一部、あるいは全部をコントロールしようというのなら決してバカげた提案ではない。Microsoftは最近Facebookに広告がらみで投資しているし、2005年にGoogleはAOLの5%の株を$1B(10億ドル)で購入している。

CrunchBase: CNET Networks

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

Natali、今日から新番組「Loaded」に登場
by Michael Arrington on 2008年2月5日

元TechCrunchライター、Natali Del ConteのCNET TV新番組「Loaded」が今日スタートした。そして、CNETの標準ポリシーに従って、番組を他のウェブサイトに貼り付けることはできない(ここで見られる)。CNETは、これもまた標準ポリシーにより、出典を明示せずに見出しを借用している(Nataliは「GoogleとMicrosoftの幹部は日曜日にスーパーボウルを見ていなかった」と言っているが、どこで聞いてきたのか気になる)。

それにもまして、番組はすばらしい。以前のTeXtraショウよりもずっといい。Nataliはカメラの中心だし、内容も少なくとも今のところ説得力がある。われわれは、近いうちにNataliがメジャーのケーブルテレビ番組のホストになるに違いないと思っている。そしてNataliが有名になったら「以前一緒に仕事していたことがあるんだ」と言ってやるんだ。もちろん2週間で辞めたことは伏せて。:-)

(見出し盗作の件は、少なくともNataliについては冗談。番組の後の方でTechCrunchの名前を出していた。「記事の盗作」はブロガーの間で永らく言われているCNET批判のひとつなのだが、ここ何か月かはほとんどやっていない)

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

CNETと同社従業員2,600人に終焉近づく?
by Michael Arrington on 2008年1月8日

cnet.png一部の投資家グループがCNETの株式21%を確保し、取締役会乗っ取りを試み、内部を震撼させるようなできごとを企てている、とニューヨークタイムズは伝えている。これは、何年 にもわたり同社の株式パフォーマンスがぱっとしないのを受けてのこと。ちなみに過去3年間に渡りインターネット関連の他企業の株価は上昇したのに、同社の株価は19%下落となった。

Sandell Asset Management、Spark Capital、起業家のPaul GardiからなるコンソーシアムはCNETの取締役会宛に2週間前に文書を送付(内容はまだ公開されていない)。CNETは提案を拒否。乗っ取りを阻む規定によってコンソーシアムによる取締役会の支配を阻止している。

「すべて順調だ」とCNET CEOのNeil Asheはほんの2ヶ月前に述べたばかり。問題点は同氏の主張と市場の状況が食い違うことだ。ニューヨークタイムズはアナリスト18人中たった2人がCNET株を「買い」と見ている、としている。

特にニューヨークタイムズやその他サイトが大幅にトラフィックを伸ばしたのに比べて、最近CNETトラフィックが大幅に減少したことに気付いた。ニューヨークタイムズもこの点を指摘。また、CNET News.comトラフィックをTechCrunchのトラフィックと比較している:

1992年設立の同社は従業員数2,600を超える。特に市場の中核をなすテクノロジー関連において、同分野に注目したTechCrunchなどのブログによる競争の激化で特に大きな打撃を受けた。TechCrunchはごく少数の人員によって書かれ、ほんの僅かなコストで運営されている。9月、同サイトのページビュー数は長年にわたり強固なものと見なされてきたCNETのNews.comを超えた。10月、TechCrunchとその関連サイトのページビュー数は800万、一方、comScoreのMedia Metrix(データ)によるとNews.comのページビュー数は600万となっている。

CNETの評価額は現在$1.3B(13億ドル)となっているが、(私を含め)多くの人々が同社のある部分はそれ以上の価値があるのではないか、と述べいている。そして、同社が現金と引き換えにより多くの資産を売却すべきだともすすめている。前第1四半期において、CNETの売り上げは$99.5M(9950万ドル)、損失は$16.65M(1665万ドル)となっている。

[原文へ]

(翻訳:Nobuko Fujieda)

CNET、RSSリーダー「Newsburst RSS」サービス終了
by Michael Arrington on 2007年12月14日

CNETは同社のオンラインRSSリーダーNewsburstサービスを2007年12月31日で終了する。ユーザーにサービス終了を知らせるメールが送られ、サイトでも以下のようなお知らせが掲載されている。また、ニュースフィードをOPML経由でエキスポートする方法についても触れられている。

影響を受ける人は少ないだろう。Compete.comによれば、同サイトの月間訪問者数はわずか4,000。競合サービスにはBloglines、Google Reader、その他多数が存在する。充分なユーザーを獲得できなかったのは明らかだ。

CNETは、組織の効率化を図るため多数の戦略的/企業開発を実行しているようだ。10月に、同社は$250M(2500万ドル)のクレジットラインを確保、枯渇した貸借対照表に現金を追加。現金をため込むと共に、パフォーマンスの悪い、あるいは、コアではないサービスを閉鎖しつつあるようだ。Newsburstは、よく言っても邪魔な存在だった。そして、今デッドプール入りとなった。

[原文へ]

(翻訳:Nobuko Fujieda)

CNETが動画ウィジェット公開、誰が使うものやら?
by Mark Hendrickson on 2007年12月8日

CNET.com、MP3.com、TV.com、GameSpot、ほか数点のデスティネーションサイトを傘下に持つ親会社のCNET Networksが、動画埋め込み用のウィジェットセットを公開した。これでCNETの動画を他のサイトにもエンベッド可能になった。

ウィジェットは良くデザインされている。とりあえず今はBNETとCHOW、CNET.com、GameSpot、TV.comで使えるが、どのソースで拾ってもウィジェットにはブランディング、動画クリップ、他の動画セレクション、そして広告が入ってくる。試しにGameSpotから一つ拾って埋めておこう (下)。先方の話では動作開始まであと最大15分ぐらい、かかるようだが。

CNETの言葉を借りると、これは「CNET Network傘下5ブランドの質の高い編集およびプログラミングを取り込む機会をパブリッシャーに提供する」試み。CNETは参加サイトと広告収入を分け合う気なのだろうか? ブランドを広めてくれたお礼を払うとか…だといいのだが、それはないようだ。なんと言っても「ユーザーのサイト・エクスペリエンスを高め、ユーザーの関心を強め、質の高い動画を提供する能力を拡大する」ためのウィジェット、というのがCNETの主張なわけで。

もっと詳しい話を聞かせてもらえるようCNETに質問は出しておいたけど、パブリッシャーが自分から広めたいと思うようなインセンティブが十分には提供されていない気がする。おそらくCNET自身も、プランが選べる提携プログラム「Customized Partnerships」に参加したパブリッシャーだけ使うという見通しを立てているのかもしれない。

Content from our trusted partner GameSpot

Get your own CNET Networks Widget.>GET IT NOW

[原文へ]

(翻訳:satomi)

CNETがWebshotsを$45Mで売却、その他の発表
by Michael Arrington on 2007年10月26日

cnet.pngOK、先ほど触れたCNETのニュースが入ってきた。写真共有サイトWebshotsをAmerican Greetingsに$45M(4500万ドル)の現金取引きで売却したそうだ。理由についてCNETのNeil Asheは、CNETが「成長のキー領域に注力する」ためだと説明している。

それにしてもWebshotsは成長著しいサイトのようだ。米国では9月ビジター数720万人を記録した。これは昨年同期比25%の増加。たった1年前にはオンライン分野のバイアコムを目指すCNET戦略の要と目されていたパートである。

Webshotsは、CNETがTwofold Photos, Inc.から2004年に約$70M(7000万ドル)で買収した。CNETに合併されるまで、Webshotsが辿ってきた素晴らしい歴史を知りたい人はここのポッドキャストで最初の数分聞くといい。ファウンダーの一人、Narendra Rocherolleがその物語を語っている。

Neil AsheはさらにCNET全社員にメールを送り、本件その他のニュースについて触れている。彼はまた「CNET Networksは“今日のサイト”ではない。CNET Networksは未来のメディアカンパニーだ」と言っている。(『Toy Story』の台詞「To Infinity And Beyond!」を連想してしまうのは何故だ?):

メール本文(英文)は「続きを読む」で。

Read More

CNETが$250Mのクレジットライン確保、その用途は?
by Erick Schonfeld on 2007年10月26日

cnet.pngUpdate: 発表はこちら。内容はCNETがWebshotsを$45M(4500万ドル)の現金で買収した話など。株式買戻しや吸収合併の話は出なかったが、この現金で何か事を起こす準備を進めていることは明らか。

$250M(2億5000万ドル)が燃え、CNET Networksの懐に穴が開きかけている。

ネットメディア企業Cnetは既に$60M(6000万ドル)分の現金を持っている(年間収益推定$4億1800万ドルの企業として推定した額)にも関わらず、去る10月16日に上記額のクレジットライン(融資枠)を確保した。これだけの現金を何に使うのか?  答えは今日(米国時間10/24)これから発表になる第3四半期決算のアーニングコールでどっちみち分かるかもしれないが、たぶん一番考えられるのはCnetが株の買戻しに動いているシナリオだ。

CNET株はここ数年、落ち込みが激しい。時価総額は現在$1.2B(12億ドル)で、プライベートエクィティーファンドやヘッジファンドが周辺を嗅ぎ回ってもおかしくないほど企業価値$1B(10億ドル)に迫っている。この$1.2Bという数字は、企業資産価値合計(Oppenheimer $ Co.のアナリストSandeep Aggarwalによると$674M[6億7400万ドル])にも危険なほど近い。

CNETは、News Corp.が$5B(50億ドル)で買収したダウ・ジョーンズや、Sam Zellが$8B(80億ドル)で買収したトリビューンなど、もっと大手の紙媒体メディア同様、乗っ取りの圧力に晒されているのだ。

株式買戻しでなんとか時価総額を上げれば、乗っ取りは回避できる。Cnetの発行済株式はたったの1億5200万株なので、今日現在の株価($8)で全部買えたと仮定すると$250M(2億5000万ドル)でその株式の最大20%まで買える計算になる。(これは参考までに出したラフな計算だ。買戻しとなると間違いなく株価にも大きな影響が出る)。もっとも、これがキャッシュ活用の最善策かどうかは全く別の問題だが。

もしかしたらCNETは何か吸収合併のチャンスが出た時、即座に対応できるようクレジットラインを確保したのかもしれない。資産売却やスピンオフなど噂もたくさん耳に入っている。ともあれ今日これからの発表を待とう。

Update: CNETが急成長の写真共有サイトWebshotsをAmerican Greetingsに売却、また$45M(4500万ドル)の現金を手に入れた。Webshotsの米国内における今年9月のビジター数は昨年同期比25%増の720万人だった。詳細はこちら。)

[原文へ]

CNETファウンダーShelby Bonnieが政治情報サイト「PoliticalBase」公開
by Michael Arrington on 2007年10月10日

Halsey Minorと共に創業したCNETを1年ほど前に辞めたShelby Bonnieが、今朝(米国時間10/9)、次なる新会社「PoliticalBase」のサービス開始に踏み切った。

これは各地方自治体・州・国政の選挙や政治関連のニュースがメインのサイト。候補者PRと政策PRなど選挙活動に推定$4.5B(45億ドル)もの巨大な資金が動く2008年大統領選前という完璧なタイミングでのオープンとなった。

PoliticalBaseではサイトをwikiっぽい構造にして調査・討論の活性化を図っている。ユーザーはテキストは大体編集できるけども、データベースの基礎構造は改変できない。こうしておくことでサイトでは比較のためデータを抜粋したり、まとめることが可能となる(これは全員が自由に改変できるWikipediaでは実現できないことだ)。ただしサイトコミュニティがコンテンツを作ったり編集するのは相変わらずできる。

サイトはマネー、人、政策課題、選挙など、互いに関連のあるカテゴリーに分かれおり、例えばジュリアーニ候補(Rudy Giuliani)をクリックすると現時点までに集めた政治資金の額、宗教的信条、所属党、経歴など同大統領候補の情報が引き出せる。ページ下には、主要政策課題に対する氏のスタンスも表示されている。(サイトに登録して氏に「支持しない」というところをクリックすると氏の写真が豹変する。面白いので試してみてね)

特に興味深いのが、マネーのコーナーだ。 PoliticalBaseでは一般公開の大統領選の個人政治献金の情報も集めているので、気になる州、カウンティ(郡)をクリックして各個人の献金を最後の1ドルまでじっくり眺めるといい。いいから、じらさないで核心のところを教えろって? では、セレブのコーナーに行って例えば…Marc Andreessenの献金をクリックしてみると…そう、バラック・オバマ候補に選挙資金として$2300出してるんだ。

このコーナー以外にもお宝は隠れている。YouTubeの関連ビデオを取り込んでいるページもあるし、このまま順調にPoliticalBaseにユーザーが集まって情報が増えていったら、なかなか興味深い分析と選挙予想ができるだろう。

PoliticalBase本社はサンフランシスコのすぐ北側の港町サウサリート。今日までのところ共同ファウンダー5人が出資している。Shelby Bonnie、Mike Tatum、Ethan Lance、Dave Snider、Andy McCurdyの5人で、全員CNET出身者だ。

[原文へ]

CNETのトラフィックが流’血’している
by Michael Arrington on 2006年10月14日

このところのCNETは災厄続き。オプション行使価格再設定のスキャンダルで法律顧問Sharon Le Duyと、人事部上級VP Heather McGaughey、元CFOのDoug Woodrumに損害賠償請求が回ったかと思えば、今週はじめにはCEO Shelby Bonnieの辞職である。最新データではCNET全トラフィックが横ばいどころか深刻な急ピッチで落ち込んでいることが伺える。Jeffries & Companyが水曜(米国時間10/11)に発表した報告によれば、第3四半期のCNETのトラフィック数は昨年同期比50%減。WebShotsに至っては69%ダウンという目ん玉が飛び出るような数字である。

CNETについてComscoreが行った調査データをよく見てみると、CNETが抱える全サイトの2006年9月のトラフィック数は昨年同月の1.37B(13億7,000万)PV(ページビュー)から616M(6億1,600万)PVまで減っている。Webshotsなどサイト別では昨年月間971M(9億7,100万)PVだったのが今年は月間たったの213M(2億1,300万)PV。ZDNETは12M(1,200 万)PVから8M(800万)PV、CNETレビューも31M(3,100万)PVから24M(2,400万)PVにそれぞれ減っており、いちいち挙げたらキリがない。CNET傘下の主要サイトは軒並み横ばいか右肩下がりで、一部では落ち込みが深刻だ。たった一つの例外はdownload.comで、ここは昨年9月の70M(7,000万)PVから84M(8,400万)PVにアップした。

CNETは四方八方から叩かれまくりである。本来くるはずの人たちがテクノロジー関連のブログに流れ、こうしたブログが彼らのページビューを食い散らしている。また、新たに登場したソーシャルネットワーキングその他のサイトがWebshotsをはじめとするCNET傘下のサイトの存在を脅かしてい る。それでもCNETはまだ時価総額$1.5B(15億ドル)の企業。広告のとりやすい市場であることが幸いし収入は相変わらず増加を維持しており、2006年の収入は$400M(4億ドル)になることが見込まれる。もっとも、PVが急速に減っている現状を見る限り同社の未来は、さほどエキサイティングとは言えそうにない。

プラスの材料としては、CNETが読者の要望を反映したサイト作りを目指して努力していることだ。こうした改善の多くは本当に最近やったばかりなので、トラフィックにどの程度の効果を及ぼすのか、結論を見るのはまだ先の話になりそうだが。

私の方からCNETにコメントをお願いしたので今日中には返答があると思う。新しい情報が入り次第、この記事はアップデートしていくということで。

[原文へ]

CNET Consumatingを再ローンチ
by Michael Arrington on 2006年6月7日

Consumating2005年にローンチしその年の12月にCNETにより買収されたタグベースの出会い系(dating)サイトである。

当サイトは いくつか顕著な変更を含め本日再ローンチを遂げた。ユーザーが選ぶどんなトピックに対しても利用できるディスカッションボードを作成した以外は、ほとんどの変更が視覚的なもの。今回の変更で、Consumating は出会い系(dating)サイトっぽさが薄くなり、(”出会い”が大部分の役割を果たす)ピュアなソーシャルネットワークさが感じられるようになった。これは、CNET が今回の買収を本気で取り組み、サービスを邁進させようとしている兆候である。

[原文へ]

CNETのAllYouCanUploadは破壊的
by Michael Arrington on 2006年5月29日

CNETは先週、AllYouCanUpload と呼ばれるシンプルな写真アップロードサイトを静かにローンチさせた。一見、特別なあるいは「破壊的な」サービスのようには見えなかったのだが、実際はそうであったのだ。

AllYouCanUpload をローンチすることにより、CNET は少なくとも MySpaceや eBay その他第三者のウェブサイトに写真を載せたいユーザーのためのホスティングサービスを提供する2社のスタートアップ(photobucketimageshack)をつまづかせたことは確かである。これは相当大きなビジネスである-photobucket は現在多くのトラフィックが流れ込む有益で資金も潤う企業だ。

AllYouCanUpload は手間となる作業を一切取り除き、できる限り簡単に写真をアップロードできるサービスである。アカウントを登録する必要もない。アップローディングツールを使うだけで、写真とともに、Myspace、ebay、その他のサイトに写真を掲載できるコードが表示される(メールで送信ができるリンク付のオプションも気に入っている)Photobucket や Imageshack と違って、AllYouCanUpload は完全に無料で、アップロードするエリアにも広告は表示されない(サイトのホスト側のエリアには広告がある。ホスト先のイメージをクリックすると見える)。アップロードできる写真数や使用できる容量にも制限がない。写真ファイルのサイズにも制限はなく、写真はリクエストしない限りリサイズされない。そして、最も重要である帯域幅の制限さえも全くないのである。

最後のポイントは重要である。他のサービスは帯域幅に上限がある。ということは、もし写真がとりわけ人気になり何度も閲覧されるとすると、ユーザーアカウントは上限に達した時点で停止してしまうのである。AllYouCanUpload ではこのようなことは発生しない。

これはデスティネーション・サイトではない-もしあなたの写真のURLを無くしたり忘れたりすると、検索機能やユーザーアカウントがないため再度アップロードしなければならない。CNET はもし、デスティネーション・サイトの機能を求めるなら、彼らのメインの写真サイトであるWebshots に行くように勧めている。しかし、写真を保管しておく場所を求めているMyspace や他ソーシャルネットワークのサイトのユーザーにとっては、AllYouCanUpload は最適な場所だ。もし、このサイトに牽引力があれば(CNET がバックについていなくとも、牽引力はあると思う)、PhotoBucket やImageshack は現在のサービス内容を見直さざるを得ないであろう。そして、このようにサービスが改良されることはコンシューマーにとっては利益となることなのである。

Martin Green氏(CNETのCommunication Groupのジェネラルマネージャー)のブログでは、このサービス)に関し詳しく議論されているので、見てみてください(CNETの”Haystack”と呼ばれる新しいバックエンドのストレージ・ソリューションも含む。

最後に: 最近では、一体何をやっているかさえ理解できない状態まで、新機能を多数追加するウェブアプリケーションを今まで以上にみるようになった。こういったサービス、ひとつのことに対し一切の手間を省きとことん効率的にする努力がなされたサービスを見るたびに、私は心が熱くなる。「シンプルさ」と「つまらなさ」とはイコールではない。シンプルさは時には破壊的にもなりうる。AllYouCanUpload のようなサービス、もっと見てみたいものだ。