Farecast
Yaptaがブラウザーアドオンを卒業、フライト追跡サイトへ
by Erick Schonfeld on 2008年6月23日

ブラウザーのアドオンはすばらしい、しかし誰もが使っているわけではない。本気でウェブビジネスをやろうと考えるなら、やはりウェブサイトも持っている方が良さそうだ。Tom Romaryが昨年Yaptaを開業したとき、他の定着済みの旅行サイトとは競合したくないと考えた。そこでYaptaをブラウザーのアドオンに仕立て、旅行者がいろいろな旅サイトで航空運賃を調べているまさにそのときに運賃の追跡ができるようにした。(われわれの最初のレビューはこちら)。

その後35万登録ユーザーを得た今、Yaptaがついにフル装備のウェブサイトを立ち上げた。運賃を追跡できる航空会社は23社で、American、Delta、United、Jet Blue、Virgin Americaの他、新規参入の海外航空会社(Air France、British Airways、Cathay Pacific、Lufthansa)も含まれる。フライトを決めたら追跡を始めることができて、運賃が下がればYaptaが通知してくれる。購入後に料金が下がったときは、払い戻しをしたり、最低料金保証ポリシーのある航空会社から差額を受け取るのをYaptaが手伝ってくれる(航空会社から直接購入すればほとんどの会社が料金保証をしている。Yaptaは航空会社に直接リンクして、直接購入を支援している)。

Farecast(現在Microsoftが所有)と異なり、Yaptaは料金の予測を行わない。実際の価格を追跡し、変動があればメールで通知する。Romaryがこう語る。

価格は非常に気まぐれなものです。私たちが学んだのはこれ、上がるのか下がるのか、という質問に対する答えは「イエス」。価格は上がることも下がることもあります。みんなが知りたいのは、それがいつ起こるかです。

これまでにYaptaのユーザーは、ブラウザーのアドオンだけで100万を越えるフライトを追跡し$60M(6000万ドル)以上の節約が確認した。そのうち$50M(5000万ドル)は購入以前に値下がりが判明し、残りはその後航空会社からのクーポンの形で戻ってきたものだ。追跡した全フライトのうち約半数(46%)に価格低下がみられた。

Yaptaはウェブサイトになったことによって、同社がこれまで開拓してきたニッチ市場からさらに先へと成長していくことができるだろう。旅行の何週間か前から計画を立てられるなら、Yaptaは実に便利だ。特に、Farecastと組み合わせて使えば、注目したフライトがどこまで安くなるか見当をつけることができる。残念ながらFarecastには、Yaptaが予測機能を取り込むためのAPIはなく、逆もまたしかりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)

マイクロソフト、Farecastを$115Mで買収
by Mark Hendrickson on 2008年4月18日

Farecast買収の噂は本当だった。CEOのHugh Creanが、ごく短かいブログ記事で同社がMicrosoftに買収されたことを書いている。

最初にこの噂を流した SeattlePIによると金額は$115M(1億1500万ドル)。両社がMSN Travelで提携していることを考えればよくわかる組み合わせだが、SeattlePIの記事によるとFarecastは、Microsoftの申し出を受ける前に複数のオファーを楽しんでいたという。

Farecastは航空運賃比較のほかに航空券を購入する際に予測アルゴリズムによって推奨してくれるツールだ。つまり、どこの航空券が一番安いかだけでなく、待つ価値があるかどうかも教えようという発想だ。また同サイトでは追加料金を払えば航空券の予想価格の保証も行う。さらに昨年秋からは、ホテル料金が妥当かどうかを旅行者が調べられるサービスも開始した

今回の取引に先行して、ライバルのSideStepが12月にKayakに買収されている。

情報をくれたJaysonにサンクス。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Farecastが国際線フライト運賃予測をスタート
by Duncan Riley on 2008年2月8日

シアトル拠点の航空券価格予測、保証サービスFarecastが、米国から国境を越えて海外の主要市場に進出を果たした。

2006年5月にスタートしたFarecastは、航空券価格の変化を予測して、消費者が買うべきか待つべきかの判断を手伝ってくれる。2006年の終りには保証も加わり、買うのを見送ったユーザーは、事実上価格上昇に対する保険をかけられるようになった。最近Forecastはさらにホテルの予約も始めている。

現在同サイトでは、米国、ヨーロッパ、メキシコ、カリブ、カナダの200都市以上の予測を提供している。USA Todayによると、旅行者は最長2週間の海外旅行を6か月前から探すことができ、むこう一週間についてFarecastが、価格が上がるか下がるか変わらないかを予測する。

新たに拡張されたこのサービスにも、まだ制約はある。例えば、サンフランシスコ空港(SFO)からロンドンヒースロー(LHR)を検索すると、航空券の価格は出てくるが、予測サービスはない。LHRはヨーロッパの主要なゲートウェイで、SFOからメキシコシティーなら出るのに、だ。FarecastはExpediaのような一般旅行サイトと同じように、単に航空券の価格と予約のサービスとして使うこともできる。メルボルン(MLB)からSFOを調べると、SFO-LHWと同じような結果が出てくるのだが、FarecastがExpediaを含む他サイトへの料金比較リンク提供しているのに、他サイトよりも価格的に優位な点は全くなかった。

Farecastは非常に競争の激しい分野にあり、12月にKayakがSidestepを買収してからはなおさらだ。Farecastのトラフィックは長い間伸び続けているが、それでも未だに3位と遅れをとっている。(下のcomScoreのグラフ参照)。

travel.jpg

CrunchBase:KayakSideStepFarecastMobissimo

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(翻訳:Nob Takahashi)

スクープ!―ディスカウント旅行サイトのKayak、$196Mを調達して同業のSideStepを買収
by Michael Arrington on 2007年12月21日

kayak_sidestep.pngディスカウント旅行サイトのKayakがライバルのSideStepを$200M(2億ドル)で買収した。このニュースは明日発表の予定だったが、 SidestepのCEO、Rob Solomonが社員を全員集めたミーティングでこのことを発表するとあっという間に世界中に知れ渡ってしまった。

買収劇は2段階に分かれている。まず、Kayakは、、新しいラウンドを実施して、自社の投資者(Sequoia Capital、GeneralCatalyst Partners、Accel Partners)とSideStepの投資者(Norwest Venture Partners、TridentCapital)は新しい投資者(Oak Investment Partners、Lehman Brothers Venture Partners)、それに融資者(SiliconValley Bank、Gold Hill Capital)から$196M(1億9600万ドル)を調達した。これ以前、 Kayakは$27M(2700万ドル)の資金を集めていた。

これによってKayakはSideStepの買収を行ったわけだが、金額などの諸条件は明らかにされていない。噂では$180M(1億8000千万ドル)のキャッシュだったという噂だ。SideStepがキャッシュで保有する$20M(2千万ドル)もこれに加わったということで、これを含めた総額は$200M(2億ドル)前後となる。

SideStepとKayakはディスカウント旅行検索エンジン分野の双璧で、(MobissimoFarecastなどがこれに続く)、Kayakは年間$50M(5千万ドル)、SideStep’sも同じく年間$35M(3千500万ドル)の収入があるという。

この買収はSideStepにとっては大逆転の復活だ。2年前に同社は瀬戸際に立たされていた。創業CEOのBrian Barthが追放されてヤフーのeコマース部門担当の上級副社長だったRob Solomon,がスカウトされて就任した。彼がまずやったのは当時50人かそこらいた従業員のうち、40人を入れ替えたことだった。 その後の2年間でSolomonは会社の売り上げを$14M(1400万ドル)から$35(3500万ドル)に増加させ、ついに黒字化に成功した。SideStepは$32M(3200万ドル)をベンチャーキャピタルから調達している。

現在75人いるSideStepの従業員のうち、長期的に見ると、20人くらいはKayakが引き取る。Rob Solomonその他の経営陣は60日の引継期間の間、会社にとどまるが、その後は新たな道を進むことになる。

アップデート1: 「Worldwide Comscore」の4社を比較したグラフを下に掲げた。Kayakによると、SideStepとKayakの間ではユーザーの重複は10%以下だとしている。



アップデート2:
私はさっきKayakとSidestepの経営陣にインタビューして詳しい話を聞くことができた。合併後が完了した後、新の会社には60何人かの従業員が残る。両社ともに十分に利益を上げている。ホテル、航空券などの売り上げのアフィリエイト料金のほかに、SideStepはバナー広告、表示広告、またメール広告でも大きな利益を上げている。この分野Kayakが欠いているもの。チケット等のセールス総額は、Kayakが約$2.5B/Y(25億ドル/年、SideStepはおおむね$1B(10億ドル)見当だ。

Kayak’s CTOで共同ファウンダーのPaul Englishが面白いことを言っている。「 私はボストン子なんで、個人的な意見だけど、東海岸の会社が西海岸の会社を買うことができて、たいへんうれしい」。Kayak はConnecticutを本拠にしているが、SideStepはシリコンバレーの会社だ。

Crunchbase Kayak

Crunchbase SideStep

Crunchbase Farecast

Crunchbase Mobissimo

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(翻訳:Namekawa, U)

Farecast、ホテル料金を公正に比較するためのデータを提供
by Michael Arrington on 2007年8月30日

シアトル拠点のFarecastは、1年半前にローンチしたスタートアップで、航空運賃を予想して、ユーザーに対して値上りしないことを保障するサービスを中心としてきたが、今度は低料金のホテルの部屋を探すサービスに手を広げた。

サイトのホテルエリアでは、複数のトラベル検索エンジン(Orbitz、CheapTickets、Reserve Travel)の結果に基づいてユーザーが価格を調べることができる。結果は料金や基本情報とともにすべて地図上に表示される。

さらに、ホテルの中まで見ることができるので、料金に見合っているかを調べることができる。大半のホテルが、星によるレーティングだけでは、地元のホテルと比べて高すぎるのか安いのかを判断できない。時間がたてば、市場の力で平滑化されていくが、そのホテルを知らない人は概して高い料金を払いがちだ。Farecastを使うと、特定のホテルについて料金か妥当なものかどうかがわかる。

お得な料金のホテルには赤で印がつけられる。高すぎる部屋は青。

Farecastの航空券ビジネスとはかなり違う。あちらは、航空運賃が出発日までに上がるか下がるかの予想を支援するのが基本だ。しかし、良いホテルを最良の価格で探している旅行者にとっては、同じくらい有用なサービスだろう。

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Farecast、格安航空券の情報をお届け
by Michael Arrington on 2007年3月14日

シアトルのFarecastは安く航空券を手に入れるのに非常に便利なサービスになりつつある。

それぞれの路線の航空運賃が近く値上がりするか値下がりするかを予測するのがサービスの中心だが、Farecastではこれに加えて、2006年末にユーザーが10ドルの料金を支払うとその時点での最低価格で航空券入手を保証するサービスを開始した。つまりユーザーは実際に切符を購入するかどうか後で決めることができるわけだ。

今朝(米国時間3/12)、Farecastは新しく格安航空券の検索サービスを始めた。他の旅行サイトで紹介されるバーゲンの多くは、過剰在庫をやむをえず安く売りに出している。Farecastによると「新しいサービスでは、われわれの運賃検索システムを通過する大量の情報の中から、特別にお得なバーゲン情報をピックアップする」としている。現在トップページにはシアトル―ホノルル間333ドルという航空券の情報が表示されている。

Farecastは$20M(2千万ドル)を少し超える資金を調達している。

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Farecast、さらに$12Mを調達
by Michael Arrington on 2007年1月31日

良きにつけ悪しきにつけ、ベンチャーファンドはすっかり1999年の再現を楽しんでいるようだ。シアトルのFarecastは航空運賃を予測し、ユーザーにその価格を保証するサービスだが、現在3度目のラウンドを実施、$12.1M(121万ドル)をSutter Hill Venturesその他から調達した。以前の投資者であるGreylock Partners、Madrona Venture Group、WRF Capital、それに新しい投資者としてPAR Capital Management、Pinnacle Ventures、Farecastの取締役で以前のExpediaのCEO、Erik Blachfordも加わっている。

Farecastは現在までに総額$20.6M(2060万ドル)を3回のラウンドで調達したことになる。それで業績は? ビジネスモデルは消費者に魅力があるようだ。Farecastのマーケティング担当副社長によると、「わが社はローンチ以来、航空会社のウェブサイトに$200M(2億ドル)相当に上る『仮発注』を出している」とのこと。ただし現実の売り上げはそのごく一部になるはず。

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Farecast、航空運賃の価格保証、本番運用開始
by Michael Arrington on 2007年1月23日

今夜(米国時間1/21)、シアトルのFarecast航空運賃の価格保証をベータから本番運用に切り替え、サービスを開始した。

Farecastは将来の航空運賃の価格を予測し(米国内路線に限る)、ユーザーがチケットをすぐに購入したほうがいいか、さらに待ったほうがいいか決める手助けをする。このサイトでは提示する価格を向こう1週間にわたってユーザーに保証するサービスをテストしてきた。10ドルの料金で、ユーザーはそのフライトに関して将来の値上がりから保護される。つまり実質的に、将来の運賃値上がりに対する保険を購入できるわけだ。

これがどのように作動するのかという詳細と、リスクをどのように分散するかについては、Farecastのblogを参照。われわれは最初に紹介したときからFarecastは有望だと見てきたが、ひとつ注意しておく必要があるのは、SouthWest航空などいくつかの価格競争を激しく行っている航空会社がFarecastのようなサービスがフライト情報にアクセスし、チケットを販売することを禁止している点だ。ユーザーは最安のチケットを手に入れるためには、Farecastなどのサービス運賃を探した後、SouthWestその他のディスカウント航空会社の運賃と比較してみるとよいだろう。

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Farecast、航空券の価格保証販売
by Marshall Kirkpatrick on 2006年11月14日

シアトル拠点の航空券価格予測サービス「Farecast」は、同社初の基本的な価格予測を越えた“リテールプロダクト”をテスト中。これは、航空券価格が値上がりした場合でも、1週間1ドルで[ユーザーが指定した]固定価格で販売してくれるサービス。「Fare Guard」と呼ばれるこのサービス、テスト期間中は1ドルだが、テスト終了後は10ドルになる予定。サービスをテストするには以下詳細を見てほしい。

Farecastは過去の航空券価格について何百万というケースを観察し、ある日程の2都市間での航空運賃について、7日先にわたる価格増減について予測する。価格上昇が予測される場合、Farecastはユーザーに対しチケットを今すぐ購入するようにすすめる。もし、価格低下が予測される場合は、価格低下後のチケット購入を目あてに、現時点での購入を控えるようアドバイスする。現在、同社は全米75都市を出発地にするフライトの予測サービスを提供 している。

同社は、同サービスの予測正確性について約70%から75%の確率で正しいという。Farecastがチケット価格は低下するので、購入を待つようにとススメル場合、ユーザーは“Fare Guard料金”を支払うことで、[翌週には価格が変動するのでリスク回避として]その日の最低価格を翌週まで固定しアクセスすることができる。Fare Guardを購入し価格が値上がりした場合は、チケット購入に支払った金額とユーザーが固定した金額との差額をFarecastがユーザーに支払う。Farecastの予測があたり価格が値下がりした場合、ユーザーは最低価格でチケットを購入でき、FarecastはFare Guardサービスにより10ドルを得るという仕組み。

これはリード・ジェネレーションとコンテキスト広告をこえた利益生成の手段として、同社が提供希望している複数の付加価値のサービスの一つに過ぎないと言う。Fare Guardをテストするにはこのリンクから、ユーザー名「techcrunch」、パスワード「fareguardtest」でログイン可能。また、僕たちのFarecastに関する過去記事(日本語)も見てほしい。

Fare Guardは消費者対象のサービスとして成功するだろうか? はっきりと説明するのは少々難しいかもしれない。特に、ガードされているのが1サイドだけということを見ると[つまり価格が下がることを予測した場合にしか適応されないことを考えると]。もしFarecastがチケット価格上昇を予期し、僕がその時点での価格でチケットを購入、実際には価格が値下がった場合を仮定してみよう。もし、僕がFare Guardの提案を無視した場合に節約できたはずの差額を、Fare Guardは補填することはできない。同社によると、その点はまた他のサービスによるもので、現サービスが最初にテストされることが必要だという。 このサービスは、実際に利用してみれば、概要で説明されているよりもずっとわかりやすいと思う。ある時はFair Guardプロテクションが提供され、ある時は提供されない。どのような付加価値のある「サービス」がデータマイニングに加えられるのか、非常に興味深いところである。

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Farecast、航空運賃予測サービス、米55都市で開始
by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月22日

今日(米国時間8/20)、シアトルのスタートアップFarecastは 航空運賃予測サービスを全米に拡大した。米国の55都市から出発する航空便について現在までの運賃の動き、運賃の将来予測、お得な購入タイミングに関する助言、などが利用できるようになる。このサイトではRSSフィードを利用して運賃の推移と予測を継続的に知らせてくれる。Techcrunchでは今まで にもFarecastについてサービス開始前最初のベータ版の開始時に取り上げている。

Farecastは850万ドルの資金をGreylock Partners、Madrona Venture Group、WRF Capitalから調達している。このサービスの開発とテストには3年かかている。Farecastは今年、Time誌の「ウェブでいちばんクールな50 のサイト(the 50 coolest sites on the web)」に選ばれた。便利で本当に役に立つサービスだし、これで地域が拡大したことによってたくさんの人が興味を持ち、実際に利用してみる気になるにちがいない。

RSS フィードはユーザーが簡単にカスタマイズして試してみることができる。私はオレゴン州Portland- テキサス州Austin間の往復便について来月中旬の値動きをフォローするよう設定してみた。出発予定日から2週間前までの間運賃が何か興味ある動きを示 すかどうか観察してみるつもり。 まず間違いなく値上がりすることになるだろうが―時がたてば簡単にわかることではある。

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航空料金予測エンジンのFarecast 、本日パブリックベータ版をリリース
by Marshall Kirkpatrick on 2006年6月28日

航空料金の予測情報を提供してくれるFarecast社は本日(米国時間 6/27)、パブリックベータを公開する。600億以上もの過去の航空料金の記録を利用して、今後7日間の間に価格が上がるか下がるかを予測してくれる。ベータ版では、シアトルかボストンからの出発フライトのみしか用意されていないが、当社によると今年の暮れにかけて米国全域をカバーする予定だということ。

先週、私はこのサイトを見せてもらったが、とても役立ちそうという印象を受けた。プライベートベータ版からの主なアップグレードは、Ajaxの追加であり、全般的に動作がスムーズになっている。

Farecast背後の主な頭脳となっているのは、ワシントン大学コンピューターサイエンス学部のTuring Centerの主任であり、検索エンジンMetaCrawlerのファウンダーであるOren Etzioni氏。当社は、Greylock Partners、Madrona Venture Group、そしてWRF Capitalから8.5百万ドルの資金を受けており、Farecastの開発とテストに3年を費やしている。当社は22人いるスタッフのうち約20%がデータマイニングの専門家や博士号を持つのサイエンティストだという。

ユーザーはフライトの日付に加え出発地と目的地を選択する。そうすると、過去のチケット価格のグラフ、翌週の価格の予測推移、予測の信頼度をパーセンテージで表示してくれる。そして、複数の航空会社を利用す場合以外は、チケットは航空会社から直接購入することになる(複数会社利用の場合はOrbits経由での購入となる)。また、検索に対してはコンテキストマッチ広告が、検索結果近くに表示される。

あなたや私のような個人のユーザーの行動を分析するだけでなく、データマイニングがこのようなことに適用されている事例として見れるのは、目新しく素晴らしいことだ。おそらく、このような技術は業界内の効率化のために色々なシステムやアプリケーションで既に多く使われているのだろうけれども…。このような新しい消費者向けのデータマイング・アプリケーションが産業界で好意的に受け止められるのか、それとも、消費者に対する影響力の損失とし見られるのは、これから問われるところである。

確かに、航空会社がこのうようなシステムを承認するかどうかを疑問視する声は上がっている。だが、コストのかかるサードパーティーを通す代わりに、少なくとも、航空会社にしてみれば直接買ってもらえるということは好ましいことだと思うだろうと言っている人もいる。また別の人によると、システムが価格低下の予測できることが証明され始めると、航空会社は料金パターンを変更してしまうのではないかと、述べている人もいる。Farecast社は航空会社とは友好的な関係を結ぼうとしており、今後彼らが成功するかどうかは興味深いものである。

プライベートベータ版がリリースされたときに、MikeがFarecastのサービスのレビューをし、その中で、彼はいつも最安値の価格を提供するSouthWestがサービスに含まれていないことに不満だと書いた。SouthWestは価格情報をどの外部サービスにも提供していない。そして、Farecastは検索結果に少なくともSouthWestのスケジュールを表示している。だから、彼らは最善を尽くしているように思えるのだが。果たしてこれが問題となるかどうかは、しばらく様子を見ることにしよう。

私は十分にリサーチせずに航空券を買ってしまういがちなので、600億以上の観測データを持つFarecastを、これからはチェックするようにしようと思う。もちろん他のサイトもチェックするが...。事例となる自らの経験を通じ、当社のデータ-が一貫して信頼できるものだと検証できれば、私も、もっとこのサイトを使うようになるだろう。ポートランドも間もなく出発地リストに追加されることを願いたい。

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Farecastで良い条件の航空券を探そう
(単純にSouthwestを使うという手もあるが)
by Michael Arrington on 2006年5月26日

シアトルに本社を置くFarecast (現在はプライベート・ベータ版)は、航空券の価格を比較でき 、また予測アルゴリズムを利用して、どのタイミングで チケットを購入したら良いかの推薦もしてくれる。アイデアとしては、 どこが一番安値のチケットを販売しているかだけでなく、 今購入を保留するほうが良いかといったところまで面倒みてくれるというわけだ。 ミネアポリスの Flyspy という会社、 近々似たサービスをローンチさせるからチェックしてもらいたい。

サイトはよくデザインされており、インターフェースも見やすく、価格、予測情報を表示。現時点のベータ版では、出発地としてシアトルかボストンを選択しなければならない。私はシアトル発ロサンジェルス行きのフライトを見てみた。最安値のオプションは329ドル(アメリカン航空)、そして予測情報はこの7日間の間、80%の確率で最安値のチケットが50ドル値上がりすると教えてくれる。

分かった。すばらしい。しかし、往復で308ドルのチケットを売るSouthwestはこの価格比較には含まれていない。これがここでの真の問題である。Farecast は航空会社が作り出している価格カオスから役立つ情報を引き出すいいソリューションである。しかし、Southwestはこのゲームに参加しておらず、Farecast のような比較エンジンにサービスを公開していない。最安値で良心的な値段はこのサービスから除外されているのである。

私はFarecast のサービス気にはいっているし、Southwestの値段よりも安いチケットが手に入るかどうか使ってみようと思う。しかしながら本当に見てみたいのは、航空会社たちがこのどうしようもない状況を理解し、共通でもっと納得のいく価格モデルを採用してくれることだ。たとえば、Farecastのような独自のアルゴリズムがなくても理解できるようなものであって欲しいものだ。

John Cook氏がさらに詳しく書いている。プライベート・ベータ版の招待を受けるには、 ホームページから登録。 Noahよ、招待状をありがとう。