水曜日(米国時間6/8)は、国連のWorld Oceans Day (世界海洋デー )だった。“海洋に関して国際社会が直面している課題への関心を全世界的に高める”ことが、その制定の目的とされている。
その精神に則り、Google Earthをはじめ10あまりの研究機関がデータと人材と技術を寄せ合い、海底地形の高解像度のマップを作った。その作業を指揮したのはコロンビア大学のLamont-Doherty Earth Observatory(Lamont-Doherty地球観測所)で、ここが、Global Multi-Resolution Topography (GMRT)など、20年近くにわたる500回の洋上調査から得られたデータを提供した。
Google がGoogle Earthアプリケーションに気象データ を加えた。ただし、現時点では対象地域が北米とヨーロッパの一部だけだ。
Googleがブログで説明しているところによると、これはGoogle Earthの拡張機能ではあるけれども、Weather Channelや気象に関するWebサイトを見る代わりにはならない。これからは、地形が分かるだけでなく、そこにハリケーンや雷雨があることも分かる、というだけのことだ。
今日(米国時間6/14)リリースされたGoogle Earth のデスクトップアプリケーションの新版 は、ランニングやハイキング、サイクリングなどをする人たちが気に入るだろう。それは、Google Earth 5.2.と呼ばれている。ぼくなら、ハイキング用Google Earthと呼ぶね。今度の新機能によってGoogle Earthは、ユーザのGPSのデータを使ってハイキングやサイクリングなどの旅程図を作る(右の写真)。旅の速度、高度差(上り下り)などのデータも、視覚化されてアニメーションで図示される。
心拍数など、体調に関するデータを入力すると、それらも画面下にグラフとしてオーバレイされる。iPhoneやAndroidのフィットネスのアプリケーションに、こんな機能があったらおもしろいだろうな*。
世界中で進行しつつある森林破壊を止めることが、地球温暖化の進行を食い止める最も有効な方法のひとつだ。Googleは、人工衛星からの画像にクラウドコンピューティングによる詳細な分析を加えて、Google Earth上に現況を表示するシステムを発表 した。人工衛星写真を使えば森林破壊が進行している地域を特定することができるが、時系列に写真を分析して、取り返しがつかなくなる前に状況を把握するためには膨大なコンピュータパワーを必要とする。
上に掲載した写真はブラジルのロンドニア州(Rondonia)で、過去20年間に進行している森林破壊を示すものだ。最近の状況が赤で示されている。下に掲載した図の赤い部分は、ここ30日間で進行した森林破壊の様子を示す。Googleは、人工衛星写真を使って森林破壊の状況を調査するためのソフトウェアを開発した科学者とともに、今回発表した分析ツールを運用している。デスクトップコンピュータを使った場合、個々の分析に数日を要していた。しかしクラウド上の強力なコンピュータを利用することで、Googleは作業に要する時間を数秒にまで短縮することができた。また人工衛星の写真をペタバイト単位で保存して比較することもできるようになった。
今日(米国時間10*/13)、Google Building Maker という、いわばGoogle版のSim Cityがローンチ した。これはGoogle Earth上にビルを建設できるツールだ。ユーザーはGoogle Earthの写真とGoogleが提供する部品を利用してどんなビルでも3Dモデルを作成できる。GoogleによるとBuilding Makerを使えば、ほんの数分で簡単にビルの建設ができるという。
Building Makerはブラウザ上で作動する。使用にはGoogleアカウントへのログインが必要だ。作成したビルに自分のユーザー名を登録することができる。さらにGoogle SketchUpを利用してビルの細部を洗練させることも可能。
パキスタンのタリバンの指導者Baitullah Mehsudは、同国のへき地”Zangarha地方”にある義父の家をCIAのミサイルに攻撃され、もしかして死んだかもしれない 。でも、彼の生死はともかく、ミサイルが攻撃した場所は正確に分かる。しかも、スパイ衛星なんか要らない。Google Earthを使うと、上のような画像を見れるのだ。
Stefan Geensが、彼のブログOgle Earth で、ニュース記事 から集めた位置情報をもとに、その場所を特定している。彼は、埋葬された場所まで推定している。10年前には、このような衛星画像にアクセスできる人は限られていた。今日では、誰もが無料でダウンロードできる。解像度はCIAや軍の衛星のほうが良いが、でも地理情報の入手に関する政府と一般人の間のギャップは急速に狭まると期待してよいだろう。
Googleはインターネット企業として、常に製品の進化と改善に尽してきた。中にはバカバカしい ものもあったが、ずっと真面目で世の中に役立つためのものもある。今日 Google Earthが、スーダンのダルフール州の対象範囲を拡大したのは後者である。
Googleは、U.S. State Departments Humanitarian Information Unit (人道支援に関する情報収集組織)のデータを使用し、米国ホロコースト博物館 の協力を得て、集団虐殺で破壊された3300以上の村落を見られるようにした(村落全体が破壊された)。Googleは、数字はそれなりに知られるようになったが、虐殺現場をこれまで以上に詳しく見ることによって、惨状の理解が深まるはずだと書いている。
今週はGoogleの週だった。中でもビッグイベントはGoogle I/O大会 でGoogle Wave が発表されたことだが、Google Earthも忘れてはいけない。まず、企業やお店の情報を充実させた 。そして今日(米国時間5/28)からは、ビルや橋、野球場などの建築物を3D画像で見せてくれる 。
画像は、世界中のビル や橋、博物館 、摩天楼 (超高層ビル)、野球場などの競技場、城などの中も見せてくれる。画像の多くは、Google SketchUp で作られている。
Google Earth が、地球を探索するための強力で役に立つツールであることは立証済みだ。このバーチャル地球アプリケーションは、墜落事故の謎の解明に役立ち 、あるときはマリファナ押収に 使われ、ディズニーランド・パリを探険 することもできる。このたびGoogle Earthに、もう少し実用的なものが追加された。店舗とその関連情報 がデスクトップ、iPhoneアプリの両方で見られるようになった。
Google Earchに「ビジネス」レイヤーを加えると、アプリケーションを立ちあげた時にデフォルトで店が見えている。レストラン、バー、銀行、ガソリンスタンド、食料品店などが表示される。ズームしていくとさらに多くの店が見える。アイコンをクリックすると、住所、電話番号、レビュー、営業時間などの追加情報を見ることができる。
1992年にディズニーは、ディズニーランドとディズニーワールドという二大テーマパークの大成功を踏まえ、パリ郊外にユーロディズニーを設立することを決定した。同社は以前、東京近郊のリゾートに対してネーミングのライセンスを行っているが、このヨーロッパ版は同社自身が積極的に取り組んだプロジェクトだった。始まりは悪夢だった。つまりは誰も行かなかった。そしてこのたび、Google Earthの魔法のおかげで、自宅でくつろぎながらユーロディズニーに行けるようになった。
昨年のディズニーワールド に続いて、Google Earthがディズニーランド・パリ (開場当初の大誤算の後1995年に名称を変更した)を3Dで再現した。ディズニーはこの3Dレンダリングをできる限りリアルにするために、写真8万5000枚を含むプログラム(450GBの膨大なもの)を提供した。あらゆるアトラクションに加えて、城や500以上の建造物もある。
Google Earth の背後にある発想はいつみても強力だ。人々が行くことのできない行くつもりもなかった場所の探索を可能にする。しかし、その膨大な地図データと地形データをもってすれば、地球をくまなく調べるための強力なツールにもなり得る。Google Earthがまさにそのとおり、飛行機墜落事故で家族を失い、その遺体が2年以上も見つからずに悲しみにくれていた一家の力になった。
その飛行機が墜落したと専門家も家族も信じるアリゾナ州のあらゆる地域にわたって、数え切れないほどの捜索が繰り返されてきたが、機体を見つけることはできなかった。そして、ある信じられないことが起きた。億万長者の探検家、Steve Fossettの捜索にも加わっていたある人物が、墜落と同じ日に近くと思われる場所で撮影された山火事の写真を見つけたのだ。すぐ知らせを受けた家族は、捜索を支援するウェブサイト を立ち上げた。運良く、Google Earthから同じ地域を別の角度から撮った写真と地形データを入手することができた。
最近公開されたGoogle Earch 5.0で、水中から海がどう見えるかを試している人は(ヒント:フライトシミュレーター を使って水中を飛ぶ)、Googleがこの機能を米国の「第3海岸」即ち北米五大湖にまで広げていたことを知って喜ぶことだろう。五大湖(スペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖)は、地球最大の淡水湖群を形成している(Wikipedia によると、約22%を占める)。
NOAA五大湖環境研究所(GLERL)およびNOAA全米地球物理データセンターとの共同作業によって、現在Google Earthには、五大湖の詳細な湖底地形が組み込まれている。ユーザーはスペリオル湖東部の峡谷と砂州、ミシガン湖中央の礁複合体、かつてマキノー海峡でミシガン湖とヒューロン湖を繋ぎ、現在地下水道となっている河道など、さまざまな地物を探索できるようになった。
今週初め、GoogleはGoogle Earthツアーをブラウザから直接閲覧できるプラグイン をリリースした。2月に公開されたGoogle Earthのリリース5.0でも導入されたツアー機能を使えばGoogle Earthで表示できる場所のどこででもバーチャル・フライスルーを作成することができる。これによってなかなか印象的な作品を作り出すこともできる。Googleではいくつものベストツアーをギャラリー に集めており、ハドソン川に緊急着水したFlight 1549の歴史的なフライトの再現やサンフランシスコの疾風ツアーが紹介されている。
プラグインは30MBもあり(Mac版ではインストール後に80MBの容量が必要だった)、「軽い」とはとても言えないものだ。しかし機能は非常に印象的なものでGoogle Earthのデスクトップアプリケーションが不要になったことで自由に多くの局面で創造的に用いられるようになるだろう。たとえばニュースを配信するような場合、オンラインレポートで臨場感を増すために使うような例が考えられる(ツアーには音声を加えることができる)。また旅行会社ではツアーの案内をこのバーチャル・フライスルーの機能を使って行うこともできる。
皆さんのお気に入りのGoogleサービスのトップ10は何だろうか? Googleのサービスはそれぞれがサブドメインを持っているので、Quantcastが発表したGoogleのサブドメイン のトラフィックに関するデータを見ると、どれが人気があるか、およそのところが分る。Googleのメインの検索エンジンがリストのトップで、アメリカでのユニーク訪問者は推計1億3660万だ。2位がGoogleMaps(3600万)、以下、画像検索(3170万)、Gmail(1050万)などとなっている。Google Docs、Sites、Knolはトップ10入りするほどのトラフィックを得ていないが、伸びは順調だ。
YouTubeとOrkutはGoogleのサブドメインではないので、下のリストには入っていない。しかしYouTubeのユニーク訪問者は7000万で、このリストに入れれば2位となる。
Google Earth(GE)ブラウザプラグインWindows対応版が出て約半年、待望のMac OS X(インテル& Power PC)対応版 がついに出た。5週間前にはiPhone対応のGEアプリ が出ているし、Linuxユーザーも互換バージョン登場まであと少しの辛抱だ。
ダウンロードはGoogle Earth Pluginアプリ一覧かGE API専用サイト からできる。 ご注意: ファイルサイズは47MB。IntelとPowerPCの対応をひとつにまとめているので、かなり大きい。 実働シーンはEarthSwoop か360Cities で見れるよ。
これには脱帽だ。プラハの本拠を置く360 Cities というバーチャル・リアリティー提供のための写真家のネットワークが、全周囲に加えて足下から天井まで球形全方向の高精細度のパノラマ写真のポートフォリオを制作し、Google EarthのFeatured Previewレイヤーに組み込んで、驚異的な360°映像体験を提供している。
いくつかのサンプル・パノラマは無料の3D地球表示ツールにより自動的に表示され、誰でも閲覧することができる。360citieの画像データベースにはそれ以外に、1万件近い球形パノラマがストックされ、Google Earthのギャラリーから利用できる。この中には息をのむほどすばらしい作品がいくつもある。たとえば、こちらはベルリンのベルリンのホロコースト記念碑 、こちらはイランのモスクの内部 、こちらはGambiaのマーケット だ。下にエンベッドしたのは私のお気に入りのキューバの街角のバーだ。
このビデオにはバーチャルearthソフトがiPhoneで完璧に動くデモが入っている。iPhoneを傾けると、地球もそれにつれて回転を始め、地球上の別の都市へ移動することができる。Taylorはこのアプリケーションはローカルに作動している―つまりWiFiなり3Gなりで非常に広い帯域を確保して大量のデータをダウンロードしてこなければならないはずだということを指摘している。しかしGoogleの同僚諸君はこれに触発されてiPhone版なりAndroid版なりのGoogle Earthサービスを始めてくれないものだろうか。(夢見るのは自由だろ?)
ビデオ中でご覧になっているのはGoogle Earthではないが、たいへんよく似ている。Earthscapeは独自のバーチャル地球プログラムを書き上げて、これを同じく独自のソーシャル地理情報ブラウザで閲覧しようとしている。Google Earthと同様、特定の地域を選んでテキストでタグづけし、レストランのレビューやWikipedia記事を書くことができる。また季節や、歴史的な時代によって異なる画像オーバーレイが利用できる。このアプリケーションは現在プライベート・テスト中だ。(ここから登録 )
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(翻訳:Namekawa, U)
GoogleはGoogle MapsにGoogle Earthの機能を2つ追加した。そこで疑問が起きてくる。いったいGoogle Earthに将来はあるのだろうか?
Google Mapsに付け加えられた2つの新しい機能の一つは上空を飛びながら地形を見る機能 だ。これはだいぶ前からGoogle Earthにあった機能だが、今やGoogle Earthをダウンロードする必要なしに、Google Mapを利用して地形を見ながら上空を「飛ぶ」ことができる。
Mapsのもう一つの新しい機能は、Google Earthにあったコミュニティーへの情報提供だ。「Our Maps 」はwiki方式でユーザーがGoogle Mapsに情報提供する機能だ。これで特定の場所にメモをつけたり、その情報を友達と共有したり、一般に公開したりできるようになった。
GoogleはKeyholeを2004年10月 に買収した。理由は誰の目にも明らかで、Googleは当時地理情報分野に本格的に進出しようとしていたので、衛星画像の利用技術が欲しかったからだ。Keyholeの技術でGoogle Earthが可能になった。Google Earthをダウンロードしてインストールすると、当時としては前例のない精密さで宇宙から見た地球の画像を見ることができるようになった。しかしGoogleは、Picasaその他わずかな例外を除いて、本質的にソフトウェアそのものを提供する企業ではない。GoogleはKeyholeから得た機能の多くを次第にGoogle Mapsに移し換えていった。この間、Google Earthへのサポートも続けられたわけだが、これがいったいどこまで続くのだろうか? 時ととともにGoogle MapsがGoogle Earthの機能を吸収していくにつれて、Earthの魅力は薄れていかざるを得ない。同時にGoogle全般の戦略としてダウンロードしなければならないソフトウェアより、ウェブから直接利用できるサービスを優先するというのは自然である。Google Earthはまだしばらく続くだろうが、Googleの思惑次第でいつ消えていくことになっても不思議ではない。今やGoogle Earthの機能はすっかりGoogleMapsに吸収されているうえに、Mapsはオンライン・サービスであり、ダウンロードが必要ないのだ。私はGoogleはEarthのサポートを来年か再来年あたりで打ち切る準備を進めているのではないかと思う。
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(翻訳:Namekawa, U)
GoogleはGoogle Earth にちょっとした新しいレイヤを追加した。新しいレイヤはGeographic Webと呼ばれるものの一部となる。
Geographic WebはWikipedia(英語版記事) (日本語版記事) 、Google Earth Community、Panoramio (地理的な写真の共有サイト)からのコンテンツのマッシュアップだ。ユーザーがEarthである地点にズームインしていくと、マークが付けられているのが見えてくる。このマークはユーザー投稿写真、Wikipediaの記事などが関連づけられていることを示す。コンテンツが増えすぎて画面がゴタついてこないよ うにしてもらいたいと思うが、Googleではユーザー参加型の上記3つのソースからの情報は限定的にGeographic Webに取り入れていく方針のようだ。
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