数週間前、Google Mapsを利用したスーパー・カーナビ・アプリがAndroid向けにリリースされて大評判になった。残念ながら、このときのバージョンはAndroid 2.0(現在のところMotorola Droid携帯)でしか利用できなかった。しかし今日(米国時間11/23)、クリスマスのプレゼントには少々早いが、GoogleはMaps NavigationをAndroid 1.6(Donut)以降のOSを利用する携帯で利用できるようにした。
つまり、すべてのAndroid携帯のユーザーがこの素晴らしい機能の恩恵にあずかれるわけだ。最初に発売されたT-Mobile G1からでさえ利用可能だという。ただし1.6では2.0に含まれている機能の一部は制限を受ける。たとえば音声コマンドは利用できない。
今回発表されたMaps Navigationにはレイヤーと呼ばれる新機能も含まれている。これによってWikipediaの記事など、さまざまな情報を地図の上にスーパーインポーズできるようになった。
編集者注記: このゲスト記事を書いたJon Steinbergは、つい先日、PublicEarthに投資しているPolaris Venture Partnersの常勤取締役になったばかりだ。PublicEarthは、位置関連の製品およびコンセプトとしてなかなかおもしろいもので、しかも位置は、今週金曜日(米国時間11/20)に行われる本誌主催のリアルタイムクランチアップ(Realtime CrunchUp)のテーマの一つだ。類似のアイデアとしてはGeoAPIや、やや趣の違うSimpleGeoがある。これまでSteinbergは、Googleの中小企業担当部門で戦略的パートナーの開拓に関わるマネージャだった。

最近は、おもしろいWebサービスがかなり短期間で開発される。それは、デベロッパたちが既存のサービスを構築部材として利用できるからだ。提供されているAPIなどを利用して既存のWebサービスやその部分的な機能を呼び出せるから、デベロッパは既存の素材を組み合わせるだけで新しい高度なサービスを作れる。そしてそういう,
層の上に層を重ねるような開発方式にクラウドソーシング(crowd-sourcing, ユーザの参加貢献)が結びつくと、この層を重ねる工程に燃料が注ぎ込まれる。さらに、あと一つだけ必要な成分が、多数の人が参加するクラウドソーシングに秩序と構造性と意味を持たせるための概念分類だ。
Android携帯への乗り換えを考えているが、まだ踏み切れないでいる読者にお知らせがある。Google Mapsのナビ・アプリはスーパー・クールだ! このアプリはAndroid2.0携帯でしか利用できない。
今日はMotorola/Verizonが満を持してAndroid 2.0携帯を発表するDroidデーだ。Googleはパートナーに注目が集まるよう、おおむね後ろに控えて黒子の役割に徹している。しかしDroidこそAndroid 2.0 OSを走らせる最初のAndroid携帯端末であり、Google Maps Navigationは間違いなくこの製品の目玉アプリだ。
Google Mapsはさまざまな機種の携帯を合計してすでに5千万のユーザーがいるとGoogleでは発表している。しかし今日発表されたGPSナビは今までユーザーが利用してきた地図アプリとはまるで比べものにならない高い水準にある。
第1に、このナビはインターネットに接続している。現在ほとんどのカーナビはインターネットに接続できない。(Dashは重要な例外)。
そして何より、このアプリは完全に無料だ。当然、有料のアプリ(Navigon、TomTom、CoPilot、MapQuest、GoKivo、Sygic Mobile)は即刻、不利な影響を受けるだろう。
しかし仮にGoogleがアプリに課金したとしても、やはり優位であることに変わりはない。音声検索を始め各種の目的地検索(住所を知っている必要がない)、交通情報(公的機関の情報、プラス、アプリのユーザー・ネットワークからの情報)、 目的地付近でのストリート・ビューの詳細写真の表示などの便利な機能に加えて、車載利用モードでは大きくシンプルなアイコンが表示され、自動的に音声案内モードに切り替わる。
〔ジャンプの後にビデオあり。Google公式ビデオは非常に詳しい。見るだけで機能が十分理解できる。〕
先日出かけた際、友人と目当てのバーを探していた。ガソリンスタンドの人に道を尋ねる代わりに、もちろん21世紀の時代らしくiPhoneを取り出して、地図アプリケーションを使ってバーの場所を検索してみた。そして少々気になることを発見した。確かに探しているバーは見つかったのだが、そのバーの場所に”User-created content”(利用者の作成したコンテンツ)とラベルのついたものも表示されていたのだ。
また、米国時間10/2に公開されたSearch Engine Landの記事によれば、iPhoneの地図アプリケーションにスポンサー広告が表示され始めたとのことだ。つまりはGoogleが何か新しい試みを始めたということだ。しかし「利用者の作成したコンテンツ」にしても広告にしても、何の注釈もなく表示され、かつ双方共に画面から消すことができないのは使いにくい。
近頃、「Google」と「monopoly(独占)」という単語を一文中で見る機会が益々多くなってきた。あの検索の巨人が、検索やオンライン広告業界で強くなりすぎることに対する恐れは、尽きることがない。しかし今日(米国時間9/7)、この2つが全く別の理由で結び付いた。ボードゲームのモノポリーのオンライン版が、Google Mapsと共にスタートする。
ゲームの公開は9月9日で、詳細は全く明らかにされていない。しかし、モノポリーの製造元であるHasbroは、どうやらこのヒット商品をMMOG(多人数同時参加型オンラインゲーム)に仕立てようとしているようだ。「Monopoly City Streets」と題されたゲームの簡単な紹介が、このティーザーサイトにある。
目的はシンプル。友だちや世界を相手に、史上最大の富豪になることです。
大都市圏部で運転する人にとって、ラッシュアワー時の混雑を避ける抜け道情報は非常に大切なものだ。そのような人にとって便利な機能がGoogleマップに加わった。一部都市の幹線道路(ハイウェイ以外にも対応している)における道路状況をリアルタイムで表示してくれるのだ。主要ハイウェイにおける混雑パターンも掲載しており、これらの情報を使って最も混雑の少ないルートを選べるようになる。
交通情報に対応した都市の地図を拡大すると、右上に「渋滞状況」(英語版は「Traffic」)が表示される。このボタンをクリックすると幹線道路およびハイウェイの混雑状況が入手できるというわけだ。状況は色で示されており、緑であれば空いており、黄色は中程度の混雑具合、赤はかなり混雑しており、そして赤黒くなっているところは大渋滞を示している。
Google Mapsは無料オンライン地図サービスとして、すばらしい製品だ。しかし、世界の一部の地域がまだ欠けている。そんな地域の情報を集めるためにお金を払うかわりに、賢明にもGoogleは、Map Makerというサービスを使って、地元の人たちやその地域に詳しい人たち自身の手で地図を編集できるようにしている。そして今週、Googleは重要な地域をいくつか追加した。メキシコおよびヨーロッパ東部である。
「この2つの地域を加えたことによって、Map Makerで自国の地図を編集できるユーザーの数は倍増しました」とGoogleは言っている。これもすばらしいが、さらに注目すべきなのが、Map Makerを使って地域の地図を改善できるようになった国々の一覧表だ。Map Makerは、米国をはじめとする地図が充実している地域には使用できないが、米国内の地図でも所在地などは修正できる。今やGoogle Mapsは、はっきりとwiki的になったようで、これは地図上のデータの多くの部分についてコミュニティーが責任を持つようになるという意味だ。

最悪の温室効果ガス排出国はどこだろう? 国連とGoogleが協力して作ったこの便利なGoogle Mapで、それが分かる。この地図は1990年から2006年にかけての排出量の増減を表している。緑から黄色は減少を表し、紫から藤色は増加だ。
で、最悪の増加国はどこ? なんと、増加率のトップはスウェーデンだ! この期間の増加率が110%(2.1倍)である。「美しい北欧」のイメージ、がた落ちだね。スウェーデンの次に増加率が高いのがトルコ(103%)とカナダ(55%)だ。カナダも、北の国、森の国というイメージだけどねぇ。
Googleマップのあの涙滴をひっくりかえした形のマーカーはご存じだろう。どうやら世界各地にこのマーカーの実物が出現し始めたらしい。このGoogleマップの「私の好きな場所」を見れば、どこにあるかがわかる。
これを見ると既にサンフランシスコには山のようにマーカーがあるらしい。一つ(たまたまウチの近所だ)は写真に写っている。見ての通り、サンフランシスコ市長のGavin Newsomには自分専用のGoogleマップのマーカーがあり、彼が地元のレストラン、La Boulange de Polkのファンだということを示している。Newsomのマーカーには、ゴールデンゲートブリッジの絵があしらわれており、他の有名人にもそれぞれ専用のマーカーがある。
多くの人がGPS付スマートホンを使うようになり、Google Mapsなどのアプリケーションが現在位置を正確に割り出すことが当たり前に思えてしまう。しかし、パソコンでは事情が違う。たしかに、そのためのプラグインやGoogleツールバーなどもあるが、ほとんどの人たちはこの手のものをインストールしようとは思わない。しかし、今日(米国時間7/9)からは、ブラウザーのGoogle Mapsでも位置情報が利用できるようになる。ただし、それに合ったブラウザーを使っていればの話。
Google Chrome 2.0以降またはMozilla FireFox 3.5以降を使っている人は、Google Mapの左上端に小さな丸印があるのが見えると思う。ストリートビュー人形のすぐ上だ。これをクリックすると、地図上に現在位置が表示される。これはW3C 位置情報通知API標準を利用して実現している、とGoogleは言っている。
他の人はどうかわからないが、オンライン地図を見ていて建物の画像を見ると苛々してしまう。クリックしてそれがいったい何なのかを知りたくなるのだ。これまでは苛々するだけだったが、Google Mapsの新機能で、ついに問題が解決した。
地図上のどこかで右クリックするとサブメニューが表示されるのはご存じだろう。そのサブメニューの中に「この場所について」(英語版ではWhat’s here)というメニューが加わった。そしてもしGoogleにその場所についての情報があれば(かなりの確率で情報は存在する)、その情報を表示してくれるようになったのだ。たとえばその場所にショップがあるとするなら、その名前を表示してくれる。とくに情報がないような場合には、クリックした場所の住所が表示される。
Googleストリートビューの中を動き回るやり方は、直感的とは言えない。どうやって進むのかがちゃんとわかるまでに、必ず何度もあてもなくクリックしてしまう。これからは「パンケーキ」のおかげで、ストリートビューのナビゲーションが簡単になる。Googleが、Google Mapsのストリートビューに、「パンケーキ」と呼ばれる便利なツールを導入した。パノラマビューの中で見たい場所や物をダブルクリックするだけで、そこへ移動てきる。Googleによると、ストリートビューの全パノラマビューについて、建物の外観と道路構造のコンパクト表現を作ることによって、これが実現したという。ストリートビューでマウスを動かすと、パンケーキが現れるので、道路を行き来してレストランや道、建物、近くにある物などをクリックすればよい。パンケーキは道路の上では円形、建物の前では四角形になる。

ヘンリー・ハドソン(訳注:ウィキペディアの「ヘンリー・ハドソン」はこちら)は結局インドへの北西航路を発見することはできなかった。しかし今年は彼の三度目の公開から400年目となる記念の年だ。彼はこの三度目の公開でニューヨークに達し、ハドソン川と呼ばれるようになった川を遡上した(現在のアルバニー -Albany- にまで達した)。ハドソンは、見知らぬ地への移動中に出会うものは、しばしば偉大な発見に繋がるものだということを示している。記念の年を祝して、Henry Hudson 400 Foundationは、当時の地図にオーバーレイしつつ、ハドソンの航海すべてをGoogleマップ上に載せている。オーバーレイ表示は少々見にくいが、ハドソンの実際のルートを見ることができるのは、なかなか素晴らしい。
できるならこのようにカスタマイズした地図をGoogleマップのサイトで閲覧できればと思う(あるのかもしれないが見つけられなかった。小学生たちによって作られた、ハドソンの三度目の航海を図示する地図は見つかった)。もっと言えばGoogleマップには「探検コーナー」を作って、ルイス・クラーク探検隊(訳注:ウィキペディア)やシャックルトンの南極探検(訳注:Wikipedia)などが閲覧できるようにすれば良いのにと思う。これらのほとんどはGoogle Earthや、カスタム版のGoogleマップには掲載されているが、Googleマップの特設コーナーでまとめて閲覧できれば便利だ。それが無理でもせめて検索が容易にできるようにはしてもらいたいものだ。

Update:残念なことに二人のうちひとりであるRob Williamsは助からなかった。遺族の方に謹んでお悔やみを申し上げる。
昨日(米国時間3月2日)、スイスアルプス(Verbier)でスキーを楽しんでいた英国の技術系アントレプレナーのグループの2名が行方不明となった。時刻は中央ヨーロッパ標準時(CET)で午後4時頃。グループの残りの人々がTwitterに携帯電話の番号を公開して、それを元に探索に協力して欲しいと呼びかけた。
それから後のTwitterでの発言によると、ひとり(Jason)についてはGPSとGoogle Mapsを使って位置情報を把握し、iPhoneから発せられる信号を元に救助されたとのこと。しかしもうひとり(Rob)ははぐれてしまいまだ見つかっていない。最後にTwitterのメッセージが流れてから7時間ないし10時間が経過している。Robが無事発見されたとの確認ができない現状で、私たちにできるのは祈ることだけだ。
下に掲載したのは同行者によるTwitterのメッセージのスクリーンショットだ。

地図上で経路を案内するサービスを提供しているHopStopが、先週、無料のiPhoneアプリをローンチ、Google Maps Transitの携帯版に対して巻き返しを図った。このアプリはiPhoneのGPS機能を利用し、ウェブサイト版と同じ機能を提供する。これには旅行経路のカスタマイズ、付近の地下鉄駅、バスの停留所の地図への表示、タクシーの料金と時間を概算し会社の連絡先を表示するタクシー・モード、最初に表示された経路以外の経路を探索する機能などが含まれる。
過去にHotstopはカバーする大都市圏の広さでGoogle Transitの一歩先を行くライバルだった。しかしGoogleはすぐにGoogle Mapsをベースにしたサービスでこれに追いつき、多分追い越した。その上、Google MapsはiPhone 3G内蔵のGPSデータを利用できるようになった。しかもGoogle Transitは別途ダウンロードを必要としないネーティブ・アプリだった。
皆さんのお気に入りのGoogleサービスのトップ10は何だろうか? Googleのサービスはそれぞれがサブドメインを持っているので、Quantcastが発表したGoogleのサブドメインのトラフィックに関するデータを見ると、どれが人気があるか、およそのところが分る。Googleのメインの検索エンジンがリストのトップで、アメリカでのユニーク訪問者は推計1億3660万だ。2位がGoogleMaps(3600万)、以下、画像検索(3170万)、Gmail(1050万)などとなっている。Google Docs、Sites、Knolはトップ10入りするほどのトラフィックを得ていないが、伸びは順調だ。
YouTubeとOrkutはGoogleのサブドメインではないので、下のリストには入っていない。しかしYouTubeのユニーク訪問者は7000万で、このリストに入れれば2位となる。

Googleの選挙用地図に、11月のビッグデーを前にして、今回の選挙の投票所の場所を教えるマップレット(ミニ地図)が加わるようだ(どこに投票に行けばいいのか分からない人は見て)。
このサイトはまだ完成していないが、完成すればユーザに“投票所の位置、選挙人登録に関する情報、などなど”を提供するそうだ。‘などなど’の部分は未定だがこのサイトによれば、“投票所の位置の情報がすべて揃うのは10月半ば。それまでは州や市などの選挙管理事務所にお尋ね下さい”だって。
自分の住所を入力しても、約束の位置情報などは現れない。現れるのは、選挙人登録をいつまでにしろ、とか、不在投票の仕方などの案内だ。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)
編集部注:これは日本語版公開前2006年4月17日に掲載された記事です。
オンライン地図は昨年(2005年)長足の進歩をとげた。Google Mapsが参入し、衛星画像を付け加えたことで一躍注目を浴び、地図の分野で長年リーダー格だったカラフルで漫画的なMapquestの強力なライバルとなった。Google MapsのAPIが公開されたことで、ディベロパーは他のサービスとのマッシュアップによって新しいアプリケーションを作ることが可能となった。これによってGoogle Mapsはメインストリームのユーザーの間にブランドを確立した。 Microsoft、Yahooなども急いでこれに続いた。
Googleはなるほど人気があるにはあるが、地図サービス中、訪問ユーザー数で1位というわけではない。Yahoo Mapsと事実上同率首位 (新しいYahoo Mapsサービスについてはここにわれわれの記事)だ。Comscoreによると、3月、Google Mapsには1910万人のユニーク訪問者があり、同時期のYahooは2000万人。これに対して3月のMapquestは、なんと4640万人のユニーク訪問者があり、YahooとGoogleを合計したよりも多い。
Google Maps、Yahoo Maps、Mapquestに加えてAsk MapsとMicrosoft Windows Live Localも優秀な内容を提供している。現在提供されているこの5つのサービスを取り上げ、機能と使い勝手を比較検討してみた。以下に機能別の比較を述べる。
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