Pando
SanDiskとの提携なんかどうでもいい―「NBC Direct」、近くP2P技術を利用してHDビデオを無料配信へ
by Erick Schonfeld on 2007年12月12日

NBC UiversalはiTunesでのテレビ番組のダウンロード販売を打ち切った穴埋めに、必死になってあちこちで小さな提携を結んでいる。たとえば今日(米国時間12/11)、NBCの番組はSanDiskの新しいSansa TakeTV/Fanfareサービスを通じて配信が開始された。SanDiskのUSB TVデバイスを買う人間がどのくらいいるものやらわからないが、注目しておこう。

しかしその一方で、NBCは自社の「NBC Direct」サイトの魅力を画期的に引き上げる可能性のあるプロジェクトに取り組んでいる。2週間ほど前のStreamingMediaのスクープによれば、NBCは近くPandoのP2P技術を利用した番組配信に乗り出すということだった。昨日、ニューヨークで開かれた「Web Video Summit」で私が司会を務めたあるパネルディスカッションで、PandoのP2Pエンジンが事実NBC Directのビデオプレイヤーに採用されたことを確認できた。そこではさらに新しい情報も得た。NBCがP2P技術を採用した理由は高精細度(HD)ビデオを配信するためだったというのだ。PandoのP2Pシステムは単に巨大なファイルを配信するコストを低減させるだけでなく、HDビデオのダウンロードを可能にするという大きなセールスポイントをNBCに与えることになる。Vudu boxやSanDisk USBビデオのような専用デバイスはもう必要ない。

NBCはウェブビデオにトラフィックを呼び込むためにHDビデオに大いに力を入れている。すでにNews Corpとのジョイントベンチャー、HuluでもHDストリームの実験をしている。それにこの動きはもちろんNBCだけに止まるものではない。HDビデオは今まで一般に予想されていたよりもずっと早くウェブを通じて普及するかもしれない。HDビデオは一般家庭のテレビ画面に登場するより先にコンピュータ画面に登場するかもしれない。ちょっと考えてみていただきたい―もしウェブを通じてコンピュータの上で見るビデオが、居間のテレビで見るビデオよりはるかに画質がよくなってしまったら、人々は今度こそ本当にテレビ離れを起こすのではないだろうか?

Crunchbase Pando

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(翻訳:Namekawa, U)

「Supernova 2007」の「Connected Innovators」セッションに登場する企業の紹介
by Nick Gonzalez on 2007年6月29日

サンフランシスコのSt. Francis Hotelで開かれる「Supernova 2007」カンファレンスの「Connected Innovators」のセッションには12社の若いスタートアップ(いや実は、聴衆に緊張感をもってもらうためにでっち上げた架空の1社が交えてあった)が招かれている。紹介と評価を行なうパネルはKevinWerbachとMichael Arrington、それにJosh Kopelman、Julia Hanna Farris、Paul Kedroskyが加わる。その13社は以下のとおり。

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adap.tv
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AdaptiveBlue
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Aggregate
Knowledge

CastTV
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Critical Metrics
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Jangl
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Pando Networks
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SodaHead
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Spock
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Wize
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ZapMeals
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ZenZui
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Zing

Adap.tv – これはAdSenseのビデオ版だ。ビデオの内容に応じて、それに連動するテキスト広告を挿入する。ビデオが再生されるとAdap.tvはそれに関連あるAmazonの商品の広告とLooksmart広告を画面下部の広告バー領域に表示する。表示のタイミングもビデオの内容に連動する。ビデオの内容を判断するには、タグその他のメタデータに加えて音声認識技術を利用して音声をテキストに変換した結果も参照する。

AdaptiveBlue – これはFirefox用のブックマークとタグづけ用アドオン、Blue Organizerの提供者だ。閲覧しているウェブページを解析して適切な関連情報を自動的に生成してくれる。たとえば、ユーザーがあるバンドについてのページを見ているとすると、BlueOrganizerの右クリックメニューにはOdeoやWikipediaのようなサイトからの関連情報が表示される。このプラグインには DiggやLibraryThingにそのページを投稿するためのスマートリンク機能もある。最近追加された機能などさらに詳しい情報はここに

Aggregate Knowledge – これは他のスタートアップに比べれば実績が長いほうだ。オンラインのeコマースサービスと連動して、ユーザーの全体としての行動パターンをモニタして、カスタマイズされた商品推薦を行なう。最近大型の資金調達ラウンドをクローズしたところで、ローンチ後約1年を迎えるが、黒字化寸前という噂が出ている。

CastTV – ビデオに付属するメタデータ、そのビデオが掲載されているページの内容、さらにビデオへリンクしているページの内容を総合してビデオの内容を推定する検索エンジン。われわれが以前テストした結果は良好だった。最近Draper Fisher Jurvetsonから$3.1M(310万ドル)を調達している。

Critical Metrics – ウェブ全般から楽曲のレビューを収集、その結果をベースに音楽の推薦(レコメンデーション)を提供するサービス。推薦される楽曲にはそれぞれオーディオと可能ならYouTubeからのサンプル、またYahooMusici、Tunes、 Rhapsodyなどの購入サービスへのリンクが含まれる。

Jangl – お互いに本当の電話番号を知らせずに電話でコミュニケーションができるサービス。電話を受けたいユーザーはJanglに登録して専用電話番号をもらう。相手はその番号に電話して簡単に自己紹介のボイスメッセージを残す。受け手がそれを聞いて通話を承認すれば、以後直通で会話ができる。受け手は特定の相手をいつでも拒否することができる。最近Jangleではユーザーに対してボイスメールが利用できるメールアドレス提供するサービスをローンチした。相手側はボイスメールでメッセージを残すと掛けなおすための電話番号が与えられる。通話はVOIPによるブリッジ方式のため、国際電話などの長距離電話も可能で、かつ通話料金も経済的。

Pando Networks – デスクトップのP2Pファイル共有サービス。PandoはBittorrentがベースとしているが、専用サーバでバッファリングを行なうことによって転送の高速化を図っている。Supernovaでは「PandoPublishing Platform」が発表されている。これによってウェブサイトの運営者は経済的なP2P方式でビデオなどを配信することができる。このプラットフォームはP2P方式を利用してビデオのストリーミング配信ができるCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)だ。P2Pストリーミングは、ダウンロードの完了を長時間待つ必要がなく、配信された部分から順次再生することができる。このP2PベースのCDNは通常のCDNサーバーをBittorrentネットワークのスーパーノードとして利用することによって帯域を節約し、かつメインサーバとユーザーのコンピュータの間の負荷のバランスを図る。PandoはすでにNextNewNetworks、Blip.tv、Reverといったコンテンツ配信サービスと提携している。

SodaHead – 友人やSodaHeadに登録している専門家、あるいは誰に対してでもアンケートができるサービス。アンケートはエンベッド可能なウィジェットで、SodaHeadサイト上でもそのコードを貼りこんだサイト上でもアンケートに答えることができる。アンケートの選択肢がどれも適当でないと考えた場合などに、回答者はコメントを残すことができる。

Spock – 人物専門の検索エンジン。対象の人物に関連する情報のリンクを自動的に収集、蓄積する。またコンタクト情報の管理も提供する。

Wize – 専門家および一般ユーザーによる製品レビューをインターネット全体から収集し、独自のアルゴリズムによって1点から100点までのWizeRankを生成する。今年に入って$4M(400万ドル)のベンチャー資金を調達している。他のレビュー・サービスについてのわれわれの記事はここに

ZapMeals – このスタートアップが「Connected Innovators」にちょっとしたお祭り騒ぎを加えるためのジョークと判明した。Zapmealsは地域の手作り料理や仕出し屋の料理を腹ペコなユーザーに速攻で配達する、という触れ込みだった。登録メンバーの格付けで料理を選ぶと契約クーリエがただちに家まで出前してくれる、はずだったのだが。

ZenZui – 携帯電話のブラウザでウェブを利用する新しい方法を提案している。Zenzuiは格子状に配列したアイコンにサイトやサービスを登録することで携帯電話の狭い画面をより有効に使おうとする。グリッドに36個のアイコンが配置でき、数字キーからそれぞれのサービスにすばやくアクセスし、詳しい表示に切り替えることができる。われわれもローンチの時点で紹介している

Zing – これはモバイル音楽プレイヤーをWiFi経由で音楽ライブラリーに接続するサービス。現在SanDiskのデバイスをYahoo MusicPandoraに接続している。
このイベントに関してSNSのWink上にグループが結成されている。

これら12社は130以上の応募者の間から精選された気鋭のスタートアップだ。2006年に「Connected Innovators」に選定されたスタートアップの中からはStumbleUponがすでに大きな成功を収め、最近eBayに買収されている。われわれは今年の「Connected Innovators」の中からも続々とサクセス・ストーリーが生まれるものと大きな期待をよせている。

Disclosure: これらの会社は130以上もの応募者の中から選出されたのだが、参加するには参加費を払う必要がある。本カンファレンスのパートナーとして、TechCrunchは参加費の一部を受け取る。

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Pando、メールによるファイル共有を越えたサービスを実現
by Michael Arrington on 2006年10月27日
ニューヨークに拠点を置くPandoはP2Pファイル共有サービスの一群に差を開きつつある。これら一連のサービスについては8月後半にレビューを書いた。クライアントソフトウェアのダウンロードは150万を超え、一日あたりユーザー間で 20TBにのぼるデータがやり取りされるという。
Pandoの利用はとても簡単だ。いったん、PCまたはMac用のソフトウェアがインストールされると、ユーザーはシンプルにファイルまたはフォルダー (1GBまで)を開いているウィンドウにドラッグする。PandoはファイルをPandoサーバーに直ちにアップロード開始、メールフォームを開く。ファ イルを受け取りたいメールアドレスをタイプして、送信ボタンを押すだけでよい。受信者がメールを開いて.pando添付をクリックすると、Pandoは Bittorentを利用して送信者のコンピュータ、Pandoのサーバーそれにその他のファイル受信者からファイルを配信し始める。転送スピードは信じられないくらい速い。私のテストでは最低速度で500 kp/s、最高速度はその2倍だ。もし、受信者がPandoをインストールしていない場合は、ダウンロード開始の前にインストールをすすめられる。
Pandoは完全無料、そして便利なOutlookYahoo IMプラグインも備えている今日(米国時間10/26)、カリフォルニア州時間午前9時、PandoはEメールパラダイムを打ち破り、ウェブサイトから直接ファイル共有を可能にするサービスをリリースする。埋め込み、またはリンクのどちらでも可能。PandoのCEO、Robert Levitanからのメッセージを以下に一例として埋め込んでみた。シンプルにリンクから同じファイルへアクセスすることもできる。Pando Package

ファイル提供可能なバンド幅を持たないポッドキャスターやビデオキャスターにとってこれはとても有益なサービスになるだろう。パブリシャーは自分のサー バーにファイルをアップロードすることさえ不要になる。Pandoのデスクトップソフトウェアにファイルをただ単にドラッグしてウェブサイトに表示するリンクを入手するだけでよい。それ以外の人たちにとっては直接ダウンロードを可能にするのに付随したオプションとしてPandoリンクをシンプルに追加するのも魅力的だろう。私たちはPandoリンクをTalkCrunchのポッドキャストに追加、記事中にファイルも含めて提供するようにするつもりだ。リスナーはどちらか好きなオプションを選択できるようになる。もっとも Pandoを選択した場合にはダウンロードははるかにスピーディだろうし、私たちはダウンロードの為のバンド幅コストを負担しなくてもよくなる。

Pandoの新サービスはとても効率的なため、ユーザー達、特に著作権で保護されたコンテンツを共有するユーザーからの悪用を招くだろう。ダウンロードの モニターはあくまで受動的に行い、DMCA(Digital Millenium Copyright Act:デジタルミレニアム著作権法)のコンテンツを取り下げるよう通知を受けた場合はそれに従うつもりだ、とPandoはいう。

Pandoには、同分野において既存のライバルがいる。注目されるのは、私たちが7月に取り上げたシリコンバレー拠点のRedSwoosh。RedSwoosh、Pando両社ともサービス内容は魅力的。Pandoをすでにインストールしたユーザー層の大きさを考えると、これは本分野における[Pandoの]縄張りを広げるのに有利に働くだろう。

Pandoは過去2ラウンドにわたり合計$11M(1100万ドル)を調達。最近のラウンドでの$7M(700万ドル)はIntel Capitalがリードして調達された。

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ファイル共有サービス、4種比較
by Michael Arrington on 2006年8月25日

ファイル共有というのは長い間インターネットの人気分野だった。私は昔、友だちが本棚からCDを探し出してプレイヤーに入れて再生するより早く、同 じ曲を膝の上のノートパソコンからNapsterでダウンロードして再生してみせる、という競争をしたものだ。私はたいていその競争に勝った。あのNapsterがなくなってからもうずいぶんたつ。しかしその役割はもちろん多くのP2Pネットワークに引き継がれてきた。今日、ネットのトラフィックの相当部分はBittorentその他、人気のある非中央集権的ファイル共有システムによるものだ。しかしBittorentの利用には多少の技術的知識が必要だし, 匿名性も低ければ安全でもない。RIAAとMPAAは日常的にBittorentネットをモニターし、著作権侵害をしていると連中が疑うファイル転送をし ているIPアドレスの収集に努めている。またBittorentは(ときおり)ウィルスやスパイウェアその他のマルウェア広めることがあるのでも悪名高い。

そこでプライベートなファイル共有ネットが登場した。WASTEは2003 年に開始されたサービスで、信頼できる友人間でプライベートなネットワークを作れる。 マルウェアや監視の目を気にせずにファイルが共有できる。必要なのは特定のグループのメンバー間の信頼だった。WASTEの欠点はネットワークを設定した り参加したりすのがかなり面倒なこと。結局この種のプライベートネットワークはマスユーザーを引きつけられず、うまく軌道に乗ることが出来なかった。

最近、友人その他信頼できる仲間内でのプライベートネットワークで簡単にファイル共有が実現できる新顔がいくつか登場している。 以下で比較するAllpeersZaprPandoExaroomはいずれもこの分野への比較的最近の参入だ。

AllPeers

プラハと英国に本拠を置くAllPeersについては、われわれは当初からずっとカバーしてきた(日本語記事)ので、このサービスをよく知っている。

Allpeersはすぐにでもサービス開始と なりそうだが(この記事の時点ではまだスタートしていない)、Firefoxのプラグインで、ファイル転送にはBittorentテクノロジーを利用している。ユーザーはAllPeersネットワークに友人を追加してファイルのやりとりを始める。インタフェースは直感的に理解できるほど分かりやすく、ファイルのサイズや転送量は無制限。AllPeersは実に使いやすく、ファイルだけでなくフォルダ単位でも転送でき、Firefoxが作動しさえすればどんなマシンでも使える。われわれはストレステスト(訳注:製品に高い負荷をかけて正常に機能しているか調べるテスト)をし、非常に大きなファイルの転送中にFirefoxをシャットダウン、つづいてOSもシャットダウンしてみた。 AllPeersはFirefoxを再開すると、以前に停止したところからただちにファイル転送を再開した。これはすばらしい。

他のサービスと同様、AllPeersも無料。またPandoやZaprとは違って、AllPeersは最初にメールで確認せずにファイル転送を完了することができる。ただし、関係するメンバーは全員がFirefoxにAllPeersをインストールしている必要がある。

Zapr

シドニーとシンガポールを本拠とするZaprこの記事でプロファイルを紹介している。今週初めに公開ベータテストを開始したところ。サインアップはこちらから。

Zaprはダウンロードするアプリケーションでルックアンドフィールはインスタントメッセンジャーのクライアントにそっくり。ユーザーはファイルを ZaprへドラグしてメールアドレスないしZaprのユーザーネームの宛て先へ送ることができる。受取り側へはファイルのリンクが入ったメールが届けられ る。リンクをクリックすればブラウザを通してファイルのダウンロードが始まる。ファイルサイズに制限はなし。

ZaprはバックエンドにBittorentを利用しておらず、転送に先立ってファイルをサーバにアップする必要はない。ファイルはコンピュータから コンピュータへ直接転送される。したがって正しく転送が行われるために送り手は転送中ずっとオンラインになっている必要がある。これはもしユーザーが 100人の相手とファイルを共有しようするなら、100回別々のダウンロードを実行しなければならないということを意味する。これは帯域幅を食うし、たぶ ん個別の転送が失敗する可能性が高い。したがってZaprは正確にいうなら、プライベートネットワークによるファイル共有サービスというよりも1対1の ファイル転送を手軽に実行するツールと考えたほうがいい。またテストでは、転送途中で停止させた場合、再開に問題が出た。さらに(メールで送信される) ファイルへのリンクにアクセスできる人間なら誰でもファイルのダウンロードを開始することができる。.

ZaprはMicrosoftの.NETプラットフォームを利用して作られており、Windowsマシンのみ利用可能。

全体として、Zaprのユーザーインタフェースはよくできているが、以上見てきた制限はAllpeersやPandoに比べていちじるしく実用性を 乏しくさせている。あと、4種類のサービスの中でZaprだけはファイルの受け手側がZaprクライアントソフトをインストール必要がない。

Pando

ニューヨークに本拠を置くPandoは最近100万回のダウンロードを記録した。PandoはWindowsとMacで作動するデスクトップアプリケーションだ。 ユーザーはファイルをアプリケーションにドラグして、送り先にメールアドレスを入力する。複数の相手への転送も問題なく、Pandoはフォルダも処理できる。

Pandoが持つインテリジェントはBittorentベースのバックエンド。ユーザーがファイルを送信すると、PandoはまずそれをPandoサーバにアップロードする。受け手は送り手のマシンから直接ファイルを受信することもできるし、サーバからダウンロードすることもできる。受け手が複数いる場合、Bittorentが効果的に働き始め、すべての受け手が同時に送り手 としても機能する。

受け手はファイル送信を知らせるメールを受け取るので、小さい添付ファイル開くと転送が開始される (ファイルダウンロードにはPandoをインストールしている必要がある)。

Pandoは効率的でユーザーフレンドリーなサービスだ。ただしファイル転送を開始するのにいちいちメールの添付ファイルをクリックしないですむほうがいいし、ひんぱんにファイルを共有する相手のメールアドレスをいちいちタイプし直すのは面倒だから転送先リスト(buddy list)を作成できる機能も欲しい。

Exaroom

サンフランシスコを本拠とするExaroomは2006年7月末にスタートしている。 Windowsのみのサービスで、 クライアントアプリのダウンロードが必要。一度インストールされれば、ユーザーはMy Documentsフォルダのドキュメントを他のExaroomユーザーと共有することができる。新しく共有可能にされたファイルはアプリケーションのインタフェースから確認でき、ダウンロードはブラウザのダウンロードマネージャ機能を通して実行される。

ExaroomはMy Documentフォルダを恒常的に特定の友人たちと共有したい場合には便利なツールだが、機能が少ないので、それだけ実用性には乏しくなっている。

要約

これら4種のサービスはどれも信頼されたネットワーク内で大きなファイルを共有するのに便利なツールである。

ただし、それぞれ目的とするところは異なる。ここでは取り上げなかったが、人気のあるサービスyousendit (プロファイル紹介はここに) も大きなファイルを1人あるいはグループに転送するのに必要な機能を持っている。もし長期間にわたってファイル共有ネットワークを築きたいのなら、 Allpeersがお勧めだ。プラットフォームの種類が豊富(Windows、Linux、Macをサポート)で、共有相手先リスト(buddy list)を簡単に作成でき、 長期間多数の転送行うのが容易。またファイルのダウンロードを開始するのにいちいち確認メールをやりとりする必要がない。

この記事のリサーチにはNick Gonzalezの助けを借りた。サンキュー。

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