Rapleaf
by Robin Wauters on 2011年3月23日

データマイニングサービスRapleafに関する、ちょっと気になる記事が昨年10月にWall Street Journalに載った(”このサンフランシスコのスタートアップは自社のデータベースに10億のメールアドレスを持っているそうだ”)が、それを読んでとくにぞっとしなかった人も、今度こそ不気味に感じるだろう。

同社は最近の‘研究’の一環として、同社が所蔵する個人情報のデータベースからGoogleの社員6000名(@google.comで終わるメールアドレス)と、16000名のMicrosoft社員(@microsoft.comで終わるメールアドレス)を抽出し、ポイントカードの情報を集めている某サイトの協力を得て、彼らの食料品購入行動を分析した。

Rapleafはデータを匿名化したので、その研究はGoogleやMicrosoftの社員の名前は挙げていないが、それでも気持ち悪さは残る。

by ゲスト ライター on 2010年12月27日

<編集部注:この記事を書いたのは、シリコンバレーのあるCEOで、Frank Dupreeはペンネームである。

1990年代の終り、ブラウザーの普及はスタートアップにとって絶好の機会となる時代の到来を告げるはずだった。最大の理由はプラットホーム依存の大幅な減少であるユーザーのOSによってサービスや情報へのアクセスが支配されることはもはやなくなった。この何十年で初めて、Microsoftほどの巨人でさえ小さなスタートアップと素手で戦っていた。十年早送りした今、すべてが1985年に逆戻りしてしまった。

スタートアップや投資家が、プラットホーム依存のリスクをよく理解するようになった今も、FacebookとTwitterの台頭によって、ますます多くのスタートアップが著しく他社に依存したビジネスを強いられている。Facebook、Twitter両社の最近の変化によって、現在のAPIが将来もサポートされるかどうかについて、スタートアップも投資家も確証が持てない。今やOSでさえ、驚くほどの速さで劇的変化を遂げる。AppleのiOSを見れば、開発環境の劇的かつ予測不可能な変化によって、いかにスタートアップ、ユーザー、投資家における状況が一変するかがわかるだろう。

by Michael Arrington on 2010年3月29日

オンライン上での評判をコントロールすることはおろかきちんと整理することさえ日増しに困難になっている。近くメジャー音楽レーベルの違法な海賊版に対する戦いと同様、努力するだけ無駄ということになるに違いない。負けるに決まっている小さい戦いは諦めて、自他の愚行にもっと寛容になるしか道はないと思う。今や骸骨は戸棚から出て〔外聞をはばかる秘密が暴露されて〕しまっただけでなく、玄関の前のポーチに座り込んでいるありさまだ。〔略〕

インターネットはあなたが昔Facebookにアップした大学の寮の部屋で誰かとべちゃっとキスしている写真、オリンピックで金メダルを取った後で水キセルでマリファナをキめている写真、近所のライバルのレストランのオーナーによるあなたのレストランを中傷するレビュー、車のナンバープレートの写真付きであなたを「クソ下手ドライバー」と罵倒するTwitterメッセージ、といった情報で溢れている。

しかも状況はさらに悪化しそうだ。来週、あるスタートアップが、簡単にいえば店舗の代わりに人間を対象にしたYelpのようなレビューサービス( 数日中に紹介記事を公開できると思う)を始めようとしている。名誉毀損等で訴えられる危険性を最小限にして、誰でもあなたについて簡単に褒めたり悪口を言ったりできるというサイトだ。

似たようなサービスはRapleafとかiKarmaなど過去にもいくつかあった。しかしいずれも大きな欠陥を抱えていた。Rapleafは集めたデータを金を取って売るサービスになってしまったし、iKarmaは単にオンライン上にそういう場所を提供しているだけだ。もう一つGorbというサービスもあったが、こちらは完全に消滅してしまった。

しかし来週ローンチするサービス、あるいはそれと類似のサービスは成功するのではないかという予感がなぜかする。

by Robin Wauters on 2009年9月4日

Twitterの成長ぶりは目覚ましい。Twitterは驚かれたり、批判されたり、話題にこと欠かないスタートアップだが、地球の鼓動を伝えるマイクロ・ブログ・プラットフォームへの道を着々と進んでいるようだ。comScoreによれば、7月末に全世界でのユニークユニーク訪問者が5160万と5千万の大台を超えた。しかし現在までのTwitterの歴史上で最大の飛躍があったのは、今年3月初めに1910万だった訪問者が絶えまなく 増加し続けて、6月に4450万 になった時期だろうう。

ただし、上の数字はいまだにTwitterのウェブサイトを使っているユーザーについてのもので、無数のサードパーティーのウェブのTwitterサービスやデスクトップクライアントからログインしているユーザーの数字は含まれていない。そういう点も含めて考えると、Twitterの成長ぶりはやはり驚異的だ。

ウェブ・ユーザーの行動調査の専門サービス、Rapleafは、クライアントの依頼でTwitterのユーザーについて詳しい調査を実施した。3月から6月にかけての急成長がTwitterユーザーのフォロー数/フォロー数のパターンに与えた影響にはたいへん興味が持たれるところだ。われわれは大半のTwitterユーザーは他のユーザーをフォローするだけの羊の群れだと知っているが、時間の経過とともにこれがどう変わったのだろうか?

Streakrはソーシャルネットワークを裸にするSNS検索エンジン
by Nick Gonzalez on 2007年3月16日

Startup Squadブログのstreakrlogo.pngVivekは最近新しいソーシャルネットワークとSNSの横断的検索エンジンを提供するStreakrというサイトを発見した。トップのURLにはまだ近日公開と表示してあるが、新しい検索エンジンはすでに稼動しており、それ自身に加えて大手SNS(MySpace、Hi5、Bebo、Facebook) 内のユーザープロフィールページを検索する。この検索エンジンは本体のSNSにユーザーを引き付けるためのプロモーションとして提供されているらしい。この手法はWinkがサイト内にプロフィール検索機能を設置し、RapleafがUpScoopをローンチしたのと似ている。ユーザープロフィールの管理ツールProfileLinkerにも検索エンジンの機能がある。

StreakrのSNSはカッコいい若者向けDeliciousといったところだが、Trigほど派手なアプローチではない。プロフィールページ、ツールバー、いろいろなカテゴリー別にリンクを辿って新しいサイトやページを発見する機能などが揃っている。これはビデオクリップ紹介の例。

ユーザープロフィールページはMySpaceにそっくりだ。例のとおり、about meや写真があり、ユーザーの気をそそるようなレイアウトになっている。XeniaはStreakr版の Tom Andersonだ。しかしMySpaceならブログとコメント欄があるところにStreakrの場合はお気に入りのページへのリンクとそれに対する評価が表示される。ここに掲載されるリンクはマニュアルで入力してもいいが、Streakrが提供するツールバーを利用すれば簡単に追加と評価の投票ができる。ツールバーはまたメインのSNSサイトの機能にアクセスする際のインタフェースともなっている。現在はIE用のみで、作動には.NET frameworkが必要となり、ダウンロードしてインストールするのにえらい時間がかかる。

こうしたSNS専門の横断検索機能を提供するサイトは他にもいくつかある。以下、いくつかを簡単に紹介してみる。

Wink
Winkはシンプルで作動が速い。検索対象は、Friendster、MySpace、Bebo、LinkedIn、Live Spacesだ。高度な検索機能もあり、地域、性別、年齢、興味の分野などで検索が可能。最初の検索結果をこうしたフィールドを利用してさらに絞り込むこともできる。

ProfileLinker
ProfileLinkerはいちばん広範囲に検索できる。84のSNSサイトが検索可能。SNSのカテゴリーには、一般、ブログ、カルチャー、デート、職業、学生、個別の興味、などが含まれる。残念ながら、利用するためには登録してログインする必要がある。

UpScoop

UpScoopは使いやすさではトップだ。他のサービスと異なり、UpScoopはユーザーのアドレス帳に登録された連絡相手のメールアドレスをベースに検索を行う。検索対象は、Bebo、Classmates、Ecademy、Flickr、Friendster、Hi5、Livejournal、Multiply、MySpace、Ringo、Tickle、Tribe、Yelp、Mog、それにLinkedIn。ほとんどの場合UpScoopは探している友人を速攻で見つけてくれるが、いくつかの欠点もある。場合によるとUpScoopが最後まで検索を終えるのに数時間も待たされることがあり、またこのサービスを利用するためにはユーザーはメールアドレスとパスワードを登録しなければならない。

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人物評価に新境地~匿名レーティングのGorb
by Michael Arrington on 2007年3月13日

オンラインの評価サービスはホットな分野だが、ここまで注目を集める一因としては、まだeBayのフィードバック評価スコアぐらいしか評価を数値化したサービスがないこともある。 RapleafiKarmaのような新企業も立ち上がったばかりで苦戦中のようだ。

たぶん彼らの間違いは理想が高すぎることで、身元のはっきり証明できないユーザーからのフィードバックを締め出すことに懸命になるあまり肝心のフィードバックがとれていない。

新規スタートアップのGorbという会社があることはDavid Berlindのブログを読むまで知らなかったが、Gorbは高邁な理想を掲げる会社とは正反対のサービスで、コメントや評価付けは匿名でできる。むしろ匿名でやるよう奨励しているのである。「気に入っている人がいる」、「虫の好かないやつがいる」など言いたいことはGorbに洗いざらい話せて、Ajaxスライダーでプライベート と仕事に分けて人物を10段階評価したりコメントしたりできる。

「非匿名のシステムにも“ノイズ”はあるね。持ちつ持たれつお互い様なので心にもないポジティブなレスをつけてしまったり」、GorbファウンダーLeonard Boord(彼の悪口と絶賛はこちら)はそう語る。彼にとっては匿名のフィードバックこそが評価サイトを成功させる唯一の道である。

もちろん人物評価を無闇やたらに貶める誹謗中傷の大量生産については彼らも目を光らせている。書き込んだ各コメントについては他のユーザーも投票が可能 で、Diggのようなスタイルで「アゲ」たり「サゲ」たりできる。自分の意見に同調する人が多ければ評価も上がるし、反対の人が多ければ下がるというわけだ。さらに、みんなでああでもないこうでもない言っている脇から当の本人が出てきてコメントにレスをつけることもできる。

Boordの意見は確かにその通りで、LinkedInのようなサービスでは人に良いフィードバックを残せば相手も同じフィードバックを自分に返してくれるんじゃないかという期待がアリアリで茶番になってしまいがち。ユーザーが承認するまでフィードバックはサイトに出ないので、感情的なフィードバックが日 の目を見ることはまずない。

バランス良くフィードバックを吸い上げるという点ではRapleafの方がLinkedInよりはるかにうまく対応しているが、それでもまだネガティ ブな書き込みは代償を伴う。Rapleafは匿名サービスではないのでコメントからユーザーネームがどうしても分かってしまうのだ。

その点、Gorbはネガティブなことを書いても失うものがまるでない。あいつは臭いとか、耳障りな声だとか、言いたい放題言える。

まあ、Gorbは行き過ぎだけどね。悪口言いたくてたまらない人ばかり寄ってくることは目に見えているし、言った言葉に責任を負う恐怖がないなら、みんなちょっとタガが外れたように本当の姿を人に“教えてあげる”ことに夢中になってしまうんじゃないか。

ところがこのGorbが案外勝ち組になりそうな臭いもするんだよね。ちょうどハイウェイで事故の現場を通りかかると我知らずノロノロ運転になってしまうのと全く同じ理屈でみんなこのサイトに居つきそうな気がする。そういう意味では人間の本能的サイコロジーをうまく掬い上げたサービスと言えそう。きっと人様の面目を丸潰しにするたび影で1ドルか2ドル、儲けを出していくんだろう。

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UpScoopで友だちリストを徹底網羅
by Michael Arrington on 2007年1月27日

フィードバックシステムを提供するRapleafは、「Upscoop」という新サービスを今日(米国時間1/26)リリース。これで、ソーシャル・ネットワークにメタレイヤーを加えようとしている、その他多数のスタートアップ企業に仲間入りしたことになる(例としてProfileLinkerそれにWinkを参照してほしい)。同様のネットワークは多数存在するし、人びとは複数のソーシャル・ネットワーキング・サービスに参加している。自分のネットワークの更新・管理、それに友だちのネットワークまで、となると複雑だ。

Upscoopは、メールアドレスに基づいて友だちがどのソーシャル・ネットワークに参加しているかを、知ることができる仕組み。まず、Upscoopに自分のAOL、Gmail、HotmailあるいはYahooメールの情報(パスワード含む)を入力。Upscoopはアドレス・リストの情報を基に、多数のソーシャルネットワーク間を検索。主要なソーシャル・ネットワークの中からインデックスした1000万に及ぶプロフィールからユーザーの友人知人のページを探し出す、という仕組み。検索プロセスは瞬時に完了するものではない。実際、数時間に及ぶ。

結果をクリックすると(いつもではないが)、該当の人物のプロフィールページに行き当たる。友だちとして追加してもよいし、または交流を図ってもよい。

検索してもらうためにEメール情報をフルに入力するというのは、(サービスを)売り込む点でなかなか難しいものになるだろう。しかし、Winkで一人ずつ友だちを検索するよりもはるかに簡単だ。友だちとつながることに熱心な人には向いているサービスかもしれない。

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eBay RapLeafのリンクを禁止
by Michael Arrington on 2006年5月17日

Rapleaf は eBay のフィードバックシステムのオープン・バージョンをを目指したスタートアップ。詳しい情報が欲しい方は、始めの会社紹介の記事ローンチ時の記事をみてもらいたい。Rapleaf は、私が強く支援し成功を信じているサービスのひとつ(この記事で書いたように以前私はこのようなサービスを求めていた)。

Rapleaf にとっていい兆しなのは、eBayはどうやら出展者のリストから Rapleaf の”reputation プロフィール”を厳選し削除し始めたようなのである。

From: auended@ebay.com < auended@ebay.com>
Date: May 16, 2006 5:53 AM
Subject: eBay Listing Removed: Inappropriate Links (=LS &12362 JM10590049)
To: [redacted]@gmail.com
Date: Mon, 15 May 2006 14:54:23 PDT

Dear [redacted],

以下のリストをeBayに掲載していただきありがとうございます。

[redacted]
[redacted]
[redacted]

しかし、あなたのリストはeBayの”Inappropriate Link Policy”(不適切なリンクのポリシー)に違反したものであり、eBayからは削除されました。

この機会を利用して、あなたのリストの一部が許可されていないリンクであることを、ご報告いたします。あなたのリストには以下の情報が含まれています: 

http://www.rapleaf.com/profile/view/[redacted]

http://www.rapleaf.com/profile/view/[redacted]

http://www.rapleaf.com/profile/view/[redacted]

eBayでは、投稿内に含む外部リンクに関し複雑なルールが存在する(ここのポリシーを参照)。しかし、このルールはめったに試行されるものではないし、結果的に削除されていないルール違反の例は数え切れないほどである。たとえば、DigForIt の検索エンジンが競売にかけららてた リストを見てもらいたい。ここには第三者のリンクが多数含まれており、これもeBayのリンクポリシーに明らかに反しているものである。

こ のように、eBay は Rapleaf の新”reputation”システムの彼らの領域に侵入することを明らかに煙たく思っている。そして、Rapleafへのリンクを禁止することにより、新興スタートアップが必要とするマーケティングプッシュを与えたのかもしれない。

Rapleaf 今公開!
by Michael Arrington on 2006年5月7日

Rapleafのフィードバックシステム(詳細情報はこちら)は、先週の土曜日に一般公開した。すでに何百ものユーザーが何千もの(他の人に対しての)フィードバックを残しているという。CEO Auren Hoffman氏は、今週中に Rapleaf の中核機能である API の公開を約束した。ということで、近々Rapleaf のマッシュアップをお目にかかることができそうだ。ユーザーはコードスニペットを挿入することで「reputation box」を自分のウェブサイトに公開できる。私のスニペットは下部参照。

RapleafでのTechCrunch世評スコアはこちら前にも言ったとおり、Rapleaf はビジネス開発で適切なところと手を組みさえすれば、「勝ち組み企業」となるだろう。

TechCrunch's Rapleaf Score