Technoratiが将来戦略に大きなシフト転換を図るプランを構想中らしい。さらに企業開発の取引きも多数検討中という。いろんな情報源から確認が取れた話だ。
まず調達ラウンド。Technoratiは調達完了目指してベンチャーキャピタリストたちに売り込んでいる。これは驚くことではない。―同社が最後に投資を調達したのは2006年の$10.5M(1050万ドル)。累計たったの$20M(2000万ドル)ちょいである。これで社員25人なんだから、そろそろ別のラウンドが要る時期だろう。が、Technoratiはこの投資調達の営業周りと平行して、Montgomery & Co.を雇って会社の買い手探しにも乗り出したという話も聞こえている。
でもそんなのより、もっと面白いのはプロダクト前線について聞いた話だ。Technoratiは新CEORichard Jalichandraの指揮下、コアなブロガーに対象を絞る方向で最近サイトを一新した。
この変更に将来のシフトが垣間見えるのだが、―Technoratiは自分たちのサイトを新ブログ広告ネットワークのアンカーとして位置付けていくようだ。
広告ネットワークは今人気の分野である。 Glamは元々女性がテーマのサイトだったのに、テーマの似た各種パブリッシャ相手の広告営業サービスに路線変更後、先日$85M(8500万ドル)調達した。まるで一夜漬けのような早業であった。
ジョン・バッテル(John Battelle)のハイテクブログ専門の広告ネットワークFM Publishingも資金調達か、あるいは$100M(1億ドル)の買収オファー却下後の買い手探しに向け最近投資銀行Savvianを雇った。
Technoratiは間違いなくFMと直接対決となるが、うちの情報源によれば市場のロングテールにも注力していくようだ(FMは大手サイトしか相手にしない)。
Technoratiのネットワークではブロガー(+他のパブリッシャ)も広告主もセルフサービスで広告と掲載媒体の取引きを行う。広告ユニットにはディスプレイ広告とテキスト広告の両方あり、ユニット広告の課金にはCPMベースとCPCベースの両方が適用できる。このセルフサービス・モデルはGlamとかFMよりずっとAdbriteに近いものだ。
Technoratiタグはブログ投稿主がキーワードで投稿内容を説明するのによく使われるが、Technoratiにとっては当然このタグも、より効果的に広告のターゲットを絞っていく手段に使えるだろう。
Technoratiでは、これ他にもブログロールアップなど各種戦略を最近まで検討していたようだが、こちらが把握しているのは広告ネットワークのアイディアで行くことに決め、目下エンジニアが製品の最後の仕上げに全力を注いでいる、という情報だ。
この戦略はうまく行くのだろうか? ここでも何度も主張してきたことだが、広告ネットワークは顧客が移り気なところが頭の痛い問題なのだ。Glamではパートナーにページビュー数に応じて収益保証を提供した(それで昨年収益$21M[2100万ドル]に対し$3.7M[370万ドル]の赤字を計上してしまってる)。
FMは今日の今日まで収益保証は頑としてやっていないが、有力提携先Diggを昨年マイクロソフトに取られている。 われわれはじめ他のサイトはどうかと言うと、FMとは相変わらず仕事はキープしながら、直接自分たちでも広告を営業している。Technoratiが市場に参入すればパブリッシャの選択肢はまた増えるわけで、みんな良いこずくめである。ビジネスを奪い合うライバルの広告ネットワークは大変だけどね。
*金額「850万ドル」を「8500万ドル」に訂正しました、ご指摘ありがとうございます!
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(翻訳:satomi)
Technoratiの前CEO、David Sifryは「Hot or Not」のウェブ版、「Web Hot or Not?」をローンチした。Sifryは2007年の8月にTechnoratiを辞めている。
「Hot or Not」がどういうものか知らない読者のために説明しておくと、このサービスは基本的にランダムに有名、無名のウェブサイトを提示してユーザーに1から10までの点数で評価させるというもの。1が「not」の最低で、10が「hot」の最高となる。
MG Seiglerは「こんなシンプルなアイディアが実現するのにこんなに時間がかかったなんて驚きだ」と書いている。そんなバカな―私は普段MGの書くものが気に入っているので、カリフォルニアから帰ってきたばかりで私の時差ボケがひどいせいかもしれない。もちろんアイディアはシンプルだ。しかし実現までにこんなに時間がかった理由は、あまり良いアイディアではないからに過ぎないと思う。
David Sifryは「このアイディアはちょっと面白いかもしれない」と書いている。そうかどうか皆さんもちょっと覗いてみてもいいだろう。まあなんとか数秒から1、2分くらいは時間をつぶせるかもしれない。Sifryが期待するように「先行きどうなるか分からない(大当たりするかもしれないという意味)」ようだったら、私は出かけていって一杯ひっかけよう。乾杯。
アップデート: 「Web Hot or Not」で 「Web Hot or Not」自身の格付けをしたいならここへ。
アップデート2: この種のサイトで、もっと出来がいいのはCommandShift3だ。これもサイトの格付けサービスだが「Hot or Not」のデッドコピーではない。「Hot or Not Designs」というサイトもある。

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(翻訳:Namekawa, U)
ブログ検索というカテゴリーはちょっと見には飽和状態のようだ。では、よく見てみると…やっぱりそのようだ。2005年の終りに、Googleはこの市場に本格参入しただけでなく、Google本体の検索で、ブログその他の定期的に更新されるサイトをインデクスする頻度を上げたのだ。例えばTechCrunchはGoogleで1日に何度もインデクスされていて、新しい記事が掲載された数分後には通常のGoogle検索にかかるようになった。今やほとんどの人が、最高のブログ検索エンジンはGoogle.comそのものだという。
ライバルもたくさんいる。下のcomScoreのチャートは、以下のメジャーどころのブログ検索のトラフィックを比較したものだ、Technorati、Google Blog Search、Ask Blog Search、Sphere 、IceRocket。Feedsterは消えたが、他にも ZuulaやBlogdiggerなど小さな検索エンジンが出てきた。どの会社も米国拠点だ(なお、パリ拠点のWikioにはDiggライクのサービスの他にブログ検索もある)。

そしてヨーロッパにも、現地発のプログ検索エンジンTwinglyができた。同社CEOのMartin Kallstromに、今週のはじめミュンヘンで行われたDLDカンファレンスで会った。この会社が注力しているのは、網羅性を犠牲にしてでも、スパムフリーエンジン(他の誰も言えないことだ)を提供することだという。また、少なくとも当初はこのエンジンではヨーロッパのプログに焦点を絞る。Twinglyの検索エンジンはまだ公開されていないが、トップページがこうなる予定という画面イメージはここにある。

Twinglyには既に製品がある。ちよっとシャレたスクリーンセーバーで、プログ記事が書かれつ都度、世界地図の上に置かれていく。新検索エンジンでも、このスクリーンセーバーのために作ったものと同じバックエンド技術を使用する。主として、pingサーバー(これが何であるかはわれわれの記事を参照)とブログの既存のインデックスに関するものだ。
この検索エンジンは他とは違うものになる、とKallstromは言う。即ち、ほぼ100%スパムフリーだというのだ。でもどうやって?。存在するあらゆるブログをインデックスするのではなく、ブラックリストなどの技法を使ってスパムを排除し、監視した結果まともであるとわかっているブログだけに制限する。まず、わかっているブログからなる小さなリストから始めて、そこから伸びるリンクに沿って他のブログに広げていった。前提となっているのは、これが実に理にかなっていて、良いブログ、本物のプログはスパムブログにリンクを貼らない、というもの。こうして出来あがったのが、まともなブログによるインデックスされたホワイトリスト。それ以外は全部無視だ。
Kallstromによると、同社ではこうした消費者向け検索エンジンだけでなく、大規模なニュースサイトと組んで、ニュースコンテンツに関係するプログ記事を掲載するつもりだという。これは、Sphereと Technoratiがどちらも過去に成功させているもので、Twinglyはページビューの増加に対して収益分配もできる。コンテンツプロバイダーにとっては、ブログが(逆リンクしてもらうために)コンテンツにリンクするインセンティブになるので有難いはずだ。Twinglyは、米国拠点のパートナーを探すうえでSphereやTechnoratiとは戦えないかもしれないが、ヨーロッパの大型パブリッシャーとはすでに契約を完了していると、Kallstromは話していた。
Twinglyは2007年7月のラウンドで、Servisenから100万ユーロを調達した。従業員は7名。今後2~3か月のうちに彼らの検索エンジンが公開されるので注目していてほしい。
CrunchBase:Twingly
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(翻訳:Nob Takahashi)
テクノラティ(Technorati)が今週、ブログランキングの決め手となる被リンク数のカウント手法を変えた。この改変により人気ブログ上位100ランキング「Technorati 100」にも影響が出た。
テクノラティはこれまで、ある一つのドメインのブログに入ってくる全てのリンクをカウントしていた。そのため例えば「chinese.engadget.com」とかへのリンクも「engadet.com」へのリンクとしてカウントされていた(endaget.comとは別のブログであっても)。これからは、この手のリンクはカウントされなくなる。
一番大きな打撃を受けたのはエンガジェット(Engadget)で、この過去6ヶ月の間に受けた3万件を超えるユニークリンクの実に4分の1以上を失った。ただ、それでもまだ首位はキープしている。これまで飛んでも跳ねても手が届かなかった2番手ギズモード(Gizmodo)は首位打倒圏内入り。TechCrunchも影響を被り、第2位から第3位にずり落ちギズモードの次点となった(うちのフランス版、英国版、日本版ブログは当ブログのサブドメインなので)。それでも改正は妥当なものに思える。
テクノラティVPエンジニアリングのDorion Carrollがここで今回の改正について説明している(訳注:Technorati Japan Blogには未発表)。 テクノラティの人気ブログランキングでは依然として大量の詐欺リンクがカウントされている。この新発掘のポイントを足がかりに更なる改正に繋がることに期待したい。
Crunchbase: Technorati
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(翻訳:satomi)
「
これなくしては生きていけないWeb 2.0」シリーズの3回目だ。最初の記事は2006年のこれ。ちょうど1年前に書いた2007年版はこちら。
このリストに載せてあるのは私がだいたい毎日使っているサービスだ。一部は仕事で(Wordpress、Delicious、Google Docs等)、一部は楽しみで(Amazon Music、Amie Street等)、一部は両方で(Digg、Skype、YouTube等)使っている。大部分のサービスはほぼ毎日使っている。これらのサービスは、どれ一つ欠けても私の仕事の生産性にもプライベートな楽しみにも大きく響くような存在だ。
リストは年ごとに多少出入りがあるし、次第に長くなっている。(右の表を参照)。5つのサービスは3年間を通じてリストに載っている。(Flickr、Netvibes、TechMeme、Skype、Wordpress)。2006年版には載っていないが2007年版と2008年版に連続で載ったサービスがさらに5つ。(1-800-Free-411、Amie Street、Digg、Gmail、YouTube)。2007年に一度リストから落ちたが今年復活したのが2つ。(Delicious、Technorati)。今年初登場の新顔が7つ。(Amazon MP3 Store、Facebook、Firefox、Google Reader、TripIt、Twitter、Zoho)。私の選択の一部―たとえば、Firefoxが今年初登場だなどというのは、多くの人にとって意外かもしれない。(MacでFirefoxを使って具合が悪かったので私はFlockを使っていたが、Firefoxも3.0ベータになってやっと満足のいく作動をするようになった)。ライバルとの差がほとんどないようなエントリーもある。(たとえばPageflakesも気に入っているのだが、まだNetvibesから完全に乗り換える気にはなれない)。リストをあまり長くしないために割愛したスタートアップも数多い。記事の最後にそうした「残念賞」とお気に入りのガジェットのリストを付け加えておいた。
以下、アルファベット順に私が毎日使っている「これがなければやっていけない」サービスを解説する。
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Technoratiの新CEOは着任早々大忙し。本日(米国時間12/4)ブロガーを新たなターゲットに絞ってサイトをリニューアルオープンした。
新サービスのデモは先週拝見したけども、CEOのRichard JalichandraとVPエンジニアリングのDorion Carrollは、本来のコア・オーディエンス(ブロガーと広告主)向けに方向転換を図る企業の新方針をリニューアルには反映したと話している。
Technoratiフロントページ
最近変わったトップページも寿命3ヶ月で消滅。ブログ投稿のストリーム配信の代わりに今度は新たにアグリゲータを導入し、TechMemeやニューヨークタイムズのBlogrunnerのようにニュースサイト上のリンク行動によってヘッドラインニュースが決まる方式になった。
ブログと主要マスコミ(MSM)は分けて表示。ブログは左、MSMは右にヘッドライン(見出し)を掲載している。各見出しの下には、その記事にリンクを張って取り上げたブログのクラスタ(かたまり)が出ている。
ニュースアグリゲータにより、ブログ検索エンジンとしてのTechnoratiのコア機能強化になるだろう、とCarrollは語る。ユーザーは検索したい時もあれば、ただ新しいものを発掘してブラウズしたい時もあるが、その点ニュースアグリゲータならブロガーやジャーナリストが世界中で今なにを話題にしてるかユーザーは一目で把握できる、というわけだ。
フロントページ、ビジネス、娯楽、ライフスタイル、政治、スポーツ、テクノロジーのトピック機能(9月新設)は、トップページのナビ専用タブで直接ハイライト可能になった。
これは元々Technoratiが実験していた機能だが(2005年のTechnorati Exploreの記事で紹介したように実用化に至らずラボで頓挫した)、あの当時はたくさんのブログ記事からニュースのパターンを読み解くための専用リソースもトップページも設けずじまいだった。今度はこうしたリソースも提供し、実用化を図った。
Blogger CentralとToday In Photos(写真で見る今日の出来事)
フロントページのニュースアグリゲータに加え、Technoratiではさらに2つの大きな機能をサイトに新投入した。
まず1つ目はブロガーのための情報を集めたページで、その名もズバリな「Blogger Central」という名前だ。ブログ書きに関するブログ投稿(ニュースアグリゲータ専用エンジンで整理している)や、ある時点で人気のブログタグなど。あとはリンク数ランキングや人気度ランキングの上位ブログも紹介している。
2つ目(写真左)は新サービス「Today In Photos(写真で見る今日の出来事)」。AOLの新サービス「Mgnet」同様、ここでは人気のニュースを写真やニュース掲載写真で紹介する。みんな写真は見てクリックするのが大好きだからね。ユーザーはこのページを見るだけで何がホットか一目で分かる。各ページの一番下にあるグループ画像をクリックするだけで、そのページにジャンプできる。
新たな出発点に
新サービスはどれもTechnoratiからの前向きなサインと受け止めて良い。Technoratiは開設以来何度となく再生を図ってきた。その主力製品のブログ検索ビジネスは大分前からGoogleはじめ各社の攻撃に晒されているが、サイトは今もわれわれ大半にとってはブログと同義語だ。ちょっとやそっとでは枯れないぐらい信用の蓄積も厚い。

ComscoreとCompeteの 統計を見ると、この1年はゆっくりながら尋常ならぬ成長を辿ってきている。ComscoreによるとTechnoratiの月間ユニークビジター数は昨年の210万人から530万人に、ページビューは同900万から2000万に増えた。Technoratiによると社内統計はそのザッと倍だという。
新サービスはコアの利用とページビュー増加を呼び込む起爆剤になれるだろうか? 私は、いい線いってるんじゃないかと思う。今のトップページに比べても(ブロガーから離れていたもう1つ前のデザインに比べても)格段に良い。Technoratiは1日に何度も行くサイトだが、これからは新サービス見たさでもっと足繁く通うかもしれない。
因みに取材でJalichandraから聞いた話だが、Technoratiはこれまでに3回の投資ラウンドで$21.6M(2160万ドル)のベンチャーキャピタルの調達を完了しているらしい。同社が財務状況の話を公にしたのは後にも先にもこれが初めて。これまでは教えてくれないもんだから、時たま外に出てくる申請書類の断片をみんなで繋ぎ合せて噂に専念していたのだが、やっとこれで確かな数字を入手したことになる(CrunchBaseも早速アップデートした)。
CrunchBase: Technorati
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(翻訳:satomi)
10月初めにTechnoratiが新しいCEOの就任を発表したときには、多くのファンが一時は重要なサイトだったTechnoratiがブログ検索サービスというコア事業に立ち返るものと期待した。Technoratiがこのところありとあらゆることを万人向けに試みて、どれひとつモノにならないという迷走を続けるうちに、ブログ検索は事実上まったくなおざりにされていた。
しかし、新CEOへの期待も希望的観測にすぎなかったようだ。
Zoli Erdosは月曜日にTechnoratiの索引で6ヶ月より以前のデータがまったく発見できないことに気づいた。彼がメールで問い合わせてみたところ、TechnoratiのIan Kallenから次のような返事があった。
ただいまわわれわれは合理化を進めているところです。パフォーマンスの改善や手直しのため、一部のデータをオフラインにせざるをえなくなっています。データは削除されたわけではありませんが、最近のデータを表示することを優先させた結果です。たいていの皆さんは気づきません。
われわれは将来そのデータをオンラインに戻す予定ですが、現在まだその期日は未定です。
引用中の強調は私がつけたものだが、ここが肝心な点 だ―「たいていの皆さんは気づきません」。なぜ誰も気づかないかといえば、皆とうの昔にGoogle BlogSearchかGoogleそのものに切り替えてしまったからだ。数は減り続けているが、まだTechnoratiを定期的に利用しているユーザーにしても、Technoratiが6ヶ月前のデータも検索できいない浅い池であることに気づいたらやはりGoogleに乗り換えるだろう。
もしTechnoratiがコア・サービスに対してさえ金の節約(合理化)を考えているのなら、6ヶ月前のデータを落とすのも仕方がない。Technoratiは急速に資金を使い果たしつつあるという噂が本当なら、トラフィックが減れば長期的にはサーバーの費用も倹約できるわけだから、これは良いことだろう。
Crunchbase Technorati
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(翻訳:Namekawa, U)
テクノラティの護り交代でこの会社も多少は謙虚の何たるかを学ぶかと思えば、早速そうではない初期の兆候が現れた。Wired誌インタビューで新CEOのRichard Jalichandraが、同社の来るべき難題について語っている(現実的には、彼らの唯一の難題は買い手を見つけることだ、さっさと)。
ところがその中で、社員は一人、資本金も一度も調達していない、それなのに望む分野ではことごとくテクノラティを打ち負かしたTechmemeのことを、ただ「偉大な小さいサイト」の一言で済ませてしまったのだ。TechmemeはTechnoratiほどたくさんのブログに埋め込まれていない、とも語っている。:
WN(ワイヤード): では、TechMemeのリーダーボードのことはどう思いますか?
RJ(テクノラティCEO): あれは偉大な小さいサイトですね。クールなものはたくさんあるんですが、こちらが今手付かずにしているアセット(資産、サービス)を眺めると、当社のやっていることが彼らと違うのは明白です。彼らはブログ1億件の動向をフォローしているわけでもないし、うちほど沢山ブログコミュニティに埋め込まれているわけでもありません。別にそれでいいんです。でも、いかにディープなところまでいけるかを思うと、われわれの状況はかなり明るいと思いますね。
ライバルをけなして小さく見せたところで自分たちの会社の信用がドッと上がると思ったら大間違いだ、Jalichandraも今ごろ骨身に沁みてることだろう。彼はただ真実を述べれば良かったのだ。テクノラティはなんとか$20M(2000万ドル)のキャッシュを灰にした。それでいてGoogleの次の人気第2位のブログ検索エンジン作った以上のことはあまり何もできていない。(Googleのブログやニュースサイトのインデックスがあれだけ高速だと、ブログ検索と言ってもただgoogle.comで検索している人が多いのが現状だ)。 テクノラティは大きなチャンスを逃した。Techmeme(あっという間に読者から熱烈な支持を得た)、MyBlogLog(ブログを取り巻くソーシャルネットワーク)、Sphereの関連記事検索サービス(WSJやワシントンポストなどテクノラティの提携先を盗んだ)。これら全部チャンスだったのに、Technoratiはみすみすそのチャンスを見送った。見送ってはならないことだった。こういう“偉大な小さい企業”を全部合わせたら今や大企業がひとつできるだろう。Technoratiはその大企業になれたかもしれないのに。
JalichandraはCEOとして何に注力していくのだろう? (本当は会社を売ることだが、彼の口からは言えない) 以下が彼の答えだ。:
WN: 舵取り交代でJalichandra体制となったTechnoratiから来年は何が期待できるでしょう?
RJ: 全くユニークなメディアエクスペリエンスを創出し、サービス改善を図ること、それが中心課題ですね。われわれが抱えている大きな物事が広告面で動き出し、当社が推進する国際的対話(活性化)という発想をブランドにつなげていけるでしょう。当社が重視するチャンス、イニシアチブには以上2つのことが大概盛り込まれていきます。
“全くユニークなメディアエクスペリエンス”を創って、サービスを改善し、広告に注力するそうだ。インスパイアされる話だ。たぶん。一体全体どういう意味か、それさえ分かれば私だって大いにインスパイアされたいところだが、これではまるで大企業の意味不明なマーケティングトークではないか。
これに関係ある話だが、今週ロンドンで開催の「Future of Web Apps Conference」周辺で何やら聞き捨てならない噂が流れている。なんでも2005年末テクノラティが$90M(9000万ドル)の買収オファーを受け、$150M(1億5000万ドル)を要求して断った…かもしれないという情報だ。言うまでもなく、買い手候補は正気に戻って要求を撥ねのけたようだが。
Update: Jalichandraがここにこの記事に対するコメントを残した。:
マイクへ
ワーオ、あんな話にツラれて、こちらまで…。最初にキッパリ言うけども、あのコメントを言ったとき— もちろんイントネーションは聴いてもらえないけど — 私は本心からTechmemeを尊敬している気持ちを言葉にした。Techmemeについての質問に直接答えを返しただけだ。あのサイトは本心から好きだし、Technoratiに入る前から好きだった。記事では私の敬意もだいぶ文脈を外れたものになっている。私が言いたかったのはただ、私たちの会社はサイトもビジネスも彼らとは違うということだけだ。どちらが良いか悪いかではない。 ただ違う、それだけだ。とにかく今度会って話そう。そしたら私の展望が分かってもらえると思う。私は偉業を成し遂げた人を卑小化するような、そんな男でない。気軽にメッセージください。ではまた。 リチャード
私からの反応はこちら。(訳注:昨年シフレイ元CEOの招きで本社にインターンとカメラマンを連れてお邪魔したところ撮影は禁止、NDAにサインしろと言われて断った、など過去の経験を並べ、あんな秘密主義は味方がつかないから捨てた方がいい、とアドバイスした上で、コメントが本心ならテクノラティの人選は間違ってない、私の曲解だった、謝罪する、と書いてます)
[原文へ]
Technoratiは今日(米国時間10/1)、新CEO探しを終え、Richard Jalichandraが就任したことを発表した。Technoratiのファウンダー兼CEOだったDavid Sifryが身を引いてから6週間、新しいCEOを探していることを会社が公式に認めてから5ヵ月後のことだ。
JalichandraはTechnorati入社前、Exponential Interactive、Fox Interactive Media、IGN Entertainmentに在籍していた。最近ではBattery Venturesの駐在起業家、MyYearbook.comとPixsyの顧問、スタートアップ数社のM&Aおよび戦略コンサルタントなどを務めた。
一時は隆盛を誇ったTechnoratiも、このところ苦戦を強いられている。製品ライン拡大を試みた結果、中核であるブログ検索サービスの開発とサービスが手薄になったところへGoogleブログ検索が登場した。最近、Technoratiは過去3ラウンドにわたって調達した$20M(2000万ドル)が底をつき始め、人員削減を始めたところだ。
以前にも書いたのだが、私はTechnoratiには愛着を感じている。2002年にブログを始めた頃、ブロゴスフィアを追跡する手段といえばTechnoratiだけで、他にDaypopがあったが役に立ったことはなかった。Jalichandraの課題はTechnoratiが実現できるゴールに集中することと、過去の負の遺産を一掃することだろう。TechnoratiのDiggクローン失敗作WTF(私が知る限り最も不幸な略称。 *1)から手を付けるべきだろう。ブログ人気ランキングにTechmemeの新しいライバルサービスが出てきたからには、Technoratiからは、もっと更新頻度の高いサービスを出すことが急務だ。さらには、コンテキストを活かして、分野ごとの人気ブログランキングや、リンクの古さによって結果をフィルタリングした過去1、3、6、12ヵ月のリンク人気とか、オールタイムのランキングもあるといい。
(*1) WTF: What the fuck(なんてこった)の略と同じ
Techoratiが絶滅種リストから這いあがるためのアドバイスがある人は、コメント欄でJalichandraに知らせてあげよう。
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ブログ検索エンジンTechnoratiの設立者でもあったCEOが去り、トラフィックパーティは終わりを告げた。そして、同社の中心である検索機能はGoogle Blog Search、Ask.com、Sphere(その他)などから、長期に渡り攻撃を受けている。常に実施されている戦略変更も大した助けとはなっていない。
しかし、Technoratiには一つの強みがあった。明確で、編集など偏りの無いトップ・ブログ・リストを持っている点だ。このリストは、過去6ヶ月の間に、該当ブログに対して(外部サイトから)張られているユニークリンク数に基づいている。「被リンク数の多さ=リストでより高いランキング」となる。現在、トップ100ブログにランク入りを果たすには、およそ3,700のユニークリンクが必要だ。
しかし、他サイトからのリンク数は、もはや、ブログの人気度をはかるベストの指標とは言えないだろう。特に、今日では、ブログリンクは単に小切手を切って代金を支払うだけで手に入れられるようになった。それに、Technoratiはランキングに大きなインパクトを与えるような、スパムブログ的なものもカウントしているのも明らかだ。
この点は、熱い論議を呼ぶものとなるだろう。しかし、明日(米国時間10/1)、ブロガーたちは「Techmeme Leaderboard」という新しく目標とすべき「トップ100リスト」を得ることになる。
同リストはTechmemeにおいて、過去30日間で最も人気のあった見出しに基づいて作成される(従って、頻繁に更新されるだろう)。
TechMemeは、テク関連のニュースブログを書いているブロガー達にとって、もっとも信頼のおけるサイト。そして、Memeorandum(政治ニュース)WeSmirch(セレブゴシップ)、BallBug (野球ニュース)などが、それぞれのマーケットでTechmemeと同様の位置づけとなっている。ファウンダーのGabe Riveraが、オリジナルサイトを2005年に公開して以来、収集し続けてきているすばらしい統計データの一部をリリース開始するのも、ちょうど良いタイミングだといえるだろう。
正確に言うと、トップブログはプレゼンスに基づいてランク付けされる。「過去30日間において、あるソースが見出しスペースを占めるパーセンテージ」ということだ。ディスカッションリンクは対象として考慮されない。見出し全体のみがカウントされる。
Technoratiのアプローチよりも、ほんとうにトップに位置するブログをランク付けする意味で、この方法ははるかに優れたものだと思う。Technoratiには、上述の理由により根深い欠陥がある。対照的にTechmemeでは、スパムは皆無だし、テク関連のブロゴスフィアが話題にしていることを完璧に鏡に反映する傾向にある。
しかしながら、現在、TechCrunchは、Technoratiでは第四位にランクインしている過ぎず、一方、Techmemeではナンバー1であることから、私の意見には偏りがあるかもしれない。また、「Techmeme Leaderboard」リストには、われわれの姉妹サイト「CrunchGear 」が28位にランクインしている。
明日、またチェックしてもらいたい。そして、これからその他のTechmemeサイトでもleaderboardsが見られるようになれば良いのに、と思っている。それまでの間、トップ30のブログのみを含む上記のスクリーンショットを見てもらいたい。クリックすると拡大画像が表示される。
読者のみなさんは、Technorati、あるいはTechmemeどちらのアプローチがブログランキングの方法として優れていると思われるだろうか?それとも、他により良いアイディアを持っているだろうか(もし、アイディアを持っていたら、そのアイディアについて語るのではなく、実現してほしい)?
アップデート1: Dave Winer(彼の「Scripting News」は同リストの36位にランクインしている)は、現時点でのトップ100リストを掲載 。
アップデート2: Ben Metcalfeは、同リストに掲載されているサイトのうち、1/3はブログでは無く主要ニュースサイトだと指摘。彼は、ブログのみを比較するという点では、Technoratiがどれ程うまく機能しているかについて、良いポイントをついている。しかし、私が興味深く思っているのは、おそらく、このようなリストにおいて、ブログとメインストリームのニュースソースが真っ向からぶつかっても良い時期ではないか、ということだ。グループとして、われわれは、今後も(主要ニュースサイトに対し)喝を入れることになるだろう。
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Technoratiは「Technorati Topics」のローンチを発表した。これは投稿されたブログ記事がリアルタイムで奔流のようにストリーム配信されるサービスだ。
つい最近リニューアルされたばかりのTechnoratiのトップページだが、以後Technorati Topicsが新たなトップページになる。
TechnoratiのDorion Carrollは「この変更はユーザーの[Technoratiに対する]フィードバックに基づくもので、この新たな組織化によって巨大なブロゴスフィアから良い記事、優れたブロガーを発見しやすくするもの。事実、ブロガーから『こういった機能が欲しい』というブログ記事が多数寄せられていた」と述べている。
Technoratiに対しては周囲の冷たい態度が目立つ。今日の動きにしても「タイタニック号のデッキの上で椅子を並べ変えているようなもの」という評価も出そうだ。Technoratiは今年に入って次から次へと危機に見舞われた。CEOを失い、ダウンサイジングを余儀なくされた。万人向けに全てを提供しようとして、かえってどの分野でも強い競争力を発揮できなかった結果だった。しかし一方で、私は長年のユーザーとしてTechnoratiがブログ検索エンジンというルーツに帰ろうとしているのを見るのはうれしい。検索のインデクシングなどにまだ多少改良の余地があるようだが、ブログ検索に焦点を絞ったという点で「Technorati Topics」は少なくとも正しい方向への一歩といえるだろう。
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ブログ検索エンジンのTechnoratiとビデオキャスティングサイトのPodTechが決して、うまくいっていないことはみんなわかっていた。どちらもCEO探しをしていたから。そして今日(米国時間8/16)、流血は現実のものとなった。
PodTechのCEO John Furrierが去った。COOのJames McCormickがCEOに昇格する。さらに同社は1938Mediaとの提携を解消したことも発表したが、この損失は大きい。
Technoratiの場合はもう少しややこしい。ファウンダーのDave SifryがCEOを降りた。驚いたのは社員ですらなくなったこと。未だに誰も代る者がいない。
以前Sifryは会社に留まるべく、「製品開発にもっと積極的にかかわることになるだろう」と話していた。今日の言葉は正反対だった、「私は役員としてだけ、かかわるつもりだ」。
CFO Teresa Malo、技術担当VP Dorion Carroll、マーケティング担当VP Derek Gordonの3人で会社を動かすことになる。
Sifryの同社CEOとして最後のブログ書き込みは、在職中を彷彿とさせる、莫然としたつれないものだった。今日、レイオフも実施されるのだが、Sirfyは最後になるまでそれに触れなかった。ブログ記事はこんな調子だ、
私は…、私が…、私が…、それで8人レイオフした。
Sifryは記事の4段落目で自らを「偉大なリーダー」と称している。
違うやり方はなかったものか。レイオフによって社員の生活を崩壊させてしまう申し訳ない気持ちをブログに表わすべきだったのではないか。そして最後に、そうなってしまった責任を取って自分も会社を去ることを書いていれば。
公平を期して書いておくが、ある同僚たちによればSifryは従業員の生活をとても気にしていて、そのためには当り前以上のことをするつもりでいるのだという。そういう面はあのブログからはよく読み取れない。「辞めることになった」という記事はたしかに書くのが難しいものだ。あの書き込みが適切だったと思う、と言うつもりはないが、疑わしきは罰せずとする、としておこう。
[原文へ]
最近のComscoreのデータによるとTechnoratiのトラフィックは急上昇している。一年前から比べると3倍以上だ。Technoratiのファウンダー/CEOであるDave Sifryはこの驚くべきトラフィックの伸びについてブログエントリーで取り上げている。Technoratiの内部の数字は今年これまでに大規模な伸びを示している。今年3月にはユニークビジター数900万となっており、これに先駆けること2ヶ月のユニークビジター数350万から大きくアップ。そして、Dave Sifryによるとページビュー数は過去3ヶ月で141%アップしたという。
このようなトラフィック増加にしっくりとくる説明というのは無いものだ。同社が検索エンジン最適化(SEO)、特にGoogleを対象にしたSEOを完璧にこなすようになったという例外を除いて、だ。
過去数ヶ月、Googleの検索ランキングにおいて、Technoratiの「タグ」結果は着実に上昇してきた。Technoratiは現在、数千という検索が実行される大規模な検索キーワードの各検索結果の上位数位内にランクインしている。例として次のものを見てほしい。MySpace (6位)、Facebook (4位)、Wikipedia (4位)、など。
これらがGoogle検索内で高い順位に表示されるのは、Technoratiが「タグ付け」の同意語とも言える存在だったからだ。そして、ブログ用のタグ付けプラグインの大半はTechnoratiにリンクバックするようデフォルト設定されている。日々、何万というブログがTechnoratiにリンクしている。そして、これら各タグはブログのエントリーを記述している。これらリンク全てが大規模な検索エンジンの妥当性(レリバンス)を作り出し、共通のタグ付けがなされた言葉としてTechnoratiでの結果を検索結果中での高ランキングへと導く、というわけだ。
しかし、Technoratiにとって大きな問題が浮かび上がってきている。これらタグの結果は、本質的には「検索結果」だ、ということ。そして、Googleは検索結果を検索結果内で表示することを好ましく思っていない。GoogleのWebspamチームを率いるMatt Cuttsは最近、個人ブログ中で「Search Results in Search Results」というエントリーを書いている。その中で、彼は、一般的にGoogleでは、検索結果を(Googleの)ウェブ検索インデックスに含まないようにしていると述べた。そして、外部の検索エンジンに対して「disallow」を各検索エンジンのrobots.txtファイルに書き加えることで、これらの検索結果がGoogleにインデックスされないよう提案している。
ユーザーが知りたい情報は、1クリックで得られるようにしたい、とGoogleは考えている。そんな中、ユーザーが、まずGoogleで検索した後、Technoratiへ誘導され、そしてさらにタグ検索(のページが)表示されることは、このゴールに反するものだ。
しかしTechnoratiのrobots.txtファイルにはタグ検索結果を「disallow」するようには設定されていない。TechnoratiのファイルとGoogleが同ブログ検索エンジンで利用しているものとを比較してもらいたい。
Technoratiは「タグ検索」は「通常の検索」とは異なるので、(これらの)検索結果はインデックスされるべきだ、と主張するだろう。しかし、Googleは同社のYouTubeサイトのタグによる結果ページをもインデックスしていない。TechnoratiのタグはYouTubeタグにそっくりだ。そして、Googleが同社の(YouTube)サイトのタグをインデックスしないのに、Technorati(のタグ)を、Googleのインデックスに含める、という理由は無い。
しかし、ここでのポイントはGoogleがどう考えるか、そして、これらの検索結果をGoogleインデックスから省くために、Googleが何らかの処置を今後間もなく取るだろうか、ということだ。もし、実現されたら、Technoratiのトラフィックは急降下するだろう。そして、実入りの良いトラフィックをめぐるお祭り騒ぎは終わりを迎えることになるだろう。
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リニューアル以来押し寄せたトラフィックのためか、サイトはノックダウン。それとも本当に「定期メインテナンス」? 白昼堂々、アクセスピークのこの時に?Technoratiは大好きだ。たとえウソをつかれても。
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今晩(米国時間5/23)、ブログサーチエンジンTechnoratiは、データアーキテクチャとユーザーインターフェースを大幅に変更。CEOであるDave Sifryは、自身のブログで変更内容詳細の概要について説明。今回の変更は、「メインストリームのインターネットユーザー層による同サービス利用増加に伴い、ユーザー層が変化しつつあることに対応するため」とSifryは述べている。
これはまた、Technoratiのブログサーチを中枢としたサービスからの転換を明確にする動きでもある。もっとも、最近では[ブログ検索だけでなく]多数のメディア検索機能も提供されているのだが。長期的にみて、Google Blogsearchに打ち勝つのは難しいと判断したか、あるいは、時事的なタイミングが重視される内容のコンテンツの対象分野を広げるかのいずれかだろう。または、その両方のケースかもしれない。
はっきりと目に見える変更はデザインを完全に一新したホームページだろう(上記画像参照)。また、Technoratiは検索タイプ(キーワード検索、タグ検索それにブログディレクトリー検索)を無くし、単一の検索窓を設けるスタイルに変更。検索結果は全て「technorati.com/tag/query(サンプル)」のフォーマットを利用。ブログ、動画、写真それに音声ファイルからの検索結果が同フォーマットにより表示される。ユーザーは、タブ利用により検索をバーティカルに掘り下げることもできる。ブログ検索の結果のみを知りたい場合はsearch.technorati.comで検索可能。
これら全てが、TechnoratiのファウンダーでありCEOをも務めるSifryに代わる人材を引き続き探していること、そして、同社がきっぱりと否定するにもかかわらず同社が売りに出されている、ということを示唆するものだ。
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Technorati がニューヨークのJames & Company社に新CEO探しの仕事を依頼しているようだ。 同社では数週間前からシリコンバレーなど各地域のCEO候補らに創業4年近い会社のトップをやる気はないか、打診を図っている模様。創業者兼CEOのDave Sifryが別の肩書きで留まるか、同社を去って別の仕事をするかは分からない。Siftyの後釜に相応しい候補が見つからずに終わる可能性も残されている。
Technoratiでは同社の社内統計を大量に公開したばかりだが、同社の現配信契約の多くは危機的な状況にあるとも考えられる。報道によると同社従業員たちには先週、新CEO探しの件について通告があったという。
Technoratiはブログ検索エンジンの最大手。2番手にはblogsearch.google.comがつけている。当然のことながらGoogle も1年前に比べブログのインデックスはかなり定期的に行っている。目下のところTechnoratiの業域に直接食い込む最大のライバルはGoogleの メインの検索エンジン、Google.comなのである。
Technoratiにメールでコメントを求めたが、まだ返答は入っていない。このCEO探しの噂を最初に伝えたのはValleywag。
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アップデート: Dave Sifryがコメントの中でこう言っている。「これだけは言っておきたい。Technoratiは売りに出されていない」。もちろんこれは、Technorati は売りに出されている、という意味だ。
ブログ検索エンジンのTechnorati といえば毎度、スタートアップの中でも抜きん出て秘密主義なことで知られる。ベンチャー資金の調達についてもノーコメントだし、仮に誤報があっても直さず放置しておくぐらい、その秘密主義ぶりは徹底している。だからCEOのDave Sifryがわざわざ表に出てきて、Technoratiのページビューとユニークビジターの増加を示す最新統計を山と公開した日には、これを事件といわず何という、なのである。
Sifryによれば、Technoratiのこの30日間のユニークビジター数は2ヶ月前の350万人から大幅に増えて計900万人に達した(本当とは思えないぐらいの激増ぶりだ)。 実数は公表されていないが、ページビューも3月で53%増え、この3ヶ月で141%増えたという。おおーっ。
創業4年のブログ検索エンジンとしては目覚しい成長である。それにしても何だってこんな急にTechnoratiは、データを開示する気になったのだろう?
考えられる理由は2つだ。昨年12月に「TechnoratiがGoogle Blogsearchに追い抜かれた」とHitwiseが報じたことで、いたく社名に傷がついた。開発のキーパーソン、Kevin Marksが2月に会社を辞めGoogleに転職したことも人の噂に上り始めた。そうこうするうち、Technoratiの投資家が新CEO探しを始めたという話まで出てきた。そんな次第なので、Sifryはただ単に「見ろ、自分たちはこんなに好調なんだ」と外に示し、自分たちの縄張りを守ろうとしているだけなのかもしれない。
2つ目は、Technorati が会社の売却に本腰を入れ始めたのではないか、という可能性。つまり将来の見合い相手に売り込みのドキュメントを出し始めた…。いずれにせよ情報開示は良いことだし、これからもTechnoratiがこんな風に社内の統計を公開してくれるなら、それに越したことはないだろう。
参考までにComscoreのデータも引き出してみた。Sifryがエントリで引き合いに出しているHitwise、Quantcastの統計と比べてみると良い。Comscoreの統計でも、TechnoratiはGoogle Blogsearchよりユニークビジター数、ページビューともに伸びているね。そんなわけなので、もう昨年6月のことは掘り返さないでおこう(Comscoreも正確なサイズを把握できないぐらい当時のTechnoratiは規模が小さかった)。


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Technoratiの開発部隊のキーマンの一人、Kevin Marksは 自身のブログによると、1月半ほど前に、同社を去ってGoogleに移籍したという。Googleはブログ検索エンジンのトップの座をTechnoraitから奪ったばかりだが、Marksを引き抜かれたのはTechnoratiにとってさらなる痛手だろう。
Technoratiはほとんど何も情報を公開しない会社なので、われわれはその財政状態についてはもっぱら推測に頼るしかない。ひょっとするとこの動きは何かのトラブルの前兆かもしれない。もしTechnoratiが株式上場企業なら、空売りに出るいいチャンスかも。
写真はThomas Hawkの好意による。
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いよいよ今日(米国時間2/4)はスーパーボウルXLI(Wikipedia意味)。世界の何億という人がジャンクフードを食べ、ビールを飲みながら年間最高のTVコマーシャルを、フットボールに時々中断されながら見る。
ゲーム中の30秒スポット枠の$2.5M(250万ドル)が払えないスタートアップ6社(Meebo、Meez、Multipy、Plaxo、RockYou、Technorati)が共同で低予算「スーパーボウル」CMを作ってYouTubeに載せている。かなりよくできているものも、そうでもないものもある。下に全部のCMを載せて、どれが一番いいか投票してもらうことにした。
ところで、去年の本物のスーパーボウルCMは、今でもGoogle Videoのvideo.google.com/superbowl.htmlにある。明日には今年のスーパーボウルCMに置き替わるだろうと思う。Yahooも、ゲームが開始されれば本物のスーパーボウルCMをYahoo Videoで流す予定だ。
私のお気に入りの「スタートアップ」CMはTechnorati、ただし、お気に入りの映画の一部を使ってズルをしている。PlaxoとMeeobが同着2位。
CMとアンケートはこの下。上から順にMeemo、Meez、Multiply、Plaxo、RockYou、Technorati。
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Steve RubelはたまたまTechnoratiでDiggに似た新しいサービスを発見した。このサービスは「WTF」(Where’s the Fire?〔火事はどこだ?〕の頭文字)と呼ばれ、technorati.com/wtfに短期間存在していたが、現在は利用できない。
スクリーンショット(Rubelの提供)からすると、機能はDiggに大変よく似ているようだ。ユーザーは興味を持った記事に投票して表示順位を上げることができる。
私はTechnoratiにメールしてコメントを求めているが、まだ返事がない。Technoratiではこのサービスをまだ広く一般に公開するつもりはなくて、Rubelの記事になったことに慌てて取り下げてしまったのかもしれない。
TechnoratiはTechMemeに似た「Technorati Explore」というサイトを2006年前半に立ち上げている。まだ生きているかチェックしてみたところ、このサイトも削除されていた。運用停止の発表を探してみたが発見できなかったので、停止されたのはこの数ヶ月のいつかだろう、ということしか分からない。


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