Wallop
by Erick Schonfeld on 2008年12月16日

スタートアップの中には、デッドプールに行った後に人生を送るものもある。例えばWallopという、ソーシャルネットワークが転じたソーシャルアプリ企業は、9月に沈没したばかりだが、これがCoverooとして復活を果たした。Wallopは、2005年、2006年に調達した$13M(1300万ドル)の資金の一部を未だ残していたが、ビジネスが不調だった。同社の当初の発想は、バーチャル「自己表現」を自社のソーシャルネットワークを通じて販売することだった。それがいつのまにかアニメーション付グリーティングカードパーティー招待状アプリをFacebook用に作っていた。安らかに眠る。

しかしCEO Karl Jacobは諦めなかった。進む方向を変え、バーチャルグッズをやめてリアルな消費者用デバイスのカスタマイズという道を選んだ。Waloopは主として自社株式を使い、ノートパソコンやiPod、携帯電話に特化したカスタム彫刻サービス会社、Etchstarを買収した。そしてここにCoverooとして再スタートを切る。デジタル機器をもっと簡単にパーソナライズするサービスだ。ユーザーは、持っている携帯電話用のカバーを注文してデザインを選べば送られてくる。

Wallopがサイト終了、Deadpoolへ
by Don Reisinger on 2008年9月16日

Wallop

Microsoft Researchの発案から生まれた「Wallop」は2006年、ソーシャルネットワーク乱立の時代に、デジタルメディアのアップロード容量無制限、広告ではなく”自己表現アイテム”の販売で収益化を図るモデルでFacebookやMySpaceに対抗することをCEOが世界に宣言して始まった会社だ。

準備は万端整った、サービスは内容もFacebookやMySpaceに引けをとらないし、これでソーシャルネットワーク界に参入できる…と思っていた同社だが、それは間違いだったようだ。

Wallop倒産の正式な発表はないが、同社サイトには9月18日(米国時間)を以ってサイトの利用は終了となる、その後は利用アカウントへのアクセスはできなくなる、という告知が出ている。

Dear Wallop.com Member,

Thank you for being part of the Wallop beta social networking site. We really appreciate your feedback and support. The beta period will end on September 18th, 2008 – after that date you will no longer be able to access your account.

Please check out our apps Cool Cards and Party On! On Facebook.

Thanks again,
The Wallop.com Team

広報のアドレス宛てに終了日以降の予定を尋ねるメールを出してみたが、同社のアドレス一覧からは削除されていた。 — これもサービス終了の証拠か。

Facebookアプリ2種で使えるWallopの方は、サイト終了後も使えるのだろう。同社のサイトではFacebook利用者が自分の音声を使ってアニメーションのグリーティングを送れるCool Cardsアプリ、アニメーション入りのパーティー招待状が送れるParty On!アプリをまだ宣伝している。

だが、ソーシャルネットワークのWallopはこれにてdeadpool送りとしよう…。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

Microsoftのスピンオフ、Wallopがスタート
by Michael Arrington on 2006年9月26日

Wallopは以前はMicrosoftの半ば忘れられた実験用“お砂場(sandbox)”プロジェクトだった。 この写真共有・ソーシャルネットワークサービスが今年初めにスピンオフして (詳細はここ)、ベンチャーファンドに支援される新しい独立のスタートアップになった。今晩(米国時間9/25)カリフォルニア時間の午後9時、Wallopは半公開のベータ版サービスとしてスタートする。

WallopはFlashベースのネットワークで、Myspace, Facebook、 それに私が昨日記事にしたいろいろなサービスのライバルとなる。ユーザーはこのサービスに無料、容量無制限で写真、ビデオ、音楽をアップロードすることができる。

Wallop の CEO、Karl Jacob は「他のソーシャルネットワークとは違って、将来ともサイトに広告を掲載するつもりはない。広告はユーザーのユーザー・エクスペリエンスを悪くする。その代わり、Wallop は年間$3 trillion(3兆ドル)といわれる米国の自己表現関連のアイテムの消費 (衣服、家具、化粧品その他)によって収入を確保したい」と語った。Cyworld が実証したように、ユーザーはオンラインの(バーチャル)自己表現アイテムにもお金を払う気があるのだ。(報道によると、Cyworld brings はこのようなアイテムのネット内販売によって毎日$300,000[30万ドル]のマイクロトランザクションの売り上げがあるという)。

そこでWallopはこのような自己表現アイテムのマーケットプレース(いわばバザール)をサイト内に設置した。誰でもFlashを利用してアイテムを開発し他のユーザーに販売することができる。またミュージッククリップ、アニメウィジェット、イラスト、アバター、アバターの衣類などが販売されることになる。Wallopが支払いとDRMを管理し、販売価格の30%を受け取り、残りは販売者に行く、

マーケットプレース機能はまだ開発途中だが、Wallopによると、近くユーザーに一般的なアイテムのオークション販売、 限定版の販売、等々のオプション機能を提供していく予定という。

ユーザーはまず招待される必要があり、招待されたユーザーには友人を5人まで招待できる権利が与えられる。Wallop上での活動が活発であればシステムの判断によってさらに招待権が与えられる。このサービスがベータ版を脱し一般公開されるのは2007年初頭のもよう。

Wallopはサンフランシスコに拠点を置き、従業員は27人。Bay Partners、Consor Capital、Norwest Ventureから2度のラウンドに分けて総額 $13 M(1300万ドル)に上るベンチャー資金の調達を行っている。

Wallopのスクリーンショットを下に掲載した。

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