
昨年はウィジェットが大流行だった。そして今年はそれに拍車がかかっている。ウィジェットを作って配布するプラットホームWidgetboxは、Quantcastによれば、先月のウィジェット使用総回数が全世界で5億だった。Widgetboxによれば、その多くは、毎月自分のブログにウィジェットを埋め込む数十万のサイトや、Widgetboxのウィジェットギャラリーを組み込んでいる提携サイトの上で生じている。
しかしそれでも、Widgetboxやそれと競合するRockYou(Quantcastによると先月の使用総回数は95億回)などは、ウィジェットメーカーとして小粒なほうだ。Widgetboxよりずっと大きいと思われるClearspringについては、残念ながらQuantcastのデータがない。comScoreによると、Clearspringのウィジェットのユニークビジター数は2009年の4月で5億2000万だった。

Widgetboxはウィジェットの制作と配布のプラットフォームとして最大のサイトだが、新しいブログ・ネットワークをローンチした。同時にこれによって自身もユーザーの目的地となるデスティネーション・サイトに変貌した。
Widgetboのトップページには、子育てからテクノロジーまで29種類のブログを集めたチャンネルが掲載される。それぞれのチャンネルにはネットワークで活発なトラフィックを集めている記事のリストが表示される。また同時に活発なトラフィックを集めた記事を書いたライターのリスト(リーダーボード)も設置される。リーダーボードにはブログの規模の大小を問わず相対的に人気のあるコンテンツが表示されるよう統計を正規化するアルゴリズムが採用されている。

このブログ・ネットワークに参加するためには、ブログの運営者はWidgetboxが作った29種類のチャンネル別の専用ウィジェットをエンベッドする必要がある。それぞれのウィジェットはWidgetboxサイトのトップページに表示されるリーダーボードと同一の内容が表示される。これによって読者はいちいちWidgetboxサイトを訪問せずにネットワークで人気のあるコンテンツがその場で読めるようになる。同社ではウィジェットの設置がメンバーのブログのトラフィック増加に貢献すると同時に、メンバーがリーダーボードに掲載されるような人気のある記事を書こうとする動機付けになるよう期待している。
現時点まで、Widgetboxは基本的にさまざまなブログやSNS向けにウィジェットの制作と配布を目的とするサービスだった。しかも4億6200万回という膨大な月間ウィジェット閲覧回数を誇ってきた。そのトラフィックの大部分は、「blidgets」という非常に人気のあるミニRSSフィードを提供するサイトを通じたものだ。
Widgetboxが現在のユーザーを新しいブログネットワークに参加させるのには、当初、多少手間がかかるかもしれない。現在、大量のトラフィックを集めそうなブログネットワークはすでに数多く出ている。しかしWedgetboxが、現在同社のウィジェットを利用している膨大なユーザーベースをうまく利用することができれば(たとえばあまりうるさくない形で全ユーザーに新しいシステムについて告知するなど)、急速な成長が期待できるかもしれない。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)

WidgetboxがiPhone画面用に作り直したウィジェットの特別ギャラリーを公開して、iPhone人気の時流に乗ろうとしている。
スタート時のウィジェットは16種類で、スティーブ・ジョブズの秘密日記やサンフランシスコ周辺の地下鉄案内「BART QuickPlanne」などが含まれている。開発者向けに、iPhone対応ウィジェットを作ってギャラリーに載せるための チュートリアルも提供されている。
ジョブズはどの通常のサイトもiPhoneでちゃんと動くと強く言っているが、iPhone専用ページがあるに越したことはない。画面を指でズームしたり戻したりするのは面倒になってくる。新しいギャラリーは特によくできていて、出先でちょっと情報を見たいというモバイルユーザーのために、ウィジェットはすぐに使えるように作られている。気に入ったウィジェットが見つかったら、簡単にアクセスできるようにホーム画面に置くこともできる。
他にAppleにも、iPhone対応ウェブアプリのギャラリーがある。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
成功しているベンチャーファンドのパートナーは引退する以外に辞めることはめったにない。しかしHummer Winblad Venture Partnersのゼネラル・パートナー、Will Priceは今日付けで同社を去り、ウィジェットのスタートアップ、WidgetboxのCEOに就いた。
WidgetboxはHummer Winblad、Sequoia Capital、Northgate Capitalかっら$14.5M(1450万ドル)を調達している。Hummer Winbladは1989頃から活動しており、$620M(6億2千万ドル)をスタートアップに投資している。PriceはWidgetboxは現在の巨大なウィジェットjの使用の急増という流れに乗れると考えている。AOLのGoowyの買収や最近のSlideに対する高額の価値評価を見てもわかるとおり、Widgetboxには大いに成長の余地があるだろう。
私はPriceに「なぜVCのパートナーという非常に儲かる上に非常に安全な地位を捨てて、何の保障もない危険なスタートアップの世界に戻ろうとするのか、心境を書いて欲しい」とメールした。彼が投稿してくれたので下に掲載した〔英文〕。もっともその趣旨はこのように要約できるかもしれない。Priceの普段の記事に興味があれば、彼のブログはここ。
Read More
月曜日にAOLはサンデェゴのスタートアップ、Goowyの買収を発表する。同社は2004年後半に創立され、2005年後半にサービスをローンチした。実はその場所は私のリビングルームだった。(われわれはGoowy、Meebo、Sphereその他、ローンチするスタートアップを集めてTechCrunchパーティーを開いたのだ)。買収額は明らかにされていない。
Goowyの最初のサービスはFlashベースのウェブトップ、あるいはもうひとつのOSだった。その後ウィジェット分野に進出して、 YourMinisを始めたが、これがAOLの買収の決め手となるサービスに成長した。
AOLのソーシャルメディア、メッセージ、ホームページ担当上級副社長David Liuは「この買収については9ヶ月前から検討を重ねてきたが、GoowyのテクノロジーをAOLのユーザー向けサービス(ウィジェット化)とPlatform A広告ネットワークの双方で利用することを決断した。 ウィジェット広告の分野でPlatform Aから画期的な新しい広告サービスが近々発表される予定だ」と語った。
これはGoowyのファウンダーでCEOのAlex Bardとそのチームにとって大勝利だ。Alexは何年も無駄を省いた経営をしてきた。現在でも従業員はわずか6人、資金調達は1度だけ、2006年4月にMark Cubanからものだけだ。(金額は明らかにされていないが、ほぼ間違いなく$1M〔100万ドル〕以下のはず)。AlexによるとGoowyチームは、少なくとも当面は、San Diegoで活動を続けるという。
ウィジェット広告マーケットでGoowyのライバルとなるスタートアップには以下の各社が含まれる。 Widgetbox、ClearSpring、Gigyaなど。またVideoEgg、Slide 、RockYouともこの分野で競うことになる。
AOLはこのところ有望なスタートアップの買収に余念がない。たとえば昨年の11月にはイスラエルのYeddaを買収している。
CrunchBase: Goowy
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)
ウェブ専用ウィジェットの作成・配信プラットフォーム「Widgetbox」がシリーズBのラウンドで$8M(800万ドル)を調達完了した。リードしたのはNorthgate Capitalで、出資にはSequoia CapitalとHummer Winbladも加わった。
同社では初心者と上級者の両タイプの開発者を対象に、シンプルなRSSフィードリーダー(“blidgets”と呼ぶ)から、FacebookやBeboで使える機能万全なソーシャルネットワーク専用アプリまでいろんなウィジェットが作れるツールを提供している。
WidgetBoxのチームに初めて会ったのは、Beboプラットフォーム公開イベントの会場だ。あの場でサービス開始になったアプリのうち少なくとも一つはWidgetBoxが制作を手伝ったアプリだった。今では956点ものアプリが揃っているBeboだが、その60%はWidgetboxの「app accelerator(アプリ加速)」ツールを使って開発したもの。さらにFacebookにあるアプリの15%は同社のツールで作ったものらしい(同社発表)。
ウィジェットビジネスはとにかく数が勝負のようなので、もう少し並べてみよう。
Widgetboxが自社のギャラリーでホストするウィジェットは3万4000件近くに上る(同社によるとウェブで最大のギャラリーのようだ)。採用したサイトは21万ドメインにまたがり、制作に参画した開発者は延べ2万人に及ぶ。同社のウィジェットは1日大体1200万回閲覧されている。Widgetboxの上級レベルの開発者のほぼ半数はFlashを使用しており、残り半数はサーバーサイドの PHPやJSPといった言語を使っている。Bloggerや MySpaceといった場におけるウィジェット利用は依然として非常に堅調で成長を続けている。OpenSocial完成の暁にはウィジェットはさらに広まることが予想される。
Widgetboxによると新たに調達した基金は事業拡張、ウィジェット普及拡大推進、収益化戦略・レベニューシェア事業の開発予算に充てるようだ。同社の収益は今のところカンバスページに広告出稿を許可したFacebookアプリから入るものだけ。Widgetboxでは広告出稿の可能性も睨みながら、収益を上げ、開発者と収入を分け合える機会の創出に向け取り組んでいく方針。
[原文へ]
(翻訳:satomi)
シリコンバレー/イスラエルに拠点を置くMuseStormは、エンドツーエンドのウィジェットシンジケーション・プラットフォームを今日(米国時間9/24)DEMOコンファレンスで発表。
MuseStormが公に「コンテンツ・エンゲージメント・プラットフォーム」と称している新サービスは、ウィジェットシンジケートにおけるオーサリング、ディストリビューション、分析、利益化の4要素を提供する内容。
同プラットフォームのハイライトはオーサリング機能。まず、第一点め、同サービス利用により、プロブラマーで無いユーザーでも、リッチメディア(音声、動画、写真、テキスト)開発が可能になる。二点めに、MuseStormプラットフォームは、「ソース」をMySpace、Facebook、iGoogle、Netvibes、PageFlakesなど多様なウェブフォーマットに即エキスポート。現在、デスクトップウィジェットはWindowsで実行可能なエキスポートに対応。しかし、Google、YahooそしてMacにも間もなく対応する予定。アップデート内容は、実装済みウィジェットにもフォーマットに関係なくシームレスに反映される。
同プラットフォームのディストリビューション的な要素には、上述のウェブとデスクトップが含まれるのに加えてIMとモバイルにもその対象を広げる予定。分析という点では、MuseStormプラットフォームは、パブリシャーにとって最適化を実施する上で有益なディストリビューションとユーザー相互作用分析を提供。パブリシャーたちは、イベントトリガ、ウィジェット内の広告位置など、高度な機能を利用してウィジェットと広告を統合することで利益化をはかることができる。
MuseStormのサービス内容は、全面的なウィジェット戦略を必要とするハイエンド・パブリシャーをタッゲートにしている。WidgetboxやClearspringが、ディストリビューションパワーを特に必要とするパブリシャーを対象としているのとは対照的だ。
いくつかのパブリシャーは、MuseStormの新プラットフォームをすでに採用している。これらパブリシャーには、Simon & Schuster(BookVideos)、CBS(The ShowBuzz)そして、MicroSoftまでもが、すでにMuseStormを利用して「Halo 3」のFaceBookアプリを公開している。
MuseStorm設立は2005年。Sunnyvaleに拠点を置き、R&D部門をイスラエルのOr-Yehudaに置く。Dr. Yossi Vardiが6桁台としては小額のシード資金を提供。2007年7月のSeries AにおいてElron(NASDAQ: ELRN)から$1M(100万ドル)を調達。Elronによるインターネット分野への投資としては、初めてのものとなる。

[原文へ]
Mesa Dynamicsから、ウェブ用ウィジェットのデスクトップ用プラットホームAmnesty Hypercubeのアルファプレビューリリースが発表された。
Amnesty Hypercubeを使うと、Google Gadgets、Pageflakes、Widgetboxなどが出しているウェブウィジェットを、デスクトップ上でAppleのDashboardやYahoo Widgets、Google Desktop、Vista Sidebarなどと同じように使うことができる。
何しろ、ウェブ上で動くように作られたウェブウィジェットやFlashゲームやビデオなど、公開されているものが何十万とある。Amnesty Hypercubeはこの幅広い選択肢をデスクトップで使えるようにするものだ。
Amnesty Hypercubeには、150以上のウェブウィジェットプロバイダーのディレクトリーがついていて、カテゴリー毎に探してアプリケーションの内容を調べることができる。ディレクトリーにあるウィジェットは、「NoClick」テクノロジーによって、自動的にAmnesty Hypercubeにインポートされる。
デスクトップウィジェットは人によって好き嫌いがはっきりしている。筋金入りのデスクトップウィジェット通でVista(ウィジェットとしてはダメな方)あたりを使い続けている人には、Amnesty Hypercubeはぴったりだろう。私はマックユーザーなのであまり必要は感じないのだが、この手のものを使えばウィジェットの選択の幅は確かに広がる。
Amnesty HypercubeはWindosw版、Mac版のどちらもあって、フリーウェアとして提供されている。
[原文へ]
Widgetboxは、同社の「Widgetbox Remote Gallery」機能が、幅広く導入されていると発表。同機能はソーシャルネットワークのオープンプラットフォームへの移行をより簡単にする。
The Widgetbox Remote Gallery機能の利用により、ソーシャルネットワークは、外部ディベロッパーが開発したウィジェット中から選ばれた一部のウィジェットをサイト中に埋め込み、また、Widgetboxメインギャラリーの1万以上のウィジェットへのアクセスを可能にする。このことにより、ユーザーがプロフィール、ブログそれにウェブページをカスタム化する際に、ウィジェットを簡単に見つけ出し利用できるようにしている。
パートナーたちはWidgetbox Remote Galleryをブランド化することが可能。そして、Widgetbox Remote Galleryのウィジェットセクションでの選択肢についてコントロールできる。Galleryの規模の大小は好きなように設定できるし、ウィジェットセレクションも必要に応じてローテーションが組めるようになっている。
ローンチにあたってのパートナーは、Freewebs、imbee.com、Xanga、それにSix ApartのTypePad、LiveJournal、Vox。
[原文へ]