Wikipedia
Wikipediaの記事、ついに1千万件に到達
by Michael Arrington on 2008年3月29日

Wikipediaについに第1千万項目目の記事が投稿された。Nicholas Hilliard という16世紀ハンガリーの画家の伝記である。(英語版はここに)。

Wikipediaでは、この1千万の記事は250種類の異なる言語で書かれているとしている。英語はWikipediaで依然としてもっとも広く使われている言語で、230万項目が書かれている。(2007年9月に200万番目 の英語の記事 が投稿された)。英語の次に広く使われているのは、ドイツ語、フランス語、ポーランド語、日本語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語。

言語別の記事数についてはこちらを参照。

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(翻訳:Namekawa, U)

人類の知識の集積のために―Wikipediaに$3Mの寄付
by Michael Arrington on 2008年3月27日

wikimedia_logo.png今日(米国時間3/26)、Wikipediaを運営している非営利団体、Wikimedia財団はAlfred P. Sloan財団から$3M(300万ドル)の寄付を受けたことを発表した。この寄付は3年間に渡って分割払いされる。

昨年同財団は$2.7M(270万ドル)の総収入があり、総支出は$2.1M(210万ドル)だった。(ここに収支報告がある)。今年の収入はこれによってずっと多くなるはずだ。この寄付に加えて、昨年Wikipediaは一般からの寄付を募る運動を広く展開していた。財団には15人の職員がいるが、2010年には25人まで増員したいとしている。

財団は最近(Sloan財団とは別の)大口寄付者との間に利害の衝突があるのではないかという疑いをもたれたことがあった。またある時点では、サイトの広告を導入することで経済的な独立を確保してはどうかという提案を真剣に考慮した節がある。ごく一部に広告を導入するだけでも収入は膨大なものになるはずだ。2億5千万人に近い人々が毎月Wikipediaを訪問しており(全インターネットで第5位のサイトだ)、ページビューも40億弱ある。(Comscore Worldwide調べ、2008年2月現在)

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(翻訳:Namekawa, U)

Wikimedia、2007年の決算報告を公表
by Michael Arrington on 2008年2月11日

wikimedia_logo.pngWikimedia Foundationは先週、2007年の監査済み決算報告( 下にエンベッドしておいた)を公表した。 Wikimediaの会計年度は実際は6月30日に終了しているので、それからほとんど8ヶ月もたってからの公開となった。とはいえ、Wikipediaの運営母体について、いくつか興味深い事実もうかがえる。

通例Wikimediaは決算報告を会計年度末の5ヶ月後くらいに公表してきたが、今年はなぜか8ヶ月かかっている。寄付その他の収入の総額は2006年の$1.5M(150万ドル)から、2007年は$2.7M(270万ドル)に増加している。(これには最近の募金キャンペーンの期間は含まれていない)。なお、Google株の寄付が収入のかなりの部分を占めている。2007年度に681株が寄付され、これは現在の株価で$315,000(31万51千ドル)に相当する。

旅費が$140k(14万ドル)から$264k(26万4千ドル)へと大幅に増えている。これはJimmy WalesがWikia Searchのプロモーションのために世界中を回って歩いた時期が含まれているので、一部の陰謀論者はこの旅費について、営利団体であるWikia(これもWalesが設立)のための活動の旅費を非営利団体のWikimedia Foundationから不当に補填していると邪推している。しかしWalesは私にメールを寄こして、Wikimedia Foundationは彼に旅費の補填は一切行っていない、と断言した。純然たるWikipedia関連のイベントでも、2つの団体の間の資金の管理を完全に独立させるために、WikimediaはWalesに旅費を補填していないという。Walesは「私は全部自腹でやっている。すべて私のポケットマネーでまかなっている」と述べた。

ただし決算報告には、WikiaとWikipediaは一部のインフラ的経費、資産、職員、経費を共用していることが指摘されている。

本Wikimedia Foundationはホスティングおよびネットワーク通信費用の一部を、本団体を創立したのと同一人物によって創立された営利団体Wikia,Inc.と共用している。これらの経費について、Wikia, Incに対して本団体は2007年6月30日現在6千ドルの未収金を有する。本団体は2006年6月30日に終了する年度において、WikiaInc.から6千ドルに相当する事務所スペースの寄付を受けた。2007年にはこのような事務所スペースの寄付はなかった。

2007年6月30日現在、本団体の理事会の理事2名がWikia, Inc.に従業員、管理職あるいは役員として所属している。

2006年の財務諸表はこちら


Wikimedia Foundation, Inc 2007 Financial Statement

CrunchBase: wikia

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(翻訳:Namekawa, U)

Kaltura、Wikipediaにクラウドソースの動画を出すことで財団と提携
by Erick Schonfeld on 2008年1月18日

kaltura-logo.pngクラウドソース動画の新会社KalturaがWikimedia財団と提携し、自社の動画マッシュアップ技術をWikipediaに導入することで合意した。プログラムは本日(米国時間1/17)ベータ版で公開となったが、一般の人たちはここでWikipediaや他のWiki向けに共同制作の動画を作ることができる。Kalturaの動画編集テクノロジーは、複数の人たちが協力して動画を作り上げることができるもの。

この機能が加われば、Wikipediaに投稿を貢献する人たちもいずれ動画クリップ、画像、図表、アニメーション、PowerPointのプレゼン資料を簡単に追加できるようになるだろう。(あそこは場を盛り上げるものが何かあっていいと思わない?)

ベータの一環でKalturaは、その動画&リッチメディアのリミックス技術をオープンソースとして公開する。これはMediaWikiソフト上で動作するwikiならどこでも入手できるようになる。また本プログラムの一環でユーザーはクリエイティブ・コモンズのライセンスの下で動画やリッチメディアのライブラリにもアクセスが可能に。

Kalturaはニューヨーク市が拠点。TechCrunch 40でローンチした。

CrunchBase: Kaltura

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(翻訳:satomi)

Appleのニセ基調講演メモ、Wikipediaでリーク
by Erick Schonfeld on 2008年1月15日

apple-logo.png乱れ飛ぶ憶測なくしてMacWorldは語れない。しかし今年は、さらに踏み込んだ誰かがWikipediaを使って、明日のJobs講演のニセ講演メモらしきものを流布し、ブログやマスコミが大挙して飛びついている(ここここも)。引っかかってならない人(Steve Rubel)まで。

このメモ、一見もっともらしい。新MacBookにあっと驚くようなものなし、16GB版iPhone、iTuneでのYouTubeダウンロード、iPhoneソフトウェア開発キット(SDK)の紹介など。

しかし、致命的なミスがいくつかある。iTunesの映画レンタルや、Microsoft Office 2008、DRM無し音楽パートナーの追加、期待のビートルズiPodなどへの言及がないのだ(こうしたきわめて確度の高い予測のうち少なくとも1つは本当のはず)。もちろんすでにWikipediaの自浄作用が働いて、このメモのウラが暴露されている。あるコメントには 「全くのデタラメだ」、と書かれている。

それでも、よくできた予想はWikipediaの信頼に乗じて噂となって広がっている。私が気に入ったのは、噂のSDKのニュース。この「メモ」によると、Steve Jobsはかなりの時間をこれに割く予定。詳細はこうだ。iPhoneアプリの価格は$6.99、ウィジェットは$2.99で収益の70%がデベロッパーに入る(無料にもできる)。Appleはデバイス保護のため、ソースコードのみを受け付け、実行プログラムは受け付けない。Jobsがデモを行う予定のiPhoneアプリのサンプルは、RSSフィードリーダー(あると嬉しい)、Last.fmの音楽アプリ、iPhone版Twitter(この部分は本当かもしれない)。

関係のある部分を以下に引用しておこう。[訳注:引用部分は原文のまま]

iPhone/iPod Touch SDK
- Apps and Widgets
- Using Cocoa with Objective-C
- Developers submit programs as source code, not executable
- Specify iPhone or both iPhone/Touch (certain features iPhone only)
- Set your own price: Apps $0-$6.99, Widgets $0-$2.99
- Users buy/download in iTunes Wi-Fi Store / iTunes Store (Mac/PC)
- Automatic updating wirelessly or docked

- Demonstration of exporting from XCode 3 to iTunes Store
- Submits source code to Apple for validation (make sure that people aren’t abusing the system, prevent malware and viruses)
- If using microphone or GSM, iPhone only; otherwise, available for both iPhone and iPod Touch
- Apps can be free or up to $6.99; Widgets free or up to $2.99
- Developers recieve 70% of revenue for their products
- Licensed under Apple Mobile Software License
- Can download wirelessly from iTunes Wi-Fi Store or docked to computer from iTunes Store
- Demonstration of wirelessly downloading (and running) the app submitted earlier
- Apps and widgets can be rearranged on front screen; front screen scrolls to show all apps/widgets
- Resubmit updated versions of apps; when added to store, iPhone/Touch will ask you to update it next time you use it (or next time you dock the iPhone/Touch)
- Developers can get their hands on a beta version of the SDK tomorrow on ADC and start developing; final version due early February
- iTunes 7.6 and iPhone/iPod Touch Software update 1.3 allowing for Apps mid-February

Example apps/widgets
Apps:
- iChat (coming with 1.3 update) (AIM, Jabber/Google Talk)
– Quick demonstration
- RSS Feed Reader (coming with 1.3 update) (read feeds online or off)
- One of our partners made something cool: Last.fm (scrobble tracks played on iPhone/touch wirelessly without syncing w/ computer)
Widgets:
- Dictionary (coming with 1.3 update) (quickly look up words, translate, use wikipedia)
– Quick demonstration
- Yellow/White Book (coming with 1.3 update) (search for contacts, add them to your address book directly from the app, will sync back with address book on your Mac/PC)
- Sports Ticker (coming with 1.3 update) (choose your sports and teams, get updates on their progress)
- Another partner: Twitter (update your Twitter on the fly, see your friends tweets)
- Try these out on the show floor today

もう一度念のため、これは全部デマ。それでもApple信者が聞きたがっていることをそれなりに反映している。あとは明日Jobsが、AppleのiPhone SDKプランを「いくらかでも」明かしてくれることを願うばかりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)

「Wikia Search」には完璧に落胆した
by Michael Arrington on 2008年1月7日

われわれはJimmy Walesの宣伝作戦に釣られて「Googleをやっつけるような人力検索エンジン」の登場を1年も待った。今夜(米国時間1/6)、その検索エンジンがalpha.search.wikia.comで公開された。しかし、なんと、これまでレビューしてきたなかで最大級に失望させられるサービスと判明した。

第一に、まず検索エンジンといえるかどうかさえギリギリというありさまだ。検索ソフトはオープンソースのNutchを利用しており、(昨年Wikiaが買収した)Grubが制作したウェブページのインデックスを利用している。しかし検索結果は貧弱で量も乏しく、前宣伝がものすごかっただけに、いっそう大きく期待が裏切られる結果となった。こんなサービスは、今後大幅に改良されなければ、誰も絶対にウェブの検索に使いはしないだろう。

しかも検索結果が貧弱だということに加えて、過去にさんざん宣伝されてきた「人力」の要素がまったくない。CEOのGil Penchinaによると、この機能は後日追加されるそうだ。現在のところ、ユーザーは自分のプロフィールに自分が興味あるテーマなど、キーワードを登録できるだけだ。誰か他のユーザーがそのキーワードで検索を行うと、そのユーザーの写真が右の欄に表示される。やがてユーザーは「自分が興味を持ったテーマ」についての検索結果を編集して改良できるということだが、現在ユーザーができることといえば、プロフィール・ページにキーワードを登録し、その検索キーワードに対して最初に表示される「ミニ記事」に興味ある内容が表示されるか、あるいは自分で「ミニ記事」の執筆に貢献できるようになる日がいつか来ることを期待するしかない。(

それからこのプロフィール・ページだが、 予期されたとおり Wikia Searchは近頃のことだから、SNSでもある。ユーザー・プロフィールには写真その他基本的なユーザー情報加えて、友達を追加したり、自分の特技や興味を持っているテーマを掲載することができる。FacebookのまったくのパクリでWikia Searchのプロフィールにはユーザーの友達の最近の活動の状況を知らせるフィード・ストリームが表示される。

Wikia searchは今まで山ほど聞かされてきた大げさな宣伝文句を抜きに考えても期待はずれなサービスだ。その宣伝文句まで考慮に入れれば、このサービスは弁解の余地なく「時間の無駄」と評するほかない。

公平を期するために付け加えると、CEOのGil Penchinaは私に「ローンチの当初はそれほど期待しないでくれ」とは言っていた。オープンソース・ソフトウェアと小額の資金でどれだけのことができるかを実証するテストベッドに過ぎない、ということだった。それはそれで結構だが、ならJimmyWalesはそろそろ大口を叩くのを止めたほうがいい。ソフトウェアの開発が進むのにまかせて、その成果に自ずから語らせるべきだろう。最終的にはWikiaはウェブページの索引をサードパーティーに公開、提供していくという。しかしサードパーティーが欲しがるようなそこそこ充実した索引を作るのが先決だ。Wikiaがそこまで辿りつくには道が遠い。

アップデート:コメント欄で活発、有益な議論が行われている。Jimmy Walesも何回かコメントしている。

Crunchbase Wikia

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(翻訳:Namekawa, U)

「Wikia Search 」プライベート・ベータ、ローンチ―一般公開は1月7日
by Michael Arrington on 2007年12月24日

ついに長い待機も終わりを告げた模様。2007年中にローンチするという約束もいちおう守られた。Wikipedia/Wikiaのファウンダー、Jimmy WalesはWikia Searchのスタートをたった今公表した。一般公開は1月7日を予定しているという。数分前の「Wikia Search」のメーリング・リストを通じてWalesはこう書いている。

発信人: jwales@xxxxx.com
テーマ: [Search-l] プライベートなプレ・アルファ版への招待
日付: 2007年12月 23日 7:04:01 PM PST
宛: search-l@wikia.com
Reply-To: search-l@wikia.com

参加したかったらメールしてください。ローンチしました :-)

ここ数日は徐々にユーザーを増やしていこうと思ってます。われわれは
1月7日の一般公開を予定しています。どこがおかしいかフィードバック
をしてもらってシステムを改善していく予定…

質問はメールでしてもらうのが一番よい。ただし、すぐに返事ができない
かもしれません。かなりどっとメールが来そうなもので。

–Jimbo
_______________________________________________
Search-l mailing list
Search-l@wikia.com
http://lists.wikia.com/mailman/listinfo/search-l
メールの受信停止はこちらから: http://lists.wikia.com/mailman/options/search-l

私はWikiaのCEO、Gil Penchinaとベータ版の報道ルールについて話し合った。それによると、ベータ・ユーザーは1月7日の一般公開まで知り得た情報を公表しないよう求められている。皆がこの要請を尊重するとよいのだが。このようなシステムでは、スタート早々大きな問題がみつかるのが通例なので、一般公開以降Wikiaが本格的な注目を集め始める前に、バグの修正のチャンスが当然与えられるべきだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)

Wikiaは検索をする。いつから?
by Michael Arrington on 2007年12月24日

われわれはWikiaの人力検索エンジン公開を、1年以上待ち続けてきた。このプロジェクトは、WikipediaとWikiaのファウンダーであるJimmy Walesによって、昨年12月最初に発表された

「Googleは、さまざまなタイプの検索で秀ているが、時としてスパムや無用のゴミしか返さないことがある。例えば『Tampa hotels』を検索しても役に立つ結果は一切得られない。検索エンジン本来の役割といえば「このページは良い、このページはダメ」という判断を下すことだ。コンピューターがその手の判断が苦手なことはわかっているので、アルゴリズム検索を使って、まわりくどいやり方をとらざるを得ない。しかし、われわれ人間にはそれを実現するための実にすばらしい方法がある。ページを目で見ればいいのだ。そのページが良いかどうかを判断するのには、ふつう1秒もかからないので、問題は、これをやってのける信用あるコミュニティーを作ることにある」

この発表以来いろいろなことが起きた。Sequoiaが支援するスタートアップのMahaloが、独自の人力検索アプローチを掲げて5月にローンチし順調な出だしをみせ期待されている。一方Googleは、Wikia Searchのことや、WikipediaがGoogle広告を受け付けないことにいら立ったかのごとく、今月Knolを発表したが、これはWikipediaを威嚇したものに他ならない。

しかしWikiaの正体はほとんどわかっていない。Wikiaではこのプロジェクトについて語り合うためのページが作られている。Wikiaは7月に、ユーザーらによる分散型ウェブクローリングの技術を持つGrubの買収を発表した。また、Facebook風プロフィールページの初期の画面イメージが、11月南アフリカで紹介されている。

Wikia Searchは2007年中に出るのか? Jimmy Walesはイエスと言った。

しかし、Wikia Searchのローンチの約束の期限は今年中であり、もう時間がない。2007年はもうあと1週間しかない。

今日(米国時間12/23)の報道によると、WalesがIRCのチャットで年内のローンチ予定日を守ると約束したという。「Wikia Searchは今年の終りまでにローンチ『する』。おそらく、まずプライベートベータを行い、1月初旬には一般公開する。正式な日付は未定だが、もうすぐだ。」

WikiaのCEO Gil Penchinaに、記事に引用されていることばは正しいのか、数日のうちにローンチするのかどうかを尋ねてみた。回答はこうだ、「正確な日時は言えない」。

Wikia Searchのローンチが今年になろうが、来年初めになろうが、1年後にはもうどうでもいいことだ。しかし、今や製品の評価を決めるのは、実際の検索結果の出来であって、一連のリーク記事やぼやけた画面イメージではない。ローンチが楽しみだ。今年でも(せめて)来年でも。

CrunchBase:Wikia
CrunchBase:Mahalo

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(翻訳:Nob Takahashi)

Google Knolについての考察
by Michael Arrington on 2007年12月18日

Googleの最新プロジェクト「Knol」は、少なくとも私の知る限りでは、報道機関に向けた典型的な大々的な事前告知無く、先週木曜日(米国時間12/13)に発表された。メジャーな報道機関はストーリーの報道におくれをとった。各種ブログは迅速に本件を取り上げ始めたが、GoogleのUdi Manberが同社のブログエントリで発表した本プロジェクトの内容以外の情報を伝えるものは無かった。私たちがKnolについて初めて取り上げたエントリはここ

サービス面から言えば、既存のSquidooHubpagesなどと比べてKnolは特に異なる点はない。書き手により構成されるナレッジベースだ。誰でも、そして、今後どんなトピックについてでも項目を書き込めるようになる。Googleは編集ツールを提供する他、情報を蓄積、コメントや提案、編集を他ユーザーが行えるようにし、編集者の了解を得て広告を追加、検索エンジンからのトラフィックを提供する、というものだ。

しかし、KnolはSquidooやHubpagesに対抗するものではない。むしろ、Googleの検索エンジンから莫大なトラフィックが流れ込んでいるWikipediaを(Googleが)ねたましく見ていることに関係している。Nick Carrが書いたように、トップ検索内容に対しての検索結果順位に於いてWikipediaは上昇し続けている。

出来るだけはやく更なる広告在庫確保が必要

Wikipediaは非営利団体で、ページを収入化することを頑固に拒み続けてきた。Wikipediaに広告提供するためならGoogleは何でもしたことだろう。しかし、(そうではなく)その代わりにWikipediaと競合するのは理にかなっている。

Googleは、バリュエーションに見合うだけの収益増加を実現せねばならない。そのためには、広告在庫が必要なのだ。Googleがコメント投稿可能なニュースディレクトリのホスティングを開始(つまり、ページビューを意味する)した際も、驚かなかった。だから、ナレッジベースのホスティングというアイディアにも驚くには当たらない。

書き手は、広告掲載有無の選択が可能だ。しかし、広告掲載を選択した場合はGoogleのみを選択できるようになっている。書き手の多数は広告の掲載を選ぶだろう。そのことで、Googleは新たな広告在庫を獲得することになる。

おいしいタイミング

Wikipediaは、Googleの広告を拒否する以外にも問題のタネだった。今月、期待の検索エンジンを同サイトの営利を目的とした部門「Wikia」を通じてスタートする(Wikiaがこのように表現されるのをWikipediaのファウンダーJimmy Walesは毛嫌いしているが、WikipediaとWikiaの境界線というのはとてつもなく分かりにくいのだ)。Wikiaの新検索エンジンをGoogleがとりわけ脅威に感じているということはないだろう。しかし、ありとあらゆる報道機関がリリース間近のWikiaを「Googleキラー」だと表現していることに少々イラついているかもしれない。

Googleは通常、サービスリリース前に事前告知を行わない。しかし、このケースではそれを行った。なぜか?おそらく、競争は(Wikiaサイドからの一方的なものでなく)どちらのサイドからでも起こりえるという点について思い出させるためのものかもしれない。

Google Baseを覚えている人はいる?

コンテンツ・マネジメント・システムとして、KnolはGoogle Baseによく似ている。 Google Baseは、Googleが2005年にスタートしたクラシファイド広告プラットフォームで、完全な失敗に終わった。もし、何らかの意味合いがあったと強いて言うなら、スパムの蔓延するサイトといったところだろう。しかし、同サイトが公開された時、New York Timesやその他はクラシファイド広告界に破壊的な影響を与える勢力を持つものとして大々的に報じた。Knolは、Google Baseにより戦略的な理論を適用したようなものだろう。

立ち止まって見るようなモメ事は何も無い

KnolページはGoogleの検索エンジンにインデックスされるが、ランキングでの特別扱いは無い、とGoogleは述べている。しかし、これは少々事実と異なる。GoogleがホストしていることでGoogle PageRankでかなりの利点があるだろうし、そのことで検索結果として上位に表示されるだろう。そして、誰も検閲したりしないので「Knolページがその他ページと同じように扱われている」と保証する者などいない。利害の対立を懸念せざるを得ないだろう。実際のところ、GoogleはKnolから収入を得ることになる。そのことから、財政的な意味あいからも、(Knolページに)人々を呼び込みたいという動機がある。つまり、中立的な門番としての役割を(Googleが)果たすだろうという点ついて信じがたくなる。

Googleは、今では「サーチ」という言葉の同意語だ。Google Knolを提供し、検索結果に含むことは、マイクロソフトがWindowsプラットフォームでOfficeを提供しているのとよく似ている。もちろん、Officeに対抗しようと思うなら誰でも(対抗を試みることは)可能だ。しかし、マイクロソフトはごく自然な強みと市場シェアを維持する手段を持っている。Knolチームは今後、同様に物事を運ぶだろう。

Wikipedia対Knol

Wikipediaは非営利団体であるため、コミュニティから絶大な支持を得ている。Googleはこの点では太刀打ちしようがない。そのため、書き手の名前を明らかにすると共に、多少の報酬を支払うことに注目。 Wikipediaの主要な寄稿者の一部が(Knol)に乗り換える一助となるはずだ。

間もなく、Wikipediaコンテンツが大量にKnolへ移動するのを目にするようになるだろう。基本的にWikipediaのコンテンツは、GNUライセンスの下、改変、複製、頒布その他が出来るようになっている。

Wikipediaは、コピーレフトなライセンスであるGNU Free Documentation License(GFDL:グニュー・フリー・ドキュメンテーション・ライセンス)の条件に従う限り、誰でも自由に文書を複製したり、改変したり、有料・無料を問わず配布・貸出、コンテンツの商業利用を認めるものとする一方で、著作権者は著作物ついて権利を維持するものとする

Knolに投稿する人物なら誰でも、まず投稿記事を公開する前におそらくWikipediaを少なくとも熟読するだろう。そして、もし何か役立ちそうなものを見れば、その部分を抜粋してKnolに転載するということも自由に行える。そして、投稿作業に費やした時間に対してadsenseの収入を得る。

だから、結局、ある意味でWikipediaコンテンツを利益化する方法をGoogleはすでに見つけたと言えるだろう。

金曜日(米国時間12/14)の投票
で、TechCrunch読者は、僅差ながら「GoogleのKnolはやり過ぎではない」とした。もし、Knolが成功するようであれば、この結果は少々異なるかもしれない。事実、Knolが成功すればする程、Googleが(検索結果表示を監視する)門番であり、コンテンツプロバイダーであることに落ち着かない思いをする人は増えるはずだ。

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

Wikipedia、ナチのシンパだとして訴えられる
by Duncan Riley on 2007年12月8日

wikinazi1.jpg最近Wikipediaの管理人が右翼だと非難される例にこと欠かないが、ここでさらに事態が一段と悪化した。あるドイツの政治家が世界でもっとも有名なユーザー生成サイトであるWikipediaはナチズムを宣伝しているとして訴えた。

左翼政党(Die Linke)の副党首、Katina Schubertは記者会見で、ヒットラー・ユーゲント運動の紹介にあたってナチを象徴するシンボルを不必要に多く掲載しているとして、ドイツのWikipediaサイトを訴えたことを明らかにした。

SchubertはReuters (SMH経由)に対して「ナチのシンボルの利用が単なる記録や政治教育のために必要とされる限度を超えて掲載されている。これは表現の自由を抑圧しようというのではなく、ものには限度があることを指摘しているだけだ。」と主張した。

SchubertはさらにWikipediaにナチの陰謀が迫っているとして、「ネオ・ナチがこのような仕組み〔Wkipedia〕を乗っ取ろうとしている兆候がある。これは阻止されねばならない」と主張した。

ドイツのWikipediaはこのような非難を否定し、「ナチのシンボルは純粋に教育的目的で掲載されている」と述べた。ナチのシンボルを教育目的以外で公開することはドイツでは違法行為となる。

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Wikia Search近日登場?スクリーンショットを南アで初公開
by Michael Arrington on 2007年11月17日

WikipediaファウンダーJimmy Walesが自分の営利系スタートアップWikiaで人力検索エンジンを提供することを初めて明らかにして11ヶ月。

メールのディスカッションリストの話、Looksmartから分散型ウェブクロールを行うCrubを小額で買収したを別にすれば大きな変化はない。Wikia Search公式サイトはこちら

でも約束ではWikia Searchは年内リリースになるようだ。予定通り順調に進んでいる証拠に、昨日Matthew Bucklandがウェールズに新事業“初のスクリーンショットを何枚か”見せてもらったと書いていた。私が知る限り初出の画像だ。

メインのスクリーンショットはユーザープロフィールページ(上)で、驚くほどFacebookのプロフィに似ている。撮影したのはNic Haralambous

人力vs.機械の論争もいよいよ検索分野進出か。来年の今頃までにはWikia Searchの業績のデータもたくさん出揃い、同じ人力検索分野の新会社Mahaloのデータも揃うはず。それまでは検索は相変わらずグーグルのまま噂に励むということで。

CrunchBase: WikiaMahalo

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(翻訳:satomi)

Wikipediaに1万人以上の寄付
by Nick Gonzalez on 2007年11月3日

wikimedia_logo.pngWikipediaは毎日、何百万ものユーザーが使っており、ページビューは毎月数十億に上る。記事はGoogle検索でトップに来る常連だ。しかし驚くべきことは、これがいまだに広告なしで運営されていることだ。しかしこの巨大百科事典と姉妹サイトがこのような運営をいつまで続けられるかはわからない。何より、このサービスは一般からの寄付によって成り立っている。

そのためWikpediaの運営母体であるWikimedia Foundationは毎年、無料の知識を広く提供していくための資金を募るイベントを行ってきた。ほとんどの収入は個人からの寄付で、平均額は$25程度という。下に掲載したビデオでファウンダーのJimmy Walesが自ら寄付を呼びかけ、将来の計画を説明している。過去9日間で、 1万人から寄付が集まったという。(同時にファンからの写真も多数寄せられた)。ちょうど 1万人目となったのはフィンランドの居住者で、協定世界時8:58 (東部標準時4.58)に10ユーロが寄付された。しかしまだまだ時間はある。このキャンペーンは12月22日まで続けられる予定だ。

寄付はこちらへ。寄付を呼びかけるバナーはこちらから入手できる。

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(翻訳:Namekawa, U)

Wikipedia、中年の倦怠期を迎える
by Duncan Riley on 2007年10月13日

picture-217.pngわれわれは昨日(米国時間10/10)Wikimedia財団がフロリダからサンフランシスコに移転してきたことを報じた。 Wikimediaがこの決断を行なったのは、こちらに来ればはるかに優れた開発者のコミュニティーが利用できるというのはもちろんだが、それ以外にも理由があったのかもしれない。いわば中年の倦怠期で、活動が伸び悩んでいるのだ。

危機というほど劇的なものではないが、Robert RohdeがWikpediaでの活動の統計分析を行なって、この数年の爆発的成長の後で、今度は急減速していることを発見した。

Rohdeによると、今年初頭から項目の編集活動は 17%減少し、編集者の新規登録は25%、ユーザーブロックは30%、項目の保護は30%、アップロードは10%、項目の削除は25%、それぞれ減少している。

Rohdeはいくつかのグラフを作り、適切にも「非生産的な項目編集」と呼んでいるが、新しい情報を追加するのではなく、「いったん行なわれた変更を元に戻す」編集が増加(20%)していることを示している

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Wiktionaryの弱点改善? みんなで作るオンライン辞書Lingoz登場
by Roi Carthy on 2007年10月3日

lingoz_logo.pngユーザーが定義を決める辞書は、WikipediaのWiktionaryより良いのか? 有料翻訳・辞書デスクトップ専用ソフトウェアメーカーBabylonは当然そう考えているようで、それを証明するためLingozというサービスを立ち上げた。

Lingozはみんなが共同で作るオンライン辞書だ。ユーザーは用語・定義を書き込んで、投票し、コメントをつけ、役立つ用語集(グロッサリー)に用語を集めながら、辞書作りに参加できる。

Babylonは1997年ごろ創業した会社だ。これまでに世界160ヶ国以上に160万ものライセンスを販売してきた。イスラエルではそれなりに成功を収めた企業として評価されている。同社の純正ウェブ事業第1弾となるLingozでは8ヶ国語450万語からのスタートとなった。Babylonが過去10年間の事業で蓄積した定義900万語のデータベースをテコにしたい考え。今後数ヶ月でさらに42 言語に対象を拡大する。

ちょっとWiktionaryに話を戻すと、行ったり来たり切り貼りで進める編集の作業工程は百科事典的なWikipediaのエントリーではうまく機能するが、辞書の用語定義に応用してもあまりうまくいかない。辞書の場合、いくつか違うバージョンの定義がある中から投票で選ぶスタイルの方が適しているのだ。

Wiktionaryの弱点を踏まえ、Lingozではソーシャルなユーザー生成型コンテンツ(UGC)機能のきめ細かなセットを取り揃えた。用語は自分で投稿してもいいし、投稿リクエストを出してもいい。コンテンツの質はアゲ・サゲの単純な投票で評定。ユーザーは間新しい用語集(グロッサリー)を自分で考案したり、あるいは用語集立ち上げをリクエストすることもできる。用語集は文字通りいくらでも無限にテーマが思いつくものなので、もしかしたらユーザーが頻繁に寄り付くのはここかもしれない(Web 2.0用語集、60年代のハリウッド女優などなど。—Web 2.0については定義がまだサイトにないので、Web 2.0とは何なのかという定義から始めるべき?)。

Lingoz最大のライバルはAnswers.comで、皮肉なことにこれまたイスラエルの会社だ。Answers.comはまだユーザー生成型コンテンツ(UGC)を抱き込むところまで行っていない。Lingozがオンライン辞書のWikipediaになれるとしたら、おそらくいつの日かAnswers.comもそのマネーに駆け寄ることになるだろう。Lingozがグーグルのトラフィックを大量に引き寄せるとしたら尚更その可能性は高い。 Answers.comはグーグルにデフォルトの“定義”を提供しているだけに、グーグル発のトラフィックが変わるとその影響をモロに被ってしまう(例えば、最近グーグルが検索アルゴリズムを変えただけでここのトラフィックは28%も減っている)。

みなさんならopportunity(チャンス、機会)をどう定義する?

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Wikipedia英語版、200万語突破
by Michael Arrington on 2007年9月13日

Wikipedia英語版の登録用語数が10日(米国時間)、200万件の大台を突破した。同社の発表で明らかになった。

200万件目はEl Hormingueroというスペイン語のTV番組の解説で、ユーザーのZzxcが書いた。

Wikipediaは2001年1月創業、6年目の会社だ。

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Scribdは19億ワード、Wikipedia英語版は百科事典750巻分!
by Nick Gonzalez on 2007年9月2日

scribdlogo.pngウィキペディア英語版のエントリを全部プリントアウトしたら何ページ? 今週はNikola Smolenskiの試算が大いに話題になった

昨年9月のデータを元にSmolenskiが試算したところでは、役立つ記事、論争中の記事など一切合切あわせたウィキペディア英語版の総データは400ページの百科事典の約750巻分に相当するらしい。サイト全体では約2500巻分となる計算だ(~15GB)。

今日は今日でScribdが急成長を示す統計を発表した。開設から6ヶ月でScribdのサイトにユーザーが登録した文書は計17万8798点。ウィキペディアの昨年9月時点の全言語記事数530万本(出典)には及ばないが、ただScribd利用者の方が長く書くようで、アップロードしたワード数を見ると19億ワードを超える。 Smolenskiが計算に使った分量と同じ巻(13.4GB)にのべると、これはなんと2287巻を超えるワード数に当たる(このうち著作コンテンツが何ワード分かは不明)。

しかしページビューでは、ウィキペディアが相変わらず王者不動で、今年6月のPV数は70億、2月期月間ビジター数は4290万人で、対するScribdはユニークビジター数380万人だ。ウィキペディアのトラフィックの24%はグーグルからのもので、これはたぶんScribdも同じ状況と思われる。ウィキペディアの記事が、ターゲットがはっきりしていて、編集もされているのに対して、Scribdは報告と豪語のライブラリ。Wikipediaはやっていないが、Scribdは「ハリーポッター」(削除済み)の最新刊をいち早くお届けするお手伝いもしてきた。

Scribdの過去半年は快進撃と言っていいだろう。サービス開始後の大きなトラフィックにも持ち堪えたし、Redpoint Venturesから$3.5M(350万ドル)の調達も完了した。彼らを見ていると、オンラインに文書を手軽に発行するという問題が、まだ未解決だったことが実感できる。

以下にWikipediaとScribdのワード数増加推移をはっておこう。:


wikiscribdwords.png
注: Wikipediaに掲載の統計によると、全言語を合わせたサイト登録ワード数は2001年の4万9000ワードから昨年9月の最新報告では17億ワードに増えている。昨年9月の数字が最終なので、黄色の成長曲線のその先は前年成長率7.7%で推算した。

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Wikipediaの編集が豪政界スキャンダルに
by Duncan Riley on 2007年8月25日

オーストラリアの首相府はWikipediaを編集していることを発見された。これはWikiscannerが監視している「興味ある団体による更新」のリストに加えられたもの。

首相内閣府(Office of Prime Minister and Cabinet)の一部のスタッフは政府にとってダメージとなるようなWikipediaの項目を編集していた。これには 不法入国を試みた船から子供が海に投げられたとされる事件から不法入国者の強制収用政策に至るページが含まれている。またオーストラリアの大蔵大臣 Peter Costelloの経歴紹介記事から「キャプテンにやにや」(CaptainSmirk)というあだ名を削除した他、武備志という武道関係の項目に“Poo bum dicky wee wee”などという無意味な1行を書き込むなどの奇妙な振る舞いをしている。

オーストラリアは今年の11月に連邦議会の選挙を控えており、この編集は当地では大きな政治的事件となっている。野党のリーダーKevin Ruddは首相を「公務員を指図して政権に都合がいいように歴史を書き換えようとした奇怪な行動」と非難した。ただしRuddも自身のスタッフがWikipediaの項目で事実に関する書き換えを行なったことがあるかもしれないと認めた。どちらが正当なのか、これは見方次第だろう。

オーストラリアのマスコミはまたオーストラリア政府の中で国防省ががもっとも積極的にWikipediaの編集を行なっている報道している。「9/11の真実」という運動に関する項目から、オーストラリア国防大学(AustralianDefence Force Academy)、ベトナム戦争時代の「ペンタゴン文書事件」に至るまで なんと5000項目も編集しているそうだ。国防省のスポークスマンは「省として職員のWikipedia編集を全面的に禁止することを検討する」と述べた。

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Wikipediaはオタク寄り
by Michael Arrington on 2007年6月8日

Something Awful」に、Wikipediaがオタク寄りであるという、(前置きは長いが)かなり笑える記事が出ている。問題になっているのはWikipediaの記事が不正確かどうかではなく、項目によって注目度が大きく異なること。記事によると、関係のありそうな項目を2つ、オタク受けしそうなものとそうでないものを開いてみると、オタク系の項目の記事の方が長くて、完成度が高いことがわかるという。私のお気に入りを下に挙げてある。結果を早く知りたい人は「Lightsaber Combat」をクリックしてみればいいたいことはわかるだろう(「フォーム4の達人は、フォースの助けなしでは物理的に不可能と思われるアクロバチックな動きを多用する」)。ユーザーは自分の興味のある項目に寄稿するもの。Wikipediaコミュニティの興味は、ライトセーバー、ファンタジーキャラクター、テレビゲーム、ニキビにあるということだろう。

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謎に包まれるWikiwix―Wikipediaとの関係は?
by Michael Arrington on 2007年5月21日

今日(米国時間5/19)Wikiwixという新検索エンジンの噂が耳に入った。初めて聞くサイトで、ウェブにもほとんど情報がない(3時間ほど前に掲載された記事はここにある)。Wikipediaのメイン検索ページからリンクされているのだが、いつの間に追加されたのかわからない。

Wikipediaとは関連のない検索エンジンのWikiseekと同じく、Wikiwixが検索するのはWikipediaだけ。「問い合わせ先」のリンクが指しているのはWikipediaのこのページで、フランス語で書かれている。英語に翻訳したページがここにある

Wikiwixのドメイン名の所有者はフランス在住のMartin Pascalという人物。上で挙げた問い合わせ情報は遅くとも2007年3月20日には追加されている。このページに書かれている質問の1つが「Wikiwixの背後には誰がいて、どんなテクノロジーが使われていて、Wikipediaに関わるコンテンツはどれか」というもので、さらに謎が深まってくる。さらに、WikiwixはWikipediaでは検索されるが、Wikiseekでは見つからないということからみても、WikiwixとWikipediaに何か特別の関係があることが伺われる。

新しい情報が入り次第アップデートを出すつもりだ。Jimmy Walesにはメールしてあって反応を待っている。

アップデート:コメント欄に追加情報が書かれた。どうやらWikipediaとの関連はなさそうだ。

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アップデート: オーストラリアのプレス、WikipediaのJimmy Walesをイジる
by Michael Arrington on 2007年5月4日


オーストラリアの「The Chaser’s War on Everything」という人気番組中でおなじみの「Mr. Ten Questions」。いたずらっぽさで知られる同番組の持ち味を同番組キャスターがWikipediaのJimmy Walesの質疑応答セッションで発揮。その様子を記事として数日前に取り上げた。同セッションが動画としてウェブにアップされているので上記に貼付けている。質疑応答の内容、それにさらに詳しい背景事情などはオリジナル記事を見てもらいたい。

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