
ブログソフトWordPressが今日(米国時間8/1)、そのめざましい成長を表す数字をいくつか発表した。WordPressは、世界の最上位100万のWebサイトの14.7%で使われており、昨年の8.5%から大きく増加した。また、合衆国のアクティブな新ドメイン100のうち22がWordPressを使用している。これらは、WordPress.comとWordPress.orgのサイトを合わせた数字である。
ファウンダMatt Mullenwegが先週のWordCamp San Franciscoで行った、‘State of the Word’と題するスピーチも見てみよう。7月にWordPress.comのブログは、5000万を超えた。そのときのWordPressの開示によると、毎月のページビューの総数は25億、ビューワーは2億8700万名である。

WordPress 3.2がリリースされたが、ここで3.1についても振り返っておこう。3.1がリリースされたのは2011年2月23日のことだった。
公開されたツイートによれば、以来5ヵ月弱で3.1のダウンロード数は1500万以上にも達している(ダウンロードカウンターも同様の値を示している)。
Joomlaのアナウンスによれば、これまでのバージョンをまとめると2300万件にのぼるのだという(特定のバージョンのみではなく、トータルのダウンロード件数)。
WordPress.comは今朝(米国時間4/13)、何者かが同社のサーバに侵入しルート権限を奪ったことを明らかにした。これに伴いVIPサービスのユーザーのソースコードにハッカーがアクセスした可能性がある。WordPress.comのVIPユーザーにとっては非常事態発生を意味する。ソースコード中に平文で記録されたすべてのパスワードとAPIキーの変更が急がれている。
今日、きわめて遺憾な事態が発生したことをお知らせしなければなりません。Automatticのいくつかのサーバが低レベルの(つまりルート・レベル)の侵入を受けました。これらのサーバに記録されていたすべてのデータが侵入者の目に触れた可能性があります。
ブログかマイクロブログかという終りのない議論は、結局マイクロブログ側のTwitterとFacebookの話になることが多い。しかしTumblrは、ステータス発信中心のTwitter、Facebookと、長文形式のWordpress型ブログのどこか中間に位置している。むしろ、画像、リンク、ビデオなどの入った短いブログ記事を作ることから、TwitterやFacebookよりも正確にマイクロブログと言えるかもしれない。しかし、Tumblrの驚異的成長 ― 毎週2.5億ページビューずつ拡大中 ― のカギは、いかに簡単に記事をアップしたり、友達の記事をリブログ[転載]したりできるかにある。
Tumblr CEOのDavid Karpが最近、[TechCrunch TVの]ファウンダー・ストーリーでChris Dixonのインタビューを受けた際に、彼が4年前他のブロギングツールに対抗してTumblrを作った時のことを話した。「ブログはどれも同じだった」と彼は言う。「私はもっとずっと自由形式で、言葉によらないものを作りたかった」。人は自分を表現したくてブログを書く、しかし当時のブログプラットフォーム ― Wordpress、Blogger、TypePad ― は複雑すぎた。「普通の人たちがあれを使いこなせるとは思えなかった。パソコンの前に1時間座って記事をアップするには覚悟がいる。」
Automatticは今年3月、 VaultPressという有料サービスを発表した。これはWordPressのブログサイトに強力なバックアップ機能とセキュリティーを提供するもので、Automatticにはたちまち申し込みが殺到した。ところがVaultPressはその後もベータテスト中で、申し込み者は長い行列の後につくことを強いられていた。
しかし今日(米国時間9/7)、より豊富な機能を望むWordPress.comユーザーや既存のWordPress.orgユーザーのための有力なホスティングサービス、WP EngineからVaultPressへの黄金のチケットが配られることとなった。
今年7月にローンチしたWP EngineはWordPress.comのユーザーや自分でサーバのお守りをするのに疲れたWordPress.orgユーザーのためのエンタープライズ向けブログホスティングサービスだ。WP Engineではいかなる場合でも迅速なページロードを保証している。大量のトラフィックが殺到した場合でも即座にスケールアップに対応できるとしている。
WordPress、世界で最も使用されているこのブログ用ソフトウェアの最新バージョン、WordPress 3.0が公開された。Theloniusのコードネームで呼ばれ、同ソフトウェアの歴史上第13番目のリリースになる。過去数ヵ月間、ベータ版が公開されていたが、このほど正式版となった。WordPressの人気がどの程度かといえば、バージョン1.9のダウンロード数は1030万回である。
公式ブログに載っている新機能の中には、標準テーマ、Twenty Ten(以前の標準テーマはかなり古くさかった) 、軽くなったインターフェース、1217箇所のバグ修正等がある。テーマ機能は、かなりの注目を集めており、APIによってテーマデザイナーがメニューや記事の種類、見出し、背景等をカスタマイズしやすくなっている。
ここ何ヵ月か、Automatticの人気ブログプラットホーム、WordPress.comがブログエコシステムを真剣に見直した結果、WordPressブログを自分でホストしている1210万ユーザーにとって最大の悩みがセキュリティーとバックアップであることがわかった。WordPress.comは同社がホストするブログは完全にバックアップを取っているが、WordPressベースのブログを自身でホストしているユーザーは、こんな外部プラグインをダウンロードするか、MozyやBackupifyなどのバックアップサービスを使用してデータやコンテンツを保護する必要があった。今日(米国時間3/30)Automatticがこれを変える。 同社は、セルフホストブログ用のブログ保護・バックアップサービス、VaultPressを提供開始する
現在プライベートベータのVaultPressは、ブログのバックアップサービスを行うダウンロード可能なプラグインだ。同ソフソウェアはブログの運用を助けるだけでなく、サイトを監視してブログに対する不審な動きやハッキングがあると警告してくれる。VaultPressが自動的にブログにセキュリティー用緊急修正を施すこともできる。VaultPressは有料サービスになる予定で、料金は月額$15~$20程度だろうとAutomatticのユーザー拡大担当VP、Paul Kimが話していた。当初VaultPressは完全招待制で広めていくが、近い将来一般公開する予定とのこと。

TechCrunchも含めて1050万のブログがホスティングされているWordpress.comがリアルタイム性を増すことになった。WordPressは、ホスティングしているすべてのブログをPuSH対応としたのだ。これにより記事を投稿して公開すると、直ちにGoogle Readerなどのフィードリーダーにプッシュ配信されるようになる。以前から同様のことを行うプラグインがあったが、今回の変更でホスティングされているすべてのブログがすべてPuSHに対応することとなった。
PuSHというのは、昨年の第一回Realtime CrunchUpで発表されたRSS配信の高速化を行うためのリアルタイムプロトコルであるPubsubhubbubを短くした呼び方だ。購読しているブログやニュースサイトへPingを送ってRSSリーダーに取り込む従来の方式ではかなりの遅延が発生してしまうため、PUSH方式でコンテンツを直ちに配信してしまうのだ。
みなさんはこう思われるかもしれない。一般公開されてからほぼ4年になるWordPress.comには、メールでブログを購読するしくみがあるはずだ。それは間違い、少なくとも今日までは。
これまでにも、FeedBurner等の他社RSS支援サービスを使ってブログを購読することは可能だったが、WordPress.comの親会社であるAutomatticが、人気の無料ブログサービスにメールによる購読機能を追加したのは、今日(米国時間11/25)のことだ。

わずか1年前には、誰もが、ブログ(ふつうのブログ)は死んだ、後継者はマイクロブログ(短文ブログ)だと信じていた。Twitterがブログを殺すはずだった。ワンセンテンスの短文を投稿するのは、いろんな考えを“パラグラフ”にまとめるよりずっと簡単だから。
しかし今、ブログは健在だし、Twitterの成長カーブはフラットになった(ただしそれはWebサイトtwitter.comの場合で、SeesmicやTweetDeckのようなクライアントは成長が鈍化していない)。この夏Twitterが合衆国で経験した弱さが、今や全世界のビジターの成長にも現れている。
RSSCloudは、フィードの新しいフォーマット仕様で、ポーリングや通知の問題を解決するものだ。フィードにcloudエレメントを追加して、フィードが更新された際に通知するクラウドサーバーのパスを記述しておく。するとクラウドサーバーが、更新されたフィードコンテンツを全購読者およびアグリゲーターに配信する。このプロセスについての解説はRSSCloudのウェブサイトにある。
プロトコルを設計したDave Winerは、元のRSS仕様の原案を作った人物で、フィードをコンテンツを集約する方法として使ったパイオニアだ。RSSCloudを使うと、フィードを今以上に反応良く、リアルタイムに行えるようになる。ポーリングモデル(「もうできているんだっけ」)と異なり、更新内容と更新通知をクラウドサーバーとAPIを使って購読者にプッシュ通知する。

先行者利益を馬鹿にしてはいけない。しかもそれが、Googleに買われたら鬼に金棒だ。1999年に、Pyra LabsがBloggerを立ち上げた。でも、LiveJournalはその半年前だし、Open Diaryはその前年の10月だった。しかし2003年の2月にGoogleに買われたのPyra Labsだった。そのあとのことは、誰もが知っている。そしてほぼ10年経った今、Bloggerは依然として最上位のブログ提供サイトだ。comScoreによると、5月には合衆国から5200万人がBloggerのブログを訪れた。これはWordpress.com上のブログを訪れた2800万人のほぼ倍だ。SixApartとその傘下(Typepad.comなど)は1400万人を吸引した。
何千万人もの人が今なおBloggerを使っているのは、それがやさしいからだ。しかし合衆国での近年の成長率ではWordpress.comが上回り、オーディエンスの前年比増加率はBloggerの14%に対しWordpressが40%だった。しかもその2800万という数値には、自分のサーバ上でWordpressを動かしているところ…たとえば本誌…のビジターは含まれていない。

YahooがOpenSocialアプリケーションに対して門戸を開放した。スタートページにMyYahooを指定している人は、ページにMint、KaChing、WordPressなどのアプリケーションを加えることができるようになった。アプリケーションはMyYahooページ内でスモールビューで表示することはもちろん、キャンバスビューで表示することもできる(これまではYahooの提供する特定のアプリケーションしか表示することができなかった)。たとえばMintアプリケーションの場合、ファイナンス状況やアラートを表示するダッシュボードを表示させることができる。WordPressアプリケーションを利用すると、Yahooに居ながらにして自分のブログに直ちに記事を投稿できるようになる。今回、Yahooは新たに14のアプリケーションを加えている。使っている薬について調べたり(Drugs.com)、ガソリン価格を見てみたり(GasBuddy)、仮想株式ポートフォリオを運用したり(kaChing)、食べ物とワインのマッチングを確認してみたり(MyRecipes + Snooth)、面白い本の情報を交換したり(WeRead)、あるいは暇つぶしにFlood-It(LabPixies)で遊んだりすることなどができるようになった。そう、このFlood-Itは絶対加えておくべきだ。面白さはお墨付きだ。
ブロギングプラットホーム、Six Apartのチーフ・エバンジェリスト、Anil Dashが本日(米国時間5/17)、同社のブログ用アドオン機能群をWordPressユーザーが使うためのプラグインを提供開始したと発表した。Dashは、WordPressのブロガー集会であるWordCamp Mid-Atlanticで、この発表を行った。Six Apartの機能の一部はこれまでもWordPressユーザーが利用できていたが、サービス一式をライバルプラットホームに提供するのはこれが初めてだ。提供機能は以下のとおり。 TypePad AntiSpam(オープンソースの無料アンチスパムサービス)、TypePad Connect(コメント用プロフィールサービス)、同サイトの広告ネットワークであるSix Apart Mediaの組み込み、ブログディレクトリーのBlogs.comへの登録。
Dashによると、これはSix Apartが一連の機能をWordPressユーザーに提供するとりあえずの取り組み第一弾の「ほんの一歩」だそうだ。両ブロギングプラットホームの長年のライバル関係を考えると、これはちょっとした出来事だ。昨年この二社は、会社ブログの記事やTwitterさらにはTechCrunchのコメント欄を舞台に激しいバトルを演じた。

強力なブログツールWordPressの弟プロジェクトBuddyPressの、やっとバージョン1.0が公式にロンチした。これはマルチユーザ(MU)のWordPressブログの上にソーシャルな層をかぶせて、いろんなSNSサイトですでに誰にもおなじみの、ソーシャルネットワーキング機能を持たせるツールだ(MUについては後述)。
バージョン1.0の主な機能は: 大きなプロフィール、非公開メッセージング、フレンド、グループ、”ワイヤ(wire)”、アクティビティストリーム、ブログアクセス、そして掲示板(フォーラム)だ。最初のバージョンにしては、盛りだくさんだね。しかも、なかなか立派に見える(下のスクリーンショットを見て)。それぞれどんな機能か、名前を見れば分かると思うが、ワイヤ(wire)は説明が要るね。これは要するにFacebookのWallみたいなもので、そこへ行ってメッセージを書き置きしておくんだ。

ぼくは今、アムステルダムで開かれているThe Next Web Conference 2009の会場で、たまたまAutomattic/WordPressのMatt Mullenwegをつかまえたところだ。ぼくは早速、彼を壁際に追い詰めて、彼の会社とWordPressに関する即席インタビューを開始した。
以下は、彼の発言の抜粋だ:

Webの上位100サイトの中で、2008年にもっとも成長したのはどこだろう? 今準備中で明日(米国時間1/29)発表されるThe comScore 2008 Digital Year In Review(ユーザ登録はここ)で、comScoreは2008年における前年比成長率の高かった上位20社を挙げている。選ばれたのは、上位100の大きなサイトからだ。それが上のグラフだが、何の成長率かというとユニークビジター数だ(なお、上位10の大きなサイトのうち、eBayだけが2007年より減少している)。
成長が大きい原因のほとんどは買収だ(CBSはCnetを取得し、Everyday HealthはRevolution HealthとDrugstore.comを買収、JPMorgan Chaseは近くWashington Mutualを買収する)。また、Break MediaやGlam Mediaのようにトラフィックの相互乗り入れや業務提携による成長もある。

私は毎年、年始めにひいきのスタートアップとそのサービスのリストを公表している。今年で4年目だ―以前のリストは、こちらに。2006、2007、2008。読者の皆さんにおかれては、Crunchiesにお気に入りを投票していただきたい。このリストは純粋に私の個人的な好みだ。
私はこのリストに載っているサービスをだいたいにおいて毎日利用している。仕事で使っている(Wordpress、Delicious、Zohoその他)ものもあれば、楽しみのために使っている(MySpace Music、Hulu)ものもある。両方に役立つサービス(Digg、Skype、YouTubeその他)もある。いずれにせよ、私はこれらのサービスを毎日、あるいはほとんど毎日使っている。これらのサービスが一つでも欠けたら仕事の生産性が落ちるし、楽しくない。
リストには毎年少しずつ変更が加えられている。それにだんだん長くなっている。(右の表を参照)。この4年を通じてリストアップされたサービスは3つしかない。TechMeme、Skype、Wordpressだ。TechMemeはテクノロジー系ニュースのアグレゲータとして一日に何回も最新情報をチェックしている。VoIP通話とインスタント・メッセージでいちばん普通に使うのがSkypeだ。言うまでもなく、Wordpressはわれわれの運営する全てのブログで利用されている。
今年は9つのサービス(1つのガジェットを含む。私は今までガジェットをこのリストから除外していた)を新たに追加した。それらは、 Animoto、Friendfeed、Hulu、iPhone 3G、MySpace Music、Pandora(これは過去に2007年にリスト入りしていたことがある)、Docstoc/Scribd、Yammerの各サービスだ。

2008年、ソーシャルメディア部門でトップにたったサイトはどこだろう。ComScoreが数日前に11月のトラフィック統計を公表した(この統計に基づいているので12月分は反映していない)。公表されたデータはソーシャルネットワークとブログプラットフォームを混在させたもの。上のグラフ中オレンジで示しているのはBloggerで、11月に世界中から集めたビジター数は2億2200万(昨年11月比44%増加)で、未だこの分野を牛耳っている。青線はFacebookで、ユニークビジター数は2億を突破して、間もなくBloggerを抜きそうな勢いだ(116%増)(但しこの数値はFacebook自身が公表する1億4000万のアクティブ利用者数より多くなっている)。ユニークビジター数1億2600万のMySpaceはやや安定傾向にあるようだ。Wordpressが僅差の4位で1億1400万を集めている(68%増)。Windows Live Spacesは22%減少して、ユニークビジター数は8700万となっている。
ComScoreの「ソーシャルネットワーク」サイトのリストでは、ブログプラットフォームやソーシャルメディアサイトも混在している。ブログ読者数は全体的にみると健全な成長率を維持していると言えるが、Facebookが他ソーシャルネットワークからのみならず、ブログやその他ソーシャルメディアサイトからもシェアを奪い取る巨人として存在感を増している。下にcomScoreのソーシャルネットワーキング部門トップ20を掲載しておく。

Microsoftは必ずしもオープンソースプロジェクトの味方ではないから、同社がMicrosoft Web Platform Installerというものをリリースすることは(良い意味で)意外だ。これは、一連のオープンソースプロジェクトをWindows VistaまたはWindows Server 2008にバッチでインストールするツールだ。
対象となるプロジェクトは、DotNetNuke、Drupal、Gallery、Graffiti、osCommerce、PHPBB、そしてWordpressだ。ただしInfoWorldが指摘しているが、Microsoftが実際にはこれらのプロジェクトを配布するのではなくて、ただ単にこのインストーラが各デベロッパサイトから取ってくるだけだ。
このプラットホームは、ASPとPHPのアプリケーションを動かせる。構成要素は、Webサイトを作るためのVisual Web Developer、データベース管理のためのMicrosoft SQL Server、そしてWebページをサーブするサーバIIS7だ。というわけなので、こうやってオープンソースのパッケージをバンドルすることは、Microsoftが自社の私企業製品であるWebサーバやDBを、オープンソースのApacheやMySQLなどに代えて使ってもらおうとする、巧妙な戦術だ。でも、一部のオープンソース製品も利用者が増えるわけだから、意地悪な皮肉を言うのはここらでやめておこう。
[Dries Buytaertのニュースより]
[原文へ]
(翻訳:hiwa)