Wordpress
WordPressがアイルランドのスタートアップPolldaddyを買収
by Mark Hendrickson on 2008年10月16日

WordPressを所有するAutomatticが、アイルランドのスタートアップ、Polldaddyを買収した。金額は不明。この買収によりWordPressに世論調査技術が注入される。ブロガーが調査好きであることを考えると理にかなった話だ(ここTechCrunchでも多くの記事でPollDaddyを使用している)。

この高度に分散化されたブロギングスタートアップでは、この手のプラグイン取り込み戦略が進んでいるようで、その結果、現在拡張機能の形で提供されている各種機能が、WordPressのコードベースに吸収されいくことになる。Automatticは最近、TechStars発の小さなスタートアップで高機能コメント付けプラットホームを開発するIntense Debate買収した。さらに遡れば、WordPressにソーシャルネットワーク機能を付加するBuddy Pressというプロジェクトを3月に、統合アバターシステム、Gravatar昨年秋に、それぞれ買収している。

Intense Debateと同じく、Polldaddyは自社の技術を提供しているのはWordPressサイトだけではなく、買収後も他のプラットホームのサポートを中止する予定はない。しかし、この2社の取り組みが主としてWordPressを改善する方向に進んでいくことは予想できる。両社ともオープンソースバージョンをWordPress.orgで公開しており、さらに重要なことにはホスティングバージョンをWordPress.com(Automatticが実際に利益をあげることのできるサイト)で公開している。既にPollDaddyは、440万人のブロガーが使うWordPress.comに組み込み済みだ。

この不安定な時代に、(国内外を問わず)多くのスタートアップが抱える経済問題を考えると、PollDaddy、Intense Debateの両社とも、規模も大きく資金も豊かなスタートアップに新居を見つけられて幸せだろう。PollDaddyがアイルランド拠点であるという事実がAutomatticの企業構造に大きな影響を与えることはないだろう。CEOのToni Schneiderが最近のStartup2Startupイベントで話したところによると、Automatticは本社事務所を持っておらず、全従業員が自宅で作業を行い、年に数回だけ会社として集まるそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)

WordPressのAutomattic、優れたコメントシステムを提供するIntenseDebateを買収
by Jason Kincaid on 2008年9月24日

TechStarsのデモ・デーにて本日(米国時間9/23)、WordPressを開発しているAutomatticが、優れたコメント機能を提供するIntenseDebateを買収したと発表した。買収金額は不明。

長らくWordPressには、より優れたコメントシステムが必要だと考えられていた。昨年にはDisqusJS-KITなど、ワードプレスのコメント機能を代替・拡張するコメントシステムが登場していた。WordPressのCEOであるToni Schneider曰く、より良いコメントシステムの実装はここしばらく開発ロードマップ上に存在し、結局IntenseDebateの開発チームおよび同社の技術を買収する方向へと進むことになったとのこと。

WordPress 2.7にはIntenseDebateのコメントをスレッド化する機能などが標準で組み込まれることになるだろう。やはりIntenseDebateの機能である複数ブログのコメントを集約する機能などはプラグインで提供され、WordPress本体と密に連携するような形になるのではないかと思われる。

本件について触れたIntenseDebateのブログでは、既存利用者へのサービスは継続するものの、再度プライベートベータに戻すとのこと。またIntenseDebateとWordPressと密接に連携することにはなるが、他プラットフォームでも使えるよう、別サービスとして提供するともしている(スパム対策用のAkismetも同様の形で提供されている)。

IntenseDebateは、OpenIDのサポート、ユーザプロファイル機能や複数ブログ間でのコメント追跡の機能を実装して、昨年10月に公開されていた。サービスの開始以来サイト訪問者は急増し、毎月最低でも25%ずつ利用者が増加していたとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)

レストランのサイトが最短で作れる「LetsEat.at」(メニューRSS、クーポンも)
by Don Reisinger on 2008年9月23日

Letseat.at

古くからのレストランにも飽きると新しいお店探しがしたくなるもの。 都市部ならCitySearchYelpで探せるし、「The Cheesecake Factory」のような大手レストランチェーンはサイトがあるので料理のセレクションが自分の食べたいものかどうか簡単に分かるが、サイト作りもままならない小さな家族経営のレストランは途中で埋もれてしまう。―そこで生まれたソリューションが「LetsEat.at」だ。

LetsEat.atはレストラン業界向けのオンライン無料サイト作成サービス。サイト作りにはHTMLやコードの知識は一切不要で、利用登録するとあとはレストランオーナー自らがシンプルな管理用コンソールを使ってレストランのサイトを作成・管理することができる。 WordpressやBloggerといった他の無料サービスを使っても、これと同じことはできるが、letsEat.atはレストラン経営者のために特別に機能を用意している、そこが違いだ。

自分好みにページをカスタマイズできるのに加え、レストラン経営者はLetseat.atを使えば印刷可能なクーポンを作ったり、メニューもアップロードできるほか、メニューとRSSフィードをドッキングさせて日替わりスペシャルの配信も可能だ。数ダース分ある中からサイトのテーマを選んだら、まさに最短でサイトが公開・運用できる。

各レストランサイトはLetsEat.atのサーバーにパーキングに。ネットサーファーはアドレス名「Letseat.at/レストラン名」で閲覧できる。

LetsEat.atが直面する最大の問題は、競争が激しいことだ。この業域にはCitySearch、Yelp、Kudzuなど、利用者同士が各地域の様々なレストラン体験を教え合う評価サイトが溢れている。menupages.comcrazymenu.comのようなサイトでは行きつけの客がサイトの有無に関わりなくレストランのメニューを簡単に探せる。それにレストランはWordpressやBlogger(その他諸々)のようなサービスを使って自力で無料でサイトが作れてしまう。そんな競争下では、最安・最短でウェブにプレゼンス(存在)を確保したいレストラン経営者に直接アクセスでもない限り、LetsEat.atのシェア獲得は大変そうだ。

また、レストランにサイトを個別に作らせるより、腹ペコの客がLetsEat.atプラットフォームのレストランを一括検索できる機能も、いずれ追加した方が良いだろう。

LetsEat.atは現在ベータ版公開中。レストランオーナーは自由にお試しできるよ。

Letseat.at

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(翻訳:satomi)

トルコの行き過ぎたウェブ検閲に抗義。ブログ続々自主閉鎖
by Erick Schonfeld on 2008年8月18日

トルコでウェブサイトを差し止められるのは簡単だ。この国では、およそどんな苦情でも下級裁判所に申し立てればウェブサイトをブロックできる。YouTube、DailyMotion、Alibaba、Slide.comにいくつかのWordpressブログを含め、どのサイトも、トルコ政府またはムスタファ・ケマル・アタテュルクに対する侮辱表現があるとして、差し止められている。(YouTubeの場合は、アタテュルクがゲイであるという冗談ビデオが原因)。

この問題を深刻にとらえ、トルコではブログが抗義のために自ら閉鎖し始めている。閉鎖のふりを始めたのはFirat Yildizで、自身のブログに、こんなメッセージを載せた。

Bu siteye erişim kendi kararıyla engellenmiştir

ざっと翻訳するとこんな意味だ。

このウェブサイトへのアクセスは、オーナーの自由意志によって禁止されています。

すると、別のトルコ人ブロガーSelim Yorukこのページを作り、小さなプログラムによって、他のブロガーが自分のページに簡単に同じメッセージを貼り付けられるようにした。200近いトルコのブログが(一時的に)この方式で閉鎖されている。狙いは、トルコのウェブサーファーたちに対して、もし検閲が続くとインターネットがどうなってしまうのかを見せることにある。抗義は水曜日まで続けられる。

(写真提供:John Walker

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(翻訳:Nob Takahashi)

WordPressのファウンダー、キーノート講演―2008年のWPは大躍進
by Henry Work on 2008年8月17日

今日(米国時間8/16)、WordPressブログ・プラットフォームのユーザーとデベロッパーのために1日のカンファレンス、WordCampが開かれたが、そこでファウンダーのMatt MullenwegがWordPressの驚異的な成長の数字を発表した。またAutomatticの力点はWordPressの最大の弱点を改善することに力を入れることであるのを再確認した。MullenwegのWordPressの1年を総括するキーノート講演のテーマは「WordPressは快調」ということで、WordPress.com(ブログ・ホスト・サービス)、WordPress.org(プラットフォーム)双方とも急成長したことが報告された。この1年のWordPress.comの成長は以下のとおり。

  • 月間ページビューは15億から65億に増加
  • ページビューの1/3はCNNLOLCatsのような大規模サイトから
  • 世界の月間ユニーク訪問者は1億2千万~1億6千万
  • 2007年には200万のブログがWordPressを利用して新規作成された
  • 3500万のブログ記事が投稿された(2千万から増加)

WordPress.comの成長ぶりは、主たるライバルのTypepadと比べても著しい。Comscoreのデータをみると、アメリカ市場におけるWordPress.comのユニーク訪問者が2090万であるのに対して、Typepad.comは720万、全世界ではこれがそれぞれ9780万、1680万となっている。下にCompeteのグラフを掲載した。(こちらはアメリカ市場のみのデータ)。

WordPress.org(自己ホスティング用オープンソース・ブログ・プラットフォームを配布)について、Mullenwegは、今日、WordPressをインストールして利用中の活動中のブログが260万あると発表した。この数字はサンプリングによる推計ではなく、Mozillaブラウザの延べダウンロード数と同様、実データによるもの。WordPress.orgからのダウンロード数は、11回に上るバージョンアップのせいもあって、昨年夏に1100万(2006年の280万からアップ)を記録している。

では2009年の目標は? アップグレードをやりやすくことだという。Mullenwegによると、この成長は他のポピュラーな製品(彼はMicrosoft、OSX、iPhone、Facebookプラットフォームなどを例に上げた)と同様、良いプラットフォームは自動的にアップデートされるようなシステムになる必要があると述べた。Automatticは製品のアップグレード対策としてコミュニティー機能のサポートの改善、ウェブホストとの協力、WordPressへの自動アップデート機能の追加という3つの方面からアプローチしていくという。Mullenwegは、将来、WordPressのアップグレードについて、Firefoxのようにワンクリックで自動的に実行され、プラグインやテーマの互換性もチェックされるようにしていきたいと述べた。WordPress.orgのプラグインのディレクトリは(さらに最近ローンチされたテーマのディレクトリも)この目標を実現するベースとなる。その他、BuddyPress始め、長らく待たれている多くの近くリリース予定だが、現在の煩雑なアップデート手続きをクリーンにすることがなんといってWPユーザーにとってはいちばんありがたい改善だろう。

2009の目標としてはセキュリティーの改善も上げられている。WPのいちばん新しいリリース、2.6.1はオプショナルなアップデートだ(つまりセキュリティー・パッチが入っていない)。これは、それまでのアップデートがすべてセキュリィー・パッチを含み、「クリティカル」に分類されていたことを考えると進歩だ。WordPressはセキュリティーが悪いということでずいぶん非難されてきた。なにしろ、無数の脆弱性によって大量のハッキングが起きたことで、セキュリティーに一番問題のあった製品に与えられる不名誉な「2008 Pwnie for Mass 0wnage」賞を受賞しているくらいだ。

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(翻訳:Namekawa, U)

Wordpressのセキュリティ問題で大量のハッキングが発生。次はあなたのブログ?
by admin on 2008年6月12日

wordpress-logo1.png

Wordpressは、ブログのプラットフォームとして人気があるため、ブログを乗っ取ろうとたくらむハッカーの主要なターゲットとなっている。その目的は、自分たちがコントロールする他のサイトの検索エンジン最適化(SEO)やトラフィック変更などだ。近頃、最近発見されたWordpressのセキュリティの脆弱性を悪用した自動化された攻撃が続発している。

これまでWordpressは、セキュリティ上の新しい弱点が見付かってから数日でアップデートをリリースすることで、セキュリティホールに対応してきた。しかし、この数日、誰にも解決できないような新たなセキュリティ上の弱点をつく攻撃が現れた。

今年1月、私は実際にそんな攻撃を受けた。製薬と大人のおもちゃに関連するページが何万と私のブログにくっついていることに気付いたのだ。誰かがブログにアクセスして、完全に新しいページを作ってしまっていた。例えばこんな:

wp-hack.png

そのブログは当時の最新版のWordpressを使っていた。そしてその後、適切にユーザーインプットをフィルターしないというスクリプト内の単純な弱点がエントリーポイントだということを私は探り当てた。Wordpressの名誉のためにいっておくと、(特に)脆弱性をパッチし、ユーザーにアップデートを求める新バージョンがすでにリリースされている

というのが6ヶ月前だった。ところが5月に同じことがまた起こったのだ。今度は別の新しいセキュリティホールが原因で、これもWordpressがアップデートで対処できる数日前に起こった。問題は、ほとんどのブログオーナーがブログをターゲットにするハッカーの脅威に気付いていないということだ。というのも、ブログオーナーに何の警告もしないで攻撃することがあるからだ。Wordpressのセキュリティの脆弱性が、非常に多数のブログに対する自動化された攻撃を引き起こした。ときとして、サイトオーナーは何が起こっているかわかっていない。

もし現在、最新のWordpressを使っていないなら、すでにサイトが攻撃されてしまっている可能性が高い。

攻撃の結果、バックドアがインストールされたり(ハッカーが後日その人のブログに出入りできるということ)、全ユーザーのパスワードがダウンロードされたり、スパムページが作られたりすることが多い。その時点で、Wordpressインストールがアクセスできる同じデータベース内の全てのコンテンツとその他のもろもろを含んだ自分のブログを完全にコントロールすることはできなくなっている。

ソースコードを分析し、それを潜在的な脆弱性にテストするため、ハッカーはソフトのオープンソース性を悪用している。その後の検出、トラックダウン、攻撃者が使っているコードの脆弱性の遮断は開発者とユーザーにかかっている。新たなホールが見付かると、それが広く悪用され、それから開発者がパッチと新しいリリースを急ぐ、というのがパターンのようだ。ありがたいことに、自動化された悪用によるほとんどの被害はアップグレードで防ぐことができる。とはいえ、残った何千ものページや画像を自分で除去しなければならないケースもある(そして、たいていそんなページや画像は上手に隠されている)。

Wordpressのユーザーにとって、バックアップは必要不可欠だ。頻繁にアップデートし、自分のブログ使用をモニターすること、さらに、公式のWordpressブログや他のブログで新しいセキュリティホールに関するニュースのをトラッキングすることも大切だ。ブログをより安全にするためサイトオーナーをアシストしてくれる多くガイドアプリケーションも利用可能だ。

いくつのWordpressブログが感染しているのかはわかっていない(以前にハッキングされたホストがまたハッキングされる、という二重感染のケースを見たことがある)。しかし指標として、TechCrunchと私自身がアクセスした10以上のWordpressブログでは、これらのさまざまなセキュリティホールのリクエストを毎日100以上発見することができた。ハッキングされたブログについての はますますありふれたものになっていて、現在、いつなんどき最新のセキュリティホールが見付けられ悪用されるか、ということが懸念されている。

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(翻訳:Megumi H.)

Pirate Bay、検閲なしのブログ・ホスティングを開始
by Duncan Riley on 2008年4月17日

baywords.jpgスウェーデンのもっとも人気ある文化の輸出といえばファイル共有サイトの「Pirate Bay」だが、今回新しくBaywordsという言論の自由の保障に重点を置いたブログ・ホスティング・サービスを開始した。.

Pirate Bayがこのサービスを始めたのは、ファウンダーの友達がAutomattic(WordPress.com)でホスティングされていたブログを著作権のあるコンテンツにリンクしたかどで削除されてしまった事件がきっかけだったという。

Pirate Bayチームによると―

baywords.comという新しいサービスを開始したことをご案内します。言論の自由には発言内容を安全にホストするサービスが必要であるにもかかわらず、従来、一般のホスティング・サービスのブロガーへの対応は是認できるものではありませんでした。

多くのブログが不人気な言論のために削除されています。われわれはそういうことはしません。われわれの目的は言論と思想の自由を守ることであり、あなたの言論がスウェーデンの法律に違反しないかぎり、われわれはあなたを擁護します。

新しいサービスはWordPressを利用しているが、既存の主要ブログ・ホスティング・サービスのような完備した機能(ドメインのリダイレクトなど)は備えていない。Pirate Bayチームは、こういった付加的な機能は今後追加していくとしている。現在このサービスには無料で広告も入っていないが、将来は広告を掲載していく予定という。

TorrentFreakから)

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(翻訳:Namekawa, U)

WordPress 2.5ローンチ―大幅な改良
by Duncan Riley on 2008年3月31日

WordPress 2.5がリリースされ、機能とインタフェース両面で大幅な改良となった。

一見して最大の変化は管理用ダッシュボードだ。より簡潔ですばやく作業ができ、ごたつかないデザインとなった。またこれでWordPressダッシュボードから簡単にウィジェットの設置ができるようになり、ユーザーは統計その他MovableTypeにあるような多様な機能を追加できる。

その他の新しい機能としては、複数のファイルの一括アップロード、クリック1回でのプラグインのアップグレード、ビルトインされたギャラリー、パスワードを解読されにくくする「ソルト」の付加、クッキーの暗号化、メディア・ライブラリー、htmlコードを書きやすいWYSIWYG編集画面、1つの記事を同時に編集した場合の矛盾の防止、フルスクリーンでの記事執筆、検索の改良、などがある。

Automatticのファウンダー、Matt Mullenweg自身によるデモ・ビデオを上に。さらに詳しい情報はWordPressブログのここにある。

〔注:3/31朝現在、この記事のビデオは原文でもIEで表示されません。Firefox、Opera、Sleipnirなど他のブラウザを利用してください。〕

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(翻訳:Namekawa, U)

Mullenweg反論でAutomattic(WordPress) vs. SixApartの舌戦激化
by Duncan Riley on 2008年3月14日

AutomatticファウンダーMatt Mullenweg(WP共同創設者)が、またまたライバルSixApartに対する罵詈雑言をエスカレートさせた。火曜(米国時間)のTwitterメッセージの応酬に続き、今度はブログに新記事を書いて攻撃しまくっている。

目立つところだけ拾ってみよう。:

Movable Type(MT)でTypepadとかVoxが作れるわけ? たぶん無理じゃないか。特に、ブログや記事を複数以上持ってる人はそれ(Typepad)が軋る音を立てながらゆっくり止まると言っているわけだし。そうと気づいたMetblogsはWordPressに乗り換えた…。

Automattic(+他の人たち)ではGPLソフトウェアを完全サポートできる。そして、われわれがサポートする全てのものは唯一このライセンス(GPL)に準拠している。Movable Typeには8種の異なるライセンスがあり、“オープンソース”なものはサポートが一切できないときてる…。

Movable Typeは現在シックスアパートが抱える唯一のオープンソースな製品ラインだ。シックスアパートはLivejournalを捨て、一般公開のバグ・トラッカーさえ備えていない。OS(オープンソース)化を発表したのは、もう9ヶ月以上も前の話だというのに!…

Movable Type(MT)はかつて市場のリーダーだった。自己ホスト市場における市場シェアは90%を上回った。今、彼らが“ページ”、“ダイナミック・パブリッシング”と呼んでいるものはWordPressが4年以上昔からやっている機能だ。イノベーションも、トップページのボトムで“次の投稿”をクリックするといった基本的なことが未だにできていない。

記録のため断っておくが、彼らがMTのライセンスをポジティブな方向に向けてくれたことは僕も嬉しい。これで彼らも、MT3の時みたいに自社カスタマー裏切るようなことは出来なくなった。でも、このプロジェクトがコミュニティとして認めてもらえるまでにはまだ長い道のりがあるだろう。

確かにシックスアパートの歴史を見ると、オープンソースとの関係性、自社コミュニティのケアはあまり良くない(これは僕が弁護すべき話でもないだろう)。しかし、 Automatticにしたところで最大の収益源「Akismet」はオープンソースではない(プラグインではなくサービス)し、WordPressがコメントスパムにネイティブで対処できない失敗から利を得ているサービスだ。そうと知って読むと、Mullenwegのコメントもなかなか興味深いものがある。

以上のことに、AutomatticがWordPressを自社所有物のようにコントロールしている事実を加味すると、「Mullenwegも利益の衝突がある建て前上、高尚なこと言える立場じゃないでしょう」という意見もありそうだ。言い伝えにもあるではないか、「ガラスの家に住んでいる者は石を投げてはならない」と…。

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(翻訳:satomi)

Six Apart、Wordpressユーザーに乗り換えを進める―Wordpress怒る
by Michael Arrington on 2008年3月12日

Six Apartのチーフ・エバンジェリスト、Anil Dashは今日(米国時間3/11)、Wordpressユーザーに向けたブログ記事を書いた。その中で「Wordpressの新バージョンにアップグレードするよりわが社のMovable Typeに乗り換えてはどうか」と勧めた。

一般的に言って、ライバルにこうして挑戦するのは正当な競争だし、Dashのブログはあまりに穏健な表現なので、この記事に引用しようにも、なかなか面白い部分が見つからないくらいだった。にもかかわらずWordpressのファウンダーMatt Mullenwegは頭に血が上ったようだ。Twitterのメッセージで、Mattは「six apartはやけくそで汚い手を使うようになってきた」と非難した。Anilはほとんど即座にTwitterで 「@photomatt〔Mattのハンドル名〕 「やけくそ」というのは実質のあることが言えないで悪口や誹謗に頼ることをいう。事実に間違いがあれば喜んで訂正する」とやり返した

先週もこの2社はわれわれの記事のコメント欄で喧嘩していた。 David Recordon(SixApart)とLloyd Budd(Automattic)のやりとりはこのあたりから始まる。

どっちが正しいのか? 私には分からない。DashはWordpressをアップグレードするのは必ずしもやさしくないと書いている。 一方、WordpressのCEO、Toni Schneiderは私にメールを寄こして「一部のブロガー は現にMoveable TypeからWordpressに移行中だ」と主張している。

はっきりしているのは、どちらのプラットフォームも完全ではないということだ。どちらもブロガーに相当の手間をかけさせている。両社とも次世代プラットフォームに注目していた方がよい。やがてどちらもこういう製品に食われてしまうかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)

WordPressはソーシャルネットワーク
by Erick Schonfeld on 2008年3月5日

wordpress-logo1.pngWordPressはソーシャルネットワークの基盤になれるのか。AutomatticのファウンダーでWordPressの作者でもあるMatt Mullenwegが自身のブログで今日匂わせたところによると、WordPressはもっとソーシャルな方向に進むようだ。Mattが発表した新しい社員のAndy Peatlingは、WordPress上に作られたソーシャルネットワークのBuddyPressの開発者だ。これでBuddyPressは正式なWordPressのプロジェクトになるだろう。

Peatlingが、BuddyPressの以前のバージョンであるChickSpeak(女子大学生向けソーシャルネットワーク)について書いている。PeatlingはChickSpeak(BuddyPressも)をWordPressのマルチユーザー版の上に構築した。プログ記事を全部サイドバーに移し、画面の大部分をプロフィールページとメッセージ機能に割いた。さらに、WordPressで使えるオープンソースのプラグインを全部利用した。

WordPressには、すぐにダウンロードして使える質の高い既製のプラグインがあるほかに、すばらしいプラグインAPIもある。中核部分をハックしなくて済んだことが重要だ。おかげで専用のプラグインを作るのに必要な追加機能を作るだけでよかった。

作成したプラグインはプライベートメッセージングと、プロフィール管理の拡張、オンライン投票、写真の管理、複数ブログ検索、ユーザー認証管理などに使用される。

これだけソーシャルネットワークが世間に溢れ、さらにはOpenSocialのようなアプリケーション開発プラットホームが存在していることを考えると、これを全く不要なことだと片付けるのは簡単だ。しかし、オープンソースのソーシャルネットワークは、ちょっと興味ある可能性を感じさせる。新しいアプリや新機能が、プラグインを新しく作るだけで追加できる。しかも、独自のコードや開発システムに縛られることもない。Mullenwegはこう語る。

いつの日か、きっと、本当の意味のフリーでオープンなソースが、今のソーシャルの世界を支配しているクローズドで「APIだけがオープン」なプラットホームに代わるものとして現れるだろう。

私はMullenwegに、世界に本当にこれ以上ソーシャルネットワークが必要なのか聞いてみた。答えはこうだ。

世界にこれ以上ソーシャルネットワークは必要ない。必要なのは、自分のデータを所有できて、オープン標準によって繋ぐことのできるたくさんのネットワークだ。われわれは、果てしない時間を費してMySpaceのようなネットワークに自分のデータを渡しているが、これは友人たちと繋がる特権と引き換えに、MySpaceの土地で小作人をやっているようなものだ。友人も、時間も、繋がりも、データも、全部われわれみんなのもの。ソフトウェアもみんなのものであるべきだ。

AutomatticはWordpress.comで既に260万件のブログをホストして、日に10万本の記事を生み出している。これは活気ある巨大なコミュニティーだ。これをソーシャルネットワークの素にできないか。BuddyPressが全く別プロジェクトのままだったとしても、ソーシャルネットワーキングプラットホームとして、FacebookやMySpaceやBeboの上を行く革新があるかを見るのが楽しみだ。チャンスがあると思う人はいるかな。

アップデート:奇妙なことに、GNU Public LicenseのBuddyPressのページが、Automatticによって削除されて、デフォルトの「coming soon」メッセージと削除されたコードへのリンクに置き換わっている(元のページのキャッシュはここ)。Google Codeのプロジェクトページも同じ、メインページが消されて、元のページはGoogleのキャッシュで見ることはできる。プラグインを入手するための別ページはまだAutomatticに削除されることなくここにある。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Automattic、「Prologue」をリリース―Twitterのグループ版的プラットフォーム
by Duncan Riley on 2008年1月29日

prologue.jpgWordPressの提供元のAutomatticは、Twitterのグループ版で、P2P的分散型のTwitterでもあるという「Prologue」サービスをリリースした。

Automatticのファウンダー、Matt Mullenwegによれば、新しいサービスは、ユーザーが会社組織の内部で、あるいは様々なグループ間でプライベートにショートメッセージを共有する手段を提供するためのものという。Mullenwegは「もともと分散型Twitterを開発することを狙っていたわけではないが、Proloqueはオープンソースベースのテンプレートとして提供されるので、ユーザーが自分たちの目的のために改造して使いたいというなら、それはそれで歓迎だ」と語った。

分散型Twitterのコンセプトについては、昨年、一部のサークルでかなりの時間をかけて議論されてきた。その眼目は、ショートメッセージ・サービスを分散化することで、Twitterのサービス提供につきまとってきた運営上の課題を解決するというものだった。簡単に言うと、大勢の人が多数のサーバでサービスをホストして、それらを互いに接続して会話するというものだ。

CenternetworksのAllen Sternは「Wordpressがブログ・プラットフォームとして支配的な地位を築いていることを考えれば、これはゲームのルールを変えるかもしれない」としている。いや。そうは思えない。Prologueも悪くないアイデアではあるが、Twitterがこれほどまでに成功していることについて、鍵は3つある。第1に、Jaikuのようなライバルを打倒した積極的に活動的するユーザー数の圧倒的なボリュームだ。第2に、中央集権タイプのサービスには弱点があるが、強みもある。つまり、誰かに話かけるためにTwitterにアクセスすれば、同時にすべてのTwitterユーザーにアクセス可能になるという点だ。サーバが最新のソフトにアップデートされているかどうか、ライブかどうか、互換性があるバージョンか、などをいちいち気にせずに使える。それはただ動いてさえいれば(ダウンしていたり、「一時的に過負荷」の場合を除いて)いい。第3に、サードパーティのツールを使えばTwitterへ外部からオープンなアクセスが可能になる点だ。PownceのLeah Culver(彼は全然私のファンではない)に、なぜオープンアクセスがこういうサービスをつくる上で不可欠なのか尋ねてみるとよい。Prologueはある程度オープンにはなっているが、そのもともとの分散的な性格のために、ニッチ、せいぜい質のよいニッチ・サービスにとどまるだろう。近い将来、Twitter(さえずる)鳥を、とまり木から追い出すことは出来そうもない。

CrunchBase: Automattic Pownce Jaiku Twitter

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(翻訳:Namekawa, U)

WordPress、3GBを無料化―Blogger、TypePadに後塵を浴びせる
by Erick Schonfeld on 2008年1月22日

wordpress-logo.pngこれはTypePad(Six Apart)とBlogger (Google)というライバルのブログプラットフォームには強烈な圧力になるだろう。WordPress(Automattic)はホスティングしているすべてのブログについて無料のストレージを従来の50MBからなんと3 GBに拡大した。ファウンダーのMatt Mullenwegはブログで、「この容量は現在のBloggerが提供しているものの3倍、TypePadでこれだけの容量を得るには年間料金が$300にも上る」と書いている。これほどの容量拡大を可能にしたのはWordPressがAmazonのS3ストレージ・サービスを利用し始めたからで、S3の高いコストパフォーマンスのメリットをユーザーに還元したものという。

これは大きな衝撃だ。これから無料ストレージの容量拡大をめぐって新たな軍拡競争が起きそうだ。BloggerとTypePadが競争力を維持するためには何らかの対応が必要だ。またこの事件は、S3のようなウェブ上のインフラが消費者の利益に直結していることを示す良い例となった。

(WordPress/Automatticは金曜日のCrunchies授賞式で「最も成功しそうなスタートアップ賞」と「最優秀CEO賞」を獲得している)。

CrunchBase: Automattic

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(翻訳:Namekawa, U)

YouPornさんの次になりました
by Erick Schonfeld on 2008年1月18日

compete-fastest.png


みなさんちょっと聞いてほしい。Competeが、2007年に急成長(または急降下)したサイトのランキングを発表した。急成長した方には、Veoh、LinkedIn、Reddit、StumbleUpon、Six Apart、WordPressなどの名前がある。落ち込んだ方で目立つのは、Bolt、Xanga、Netscape、Autobytelといったところ。

TechCrunchは、光栄にも急成長ランキングの5位を座につくことができた。YouPornのすぐ下で、DateHookupのすぐ上だ。これが何を意味するのか私にはよくわからない。たぶんCompeteは、われわれのことをセクシーだ思ったのだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)

2008年版: これなくしては生きていけないWeb 2.0サービス
by Michael Arrington on 2008年1月3日

これなくしては生きていけないWeb 2.0」シリーズの3回目だ。最初の記事は2006年のこれ。ちょうど1年前に書いた2007年版はこちら

このリストに載せてあるのは私がだいたい毎日使っているサービスだ。一部は仕事で(Wordpress、Delicious、Google Docs等)、一部は楽しみで(Amazon Music、Amie Street等)、一部は両方で(Digg、Skype、YouTube等)使っている。大部分のサービスはほぼ毎日使っている。これらのサービスは、どれ一つ欠けても私の仕事の生産性にもプライベートな楽しみにも大きく響くような存在だ。

リストは年ごとに多少出入りがあるし、次第に長くなっている。(右の表を参照)。5つのサービスは3年間を通じてリストに載っている。(Flickr、Netvibes、TechMeme、Skype、Wordpress)。2006年版には載っていないが2007年版と2008年版に連続で載ったサービスがさらに5つ。(1-800-Free-411、Amie Street、Digg、Gmail、YouTube)。2007年に一度リストから落ちたが今年復活したのが2つ。(Delicious、Technorati)。今年初登場の新顔が7つ。(Amazon MP3 Store、Facebook、Firefox、Google Reader、TripIt、Twitter、Zoho)。私の選択の一部―たとえば、Firefoxが今年初登場だなどというのは、多くの人にとって意外かもしれない。(MacでFirefoxを使って具合が悪かったので私はFlockを使っていたが、Firefoxも3.0ベータになってやっと満足のいく作動をするようになった)。ライバルとの差がほとんどないようなエントリーもある。(たとえばPageflakesも気に入っているのだが、まだNetvibesから完全に乗り換える気にはなれない)。リストをあまり長くしないために割愛したスタートアップも数多い。記事の最後にそうした「残念賞」とお気に入りのガジェットのリストを付け加えておいた。

以下、アルファベット順に私が毎日使っている「これがなければやっていけない」サービスを解説する。

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Automatticのファウンダー、巨額の現金を手にする
by Michael Arrington on 2007年11月15日

ブログ・プラットフォームのWordpress.comとオープン・ソース・プロジェクトのWordpress.orgを運営する企業、Automatticが最近$200M(2億ドル)の買収提案を蹴ったと聞いて、われわれは理屈に合わない決定だと感じた。

しかし投資家陣はまだ同社を現金化するつもりはないらしい。逆に、CEOのToni SchneiderとMatt Mullenwegに対して「断りきれないような申し出」を行ったらしい。従来からの投資家、Polarisがリーダーとなって、新しいラウンドを実施したが、調達された資金の大部分はファウンダーに現金で支払われるという。

資金調達の額は$50M(5千万ドル)と報じられているが、そのうちどれほどがファウンダーに支払われるのかは明らかにされていない。噂では「大部分」とのこと。

Automatticはこの件についてコメントを控えている。私のメールでの問い合わせに対してSchneiderは「現在のところ、何もコメントできない」と返事をしてきた。詳細がわかり次第、続報する。

Crunchbase Automattic

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(翻訳:Namekawa, U)

Automattic、$200Mの買収提案を蹴る
by Michael Arrington on 2007年10月31日

複数の情報源によると、ブログプラットフォームのWordpress.comの運営会社であり、オープンソース・プロジェクトのWordpress.orgを傘下に置いているAutomatticが$200M(2億ドル)の 買収提案を蹴ったという。この提案では半額はキャッシュで、残りは買い手企業の株で支払われるとされていた。

Automatticは最近$1.1M(110万ドル)の資金を調達してから、今月に入ってアバターのスタートアップ、Gravatarを買収するなど大忙しだ。ComscoreによるとWordpress.comは2007年9月に世界で6300万のユニーク訪問者があった。これは5月の3800万から66%もアップしている。ただし、この会社の収入がどうなっているのか、私にはよくわからない。

もちろんオープンソース・ソフトウェアを扱って収益事業を成功させることは可能だ― RedHatの$4.1B(41億ドル)という企業評価額がよい例だ。また噂によると、MySQLが株式上場の準備を進めているという。Automatticが$200Mの提案を蹴ったということは、独自に株式公開をするつもりか、あるいは、少なくともずっと高い買収金額を念頭に置いているのだろう。この決断が正しかったかどうかは先へ行ってみなければ分からない。

Automattic側ではこの記事に対するコメントを断った。

Crunchbase Automattic

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米国内SNSランキング(2007年9月期)
by Erick Schonfeld on 2007年10月25日

アメリカで成長スピード最速を誇るソーシャルサイトはどこか知ってるだろうか? 答えはImeem。月間ユニークビジターが前年同月比1590%アップを記録した。

ではDiggに345%対323%の僅差で成長率が勝っているサイトは? 答えはAIM Pages。

どちらもcomScoreによればの話だけどね。前に米国内のSNSランキングの作成をお願いしたcomScoreに、今回は成長率別ランキングを頼んでみた。さっそく結果をはっておこう。:

social-sites-by-growth.png

個人的に目についた点を並べておこう。まず、MySpaceはこれだけ大所帯になったにも関わらず依然として成長率は23%という健全な数値を維持している。無論、Facebookも追撃中で、あちらは成長率129%だ。Beboも83%と健闘。逆にパッとしないのがHi5(3%)。Xangaに至ってはマイナス55%で縮小中だ。

ブログ専用プラットフォームはどうか? BloggerはSix Apartにビジター絶対数(3200万人 vs. 1300万人)と成長率(55% vs. 44%)の両面で勝っている。無風帯ではWindows Live Spaces(-1%)とYahoo Groups(-4%)。 「そろそろ閉鎖も真剣に検討した方がいいのでは?」部門ではLycos Tripod(-23%)、MSN Groups(-36%)、Yahoo 360(同意見に押され閉鎖を決めた)。

もっと分かり易いビジター総数別ソーシャルサイトランキングも以下に紹介しておこう。こちらには、2006年9月期のデータ不足のためcomScoreが成長率を算出できなかったサイトも含まれている。去年ゼロだったのに、いきなりランキング入りを果たしたサイトではWordpress.com(月間ビジター数1190万人)、Freewebs(同660万人)、 BuzzNet(同440万人)、Kaboodle(同250万人)。

Update: グーグルのSNS「Orkut」がリストに入ってないのに気づいた方もいるだろうか? Orkutの2007年9月時点のビジター数は世界全体では2460万人だが、米国内は50万3000人どまりだった)

social-sites-sept07.png

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オープンソースで利益を得ることのあいまいさ
by Duncan Riley on 2007年8月23日

wordpress.jpgAutomatticのファウンダーMatt Mullenwegは、多数のオープンソースプロジェクトがコードから利益をあげていることについて反対の意を表明

Mullenwegが例として取り上げたオープンソースは二つ。一つ目はオープンソースフォーラムプラットフォームのVanilla。最近、サーバとアドミンのコストを得るためコードにリンクを含めるようにし始めた。二つめは、近ごろ売りに出されたPligg。

Mullenwegによる同エントリは、WordPressディレクトリがスポンサーテーマ(有料テキストリンクを含むテーマ)を含むことについて批判した7月 のエントリに続くものだ。

オープンソースプラットフォームが利益を上げることについての批判を受けての疑問とは次のものだ。「境界線をどこで引くのか?オープンソースかそうでないかの曖昧さ加減とは?」

この質問を考える際に重要となるのは、WordPressのように、オープンソースプラットフォームのオーナー達が、利益をあげる手段として採用するさまざまな方法をじっくり観察してみることだ。MullenwegはWordPressオープンソースプラットフォームコミュニティの共同設立者だった。今日、WordPressオープンソースコミュニティのでの主導的役割を維持すると共に、MullenwegはAutomatticの設立者で同サイトによれば「バーベキューの味見役チーフ」でもある。Automatticのビジネスモデルは二つの主要サービスに依存している。Wordpress.comとAkismetだ。

Wordpress.comは、WordPressオープンソースコミュニティのコードベースに完全に基づいている。大半は無料利用できるが、トップレベルのユーザーには課金している。全体的にみて、収益性の高いビジネスではおそらく無いだろうが、多少の収益は存在する。Wordpressコード無しでは全く何も存在しない。

Akismetは、WordPressコードがコメントスパムの対応に失敗したケースに依存するサービスだ。同サービスは個人利用は無料、それ以外は有料となっている。WordPressのオープンソース活動の共同設立者で実質的にはトップとしての役割を担うMullenwegは、コメントスパムに対抗するイニシアティブをリード。その一方、彼はAutomatticのトップとしてWordPressが(コメントスパム対応に)失敗することで利を得ている。そして、これらを考えると「オープンソースプロダクトの失敗で利を得ている人物が、そのコード開発をリードすることは可能だろうか?」という疑問が生じる。

Mullenwegがしていることが間違っていると言うつもりは無い。事実、まだとても年若いのに、彼がこれまでに成し遂げたきたことは賞賛に値する。オープンソースから利益を得ることは、Mullenwegが大々的に反対しているスポンサーリンク(を時々提供すること)に比べれば、はるかにスケールの大きなことだ。Mullenwegが150,000以上に渡るスパムページをWordpress.orgに含めたと指摘を受けたのはそれほど昔のことでもない。あれは本当に単なる誤りだったが、世間で言われるように「ガラスの家に住んでいる者は石を投げてはならない」という言い習わしもある・・・。

真の疑問は、はたして、広告と利害の衝突に関して許容可能な線引きがあるのかどうかだ。Mullenwegを含め、誰でも自身の労力について報酬を受け取る資格がある。WordPressのテンプレートに奇妙な有料リンクを設定するのがMullenweg(の行動)と何らかの違いがある、あるいは彼の行動よりも悪いものかどうかについて、私は何とも納得がいかない。Mullenwegは、WordPressのスタンダードインストール全てに彼自身のブログへのリンクを挿入するだけでなく、オープンソースソフトウェアと、その継続的な失敗により生み出される深刻な課題から利益を得る会社の経営も手がけている。

ディスクロージャー: Text Link AdsはTechCrunchサイトのスポンサーであり、私自身もアカウントを持っている。Text Link Adsにとって、本エントリは好ましいものであるだろうが、執筆依頼などは受けていない。

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Movable Type v4.0、正式バージョンがリリース
by Nick Gonzalez on 2007年8月16日

mt.pngMovable Type 4.0の正式バージョンが今夜(米国時間8/14)リリースされる。われわれは以前の記事でベータ版を紹介し、新機能やオープンソースへ向けた動きがあることも伝えた。新バージョンは、疑いなく、Wordpressのオープンソース・プラットフォームとしての大成功が圧力となってもたらされたものだ。残念ながらMovableTypeのオープンソース版が出るのは今年の終わり頃になるようだ。

今回発表されたv4.0の最終バージョンは50もの新機能に加えて、コンポネントベースのアーキテクチャー、新しいプラグインの一覧、新しい提携先などが含まれている。これはWordpressMUが目指している機能を含む大きなバージョンアップになっている。Boing Boingがこの新バージョンに近くアップグレードするというのも注目だ。

mt4screen.pngわれわれは前回の記事で新機能を詳しく紹介した。これにはインストールとアップグレードのための新しいウィザード、サイトの開発を早める強力で使いやすいテンプレート管理ツール、多数の新しいテンプレートとテーマ、よく使う機能を中心に据えて完全に一新されたユーザーインタフェース、などが含まれている。詳しいリストはここを参照

しかし、このリリースで、Movable Typeは単一のMT v4.0のコード・プラットフォームの上にシリーズのすべてのコンポネントを付加していくというアプローチを取るようになった。機能を拡張した有料版は、既存のプラットフォームにコンポネントを追加するだけで簡単に利用できるようになっている。その最初の例は新しい「エンタープライズ」版だ。これはベーシック版と別個のソフトウェアではなく、基本のMT4.0のプラットフォームに追加されるコンポネントとなっている。機能としては、従来のエンタープライズ版と同様、LDAPとOracleデータベースのサポートが含まれる。

今回、さらに機能を強化されたコミュニティー・コンポネントもリリースされている。このコンポネントには評価システムが追加され、またユーザー・プロフィール機能も拡充されている。評価システムは記事ごとにユーザーが評価を行なえる機能と、もっとも高い評価を得た記事をモニタする「バズ」機能からなっている。ユーザーの新しいプロフィール・ページはブログ、最新のコメント、推薦するサイトなどからなっている。これらの追加機能はベーシック版にも含まれているが、有料のコミュニティー・コンポネントを購入した場合、追加機能がインストールと同時に利用可能となり、さらにサポートもついてくる。将来、さらに新しいコンポネントのリリースが計画されている。

今回のリリースにともなってMovable Typeは新しいプラグインの一覧を発表している。これには独自のプラグインを開発しているサードパーティーの提携先からの製品も含まれる。MTに対してこういったプラグインやツールを提供しているサードパーティーにはHP、Amazon、Sphere、Technorati、Snap、Feedblitz、NewsGator、SimplyHired、SocialText、Fliqz、Box.net、Mpire、Vizu、SodaHead、Oodleなどの各社が含まれる。

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