Admob
by Leena Rao on 2011年12月21日

タブレットの利用はこの一年で急増し、消費者にリーチしようと広告主たちがこのデバイスとプラットフォームに群がるのも当然だ。Googleによると、2011年11月Admobには80億回のリクエストがタブレットから送られ、2010年12月の10億回から1年で700%増加した。

ちなみにAdMobには全世界で1日当たり30億近い広告リクエストがある。5月にGoogleは、タブレット広告の新しいフォーマットを導入し、広告主とパブリッシャーはHTML5で作った全画面のすきま広告を配信できるようになった。

by Leena Rao on 2011年9月5日

Googleが2009年に、モバイル広告ネットワークのAdMobを7億5000万ドルで買収した時、同社の狙いは明らかに、成長するモバイル広告市場に乗じることだった。アプリ内であれモバイルウェブ上であれ、モバイル広告はGoogleのディスプレイ広告と検索広告ビジネスの自然な延長線上にある。もちろん、昨年来行われてきた統合の結果、AdMobの機能の一部は打ち切られている。これは全体戦略と一致しない、あるいは機能が重複するなどの理由からだ。例えば、GoogleはAdMobのアプリ内広告の相互乗り入れを数ヵ月前に終了させた。そしてこのだび、AdMobのモバイルウェブ配信機能を近々停止すると発表した。

Googleがこの変更を発表したブログ記事のタイトルにある通り、AdMobはモバイルアプリのデベロッパー向け。AdSenseはモバイルウェブのサイトオーナー向け、となる。統合から1年以上たった今でも、Googleは未だに重複部分を模索中で、モバイルウェブの運用者はAdSenseでサイトの収益化を目指し、モバイルアプリの制作者はAdMobを使うべきであると決定した。

by Leena Rao on 2010年9月10日

今朝(米国時間9/9)、AppleはApp Storeのデベロッパー規約を改定し、いささかあいまいな声明を発表した。このため多くの疑問が寄せられている。AppleはFlashを自動変換するツールを認めるのか? Flurryのようなサードパーティーのトラフィック分析サービスは引き続きブロックされるのか? また、さらに大きな注目が「モバイル・デバイスまたはモバイルOSのメーカーはiOSデバイスに対してモバイル広告を配信できない(GoogleのAdMobを指す)」としてきた規制をAppleは緩めたのかという点に集まった。

MediaMemoの記事によれば、Apple今回の規約改定によって、事実、AdMobのような非独立系の広告ネットワークがiPhone/iPadに広告を提供できるよう規制を緩和したのだという。

by Leena Rao on 2010年6月10日

昨日(米国時間6/8)、All Things DigitalのPeter Kafkaは、AppleがGoogleに買収された携帯広告ネットワークAdMobを、iPhoneとiPadの広告から閉め出そうとしている可能性を指摘した。Appleの新しいデベロッパーへのライセンス契約の文言は、やや曖昧なところがあるものの、「“独立”の広告ネットワークだけが広告を配信できる」としている。携帯OSを配布し携帯電話を販売しているGoogleに買収されたAdMobはこの規定によって広告の配信を拒否される可能性がある。AdMobのファウンダーでCEOのOmar HamouiはAppleが新規定を公にする数時間前にわれわれのインタビューに答えて「AppleがAdMobの締め出しを図るなら、誰にとっても有害だ」と語った。しかし今日、AdMobは公式にこの問題を取り上げた。

by Jason Kincaid on 2010年5月28日

モバイル広告ネットワーク最大手AdMobの買収計画発表から6ヵ月あまりを経て、ようやくGoogleが契約を完了した。この買収を反トラスト法に照らして阻止すべきかどうか数ヵ月にわたって検討していたFTC(連邦取引委員会)が、全会一致で承認を決定してから一週間後の報せだった。

ようやく判断を下した際、FTCはAppleが最近iAdでモバイル広告市場に参入したことを挙げ、これを発生期にあるモバイル広告分野には依然として十分な競合が存在することの証拠とした(本誌を含め多くの人たちが指摘していたことだ)。また、FTCの取り調べに際してこの買収は認められるべきだと感じたデベロッパーらのブログ記事によって、FTCが動揺した可能性もある。

by Leena Rao on 2010年5月22日

連邦取引委員会(Federal Trade Commission, FTC)の今日(米国時間5/21)の発表によると、同委員会は、Googleがモバイル広告ネットワークAdMobを$750M(7億5000万ドル)で買収するという案件を承認した。この記事の下に埋め込んだ発表文には、”連邦取引委員会は、Googleが提出していたモバイル広告ネットワーク企業AdMobの買収案件の調査を完了し、案件を十分に精査した結果、モバイル広告ネットワークという新興市場においてそれが競争を阻害することはないと結論した”、と書かれている。Googleは間髪を入れず同社のブログ記事で、FTCの決定を賞賛した。AdMobの声明はここにある。

FTCはこの買収案件を反トラスト法違反の嫌疑で特別に重視し、調査期間を最初の予定より延長することまで行った。一方Googleは、承認を求めて強力なロビー活動を展開した。

by Jason Kincaid on 2010年5月18日

ここ数ヶ月間、FTC(連邦取引委員会)は、昨年11月に発表されたGoogleによる$750M(7億5000万ドル)でのAdmob買収を阻止すべきかどうか検討を続けている。調査の一環として、FTCはモバイルアプリのデベロッパーに接触して意見を聞いている。問題が一つだけある。多くのデベロッパーが、Admobのライバルたちさえもが、この買収を支持することを表明し、中には調査担当者たちはその資質を持っていないかアンチGoogleの底意を持っているかどちらかであると信じている人たちもいる。新たに論争に加わったのはEchofonで、同社とFTCとの会話を尋問になぞらえたブログ記事を書いたばかりだ。

by Michael Arrington on 2010年5月5日

Federal Trade Commission(連邦取引委員会, FTC)は明日の会議で、懸案のGoogle-Admob買収案件の可否を決める、ブリーフィングに出た情報筋がそう言ってる。この$750M(7億5000万ドル)の買収が発表されたのは、2009年の11月だった。

FTCはこの事案をとくに重視し、一方Googleは承認を求めて活発に陳情活動を展開してきた。今週初めのWall Street Journalの記事によると、FTC は不承認に傾いているようだ: “FTCの委員たちからの取材では、委員会はGoogleがAdMobを$750Mで買収するという案件を、モバイルのアプリケーション内広告を扱う大手企業が今の3社から2社に減ってしまうことを根拠に却下する意向のようである…”

しかしこれまでは、FTCがいつその裁定を下すのかが不明だった。本誌の情報筋によると、それが明日(米国時間5/5)に決定し、Googleはその裁定と法廷で戦う準備を進めている。

by Erick Schonfeld on 2010年4月30日

Federal Trade Commission(連邦取引委員会, FTC)は、GoogleがAdMobを$750M(7億5000万ドル)で買うという申請を、どうやら本当に却下するらしい。この買収が独禁法違反にあたるという裁定は、出るとしたら数週間後に出ると思われるが、しかしFTCは、その前に、AppleのiPhoneデベロッパに対する新たなライセンス条項を調べたほうがいいだろう。私がGoogleの弁護士なら、それを、AdMobとGoogleがことモバイル広告に関してはほとんど市場支配力を持たないことの、最強の証拠として提出するだろう。

AdMob-Googleの仲に独禁法違反の嫌疑があるというのなら、それが実際に競争を阻害する証拠をFTCは提示する必要がある。GoogleとAdMobを合わせたモバイル広告のマーケットシェアは、昨年の時点で推定21%だ。Googleの部分は主にモバイル上の検索だが、AdMobのは主にモバイルアプリケーション、とりわけiPhoneのアプリケーションだ。

でもそれは、Apple(AdMobを買おうとした)がQuattro Wirelessという別のモバイル広告ネットワークを買収して、次のiPhone OS 4.0ではApple iAdsを公式に立ち上げると発表する前の話だ。

by Leena Rao on 2010年4月29日

別の記事でも触れたとおり、携帯広告ネットワークのAdMobはアメリカ市場の3月の統計を発表した。今回のレポートではAndroid OSの広告トラフィックが詳しく分析されている。あまり大きく取り上げられていないので見逃しそうになるが、大量の数字の中に興味ある事実が隠されていた。3月のアメリカ市場でAndroidの広告トラフィックがiPhoneを抜いていた。

このレポートによると、アメリカ市場でのOS別のトラフィックでAndroidのは46%のシェアを占めたのに対し、iPhoneは39%だった。世界全体ではiPhoneのシェアは46%と依然トップ、Androidは25%だった。AdMobはトラフィックを広告の表示回数で測定しているが、これは全トラフィックにほぼ比例するものと考えられている。

by Leena Rao on 2010年4月8日

FTC(連邦取引委員会)は、反トラスト規制に基づくGoogle-AdMob契約の阻止に本腰を入れ始めた。検索の巨人はこの人気モバイル広告ネットワークを昨年秋$750M(7億5000万ドル)で買収した。ロイター筋から今日(米国時間4/7)入った情報によると、FTCの法務部門は同委員会に対してこの買収を差し止めるよう勧告する見込みだ。実はわれわれはあまり驚いていない。なぜならFTCがこの契約を差し止めるという噂を聞いたGoogleが、AdMobの競合各社に同社の買収を支持するよう呼びかけるという異例の行動に出たという話を聞いていたからだ。複数の消費者団体も買収差し止めを要求している。

昨日付のWall Street Journalによると、FTCは契約阻止準備のために法律チームの招集を開始した。FTCは、Googleが働きかけているのと同じ競合各社に対し、AdMob買収の規制上の問題について証言を得るべく呼びかけている。

by Robin Wauters on 2010年3月26日

AdMobが発表した統計によると、同社の取り扱った今年2月の広告(全世界ベース)のうち、スマートフォンのシェアが48%を占めたという。前年同月のシェアは35%だった。スマートフォンのうちで首位はiPhone OSで、昨年2月の33%から今年の2月は50%に増加している。 一方で成長がもっとも著しかったのはAndroid OSだった。

逆にシェアをもっとも減らしたのはSymbianで、昨年2月は43%だったのが、今年2月にはわずか18%に低下した。

by Robin Wauters on 2010年2月26日

最近Google傘下となった携帯向け広告ネットワークのAdMobが、最新レポートを発表した。レポートにはAndroid、iPhone、およびPalmのwebOSユーザの間のおける最新の月次利用状況ないし利用動向分析が記されている。こちらのページから「January 2010 AdMob Mobile Metrics Report」と題されたPDF版のレポートをダウンロードできる。

この調査の中でもっとも面白く感じたのは、iPhone利用者の91%が他の人にもiPhoneを薦めるのに対し、Android利用者は84%で、webOS利用者に至っては69%の人しか他の人に薦めないという点だ。

by Erick Schonfeld on 2010年1月22日

モバイル・ウェブの分野では本質的に意味のあるプラットフォームは次第に2種類に絞られてきたようだ。AppleのiPhoneとGoogleのAndroidである。今日(米国時間1/21)、携帯広告代理店の大手、AdMob(最近Googleが買収)が発表した統計によると、2009第4四半期のアメリカにおけるスマートフォン上でのウェブ広告のシェアは、iPhoneとAndroidを加えると81%になるという。2009年の第1四半期にこの数字は55%だったから大幅な増加だ。成長ののほとんどはAndroidによるもので、2009年第3四半期から第4四半期にかけてほぼ倍増して27%に達している。iPhone OSは54%を占めている。世界市場ではiPhoneが51%、Androidが16%、合計67%となっている。

2009年の第1四半期にAndroidの広告掲出シェアはわずか4%だった。広告シェアはそれぞれのプラットフォームのウェブトラフフィックやアプリの利用実態をかなりよく反映していると思われるが、Android + iPhoneは他のOSのシェアを大幅に食っている。昨年1年間でBlackberryは20%から10%に、Windows Mobileは12%から3%に減少した。

by Jason Kincaid on 2010年1月5日

モバイル広告のAdMobが先ほど発表した最新の統計によると、Androidが上昇を示しており、Googleによるこのモバイルプラットホームが急速に主流となりつつあることが明らかになった。AdMobによると、10~12月における全世界でのAndroid機からの広告リクエストは、97%と大幅に増加して10億回となった。即ちAndroid機からの広告リクエストが、わずか2ヵ月の間に倍増したことになる。

この伸びの大部分を支えたのが、Motorola Droidであることは間違いない。Droidが発売される前は、HTC機がAndroidからのリクエストの98%を占めていた。12月にはそれが56%に減り、Motorola(CLIQも販売している)が39%、Samsungが5%だった。

by Leena Rao on 2009年12月29日

Googleが最近明かしたところによると、Federal Trade Commission(連邦通商委員会, FTC)が、同社によるモバイル広告ネットワークAdMob$750M(7億5000万ドル)を投じた買収を熱心に調べていた。先週のGoogleの話では、FTCはこの買収に関する二度目の情報提供を同社に求めた。そして今日(米国時間12/28)は、2つの消費者団体、Consumer WatchdogCenter For Digital DemocracyがFTCに対し、独禁法違反と今後ありうるプライバシーの問題を理由としてこの買収の差し止めを求めた

この2団体はFTC宛ての共同書簡(下に埋め込み)で、GoogleによるAdMobの買収はモバイル広告市場における競争を衰退させ、消費者と広告主とアプリケーションデベロッパなどの不利益をもたらすおそれがあると述べている。AdMobはモバイル広告におけるトップ企業であるが、Greystripeをはじめ、競合他社の数も多い。AdMobがGoogle傘下となった場合、それらの競合他社やモバイル広告市場全体に、実際にはどんな悪影響が及ぶのだろうか。

by Erick Schonfeld on 2009年11月10日

数週間前Google CEOのEric Schmidt が、検索の巨人は再びM&Aの蛇口を開く、と言っていたのは、ちょろちょろ流す話ではなかった。今日(米国時間11/9)発表された、モバイル広告ベンチャー、AdMobの $750M(7億5000万ドル)での買収は、2008年3月に$3.1B(31億ドル)でDoubleClickを買って以来の大型買収であり、2006年の$1.65B(16億5000万ドル)でのYouTube 買収に続く、3番目に大きい買い物である。

なぜそんなに大きな賭けに出たのか。それはGoogleがモバイルウェブ広告を支配することに必死であり、AdMobがディスプレイ広告側で早くから足場を固めてきたからだ。モバイルアプリ開発者のニーズに焦点を絞ることによって、AdMobは「3年で$100M(1億ドル)に届こうというビジネスを構築した」と、Sequoia Capitalのパートナーで、AdMobの役員を務めるJim Goetzが、同社の推定年間収益について語った。AdMobは、収益をパブリッシャーと60/40の比率で分配しているので、これはAdMobがその$100M(1億ドル)のうち$40M(4000万ドル)を手にすることを意味している。同社はキャッシュフローも良好で、140名の従業員がいる。

by Jason Kincaid on 2009年11月10日

GoogleはさきほどAdMobを$750M(7億5千万ドル)で買収したことを発表した。AdMobは携帯電話、特にiPhoneで大きなシェアを占める広告ネットワークだ。Sequoia Capital、Accel Partnersなど初期の投資家にとっては大勝利の日となった。 (Accelにとっては特にそうだ―EAが買収したPlayfishにも投資している)。その後、Draper, Fisher, JurvetsonとNorthgate Capitalも出資している。

Googleは公式ブログの記事でこの買収を発表し、携帯検索および携帯アプリを通じた広告が最近、劇的に増加していることを指摘している。

by Erick Schonfeld on 2009年10月7日

iPhone、Android、Blackberry、Palmなどウェブフォンの急成長(VerizonのCEOによると、電話機の売上の40%がその種のスマートフォン)とともに、モバイル広告も巨大成長分野となることが約束されている。調査会社のKelsey Groupの予測によると、モバイル広告市場は、2008年の$160M(1億6000万ドル)から、2013年には$3.1B(31億ドル)へと急増するという。

もちろんこれは、結局外れる〈根拠に基づく推測〉にすぎない。しかし、4年後にモバイル広告が今よりはるかに大きく、恐らく10倍から20倍になっていることに疑いはない。そのモバイル広告マネーは一体どこへ行くのだろうか。この点について、Kelsey Groupは的を射ている。同社はモバイル広告市場のモバイル検索の割合が、昨年の24%から2013年には73%へと、大きく伸びると推測している。これは、Citiのアナリスト、Mark Mahaneyの最近の調査結果に基づくもので、私のデータもそこから引いたものだ。

by Robin Wauters on 2009年8月28日

AdMobが最新のモバイル統計レポートを発表し、今回は通常のネットワーク関連データを、1000人以上のiPhone/iPod Touch、Android機ユーザーの調査結果と組み合わせて報告している。ご参考までに書いておくと、AdMobは世界で7000のモバイルウェブサイト、3000種のアプリケーションをサポートしている広告ネットワークだ。

以下は、7月のレポートの抜粋に私のコメントを付けたもの。