AllPeers
かつて熱狂的支持を得たAllPeersが本日閉鎖、DeadPoolへ
by Michael Arrington on 2008年3月4日

UK&プラハに拠点を持つP2Pファイル共有の新会社「AllPeers」が本日(米国時間3/3)付けでサービスを閉鎖することを明らかにした。:「「投資家の皆さまのご期待に沿えるユーザーベース拡大は達成できず、結果としてサービス継続が困難となりました」

AllPeersはFirefoxの拡張機能を使って、誰でも非公開のBitTorrentっぽいファイル共有ネットワークを作ることができるサービスで、2006年初デビューの際には、実にたくさんのユーザーから熱狂をもって迎えられた。

ここでも2006年に競合サービス各社と比較検証しているが、その時には友だちと長く使える共有ネットワークを作るならAllPeersがベストという結果だった。昨年遅くにはオープンソースとして公開し、サービスにBitTorrentのフル機能構築にも乗り出していた。

だが、どれも閉鎖の歯止めにはならなかったようだ。AllPeersの調達ラウンドは1回で、Mangrove Capital PartnersとIndex Venturesが出資している。これを以ってAllPeersはDeadPool送りに。

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(翻訳:satomi)

AllPeersのBitTorrentプラグイン、TechCrunch読者向けプレビュー
by Nick Gonzalez on 2007年9月11日

英国とプラハに本拠を置くP2PファイルシェアリングのスタートアップAllPeersはTechCrunch読者向けに最新のリリース候補(v0.7)のスニークプレビューを提供している。(ここから入手できる)。これには完全に機能するBitTorrentクライアントが含まれている。AllPeersはユーザーがBitTorrentを利用して高速で知人との間でファイルを共有することができるFirefoxのプラグインだ。

AllPeersは、友達や家族の間でのP2Pファイル共有用FireFoxプラグインとして当初スタートしたのだが、他の新規参入組に対抗するために機能の拡張を図ることになった。最新のバージョンでは、いくつかの有用な機能がアップデートされている。しばらく前からAllPeerは「バディーリスト」に登録されたユーザーのファイルだけでなく、あらゆるファイルの共有が可能になっていたが、今回これに加えて登録しないでも利用できるようになり、ソーシャル・ファイル共有が可能になった。

BitTorrentに慣れたユーザーは細かいコントロールができないことに不満を感じるかもしれないが、このシステムはもともとBitTorrentを使ったことがない初心者にも使いやすいことを大きな目的にしている。この点、Allpeersは単純さ、分かりやすさに関してWyzoFoxTorrentに匹敵する上に、さらにソーシャル機能が利用できる(登録が必要)。

ユーザーがtorrentファイルをダウンロードし始めると、どのファイルでもAllPeersのバディーリストに登録している相手とそのファイルを共有することができる。ユーザーのネットワークに登録されている相手はファイルをユーザーのローカルコンピュータからでも、あるいは広くネットワーク全体からでもダウンロードすることができる―これがBitTorrentの本質的な仕組みなのだが、システム全体でのファイル共有のスピードを上げる効果がある。このソーシャル共有機能の一環として、AllPeersにはコンタクト相手がダウンロードしたファイルを自分も自動的にダウンロードして共有する機能も含まれている。


allpeersscreen.png

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AllPeersがオープンソース化へ
by Michael Arrington on 2007年3月8日

華々しくローンチした「AllPeers」だが、その後苦闘にあえいで泣かんばかりだ。だから、ソースコード公開に踏み切ったという今日のニュースは、降伏であるとともに、苦悩するスタートアップにとっていちるの望みでもあるといえる。

AllPeersのアイディアは理論上はすばらしい。ユーザーはP2Pファイル共有システムをプライベートに作ることができて、RIAA(全米レコード協会)やMPAA(米国映画協会)のファシストの目を逃がれられる。ところが昨年、他にもプライベートファイル共有のできるスタートアップが次々とローンチして、どこもユーザー獲得にしのぎを削っている。

AllPeersには熱狂的なユーザーがたくさんいて、その中にはオープンソースのプロジェクトに協力した人たちもいる。今回の発表に対してすぐに寄せられたコメントは非常に好意的で、これでAllPeersにはずみがつくことを願っている。

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AllPeers、チャットを加えて返り咲き
by Michael Arrington on 2006年12月23日

AllPeersはFirefox用のP2Pファイル共有プラグインだ。8月にローンチされたときにはたいへんな評判になったものだった (その時点で1年ちかくも噂が先行していた)。Firefox用の「キラー」アプリケーションだと言われ、またSkypeの初期投資家だったMangrove Capital PartnersIndex Venturesが支援していた。またAllPeersはFirefoxプラグインなので、どのプラットフォームでも作動する。

しかし、AllPeersにはいくつものライバルが現れて当初の強い印象のいくぶんかは失われた―われわれはここで4種類のサービスを比較をしている。われわれはAllPeersをベストと評価したが、ファイル転送を行おうとする全員がAllPeersをインストールしていなければならないことを指摘した。他のサービスにはこれを必要としないものもあった。

今日(米国時間12/22)、AllPeersの新バージョンが発表された。ファイル構成の方法を含め、マイナーな改良がいくつも見られるが、なんといっても重要なアップデートはポップアップのチャット機能だ。これは単独のプラグインとして発表されても非常に人気が出るはずのプログラムで、 AllPeersにこれを加えるというアイディアは当然誰でも考えつかなくてはいけなかった。これでユーザーはファイルを送信しながらチャットができる― いや、ファイル送信をせず、単にチャットだけを楽しむこともできる。

私は残念に思っているのだが、AllPeersをFlockブラウザ用に移植することが未だに実現していない。 FlockはP2Pファイル共有機能が必要だし、AllPeersならすでにそこにあるのだが。

新バージョンについてのさらに詳しい情報はAllPeersのブログや下のビデオを参照。

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ファイル共有サービス、4種比較
by Michael Arrington on 2006年8月25日

ファイル共有というのは長い間インターネットの人気分野だった。私は昔、友だちが本棚からCDを探し出してプレイヤーに入れて再生するより早く、同 じ曲を膝の上のノートパソコンからNapsterでダウンロードして再生してみせる、という競争をしたものだ。私はたいていその競争に勝った。あのNapsterがなくなってからもうずいぶんたつ。しかしその役割はもちろん多くのP2Pネットワークに引き継がれてきた。今日、ネットのトラフィックの相当部分はBittorentその他、人気のある非中央集権的ファイル共有システムによるものだ。しかしBittorentの利用には多少の技術的知識が必要だし, 匿名性も低ければ安全でもない。RIAAとMPAAは日常的にBittorentネットをモニターし、著作権侵害をしていると連中が疑うファイル転送をし ているIPアドレスの収集に努めている。またBittorentは(ときおり)ウィルスやスパイウェアその他のマルウェア広めることがあるのでも悪名高い。

そこでプライベートなファイル共有ネットが登場した。WASTEは2003 年に開始されたサービスで、信頼できる友人間でプライベートなネットワークを作れる。 マルウェアや監視の目を気にせずにファイルが共有できる。必要なのは特定のグループのメンバー間の信頼だった。WASTEの欠点はネットワークを設定した り参加したりすのがかなり面倒なこと。結局この種のプライベートネットワークはマスユーザーを引きつけられず、うまく軌道に乗ることが出来なかった。

最近、友人その他信頼できる仲間内でのプライベートネットワークで簡単にファイル共有が実現できる新顔がいくつか登場している。 以下で比較するAllpeersZaprPandoExaroomはいずれもこの分野への比較的最近の参入だ。

AllPeers

プラハと英国に本拠を置くAllPeersについては、われわれは当初からずっとカバーしてきた(日本語記事)ので、このサービスをよく知っている。

Allpeersはすぐにでもサービス開始と なりそうだが(この記事の時点ではまだスタートしていない)、Firefoxのプラグインで、ファイル転送にはBittorentテクノロジーを利用している。ユーザーはAllPeersネットワークに友人を追加してファイルのやりとりを始める。インタフェースは直感的に理解できるほど分かりやすく、ファイルのサイズや転送量は無制限。AllPeersは実に使いやすく、ファイルだけでなくフォルダ単位でも転送でき、Firefoxが作動しさえすればどんなマシンでも使える。われわれはストレステスト(訳注:製品に高い負荷をかけて正常に機能しているか調べるテスト)をし、非常に大きなファイルの転送中にFirefoxをシャットダウン、つづいてOSもシャットダウンしてみた。 AllPeersはFirefoxを再開すると、以前に停止したところからただちにファイル転送を再開した。これはすばらしい。

他のサービスと同様、AllPeersも無料。またPandoやZaprとは違って、AllPeersは最初にメールで確認せずにファイル転送を完了することができる。ただし、関係するメンバーは全員がFirefoxにAllPeersをインストールしている必要がある。

Zapr

シドニーとシンガポールを本拠とするZaprこの記事でプロファイルを紹介している。今週初めに公開ベータテストを開始したところ。サインアップはこちらから。

Zaprはダウンロードするアプリケーションでルックアンドフィールはインスタントメッセンジャーのクライアントにそっくり。ユーザーはファイルを ZaprへドラグしてメールアドレスないしZaprのユーザーネームの宛て先へ送ることができる。受取り側へはファイルのリンクが入ったメールが届けられ る。リンクをクリックすればブラウザを通してファイルのダウンロードが始まる。ファイルサイズに制限はなし。

ZaprはバックエンドにBittorentを利用しておらず、転送に先立ってファイルをサーバにアップする必要はない。ファイルはコンピュータから コンピュータへ直接転送される。したがって正しく転送が行われるために送り手は転送中ずっとオンラインになっている必要がある。これはもしユーザーが 100人の相手とファイルを共有しようするなら、100回別々のダウンロードを実行しなければならないということを意味する。これは帯域幅を食うし、たぶ ん個別の転送が失敗する可能性が高い。したがってZaprは正確にいうなら、プライベートネットワークによるファイル共有サービスというよりも1対1の ファイル転送を手軽に実行するツールと考えたほうがいい。またテストでは、転送途中で停止させた場合、再開に問題が出た。さらに(メールで送信される) ファイルへのリンクにアクセスできる人間なら誰でもファイルのダウンロードを開始することができる。.

ZaprはMicrosoftの.NETプラットフォームを利用して作られており、Windowsマシンのみ利用可能。

全体として、Zaprのユーザーインタフェースはよくできているが、以上見てきた制限はAllpeersやPandoに比べていちじるしく実用性を 乏しくさせている。あと、4種類のサービスの中でZaprだけはファイルの受け手側がZaprクライアントソフトをインストール必要がない。

Pando

ニューヨークに本拠を置くPandoは最近100万回のダウンロードを記録した。PandoはWindowsとMacで作動するデスクトップアプリケーションだ。 ユーザーはファイルをアプリケーションにドラグして、送り先にメールアドレスを入力する。複数の相手への転送も問題なく、Pandoはフォルダも処理できる。

Pandoが持つインテリジェントはBittorentベースのバックエンド。ユーザーがファイルを送信すると、PandoはまずそれをPandoサーバにアップロードする。受け手は送り手のマシンから直接ファイルを受信することもできるし、サーバからダウンロードすることもできる。受け手が複数いる場合、Bittorentが効果的に働き始め、すべての受け手が同時に送り手 としても機能する。

受け手はファイル送信を知らせるメールを受け取るので、小さい添付ファイル開くと転送が開始される (ファイルダウンロードにはPandoをインストールしている必要がある)。

Pandoは効率的でユーザーフレンドリーなサービスだ。ただしファイル転送を開始するのにいちいちメールの添付ファイルをクリックしないですむほうがいいし、ひんぱんにファイルを共有する相手のメールアドレスをいちいちタイプし直すのは面倒だから転送先リスト(buddy list)を作成できる機能も欲しい。

Exaroom

サンフランシスコを本拠とするExaroomは2006年7月末にスタートしている。 Windowsのみのサービスで、 クライアントアプリのダウンロードが必要。一度インストールされれば、ユーザーはMy Documentsフォルダのドキュメントを他のExaroomユーザーと共有することができる。新しく共有可能にされたファイルはアプリケーションのインタフェースから確認でき、ダウンロードはブラウザのダウンロードマネージャ機能を通して実行される。

ExaroomはMy Documentフォルダを恒常的に特定の友人たちと共有したい場合には便利なツールだが、機能が少ないので、それだけ実用性には乏しくなっている。

要約

これら4種のサービスはどれも信頼されたネットワーク内で大きなファイルを共有するのに便利なツールである。

ただし、それぞれ目的とするところは異なる。ここでは取り上げなかったが、人気のあるサービスyousendit (プロファイル紹介はここに) も大きなファイルを1人あるいはグループに転送するのに必要な機能を持っている。もし長期間にわたってファイル共有ネットワークを築きたいのなら、 Allpeersがお勧めだ。プラットフォームの種類が豊富(Windows、Linux、Macをサポート)で、共有相手先リスト(buddy list)を簡単に作成でき、 長期間多数の転送行うのが容易。またファイルのダウンロードを開始するのにいちいち確認メールをやりとりする必要がない。

この記事のリサーチにはNick Gonzalezの助けを借りた。サンキュー。

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AllPeers、今日アカウントを一般公開
by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月24日

AllPeersのブログによると、待望のドラッグ&ドロップでP2Pファイル共有を可能とするFirefoxプラグインアカウントを今日(米国時間8/23)一般向けに提供し始める。プラハに拠点を置く同社は、Mangrove Partners (Skype初期の出資者) とIndex Venturesから出資を受け、プライベートベータのテストで圧倒的にポジティブな評価を受けた。僕たちが、先週“50の(先行アカウント)招待状”を記事にした時には、数百もの応募を受け取った。昨年から詳細にわたり取り上げてきたAllPeers(日本語記事)の関連記事を見てほしい。AllPeersを利用する日を待ちに待っていたあなた、今日こそが実現の日になりそう。

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AllPeers、ついに(ほぼ)公開
by Michael Arrington on 2006年8月16日

英国とプラハに本拠を置くAllPeersはFirefox のエクステンションで、このブラウザを用いてグループでのP2Pファイル共有を可能にする。よくやり取りする「バディー」のリストがサイドバーに作られ、 バディーの名前の上にファイルやフォルダ、URLをドラグ&ドロップするとこれらのリソースが相手と共有される。複数の相手と一度に共有することも簡単。 テクノロジーの核はビットトレントだ。

われわれはAllpeersを初期の噂の頃から追ってきた。これが公開された最初のスクリーンショット 。こちらはMangrove CapitalとIndex Venturesによる3月のベンチャーファンドからの資金調達

Allpeersも最近、音なしだった。インタフェースを小幅に改良しながら、ローンチに向けてスケールアップ問題に抜本的な改良を加えていたとの こと。私は共同ファウンダーのMatthew Gertnerとサービスのテストをしてみた。これは人気の出るアプリケーションになりそうだ。非常に巨大な(ビデオ)ファイルの転送を試してみたが、簡 単だった。転送途中でわざと繰り返しブラウザを終了させてみたが問題なし。他のbittorentクライアントと同様、ブラウザを再度立ち上げると転送は 自動的に再開した。

Allpeersがいつ正式運用を開始するのか明らかにされていないが、すでにこの数週間ベータユーザー を多数受け入れているので、その時期がそん なに遠いはずはなさそうだ。AllpeersはまたTechcrunch上でただちに配布してよいとしてすぐにアクセス可能な50個のアカウントを私にく れた。試用希望者はコメント欄にメールアドレスを記入して送ってください。先着順。この分野でライバルになる可能性があるのは最近記事を掲載したZaprかもしれない。ZaprはP2Pをブラウザプラグインではなく、スタンドアローンのアプリとしている。AllPeersでは非ブラウザ付属版を今年後半にリリース予定としている。

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