検索広告のChitikaが最近行った調査によると、モバイルのユーザが広告をクリックする率はパソコンなどのユーザに比べてずっと低いらしい。具体的には、前者は後者のほぼ半分だ。調査は9200万の広告表示数に対して行われている。
それは、本当に本当だろうか? それとも、事実はその逆じゃないの?
今のモバイル開発でいちばんおもしろくていちばん活発な分野の一つが、拡張現実(augmented reality, AR)をブラウズするブラウザだ。SafariやOperaのようにWebページをブラウズするブラウザと違って、ARブラウザは電話機のカメラのレンズが映し出す現実世界の上に、情報の層をオーバラップする。昨年のTechCrunch50ではTonchidotのSekai CameraがARブラウザをデモしてみんなをあっと言わせたし、LayarのARブラウザはヨーロッパで話題になっており、また今年の夏はARのテクノロジが初めて一般市場に登場した。Yelpが最新のiPhoneアプリケーションにAR機能をこっそり忍び込ませたし、Androidの上でもAR機能のあるアプリケーションが増えつつある。
モバイル上のARブラウジングはまだ共通のインタフェイスも確立していなくて、まだまだ初期的な状況だ。今は画面に映っている建物や物の上をクリックするぐらいのことしかできない。オーストリアのグラーツ工科大学(Graz University of Technology)で仮想現実を研究しているDaniel Wagnerは、ARブラウザをもっと良くする方法として、全周ズームと鳥瞰ズームという2つの方法を提案している。
Androidデベロッパにとって朗報だ: Googleが今日(米国時間9/3)発表したビデオで、Androidのユーザがソフトをダウンロードする場所であるAndroid Marketの、もうすぐ行われる模様替えについて説明している。しかも、それはなかなか良さそうなのだ。
Androidのやや舌足らずなブログ記事によると、デベロッパは自分のソフトのスクリーンショットや、宣伝用アイコン、説明文などを含めることができる。ユーザインタフェイスは、すでに写真が数枚リークされているが、前よりずっとすっきりしてユーザフレンドリだ。一言で言うと、iPhoneのApp Storeに似てきたということ。それ自体は、悪いことじゃないね。
AdMobが最新のモバイル統計レポートを発表し、今回は通常のネットワーク関連データを、1000人以上のiPhone/iPod Touch、Android機ユーザーの調査結果と組み合わせて報告している。ご参考までに書いておくと、AdMobは世界で7000のモバイルウェブサイト、3000種のアプリケーションをサポートしている広告ネットワークだ。
以下は、7月のレポートの抜粋に私のコメントを付けたもの。
私が iPhoneをやめたことを書いた記事が、単に人目を引くためのものだと思っている人は考え直した方がいい。TMobileのmyTouchを使い始めて数週間になるが、iPhoneに戻ろうと思ったことは、ただの一度もない(バックグラウンドアプリと、Google Voiceのフルサポートはすばらしい)。しかし、常駐のAppleオタクや、普遍的iPhoneファンであるMG Sieglerは、Android > iPhone、という図式を認めようとしない。われわれは、この件に関してYammer上で内部討論を重ねた、もっともその殆どが私に対する個人攻撃だった。左にあるようなコメントが、MGにとって精一杯の反撃だ。
今日これまでのスレッドを下に貼ってある。下から上に向かって読んでほしい。私が指すMGを見事に言い表した記事はここにある。
Layarを提供するSPRXmobileの動きが急となっている。LayarというのはAndroid向けに提供されている現実拡張ブラウザ(ARブラウザ)のことだ。アプリケーションがファンファーレを伴ってデビューしたのは3週間前のこと。そしてSPRXmobileはLayarのキーとなる機能を、新たに用意したAPIを通じていくつかの開発社に公開することとした(SPRXmobileの共同設立者であるRaimo van der Kleinに対するインタビュー動画もご参照頂きたい)。APIに興味のある方はこちらのリンク先にあるリクエストフォームに必要事項を記入して申請する。SPRXmobileがその中から50社を選んで、サードパーティー製Layarサービス構築に必要なドキュメント、ツール、およびテスト環境を提供する。
モバイル向けARブラウザ市場への参入者は徐々に増えている。端末および端末上で動作するオペレーティングシステムが、これまでにない速度で技術的進化を続ける中、この分野に興味を持つ企業が増加してきているのだ。
AndroidアプリをAndroid携帯からではなくウェブから探したことがあるだろうか? Googleが運営する公式サイトのウェブ版、Android Marketの出来はお話にならないくらいひどい。そもそも検索機能がない(皮肉だ!)だけでなく、カテゴリーによる分類もなければ、コメントやランク付けといったユーザーフィードバックもない。しかも英語版だけだ。
これでは、はっきり言って使い物にならない。
私は残念ながらAndroid携帯を持っていないが、このプラットフォームには大いに興味があるから、公式サイトのダメさかげんには余計がっかりさせられる。私はTechCrunchに記事を書く際に、あるジャンルのしかじかのアプリのAndroid版があるかどうか、評判は、最新のバージョンは、といった情報が必要になる。今まで私は情報収集にCyrketを利用してきた。これはサードパーティーが編集するディレクトリだが、Androidアプリについて私が知りたい情報をそこそこ提供してくれていた。しかしこのサイトは処理が遅く、始終エラーが出て、しかも有料アプリと無料アプリが区別できない。全体としてたいへん使いにくかった。
ところが、@conoroのおかげで、AndroLibという当面の私のニーズにぴったりな別のAndroidアプリのディレクトリを知ることができた。デザインもCyrketより見やすい(といってもそんなに差があるわけではないが)。AndroLibは主要7カ国語に対応しており、検索、RSS、分かりやすいアプリ概要ページ、ユーザーやデベロッパーのコミュニティーからのフィードバック機能を備えている。
やっとこういうサイトが見つかってうれしい。
モバイルアプリ用AdSenseをひっさげてモバイル広告市場に参入し始めた。過去数ヵ月間、Googleはテキスト広告と画像広告の両方を、Shazam、Urbanspoonなどモバイルアプリデベロッパー10社とテストを重ねてきた。今日(米国時間6/24)から、一定の基準を満たしたデベロッパーを対象に公開ベータを開始する。
これはiPhoneおよびAndroidのアプリ用のコンテキスト連動型広告だ。GoogleのMobile AdSense情報ページによると、ターゲットの方法には「アプリケーション、位置、カテゴリー、キーワード」がある。ベータテストに参加するためには、そのアプリが無料でかつ1日当たり10万ページビュー以上あることが条件になる。プログラムの対象はiPhoneアプリとAndroidアプリのみ。デベロッパーは4週間以内に広告を掲載できるよう準備し、3ヵ月間参加し続けなければならない。
AndroidプラットフォームにAdobe Flashを最初に導入するのはHTCのHero / Sense端末であることが明らかになった。AndroidがモバイルOS分野を座視することなく注力していくことが、これで証明されたと言って良いだろう。これで、市場で大きなシェアを持ちながらFlashをサポートしないのはiPhoneだけということになった。
Flash Player 10が新たに登場し、HTCは公式にOpen Screen Projectに参加した。Android、Symbian OS、Windows Mobile、およびPalm WebOSはそれぞれFlashを使ったコンテンツにもすべてアクセスしてブラウズできるプラットフォームとなる。
モバイルのアプリケーションで今後とくに有望なのは、携帯電話のカメラとGPSを使って現実世界の上にデータをオーバレイするタイプだ。ケータイをカメラとして使うときは画面に、レンズを通したファインダの画像が映るが、そういうアプリケーションでは、その画像の上に情報をかぶせることができる。昨年のTechCrunch 50では、日本のSekai Cameraがそれをデモして、みんなをびっくりさせた。最近では、LayarのAndroidアプリケーションが、同様の拡張現実(augmented reality, 増強された現実)アプリケーションを見せてくれた。そして今度はIBMが、Seer Androidと名付けた、ウィンブルドンのテニストーナメントのための拡張現実モバイルアプリケーションを作った(上のビデオを見て)。
このようなアプリケーションが成り立つためにはまず、世界にタグを付けるという難しい作業をしなければならない。アプリケーションはそれらのタグを頼りにデータを取り出して表示する。IBMがウィンブルドンにタグを付けることに決めたのは、同社がこのテニストーナメントの技術担当だったからだ。Android G1のコンパス、カメラ、そしてGPSを使ってIBMのアプリケーションは、ユーザがカメラのファインダに映した場所を認識できたらポップアップウィンドウを出す。認識するのは、テニスコート、選手、バスルーム、バスなどだ。表示される情報は、コートまでの距離、売店までの距離、現在行われている試合のリアルタイムスコアなどだ。
T-Mobile G1のハードキーボードは最低だ。キーの配列がヘンで押しにくいし、ジェイ・レノのアゴみたいに出っぱった部分が邪魔でタイピング全般がやりにくい。Google Ion(別名「G2」またはHTC Magic)には、はるかにすばらしいバーチャルキーボードがついていて、デバイスとしてもずっと優れている。いったい誰がG1を買うのか知らないが、買ってしまった人には、今日Googleがいい「おだまし」をくれた。Gmailのキーボードショートカットだ。
リアルキーボード付のAndroid機(今のところG1だけだが)を持っている人は、パソコンのブラウザーで使い慣れたGmailのキーボードショートカットが使えるようになった。モバイルGmailでメールを読んでいて、アーカイブしたいと思ったら、G1キーボードで「e」を押せばよい。同じことはバーチャルキーボードにはできない。「入力モード」にならないとキーボードが出てこないのだが、メールを読んでいるときには入力モードではないからだ。
なんだか体がうずいてこないだろうか。まだの人も、もうすぐわかる。サマー・オブ・ラブがやってくる。もちろん、スマートフォンの話だ。6月6日のPalm Pre発売に向けて、もう セレナーデが始まっている。来週はAppleが新しいiPhone(MG Sieglerが手に入れるらしい)を発表する。Blackberryは夏が終るまでには第2群を出すだろう。そしてAndroidも一年を通じて新機種が次々と発売されて祭りは続く。まさにノンストップ状態。みなさんついていけるだろうか。
今ぼくはInternet Weekの取材でニューヨークにいるが、なにしろ8年ぶりだから分からないことだらけ。iPhoneを持ってる人たちの集団を見つければ、取材のためにどこにどうやって行くべきかは分かる。でもひとりぼっちでおなかが減ったら、完全に途方に暮れてしまう。だから、今日(米国時間6/2)Googleが、ぼくが今いる場所の近くのお店などを教えてくれるAndroidアプリケーションをロンチしたことはとてもありがたい。
このPlaces Directoryというアプリケーションは、一部のGoogle社員が自分たちの仕事時間の20%を投じて作った単純明解なアプリケーションだ。ユーザの位置を見つけて、その周辺の店などのリストを出力する。たとえば”Bars”をクリックすると、付近のバーのリストが画像のサムネイル付きで見れる。そこまでの距離や、評価の星の数も分かる。リストに載っているどれかの店をクリックすると、そのお店の概要ページが出る。住所や電話番号が載っている。地元のGoogleユーザによるレビューを読んだり、その場所の写真(複数)なども見れる。
今日(米国時間5/27)のGoogle I/Oの基調講演で、GoogleがiPhone用のLatitude位置情報ベースサービスを披露した。Latitudeは、これまでこの超人気スマートフォンで使うことができなかったので、これは注目に値する。当然GoogleはこれをAndroid上で走らせることに焦点を合わせることを選んだ。しかし、もうすぐこの夏のiPhone 3.0ソフトウェアの公開と共にやってくる。
しかしもうひとつ興味深いのが、Googleが3.0ソフトウェアを待つ理由で、GoogleはLatutudeの専用iPhoneアプリを作っているわけではなく(他のiPhone用位置情報ベースサービスはいずれも専用アプリ)、Safariブラウザーを使ってLatitudeを走らせているからだ。HTML 5のおかげでSafariがユーザーの位置情報をアクセスできるようになるので、Latiudeもそれを利用できる(ユーザーが許可すれば)。これで、GoogleがAndroid用ブラウザーでやっていることに追いつくことになる。
本日(米国時間5/27)サンフランシスコで行われたGoogle I/Oカンファレンスで、Googleのエンジニアリング担当VP、Vic Gundotraが最後にとっておきのサプライズを披露した。聴衆全員にHTC Magic(別名 G2)を無料で配ったのだ。しかも、30日間3G通信と通話し放題のSIMカード付き。Gundotraは、いつか自分にも「Oprah Moment」 が来てほしいと思っていたのだとショークを飛ばしていた。
私なら車の方がよかったが、これでも十分だろう。もっともGoogleが配りたがっているのはあのG1なのではないかとは心配している。(アップデート参照)。しかし今回の方がよさそうだ。
アップデート:G1ではないかと書いたが、実際にGoogleが配ったのはHTC Magic、別名G2だった。嫌味なことをいろいろ言って申し訳ない。Googleが一番喜んでいることだろう。
まず、AppleがVerizonと、2010年にiPhoneのキャリアーになる件で交渉中であることを報じた。次に、AppleがVerizon向けに新しいモバイルデバイスを開発中であると書いた。Verizonの海にこれだけAppleの血が流れた以上、Microsoftザメが現れるのは時間の問題だった。
The Wall Street Journalの最新記事によると、MicrosoftもVerizonにデバイスを載せる交渉をしているという。ちなみにこれは、普通の新しいWindows Mobileデバイスの話ではない。それなら今でも山ほどVerizonネットワークにある。どうやらこれは、Microsoftがデザインの一部を担当してサードパーティーが開発した新デバイスらしい。このデバイスが、Microsoftの来たるWindows Marketplace for Mobileに繋がるという。Microsoft版のApp Storeだ。
iPhoneが大好きな人も大嫌いな人も、買ってきたデバイスでApp Storeのアプリが全部動くことはみんな知っている。これまではGoogleのAndroidプラットホームでも同じだった。ただし、それはデバイスがG1の1種類しかなかったからだ。今後新しいデバイスが発売され、それをサポートする新しいファームウェア(1.5、通称”cupcake”) が出てくるにつれ、物事は怪しくなってくる。
先週われわれは、Androidソフトウェア1.5のアップデートによって、これまで動いていたアプリで動かなくなるものがあるという件について書いた。Googleが解決方法のヒントを与えてはいるが、厄介な問題であることに変わりはない。そして今日Android開発者ブログに投稿された記事には、恐れていたあの言葉が書かれていた、「Backward compatibility」(下位互換)。
昨日(米国時間4/23)発表した数値によれば、iPhoneの所有者は多くのアプリケーションをダウンロードしており(これは予想通り)、他のスマートフォン所有者はあまりダウンロードをしないということがわかった。ただし昨日も書いたように、Androidの数値が掲載されておらず、データ的には少々物足りないものでもあった。そこで調査を行っているCompeteにデータを送ってもらうように頼んでみた。
利用者のサンプル数があまりに小さいことはわかっているが、しかしそれでも興味深いものだと思う。やはりAndroid利用者も、iPhoneを除く他のスマートフォン利用者と比べるとアプリケーションのダウンロード数が多い。ただG1所有者の中にもアプリケーションを全くダウンロードしていない人が目立つのは興味ぶかい。iPhone以外のスマートフォンではダウンロード数ゼロの人が目立ったが、より多くのサンプル数によるiPhoneに関しては、アプリケーションをダウンロードしたことはないとする利用者はほとんどいなかった。
Androidの開発者たちは、新しいバージョン1.5のSDKに大きな期待を寄せていることだろう。通称「Cupcake」と呼ばれるこの新バージョンには、新機能がいくつか追加されたほか全般的に改善が施されている。しかし「はしゃぐのはまだ早い」、と今日(米国時間4/23)のAndroid開発者用ブログに書かれている。どうやら新バージョンでは動かなくなる現行アプリがいくつかでてくるらしい。
ただし、ランダムに決まるわけではない。Googleによると、Android Marketの上位人気アプリをいくつか選んでテストを重ねたところ、多くのアプリが「よくない技法」を使っているために動作しなかったという。このため同社では、アプリを作るうえでやってはならないこと5つのリストを作り、Android 1.0または1.1でアプリ開発をしている人たち全員に対して注意を喚起している。