Bebo
ノウハウ動画のHowCastがAOL、Metacafe、Bebo、blip.tvと提携
by Jason Kincaid on 2008年5月23日

グーグルOBの3人が立ち上げたノウハウ動画サイト「HowCast」が今日(米国時間5/22)、AOLとMetacafeBeboblip.tvの各社と配信提携が合意に達したと発表した。

Howcastが提供するのはプロが作るノウハウ動画である。カバー領域は「寿司の作り方」から「水鉄砲の目覚まし時計の作り方」まで幅広い。 作品の多くは「ディレクター・プログラム」で生まれたもの。このプログラムでは有資格メンバーに制作費を小額支払ってHowcastのテンプレ(番組構成)通りに動画ガイドを作ってもらっており、とりわけ人気の高い動画についてはディレクターに別途、収入分配システムを通して報酬を支払っている。

HowCastは、新たな配信契約によって動画のオーディエンスがぐんと拡大するだろうと話している。サイトでは前からMyspace、YouTube、Verizon FiOS TV、JoostROOとの間にも配信契約が確立している。

この業界にはライバルも多い。5minVideojugがそうだし、あとInstructablesもある程度はHowCastと競合関係にある。

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(翻訳:satomi)

Microsoft、データポータピリーティーに取り組む―Facebook、Bebo、Hi5、LinkedIn、Taggedと提携へ
by Erick Schonfeld on 2008年3月26日

windows-live-logo.png必然には抗しがたいと見たか、今日(米国時間3/25)、Microsoftはデータポータビリティーへの取り組みで大きな一歩を踏み出し、Windows Liveに登録されている連絡相手(contact)をSNSその他のウェブサイトに、エクスポートできるようにしたことを発表した。この「Windows Live Contacts API 」は当初、Facebook、Bebo、Hi5、Taged、LinkedInで作動する。これらのSNSのメンバーはWindows Liveの 連絡相手(つまりHotmailのアドレス帳のことだ)をインポートして、ネットワークの中で友達を検索したり招待したりするのに利用できる。MicrosoftはまたInvite2Messengerという新しいサイトをオープンした。これは逆にSNSの友達をWindows Liveの連絡相手としてインポートできるようにするものだ。現在はまだ対象としてFacebookしかサポートされていない。

Microsoft は「Data Portability Workgroup」の一員ではあるものの、「これはそれとは別個の事業だ」とスポークスマンが確認している。業界標準なんてのはやはりあまり頼りにならないものだ。それはそれとして、やはりユーザーのコンタクト・リストを、ネット上のどこにいようと、利用しているメールやSNSが何であれ、自由に利用できるにようにするためには、今回の措置は大きな一歩だ。これでスタートアップ各社はHotmailのアドレス帳をびくびくしながらスクレーピングしないでもすむようになった。今や公開されたAPIを使って合法的にそうすることができる。

ある意味、これはやはり後追いの措置ではある。Gmailのユーザーはすでに以前から連絡先をFacebookやFriendfeedのようなサービスに自由にインポートできていた。MicrosoftはGmailにいささか嫉妬したものか、取り残されるのを嫌ったものかしたのだろう。コンタクト先をウェブに自由にエクスポートできないメールサービスを使っていてはソーシャル・ライフの重大な障害になるような日がすぐそこまで来ている。

windows-live-contacts.png

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(翻訳:Namekawa、U)

録音された音楽でいつまでも昔どおりの金が取れると思っているミュージシャンは頭がおかしいんじゃないのか?
by Michael Arrington on 2008年3月23日

どういうわけでイギリスからは音楽産業をいま以上にむちゃくちゃにするようなナンセンスなくだらない考えを抱くミュージシャンが出てくるのか?

今日の New York Timesで、イギリスのミュージシャンBilly Braggは「Beboの$850M(8億5千万ドル)という売却価格の一部はこのサイトに音楽をアップロードしたミュージシャンに支払われるべきだ」と主張した。

しかしBraggが、音楽をアップロードしたのがミュージシャン自身(とそのレーベル)であり、彼らは(もちろん無料でBeboの数千万人の音楽愛好家にアクセスしてプロモーションができたことを除いて)いかなる報酬も得られないことをあらかじめ十分承知していたという事実を、巧みに素通りしていることは見逃せない。

Braggの議論は、Beboの成功はサイト内でストリーミング配信された音楽に支えられていると考えるところから出発している。「Bebo.comに作品を投稿したミュージシャンは、スタートアップ企業の投資家となんら変わることがない。…事業が巨大な利益をもたらしたいま、彼らがその配当に与るのは当然だ。

Braggはさらに、Beboの成功に自分が直接貢献していたと主張する。

Birch氏は、私がアーチストに対するBeboの態度に影響を与えたと認めている。彼とは2年前、私がMySpaceの所有権条項について批判をした後で会ったことがある。私は、このサイトが正規に契約を結ばないままオリジナル曲を投稿したミュージシャンの著作者人格権を収奪しているのではないかという懸念を持っていた。私の主張の結果、MySpaceは契約と条件を変更し、サイトに投稿された全てのコンテンツ素材に関する権利はすべて著作権者に帰属することを明記するようになった。

数週間後、Birch氏が私の自宅を訪ねてきた。音楽のホスティングで彼の事業を拡大させたいので、ミュージシャンが作品に対する権利を失う心配をせずにオリジナルソングを投稿できる、アーチスト中心の環境をつくるにはどうしたらよいか、アドバイスを求めた。私との話し合いの後、Birch氏はメディアに対し、Beboをアーチストのために働き、アーチストの利益を何よりも優先するサイトにしたいと語った。

Braggは、主として(1) ソーシャルネットワークは著作権を侵害しつつ曲をダウンロードする人々と同じくらい音楽セールスを減少させるのにあずかって責任があり、(2)曲のマーケティングに協力しているのだからソーシャルネットワークはミュージシャンに恩恵を与えているのだという議論は不当だ、と主張しようとしている。

この主張はどちらもにもBitTorrent(ファイル共有ソフト)のストリームを楽に通せるほどの大きな穴がある。

ソーシャルネットワークは、音楽セールスの落ち込みとは断じて無関係だ。録音された音楽が限界費用ゼロで複製可能であるという事実が、音楽セールスの減少の原因なのである。嫌悪しようと歓迎しようと、動かしているのは単純な経済原理だ。

それに、ソーシャルネットワークがアーチストに無償でマーケティングを提供しているという議論は不当とはいえない。それどころか、実際にはまったく正しい。Braggはラジオ放送局が、明らかにアーチストに無償のマーケティングを提供しているにもかかわらず、同時に対してロイヤリティを支払っている、と述べている。

まずこの議論はまったく事実として間違っている。アメリカでは、放送に伴う著作権料はラジオ放送局からソングライターに支払われるのであってアーチストに支払われるわけではない(年間$450M=4億5,000万ドルになる)。他方で、アメリカ以外の世界の大部分では、アーチストにもロイヤリティが支払われる。しかし、ラジオ産業を分析してみてもっと面白いことは、音楽レーベルやミュージシャンのほうが金を払って曲を放送してもらいたいと切望していることだ。Payola〔DJなどに金を払って曲を流してもらうこと〕は現在非合法だが、この種の行為はほぼ確実に続いている。2005年に、当時ニューヨーク州の司法長官だったEliot Spitzer〔コールガール・スキャンダルで辞任した前州知事〕は、payola関係の犯罪を摘発している。

録音された音楽は、アーチストの認知を高めるためのマーケティング素材でしかない。音楽をリスナーに届けるウェブサイトはアーチストの利益に貢献している。実際、それはアーチストが現在(将来)報酬を得ることができるように手助けをしている。若いアーチストやソングライターはとくにこうしたサービスの受益者である。つい2,3年前までは、レーベルがプロモーションしてくれなければメインストリームに登場する手段は皆無に近かった。ところがこの壁がSNSによって崩されたことについてBraggは厚かまししくも不平を言っている。

私はBraggがこの記事を書いた動機は、かつて会ったことがあるBeboの共同ファウンダーMichael Birchが、途方もない成功を収めたことに対する嫉妬だろうと思う。上に引用したパラグラフで、Beboのビジネスモデルの確立に自分が貢献したと我田引水的に語っているあたり、その点に関する彼の焦慮を露呈している。BraggはBeboの8億5千万ドルの売却代金とはまったく何の関係もない。それ以外にも彼がこの記事に書いたことは、全てどうしようもなく間違っている。

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(翻訳:Namekawa, U)

Bebo買収に$850Mは払い過ぎ? AOL経営陣から疑問の声
by Erick Schonfeld on 2008年3月21日

先週$850M(8億5000万ドル)でAOLがBeboを買収した際、CEOのRandy Falco とCOO Ron Grantは必ずやソーシャルネットワークがAOLをネガティブスパイラルから救ってくれるだろう、と自信満々だった。ソーシャルネットワークは今や一番のページビュー稼ぎの場。AOLのIMをAim Pages経由で一つにまとめる自社努力も初っ端からコケていた。一方、Beboは2月期ユニークビジター数2290万人、ページビュー103億件(ともにcomScore統計)で成長軌道にありながら、売却先を探していた。 AOLは広告ネットワークに変貌を遂げたがっているが、それでも広告は自社の抱えるページに出稿した方がマージンはずっと高く取れる。ビジネスの公式はシンプルなものだった。「ユニークビジター X ページビュー = 広告インベントリ」。何よりソーシャルネットワークがWebの未来形なら、AOLもひとつ抱えておく必要があった。

ただ、Beboは相手として正しかったのか? ひょっとしてAOLは払い過ぎたのではないだろうか? -そんな疑問の声が、Falco(CEO)とGrant(FOO)の下で働く他のAOL経営陣から出ているようだ。Silicon Alley Insiderが伝えた。現場でAOLの経営を動かす上級幹部たち(買収はトップシークレットで彼らに何の相談もなかった、と記事にはある)の懸念には以下のようなものがある。:ソーシャルネットワークに広告を出稿して儲けるという展開全体の難しさ(これはグーグルの[MySpaceで赤を出し目標を達成できなかった]先の四半期報告を見ても分かる)、「Beboトラフィック成長が横ばいになったこと」(以下チャート参照)、Beboのバラ色過ぎる収益予想(実際の3倍だった可能性も)、Bebo社内で最も才能ある人材を失う可能性(ファウンダーたちは既に会社を去った)。

僕も自分の情報源に取材して独自に健康診断をやってみたが、どうやらBeboが一番に売却したかった相手はAOLではないようだ。元々は$1B(10億ドル)を上回るバリュエーションを目指していた。ところが後に地盤沈下が始まり、AOLの$850M(8億5000万ドル)の提示額が急に素晴らしく見え出した。AOLはとにかく買いたくて必死だった。 AOLはバーゲン価格でBeboを買ったわけだが、それでもまだ、払い過ぎた嫌いは否めない。Hi5やFriendsterのような世界規模のソーシャルネットワークに比べ、Beboの成長は上げどまりの横ばいに実際なっている。ソーシャルネットワークは沢山のPVを引き寄せる場だが、それはまだ(広告出稿の)価値あるページではないのだ。

しかし、真っ暗闇の雲のふちにも銀色に輝く希望の光はある。AOLが抱えるターゲット広告のアセット(Advertising.com、Quigo、Platform A)。これを活用することでAOLがBeboの広告インベントリから利益をあげることができたら、それは世人をアッと驚かす成果になる。Platform Aにとっては特に望ましいことで、仮にBeboで成功したら他のソーシャルネットワークからも更に多くの広告事業が取れるだろう(その前にニューヨーク州がターゲット広告を非合法化しなければの話だが)。

実現の可能性は大きくないが、AOL社員だって毎朝会社行って働き続けるには、ほんのわずかでもいいから希望が要るだろう(そのために僕も出来る限りのことはする)。

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(翻訳:satomi)

AOLが英国の人気SNS「Bebo」を$850Mで買収
by Michael Arrington on 2008年3月14日

言った通りじゃないか…と言うつもりはないけれど、言った通りじゃないか

AOLがソーシャルネットワーキングサイト「Bebo」を$850M(8億5000万ドル)のキャッシュで買収した

AOLのCEO Randy Falco(写真左)が今朝(米国時間3/13)全AOL社員に報告のメールを流した。Allen Sternが拾ったプレスコールのライブ抄録はこちら

この買収のことは先月(タームシートに両社が初めてサインしたという話を聞いた時)当ブログでも紹介したが、この数週間で誰が買収するかという部分で情報が錯綜し、最初お伝えした話は単に立ち消えになっていた(結局今朝の今朝まで2社は激しく交渉を続けていたようだ)。AOLとBeboの合併交渉は2007年9月から続いている。

投資銀行Allen & Co.は随分前からBeboの買い手を探してきた。われわれの情報源複数が言うには同社の買収を検討し見送った買い手候補は多く、News Corp.、マイクロソフト、グーグルも入っている。Yahooも随分長く検討した可能性もあるが、このところの騒動で大型買収どころではなくなったのかもしれない。

今朝の電話記者会見でAOLが明らかにしたところでは、AOLの意図はAIMとICQを正当なソーシャルネットワークと抱き合わせることにある。ハイレベルには、AOLはそのSNS推進戦略の多くをAIM周辺を土台に構築している。Beboの中にレイヤーを作ることで一般利用者も同期・非同期の両コミュニケーションが可能になる。その目指すところ一般利用者の自己表現および既存の交友関係拡大の両方を実現すること。AIM利用者は友だちリストに平均100人抱えているという。Beboのプラットフォームがあれば、こうしたAIM利用者もメディアの共有・配信が可能になる。

AOLはPlatform Aという広告プラットフォームについても説明した。これは大手ブランド広告とパフォーマンスを融合できるもの。Beboのページビューをもってすれば大手ブランドを引き寄せ、広告成果が追跡できるところまで規模拡大も図れるだろう。

Bebo現プレジデントJoanna Shields(写真中)はAOLプレジデントRon Grant (写真右)の直属の部下として、引き続きBeboの経営を率いることに。Bebo共同ファウンダーのMichael BirchとXochi Birchは明らかに、間もなくこのスタートアップを去る。 これは聞いた噂だが、だいぶ前からShieldsが同社経営の実権を握っていた。Beboは2005年創業。

Beboは英国内(同社最大の市場)ではFacebookに次いで第2位のソーシャルネットワークで、最近のComscoreの統計ではユニークビジター数2200万人、ページビュー110億件という現況だ。AOLが記者会見で明らかにしたところによると、Bebo利用者のサイト滞留時間は1日平均40分。同社の発表ではユーザー数は4000万人を数える。

合併成立までには今後、米・EUの反トラスト法の規制をクリアしなくてはならない。Beboの資金調達ラウンドは2006年5月、Balderton Capital(元Benchmark Capital Europe)から$15M(1500万ドル)調達した、それ一度きりだ。

因みにあんな買収の噂が出回ったにも関わらず、AOLは傍目にも大変な努力を払って、ダイアルアップのブロードバンド接続プロバイダから競争の戦力を備えた企業へと脱皮しようとしている。上記のAIMをオープンにする話も、その一つの表れ。AOLは真にイノベーティブな新製品リリースしているし、この1年かそこらは小規模な戦略的買収もたくさん行っている。今後もたくさん続くことは間違いない。

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(翻訳:satomi)

オンラインバーの「Fubar」、300万%の急成長―CompeteからSNS統計発表
by Duncan Riley on 2008年3月9日

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SNSのトラフィックに関する新しい数字がCompeteから発表された。それによると「最初のオンラインバーとハッピーアワー」と銘打ったFubarが、もっとも急成長したSNSとなっている。2008年2月までの12ヵ月間で3,272,217%もトラフィックが伸びて、一躍トップ20の14位に躍り出た(表を参照)。

年々成長が落ちていたMySpaceは、なんとか1%減で食い止めたが、Facebookの77%増とは対照的。 その他の急成長サービスは、Ningが4803%(こっそりと20位にすべり込んだ)、Twitterが4368%。

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(翻訳:Namekawa, U)

SNS国際競争が加熱。注目株はHi5、Friendster、Imeem
by Erick Schonfeld on 2008年2月28日

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SNSの国際競争ではMySpaceとFacebookが頭ひとつの差でトップ争いの最中。comScoreによると2008年1月現在世界最大のSNSは依然としてMySpaceのユニークビジター1億900万人だが、Facebookも同1億100万人で、あと1歩のところまで追い詰めている(ただしFacebookは米国内のデータでは成長鈍化のサインが見られた)。

MySpaceとFacebookがどこまでも首位レースを続ける中、第2集団ではちょっと面白い動きも。全力疾走の短距離走者、転げるように歩く選手も混じっていて注目に値する。

第2集団のメンバー(Hi5、Freindster、Orkut、Bebo、Imeem)は全員、世界ユニークビジター数では先頭メンバーの大体3分の1から4分の1といったサイズなので、上のグラフでは各社のパフォーマンスだけ抜いてみた(第1位MySpaceと第2位Facebookを入れると見づらいので)。

1月の統計を見ると、第3位Hi5(赤)と第4位Friendster(青)が、安定したペースを維持したグーグルのOrkut(第5位、緑)、第6位Bebo(黄)との差を引き離しビョンと伸びている。後ろからぐんぐん追い上げているのが第7位Imeem(紫)で、ここは第8位Multiply(グラフ圏外)を追い抜いた。

以下チャートは上位6社の統計だ。—ここに入ってないImeemは2008年1月の世界ビジター数が1780万人、年率477%の成長となっている(Multiplyも前年比203%増の順調な伸びを見せ同1760万人に達した)。

Hi5とFriendsterでは、国際市場での成長が試合プランの主要なパートを占める。例えばFriendsterなんて米国内ではすっかりみんなのレーダー圏外に脱落という感じで忘れ去られているが、これが今やアジア最大のソーシャルネットワークなのだ。 Friendster利用者の多い国トップ5はフィリピン、インドネシア、マレーシア、米国(居残り組とアジア系の加入が増えた分だろう)、シンガポールとある。

Friendsterはアジア現地ポップシンガーのファンのためにプロフィール専用ページを開設し、9月以降新たに4ヶ国語版(中国語、日本語、韓国語、スペイン語)をオープン。サイト向けに開発者がアプリを作成できるようにして成長をキープした。

Beboは$1B(10億ドル)で売れたという噂なので、じゃあ、FriendsterとHi5はそれ以上の価値で売れるのかというと、そうとは限らなくて、売却相場は実際のメンバー構成、クリックスルー率、他の金融要因によって決まるところがある。えてして広告主は宣伝キャンペーンはエリア別に対象を絞りたがるものだ。日・米・欧より一人当たりの購買力が低い人口が対象の広告には広告料も出し渋る。つまり、メンバー全てが広告主にとって等価とは限らないし、従って企業買収の買い手にとってもそれは同じことが言える。とは言え米国内ではそろそろSNSが飽和に達してきているので、成長を維持するにはみんな国外に目を向けるしかないのである。

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(翻訳:satomi)

Sonico―皆さんが聞いたことがないSNSの中でたぶん最大
by Duncan Riley on 2008年2月18日

sonico.jpgスペイン語のSNS、Sonico のことは、皆さんが今日までご存じなかったSNSの中でたぶん最大のサイトだ。知らなくて無理はない。私がこの記事を書いている時点で、GoogleNewsにはヒットがゼロだった。

ブエノスアイレスに本拠を置くFNBoxが運営するSonicoは、2007年8月にローンチされたが、学校や職場のコミュニティを対象に、メッセージボード、プロフィール、ネットワークをミックスしたSNSだ。何の変哲もないと思われるだろう―そのユーザー数を見るまでは。

sonicocomp.jpgいまや8M(800万)人の登録ユーザーを擁し、最近(南米の残りの部分をカバーするために)ポルトガル語版も立ち上げた。Alexaによればこのサイトは現在167位にランクされ、コロンビア、エルサルバドル、パラグアイ、グアテマラ、ニカラグア、ペルー、ホンジュラス、パナマ、チリ、ヴェネズエラ、ドミニカ共和国、アルゼンチン、キューバおよびメキシコで上位50位内にランクされている。全世界の数字はcomScoreが発表しているだけで、まだ2線級の代表的なSNSの下にランクされているが、スタート6ヵ月としては驚くほど好調だ。

いま南米市場を狙うのが流行っており、MySpaceやFacebookではスペイン語版の提供を始めている。Wambaなどの小規模なサイトもオンラインのユーザー数が拡大しつつあるこの大陸に足掛かりを得ようとしている。グーグルのOrkutはすでにブラジルで大きく成長、Hi5も地元で人気がある。もし現在の成長が続けば、Sonicoも注目されるサイトとなるだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)

英国の大手SNS「Bebo」がモバイル対応に
by Mike Butcher on 2008年2月14日

買収交渉中と噂の英国第2位のSNS「Bebo」が本日(米国時間2/13)業務提携を結び、これからは4000万人を超えるBebo利用会員も携帯でコンテンツの制作・共有が可能となる(ソース:TechCrunch UK)。

Bebo携帯対応版に新クライアントアプリを提供するのはIntercastingという会社。ここはソーシャルサイト向けに使えるAnthemというプロダクトを抱えている。 Beboはイギリス国内で電話会社Orangeと既に提携済みだが、さらにT-mobileとも配信契約を結んだことを昨日明らかにした。因みにアイルランドにおけるBeboの現業務提携先はO2。

ハンドセット専用のクライアントアプリがあると、携帯カメラやSIMカードに入ってる連絡先の情報もずっとうまく取り込めるようになる。そのため、この分野は今や急速にモバイル対応のSNSにおける激戦区になりつつある。

昨日はこのほかにもヤフーが自社ソフトのoneConnectを使って、SNS連絡先も携帯電話のアドレス帳に自動的に組み込めるようになったと語ったほか、オランダのスタートアップ「ZYB」(Mobile Crunchの関連記事←翻訳段階ではリンク切れ)もSyncMLを使ってPlaxo風の手法でほかのZYBユーザーと連絡先の同期がとれる「Social Phonebook」をローンチしている。

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(翻訳:satomi)

噂:Googleが、Beboを$1B~$1.5Bで買収か? それともMySpaceが?
by Erick Schonfeld on 2008年2月7日

未確認ながら、GoogleまたはMySpaceのどちらかが、$1B~$1.5B(10~15億ドル)の大型ソーシャルサービス買収を発表するという噂が出回っている。いくつか業界筋をあたった結果、われわれはこの噂は真実であり、最も可能性の高い候補はBeboだという結論に達した。Beboは最近自らを再度売りに出していたという。この噂をわれわれは50%の確度で正しいと考えている。

実は、Beboをめぐっては、買収のターゲットになりながらも結局デマだったり、まとまらなかったという、長い噂の歴史がある。最後が2007年5月にYahooが$1B(10億ドル)で買いたがっていたというもの。昨年夏(私がここで働くようになる前)のTechCrunchパーティーで、BeboのCEO Michael Birchが、Yahooの提案話は完全なガセで、初めて知ったのは父親が記事を見て電話をかけてきたときだった、と私に話していた。昨晩Birchにこの最新の噂について聞いてみたところ、ノーコメントだった。

買い手候補で競り合う可能性のあるところについて筋道を立てて考えてみよう。Googleが、MicrosoftのYahooへの提案の直後にこの規模の買収をすれば、ライバルがためらっているのを尻目に、Googleがいかに早く動けるかが示される。さらには、Googleか一番恐れているのがMicrosoft-Yahoo合体ではなく、紅顔の成り上がりFacebookの迫り来る脅威の方だということも示すことになる。

GoogleはすでにOrkutを持っていて、これは世界最大級のソーシャルネットワークで特に南米に強いが、米国内では今ひとつだ。Beboも世界を股にかけているが、強いのは英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏。comScoreによると、Beboは2007年12月のユニークビジター数が世界で2100万、米国で400万だ。Orkutは世界で2500万ユニークビジター。したがって、Googleはアクティブメンバー数でいけば、ソーシャルネットワーク市場シェアをほぼ2倍にできる。そして、強力な英語圏ソーシャルネットワークとしてここアメリカでFacebookへの挑戦をスタートできる。

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BeboはすでにGoogleのOpenSocialプラットフォームに参加しているが、さらにFacebookによるライバルプラットフォームもサポートしている。BeboのFacebook対応の努力は、Googleの一部になった途端に潰されるに違いない。それでも、Googleの最近の収益低下の理由のひとつが、MySpaceでの広告が期待通りにいかないことにあることを考えれば、投資家たちはGoogleがソーシャルネットワークに力を注ぐことに期待しているとは限らない。どうでもいい気晴らしか。

それでは、MySpace/News Corp.陣営はどうだろう。Beboを欲しがる理由はあるのか。MySpaceの世界1億700万人のユニークユーザー数の前では、他のどんなソーシャルネットワークも影が薄い。しかし、Beboは世界市場拡大でならMySpaceに貢献できる。特に英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドといったMySpaceが弱い国々で。世界市場のそれぞれでナンバー1の地位を維持することは、支配するためのカギだ。

もうひとつ、MySpaceに対してテクノロジーにも出番がある。MySpaceとBeboはどちらもOpenSocialを採用して外部デベロッパーにソーシャルネットワーク用アプリを作ってもらおうとしているので、相互運用面でも意味がある。しかし、もっと重要なのは、Beboがサイトをごちゃごちゃさせることなく、うまいこと最新機能を追加していることだ。MySpaceはこのDNAとシリコンバレーでの存在感を生かして、技術レベルを強化できるだろう。10億ドルで自社サイトの将来が万全になるのなら、高い買い物ではない

Beboをどこが買うべきか?
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CrunchBase:Bebo

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(翻訳:Nob Takahashi)

MySpaceの児童保護対策がFacebook、Bebo、Googleに与える影響
by Erick Schonfeld on 2008年1月15日

今日(米国時間1/14)MySpaceとほぼ全州の検事総長との間で取り交わされた性的犯罪者対策強化についての合意が、他のソーシャルネットワークに波及効果を及ぼすことは間違いない。この領域で遅れを取ったと思われていいソーシャルネットワークなど存在しない。突如として現われたこの業界水準に追いつくためには、どんなことでもするはずだ。

実際、MySpaceの合意について今日オリジナルのエントリを書いて間もなく、以下の声明をFacebookから受け取った:

Facebookはこれまで常にリアル世界での交友関係に基づきユーザーの個人情報へのアクセスを制限することにより性的犯罪者に厳しい態度をとってきた。ニューヨーク州検事総長とのパートナーシップの延長上として、国内全州の検事総長、法執行機関との関係を継続し、若年者を歯牙にかけるものたちの手から(ユーザーを)安全に保護することに尽力する。今後も、オンライン上で未成年の安全を守るため、さらなる展開とストラテジーの実施に各州と喜んで協力していくつもりだ。

FacebookだけでなくBeboやGoogleも、性的犯罪者と闘うために必要なことなら何でもするはずなので、それを念頭に置いた上でここでは若年層保護に関しFacebook、Bebo、Orkut(つまりGoogle)がMySpaceに遅れをとっている点、MySpaceに追いつくため各社が資金を投入すべきポイントを見てみよう。

Update: 不明瞭な箇所・事実誤認に関しFacebookから訂正が入ったので書き加えた。斜体字がそれ。:

1. 画像・動画のレビュー(内容審査)

MySpaceは積極的に内容審査を行い、性的に不適切なポルノ画像・動画を洗い出している。手動で全画像に目を通し、掲載禁止と判断した画像にはデジタル透かしを入れ二度とアップロードできないようにしている。

FacebookとBeboは、ユーザーから不適切とレポートを受けた画像・動画だけを掲載禁止にしている。Orkutはそれさえも行っていない。

Facebookでは動画審査を自動化技術で行っているが、不適切コンテンツを迅速に削除する部分に関してはユーザーからのレポートが極めて有効に機能することが分かっている。―これは画像も動画も同じだ。また、レポートには前から必ずリンクを記入してもらっているが、これはMySpaceが今回の合意で初めて追加を余儀なくされた部分。

2. グループのレビュー

MySpaceではグループ掲示板に性的犯罪に繋がるコンテンツがないか目を光らせ監視している。FacebookとBeboはユーザーから通報の入った件のみ取り締まっている。Orkutではグループ掲示板は監視対象外。

Facebookでは不適切な名前・テーマを監視するアルゴリズム、不適切表現を摘み取るテクニカル・ツールを各種備えている。

3. 性犯罪者データベース

MySpaceでは性犯罪者登録データベースの開発を支援し、資金面も援助した。登録済み性犯罪者のメンバーアカウントは自動的に削除している。

Facebook、Bebo、Orkutでは登録済み性犯罪者のアカウントを自動的に削除する規定はない。

Facebookは性犯罪で前科のある者は削除するポリシー。1年近く前には州公式データベースとリアルタイムで照合を行う提案を検事総長に行っている。

4. 年齢制限の徹底

MySpaceは未成年のユーザーをアルゴリズムを用いて検索し、アカウントを削除している。

FacebookとBeboは未成年者のアカウント削除措置に反対の立場。Orkutでは年齢制限を強制的に徹底するしくみがない。

年齢照合については、18歳未満のユーザーに所属高校のネットワークを明確に示すよう義務付けている。また、Facebookでは13歳未満の誕生日で利用サインアップを試みた相手のブラウザには、サイトへのアクセスをブロックするクッキーを埋めている。

5. 若年層が対象の「友だち」保護

MySpaceでは年長者が未成年者に連絡をとる場合、必ず未成年者のメールアドレスとフルネームの両方を知らないとできない。

Facebook、Bebo、Orkutでは誰でもお互い「友だち」になることができる。

Facebookでは18歳未満のプロフィールは学校以外のネットワークで表示されないよう隔離している。ネットワーク内でも18歳未満の人にしか見えないよう閲覧制限をデフォルトで設けているほか、閲覧制限・検索制限をさらに強化するセッティングも用意している。

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(翻訳:Nobuko Fujieda/Nob Takahashi/satomi)

Beboのプラットフォーム、全てのデベロッパーに開放
by Mark Hendrickson on 2008年1月12日

約1月前、SNSのBeboデベロッパー向けプラットフォームを発表した。というか、Facebookのデベロッパー向けプラットフォームのクローンを発表した。Facebookのプラットフォームをデッドコピーすればデベロッパーはアプリケーションを作るのに新しいプラットフォームを学習しないですむ、という狙いだ。(ただしBeboのプラットフォームへFacebookアプリを移植するには多少の手直しが必要)。

ただし当初はBeboはこのプラットフォームを40組のパートナーだけに限定して公開、他のFacebookデベロッパーは蚊帳の外でじらされていた。しかし今日(米国時間1/10)、Beboは全てのデベロッパーにプラットフォームを公開すると発表した。

ここにに現在のBeboアプリの一覧がある。このプラットフォームについての詳しい情報は、developer.bebo.comを参照。

Crunchbase Bebo

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(翻訳:Namekawa, U)

ClipSyndicateの動画が現在Truveo、Bebo、Magnify、Lingospotで利用可能に
by Erick Schonfeld on 2008年1月10日

ClipSyndicateと呼ばれるサービスを通じて、TVの地方局ニュースの動画クリップが、ウェブでも利用可能になりつつある。ClipSyndicateサービスはこれまで一年以上の間ベータ段階にある。同サービスはニューヨーク市に拠点を置くスタートアップ企業Critical Mediaのもので、アーカイブにはニュースクリップ200,000以上が収められ、またABC、NBC、CBS、Foxなどの200程度の地方局からのもの、それにBloomberg TV、AP、UPI、New York Timesなどによる動画を毎日1,000程度追加し続けている。ベータ参加しているのはMilitary.com、Construction.com、PetHealthFocus.comなどニッチウェブサイトおよそ350。そしてこれらを合わせると月間最大200万に及ぶClipSyndicate動画が提供されるという。

lingo-2.png現在、ClipSyndicateはAOLのTruveoや、その他のMagnify以前にここでお伝えした)やLingospotなどの動画サイトにAPIを公開している。例えばTruveoの場合、通常の動画検索結果にClipSyndicateの動画が含まれ、埋め込まれているClipSyndicate playerで再生される、といった具合。このMagnifyのBarack Obamaページでは、ClipSyndicate動画の「オバマニュース」が表示される。そして、検索結果部分にマウスを重ねるとテキスト中に検索結果の吹き出しが表示されるLingospot(左記参照)では、吹き出し中にClipSyndicate動画を表示可能だ。また、Beboでは、ClipSyndicate動画を発見できるようになっている。もっとも、かなり苦心して探すことになるだろう。というのも同ソーシャルネットワーキングサイトとの間に正式な契約はまだ結ばれていないからだ。

一部の動画のエンターテイメントとしての価値を感覚的につかんでもらうために、サンプルを置いておこう。青ざめた皮膚を持つ男性が、彼の現状により理解のある人たちを求めてカリフォルニアに引っ越すというニュースをオレゴンのテレビ局が伝えているニュースクリップだ。

ClipSyndicateは、動画と共に広告を提供しており、その売り上げ配分は次のとおり。コンテンツプロデューサー30%(例:ローカルTV局など)、APIパートナーあるいは動画が表示されたウェブサイト20%、そしてClipSyndicateに50%(ベータ参加とAPI利用は招待限定だが、同社では第1四半期終わりまでに一般公開を計画している)。yummy-chummy.pngCritical MediaのCEO Sean Morganは、彼の販売方法による動画広告のCPMは$50ドル、一方、広告ネットワークにより配信が設定されているものは$8ドルから$12ドルと言う。これはターゲット層を非常に絞り込んだサイトで広告が表示されるため。例えば、PetsHealthFocusに表示されているThink Yummy Chummy広告など。同氏にとってうまみのある広告スポットは、住宅ローン、ペットと動物、それに健康関連のサイト、また、各種サイトの広告ネットワークで配信される広告のクリックスルー率がおよそ0.25%であるのに対し、同社による画像を利用したバナー広告のクリックスルー率は3%に近いとも述べた。

彼が最もわくわくしているのは動画によるブランド広告と検索による特定性を融合することだ。例えば、TruveoでAPIを通じて検索条件を引き渡することで、実際の動画の内容に加えてどのようなタイプの広告を表示するかについて知ることができる。ClipSyndicateのビジネスモデルが発展するにつれ、動画におけるロングテールで実際に利益をあげることが可能かどうかが分かるだろう(もっとも、ここで対象となる動画はプロ級のもので、ウェブ上で見かけるユーザー生成動画に比べるとレベルの高い仕上がりとなっている)。

CrunchBase:ClipSyndicateMagnify.net Truveo

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

Bebo、「Open Application Platform」を作ってFacebook アプリを取り込む
by Mark Hendrickson on 2007年12月13日

GoogleがOpenSocialを開発した狙いは、ソーシャルネットワーク用のアプリケーションのデベロッパーが、プラットフォームごとにプログラムを書き直さなくてもよくすることだった。Beboをはじめ、独自の開発プラットフォームを持たないいくつかのソーシャルネットワークは、これをFacebookがプラットフォーム先駆者として独占するソーシャルアプリケーションの動きに参加するチャンスと促え、即座にOpenSocialを採用した。

しかし、OpenSocialは出遅れていた。Googleのソリューションがアナウンスされる前から、Facebookには何千というアプリケーションが作られていて、OpenSocialがそれなりの数のソーシャルネットワークで実装されるのはまだ先のことだ(まだメジャーデビューは無理)。そういうわけで、手持ちのアプリケーションをFacebook以外にも広めようというデベロッパーにとって、他のソーシャルネットワーク用にアプリケーションを再設計することが避けられなくなってきた。

でも本当にそうだろうか。Bebo、このアメリカで(水をあけられた)第3位にいるソーシャルネットワークが力になるなら話は変わってくる。

本日(米国時間12/12)Beboは、新プラットフォーム「Open Application Platform」を発表する。ただし、これは本当の意味で「新」ではない。むしろ、Facebookの独自プラットフォームのクローンのようなものだ。つまり、Facebookのプラットフォームと機能も構造もほとんど同等のプラットフォームを作ることによって、Facebook用に作ったアプリケーションを、コードをほとんどあるいは全く修正せずに、Beboにも簡単に展開できるようにするという考えだ。

Beboの新プラットフォームにはSNQLとSMNLなるもの(それぞれSocial Networking Query Language、Social Networking Markup Language)があるが、どちらも、わずかな違いはあるもののFacebookのFQLとFBMLに対応している。CEOのMichael Birchによると、同社はこのよく似た言語を、5カ月にわたってFacebook自身と連絡を取りながら開発しているという。Facebookは、Beboがこのプラットフォームを実質的に移植するという作業に協力していることになる。

Beboのプラットフォームは、前からFacebookのプラットフォームに通じていたわけではないので、まだFacebookのプラットフォームと完全に同じになったわけではない(今後もFacebookに合わせていくためには継続した努力が必要)。それでもBeboによると、SNQLとSNMLではなく、FQLやFBML自体で書かれたアプリケーションでさえ、Beboで動くはずだという。このエミュレーションがどこまでできるのか見てみるしかない。

ローンチパートナー40社(計50アプリケーション)が、今晩「新」プラットフォームでデビューするが、他のデベロッパーにプラットフォームが開放されるのは何週間か後になる。Beboのローンチパートナー選別の基準は多様性、ということで大規模や小規模のいろいろなタイプのアプリケーションを選んだという。一般公開するまでは、各社ともこのプラットフォーム用に開発できるアプリケーションは2つまでに制限されている。参加しているデベロッパーにはAstrology.com、Flixster、iLike、RockYou、Flixster、Mesmo TV、Gap、Slide、Yahooらがいる。

アプリケーションの一覧表では、「トップランク」「最新」「アルファベット昇順」「アルファベット降順」のいずれかで並べ替えることができる。トップランクのページでは、ユーザーが付けた5つ星ランク順で表示される。最新アプリのページには、Beboで最新のアプリが表示される。あとの2つは、アルファベット順と逆順で表示される。アプリをキーワード検索することもできるほか、「ビジネス」「ゲーム」「音楽」「旅行」などのカテゴリーで見ることもできる。

どのアプリケーションにも、通常のユーザープロフィールと同じ機能のプロフィールを作ることができ、スキンも使える。このアプリケーションプロフィールには、他のアプリケーションのインスタンスをインストールすることもできる。また、スキン(GapとかNBCブランドにすることもできる)はユーザーがコピーして自分のページで使うこともできるので、アプリケーションを通じてブランドのアイデンティティーをバイラルに広める役目を果す。

同じアプリケーションをFacebookとBeboの両方に配布できるようになると、両者がリンクする可能性もでてくる。例えば、FacebookでBunchballのNitroゲームのアプリを使っているユーザーが、同じゲームをプレイしているBeboユーザーと対戦することも可能だ。

忘れてはならないのが、BeboはOpenSocialを捨てたわけではなく、両方のプラットフォームを並行してサポートするということだ。Beboの賭けは、Facebookのプラットフォームが、Googleの力をもってしても消えることはなく、Facebook用のアプリ開発に多大な労力を割いたきたデベロッパーたちと仲良くするのが得策だということなのだろう。もしBeboがこれをうまくやったとなれば、ある意味でOpenSocialはなくてもいいことになる。そして、他のソーシャルネットワークが同じ戦法をとれば、遍在するFacebookの独自プラットフォームの前に、OpenSocialのミッションも危いものになるもしれない。

こうした状勢の中、あまたのソーシャルネットワークが自分のプラットフォームをFacebookに合わせようと格闘することは考えにくい。FacebookがBeboの意向についてかなり前から知っていたことや、押し寄せるOpenSocialの波によって自社の独自路線が取り残される危機に面していることを考えると、Facebookが自社プラットフォームを標準化して、他のネットワークが採用しやすくしようと動くことは十分にあり得る話だ。今日のBeboの発表は、氷山の一角にすぎない。そして、これもまたソーシャルネットワーキングのデベロッパーの世界に大した影響を与えることもない、ただの実験になってしまうというのも、またあり得ることだ。

ひと月ほど前に、Beboのプラットフォームに関する最初の取り組みであるOpen Mediaプラットフォームが、メディア企業に対してネットワークを開放したことについてのわらわれの記事も見てほしい。

アップデート: Beboは、プロフィールページでFlashアプリケーションを動かせるようにする予定。ただし、ページが開く際に音楽をオートプレイするFlashアプレットは1つしか指定できない。どのFlashアプレットも、ビデオ再生などの音楽以外の方法でオートプレイすることは可能。これは、ユーザーにはできるだけ豊かに自分を表現してほしい一方、行き過ぎないようにしたい、という趣旨だ。CEO Michael BirchはBeboについて、FacebookのMySpaceの中間に位置して、両者の良い部分を合わせ持つものだと説明している。Facebookの利便性とMySpaceの自己表現能力だ。

さらにBirchは、いずれはユーザーがページに「タブ」を作れるようにするという。当初はプロフィールの2ページ目に山のようにアプリケーションを突っ込むことになるが、いずれアプリケーションのグループごとに好きな名前のタブをいくつでも作れるようになる(ゲーム関係のアプリケーションは全部「ゲーム」タブに入れる、など)。Facebookのプラットフォームと同じく、デベロッパーは自身のプロフィールページに広告を表示することかできない。

アップデート 2:  Facebookは、自社のプラットフォームを他のソーシャルネットワークが使用することについて正式にサポートすることを明らかにし、「われわれは、Facebookのプラットフォームのメソッドやタグを、他のプラットフォープにライセンンスするつもりもある」と述べている。

Bebo
Facebook

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(翻訳:Nob Takahashi)

Bebo、強気のビデオ進出
by Erick Schonfeld on 2007年11月14日

bebo-logo.pngBeboがYouTubeに(そしてHuluにも)戦いを挑む。今日(米国時間11/13)、自社のソーシャルネットワークを、そのメンバーにアクセスしたいビデオパートナーらに向けて公開した。ローンチのパートナーは、CBS、MTV Networks、ESPN、BBC、Channel Four、BSkyB(Beboは英国で非常に人気がある)、Nex New Networks、Crackle、Ustream、Last.fm、JibJabら。Beboはメンバーをサイトの外には出さない。

アップデート: Bebo CEO Michael Birchからのメールで、メディアパートナーとの関係や、どんなことをやろうとしているかが明確になった)

プレーヤー本体やスキン、プレロール、ポストロールなど、プレーヤーに関わるあらゆる広告はパートナーが管理する。ページ上で、これとは別の広告をわれわれが管理することはあり得る。

われわれの狙いは、メディア会社と配信プラットホームとの関係全体をシンプルにすること。Beboが質の高い合法的コンテンツを持つことは、Beboにもユーザーにとっても価値のあることだ。さらに、コンテンツのオーナーにとっても、コンテンツと広告両方をコントロールして、その後の収益も手に入るというのは、明確な価値といえる。われわれは、サードパーティーと延々交渉をしなくても済むように、ドアを開放してコンテンツオーナーであれば大小にかかわらず、何も考えなくてもいいようにした。

 さらに、BeboがYouTubeやHuluに対して、どんなポジションを取るつもりかについて。

YouTubeとHuluがBeboと違うのは、Beboがフル装備のソーシャルネットワークに、良いコンテンツを配るためのバイラルなプラットホームを組み合わせているところで、このコンテンツはYouTubeやHuluのものかもしれない、というところ。YouTubeとHuluにもコミュニティ的な機能はあるが、中心はソーシャルネットワークではない。われわれのソーシャルネットワークは、みんなが毎日やって来ては、友だちと話をしたりしながら、新しいコンテンツを共有したり見つけたり場だ。例えば、私が見ているTVの新番組のほとんどは、友人から薦められたものだ。Beboは、この発見の過程をシンプルにして自動化したものだ。

bebo-vids-small.pngメンバーは自分専用のビデオと音楽のプレイリストを作ることができる。メディア会社は、専用のプロフィールを作れる。(なお、この発表は、GoogleのOpenSocialプラットホームにBeboが参加する件とは別に行われた)

メディアはオーディエンスのいるところなら、どこにでも行かなくてはならないことは間違いないし、お金もかからないのだから、メディア会社がBeboと契約しない理由はない。Beboにとっては、無料のビデオのおかげで成長にブレーキがかかるのを防げる。かもしれないが、ビデオ進出だけでは、Beboのトップが少なくともひとり先週末会社を去るのを止めるにはいたらなかったようだ。

Beboのトラフィックを、9月現在(全世界のデータとしては最新)のcomScoreで見ると、月間2000万ビジターで横ばい状態(Bebo発表のメンバー数は4000万人)。米国内のトラフィックのCompeteによるグラフでも、落ちているのがわかる。

bebo-chart.png

Bebo
hulu
YouTube

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(翻訳: Nob Takahashi)

二番手のソーシャルネットワークから設立者やエグゼクティブたちが去るのはなぜか?
by Michael Arrington on 2007年11月13日

一般的に、スタートアップ企業の社員が職を去るということはあまり無い。ストックオプションの一部あるいは全部を失うことになるし、スタートアップ企業ブランドに関わったという経歴の持ち主であるという履歴書上での価値をも失うからだ。そして、この説はエグゼクティブレベルの社員になると、より一層当てはまることが多い。

エグゼクティブレベルの社員がスタートアップ企業から去るというのは必ずしもニュース性があるというわけでもない。しかし、二番手として話題のソーシャルネットワークである2サービスから、ここのところ、過去数ヶ月間の間にまずPiczo、そして今回Beboからと、相次いでエグゼクティブが立ち去った。

まず、PiczoでVP of Products and Marketingを務めたJeanine LeFloreが同社を辞めた。LeFloreもPiczoのCEO Jeremy Verbaも、良好な関係を維持した上でのことだと話してくれた。現在、彼女はLiveHitという自身のスタートアップ企業を始めており、スタートは数ヶ月先のことだという。

この週末、Beboの共同設立者でVP Business Developmentを務めたJim Scheinmanが、Charles River Venturesで客員起業家となるためにBeboを去ったというプレスリリースを受け取った。Scheinmanはまた以前Friendsterの初期の社員の一人でもあった。

上記で取り上げた二人とも友人だが、どちらのケースについてもその背景に隠されたストーリーを聞くことは決してないだろうと思っている。だが、ソーシャルネットワーキング分野が、大幅な再編成に向かっているという恐れがあるでのはと私は思っている。ざっと例としてあげれば、MySpace、Facebook、(現在では)Orkutなどの大物は、自分自身の行く末を自分で決められる。しかし、より規模の小さな各サービスは、将来を悲観し、一部のエグゼクティブたちはより明るい見通しを持つその他のビジネスを探しているのかもしれない。

両サービスについての国際規模におけるComscoreデータ(ユニークビジター数):

写真:Silicon RepublicAuren Hoffman

CrunchBase:Piczobebo

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

米国内SNSランキング(2007年9月期)
by Erick Schonfeld on 2007年10月25日

アメリカで成長スピード最速を誇るソーシャルサイトはどこか知ってるだろうか? 答えはImeem。月間ユニークビジターが前年同月比1590%アップを記録した。

ではDiggに345%対323%の僅差で成長率が勝っているサイトは? 答えはAIM Pages。

どちらもcomScoreによればの話だけどね。前に米国内のSNSランキングの作成をお願いしたcomScoreに、今回は成長率別ランキングを頼んでみた。さっそく結果をはっておこう。:

social-sites-by-growth.png

個人的に目についた点を並べておこう。まず、MySpaceはこれだけ大所帯になったにも関わらず依然として成長率は23%という健全な数値を維持している。無論、Facebookも追撃中で、あちらは成長率129%だ。Beboも83%と健闘。逆にパッとしないのがHi5(3%)。Xangaに至ってはマイナス55%で縮小中だ。

ブログ専用プラットフォームはどうか? BloggerはSix Apartにビジター絶対数(3200万人 vs. 1300万人)と成長率(55% vs. 44%)の両面で勝っている。無風帯ではWindows Live Spaces(-1%)とYahoo Groups(-4%)。 「そろそろ閉鎖も真剣に検討した方がいいのでは?」部門ではLycos Tripod(-23%)、MSN Groups(-36%)、Yahoo 360(同意見に押され閉鎖を決めた)。

もっと分かり易いビジター総数別ソーシャルサイトランキングも以下に紹介しておこう。こちらには、2006年9月期のデータ不足のためcomScoreが成長率を算出できなかったサイトも含まれている。去年ゼロだったのに、いきなりランキング入りを果たしたサイトではWordpress.com(月間ビジター数1190万人)、Freewebs(同660万人)、 BuzzNet(同440万人)、Kaboodle(同250万人)。

Update: グーグルのSNS「Orkut」がリストに入ってないのに気づいた方もいるだろうか? Orkutの2007年9月時点のビジター数は世界全体では2460万人だが、米国内は50万3000人どまりだった)

social-sites-sept07.png

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Yahoo、Beboと広告契約で合意
by Duncan Riley on 2007年9月13日

今まで、ビッグなソーシャルネットワークサイトと広告契約をしていなかったYahooにとってはグッドニュースだ。Yahooは、つい先ほど、UKとIrelandサイトで大規模なソーシャルネットワークの一つであるBeboに関する広告を扱うと発表(関連記事はここここ)。

Yahooは、今回の契約で1160万人を数えるBeboユーザー向けのディスプレイ広告、動画広告を扱うことになる。これまで5月に、「YahooはBeboを$1B(10億ドル)で買収しようと話し合っている」と噂された。

これで、少なくとも両社が話し合いを進める環境が整ったとも言える。昨年、GoogleはMySpace での広告契約を$1B(10億ドル)近くで射止め、FacebookはMicrosoftと、その後FriendsterもGoogleと複数年間に渡る広告契約合意に至った、と今年はじめに発表した。

契約内容については明らかにされていない。Googleは、契約内でMySpaceの親会社であるFoxに対して利益を保証。そして、MicrosoftもFacebookと同様の契約を交わしたと噂される。

詳細はTechCrunch UKをチェックしてもらたい。

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Bebo、Windows Live Messageサポートへ
by Duncan Riley on 2007年8月21日

Beboは新しくMicrosoftと提携、Windows Liveにインスタント・メッセージ・サービスをBeboのSNSに導入すると発表した。

新しいサービスでBeboユーザーはSNS内から外部の相手とチャットができるようになる。さらに興味深いのは、この提携によってBeboのユーザーがWindowsLiveのプラットフォームから認識されるようになる点だろう。いわば、この提携は実質的に双方のユーザー・データベースの統合といえる。拡大を続けるSNSの分野で相当に遅れを取っているMicrosoftにとってもこの種の試みはこれが最初。

Beboのトラフィックは米国ではMySpaceとFacebookに水をあけられているが、8月15日発表のcomScoreの統計によると、英国ではもっとも人気のあるSNSである。

(初出、Reuters)

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Apple、iTunesをBeboと統合
by Duncan Riley on 2007年6月14日

Apple(日本語)は、人気のiTunesサービスをBebo(日本語)に組み込むと発表。

これにより、BeboのUKとIreland在住の880万人に及ぶユーザーは「Beboのプロフィールページを持ち、iTunesで楽曲を提供しているミュージシャンの楽曲をプロフィールページから購入可能になる」とFT.comは伝えている。

このような契約はAppleにとっては初めてのもの。United Kingdom以外では(UK国内ほど)人気が無いものの、BeboはUK市場においてはソーシャルネットワーキングのリーダーだ。

大したニュースには見えないかもしれない。しかし、このニュースがどのように受け止められているかというと、私が本エントリーを書いている時点でBBC Worldのトップニュースの半時間ローテーションに取り上げられている。また、これはAppleにとっての新しい方向性を示唆するものかもしれない。大人気のFacebook F8は多数の音楽関連サイトに利益をもたらしている。今日までAppleは、人気を博するソーシャルネットワーキングサイトとの統合においてどのような位置づけで取り組むかについては沈黙を守ってきた。

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