DabbleDB
Trackvia、カンタンデータベースでシリーズAラウンド
by Mark Hendrickson on 2008年7月15日

Trackviaは、普通の表計算シートを万能データベースに変換すソフトウェアサービスを提供している。コロラド州にあるこのスタートアップが、初の機関ファンドのラウンドを行い、金額(未発表)は「典型的シリーズA」であると説明されている。

このラウンドの出資者の中には、ロッキーズ地域のベンチャーキャピタリスト、Flywheel VenturesおよびAccess Venture Partnersのほか、著名なエンジェル投資家であるDraper Fisher JurvetsonTim Draperが名を連ねる。今回のシリーズA以前、Trackviaは2006年2月の開業以来$1M(100万ドル)以内の資金を調達している。

Trackviaは、中小規模の企業が通常ExcelまたはAccessのファイルに入れているような、業務に必須のデータの整理やアクセス、分析等のニーズに応えようとしている。そのようなデータをTrackviaにインポートすれば、一般のリレーショナルデータベースと同じように検索やクエリができるようになる。さらに、統計データの出力、郵送ラベル印刷、メールによるキャンペーン展開、ビューのカスタマイズ、ウェブフォーム(Wufooのようなもの)の作成などもできる。各エントリーに画像等のファイルを関連付けることができるほか、システムでは全エントリーの包括的変更履歴を残している。エントリー単位で権限も設定できる。

Trackviaの競合には、Blistレビュー)やDabbleDBがあるが、ユーザーが話題にすることは少ない。むしろIntuitのQuickBaseActについて話すことが多い。Trackviaの幹部の話によると、同社のユーザーはデータを広く共有することにはあまり関心がなく、内部でうまく情報を扱う方法を探しているという。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Blist―簡単なウェブ・ベースのDBアプリを準備中
by Mark Hendrickson on 2007年11月12日

私は最近2008年早くにも公開予定のBlist (「ブリスト」と発音する)というアプリケーションのデモを見る機会があった。これはDabbleDBTrackviaのライバル的なサービスで、ユーザーがオンラインで簡単にデーベースを構築・管理できるツールを提供する。

Blistの当初のターゲットは、本物のデータベースシステムやAccessを利用するスキル、ないし時間がないためExcelなどの表計算ソフトをデータベース代わりに利用しているユーザーだ。Blistの利用にはSQLの知識さえ必要ない。SQLはデータベース操作に一般に使われている言語で、最近われわれが紹介したオンラインデータベースのZoho DBもSQLの知識が必要だ。Blistの運営会社では、このサービスをさらに堅牢化し、データベースシステムのデベロッパーにも魅力的な機能を付け加えて、最終的には伝統的なデータベースをすべてオンライン化したいとしている。最後にはファイアウォールの内側に収まったデータベースはなくなり、全部ネット上に移行させるというのが目標だ。

Blistの計画はなかなか野心的なものだ。単に使いやすい優れたデータベース操作のユーザーインタフェースを開発するだけでなく、自然災害でもデータが失われないよう、地理的な遠隔地に自動的に複製を作成するなどの高度なデータベース・アーキテクチャーを併せて開発しようとししている。このシステムは全面的にSaaSベースのアプローチで、ユーザーが別のアプリケーションから利用できるAPIの提供も含まれる。Blistが実際に既存のデータベースシステムを代替するときには、このAPIは従来のアプリケーションに対して提供していたのとまったく同様、データベースを作動させなければならないわけだから、非常に高度な能力が必要とされる。BlistのCEO、Kevin Merrittは、このAPIは将来はきわめて広範囲な操作に対応させる予定だが、当初はXMLベースの比較的シンプルなものなると述べた。

Blistが当初からいきなり大規模デーベースを代替することは無理だろう。そこで立ち上がりが成功するかどうかはユーザーインタフェースの出来にかかっている。BlistのUIが直感的に使いやすいものでなければ、非ギークの一般ユーザーはExcelに戻ってしまうだろう。私が見た簡単なデモからすると、Blistは事実非常に機能豊富で使いやすそうに感じられた。スクリーンショットでご覧のとおり、BlistはTechCrunch40カンファレンスの応募スタートアップのデータを処理するのにも利用できる。BlistはDabbleDBに比べて、フル機能のデスクトップ・アプリケーションに近い高い能力があるようだ。サポートするデータ・タイプは現在14種類だが、近々さらに拡張される予定。データの表示では、表形式(Excelのような)、ページ形式(フォームを使って項目内用の編集が可能)、カレンダー形式(日時に関連したデータについてはカレンダー形式のレイアウトが可能)がサポートされている。

Blistが本格的データベース・アプリケーションといえるのは、データの表現にさまざまな「レンズ」を適用できる点だ。レンズというのは伝統的なデータベースのクェリーに当たるもので、ユーザーはさまざまな条件でデータベース中のデータを検索・表示できる。しかも面倒な文法を覚える必要がない。表示フォーマット中のデータフィールドを変更するだけでクェリーが生成される。現在のところ、レンズ機能はビューを変更できるだけだが、レンズ機能によってデータそのものの操作ができるようになればさらに有用性が増すと私は思う。これが可能になれば、GUIベースのデータベース・ツール、たとえばMySQL Query Browserなどに迫るものとなるだろう。

Blistはオンライン・サービスなので、オンラインでのデータの配信と共有の機能も用意されている。Blist上のデータベースは標準的なインタフェースを通じて簡単に他のBlistユーザーと簡単にデータを共有できる。Blistのユーザーはインターネットにウィジェットを通じてデータを配布し、閲覧者はウィジェットを通じてデータベースから一定のデータを参照することができる。ブロガーが何かの分析を発表する際、利用した元データも公開したいとしよう。ブロガーはBlistウィジェットを作成して記事にエンベッドするだけでよい。ウィジェットにはサンプルデータが表示され、閲覧者がクリックするとデータベース中のオリジナルデータにアクセスすることができる。たとえば、このサービスを利用すれば、私がホワイトレーベルのSNS構築サービスの情報を要約した際に作ったような大きすぎて扱いにくい表を作らずにすむ。その代わり、オリジナルデータをすべて見ることができるBlistウィジェットを1個貼っておくだけでよい。これらのウィジェットは他のウィジェットの多くと同様、ウェブ上のどこにでもエンベッド可能だ。

Blistは$15B(150億ドル)のRDBマーケットに挑戦しようとしているわけだが、肝心の料金体系についてはまだ方針が決まっていない。(一般ユーザー、企業ユーザーの双方に課金することは決めている)。当面は北米市場を対象として、そこから徐々にマーケットを拡大していく予定。Blistは現在まで外部資金を調達していないが、おそらく早急に資金調達を行うことになろう。

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(翻訳:Namekawa, U)

LongJumpのカスタマイズできるビジネスアプリ群
by Nick Gonzalez on 2007年9月29日

われわれは、6月、 LongJumpのビジネス・アプリケーションのプラットフォームがローンチしたときに紹介している。CogheadDabbleDBZoho Creator、WyaWorks、SalesForceのForce.comなどと同様、LongJumpもプログラミング初心者が独自のアプリケーションを容易にデザインできるサービスだ。LongJumpはビジュアル・アプリケーション作成ツールと作成したアプリケーションをユーザー同士で共有できるディレクトリを提供している。スタート以来、100社以上がエンタープライズ・レベルの利用を行なっている。

officespace_small.pngSalesForeceのようにすでに大きな顧客ベースを持っているのでないかぎり、ユーザーにアプリケーションを作成させるためのプラットフォームを提供するだけでは、誰かがそのアプリケーションを作り始めるまで利用価値が少ないことになる。そこでLongJumpは当初からユーザーが自由に組み合わせてカスタマイズできるアプリケーション群を作成、提供すると約束していた。このアプリケーションのセットは13のビジネス向けアプリケーションから成り、今年いっぱい無料で利用できる。これにはオンラインで共同作業ができる顧客管理、販売管理、HR、財務会計などのアプリケーションが含まれている。

カスタマイズは誰でもできる。これには既存のオブジェクトを改変したり、連絡先オブジェクトのような新しいオブジェクトを付け加えたり、情報が入力されたときに発生する新しい処理を定義したりできる。たとえば新しいコンタクト先ができた場合、販売チームにそのことを報告するメールを自動的に送るなどの処理を作成することができる。このように改変されたアプリケーションについて、ユーザーは自分独自のものとして保存・利用することができるのはもちろん、公開して他社と共有することができる。

共同作業のメインとなる「OfficeSpace」はこれらアプリケーションの中でもっとも複雑なもので、ユーザーはメンバー個人あるいはグループで共有するカレンダーを作成し、任務を割り宛て、文書を共有・保管し、wikiを通じて共同作業を行うことができる。それぞれの機能はタブによってされ、簡単に呼び出すことができる。さらに個々のユーザーはマスターダッシュボードに自分の必要とする機能を備えたウィジェットを設置することができる。

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Todoリストへの熱狂は続く
by Michael Arrington on 2007年8月9日

完璧なToDoリスト制作にかけるウェブ関連のアントレプレナーのエネルギーには、驚くべきものがある。2006年5月、われわれは、多数のタスクリストを網羅した比較記事を発表した。それ以来、アントレプレナー達が費やした労力から考えて、タスクリストはすでに完全なものに仕上がったとみなさんは思うだろう。

どうもそうでは無いらしい。データベース重視のちょっとした美しいアプリケーションビルダーとして知られるDabbleDBは、カナダのバンクーバーに拠点を置く。同社がFacebookプラットフォーム上に制作したToDoリストアプリケーションが話題を集めているのだ。

Dabble Do」と呼ばれるこのアプリは、Facebook上でシンプルなToDoリストを制作するためにDabbleDBのバックエンドを利用。いくつかの付加機能が備わっている。たとえば、ユーザーが単に「明日」や「来週」と入力した場合、アプリはその意味を自動的に理解する。また、ユーザーはFacebook内の友だちにToDoアイテムを設定し、その後、「ぴしぴしとむち打つ」ように、フォローアップできる。タスクをきちんと完了するには良い方法だ。

Facebookユーザーは果たして、タスク整理に同アプリを利用するだろうか?メール/メッセージングはFacebookでとても人気がある(ふだん利用しているメールにも転送してくれたらいいのに、と私は思っているのだが)。おそらく、ToDoリストやカレンダーなどといったOutlookのその他機能の追加もこの先あるのではないだろうか。しかし、私にとっては、オフィスのような組織(で主に利用される)アプリケーションとソーシャルネットワーキングはとても異なるものだ。だから、数週間前にZoho(オフィススイートのひとつ)がFacebookアプリを追加した際も、特にワクワクした訳でも無かった。それで、Dabble Doについても今イチ気のない態度をとってしまう。

ブロガーたちはどうも気に入っているよう。そして、これまでに私の見解が間違っていたことは、何度もある。Mathew IngramRead/Write WebPaul Kedrosky(投資家の一人)Donna Bogatinそれにその他のブログを見てもらいたい。ああ、ブロゴスフィアっていうのはいいものだ。

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Dabble DB社、シリーズAラウンドで資金調達
by Michael Arrington on 2006年6月27日

カナダのバンクーバー(Vancouver)市を拠点とし、とても取扱いが簡単なデータベースアプリケーション製品を開発しているスタートアップのDabble DBは、火曜日(米国西海岸時間)に小額(金額は非公開)のシリーズAラウンドの資金調達を完了したことを発表する。Ventures Westというカナダのベンチャーキャピタルがこのラウンドをリードした。Ventures WestのアドバイザーであるPaul Kedrosky氏が社外取締役として、Dabble DBの取締役会に加わる。

Dabble DBは、2006年の3月に私たちが最初の記事を書いた素晴らしいアプリケーションである。私たちはさらに説明を加え7分間のデモビデオにもリンクしている(こちら)。

DabbleDBは、また、サイトを木曜日(米国西海岸時間)にパブリックに公開する予定である。

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