Diigo
by Robin Wauters on 2009年5月14日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

サンフランシスコのスタートアップ、RocketOnは、同名のバーチャルワールドプラットホームを運営する会社だ。他にも切り札を隠し持つ同社が、今日(米国時間5/13)第2弾のサービスを披露する。

本日発表になるこのウェブアプリケーションは、名をBlerpといい、ウェブ全体を巨大インタラクティブ掲示板と化すもので、訪問者が既存のウェブページにコメントを付けたりマルチメディアを貼ったりして友人と共有できるようになる。

「ウェブに被せろ!」をモットーに、Blerpの狙いはウェブページにコンテンツのレイヤーを追加し機能を高めることによって、誰でも好きな時に楽しんで参加できるようにすることだ。RocketOnではこの概念をハイパーレイヤーと呼んでいるが、このアイディアを聞いて、Reframe ItDiigoFleckといったソーシャルアノテーション(注釈)サービスのことを思い出したとすれば、それは同社がBlerpで驚くほどよく似た道をたどっているからだ。

by Robin Wauters on 2009年3月9日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ソーシャル・ブックマークと注釈の共有サービスを提供しているDiigoは、ウェブページの切り抜きとアーカイブ・サービスのFurl を検索広告の上場企業、LookSmartから株式交換によって買収した。この取引は「提携」と説明されているが、むしろLookSmartにとってはコア・ビジネスに関係ない資産を手放すチャンス、Diigoにとっては逆に、キャッシュを払わずに自社のビジネスに関連ある資産を入手するチャンスだった、というところだろう。

どちらにしても、Diigoは自社が提供しているのと多くの点で重なりあうサービスを入手したことになる。どちらも、ウェブサイトの訪問者が興味を持ったページの一部分、あるいは全体を保存し、注釈をつけて友達と共有するサービスだ。Diigoは自社のサービスをソーシャル・ブックマークとは呼ばず、検索と知識共有のツールと名付けている。しかし名前はともかく、Diigoの実態は、DeliciousやFurlなどとそう変るものではない。Diigoはバージョンアップを控えてライバルを買収したとも言える。

Web注釈付けをブラウザのアドオンに焼き直した「Reframe It」新登場
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by Erick Schonfeld on 2008年10月9日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Webに注釈をつけるアイディアは前々からある。その源流は倒産したWeb 1.0の「Third Voice」まで遡る。今はバーチャルなスティッキーノートやコメントをサイドバーに加えることで、どんなWebページにもマークアップできるWebスタートアップが五指分ぐらいある(Diigo、Fleck、Stickis、ShiftSpace、TrailFire)。その一つのActiveWeaveは“BlogRover”として出直しを図ったものの、結局はBuzzLogicに会社を売却した。

今日(米国時間10/8)正式に業務をスタートした「Reframe It」は、この業界に参入を目指すスタートアップの新顔だ。同社はAD Gilhart & Co.から70万ドル調達しており、顧問役員にはスイス人投資家エスター・ダイソン(Esther Dyson)、ヘンリー・ ゲイツ(Henry Louis Gates, Jr.)、ハワード・ラインゴールド(Howard Rheingold)など錚々たるメンバーが名を連ねている。ただ、他のWeb注釈サービスのスタートアップが利用者から関心を喚起できずに苦戦する中、「Reframe It」がどのように他社と差別化を図るのか、その辺のことは分からない。

「Reframe It」はFirefoxやIEなどで使えるブラウザ専用プラグイン。Webページの気になる下りをハイライトし、サイドペインにコメントが追加できる。 コメント設定は「非公開、公開、特定グループにのみ公開」の中から選択可。「Reframe It」のプラグインを持ってる人なら誰でもWeb閲覧中にサイドペインで他の人が残したコメントが読めるというわけ。

「Reframe It」ではTwitter風のソーシャル機能も備えており、他の人のコメントやグループ内のコメントもRSSフィードでフォローできる。フィードは自分のブログ専用リーダーやFriendFeedのようなサービスで追跡可能。誰でも簡単に始められるよう、「Reframe It」ではGmail、Facebook、(間もなく)LinkedInその他のサービスから連絡先もインポートできる。

サービスそれ自体はWebマークアップや、コンテキスト内で他のメンバーのコメントを読む部分に関しては手堅いまとまり。問題は、既存の類似サービスも全部そうなんだけど、「Reframe It」のコメントがついたサイトにぶつかる確率がとても少ないことで、これではサイトペインも(畳めるからまだしも)無用の長物である。コメントは呼び込みも遅い。もっとも、コメントが趣味の人には魅力的かもしれないが。

仮にコメントが増えても、コメントの出るページからコメントを切り離してしまうのが常に良いとは限らない。コメントは今やWebページの延長として記事の一部として読む人も多い(ブログや報道サイトでは特に)ので、多くの人に読んでもらいたかったら各サイトのコメントシステムを使って直接ページにコメントつけるのがベストな方法だ。その点、「ReFrame It」でつけたコメントは、「ReFrame It」をブラウザに追加した人にしか見てもらえない。

無論、コメントだけ抽出してオリジナルコンテンツとして再発行することが全く無価値だと言うつもりはない。実際コメントシステムの中にはDisqusのようにコメント主一人ひとりを著者として扱い、Disgusを導入した全サイトからコメントを集めることで、注釈付けと似たようなものの実現を目指しているところもある。同様に、FriendFeedやFacebookで回収したリンクにコメントを付けられる機能も、コメント自体の地位を高め、注目を上げる面では役立っている。

でも、こうしたディスカッション自体が面白いのは、それが友だちや自分の気になる人たちの間で交わされる対話だからこそ。FriendFeedの登場で分かったのは、今はWebページ本体にコメントをつける必要なんかない、ということだ。本当に必要なのはリンクだけなのである。

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(翻訳:satomi)

ワンクリックでWebが共有できるSlingpage(ベータ利用に500名様ご招待)
by Erick Schonfeld on 2008年5月15日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Webに“スティッキーノート”を残し、みんな見れるようにする、というアイディアはもう何度も試されたが一度もブレイクには至ってない。このアイディアで起業した「Third Voice」も1990年代末のドットバブル崩壊とともにドットボンブ(ドット自爆)となったし、次に出たActiveweaveの「Stickis」も後塵の「BlogRovr」アプリのために、このアイディアを放り出した(「BlogRovr」は先日BuzzLogicが買収)。このアイディア実現にはWebページやWebのコメントを瞬時に共有できるソーシャルな手法が欠かせない要素なのだが、それはまだ出ていない。

そこに「もっと良いアプローチを見つけた」と言って登場したのがフロリダのスタートアップ「Slingpage」である。ここのアプリでは気になるWebページを友だちにワンクリックで“sling(スリング=吊り下げる)”し、それについてチャットしたり、スティッキーノートを注釈に付けて楽しめる。このほどステルスモードから非公開ベータになったのを機にTechCrunch読者先着500名様を招待してくれた。ご希望の方はこちらでサインアップできる(警告:お申し込みにはIEバージョン6以上搭載のWindowsが必要)。

slincast-youtube.pngバーチャルのスティッキーノートをWebページに残せる機能も「どこそこに行って楽しめ」と誰か伝えることができないと意味がないようなところもある。SlingpageはDiigoFleckなど最も新しいWeb注釈スタートアップ群に入る格好だが、こうした今の会社は共有機能と“フレンドキャスティング”機能をサービスに加えている。Slingpageでは自分の連絡先リストの人になら誰でもWebページをすぐ送ってチャットが開始できる。

SlinpageはIEの拡張機能で、Firefox版も近日登場予定という。Outllook、Gmail、Facebook、Yahooから連絡先はインポートできるほか、1度に1人ずつ追加するのが面倒じゃないなら自分の連絡先リストももちろん構築できる。Webページをsling(スリング)できる相手は、このアプリをインストールした人だけ。同社ではアプリがもっとバイラルに広まるよう、メールにSlingを送る「Sling-to-email」機能も開発中だ。SlingpageではページをFacebookの連絡先にSlingすると、そのメッセージは相手方のフィードに流れて表示される。さらに一般公開のSlingcastを作成し、自分が特定トピ周辺で集めたURLをそこにフィードで流すこともできる。

「Sling1つ1つが投票になるんです、その気になればね」-(Schwabに買収されるまで)WIT Soundview元ハイテクバンカーを務めた同社CEO Peter Weinbergはこう語る。その意味ではSlingpageにはStumbleUponや del.icio.usのような要素も少しある。会員はURLを保存・共有できるのだが直ちに行えてしまうところが違いだろう。

あるページを“Sling”すると、受け手のスクリーン右下に小さな別窓が開く。Slingしたページはすべて保存されるので、メールやIMで送ったリンクよりずっと簡単に探せる。Slingpageの本社はフロリダ州Esteroにある。エンジェル投資で$2.2M(220万ドル)調達済み。サービス運営は広告収入でカバーする。

それにしてもWebページの共有・管理でStumbleUponやdel.icio.usより優れたソリューションという部分には、まだ納得がいかない。Firefox対応版がないことは、新アプリを真っ先に試す可能性が最も高いWebサーファー集団を無視していることになるしね。ユーザーがWeb上どこでもSlingcastsが配信できるようウィジェット戦略も立てなきゃならないし、Slingcastの利用購読者自身話題にしたいページに自分でノートを残して反応できるよう、そちらのメカニズムも改善する必要がある(これは既に実現に向け作業中)。

slingpage-dash-small.png

myslings-small.png

slingcast-small.png

[原文へ]

(翻訳:satomi)

Diigo、v3.0でソーシャルブックマーク機能を強化
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by Mark Hendrickson on 2008年3月21日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

昨夜(米国時間3/19)、われわれはDiigoがソーシャルブックマークとページ注釈サービスをアップグレードしてバージョン3.0をリリースする予定だという連絡を受けた。Diigoでは2006年以来最大のアップグレードだとしている。このアップグレードの際には当時TechCrunchのライターだったMarshall Kirkpatrickが盛大に紹介記事を書いている

私は自分では日ごろDiigoを利用していないが、アーカイブを訪れてMarshallのレビューを読んでみると使ってみるべきかもしれないと感じた。今日これから実際にV3.0がリリースされたら詳しくテストしてみることにしよう。下にエンベッドしたデモビデオを見ると、ユーザーインタフェースが一新されているのが分かる。コードもすっかり書き直されたということで、100以上の新しい機能が追加された。SNS機能も大幅に強化されているので、友達やグループとブックマークを共有することがより効果的にできるようになった。

Diigoは意識的にDeliciousと対抗してこう述べている。「 第2世代のソーシャルブックマークの世界では主要なプレイヤーは今やdeliciousとDiigoだけです。しかし多様な機能と革新性ではあきらかにDiigoがリーダーです。Diigo 3.0とdelicious 2.0を両方ともテストしたユーザーはわれわれがdelicious 2.0よりはるかに進歩していることを認めました」。Diigoはどうやら自らをYahooのゴリアテに挑むダビデの役回りに見立てているようだ。

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(翻訳:Namekawa, U)

Diigo、スライドショー専用ウィジェットを来週ローンチ
by Mark Hendrickson on 2007年9月15日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

サイトのアノテーションツール「Diigo」が新機能「WebSlides」を来週、正式発表する。

この新型ウィジェットは、フィードとブックマークをライブのウェブページとして配信できる埋め込み可能なプレーヤー。インタラクティブなスライドショー形式でリンク、コメント、広告などページに必要なコンテンツをフルに備えている。ウィジェットは友だちや同僚に送ったり、サイト、ブログ、SNSに設置も可能。スライド閲覧数はすべてコンテンツ所有者のページビューにカウントされるので、パブリッシャーにとってはちょっと耳寄りなニュースかな?

DiigoユーザーはWebSlidesで大事なところをハイライトしたり、流れるページにスティッキーノート(オンライン上のフォームにテキスト入力して保存できるもの)でアノテーション(注釈、メモ)を加えて楽しめる。ブックマークやタグ、共有もできるほか、コンテンツは好きなところをWebSlidesのページからクリップしておくと、将来必要になったとき自分のDiigoオンライン専用フォルダーから開いて参照できる。

WebSlidesのプレゼンテーション設定は、フィードとかブクマクのリストを入力し、BGMや声のナレーションを加えて“Play”をクリックするだけ。

サイトのアノテーションの分野では今すごく競争が激しいが、DiigoのWebSlidesはページコンテンツの機能をすべて備えた最初のスライドショー専用ウィジェット。Diigoのリサーチ機能と併用すればWebSlidesはすばらしい製品になるだろう。同社のデモはTechCrunch40のデモピットに来週出展を予定している。

Diigoの過去エントリはこちら

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ウェブにマークアップする5つの方法
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by Nick Gonzalez on 2007年4月12日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

1999年にEng-Sion Tanと2人の友人がウェブページに誰でも書き込みをして公開できる「Third Voice」というブラウザ・プラグインを作ったことがある。これはインターネット上の言論にさらに自由さを加えるのが目的だったが、当時は「ウェブの落書き帳 (internet graffiti)」と非難する声が多かった。この会社は結局活動を停止している。

ウェブページへ注釈を加えるというアイディアは、しかしThird Voiceが最後というわけではなく、似たような、しかしそれぞれ独特の機能を追加した新しいサービスがいろいろ生まれている。

Diigo

ウェブでのリサーチ活動に必須のツールdiigologo100.png

Diigo はユーザーがブラウザプラグインまたはブックマークレットを用いてウェブページへのブックマークや注釈を共有できるリサーチツール。ウェブのテキストがハイライトされて、注釈のメモが関連づけて表示される。ブックマークはウェブサイトのコピーと共にキャッシュされる。Diigoでは注釈したページを他のブックマークサービス(メジャーなサービスはすべて網羅している)に登録でき、Diigoプラグインを持っていない相手に対してもメールで送ることができる。以前の紹介記事はここに

Diigoにはさらに先進的な機能もビルトインされている。Diigoではメジャーな4種類の検索エンジンを利用して、主要SNS、ブログ、現在の閲覧中のサイト、リンク先のサイト、7種類の専門分野(TV、株式など)のページ内をハイライトしたキーワードで検索できる。Diigoはまたユーザーの選んだリンクをユーザーのブログに投稿することができる。またリンク一覧を表示するウィジェットを用いて、ユーザーの最近の注釈を表示することもできる。

Fleck

もっともベーシックな機能flecklogo100.png
Fleckは注釈サービスのなかではいちばんベーシックな機能を提供する。ユーザーは公開または非公開でウェブページへの注釈を投稿できる。ブラウザプラグインが用意されているが、Fleckのサーバから注釈投稿のためのAjaxコードを埋め込んだウェブページがフィードされている。注釈をつけたページのパーマリンクを友達にメールしたり、自分のブログに掲載したりできる。われわれはFleckをローンチ時点で紹介しているが、今後さらに新しい機能が追加されていくものと期待している。

ShiftSpace

どんなウェブページにも自分の意見をshiftspacelogo100.png
ShiftSpaceはオープンソースのブラウザ(Firefox専用)プラグインで、NYUのInteractive Telecommunication Programで開発された。性格としてはオリジナルの「ウェブの落書き帳 (internet graffiti)」にたいへん近い。このプラグインは このプラグインを利用するとユーザーはウェブ上のページに独自の注釈をつけてリミックスし、コミュニティーで共有・編集可能なバージョンとしてセーブし、Shift + Spaceキーを押すことでいつでも呼び出せるようにできる。ShiftSpaceを押すとユーザーは誰でもコメントを残し、テキストにハイライトを施し、画像を変更できる他、ページのソースを自由に編集できる。
どのページでも自由にライブで編集できるウェブページ解析ツールFirebugをいくらか思い起こさせる。このプラグインをインストールしたユーザーの場合、変更を施されたページは画面左下隅に小さなShiftSpace(§)アイコンが表示される。

変更されたページは「shift」と呼ばれ、「公開」の場合、ShiftSpaceのサイト内から公開、共有される。ユーザーは気に入った「shift」ページをRSSフィードで購読することができる。ShiftSpaceチームは「trails」という「shift」のリンクの一覧の機能を提供しようと計画している。

Stickis

必要とする注釈だけを購読するstickislogo100.png
Stickisは 友人やコミュニティーからのウェブページの注釈をブラウザプラグインを利用した「channel」を通じて購読するサービスだ。われわれは以前Stickisがローンチしたときに紹介している。プラグインをインストールしていない相手も、Stickiウェブサイトの提供するプロキシーサーバを通じて注釈を読むことができる。チャンネルはテキスト、画像へのstickiによる注釈、RSSフィード(ブログの場合)に加えて、OpenTableやYelpのような特化したウェブサービスのチャンネルの内容で構成される。あらゆる注釈はユーザー個人のStickiブログに保存することができる。ユーザーがブログに注釈を加えた場合、このサービスはトラックバックURLを残す。

ユーザーがあるチャンネルを購読すると、ウェブを閲覧している間、折りたたみ可能なサイドバー形式のトレイが現れて、閲覧しているページに関連あるコンテンツの候補が随時表示される。たとえばレストランにリンクしたページを訪れた場合、OpenTableやYelpのようなレストランの予約やレビューに特化したチャンネルがポップアップする。他のコンテンツチャンネルでは閲覧しているページのURLやタグに基づいてStickiネットワークで生成された注釈を収集する。ユーザーが注釈をクリックすると、ユーザーが加えたコメントだけでなく、友達の加えた注釈も表示される。

Stickisの親会社、ActiveweaveはStickisの簡易場ともいうべきBlogRovRを最近リリースしている。こちらはユーザーがブログを検索、閲覧する際に、お気に入りのブログの内容をフィードするもの。

Trailfire

ウェブツアーを作って共有するtrailfirelogo100.png
Trailfireは昨年8月ローンチ した。その後、このソーシャルなウェブ注釈サービスは大きく機能を拡充してきた。特に最近、当初から約束されていたSNS的機能の追加がアナウンスされている。

TrailfireはIEとFirefoxのプラグインで、ユーザーはどんなウェブページに対してもメモ (markと呼ばれる)を投稿することができる。「mark」はリンクで結び付けられて一連の「trail」が生成される。このプラグインはmark(メモ)を残すためのボタンとtrailを管理するためのサイドバーからなる。ユーザーは興味あるページを見たら、markボタンをクリックする。するとAjaxを利用して、テキストエディタを内臓した小さいバルーン窓が現れる。この窓は、ページ内のどこへでも配置できる。ユーザーはページ内のテキスト、画像、リンクに対して注釈メモを作成できる。ユーザーはそのmarkにタイトルを付与し、所属するtrail(要するにmarkを保管するフォルダ)を選択する。trailにはコメントを付与することができ、プライベートに保存もできるが、公開することもできる。trailが投稿(公開)されている場合、ユーザーは〔「次へ」のアイコンを〕クリックするだけで順次markが付与されたウェブページを閲覧していくことができる。

traifirescreen.pngTrailfireの新しいバージョンでは、友達を設定してユーザーが作成するすべてのtrailを共有する機能が追加されている。また友達をグループ化したり、複数のユーザーでtrailを共同編集(wiki trails)したりすることもできるようになった。

注釈サービスと比較してみると、Trailfireは効果的な方向に機能を拡張するのに成功していると思う。DiigoやStickisといったサービスと異なり、Trailfireは注釈を見るだけなら、いちいちログインしたり、プラグインをダウンロードする必要がない。これは注釈の閲覧者を増やす上で大きなメリットだ。シンプルさではFleckに並ぶだろう。プラグインをインストールしていないユーザーのために、Trailfireのサーバーは一種のプロキシーとして、注釈を付けられたウェブページにAjaxの注釈のコードをエンベッドして表示させる。Trailfireでは、プラグインを持たないユーザーでも新しくリリースされたサーバーのプロキシー機能を利用したブックマークレットで注釈を書き込めるようになった。

第2に、Trailfireは個人のtrailページを作成する機能を実現している。このページにはmarkされたウェブページへのリンクとサムネール画像が番号を付けられて一覧表示される。検索エンジンはこのtrailリストのページをインデクシングできるので、ときに応じてかなりの量の検索トラフィックを送り込むことがある。そういった例が最近のエープリフールのtrailだった。4月1日に168,000ものユニーク訪問者を記録したが、大部分は検索エンジンからの転送だった。

[原文へ]

調べ物が百倍楽しくなるツール、Diigo
7 コメント
by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月3日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

diggo logoリサーチに欠かせないメガツールDiigo が明日(米国時間8/3)正式に公開となる。もうブログで紹介した人も(うちの愛すべきリーダーはじめ) 何人かいるけど、ソーシャルブックマーキングはもう飽和だし今さら参入ったって新味はない、そんな風に言う人はとても大事な点を見逃してる。これはウェブで働くナレッジワーカーにとっては夢が現実になったようなツールなのだ。こういうのがあるからこそ僕はウェブアプリが好きでいられるんだけどね。

ネバダ州Renoに本社のある同社。その社名は”Digest of Internet Information, Groups and Other stuff(ネットの情報、グループその他諸々のものを消化する)”の頭文字からきている。ブラウザ専用ブックマークレットも提供するが、Diigoを楽しむにはやはりFirefoxかIE対応のツールバーが必須だ。

ソーシャルブックマーキングの基礎はキッチリ押さえ、さらにシステムに大きな付加価値を与える各種機能を搭載。大人数のユーザーからネットワーク効果を構築できるかどうかはこのシステム次第というわけだ。
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