Friendster
by Erick Schonfeld on 2009年6月8日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする


ウェブの世界でも、世界征服は一国ずつ成し遂げられていくものだ。Facebookは、長い間世界最大のソーシャルネットワークであり、まもなく米国内でもMySpaceを抜き去るだろうが、あらゆる国で最大のソーシャルネットワークになっているわけではない。上に貼ったVincenzo Cosenza作の地図はまるで陣取りゲームのRiskのようだが、これを見るとFacebookが全世界の西側を支配しているのがわかる。

AlexaとGoogle Trendのデータを使って、Cosnenzはその国で最も人気の高いソーシャルネットワークに基づいて国の色を塗り分けた。ライトグリーン色の国はすべてFacebookに属している。しかし、ロシア(V Kantakteが支配)、中国(QQ)、ブラジルとインド(Orkut)、中米、ペルー、モンゴル、タイ(hi5)、韓国(Cyworld)、日本(mixi)、中東(Maktob)、フィリピン(Friendster)などの国々には、今でも抵抗軍が立てこもっている。

by Michael Arrington on 2009年6月5日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

1年前に本誌はソーシャルネットワークの真の価値を評価するという記事を書いた。それは、日本やイギリスや合衆国のようなオンライン広告の広告料が高い国のユーザ数が多いほうが価値が高い、という考え方だ。当時Facebookはユーザ数で世界最大のソーシャルネットワークになったばかりだったが、本誌の計算方式ではMySpaceが圧倒的に最も価値のあるソーシャルネットワークだった。

今回はソーシャルネットワークの価値評価を、現在のユーザ数とFacebookの$10B(100億ドル)という最新評価額を基準にして計算した。そうすると、昨年とはまったく違う結果になった。

by Michael Arrington on 2009年1月21日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ソーシャルネットワークのFriendsterには、全世界で月間3000万人の訪問者がいるとComSocoreが示している。問題(おそらくチャンス)は、この訪問者のうちわずか170万人が米国からだということ。大半の約2800万人はアジア大平洋地域からだ。

同社の新CEOであるRichard Kimberは、オーストラリアのシドニー在住。Friendsterの旧サンフランシスコ本社も移動し、現在同社はMountain Viewに米国従業員のための小さな事務所を持っている。今日(米国時間1/20)同社はシンガポールとシドニーに新しく事務所を開設したと発表した。フィリピンには既に事務所がある。従業員の大半が現在アジア太平洋地域におり、新規採用の85%以上もそこに配置される。

この地域には長期的にはすばらしい収益チャンスがあるが、今は会社の収益を悪化させているに違いない。広告料金は米国やヨーロッパと比べ物にならない。幸い同社には、これを乗り切るための真新しい$20M(2000万ドル)のベンチャー資金がある。

by Erick Schonfeld on 2009年1月1日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

2008年、ソーシャルメディア部門でトップにたったサイトはどこだろう。ComScoreが数日前に11月のトラフィック統計を公表した(この統計に基づいているので12月分は反映していない)。公表されたデータはソーシャルネットワークとブログプラットフォームを混在させたもの。上のグラフ中オレンジで示しているのはBloggerで、11月に世界中から集めたビジター数は2億2200万(昨年11月比44%増加)で、未だこの分野を牛耳っている。青線はFacebookで、ユニークビジター数は2億を突破して、間もなくBloggerを抜きそうな勢いだ(116%増)(但しこの数値はFacebook自身が公表する1億4000万のアクティブ利用者数より多くなっている)。ユニークビジター数1億2600万のMySpaceはやや安定傾向にあるようだ。Wordpressが僅差の4位で1億1400万を集めている(68%増)。Windows Live Spacesは22%減少して、ユニークビジター数は8700万となっている。

ComScoreの「ソーシャルネットワーク」サイトのリストでは、ブログプラットフォームやソーシャルメディアサイトも混在している。ブログ読者数は全体的にみると健全な成長率を維持していると言えるが、Facebookが他ソーシャルネットワークからのみならず、ブログやその他ソーシャルメディアサイトからもシェアを奪い取る巨人として存在感を増している。下にcomScoreのソーシャルネットワーキング部門トップ20を掲載しておく。

OpenSocialが3億5000万ユーザーを達成、成長中
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by Erick Schonfeld on 2008年8月21日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

6か月前、OpenSocialといえば参加表明したパートナーのリストでしかなかった。だがそれ以来、このGoogleが支えるソーシャルネットワーク・アプリケーションプラットホームは、そのパートナーらがOpenSocialアプリを稼動させ始めるとともに大きく前進してきた。まずMySpaceが、次にOrkut、Hi5が続き最近ではFriendsterだ。結局、現在OpenSocialが動いているさまざまなソーシャルネットワークを合わせると、計3億5000万ユーザーに上る。9月末までには、ソーシャルネットワークやソーシャルサービスがあと4社始動する準備をしているので、近いうちに5億ユーザーに達するだろう(上のグラフ参照)。

今日(米国時間8/20)GoogleのJoe Krausが、OpenSocialの進展について最新情報を話してくれた。次にどのパートナーが始動するのかは言わなかったが、上のグラフのピンクの棒の大きさから察するに、ひとつはOrkut並みの比較的大規模なサービスだろう。(私の予想ではBeboかSix Apartのどちらか)。またKrausによると、パートナーの中には、imeemのようにGoogleに一度もコンタクトせずに始動したところもあり(Apache Shindigのおかげ)、現時点でOpenSocial仕様の議論を重ねているエンジニアのうちGoogleから出ているのは10%にすぎないという。

では、実際に使われているOpenSocialアプリの数はどのくらいか。これまでに4500種類のアプリが作られ、1億5000万回以上インストールされている。OpenSocialパートナー全体の日毎のアクティブユーザーはわからなかったが、hi5ではメンバーの約50%が、1日1回以上OpenSocialアプリを使っている。hi5だけで1800のOpenSocialアプリがあり、6600万回インストールされているため、これがOpenSocial全般の利用傾向を表していると言ってもよいかもしれない。

一方、開発者向けに自社のプラットホームのオープンソース化を行っているFacebookには、3万7000種類近いアプリがあり、 7億1500万回インストールされている。RockYouのアプリ単独で、Facebook上に1億2400万回インストールされている。

わずかな期間に大きく前進をみせたものの、OpenSocialが追い付くためにはまだまだやることがありそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)

またもGoogle幹部、 SNSの運営に転出―KimberがFriendsterへ
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by Michael Arrington on 2008年8月5日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

SNSは本当にGoogle幹部が好きなようだ。Facebookは2008年3月にGoogleの世界オンライン販売・運営担当副社長のSheryl Sandbergをスカウトしたし、Beboの場合、Googleヨーロッパ、ロシア、中東、アフリカ担当マネージング・ディレクターのJoanna Shieldsが社長に就任している。

今回はFriendsterだ。Googleの東南アジア担当セールス・運営担当マネージング・ディレクターで約1千人の部下を抱えていたRichard KimberdがFriendsterの新任CEOとなった。

Wall Street Journalによると、これまでのCEO、Kent Lindstromは企業開発担当上級副社長に就任する見込み。同時にFriendsterはIDG Venturesがリードするラウンドで$20M(2千万ドル)の資金を調達している。これによって同社の資金調達総額は$45M(4500万ドル)となった。

Friendsterにまつわる物語は長く、大部分が悲しいものだ。創立は2002年で、5年前にはSNSの世界に君臨していた。2003年にFriendsterはGoogleからの$30(3千万ドル)相当の株式交換による買収提案を退けた。(受け入れていれば、Googleの株価の上昇に伴って、現在の価値は何倍にもなっていただろう)。Frendsterとしては行く手にさらに輝かしい未来が待っていると信じて、Googleに売却する代りにファウンダーのJonathan Abramsはベンチャーキャピタルを選んだ。Friendsterは結局Kleiner Perkins Caufield & Byers、 BenchmarkCapital、Battery Venturesから資金を調達した。シリコンバレーでもっとも名の売れた、実績のあるベンチャーキャピタリストがFriendsterの取締役会に名を連ねた。2005年に会社の売却に失敗した後、Friendsterは再度資金を調達、ファウンダーの一人、Kent Lindstromが社長に就任した。

われわれの推定ではFriendsterは現在、企業価値として世界で16位のSNSだ。ただし、トラフィックでは世界9位とされる。

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(翻訳:Namekawa, U)

ソーシャル・ネットワーク・サービスの本当の市場価値は?
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by Michael Arrington on 2008年6月24日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

MySpaceの価値は$3B(30億ドル)なのか? それとも$20B(200億ドル)なのか? これはユーザーの価値をどう評価するかにかかっている。

われわれは世界的な巨大SNSの価値をページビューとユニーク訪問者だけで計ろうとするのをそろそろ止めるべきだと信ずる。SNSのメンバーの価値は、その居住国のユーザー1人当たりのインターネット広告費で計るのが効果的だと思う。1人当たり広告費が高ければ高いほど、SNSが広告費や商品の販売などで稼げる額も大きくなるはずだ。ということは、現在のところ、見込み収入の算定にあたって、1人当たり広告費が高い、いくつかの国が非常に重要な役割を果たすことになる。

そこでわれわれは、まず国/地域別のSNSのユーザー数とその地域でのインターネット広告費の総額のデータを収集して比較することにした。これによって、リンゴとオレンジをいきなり比較するのではなく、リンゴとリンゴを比較できるようになるはずだ。

一方で、あらゆる資産の最終的な経済的価値は、結局のところ、市場がそれに対して払おうとする価格だ。しかし、この点に関してわれわれはほとんど参考になる数字が得られない。FacebookBeboLinkedInは比較的最近、それぞれ$15B(150億ドル)$850M(8億5千万ドル)$1B (10億ドル)と評価された。(ただしBeboだけは、その価格で実際に買収されたが、FacebookとLinkedInの評価額は資金調達ラウンドの基礎となった推計に過ぎない)。MySpaceの最新の評価額は2005年にNews Corp.に買収された際の$580M(5億8千万ドル) でしかない。

これらの評価額のどれがいちばん正確なのか? 今のところ得られるデータといえば、comScoreその他のサービスから得られるページビューとユニーク訪問者の数だが、そのような統計だけを元に推測するのは非常に困難だ。たとえば、全世界ベースでのユニーク訪問者数では、Facebookは最近MySpaceを抜き、世界一となった。

世界でのユーザーの実数でいえば、最大のSNSはFacebookで、以下Myspace、Hi5、Friendster、Orkut、Beboの順となる。しかしわれわれが採用したユーザーの居住国を考慮して重みづけするモデル(下に示した)では、この順位は大きく変わってくる。このデータによるとMySpaceが群を抜いて価値のあるSNSということになる。OrkutはMySpaceの4分の1近いユーザー数だが、経済的価値20分の1しかない。

適切なSNSの順位づけ

われわれのモデルは、可能なかぎりの国/地域についてComscoreのデータを利用している。 26の有名SNSについてできるだけデータを収集し、グラフ化した。次にそれぞれの国/地域でのオンライン・ユーザー1人当たりの広告費を計算した。(元データはPriceWaterhouseCoopersの最新レポートを利用)。たとえば、アメリカでは2008年のインターネット広告費の総額は$25.2B(252億ドル)と推計されている。これをcomScoreによるアメリカの全オンライン・ユーザー数(1億9100万人)で割る。するとユーザー1人当たりの平均広告費は$132となる。統計の元数字と計算処理はこちらを参照

ちなみに、1ユーザー当たり広告費では、アメリカは世界で4位にすぎない。1位はイギリス($213)、続いてオーストラリア($148)、 デンマーク($144)の順となっている。

次に個々のSNSについて、それぞれの国/地域ごとのユニーク・ユーザー数にその国/地域の平均広告費を乗じた。つまり地域別の平均オンライン広告費によって重みづけしたSNSの価値を算出したわけである。アメリカ、日本、イギリス、オーストラリア、ドイツ、その他平均広告費が高い国に多くのユーザーがいるSNSはそれだけ高い評価額を得られることになる。

われわれはこの方法がさまざまなライバルSNSの経済的価値を適切に比較する方法だと考えている。これによればOrkutやFriendsterのように平均広告費がきわめて低い地域に何千万ものユーザーがいるSNSの価値は相対的に低くなり、逆に平均広告費が高い地域にユーザーを持つSNSの価値は高められる。

このモデルによると、MySpaceが群を抜いて高価値なSNSということになった。第2位はFacebookで、(ユーザー数ではすでにMySpaceを抜いているにもかかわらず)MySpaceの75%の価値だった。以下Bebo( MySpaceの26%)、Hi5、Amebioの順。LinkedInは第11位で、MySpaceの6%の価値だった。

評価額の幅

現在発表されている大規模SNSの現実の収入の順位はわれわれの評価モデルによる順位によく合致する。収益化の成功はユーザーの居住地域に直接の関係があることがはっきり分る。MySpaceは昨年$755M(7億5500万ドル)の収入を得ている。(今や)それより大きくなったFacebookはユーザーの多くが平均広告費の低い地域にいるため、今年の収入が$265Mと推計されている。

EMarketerの推定によると、MySpaceは2008年6月30日に終わる会計年度において$755(7億5500万ドル)の収入を得る。MySpaceはこの推定についてコメントを避けている。Googleとの広告提携による収入が約3分の1を占めるものと予想されている。今年のFacebookの収入は、広告料金による$265(2億6500万ドル)と推定される。

上で述べたように、最近のSNSの評価額として3例がある(Facebookが$15B、Beboが$850M、LinkedInが$1B)ので、われわれのモデルにこの評価額を当てはめてみよう。Facebookの評価額$15B(15億ドル)をわれわれのモデルによる重み付け評価点(valuepoint)、すなわち10.2M(1020万)で割ると、評価点あたり評価額は$1,467となる。同様に計算すると、LinkedInも似たような額で、$1,325となる。これに対してBeboは広告費の高い英国マーケットに多くのユーザーいるため、相当に割安に評価されており、$241となる。

公にされた3つの評価例を元に、他のトップ25のSNSの価値を評価してみた。ここには非常に大きなバラツキがあることが見てとれる。(たとえば、MySpaceは、どの評価例を採用するかによって、$3.3B(33億ドル)から$20B(200億ドル)までの幅がある)。しかし得られたデータはたいへん興味深い。たとえば、もしFacebookとLinkedInがBeboなみに評価されたとすると、それぞれ$2.5B(25億ドル)、$182M(1億8200万ドル)となり、最近投資家が株を取得したときのベースとなった評価額にくらべてはるかに低いことがわかる。

面白いことに、最近のポーランドのSNS、Nasza-klasaが$92M(9200万ドル)で買収されたのは、実はBeboベースの評価モデルにきわめて近い。Beboの評価をベースにわれわれのモデルで評価額を計算すると、$91M(9100万ドル)となり、実質的に同額といってよいほど近い。

ただしわれわれの分析とモデルにも、現状では、まだ大きな欠陥がある。第1に、LinkedInの場合、ユーザーは全てビジネス・プロフェッショナルなので、他のSNSとはまったく異なるジャンルと考えるべきだろう(Facebook名物の「poke」などでふざけて遊ぶユーザーはいない)。その結果、ユーザーがどの国の居住者であるにせよ、ライバルのSNSにくらべてはるかに大きな購買力が想定される。しかし、そういった問題点に留意はするものの、われわれはやはりLinkedInの評価額もデータポイントの一つとして採用することにした。

このモデルにはもっとデータが必要である。ユーザー数は4月のComscoreの発表に基づいている。われわれは近くこれを5月のデータにアップデートするつもりだ。しかしおそらく絶対的な順位には変更が出ないだろう。さらに重要な点はいくつかの大きなマーケットの情報が含まれていないことだ。たとえば、中国の2008年のインターネット広告費は、$2B(20億ドル)と推定されているが、これはわれわれのモデルに含まれていない。(主な理由は中国における各SNSユーザーの数が判明しなかったからだが)。またフィリピンも信頼できるデータが不足していたためモデルに算入されていない。(ただし、フィリピンのネット広告費の総額はわずか$3M(300万ドル)なので、いくらFriendsterが当地で強いといっても実質的な順位に影響はないはず)。最後にロシアだが、現在は「その他のヨーロッパ」に一括されている。これも別途にカウントされる必要があろう。最近、オンライン広告マーケットもユーザー数も急増しているので、ロシアのデータをアップデートすると、中位のSNSの順位に変動が出る可能性はある。

われわれが用いた広告費ベースのモデルは、やはり一つのモデルであり、ベースとなる広告費のデータも単一の情報源にたよっている。もし広告費の推計が非常に正確であれば、ユーザー数のデータはモデルにそれほど大きな影響を与えないとして安心できる。しかし逆に国別広告費のデータが誤っているようだとこのモデルは崩壊してしまう。さらに正確な国/地域別の平均広告費のデータが得られ次第モデルをアップデートするつもりだ。しかし当面、PriceWaterhouseCoopersのデータは十分役立つのではないかと考えている。

最後に、このモデルは個別の企業努力を計算に入れていない。他の面でほとんどそっくりな2つのSNSが、広告戦略の違い、あるいはもっと単純に営業マンの熱意の差で、売り上げがまったく違う結果になることは十分あり得る。もちろんこのモデルではそういった点はまったく考慮に入っていない。

最後に、先週発表されたAndrew Chenの分析についても触れておきたい。この分析ではComscoreデータの代わりにGoogle Trendsのデータが用いられているが、分析の手法はわれわれのものに似ている。しかしGoogleのデータはSNSの相対的価値を決定するのに使うには肌理がが荒すぎると思われる。またChenはインターネット広告費に関する詳細な情報が利用できなかったようだ。それでも彼の方法論には基本的に賛成だ。

私がこの記事の最後で書いたように、今やSNSの相対的価値を判断するには現在のユーザーの相対的な財政価値を考慮に入れる必要がある。単にユーザー数だけを比較しても無意味だという点に注意すべきだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)

Facebook、5月の世界ビジター数でもMySpace下す
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by Erick Schonfeld on 2008年6月21日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

4月に世界ユニークビジター数でMySpaceに肩を並べたFacebook(実際にはMySpace1億1570万人に対し1億1640万人。僅差で追い抜いていた)。 comScoreが発表した5月の統計ではFacebookとMySpaceの格差は広がり、MySpaceが1%減って1億1460万人なのに対し、Facebookは6%増えて1億2390万人となった。

Facebookは世界全体のページビュー数でも507億対454億で勝っている。MySpaceも今週新デザインがライブになったので、これできっと失地回復になるだろう。

が、世界最大の広告市場の米国内の統計ではMySpaceはFacebookに依然大差をつけており、5月の月間ユニークビジター数はFacebookの3560万人に対し7370万人。しかも、このMySpaceの数字は4月から2%の増加だが、Facebookの成長率は0%にとどまっている。よって、Facebookが今後米国内でMySpaceに追いつけるのか、追いつけるとしてどれだけはやく実現するかは予断を許さない。

ソーシャルネットワークも第2集団となると、そのビジター数は半分以下に落ちる。5月の各サイト実績は以下の通り。:

大手ソーシャルネットワークの世界ユニークビジター数(2008年5月期)

Facebook—1億2390万人
MySpace—1億1460万人

Hi5—4960万人
Friendster—3810万人
Orkut—3220万人
Bebo—2510万人

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(翻訳:satomi)

FacebookがMySpace、Friendster、Hi5、Orkutからの広告をブロック。・・・3Jamのも?
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by Erick Schonfeld on 2008年6月5日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

fb-ad-myspace.png

Facebookに載せる広告を買おうというなら、特定の禁句があるから気を付けるといい。卑猥な言葉を含んだ広告は自動的にブロックされる。ライバルのソーシャルネットワーク「MySpace」「Friendster」「Hi5」「Orkut」の名が付く広告についても同じ。(面白いことに、「Bebo」「OpenSocial」はひっかからない。「Microsoft」「Yahoo」「Google」「AOL」もそうだ)。

いいだろう。Facebookはいくつかのライバルの広告を出したくないのだ。でも、じゃあなぜ3Jamはブロックされるんだろう? 3JamはSMSサービスを提供するスタートアップで、それを使えば一度に複数のテキストメッセージをすることが可能だ。全く同じことができるFacebookのアプリだって用意されている。

新製品を試すためにFacebookの広告を作ろうとして、CEOのAndy Jagoeは困ってしまった。「3Jam」という言葉もブロックされたからだ。(実は、その製品はすごくクールなものだ。オンラインのときには無料でテキストメッセージを送受信できるし、オフラインのときにはケータイにメッセージを転送してくれるのだから)。Jagoeはいう。

3Jamをライバルだと考えてるなんて馬鹿げてる。おかしいじゃないか。まるで検閲だ。

確かに変だ。Facebookでは、他にどんなスタートアップの名前や製品がブロックされるんだろう?

fb-ad-3jam-detail.png
fb-ad-hi5-2.png
fb-ad-orkut.png
fb-ad-friendster.png

[原文へ]

(翻訳:Megumi H.)

オンラインバーの「Fubar」、300万%の急成長―CompeteからSNS統計発表
by Duncan Riley on 2008年3月9日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

competefeb08.jpg

SNSのトラフィックに関する新しい数字がCompeteから発表された。それによると「最初のオンラインバーとハッピーアワー」と銘打ったFubarが、もっとも急成長したSNSとなっている。2008年2月までの12ヵ月間で3,272,217%もトラフィックが伸びて、一躍トップ20の14位に躍り出た(表を参照)。

年々成長が落ちていたMySpaceは、なんとか1%減で食い止めたが、Facebookの77%増とは対照的。 その他の急成長サービスは、Ningが4803%(こっそりと20位にすべり込んだ)、Twitterが4368%。

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(翻訳:Namekawa, U)

SNS国際競争が加熱。注目株はHi5、Friendster、Imeem
by Erick Schonfeld on 2008年2月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

social-networks-global-chart.png
SNSの国際競争ではMySpaceとFacebookが頭ひとつの差でトップ争いの最中。comScoreによると2008年1月現在世界最大のSNSは依然としてMySpaceのユニークビジター1億900万人だが、Facebookも同1億100万人で、あと1歩のところまで追い詰めている(ただしFacebookは米国内のデータでは成長鈍化のサインが見られた)。

MySpaceとFacebookがどこまでも首位レースを続ける中、第2集団ではちょっと面白い動きも。全力疾走の短距離走者、転げるように歩く選手も混じっていて注目に値する。

第2集団のメンバー(Hi5、Freindster、Orkut、Bebo、Imeem)は全員、世界ユニークビジター数では先頭メンバーの大体3分の1から4分の1といったサイズなので、上のグラフでは各社のパフォーマンスだけ抜いてみた(第1位MySpaceと第2位Facebookを入れると見づらいので)。

1月の統計を見ると、第3位Hi5(赤)と第4位Friendster(青)が、安定したペースを維持したグーグルのOrkut(第5位、緑)、第6位Bebo(黄)との差を引き離しビョンと伸びている。後ろからぐんぐん追い上げているのが第7位Imeem(紫)で、ここは第8位Multiply(グラフ圏外)を追い抜いた。

以下チャートは上位6社の統計だ。—ここに入ってないImeemは2008年1月の世界ビジター数が1780万人、年率477%の成長となっている(Multiplyも前年比203%増の順調な伸びを見せ同1760万人に達した)。

Hi5とFriendsterでは、国際市場での成長が試合プランの主要なパートを占める。例えばFriendsterなんて米国内ではすっかりみんなのレーダー圏外に脱落という感じで忘れ去られているが、これが今やアジア最大のソーシャルネットワークなのだ。 Friendster利用者の多い国トップ5はフィリピン、インドネシア、マレーシア、米国(居残り組とアジア系の加入が増えた分だろう)、シンガポールとある。

Friendsterはアジア現地ポップシンガーのファンのためにプロフィール専用ページを開設し、9月以降新たに4ヶ国語版(中国語、日本語、韓国語、スペイン語)をオープン。サイト向けに開発者がアプリを作成できるようにして成長をキープした。

Beboは$1B(10億ドル)で売れたという噂なので、じゃあ、FriendsterとHi5はそれ以上の価値で売れるのかというと、そうとは限らなくて、売却相場は実際のメンバー構成、クリックスルー率、他の金融要因によって決まるところがある。えてして広告主は宣伝キャンペーンはエリア別に対象を絞りたがるものだ。日・米・欧より一人当たりの購買力が低い人口が対象の広告には広告料も出し渋る。つまり、メンバー全てが広告主にとって等価とは限らないし、従って企業買収の買い手にとってもそれは同じことが言える。とは言え米国内ではそろそろSNSが飽和に達してきているので、成長を維持するにはみんな国外に目を向けるしかないのである。

sns_global_growth_jan08.gif

[原文へ]

(翻訳:satomi)

Multiply、フィリピンで大健闘、広告契約を獲得
by Nick Gonzalez on 2007年11月9日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ソーシャル・メディア・アグリゲーターのMultiplyは地味だが国際的に成長中だ。内部資料によると、今や月間ユニーク訪問者1050万人を数え、2006年のトラフィックの3倍になっている。Comscoreの最近の数字では9月に1250万のユニーク訪問者があった。

このサービスはいわば「メタSNS」で、ユーザーは多数のソーシャル・サービス(写真、ビデオ、ブログ)からコンテンツを収集して共有できる。 Voxと比較して紹介したわれわれの記事を参照。ユーザーは毎日125万の写真、1万6千のビデオ、5万5千のブログ記事を投稿している。しかしアメリカを本拠にした企業であるにもかかわらず登録ユーザー、トラフィックとも大部分は国外から来る。

フィリピンはその中でも特に多数のユーザーを獲得した地域だ。Alexaによれば、Multiplyはフィリピンで第5位のサイトで、月間200万以上のユニーク訪問者がある。われわれは以前このサイトのトラフィックの39%はフィリピンから来ていると報じたことがあった。このサービスがフィリピン最大の放送ネットワークの一つ、ABS-CBNと複数年の広告契約を結んだというニュースも驚くにはあたらない。ABS-CBNは67のテレビ局、19のラジオ局、30のウェブサイトを傘下に持ち、フィリピン人口の97%にテレビ放送を提供している。今回の契約で、ABS-CBN InteractiveはフィリピンにおいてMultiplyのために広告と携帯サービスを販売し、収入を折半する。

往々にしてアメリカのメディアはないがしろにしがちだが、国外市場の重要性をあらためて浮き彫りにするものだ。FriendsterやOrkutのようなサービスはアメリカではぱっとしないが、国外で多くのユーザーを獲得している。インターネットというグローバルな世界では、国外市場は将来ますます重要性を増してくるはずだ。リサーチ会社のDatamonitor Plcによると、今年末にはアジアは世界のSNSユーザーの35%を占める。ちなみに28%がヨーロッパ、中東、アフリカ、25%が北アメリカ、12%がカリブとラテンアメリカで占められている。スタートアップが大きく成長したいなら、国際的になることが大切だ。

Crunchbase Multiply

Crunchbase Friendster

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(翻訳:Namekawa, U)

Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへ
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by Michael Arrington on 2007年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Googleに野心的なソーシャル・ネットワーク・プロジェクトが存在することは、まず9月初旬にこの記事で報じたが、さらに今週この記事でフォローした。プロジェクトの正式名称はOpenSocial (このサイトは木曜にオープンする)で、われわれの以前の予想をはるかに超える広がりをもつものと判明した―デベロッパーは自分の選んだSNS(「ホスト」と呼ばれる)用にGoogleが提供する一連の共通APIを使ってアプリケーションを開発することができるようになる。

これはまた もうひとつ ソーシャル ネットワークのプラットフォームを作る試みではない。最近、次から次へと新しいSNSプラットフォームが生まれてくるために、デベロッパーは困難な選択を強いられている。ソーシャル・ネットワークのためにアプリケーションを書き、メンテナンスするためには当然コストがかかる。単純にコストパフォーマンス上の制限から、大半のデベロッパーは一つか二つの主要なSNSだけを選び、他は無視することを余儀なくされている。

Googleが提供しようとしているのは、多くのネットワーク上で共通に作動するアプリケーシュンをデベロッパーが簡単に開発できる仕組みである。この試みを首尾よく成功させることができたら、Googleはまさに舞台の中央からネットワーク全体を支配できる。

何がローンチされるのか?

OpenSocialは、提携SNSの協力を得てGoogleが制定した以下の3組の共通APIからなる。 これを利用することによってデベロッパーはSNSの中心となる機能と情報にアクセスすることが可能になる。

  • プロフィール情報(ユーザー・データ)
  • 友達情報(ソーシャル・グラフ)
  • 活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動)

OpenSocialプロジェクトの参加ホストは、このAPIを利用したコールに対して適切はデータを返すことを約束している。Googleは特殊な用法を含めてあらゆる場合を想定した網羅的なAPIを提供しようとはしていない。その代わり、最もベーシックな機能を提供することだけに集中している。特殊な機能やデータを必要とする場合は、それぞれのホストが提供する固有のAPIを直接利用することになる。

Facebookプラットフォームなどとは異なり、OpenSocialは独自のマークアップ言語を持たない。(Facebookはセキュリティー上の理由から、デベロッパーにFBML〔Facebookマークアップ言語〕の利用を要求している)。OpenSocialでは、デベロッパーは通常のjavascriptとhtml(これに加えてFlashコンポネント)を利用する。(またエンベッド・コンポネントも利用可能)。このGoogleのアプローチのおかげで、デベロッパーは既存のjavascriptによるフロントエンドのコード資産をそのまま、あるいは簡単な手直しを加えただけでOpenSocialに利用できる。つまりOpenSocial標準によるアプリケーション開発は、Facebookの場合と比べてさえ、ずっと容易になる。

アプリケーションは、それぞれのホストの課す制限の下で、プロフィール・ページ、キャンバス・ページの双方で完全に機能する。これと対照的にFacebookの場合は、ほとんどの機能をキャンバス・ページでしか許可しておらず、したがってウィジェットはプロフィール・ページでは制限された一部の機能しか実現できない。

OpenSocialは、広告の表示を許可するか、デベロッパーが事前にホストにアクセスの申請をする必要があるか(Facebookは申請する必要がある)等、ホストが課すさまざま制限の内容には関与しない。こういった制限はすべてそれぞれのホストの責任で設定し、強制するものとされる。OpenSocial API自体は最大限の自由度をもって設計されている。

ローンチ時点の提携パートナー

OpenSocialのパートナーは2種類ある。ホストとデベロッパーだ。ホストというのはSNSのことで、現在、Orkut、Salesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、Oracleが参加している。

デベロッパーにはFlixster、iLike、RockYou、Slideなどが参加。

このプロジェクトの意味するものは?

OpenSocialの発足のタイミングはこれ以上ないというくらい絶好だった。このところ、新しいSNSプラットフォームが登場するたびに、新しいマークアップ言語に対応せねばならず、アプリケーションのコードを書くにもメンテナンスするにも時間とコストかかることに対してデベロッパー側から悲鳴が上がっていた。誰かがこの無駄を省かせるシステムの開発に乗り出してくれなくてはどうにもならない状況だったのだ。(われわれもこの記事の最後でそういう意味のことを提案している)。さらにFacebookがすべてを支配することへの恐れが、有力なパートナーをGoogleの陣営に集める結果になった。参加ホストSNSのリストは壮観だ。デベロッパーはさっそくこのAPIを利用したアプリケーションの配布に乗り出すだろう。

しかも、大急ぎで。Facebook Platformのブームでは、最初にアプリケーションを出したデベロッパーが非常にたやすくユーザーベースを確保できることが明らかになっている。これは早い者勝ちのゲームで、出遅れたプレイヤーは苦戦を強いられる。デベロッパーはOpenSocialという新たな金鉱を発見した。すぐに皆がここに殺到してゴールドラッシュが始まるに違いない。

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Friendster、開発者向けプラットフォームを発表―プラットフォームは日用品化しつつある
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by Mark Hendrickson on 2007年10月26日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CrunchBaseウィジェットを開発したのは正解だった。今日FriendsterというSNSが開発者向けプラットフォームを発表したのだが、読者はどんな会社だったかこのウィジェットで記憶を新たにすることができるはず。(冗談、冗談。Friendsterには5千万のユーザーがいて、特にアジアでは非常に人気が高い)。

Friendsterのプラットフォームの発表はFacebookの発表に遅れること5ヶ月だが、MySpaceの発表からは1週間もたっていない。 ちなみにMySpaceは数年前にFriendsterをトップの座から突き落とした会社だ。これでFacebookは主要な機能で再度新たな独自性を打ち出さざるを得なくなったのではないか。SNSそれ自身と同様、開発者向けプラットフォームもありふれた日用品と化しつつあるようだ。

もちろん、まだこう断言するのは少し早すぎるかもしれない。というのもわれわれはMySpaceについてもFriendsterについてもそのプラットフォームの現物をまだ見ていないのだから、もしかするとある1社のプラットフォームが常に改良を続けて他よりずっと優れたものになるという可能性もある。しかしFriendsterによるプラットフォーム(開発者向けには即座に公開されるが、ユーザーに対してサービスが開始されるのは11月30日)の説明を見たかぎりでは、どのプラットフォームも結局ほとんど同じようなものになりそうな気がする。

Friendsterは開発者ウィジェット中で広告を掲載することを許可し、収益の一部を分けるように要求しない。Facebookのアプリケーション・ディレクトリと同様のウィジェット・ディレクトリが作られる。ウィジェットについての情報をクチコミで伝えるのに、Facebookではニュースフィードによっているが、Friendsterでもこれに似た「MyNetwork Module」という仕組みを使う。Friendsterのウィジェットは「Friendsterデータ」( つまりプロフィール、ソーシャルグラフなどの情報)にアクセスできる。そしてFriendsterは「ユーザーコミュニティーからのフィードバックに耳を傾けて改善の努力を続ける」としている。

これは結局大した影響が出ない話なのかもしれないし、そうでないかもしれない―Friendsterはこのプラットフォームは「独自規格ではない non-proprietary」ものになると言明している。つまり他のプラットフォーム向けに開発されたウィジェットをFriendsterのプラットフォーム向けに容易に利用できるということのようだ。これもまた差別化を図れる点だ。ウィジェット開発者は自分のウェジェット内であれば、キャンバスのようなFacebookのページに限らず、どこでも好きなところで広告を表示できることになる。

Friendsterはオープン化の「第3ステージ」だと称している。どうやら、2006年8月にユーザーがプロフィール・ページでHTMLとFlashウィジェットを使えるようにしたのが第1ステージで、2007年9月にアーティストが音楽の宣伝をすることができる「Fan Profileles」を設けたのが第2ステージらしい。そこで今回が第3ステージになる。なるほどずい分来たものだ。

11月30日のエンドユーザー向けウィジェットのリリースに間に合わせるべく、すぐに作業を始めたい開発者は、こちらのオンライン文書を参照のこと。

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Friendster、カムバック中―中国でローンチ
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by Michael Arrington on 2007年9月26日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Friendsterがカムバックした―少なくとも中国では。

FriendsterはMySpaceに食われるまでは一番クールなSNSだったわけだが、徐々に以前の評判とユーザー数を取り戻しつつある。今や5千万の登録ユーザーと月間2470万のユニーク訪問者を数えるまでになっている。唯一の問題は(問題と呼ぶのが適切かどうか分からないが)、Orkutと同様、ほとんどのユーザーがアメリカ国外から来ていることだ。Friendsterの場合、特にアジア・太平洋地域からの利用者が多く、2470万の月間ユニーク訪問者のうち2400万、5千万の登録ユーザーのうち3500万が同地域から来ている。

そこでFriendsterがその強みを生かして伝統的中国語による、初の非英語サイトを立ち上げたのも驚くには当たらない。これは独立した別のサイトではなく、URLも従来と同じだ。ユーザーは単に言語オプションで「中国語」をクリックするだけで、中国語のコンテンツにアクセスできる。ユーザーが生成した内容はそのオリジナルの言語のままで変更は加えられない。

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Friendster、40%の成長―Web 2.0はまだまだ拡大の余地がある
by Duncan Riley on 2007年6月27日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

cake.jpgVenturebeatに掲載された最新のcomScoreの統計によると、Friendsterのページビューはこの5月に40%も上昇した。

Friendsterは現在SNSサイトのランキングで4位につけている。MySpace、Facebook、Hi5の次で、Tagged.com、Bebo、Piczoの上だ。

最近はSNSの分野ではFacebookの優位が絶対的だという見方が強い。それならいったいどうしてFriendsterが40%もの成長を遂げることができたのか?

現在の広く行なわれている理論によると、SNSマーケットのサイズは限られており、ユーザーはSNSサービスの中から一つだけを「あれか、これか」で選ぶことになっている。つまりあるユーザーがFacebookを使い始めるということはそれまで使っていたMySpaceなりFriendsterなりを止めるということになる。当然SNS全体のユーザー数は増えない。しかし事実は、Facebookが急成長しているにもかかわらず、MySpaceとFriendsterの双方も依然成長を続けている。つまり、この理論は間違っていることになる。

まず「あれか、これか」理論を考えてよう。私が6月20日にMySpaceについて書いた記事にもあるように、皆ホームページをカスタマイズするのにたいへんな時間と努力を注いでいるので、それを捨てるようなユーザーは少ない。特に移行先(この場合はFacebook)がサポートするカスタマイズ機能が移行元(MySpace)と大きく違うような場合は特にそうだ。しかし逆に、ユーザーは友達が別のSNSに属していれば、その場所にでかけてでもコンタクトを求めるものだ。これによって複数のSNSへ登録する動機が生まれる。写真についてはYahooのFlickrを使うユーザーもそれ以外の機能ではGoogleを使うのと同じことで、SNSユーザーも異なるサービスに参加して、それぞれ異なるグループの友達と交流することはありうる。ひとつのサービスに加入したからといって、他のサービスの代わりにはならない。

第二に、マーケットは全体として拡大している。Venturebeatの記事にもあったが、Friendsterはマレーシアとフィリピンで大きな伸びを記録している。アメリカ国外にも市場は広がっている。地球全体の人口に対してアメリカの人口はわずか4.53%に過ぎない(wikipedia)。中国はむこう1年から1年半の間にブロードバンドユーザーの人口でアメリカを追い越すものとみられている。インドは世界でもっとも英語を話す人口の多き国だ。頭のいいスタートアップはグローバルなユーザーに受け入れられるようなサービスをデザインしている。世界にはアメリカのような成熟した市場に比べて、はるかに成長の可能性が大きいマーケットがいくでも存在する。

Friendsterの成長はWeb 2.0業界全体にとってよいことだ。マーケット全体としてさまざまなサイトでユーザーが増えているからには、いきなり不況が襲ってくることはありえないだろう。Friendsterは、強力な、それどころか優勢なライバルとの競争に直面しながら成長を続けることに成功している。つまりWeb2.0のスタートアップには、競争の激しい特定の分野でもまだ成長の余地があるということだ。Web2.0というケーキは皆に行き渡るくらい十分にあるといえる。

Comscoreの統計を下に。

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Google、Friendsterとの広告契約を獲得
by Michael Arrington on 2007年3月8日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

大ソーシャルネットワークが広告ネットワークと手を組んで、サイトの収益化をはかる動きは止まらない。MySpaceが2006年8月にGoogleと$900M(9億ドル)の契約を結べば、その数週間後、Facebookは対抗してMicrosoftと手を組んだ。今日(米国時間3/7)、「Friendster」はGoogleと、検索とキーワードターゲット広告の両面で複数年の独占契約を結んだことを発表した。

金銭面は明かされていない。FriendsterはMySpaceやFacebookより格は落ちるが、Googleにとって成功であることに違いはない。Friendsterの月間ページビューはおよそ60億、MySpceの1/6ほどだ。

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News Corp: MySpaceの価値は$60億ドル
by Marshall Kirkpatrick on 2006年11月16日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

昨日(米国時間11/14)オーストラリアで行われた投資家向説明会の席上、Rupert Murdochは「MySpaceは今$6B(60億ドル)で売れる」と語った。News Corp.が当初支払った$580M(5億8000万ドル)の約10倍だ。

他には、MySpaceの数多の対抗馬のひとつFacebookがIACと交渉に入っているらしいという噂 。少なくとも、Zuckerberg(Facebookのファウンダー)とJason Rapp(IACのM&A担当幹部)は、ニューヨークのFoursquare conferenceでふたりで話しているところを見られている。Facebookは以前にはYahoo!と買収の話があったが、値段が高すぎたのか、株の動きがよくなかったからなのか、話は立ち消えていた。ソーシャルネットワークは、IACのポートフォリオから抜けているもののひとつだが、Facebookの基本が学生中心だということと、高値($2B[20億ドル]との噂)を考えると、果していい相手なのかどうか。私がIACだったら、ブランド力のある(しかし、停滞気味の)Friendsterを選ぶだろう。IACのネットワークがFriendsterに生気を吹き込むはずだし、前に噂されていた$50M~$100M(5000万~1億ドル)という値段もFacebookの前ではどうということはない。

Friendsterは以前から売りに出されていて、ソーシャルネットワークに関する本物の特許を 持っている。ということは、おそらくNews Corp.は将来[Friendsterに]ライセンス料を払うことになるだろう (Friendster が訴訟戦略を練り直し、かつMySpeceの財布が、いや十分に安定するまで成長し、Rupertが語っていた60億ドルよりずっとでかい事業になって、その財布が狙えるようになれば)

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Friendster、今こそ話す全ての真相
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by Michael Arrington on 2006年10月16日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

New York TimesでGary Rivlin がとうとう Friendster の「全ての真相」記事を書いた。皆が(私も含めて)そのうち書いてやるぞといって脅していた記事である。要するにヒドイ話なのだ。記事に出てくる人間のほとんどはここに書かれたことで嫌な思いをしているに違いない。多くの関係者はこういう記事が書かれるのを防ごうといろいろと努力していた。

2003年、Friendster はGoogleからの$30M (3000万ドル)での買収提案を拒絶した。

それ以来すべては坂道を転げ落ちるように悪化の一途となった。

ファウンダーの Jonathan Abrams はGoogleへの売却の代わりにベンチャー資金を導入した。Friendster は結局 Kleiner Perkins Caufield & Byers、BenchMark Capital、Battery Venturesからの投資を受けた。その結果、シリコンバレーでもっとも有名で成功しているベンチャーキャピタリストのいく人かがFriendsterの取締役会に加わった。

Friendster は MySpace のブレークと同時につまづいた。Friendster のユーザーが当時注目を集め始めていたMySpaceへ逃げ出した理由として、ユーザーの増加に伴なって急激に Friendster[のシステムの反応速度]が遅くなっていったことを挙げる意見が多い。もし Friendster に成長に伴なうシステム拡張を適切に処理できる能力があったら MySpace は今日のような毎日10億ページビューを誇る怪物に成長するチャンスは絶対になかったはずだと思う。

Friendster の失敗のキーポイントとして、破滅的なまでに拡張性に乏しかった当初のアーキテクチャー、派手好きで現実感覚に乏しい CEOが歴代 (Tim Koogle、それから Scott Sassa、それから Taek Kwan)続いたこと、トップレベルでの社内抗争 (特にサービス担当VP vs. エンジニアリング担当VP) が激しかったこと、取締役、役員のレベルで全般的に意識が傲慢だったこと、などが挙げられている。記事では誰もかれも、Kleiner Perkins のパートナー、John Doerr や元パートナーの Russ Siegelman まで容赦なく批判の対象になっている。

2005年末にあらためて売却を試みて失敗した後、今年初めに資本の増強が行われ、Friendsterのファウンダーの一人Kent Lindstrom が社長に返り咲いた。彼は自分の功績を言いふらしたがるタイプではないが、現在 Friendster は業績が少なくとも上向いてきたようだ。Kent はFriendster がずっと必要としてきた人材―サービスの改善に取り組む地味だが着実なリーダーだ。

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Piczoとライバル達に関しての一考察
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by Michael Arrington on 2006年9月26日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

サンフランシスコを拠点に置くPiczoは、今日(米国時間9/25)メディアを対象にサービスの最新状況と主要統計データを発表するとともに、カミングアウトパーティを開催する。CEOのJeremy Verbaは同様のパーティを数週間前にUKでも開催、その模様はTechCrunch UKで取り上げた

Piczoには、1日あたり3万5000人の新メンバー登録追加があり、その75%は13才から16才といったティーンエージャー。月間1000万人のユニークビジター、25億のページビューを持つ。これらは、モンスター級のライバル、MySpace (10億ページ/日あたり)に比べれば大したものではないが、ネットワーク効果のパワーがうまく利用された例である。というのも、Piczoはマーケティングに一銭も費やしていないからだ。

それに、Myspaceとは異なり、Piczoは安全第一に重点を置いている。Piczoにあるユーザーページをただブラウズすることは、ほとんど不可能にちかい。検索機能、ブラウズ機能のいずれもないのだ。ユーザーが自身のURLを他者に知らせない限り、ユーザーページを見つけることはできない。それに、ユーザー、保護者、その他の人たちによって、サイトにふさわしくないふるまいをレポートする方法が多数用意されている。Piczoは、全ての苦情を検討、メンバーの安全を守るために迅速な対処を取るよう、フルタイムスタッフを配属している。

Piczoは、2004年はじめに有料サービスとして設立。初期のユーザーフィードバックを反映して、無料サービスとして再スタート。ファウンダーのJim Conningがカナダのティーンエージャー100人に新サイトのお知らせをメール送信。それが、Piczoのマーケティングへの取り組みとしては最初で(それに今回のパーティに至るまでは)最後だった。100通のメールの結果は、サービスの大規模な普及を生んだバイラル効果。

パワフルなCEO、Jeremy Verbaを昨年終わりに迎え入れた。Verbaは、これまでにAOL Voice ServicesのGM(General Maneger)とVice President を歴任。任期中、100万人を超す加入者規模に育て上げた。加えて、CNETとE!Entertainment TelevisionのジョイントベンチャーE!Online(現在はComcastの一部である)の共同設立者でpresidentでもあった。Piczoは、Sierra VenturesとCatamountから、2005年、2006年の2回、合計US$7M(700万USドル)という豊富な資金を調達。

ソーシャルネットワーキング分野

大規模なソーシャルネットワーキングサービスについて状況がどのように展開しているのかを知る為にComscoreを調べてみるいい機会だと思った(U.S.データのみ)。MySpaceが、1日あたり10億ページビュー、1億人登録ユーザーそれに5600万ユニークビジターを月あたり記録し、王座に着いている。なにかあるとすれば、ライバル達に対してリードをさらにあけつつあるということだろう。

しかし、この分野に他の勝者がいないということではない。Facebookは、高校生、大学生をターゲットにしたマーケットで圧倒的であり、最近決定した(大学生、高校生だけでなく)誰でも登録できるシステムに変わることで、ユーザー層とページビューをほぼ確実に伸ばすことになるだろう。Bebo、Tagged、Piczo、Friendster、TagworldそれにTribeもマーケティングコストはゼロ、またはほんのわずかな資金で、かなり順調な成長率を見せている。

国際的に成長する可能性もある。BeboとPiczoの両サイトは特にUKで強い存在。もちろん、これらのサイトが英語圏以外の国々において、ローカルサイトのライバル達と競合した場合に成功を収めるかどうかというのは分からないが。この先12ヶ月内に整理統合が進み、主な独立系のソーシャルネットワーキングサイト(Facebook、 Beboなど)は、大手サイト(特に買収候補をアクティブに探しているように見えるYahoo, MicrosoftそれにViacomなど)によって買収されるだろうと予測している。

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