Glam
by Robin Wauters on 2009年4月7日

分散メディアネットワークのGlam Mediaが$10M(1千万ドル)を調達した。今回は特に日本とドイツにおける事業に関連した資金調達だったとPaidContentが報じている。創立以来過去5年間で5回目となる資金調達は日本のベンチャーキャピタルであるみずほキャピタルと現地の広告、メディア企業数社からのもの。〔関連ニュース〕 これと別に、ドイツではジョイントベンチャーのパートナーであるHubert Burda Mediaから資金調達を行った。これでGlam Mediaに投資された資金の総額はなんと$100M(1億ドル)に上った。(これには$20M(2千万ドル)の融資は含まれていない)。

またGlamは調達した資金を積極的に運用している。2008年にはいくつかの戦略的な企業買収を行っており、特にグローバル化を強く意識している一方、Tinkerのような興味あるプロジェクトもスタートさせている。

Glamがドイツの同業「Codex Media」を買収、現地法人化
by Don Reisinger on 2008年9月27日

Glam Media

主に女性が対象のコンテンツのネットワーク「Glam Media」が、ドイツの大手女性向けコンテンツネットワーク「Codex Media」を7月に買収、「Glam Deutschland」として業務統合化を進めていることが分かった。

Codex Mediaと取引きのある人に今朝(米国時間9/26)Codexから「CodexがGlamになる」という書簡が届き、そこからTechCrunchに買収したかもしれないという情報提供があって分かった。(書簡と)同じ声明は同社のサイトのトップページ[Googleの機械翻訳入ってます]にも出ている。

Codex MediaのサービスはGlam Mediaと似ている。サイトでは、ドイツの幅広い市場の女性に向け、ファッションやセレブのゴシップなど各種プレミアム(高級)コンテンツを提供している。なによりも見逃せないポイントは、コンテンツの多くがこの業域でかなり人気の高いサイト(ドイツ語版のコスモポリタンやElleもCodeX傘下)である点だ。

Codex Mediaがこうして「Glamに改名する」と公言しているのだ。大転換の途中と見て間違いないだろう。

巷ではGlamが社員を一部レイオフするとか、男性にアピールして読者を増やそうと画策しているような噂も根強い。今年調達した$85M(8500万ドル)を有効利用しようという試みは当然あるべき動きだろう。

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(翻訳:satomi)

StyleFeeder、Glamに参加、Shopping.comと提携
by Duncan Riley on 2008年4月22日

stylefeeder1.jpgパーソナル・ショッピング・エンジンのStyleFeederは、広告ネットワークのGlam Mediaに加盟し、Shopping.comと提携して価格比較情報を提供する。

この提携は、StyleFeederが150万ページビュー(comScoreによる)という数字以上に、100万のFacebookユーザー(StyleFeederはFacebookの最大のショッピング・アプリケーションだとしている)をGlamにもたらす点が重要だ。Glamの広告ネットワークにとっては大勝利だ。

Shopping.comとの提携により、StyleFeederは価格比較機能を備えたショッピングエンジンとなり、ユーザーにとってはよりワンストップ・ショップに近づくことになる。

われわれの前回記事についてはここを参照。

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(翻訳:Namekawa, U)

噂:Federated Mediaが、評価額$200Mで$50Mの資金調達
by Duncan Riley on 2008年4月4日

federated-media-logo.pngFederated Media(FM)が、Oak Hill Capital Partnersから評価額$200M(2億ドル)で$50M(5000万ドル)を調達したらしいとの噂を、VentureBeatが伝えている。Federated Mediaの資金総額はこれで$57.4M(5740万ドル)になる。

ではFederated Mediaはこの$50M(5000万ドル)で何をしようというのか。サイトへの投資だ。3月のインタビューはこうだった。

Battelle[FM会長]:資金調達ラウンドをやったとして、そこで調達したお金で何をするのか、はっきりとは言えません。ただ、この新しい分野には恐ろしくたくさんのチャンスがあるので、有意義なアイディアであればどんなことでもできるように、資金が使えるのはいいことです。非常に動きの早い市場なので資金調達が必要なのです。つまり、個人サイトが資金を必要としているので、われわれはあらゆるそんなサイトのいいパートナーになりたいのです。

そのときマイケルはこう書いている、

Battelleが考えているのはこういうことだと思う。サイトを完全に買い取るか、収益を保証するか、株式と交換に収益を保証する。パブリッシャーはFederated Mediaを、ベンチャーキャピタリストと比べて魅力的なインベスターだとは考えないだろう。理由は単純で、長期にわたって自分たちの収益を縛られることになるのはいやだろうから。

VentureBeatは、事業拡大とFacebookアプリについて語っているが、FMが中核ビジネスを構築するのに、これ以上資金が必要だろうか。FMがサイトを所有したり一部を所有して、他のサイトに対して広告ブローカーの役割を果すことによって、Glam Mediaの道をたどるチャンスはいくらでもある。

情報開示:FMはTechCrunchの広告を販売している

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(翻訳:Nob Takahashi)

Yahooの「Shine」、25歳から54歳の女性向けポータルをローンチ
by Duncan Riley on 2008年4月1日

shine.jpgYahooは25歳から54歳までの女性向けの新しいポータル 、Shineをローンチした。

基本的には、Shineは雑誌スタイルのレイアウトの大型ブログだ。コンテンツは多くのカテゴリーが含まれ、トップページにはカテゴリーを通したサイト全体から選ばれたホットニュースが表示される。カテゴリーには子育て、愛とセックス、健康な生活、食べ物、お金とキャリヤ、エンタテインメント、ファッション、美容、家庭生活、星占い、などがある。

Wall Street Journal の記事によれば、Yahooのライフスタイル担当副社長、Amy Iorioは「社内での調査の結果、女性は女性向けのさまざまなコンテンツとコミュニケーション・ツールが一体となったサイトがないことに不満を感じている」として次のように説明している。

われわれの調べた女性は、身の回りの人々すべての世話をしている。 そのため、女性は親であると同時に妻でもあり、娘でもある。そういった多面的な女性の人格すべてをターゲットにしたサイトが求められている。

YahooのShineはGlam Media、Sugar、iVillageなどのライバルになるものとみられる。

shine2.jpgshine3.jpgshine4.jpg

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(翻訳:Namekawa, U)

Glam、広告掲載者への支払いを大幅減額―「最大80%の収入ダウン」
by Michael Arrington on 2008年3月31日

広告ネットワークのGlamは、新しいラウンドで$85M(8500万ドル)の資金を調達してわずか1ヵ月後、パブリッシャー(広告掲載者)に約束していた支払いのうち、少なくともいくつかを廃止することとした。

Glamのゼネラル・マネージャーで副社長のScott Swansonは、パブリッシャー宛の電子メール(全文を下に掲載)で、売れ残り枠を埋めてきた「自社広告」について、Glamが「契約上合意した最小限の約定分」の履行を除き、3月25日で停止したことを通知した。

このメールは、パブリッシャーに「売れ残り枠の活用方法について、ユーザーの選択肢を増やす」ための変更だとしている。しかしあるGlamの大口パートナーによれば、実際のところ、Glamがパートナーへの支払いを大幅にカットする手段以外の何物でもない。彼はこう言う。「Glamはこのニュースがさも前向きの話のように思わせようとしているが、実際には広告掲載者にはダメージだ。われわれは以前、自社広告に対して3-5ドルのCPMを保証されていた。自社広告をやらないとなると、その分の収入はなくなる。仮にGlamのネットワーク全体の広告スペースのうち30%が売れているとすると、自社広告がトラフィックの70%(ほとんどの広告掲載者に対して)を占めていたことなる。この分からは広告料が入ってこなくなるわけだ。広告掲載者にとっては30-80%の収入ダウンだ。」

Glamのビジネスモデルは、広告掲載者に最低一律の支払いを保証するもの。中規模のブログは、ざっと月に1万ドルの支払いが保証されている。Glamはこれらのブログに広告を販売し、売れ残りのスペースにも高額なCPMの自社広告を置いている。もしブログのページビューが保証分以上に伸びれば、その分が実際に加算されて支払われる。、ページあたり3枠以上の広告ユニットを掲載しているブログ運営者は、15ドル以上のRPM(1000ページビューあたりの収入)を得ているものもあった。これはブログにとっては素晴らしい広告収入で、とくに一般女性をターゲットにしたブログにとっては魅力的だった。(ニッチを狙ったブログでは単価がもっと高いところもあるが、スケールが小さい)。

で、どうしてGlamはこんなことをしたのか。たぶん3つの理由が考えられる。

第1に、コストを下げる必要があること。去年この会社は$21M(2100万ドル)の売上に対して$3.7M(370万ドル)の損失を出している。経営陣は投資家に、2008年には$150M(1億5千万ドル)の売上に対して$40M(4千万ドル)の利益を出すことを約束している。それを達成する唯一の方法は、広告掲載者をもっと増やし、広告をどんどん売って自分たちの取り分を多くすることだ。

第2に、去年Glamは資金を調達中だったから、〔契約ブロガーの数を増やすため〕彼ら全員を満足させておく現実的な必要があった。それには毎月多額の小切手を渡すのにまさる方法はない。さてGlamが多額の資金調達ラウンドを成功させた今となっては、もう小さなブロガーなど必要ない。まして損失にしかならない自社広告の料金など払うわけがない

第3に、Glamは現在、広告掲載先のブログの多くを活発に買収しているが、それを安く上げたい。収入を大幅に、しかもあっという間にカットすることで、ブログの多くはすぐに資金繰りが非常に苦しくなる。やむなくGlamへ売却せざるをえなくなるかもしれないする。そのブログの売上が低ければGlamは二束三文で買い集めることが出来る。

さてこれらが意味することは、ただ一つ。もしあなたがGlamの広告掲載者ならば、もう目的は達した。おいしい話は終わり、ということだ。どこか別の場所をを見つけたほうがいい。向こうはでかい会社を建てようと必死だ。契約期間が満了した後も、同じように支払いがされるとあてにしていたとすれば、あなたはまさにGlamの期待通りの馬鹿ということになる。

私はGlamにコメントを求めているが、まだ返事は来ない。この会社はこれまで合計$114M(1億1400万ドル)を調達している。

アップデート:Scott Swansonが次のようなコメントを回答してきた。

Glam Publisher NetworkのGMとして、当社が最優先するのは、われわれの広告掲載者の成功を手助けし、高額なCPMのブランド広告を維持できるようにすることです。他の多くの広告ネットワークと異なり、私たちは料金を値切りませんし、その結果パートナーは高額なCPMのブランド広告の利益を享受してきました。私たちが有償広告をお届けできないとき、これまではGlamの自社広告(現在はGlam Networkブロガー賞をご案内しています)で埋めていました。しかし広告掲載者から、自社広告がいつも埋めている印象があるのでもっと選択肢が欲しいというご要望が出ていました。今回新たに採用された売れ残り枠のデフォルトは、Glamの自社広告という固定したものから、より多くの選択肢を持てるようにするものです。これはネットワーク全般の「デフォルト」テクノロジーてして広く使われてきたのと基本的に同じものです。

私はGlamの成功が、パートナーである広告掲載者のお陰であることに感謝していります。われわれの企業として目標は、独立した上質なパブリッシャーと熱心なオーディエンスが創りあげてきたメディアの世界によってで、広告主を納得させ、新しいやり方で広告に取り組んでもらえるようにすることです。私たちは引き続き対話を歓迎します。

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(翻訳:Namekawa, U)

Federated Mediaバッテル会長がライバル批判、パブリッシャーへの出資も検討中か
by Michael Arrington on 2008年3月22日

今朝(米国時間3/21)CNETで「Federated Media(FM)ジョン・バッテル(John Battelle)会長インタビューを読んで驚いたことが2つある。- ライバル「Glam Media」のことを“今月のフレーバー”と名指しで非難していることと、氏が抱えるパブリッシャーたちの持ち株を買う可能性を示唆した点だ。

フル・ディスクロージャー(完全情報開示) – Federated Mediaは本ブログの広告営業パートナーである。大好きな時もあれば、あんまり好きでないこともある。

Glam Mediaは「今月のフレーバー」である

まず最初に目立ったのが競合相手「Glam」叩き。CNETのStefanie Olsen記者がバッテルにこう尋ねた。「Glam Mediaみたいな垂直型広告ネットワークが今ものすごい人気ですよね。投資家筋にも受けが良いようです。どうしてだと思われますか?」。これに対し氏からの返事はこうだ。「みんな彼らのことがよく理解できてないからですよ。自分らに理解できないことはきっとうまくいくと期待してしまうんです」。さらに、こうも。「私なんか彼らを見ても今月のフレーバーみたいなもんかな、と思うだけですけどね。マーケターにはどこに付加価値をつけ、パブリッシャーにはどこに付加価値をつけるのか、そこまで掘り下げて考えなくては。」  -今はどの会社のお偉いさんもマスコミ向けに訓練が行き届き過ぎててハッキリ物を言う人がいない。ライバルをここまで直球で非難する人を見るのは胸の空く思いがする。

私なら、次に聞きたいのは「Federated MediaがGlamとどう違うのか?」という質問だ。Federated Mediaはハイテク系サイトに広告を営業している。片やGlamは女性向けサイトが広告営業先だ(MyYearbookが最大の提携パートナー)。広告営業努力の注力分野が違う点を除けば、野次馬程度のカジュアルな興味で見守る人の目から見て、そんなにはっきりとした違いはない。

が、実はこれら2つのネットワークには戦略上、実に大きな違いがあるのだ。Glamでは自社丸抱えのサイトを幾つか持っており、初期の頃はこうした直営サイトがアンカーのサイトとして助けてくれた。 その点、Federated Mediaには大手パブリッシングサイトが一つもないのだ。

Glamではまた提携パートナーに収益を保証している。例えばMyYearbookは噂ではページビューのCPM当たりの広告料が保証されており、ほかにも月額1万ドル以上の支払い保証を受けているブログも沢山あるらしい。この保証を出したせいでGlamは昨年、収益$21M(2100万ドル)に対し$3.7M(370万ドル)の赤字を出した。でも、この保証のお陰で成長が加速され、結果として巨額の資金調達ラウンド完了に成功した。 逆にFederated Mediaは保証もしない代わり黒字だが、調達はたったの$7.4M(740万ドル)である(Glamの10分の1以下)。

だが、マスコミが伝えるところによると、バッテルはGlamが羨ましくてしょうがないのだという。氏はa $100M(1億ドル)の買収提案を蹴ったが、報道によると、それもFederated Mediaには最低でもGlam以上の価値(つまり$400+M)がないおかしいと氏が思っているからだという。

Federated Mediaはパブリッシャーの買収・資本参加に動くのか?

Federated Mediaのモデルの弱点。それは提携先パブリッシャーを自分らでコントロールしていないことにある。もっと色好い提携の話がくれば、パブリッシャーなんてすぐ餌に食らいついてしまう。 -これがまさに昨年Diggに起こった。DiggはFederated Mediaの元を去り、向こう3ヵ年の収益を保証するマイクロソフトとの大型提携に乗り換えた。

相手に収益を保証せず、この問題を解消する一つの道はパブリッシャーを丸抱えすることか、少なくとも株の一部を買い取るのと引き換えに契約で相手を縛り付けてしまうことだ。Olsen記者が今募ってるベンチャーキャピタルで何をするつもりか尋ねると、バッテルはこう話している。:

資金集めを検討中で、オファー調査にSavvianを雇ったと言う話ですが(CNET News.comストーリーがここに)、既に利益を挙げているわけでキャッシュは要らないと思うんですが、集まったマネーで何をされるおつもりですか?

バッテル:  そうね、資金調達ラウンドやるとしても集まるかどうかも分からない金で何をするかですから具体的なことは話せませんが、新台頭のこの分野にはそれこそ未曾有のチャンスがあると思います。どんなアイディアでも、浮かんでくるものを実践に移せる資金に手が届くなら、それに越したことはないわけで。非常にめまぐるしいスピードで変化する市場だし、ファイナンシングは必要です。つまり個別のサイトにもファイナンスが要るし、当社は全サイトの良きパートナーでいたいと考えています。

個別のサイトにもファイナンスが要る…と申されますと? みなさんが代理するサイトの一部にも出資をお考えで?
Battelle:  必ずしもそうすると言ってるわけではありません。私が言いたいのはサイトがそうしたものを求めているのならそれに向け準備を進めるのも悪くない考えかな、ということです。なにしろ急速に進化するモデルですから、堅牢なバランスシートは金を払ってでも欲しいのです。

つまりFederated Mediaでは今後パブリッシャーに投資するオプションも用意しておきたいと言っているのだ。 思うに氏が本当に言いたいことはこうなのではなかろうか。: サイをト丸々買い取るか、サイトに収益を保証するか、持ち株と引き換えに収益を保証してもらうかだと。 パブリッシャーの側からすればFederated Mediaから出資を受けてしまうと自分たちの収益に長期の縛りがかかってしまうので、それ一つとってもベンチャーキャピタリストより投資主として魅力的ということはなさそうだが。

ただ、インタビューのある時点でバッテルは、書き手が権威を維持しようとしたら独立自営でなくてはならないので、囲い込もうったって、きっとうまくいかないだろうと話している(←私の解釈。氏の言葉をそのまま引用したのではない)。そんなこんなで氏の話にも辻褄が合わないところもある。本当は何を考えているのか?皆目見当が付かないが、収益保証は取っ掛かりとして悪くないスタートだと思う。

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(翻訳:satomi)

Federated Mediaが先行き模索中
by Michael Arrington on 2008年3月7日

federated-media-logo.pngCNETによると、ハイテク専門広告ネットワークのFederated Media(われわれの広告も販売している)が新しい調達ラウンドを計画しているという。CNETが根拠としているのは、われわれが以前の記事で、同社が$100M(1億ドル)のオファーを断わった後Savvianに代理人を依頼したと報じたこと、それに別の筋から同社が条件概要書を検討中だという情報が入ったことだ。

われわれが聞いたところでは、Federated Mediaは出資と買収の両面を考えているが、評価価値は昨年提示を受けた$100M(1億ドル) のはるか上を望んでいるらしい。ファウンダーのJohn BattelleはGlamライクの評価で$400M(4億ドル)以上を狙っていると言われている。GlamはFederated Mediaと似たビジネスモデルだが、女性にフォーカスしている。またGlamは、パートナーに対して多額の収益を保証しており、これが昨年の$21M(2100万ドル)の収益のうち$3.7M(370万ドル)を占めた。Federated Mediaは収益の保証はしておらず、利益を上げているという(そりゃそうだろう、ウチの儲けからどれだけ持っていっているか考えれば)。

Federated Mediaの月間総売上は$2M(200万ドル)を越えているといわれ、パートナーと分配して40%を手にしている。

Battelleが望むような価格帯で買収されることは考えられないし、新たな資金調達も考えにくい。私には、彼らがなぜこんなことをしているのかわからない部分がある。新規に資金調達するということは、評価額が上がるということだから、将来実際に売る段になればさらに高く売らなくてはならない。そして、競合があちこちに出始めていることを考えれば利幅が急激に下がることもあり得る。

おそらくFederated MediaはGlamのアプローチをとって、成長のために赤字覚悟で収益保証をするつもりなのだろう。これは危険な賭けだが、Battelleの大成功への道でもある。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Technoratiがブロガー広告ネットワーク開設へ
by Michael Arrington on 2008年3月1日

Technoratiが将来戦略に大きなシフト転換を図るプランを構想中らしい。さらに企業開発の取引きも多数検討中という。いろんな情報源から確認が取れた話だ。

まず調達ラウンド。Technoratiは調達完了目指してベンチャーキャピタリストたちに売り込んでいる。これは驚くことではない。―同社が最後に投資を調達したのは2006年の$10.5M(1050万ドル)。累計たったの$20M(2000万ドル)ちょいである。これで社員25人なんだから、そろそろ別のラウンドが要る時期だろう。が、Technoratiはこの投資調達の営業周りと平行して、Montgomery & Co.を雇って会社の買い手探しにも乗り出したという話も聞こえている。

でもそんなのより、もっと面白いのはプロダクト前線について聞いた話だ。TechnoratiはCEORichard Jalichandraの指揮下、コアなブロガーに対象を絞る方向で最近サイトを一新した

この変更に将来のシフトが垣間見えるのだが、―Technoratiは自分たちのサイトを新ブログ広告ネットワークのアンカーとして位置付けていくようだ。

広告ネットワークは今人気の分野である。 Glamは元々女性がテーマのサイトだったのに、テーマの似た各種パブリッシャ相手の広告営業サービスに路線変更後、先日$85M(8500万ドル)調達した。まるで一夜漬けのような早業であった。

ジョン・バッテル(John Battelle)のハイテクブログ専門の広告ネットワークFM Publishingも資金調達か、あるいは$100M(1億ドル)の買収オファー却下後の買い手探しに向け最近投資銀行Savvianを雇った

Technoratiは間違いなくFMと直接対決となるが、うちの情報源によれば市場のロングテールにも注力していくようだ(FMは大手サイトしか相手にしない)。

Technoratiのネットワークではブロガー(+他のパブリッシャ)も広告主もセルフサービスで広告と掲載媒体の取引きを行う。広告ユニットにはディスプレイ広告とテキスト広告の両方あり、ユニット広告の課金にはCPMベースとCPCベースの両方が適用できる。このセルフサービス・モデルはGlamとかFMよりずっとAdbriteに近いものだ。

Technoratiタグはブログ投稿主がキーワードで投稿内容を説明するのによく使われるが、Technoratiにとっては当然このタグも、より効果的に広告のターゲットを絞っていく手段に使えるだろう。

Technoratiでは、これ他にもブログロールアップなど各種戦略を最近まで検討していたようだが、こちらが把握しているのは広告ネットワークのアイディアで行くことに決め、目下エンジニアが製品の最後の仕上げに全力を注いでいる、という情報だ。

この戦略はうまく行くのだろうか? ここでも何度も主張してきたことだが、広告ネットワークは顧客が移り気なところが頭の痛い問題なのだ。Glamではパートナーにページビュー数に応じて収益保証を提供した(それで昨年収益$21M[2100万ドル]に対し$3.7M[370万ドル]の赤字を計上してしまってる)。

FMは今日の今日まで収益保証は頑としてやっていないが、有力提携先Diggを昨年マイクロソフトに取られている。 われわれはじめ他のサイトはどうかと言うと、FMとは相変わらず仕事はキープしながら、直接自分たちでも広告を営業している。Technoratiが市場に参入すればパブリッシャの選択肢はまた増えるわけで、みんな良いこずくめである。ビジネスを奪い合うライバルの広告ネットワークは大変だけどね。

*金額「850万ドル」を「8500万ドル」に訂正しました、ご指摘ありがとうございます!

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(翻訳:satomi)

Glam、投資+融資で$85Mの資金調達に成功
by Michael Arrington on 2008年2月25日

カリフォルニア州、BrisbaneのGlam Mediaは、今回第4回目となるラウンドで$85M(8500万ドル)の資金を調達したと伝えられる。われわれは、最初に、2007年8月にGlamが最高$200M(2億ドル)の資金調達を計画しているという記事を書いている。2007年の11月にはさらにいろいろな噂が飛び交った

今回のラウンドは$65M(6500万ドル)のキャッシュ〔出資〕と$20M(2千万ドル)の融資からなっている。今までの3回のラウンドですでに$30M(3千万ドル)近くが調達されている。投資家にはHubert Burda Media、GLG Partners、Duff Ackerman & Goodrich、 Hercules Technology Growth Capitalらが含まれる。会社の評価価値は、5億ドル前後が見込まれている。

当初の目論見書によると、この会社は、まだ利益を上げていない。2007年については$21M(2100万ドル)の収入に対して$3.7(370万ドル)の赤字が計上されている。2008年は、$150M(1億5千万ドル)の収入に対して$40M(4千万ドル)の利益が見込まれている。

Glamは多数の女性向けの小型サイトのよせ集めだ。(「free-beauty-tips.com」や「celebrity-hairstyles.org」その他純然たるSEOによる広告収入を目的にしているらしいサイトが含まれる)。同時に他のサイトに向けて広告を販売している。このためページビューの数字は巨大なものになっている。われわれは最近このサイトについて、広告を配信している先のサイトのトラフィックまで自サイトの数字に取り込んで「インターネット最大の女性向けサイト」だとか「アメリカでもっとも成長著しいサイト」だとか名乗っていることを批判した。

広告ネットワークのライバルが増えるにつれてGlamが受け取るマージンは次第に削られていく可能性がある。しかしGlamが大量のページビューをコントロールしていることは事実だ。Comscoreのデータによると、Glamが広告を販売しているサイトの世界全体でのユニーク訪問者は4700万弱、ページビューは11億に上るという。これは1年前に比べてユニーク訪問者で4倍、ページビューで11倍の成長だ。


Glam Media Teaser August 2007

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(翻訳:Namekawa, U)

Glam、根拠なき活況
by Michael Arrington on 2007年11月14日

広告ネットワークGlamについてJeff Jarvisが過熱気味のレビューを今日(*リンク先エントリは米国時間11月12日付け)書いている。同社を好ましく思っているのは何も彼だけではない。同社は、多額の投資ラウンドを完了することで、ここしばらく調達しようと試みていた資金を得たという。バリュエーションは$450(4億5千万ドル)。

私は、同社が資金調達していることについて8月のエントリでとりあげた。その中で、同社が女性を対象とするサイトとしてインターネット上で最大規模であると主張している点を厳しく批判した。また、U.S.国内ウェブサイトとして最速のスピードで成長しているという点についてもだ。同社のサービス内容の説明には「Glam MediaはWeb 2.0分散型メディア会社であり、comScore Media Metrixによると女性へのリーチでは第1位です(中略)Glam Mediaはアメリカ国内に於いて最速のスピードで成長を続けているサービスです」。

しかし、Glamは、インターネット上の女性向け最大規模のサイトではない。どのような意味においても、だ。むしろ、同サイトはある程度ページビューを生み出す多数サイトの集合体を所有するといったところ。そして、600程度の外部ブログやウェブサイトなどに広告を販売する大規模な広告販売チームを抱えている。8月に、同社は月間ビジター数1千9百万と述べたが、実際にGlam.comを訪れたのはそのうちの僅か3.4% (65万4千)。今年、同社の収益はおよそ$21M(2100万ドル)、損失は$3.7M(370万ドル)となるだろう。

同社はいまだに、インターネット上最大の女性向けサイトと言っている。そして、また膨大なユニークビジター数について語っている。しかし、実際の位置づけは大きく異なるものだ。ページビュー、広告流通ともパートナーサイトに頼り切っているのが現状だ。

Jarvisは今年に入ってから、「クビ」にしなければならなかったコンテンツパートナーはたった一つだった、と述べている。まるで、パートナー関係についてGlamが全面的にパワーを持っているかのように聞こえるが、実際はその逆というのが本当のところだ。今のところ、広告販売についての同社パートナーの選択肢は限られたものだ。

しかし、ライバルたちが登場しつつあるのは明らかだ。(方向性として似たビジネスの一例にはSugar, Inc.など)。パブリシャーが広告ネットワークについて複数の選択肢を持てば、保障やマージンを要求するようになるだろう。そうなれば、すでに採算性の悪いGlamのビジネスモデルに深刻な痛手を与えるようになるだろう。

Glamにとっての脅威は類似サービスとの競合だけではない。パートナーたちは、コスト的にみてGlamに収益の40%を渡す代わりに、セールス員を採用するほうが低くなる時点で、Glamから撤退することになるだろう。

Glamは素晴らしいと思う一方で、メディアを新たに再定義するようなものとは思わないし、ビジネスモデルは深刻な問題を抱えていると思う。例え誰であれ、コンテンツとページビューを生み出す者こそが真の資産を所有している。広告販売を手掛けるというのはサービス提供者というのと大差ない。

CrunchBase:GlamSugar

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

Glamは詐欺師なのか?
by Michael Arrington on 2007年8月13日

Glam Mediaの本業は広告ネットワークだが、女性向けサイトをいくつも所有しており、このほどプライベートラウンドで$200M(2億ドル)を調達しようと積極的に動いている。同社は2006年12月に、$18.5M(1850万ドル)調達している。

Glam Mediaはこの契約でAllen & Companyを代理人に立て、 出資の可能性のある相手に私募書類を配っている。実際少し気前よくばらまきすぎたようで、ここにもコピーが回ってきたので記事の最後に貼り付けておいた。

Glamは意欲的に売上げを伸ばし今年度$21M(2100万ドル)、来年度は$150M(1億5000万ドル)を見込んでいる。今年度の損失見込みは$3.7M(370万ドル)。

しかしこの会社を売上げを支えているのはパートナーのウェブに販売している広告であって、自社サイトのページビューではない。ビジネス構造をちょっと見るだけで、この会社が広告ネットワークであってコンテンツサイトではないことがわかる。

Glamは私募書類の書き出しの一文にこう書いている。「Glam MediaはWeb 2.0分散型メディア会社であり、comScore Media Metrixによると女性へのリーチでは第1位です」。これは「Web 2.0」ということばを曲解(下記参照。ここまで深くSEO詐欺にかかわっている会社はweb 1.0の度合いがきわめて高い)しているし、インターネット最大の女性サイトでないことも間違いない。売上げの伸びはよさそうだが、Glamはコンテンツサイトとはいえない。広告ネットワーク以上の何ものでもなく、全パートナーのトラフィックをもって、巨大な女性ネットワークサイトのふりをしているにすぎない。

無意味なトラフィック

この会社があれほど大きなラウンドを仕掛ける基盤にあるのは、過去12ヶ月のすさまじい増収だ。自分たちの伸びはMySpace以上であると豪語し、女性の月間ユニークユーザーが1910万人で、インターネットの女性ウェブサイトの第1位だと称している。

Glam Mediaは2006年6月の78万2000ユニークユーザーから、200年7月には1910万人へと成長しました。ちなみに、MySpaceは2005年6月にNews
Corporationに買収される前の1年間で160万から1560万ユニークユーザーへと伸ばしました。GlamはcomScore Media Metrixの過去6ヶ月のトップ100ウェブの中で最大のトラフィック増加をみせました。2007年5月には、comScore Media Metrix女性部門の(トラフィック)1位となり、スタートからわずか20ヶ月で、それまで9年間トップの座を占めてきたiVillage/NBCを追い越しました。Glamは引き続き女性部門のトップを守っており、iVillage/NBCを23%、AOL Livingを85%、CondeNastの全ウェブサイト合計を185%引き離しています。

問題は、これがすべて全く無意味だということ。comScoreの数字の伸びは、Glamのウェブサイトのトラフィックが増えることとは何の関係もない。どういうことかといえば、Glamが何社もの巨大なパートナー(上位のリストを右に示してある)に広告を販売していて、comScoreではその数を自分のユーザー数として数えることができるからだ。つまり、ユニークユーザー数1900万という数値は、MyYearbookやKaboodle(最近買収された)、Meezなど多くのサイトのcomScoreの数値によって支えられていることになる。

Glamは他にもfree-beauty-tips.com、celebrity-hairstyles.orgなどの純然たるSEOサイトも所有している。こうしたサイトも検索エンジンの検索語から、大量のトラフィックを生んでComscoreの数値を大幅に向上させているが、オリジナルコンテンツはいっさい提供していない。

数値のふくらませ方はひどいもので、同社のメインサイトのGlam.comの月間ユニークユーザー数は65万4000人で、この会社が言うところの1900万人のわずか3.4%にすぎない。

この1900万ユーザーが実際どこから来ているのかを見るために、Glamネットワーク全体の6月のComscore値をアップロードした。GlamのComscoreの内訳はこちら

この会社が私募書類に書いてあるようなユーザー数を、良心の呵責なく口にすることなど考えられない。会社が他社のトラフィックを「奪って」本来よりも大きく見せることを許していることについて、comScoreは以前から批判されてきた。今回の件は、そのようなデータを使って世間や将来の出資者を誤った方向に導こうとする典型的な実例だ。Glamは広告ネットワークであり、非常に優れたSEO運営をしているが、女性のためのインターネットサイトのナンバーワンではない

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