FacebookはとうとうiLikeと友だちの縁を切ったのか。どうやらそうらしい。Facebookは、iLikeがプロフィール中にユーザーの音楽データ(好きな曲やアーティスト)を表示することと、Facebookの通知機能でコンサートのお知らせを送ることを禁止した。お知らせの禁止は、最近のFacebookのアプリスパム対策の一環とみられる。具体的にどんな音楽データがプロフィールから外されるのか明らかではないが、iLikeが集めたユーザーの音楽の好みやおすすめすべてのデータが対象になる可能性もある。
iLikeは、月間1200万アクティブユーザーを持つFacebook最大の音楽アプリだが、一番のライバルであるMySpaceにiLikeが買収されて以来、両社の関係は冷めていた。iLike/MySpace Musicの検索結果を表示するという、最近のGoogle Musicとの契約も追い打ちをかけた。
私は今、ハリウッドのキャピトル・レコード本社に来ている。ここでGoogleとLala、MySpace、iLikeが共同プレス発表を行っているところだ。Googleは噂のMusicOnebox―音楽専門のGoogle検索サービスをついに公式ローンチした。ユーザーはGoogleの検索ボックスから表示させた検索結果の楽曲をその場ストリーミング再生できる。われわれはこのサービスについて、すでに、 繰り返し、報じてきたが、現在まで関係各社とも公式には沈黙を守っていた。
新サービス、Oneboxの概要はこうだ。ユーザーはGoogleの検索結果から直接ストリーミング再生ができる。また検索結果にはツアー情報や音楽ビデオ(内容は提携先に」よって異なる)などアーティストの関連情報が表示される。たとえば、検索ボックスに“UseSomebody”と入力すると、検索結果に小さなPlayボタンが表示される。これをクリックするとKings of Leonの曲をフルバージョンで聞くことができる。あるいは曲を購入することも可能だ。Playボタンをクリックすると小さいウィンドウがポップアップし、即座に曲の再生が始まる。検索ボックスで曲名の代りにアーティスト名を入力すると、Googleはそのアーティストの代表曲を数曲表示する(それぞれ再生可能)。
下は複数曲が表示された状態のスクリーンショット。
近々立ち上げが噂されているGoogleの音楽サービスだが、関係しているといわれる各社、Google、LaLa、MySpace、iLikeはわれわれの取材に対し、そろって「ノーコメント」あるいは完全な沈黙を守っている。しかし新サービスのローンチはもう間違いない。10月28日に発表会が行われる予定で、それに備えて関係者に送られた新サービスを紹介するスクリーンショットを入手することに成功した。
情報源によると、Googleで4大メジャー音楽レーベルとの交渉にあたったのは製品マーケティング・マネージャーのMatt Gheringらだという。レコードレーベルを始め、関係著作権者にサービスの概要を紹介するためスクリーンショットを送付したのはこのGheringらしい。
最初のスクリーンショットはGoogleでU2を検索した結果。4種類のストリーミング・メニューに加えて左側にバンドの写真が表示されている。ユーザーはiLikeまたはLaLaを通じて音楽を聞くことができる。検索結果の曲のどれかをクリックすると該当する音楽サービスのプレイヤーがブラウザにポップアップして再生が始まる。同時にダウンロードで曲を購入するオプションも表示される。
私は自他ともに認める熱狂的ウェブ・ユーザーだ。私の仕事の環境はもう何年も前から完全にウェブ・ベースに移行している。実は私の音楽環境もそうなのだ。ご多分にもれず、昔はKazaaやeMuleから音楽をダウンロードしていた(まあ今でもそうしている読者も多いと思うが)。今や私はほとんどの音楽をダウンロードせずにウェブのストリーミングで聞いている。おかげで私のノートパソコンは大量の音楽ファイルを保管せずにすんで大助かりだ。ハードディスクのスペースが節約できるだけでなく、ウィルスに悩まされることもなくなった(eMuleユーザーの皆さんはその意味がよくお分かりと思います)。とにかく、もし楽曲をどうしてもダウンロードする必要があるときはiTunesで買うか、私のお気に入りのサイト、Jamendoを使うことにしている。
音楽は私の生活で大きな役割を果たしている。ウェブも大きな役割を果たしているということはすでに書いた。私の生活でこの2つが「ウェブ音楽」という形で関連しあってくるのは避けがたい。ウェブ音楽についてすばらしいことの一つは好きな音楽を聞くためにあれこれ時間をかけて探し回る必要がないことだ。この記事でご紹介するウェブサイトを利用すれば、ほんとうに簡単に何時間でもお気に入りの音楽を楽しむことができる。音質はサイトごとにばらつきがあるが、全体として普通のウェブ・ユーザーにとっては十分だろう。
この記事で紹介するサイトは、楽曲はもちろん、ソフトウェアも一切ダウンロードする必要なく利用できるサービスだけだ。そういうわけで、ここにはSpotifyのようなP2Pソフトは取り上げていない。いずれにせよ、多くのユーザーはテストしたり利用したりするのが困難なわけだが。
では以下に私の推薦する18種類のサービスを紹介する。
音楽推薦サービス
Last.fmには一日300万近い訪問者がある。現在のウェブでもっとも強力な音楽コミュニティーの一つといってよいだろう。Pandoraと同様、このサービスでも好きな音楽を楽しめるが、Pandoraとと違って、Last.fmはユーザーとユーザーの友達がどんな音楽を聞いているかを分析して、その結果に基づいて新たな曲を推薦する。ユーザーが曲を友達に推薦したり、タグを付けたり、あるいは単に再生して聞いたりすると、システムはその曲に重要性を付加する。これにより、その曲が他のユーザーに推薦される可能性が高くなる。ユーザーが過去に聞いた曲のデータをもとにしてそのユーザーに新しい曲が推薦されるだけでなく、Last.fmははそのユーザーと音楽の好みが似た他のユーザーに対してもその曲を推薦する。そういった好みの似たユーザーと友達になりたいと思うのは自然だが、実際Last.fmはそうした音楽の好みに似たユーザーと簡単に友達になれる仕組みをサポートしている。アメリカ、イギリス、ドイツ以外の国の居住者はトライアル版として無料で月30曲聴ける。あるいはわずか月額$3の料金で無制限のストリーミングが聞ける。(なんと2002年にスタートした老舗だ)。
MySpaceのiLike買収というニュースのインクも乾かないうちに、Facebookは新しい音楽サービスに目をつけたようだ。お相手はSpotifyだ。
われわれは1年以上前(Facebookが音楽サービスを始めるという噂が出始めた頃)からFacebookがヨーロッパのスタートアップと提携に関する話し合いを続けているという情報をつかんでいた。ところが先週に入って、交渉が一気に具体化してきたという。
われわれがこの噂を追っていた折も折、Facebookのステータス欄にファウンダーのMark Zuckerbergが「Spotify はとってもいいね」と投稿しているのが発見された。
暗合だろうって? いや、そうではあるまい。
MySpaceのiLike買収の詳細が明らかになるにつれて、さまざまな意見が出始めた。私の見方を簡単に述べておこう。
Facebookへの影響は?
これがもっとも興味深い側面だろう。iLikeはFacebookでいちばん人気のある音楽アプリであり、事実上Facebookの公式音楽アプリといってもよい。それがもうすぐFacebookの主要ライバルであるMySpaceの子会社になる。これでFacebookを苦しい立場に追い込まれる。放っておけばiLikeは依然Facebookの音楽シーンを支配し続けるだろう。そしてその親会社がMySpaceということになるのも不愉快なはずだ。しかしFacebookがiLikeを禁止すればプラットフォームのオープン性への信頼は一気に失墜する―iLikeが禁止された理由は親会社がMySpaceだからだということがあまりに明白だからだ。この点については今後、要注目だ。
一方、この買収劇はFacebookのトップ・アプ・メーカーがどれほど価値があるかを実証する機会にもなった。iLikeのトラフィックのほとんどはFacebookから来ている。実際に活動中のユーザーは月間1千万、Facebookアプリのインストール数は3100万(iLikeの全登録ユーザーは5千万)だ。MySpaceはこれらを含めてiLikeの価値を2千万ドルと評価した。しかしこの金額はFacebookがiLikeアプリを―表立ってであれ、密かにであれ―妨害する危険性を考慮に入れたものだと思う。この危険がなければ、iLikeの価値は2、3倍になっていたはずだ。
iLikeは無料の新しいiPhoneアプリを今日(米国時間8/4)リリースした。iPhone 3.0で付加された新機能を利用したアプリの中でももっともよくできたものの一つだと思う。“Local Concerts”というアプリは、ユーザーのお気に入りのアーティストをフォローし、近所で公演が行われることが発表され次第、アラートを送ってくれる。自分の住んでいる地域のコンサート情報をウォッチしたことのあるユーザーなら誰でも分かるとおり、これはかなり厄介な仕事だ。そういった音楽ファンにこのアプリは必須だ。ダウンロードはこちらから。
使い方は簡単だ。まず、自分の住んでいる地域の全公演会場のリストとそこで将来予定されているコンサートのスケジュールを表示することができる。しかしそれだけではなく、従来のiPhoneにはなかったさまざまな機能がサポートされている。一つは自動カスタマイズだ。このアプリはユーザーのiPhoneあるいはiPodTouch内の音楽ライブラリをスキャンして、ユーザーがフォローしたがると思われるアーティストを選びだす(もちろんユーザーはマニュアルでリストを編集できる)。

人気の音楽発見サイト、iLikeにはソーシャル・ネットワーク内に膨大なユーザーがいるが、今夜、ミュージシャン向けにSNSへのコンテンツ配信管理サービスをローンチした。iLikeを利用しているアーティストは、単一のコントロール・パネルからTwitter、Facebook、MySpace、YouTubeに同時にコンテンツを配信することができるようになる。これに加えて、iLikeはアーティスト向けにセルフサービスでiPhoneアプリを作成できる新しいプラットフォームも発表した。アーティストはこのプラットフォームを使えば、技術的知識がなくても簡単にApp Storeにコンテンツを登録できる。
おそらく読者の多くはiLikeでプレイリストを作りストリーミングを利用しているだろうと思うが、実はこのサービスには30万のアーティストがコンテンツ配信のために登録している。今日の発表以前、複数のSNSへの配信の管理は、Facebookアプリ、iGoogleウィジェット、iTunesプラグインをそれぞれ使わねばならず、かなりやっかいだった。今回発表されたコントロール・パネルのおかげで操作ははるかに簡単になった。
今回の重要な改良のひとつは、アーティストのFacebookのホームページにMusicというタブが追加されたことだろう。このタブを開くと、アーティストは音楽、ビデオ、コンサート情報などを管理することができる。(従来はFacebookのiLikeアプリを利用しなければならなかった)。iLikeはまたTwitterのサポートも拡張し、アーティストは自分のTwitterメッセージを外部からインポートし、SNSのプロフィールページに配信することができるようになった。あるいはiLikeのコントロールパネルから直接Twitterメッセージを発信することもできる。

今日(米国時間1/15)iLikeが、音楽のプレイリストを作ってそれをどのWebサイトにも埋め込めるという、ソーシャルなプレイリストアプリケーションをリリースした。お友だち等はFriend Connectにアクセスしてプレイリストの変更や追加ができる(これが“ソーシャルな”の部分だ)。試しに5曲だけのプレイリストを作り、TechCrunch House Partyと名付けて埋め込んでみた。どうぞご自由に追加してみてください(いい曲だけね!お願い!)。あるいはご自分のオリジナルを作ってもいいですよ。
Friend Connect はデータの可搬性をGoogleがOpenSocial規格を使って実装した試みだ。昨年の12月にそれはすべてのWebサイトに公開された。ということは、Google、Yahoo、AIM、あるいはOpenIDのユーザ名とパスワードを持っていれば誰でもアクセスできる。

私は今日(米国時間1/7)、音楽サイトのMOGが準備中の新バージョンのデモを見てきた。これは非常にすばらしい。最高のユーザーインタフェース、無料のオンデマンド・ストリーミン、Pandora方式の推薦エンジンが巧みに組み合わされている。問題は、メジャーレーベルとの交渉が難航しているため、永久にローンチしない可能性もあるという点だ。現在、4大レーベルのうち、2社との契約しかまとまっていない。
新しいバージョンは社内でMog 3.0と呼ばれているが、完全に無料のストリーミング・サービスだ。ユーザーはオンデマンドでどんな曲でも自由に再生できる。ユーザーインタフェースはLaLaなみ、あるいはさらに優れているかもしれない。さらにPandoraに匹敵するユーザーの好みに合った新しい音楽を推薦する機能も備えている。

インディーズ音楽のサブスクリプションサービスを提供するeMusicが大改造中。アーティストおよびアルバムページは既にAJAX風味に表示されるようになり、YouTubeの動画やFlickrの写真と連動するようになっている。金曜日にはサイト全体もMediaUnboundの新しいレコメンドエンジンを採用してデザインを一新した。メンバーになってログインすると、レコメンドエンジンによる「Music You’ll Love」(きっと気に入る音楽)群が表示される。「New Arrivals」(新着)で気に入りそうな音楽を新着順に表示することもできる。通常は「Best Sellers」(ベストセラー)やeMusicのエディトリアルスタッフによる「New and Noteworthy」(新着注目曲)が表示されている。
会員が気に入る音楽をきちんとレコメンドすることこそがeMusicビジネスのキーとなる。そして現状ではまだまだ不満を感じる。eMusicには有料会員が400,000人いて、2003年以来2億5000万曲をダウンロードしている。メンバーは固定料金で30-75曲をダウンロードすることができ、以降は曲毎課金となる。気に入った曲が見つからなければ、メンバーはいなくなってしまう。レコメンド機能を向上させれば、退会するメンバーも少なくなる。

TechCrunchとTuneCoreの仲はぎくしゃくしていたが、でもわれわれはそのビジネスモデルの大ファンだ。アーチストたちはTuneCoreのサービスを利用して自分の音楽をiTunesやAmazon、Rhapsody、napster、eMusicなどのオンラインミュージックストアに直接配布できるから、中間の流通業者とのトラブルがゼロなんだ。最近iLikeと提携したので、さらに多くのアーチストたちをカバーすることになった。
そもそもTuneCoreは、どことも契約してないアーチストが自分の音楽を世に出したいときに利用する。まあ、デジタル情報の世界におけるCDBabyみたいなものだ。最初に小額の手数料を払うだけで、あとは売上の100%がアーチストに入る。
レコード会社との契約を終了した有名アーチストたちも、このやり方に心引かれている。今現在、Jay-Z、Keith Richards、Public Enemy、Nine Inch Nails、Ricky Skaggs、Paul Westerberg、MGM Studios、Warren G、Bjork、Moby、High School Musicalの元メンバーたち、Ali Lohan、Cirque Du Soleil、Starbucks、Joan Jett、Rockstar Games、David Byrne、MGMTなどなどがTuneCoreを利用している。
同社は$7M(7百万ドル)のVCラウンドをOpus Capitalからゲットしたと今日(米国時間10/26)発表している。OpusのGill CoganとGuitar CenterのCEO、Marty Albertsonが、TuneCoreのCEO、Jeff Priceとともに取締役会に加わった。
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(翻訳:hiwa)

人気の高い音楽サービスiLikeが、音楽流通プラットホームTuneCoreと組んでアーチストたちがより容易に自分をプロモーションし、自分の音楽を売れるようにする。
TuneCoreは(CEOはありがたいことにサイトのPRに手出しをしなくなったようだが)実はそのビジネスモデルがなかなかおもしろい。同社はRhapsody、Amazon MP3、iTunesなどと契約して音楽を売っているが、アーチストから定額の手数料を取って音楽をこれらのストアに卸す。手数料の額は、自分の音楽を売りたい店の数や、シングルかアルバムかなどによって違うが、まあ納得できる額だ。それに、売上は100%、アーチストの手に入る(手数料の詳しい額はここを見て)。
iLikeとの提携でTuneCoreの機能が増えるわけではないが(これまでは単独でサービスを提供してきた)、露出が増えるわけだから両方にとって意味がある。iLikeはアーチストがRhapsodyや、あるいはいろいろなSNS(Facebook、hi5など)で自分をプロモーションするためのプラットホームだ。アーチストが自分の音楽を簡単に売れるようにすることは、次のステップとして当然、というわけだ。
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(翻訳:hiwa)
シアトルのiLikeが音楽のストリーミングに関する最近のRhapsodyとの契約を拡張して、どんなWebサイトやWebアプリケーションでも音楽のストリーミングを自分たちのサイトに加えられるようにする。加える操作はおそろしく簡単で(私がやってみた結果が下に)、すでにGoogle、Evite、TypePad、SGN、Flixster、Watercooler、Connected Weddings、Slide、 Mesmo TVなど多くのサイトが立ち上げ時のパートナーとして名を連ねている。
最大の売りは、デベロッパが自分のアプリケーションにシンプルなプレイリストをきわめて簡単に加えられることだ。音楽はプレーンなHTMLやJavaScriptでサービスでき、通常のFlashのウィジェットは使わない。リスナは、iLikeに登録しなくてもプレイリストの作成、編集、聴取などができる。唯一の制限はRhapsodyのもので、個人が1か月に聞く曲は25曲以内だ。それ以上聞きたい人は月額13ドルを払う。
実際に自分のサイトやアプリケーションに音楽ストリーミングを加えたい人は、詳しい情報をここで見てほしい。
今ここで今すぐ試してみよう:
これが埋め込まれるプレイリストで、編集や曲の追加もできる。曲の挿入、削除、並べ替えなどをして遊んでみよう(ただしBeastie Boysの曲は固定だ)。
Loading playlist..
下のスクリーンショットは、映画のSNS、Flixsterに加えた状態だ。Pulp Fictionという映画のページに、そのサウンドトラックのプレイリストがある。なかなか、そそられる使い方だね。

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(翻訳:hiwa)
Facebookは今や世界最大のソーシャルネットワークだ。しかし、米国内のユーザー数では未だにMySpaceを3600万という大差で追っていて、今の伸び率では追い付くまでに18年はかかる。

Facebookの伸びの大部分が海外で、そこではFacebookユーザーに翻訳作業をやらせる、というすばらしい戦略によって、早期にローカライズされたサイトを提供している(対照的にMySpaceは、新しい海外拠点に必ず人員を送り込む指揮統制基盤によって拡大している)。しかし、こうした海外ユーザーの商業価値は、米国や英国、日本他一部のオンライン広告市場の確立している国々に比べてはるかに低い場合がある。
音楽がMySpaceのアメリカでのリードを保ち続けるのか
音楽はMySpaceの縄張りだ。そこには何百万ものアーティストやバントのページがあり、どのバンドも、まず最初にすることといえば、MySpaceにページを作ることだ。MySpaceによると毎月3500万人が、MySpace Musicや数々のアーティストページをはじめとする音楽サイトを訪ねているという。何百万人もの「友人」のいるアーティストが何人もいるし、ページ内で音楽のストリーミングができるなど、アーティストがサイトのルック&フィールを支配できる。
一方Facebookには、音楽戦略といえるものがない。アーティストはPagesを作って自分たちを宣伝することはできるが、中身は一般のファンページと変わりがない(ストリーミング音楽もない)。このサイトには音楽やアーティストに特化したものがないのだ。
MySpaceは来月、主要レコード会社と新しいジョイントベンチャーを始動させるが、そこには音楽のストリーミング、プレイリスト、ダウンロード、商品販売、着メロ等の機能が入る予定だ。これは音楽の有力な目的地サイトになるだけでなく、MySpaceにとってもレコード会社にとっても大きな収入源になるはずだ(アーティストにも多少のおこぼれがあるかもしれない)。
音楽は、MySpace成長の歴史の中で大きな部分を占めてきており、米国市場でのFacebookとの差を保ち続けるための重要な要因であることは間違いない。
MySpace Musicに対するFacebookの答え:iLike
Facebookには直接音楽に関わる戦略をとるつもりがないようにみえる。代わりに、iLikeというストリーミング機能を持たないサードパーティーアプリケーション(Rhapsodyの肩に乗っている)に賭けた。先月Facebookは、同社のGreat Appsプログラムを通じて、iLikeにFacebookへの特別なアクセス手段を与えることを発表した。公式にはもちろん、大部分のオフレコで得た情報からも、iLikeがFacebookの長期的音楽パートナーだという話が聞こえてくる。
われわれはiLikeの大のファンだ。しかし、音楽というこの巨大なカテゴリーを、こうも完全にMySpaceが支配していることを考えると、音楽の全体戦略は、Facebookの直接管理下に置くべきではないだろうか。現在Facebookユーザーが音楽のストリーミングを行おうとすると、レコード会社からRhapsody、iLike、Facebookへとわたる契約の迷路を通らなくてはならない。それに引きかえMySpaceのページを訪れると、ストリーミング音楽のアタックを受けないことがない。
Facebookの本質は、今でも総合ソーシャルネットワークとして、ソーシャルグラフを介して友人と繋がるための容易な手段を提供することだ。それに対してMySpaceはソーシャルグラフを持っているうえに、音楽の世界で大きな地位を確保している。これが、サイトに行きたくなる理由だけでなく、ちょっといいビジネスモデルを提供することにもなっている。
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(翻訳:Nob Takahashi)

今TechCrunchチームはFacebookのデベロッパーカンファレンス会場に来ている。最新情報をライブブログでお送りするつもりだ。Mark Zuckerbergの基調講演は1:30pm PSTから始まる予定。
Facebookのプレスリリースはこちら(英文)。
ライブ中継
【日本語版編集部より:ライブ記録は時間と逆順に書かれているので、「続きを読む »」をクリックのうえ、一番下からお読みください】
基調講演後の会見で、Zuckerbergは、期待されている支払いシステムがいつ始まるのか聞かれて「私も知りたいよ」と答えていた。また、Facebookが検索システムの改良版を準備しているが未だ公開までには時間がかかるともほのめかしていた。
2:49 PM: これまで。ショウはおしまい。



2:48 PM: Great Appsは、Facebookネイティブのアプリと同じようにユーザーに統合することが可能。早期に新機能をアクセスすることもできる。Great Appsプログラムは現在アルファ段階で、最初のパートナーは、iLikeとCausesの2社。アプリに対する強力な執行システムがあり、問題のあるアプリは停止させられる。昨年来、プライバシーポリシー等のポリシーに違反したアプリを停止してきた。この件はきわめて重大に考えている、と語った。

2:47 PM: 2番目が「Facebook Great Apps Program(上層プログラム)」。基本理念の10箇条すべてを体現し、Facebookの使命を促進するもの。
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Facebookで膨大なユーザーの獲得に成功し、それ以外の分野にも進出中の音楽サービス、iLikeが旗艦サイトのiLike.comで曲を丸ごと再生する機能を本日(米国時間7/20)ローンチした。これは定額音楽サービスのRhapsodyとの提携によるもので、すべての大手レーベルと多数のインディー・アーティストの曲、500万以上を聞くことができる。この機能と同時に、iLikeではコンサートのプロモーター向けにセルフサービスの広告プラットフォームの提供を始めた。
残念ながら、曲の丸ごと再生は、Rhapsodyの契約ユーザー以外の場合、機能が制限される。 非ユーザーは月最大25曲までしか再生できない。月額料金$12.99のコースでRhapsodyと契約しているユーザーの場合は無制限に再生できる。iLikeのライバル、Last.fmはもうすこし寛大な再生オプションでよく似たサービスをこの1月に開始しているが、コンテンツ・プロバイダーの全てを満足させることができなかった。((Warner Musicグループは6月にLast.fmとの契約を打ち切った)。
iLikeから今日ローンチされたもう一つの機能は広告プラットフォームだ。新しいプラットフォームでは、コンサートのプロモーターが、特に技術的知識を必要とせずに、機能豊富な広告を自ら制作できる。広告はiLikeのネットワーク全て(特にSNSアプリケーションとウェブサイト)で表示され、そのコンテンツは地理的な場所に応じて変えることができる。SNS上に表示される広告の場合、「友達を招待」や「このコンサートに行く友達を見る」などの機能が利用できる。

iLikeはまた近く(ここ数週間内か)、デベロッパー向けの新しいプラットフォームを発表するとしている。iLikeはすでにエンベッド可能な配信用ウィジェットをリリースしているが、新しいプラットフォームではデベロッパーは自らのアプリケーションをカスタマイズしてiLikeの機能を組み込むことが可能になる。
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(翻訳:Namekawa, U)

MOGがUniversal Music GroupとThe Angels’ Forumから戦略的投資$2.8M(280万ドル)を受けたことを明らかにした。Sony BMGも出資参加したとの情報も入っているので、それが本当なら大手レコード会社2社が同じオンライン楽曲ベンチャーに共同出資したことになる。
音楽狂はMOGを使って好きなアーティストやトラックについてブログが書けるほか、MOGでは自分がコンピュータで再生した曲がどれか検出(これは使用するメディアプレーヤーの種類に関係なく使える)し、視聴傾向を友だちとサイトで共有できるソフトも提供している。尚、このソフトはiLike’sみたいなプラグインではなく、バックグラウンドで動作するスタンドアローンのクライアントだ。
昨年12月からRhapsodyもこのサービスに連動した。お陰でRhapsodyのアカウントを持っているMOG利用者はブログ投稿から直接MOGで話題になった曲を再生可能となった。
今回の戦略投資で聴ける曲がますます増え、ゆくゆくはRhapsodyの利用ステータスに関わりなく誰もがMOGで無料ストリーミングサービスが利用できるようになれば最高だ(現段階ではそんな噂が流れているに過ぎないが)。 これでMOGのサービスも前以上に、あの広告ベースで楽曲を無料で提供するレーベル公認のImeemモデルに並ぶものとなった。
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(翻訳:satomi)

音楽CDの売上が急降下し、長期的にみて録音された音楽がますます無料化に向かう中で、アルバムリリースの販促手段となっていたライブミュージックが、ほとんどのアーティストの主要な収入源となりそうだ。それもビッグネームを含めての話。
iTunesの聴取習慣からお気に入りの音楽を推測して、それらのアーチストのコンサート予定を告知するiLikeのようなサービスが人気を得始めているのはそのためだ。比較的最近スタートしたSongkickは、さらにその先を行っており、高度なアルゴリズムを利用してユーザーが好みそうな曲を(ユーザーがまだ聴いたことのないもの)も含めて推測、そのアーティストの地元でのライブショウへの参加を誘う。
Songkickの創立者、Ian Hogarthによれば、アメリカの大人の70%は毎年1度はライブのコンサートに足を運ぶが、アメリカ人全体で見ると、映画にはコンサートの35倍もの金をかけているという。Hogarthは「だからライブ音楽市場の規模を拡大できる可能性は十分ある。しかしそのためには<誰が>、<どこで>、<いつ>という情報がさらに適切に提供されることが必要だ」と主張する。
TechCrunchは、昨年ローンチした際にSongkickを取り上げ、最近「Alexaの音楽版」プロジェクトが進行していることを紹介した。今日、彼らはさらに機能をリリースし、新しい資金調達のラウンドを発表した。
Songkickは、現存者を中心に(死んだアーチストは普通ツアーに出ない)、約100万のアーティストをデータベースに収めている。ユーザーはSongkickのサイトから直接、あるいはiTunesのプラグイン(Win/Mac)から推薦コンサートの情報を得ることができる。そして新たに、Songkickはデータベースをパートナーに開放した。大手のパートナーは専用のAPIを使用する(楽曲検索エンジンのSeeqPodはこれを行う)。小規模なサイト(例えばミュージックブログ)は、そこで議論しているアーチストのコンサート情報やその他のコンテンツを、バンド名を自動的に決定し、コンサート予定へのリンクを挿入する"BandSense"という新しいサービスを使って記事に挿入することができる。
APIパートナーは、収入をSongkickと50/50で折半する。小規模サイトは暫定的に収入の全部を得る
Songkickは、Y Combinatorのスタートアップの一つとしてローンチ、少額を出資を受けた。今日発表された2回目のラウンドには、The Accelerator GroupとSoftTech VCが出資した。この会社は、Ian Hogarth、Pete Smith、Michelle Youによって創立された。
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(翻訳:Namekawa, U)
きのう(米国時間3/4)はBillboardで、今日は他のメディアでまたも浮上してきた噂は、Facebookがレコードレーベルと交渉中で、無料の広告サポートの音楽ストリーミングか、有料のダウンロードによる音楽サービスをスタートさせようとしているというもの。この手のサービスの話が出始めたのは去年の10月だが、結局Facebookが始めたサービスはアーティストのファンページだった。MySpaceも専用の音楽サービスMySpace Musicの準備中だ。他にもimeemやiLikeからLast.fmなどのライバルから、Facebookの自前音楽サービスへのプレッシャーがかけられている。音楽が、さまざまなソーシャルな繋がりを演出するものだということを考えれば、どうしてFacebookが、キーパートナー(iLikeなど)と疎遠になるリスクをとってまで、この分野を自分で持ちたがるかを理解できるだろう。
しかし、Facebookは音楽ビジネスには手を出すべきではない。大がかりにこの分野に入ろうとすれば、離れていくのはパートナーだけではない、ミュージシャンたちもだ。Facebookのミュージシャン用ファンページはあまりうまくいっていない。50 Centの公式Facebookページを見てほしい。たったの8213人しかファンを集められていない。これに比べてFacebookのiLikeページ は191万8372人だ(他のソーシャルネットワークからのファンも含む)。、Facebookが初めて音楽ページを始めたときにも、似たような格差について書いたことがある。
実は、50 Centは前に一度Facebookにダメ出ししたことがある。少なくとも2~3か月間、公式Facebookページを閉鎖していたのだ。再開したのはつい最近だ。彼のオンラインでの活動は、自分が管理しているファンサイトThis is 50にできるだけ多くのトラフィックを呼ぶことに向けられている。ひとつのサイトに縛られるより、iLikeやKyte.tvのようなファンウィジェットの方が彼にアピールする理由はそこだ。iLike CEOのAli Partoviが好んで口にするように「成長への新しいチャンスはFacebookの向こうにある」。Partoviが今朝(米国時間3/5)発表したところによると、iLikeでは、2300万人のユーザーが、FacebookやHi5、Bebo、iLike.com、Ask、さらにはiTunesにもわたって20万組のアーティストを追いかけている。
50 Centに起きていることは、音楽業界でアーティストとレコード会社の間でくすぶる将来のオンライン収入をコントロールするのは誰かというバトルの兆候だ。レコード会社もアーティストも、MySpaceがアーティストページの広告で儲けていることが気に入らなかいので、分け前を要求する交渉を始めたところだ。Facebookがライバルになりそうなことは歓迎だ。なでならFacebookはアーティストページを他のブランドページやキャンバスページと同じように扱っているから。ページにある広告は、いつでもブランドやアーティストやアプリケーションデベロッパーが所有する。
ところが音楽に関してFacebokは、どちらもページの所有権を主張しているアーティストとレコード会社の間に入ろうとしているのかもしれない。Facebookにとっては直接レコード会社と交渉する方が簡単だが、ほとんどの契約ではウェフサイトやソーシャルネットワークのページを管理するのはアーティスト自身だ。もちろん、そのページで音楽をストリーミングしたり売ったりするとなれば、レコード会社の出番だ。Facebookはレコード会社と交渉しているようだが、50 Centで起きているようにアーティストはどこかへ逃げていくかもしれない。
旧来型の音楽収入が干上がっていく中、レコード会社は一刻でも早くオンライン収入に転換したがっている。しかし、その収入がファンサイトでの広告と連動している場合は、アーティスト自身が主張する権利の方が大きくなってくる。どんなファンサイトも音楽なしではみすぼらしいのはもちろんだ。が、分け前を誰が取るかはまったく白紙の状態で、今のところアーティストが優勢だ。レコード会社のファンなど存在しないのだから。もちろん、自分が50 Centで、かつ自分のレコード会社を持っていればその方がいい。
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(翻訳:Nob Takahashi)