Jooce
by Robin Wauters on 2009年3月4日

ときに変わった経路で情報が入ってくることがある。昨日(米国時間3/2)、Startup2Startupミーティングのことを記事にした。その英文版記事にChrisATSo33tという人からコメントを頂いた。内容は、ルクセンブルクのVCファームであるMangrove Capital Partnersが公開している最新四半期レポート(PDF)で、パリのポートフォリオカンパニーであるJooceが2月中に閉鎖予定と報じているというものだった。

今、3月になっているがJooceのウェブサイトは依然として公開されており、サインアップもできる。Jooceのブログは2008年10月から更新されておらず、どこにも閉鎖に関する記事はない。また電子メールもきちんと届いているようだ(Jooceに本件についてメールを出したので、まだ返事が戻ってくることを願っている)。ただ、2007年にJooceのシードラウンドで投資を行ったのはMangrove社のみであり、おそらくはJooceはデッドプール入りということになるのだろう。

Update:なんとJooceから返事があって、全く違う話が書かれていた。

CloudoはよくできたWebOS―昔の名前はXindesk
by Duncan Riley on 2008年2月23日

cloudo.jpgCloudoはXindeskの新製品で、ちゃんとローンチさえできれば、なかなかよくできたWebOSだ。

CloudoはXindeskというWebOSとウィジェットのプラットフォームを作ろうとしている会社のプロジェクトの一部で、以前われわれもちょっと紹介したことがある。ウィジェット・プラットフォームの方は現在Widget Plusという名前になり、WebOSにはCloudoという名前がつけられた。

Cloudoの提供する機能はWebOSとして期待される標準的なものだ。ファイルのホスティング、バーチャル・デスクトップ・ウィジェット、各種アプリケーション、メール、連絡先管理、その他伝統的なデスクトップOSにあるようなプログラム一式が含まれている。Cloudoが優れている点はビジュアルだ。AjaxWindowsのようなプロダクトはどうも見た目が良くないJooceEyeOSはそれぞれ独特だ。これに対してCloudoは見た目に魅力的な標準的なレイアウトによる美しいビジュアルづくりを最初から考えている。さらに良いことに、たとえユーザーが標準のテーマが気に入らなくても、Cloudoには幅広いビジュアルのテーマが用意されている。ユーザーはWindows風、Mac風、Linux風などそれぞれ慣れ親しんだOSのテーマが自由に選べる。

私はCloudoがまだXindeskだった頃に見る機会があり感心したのを覚えている。ただし、ここに問題が潜んでいる。2007年2月のこの記事のコメント欄に、 Xindeskはもうすぐローンチするという投稿があった。昨年半ばに私がXindesk側から説明を受けたときには、2007年の終わりか2008年の初めにリリースされるということだった。そしてCloudoの現状だが、今週新たなアルファテスターが招待されるものの、リリースのスケジュールはというと、2008年の第4四半期とされている。この製品はひとたびリリースされたら多くのユーザーをネット上のいわゆる「クラウド・コンピューティング」に転向させるだけの強力なポテンシャルを秘めている。しかしリリースを待っているうちにわれわれはひどい老人になってしまいそうな気配だ。そうこうしているうちにCloudoは、機能的にもデザイン的にももっと野心的でない平凡な製品に先を越されてしまうかもしれない。

cloudo1.jpg

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(翻訳:Namekawa, U)

サイバーカフェ常連のデジタルな毎日の管理にJooce
by Mark Hendrickson on 2007年12月15日

JooceはFlashベースのオンラインデスクトップ。その不運な社名(Joostそっくりでは?)のことは8月に紹介したが、このJooceがやっと開業となった。

Jooceを背後で動かしているのはパリの開発チームの面々だ。そのサービスは毎日ネットカフェを使う何百万人を対象にオンラインファイルの整理・アクセス・共有の場を設け、ブラウザを通して普通のOSと同種のデスクトップ・エクスペリエンスを提供しようというもの。ただしパソコンを持っていない、あるいはアクセスできない人たちが対象だ。

Jooceではカフェにくるビジター(別にビジター以外の誰でも構わない)にファイル管理の場を提供する。カスタマイズしたアプリもここで動かせる。AIM、ICQ、MSN、YahooのIM送信プログラムは前搭載で、ゆくゆくはAPI経由でWidgetboxなどからサードパーティーのアプリも取り込めるようにするという。今はIM機能補強のためチームでメールクライアントを独自開発中だ。

サイトにはJooce Topという、他のJooceユーザー全員にファイルを拾ってもらえる領域もある(将来バージョンではプライバシー設定も追加するようだ)。残念ながらこの共有および“ソーシャルネットワーキング”機能は非常に原始的で、Ajaxベースの競合相手Wixiにもまだ適わない。

Jooceの利用は無料でストレージは容量無制限。ただブランド統一テーマやインタラクティブアニメといった、割と斬新なフォルムの広告が出てくる。広告抜きの有料バージョンも提供開始予定だ。

マーケティングはこれまで主にキオスクやネットカフェにJooceを導入してもらうことを中心に進めてきた。インドの電話通信・ネットサービスプロバイダーとはサービス利用者層にJooceを広め、数千拠点のネットキオスクにインストールしてもらうことで契約が成立している。また、フランス国内ネットカフェ・チェーン最大手のMilkとも契約済み。

WebOS分野のライバル各社のサイトも是非ご参考に。:GoowyG.ho.stDesktopTwoYouOS

CrunchBase: JooceWixiGoowyg.ho.stdesktoptwoYouOs

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(翻訳:satomi)

仏Jooce、ウェブOS業界へ参入
by Michael Arrington on 2007年8月21日

パリの新会社Jooceが“ネットカフェ(サイバーカフェ)世代”を対象にFlashベースの新ウェブOSと共有プラットフォームを出すという。

このJooceは、やはりFlashベースのウェブOSとデスクトップを手がけるGoowyに一番近い会社だが、ソックリというほどではなく、その差別化はジックリ検分に値する。Jooceによると、ネットカフェからのネット利用者は毎日5億人。JooceではIM、ストーレッジ、メディアプレーヤー、メール、ウィジェットなど、コアのカスタマイズされたアプリへのアクセスを欲しがっている彼らをターゲットに、そのすべてを提供し、ここを友だち同士みんなで使えるプライベートな共有ネットワークにしてもらおうとしている。

ユーザーはみんな個人用デスクトップを持っていてIMやメール、ストーレッジなど利用できる。が、Jooceではこれとは別に友だちがアクセスしてファイルを入手し、共有ファイルを置いていけるデスクトップも持つことができるのだ。

Jooceでは、Skypeの初期出資社のひとつMangrove Capital Partnersからシードラウンドの調達を完了済み。プラットフォームは現在まだクローズドで一般からはアクセスできないが、近いうちAPIを公開する予定だ。

Jooceが参入した業界はライバルも多いが、Jooceの場合、ターゲット利用者がはっきりと絞り込まれている。Mangroveが資金の後ろ盾についていることもマイナスにはならない。

最近生まれたイスラエルのG.ho.stもウェブOSの新会社だが、Jooceとはアプローチが異なり、G.ho.stでは基礎アプリケーションを数点構築してプラットフォームの威力を見せ、骨の折れる開発はその大半をAPIによるサードパーティー任せにしている。

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