Kindle
by John Biggs on 2012年2月7日

holygrail066

GoodEReaderによれば、 Amazonは今年シアトルにリアル店舗をオープンさせる計画だという。この店舗ではAmazon独自発行の書籍、全種類のKindleが販売される。Amazonのすべてを結集した巨大店舗というわけではなさそうで、むしろアンテナショップのようなものらしい。しかし私が出版業界の人間だったら青くなって防衛策を考え始めるところだ。

公平に言えば、Amazonの独自出版はこれまでかなり不安定な成績だった。もちろん一部にはまぐれ当たり的な成功もあったし、Seth GodinとTim Ferrisという2人のベストセラー著作家がAmazonから出版してくれることになっている。しかし出版業界が本当に恐れるべきなのはそういう話ではない。

by Leena Rao on 2012年1月13日

kdpselect

Amazonは電子書籍レンタルサービス、Kindle Lending Libraryについて新しい情報を公開した。それによると、このライブラリーには現在7万5000タイトルの書籍が登録されているという。Amazon Primeに登録しているKindleの所有者はLendingLibraryに登録された本を月に1タイトルだけ無料で借り出すことができる(期間は無期限)。

Amazonは最近KDP(Kindle Direct Publishing) Selectという年間予算600万ドルの基金を設け、独立の著者や版元が本のレンタルから収益を得られる仕組みを作った。KDPに参加した著者や版元が、発行後少なくとも90日間Kindleストアに独占販売権を与えた場合、その本はLending Libraryに登録され、KDP Select基金からの支払いを受けることができる。

by Devin Coldewey on 2011年12月21日

すべてのLCDが平等に創られていないことはご存じのことと思う。同じサイズでも、さまざまな解像度、照明方式、表示駆動技術がある。Appleはこの点において先行しており、その製品には概して入手し得る最高の選択肢を採用するが、安価なブランドは値札を考えて低価格あるいは小さなディスプレイを選ぶ。Kindle FireNook Tabletがまさしくそれで、いずれも価格を下げるためには犠牲を払う必要があった。

しかし、DisplayMateが行ったテスト結果を見ると、Amazonは少々節約が過ぎたか、Fireをいち早く市場に出そうと急ぐあまり画質にはあまり関心を払わなかったのもしれない。

by John Biggs on 2011年12月13日

HolyGrail066

高名な評論家たちの多くが、このところKindle Fireを激しくこき下ろしている。遅い、UXがお粗末、返品がとても多い、などなどと。なんと、あの温和なMarco Armentでさえ、”Instapaperを試すために必要だったが、それさえなければ返品していただろう”、と書いている。

世間は非情だね。

でも、別の文脈では、Kindle Fireは’鳴り物なしの’大成功だ。アナリストたちの推計では、今四半期の売上が500万台で、2011Q4におけるiPadの売上の半分近くに達する(Fireはこれまでの販売期間が短い)。クリスマス商戦が終わった時点ではiPadと肩を並べている、と予感するが、しかしいずれにせよ、Amazonは数字を発表しない。Marco Armentらが何をどう言おうと、Fireは店頭で驀進する。

by Robin Wauters on 2011年12月2日

ebooks

今朝(米国時間12/1)、イタリア語の本を16000冊とスペイン語の本を22000冊加えたことによって、AmazonのKindle Storeが提供するデジタル書籍の総数がさらに更新された。同社の発表によれば、Kindle Storeが提供する本の総数は、英語とその他の言語を合わせて90万冊を超え、‘eBooks’で検索すると結果は95万以上にもなる。

なお、この数字はeBookだけであり、Kindleに提供される新聞や雑誌やブログなどを合わせると、総数は100万点を超える、と同社のこのページ(‘Massive Selection’の項)が言っている。

by Sarah Perez on 2011年11月23日

22-percent-kindle-fire最新のChangeWave Researchによるカスタマー調査によると、AmazonのKindle FireがApple iPadの現実的ライバルとして成長してきているようだ。タブレット購入を考える5人のうち1人(22%)が、Kindle Fireを買うつもりにしているという。iPadの登場以来、iPadに継ぐ第2位が2桁以上の指示を集めることはなかった。Kindle Fireは確かに消費者の心に訴えかけるものを持っているようだ。

by ゲスト ライター on 2011年11月2日

編集部:この記事はMagnifyのCEO、Steve Rosnebaumによるゲスト寄稿.

Amazonが期待のKindle Fireを出荷するまであと数週間となった。予約第1陣の出荷は50万台といわれる。デベロッパー・コミュニティーではKindle Fireプラットフォームの開発ベースがどうなっているのか知ろうと躍起になっているが、まだ情報が乏しい。一つはっきりしているのは、Amazonが新フォーマットにHTML5とCSS3を採用した以上、今までのMobiは捨てられたという点だ。

今後は、新しく発表されたKindle Format 8(KF8)が既存のKindleとKindle Fireの両方に用いられることになる。Amazonはデベロッパーに対してKF8はここ数ヶ月のうちに、すべてのe-インクのKindleデバイスで利用可能になると告げた。これも重要な点だが、KF8は無料のKindleリーダー・アプリでも利用される。つまりKF8ベースのコンテンツがiPadでも表示できるわけだ。これは興味ふかい。

KF8はMobiに比べて画期的な機能強化がなされている。エンベッド・フォント、ドロップ・キャップ、行間、左右揃え、行端揃え、マージン、文字色、スタイル、枠など新しく追加されたフォーマットは150種類にも上る。

by Erick Schonfeld on 2011年10月26日

Amazonの第3四半期の利益は驚きの73%減だった。の時間取引きは大忙しだ(現在28ドルまで下がっている)。しかし、収益は44%増の109億ドルで、今日の収支会見でCFOのTom Szkutakはこう言っている、「デバイスの販売に関してはQ4で新記録を見込んでいる」。

それも当然だろう。Amazonは9月にKindleの新シリーズを発表し、その中にはタブレットもKindle Fireもある。これら新Kindleの受注は、前回Amazonが新シリーズを出した時の2倍で、CEO Jeff Bezosによれば、予定していたよりも「何百万台も多くKindle Fireを作っている」。

by Devin Coldewey on 2011年10月21日

bookhtml5

Amazonが発表したKindleの新しいファイルフォーマットは、HTML5のタグとCSSの属性を多用している。Amazonは一歩譲ってEPUB互換のアップグレードをする、と期待した人が多かったから、これはやや意外だ。でも実際は、このフォーマットの自然な進化であり、使われているツールはすでにみんながよく知っているものだ。

これ(HTML+CSS)によってKindleの本は、とても長いWebページになったとも言えるが、それは単なる見方の問題だ。柔軟性のあるレイアウトと、テキストやフォントや画像などの扱いに関するおなじみのルールによって、このファイルフォーマットは多種類のデバイス、ズームレベル、解像度等に適応できる。

by Erick Schonfeld on 2011年9月30日

Kindle FireはAndroidタブレット戦争の勝者になりそうだが、Amazonのファウンダー、CEOのジェフ・ベゾスはFireを単なるタブレットとは考えていない。

昨日(米国時間9/28)のプレスイベントの後、私はベゾスにインタビューすることができたが、その際彼は「われわれはKindleFireをエンド・ツー・エンドのサービスと考えている」と語った。ベゾスはこのことについてプレゼン中でも触れている(上のビデオ参照)。KindleFireはクラウド中にあるAmazonのすべてのデジタルコンテンツを包み込む存在だ。Fireは本、雑誌、映画、音楽、ゲーム、アプリ、すべてのデジタル・メディアの利用のために特にデザインされている。Bezosは「KindleFireはAmazonが提供するデジタルメディアを統合して消費者に体験してもらうだめのサービスだ」と述べた。

「現代の消費者向けエレクトロニクス市場においては単なるデバイスを作っても成功することはできない。今重要なのはソフトウェアだ。デバイス自身で動作するソフトウェア、クラウド側で動作するソフトウェアの双方が重要だ。それらがシームレスに作動するサービスでなければならない。たとえばKindleを箱から取り出して最初にスイッチを入れると即座にユーザーの名前が表示されるのもその一環だ。タブレットを作っている会社の多くは単なるタブレットを作っている。サービスが作れていない」とベゾスは指摘した。

by Matt Burns on 2011年9月29日

Androidタブレットのレースは終わった。新しいチャンピオンが誕生した。このプロダクトはめぐり合わせや巧妙なマーケティングで勝つのではない。価格も提供されるコンテンツも他の製品を寄せ付けない堂々たる実力での勝利だ―その名はKindle Fire!

Amazonは今日(米国時間9/28)、Kindle Fireを発表した。この製品が向こう何年にもわたってiPadより低価格のタブレット市場のリーダーとなることは疑いない。Amazonは賢明にもAppleの勝利の方程式をコピーした。タブレットはスペックの高さで売れるわけではない。AmazonはプレスイベントでFireのハードウェアについてはほんのとおりいっぺん触れただけだった。CEOのジェフ・ベゾスはステージでスティーブ・ジョブズに迫る堂々たるパフォーマンスをみせた。彼はFireが提供する数多くの機能を紹介し、この製品が世界が望んでいたiPadの代替製品だということを印象づけた。

by John Biggs on 2011年9月28日

AmazonのAndroidタブレット、Kindle Fireの発表を明日に控えて、出版業界が向こう10年かそこらの間にどう変わるかSF小説風に想像してみるのも面白いのではないかと考えた。

私はもちろんeブックの強力な支持者である。しかし同時にこれまで何度も書いてきたように、紙の本や雑誌も愛している。だが私の見るところ、紙の出版物はこの先10年以上生き延びることは―少なくとも大半の先進国においては―難しそうだ。

周知のとおり、現在eブックの売上はすでにハードカバーを抜いている。出版社はeブックの販売部数を伝統的な書店での販売部数とならんで誇示するようになった。書店での販売部数はすぐに減少し、やがて消えるだろう。というのも書店が消えてしまうからだ。カゴいっぱいに小説を買い込むような読者はどんどんNookやKindleに乗り換えている。特に価格が$99に下がれば(今年中にそうなるはず)なおささらだ。

by Chris Velazco on 2011年9月16日

始まりは静かだったとも言えるが、最近の発表を見ると、AmazonLocalが騒がしくなりそうだ。Amazonによると、同社のグルーポン風お得サービスは、特典情報を「特典広告付Kindle」上に表示する計画で、そのためのソフトウェアアップデートが近く公開される。

AmazonLocalは、AmazonがLivingSocialと提携した結果生まれたサービスで、現在15の州にわたって44の市場で利用されている ― 生まれて数ヵ月のサービスとしては悪くない。Kindleのオーナーはこの特典サービスを、ニューヨーク、シアトル、フィラデルフィア、シカゴ等で利用できる。

by John Biggs on 2011年9月12日

紙の本の時代が終った証拠がまだ必要な人は、イケアのちょっと気になる変化を見てほしい。家具メーカーを代表するBILLY書棚が、陳列棚の奥へ奥へとしまい込まれている。なぜか。消費者が本のためにこの棚を買わないことに、イケアが気付き始めているからだ。

これは炭鉱のカナリアとはかなり違うが ― 炭鉱の親方の喉がちょっとムズムズしているくらいか ― あらゆる兆候が物理的書籍の終りを示している。似た状況の例はいくらでもある。半端物セール以外でカセットテープ用ラックを売っているのを見たのはいつが最後だっただろう。大量のレコードを収納できる豪華な「ステレオ・キャビネット」は?バージン・メガストアは?

by Cyan Banister on 2011年8月12日

offline

Kindle Cloud Readerを試してみたけど、すごいね。これほどすごいと思ったのは、昔々Mosaicが発明されて<IMAGE>タグが登場したときぐらいだな(今では、Mosaicを知らない読者も多いだろう。当時は、革命的と言ってもいいぐらい、すごい発明だったんだ)。

いや、むしろ、あのとき誰かがついに、<IMAGE>タグの正しい使い方を見つけた、と言えるかな。HTML 5はもうかなり前から使われているけど、みんなこれまで、居眠り運転をしてたんじゃないの。

今週の初めに、MG Sieglerが、Amazonのこの新しいリーダーについて記事を書いたけど、彼は、それが、われわれみんなにとって、すばらしい技術進歩であることを指摘しなかった。

by Matt Burns on 2011年8月8日

School-Crossing-Guard-299x300Kindleは電子ブックリーダーとして、もっとも人気の製品だと言っても良いだろう。しかし「今」購入するのは待った方が良いのではないかと思う。否、「今」購入するのは愚かだという段階にきているかもしれない。あとしばらくは待つべきだ。新しいモデルの発表が間近に控えていると考えられるのだ。

Amazonは最近Kindleの価格改定を行っている。WiFiオンリーのモデルは99ドルで、3G版も129ドルで購入できる。またKindle 3のアクセサリも最安値となっている。Slash Gearの記事によれば、以前価格改定が行われてアクセサリ価格が下落した際、その1ヵ月後にKindle 3が発表されたとのことだ。これは、新たな電子書籍リーダーないし新デバイスが9月ないし10月に発表されるという噂に適合するものと言えよう。あと少しの辛抱ということなのではないだろうか。

by John Biggs on 2011年7月26日

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Appleは今年初め、iPadプラットフォームでのすべての売り上げの30%を徴収すると発表した。誰でも本、雑誌、ビデオ、猫の写真集その他、ダウンロード可能なほとんどすべてのコンテンツをiPad上で販売することができる。

しかしAppleのサービス約款によれば、取引はすべてApple自身を経由しなければならない。つまりiPadから出てウェブページで販売を行うことはできない。この方針がさきほどから実行に移された。Nook、Kindle、Kobo、Google Booksのアプリは機能が根本的に制限されたか、あるいはApp Store自体からまったく姿を消した。

by John Biggs on 2011年7月15日

残念ながらソニーはeリーダーで大成功を収めてきたとはいえない。ソニーのデバイスは多くの点でKindleNookよりずっと優れている。しかしブックストアへのアクセスが快適でないため、製品として離陸することができなかった。

しかしBloombergが伝えるところによると、ソニーファンに朗報がある。ソニーの広報担当者によると、ハード、ソフトともに改良された新製品が8月にも発表されるもようだ。この新製品はわれわれが昨日(米国時間7/13)デモしたソニーのタブレット、S1とS2よりも早く出荷されるはずだ。

by Matt Burns on 2011年5月25日

私はKindle DXの大ファンだ。文字通りのお気入りガジェットである。フォームファクターも、大きな画面も、比較的長持ちするバッテリーも、キーボードも大好きだ。Amazonがこのうちどれかを削ったとしても、私の愛着に変わりはないだろう。Kindle DXは私にとって完璧だ。その完璧さは、もしAmazonが今のボタンをタッチスクリーンに変えるのではと考えただけで、私が「ザ・ロード」と同じくらい深く苦しむほどである。

タッチ式Eインクスクリーン。それが今のトレンドなのだろう。過去24時間以内に、KoboBarnes & Nobleが、タッチスクリーンEインク画面付きの新機種を発表した。それは、高速ページ表示、長バッテリー寿命の低消費電力ディスプレイにとって華々しい一歩である。新型Nookのバッテリー寿命は2ヵ月だ。すばらしい。タッチスクリーンだって十分な感度を持つ優れたテクノロジーだ。しかし、私の次期Kindleには付いて欲しくない。

by Jason Kincaid on 2011年5月20日

5年前、読書好きな友人に「eブックは急速に人気を集め、伝統的な紙の本や雑誌よりたくさん売れるようになる」と言ったとしたら、おそらく「SFの読み過ぎだ」と笑われただろう。

ところがまさにそれが実現してしまった。Amazonが先ほど発表したところによると、 eブックの販売刷数が対応する紙版を超えたという。Kindleのローンチからわずか4年しかたっていないことを考えれば、驚くべき急成長といえるだろう。これが大きな通過点であることは間違いない。

ただし、常日頃Kindleの成長に関心を持っていれば、このニュースも青天の霹靂とは聞こえないだろう。Kindle版の販売数がAmazonのハードカバーの販売数を上回ったのは2010年7月だった。ペーパーバックを上回ったのは今年の1月だ。そして今日、ハードカバーとペーパーバックを加えた数を上回ることとなった。