Kindle
by John Biggs on 2011年7月15日

残念ながらソニーはeリーダーで大成功を収めてきたとはいえない。ソニーのデバイスは多くの点でKindleNookよりずっと優れている。しかしブックストアへのアクセスが快適でないため、製品として離陸することができなかった。

しかしBloombergが伝えるところによると、ソニーファンに朗報がある。ソニーの広報担当者によると、ハード、ソフトともに改良された新製品が8月にも発表されるもようだ。この新製品はわれわれが昨日(米国時間7/13)デモしたソニーのタブレット、S1とS2よりも早く出荷されるはずだ。

by Matt Burns on 2011年5月25日

私はKindle DXの大ファンだ。文字通りのお気入りガジェットである。フォームファクターも、大きな画面も、比較的長持ちするバッテリーも、キーボードも大好きだ。Amazonがこのうちどれかを削ったとしても、私の愛着に変わりはないだろう。Kindle DXは私にとって完璧だ。その完璧さは、もしAmazonが今のボタンをタッチスクリーンに変えるのではと考えただけで、私が「ザ・ロード」と同じくらい深く苦しむほどである。

タッチ式Eインクスクリーン。それが今のトレンドなのだろう。過去24時間以内に、KoboBarnes & Nobleが、タッチスクリーンEインク画面付きの新機種を発表した。それは、高速ページ表示、長バッテリー寿命の低消費電力ディスプレイにとって華々しい一歩である。新型Nookのバッテリー寿命は2ヵ月だ。すばらしい。タッチスクリーンだって十分な感度を持つ優れたテクノロジーだ。しかし、私の次期Kindleには付いて欲しくない。

by Jason Kincaid on 2011年5月20日

5年前、読書好きな友人に「eブックは急速に人気を集め、伝統的な紙の本や雑誌よりたくさん売れるようになる」と言ったとしたら、おそらく「SFの読み過ぎだ」と笑われただろう。

ところがまさにそれが実現してしまった。Amazonが先ほど発表したところによると、 eブックの販売刷数が対応する紙版を超えたという。Kindleのローンチからわずか4年しかたっていないことを考えれば、驚くべき急成長といえるだろう。これが大きな通過点であることは間違いない。

ただし、常日頃Kindleの成長に関心を持っていれば、このニュースも青天の霹靂とは聞こえないだろう。Kindle版の販売数がAmazonのハードカバーの販売数を上回ったのは2010年7月だった。ペーパーバックを上回ったのは今年の1月だ。そして今日、ハードカバーとペーパーバックを加えた数を上回ることとなった。

by Jon Evans on 2011年5月17日

今は書き手にとって実に奇妙な時代だ。エージェントは出版社になり、出版社は「エージェンシー・モデル」に移行し、自費出版作家の中には百万ドル単位で稼ぐ人もいる ― すべては電子書籍があらゆる部門で紙より売れているからだ。雑誌、新聞が死にゆき、ブログやアグリゲーターが繁栄し、両者の境界線はぼやけてきている。昨年Appleは、彼らの救世主だった。今はぶち壊し屋と罵られている。

では、ライターは何をすべきなのか。

このところ私は主としてデベロッパーであるが、かつて何冊か小説(世界を駆け巡る技術屋についてのスリラー)を伝統的出版社から出版したことがあり、およそあらゆる新出版形式も試してみた。私の近刊(リスに関するエピック都市ファンタジー)は、クリエイティブ・コモンズで発行し、Kindleで自費出版した後出版社に売った。Vertigo Comicsのグラフィックノベルや、エンジニア向けの無料オンラインコミックの脚本も書いた。さらに本誌にも、雑誌にも書いている。そして、私の作家遍歴のすべてを通じてわかったことがこれだ。

by Matt Burns on 2011年4月21日

【抄訳】

Amazonが地域の図書館を殺す、なんて誰が言ったのかな? 同社の最新の取り組み…OverDriveとの提携…により、Kindleのパワーが公立図書館や学校図書館にもたらされる。殺すではなく、生かすだね、これは。

使い方の詳細はまだ発表されていないが、図書館の利用者はKindleのすべての機種およびアプリケーションで図書館からeブックをチェックアウトできるようだ。そしてWhispersyncの技術が、その本が再びチェックアウトされたか、それともAmazonで購入されたか、などのデータを管理する。

by MG Siegler on 2011年4月13日

Amazonが広告付きKindleを販売するというニュースを聞いて、まずがっかりしてしまった。間違った方向に進み始めたのではないかと思ってしまったのだ。しかし実はBusinessweekの記事に大事なことが書かれていないことがわかった。すなわち広告は、読書中には表示されないらしいのだ。Jasonの記事に詳細が記されていた。

広告は、Kindleのホームスクリーンおよびスクリーンセイバー上でのみ表示されるということだ。これは素晴らしいことと思う。広告表示をすることで、価格が$25安くなって$114で入手することができるようになる。この低価格化は非常に喜ばしいことと言えるだろう。ただ、どうしても考えてしまうことがある。値下げするのなら、どうして$99という価格にしなかったのだろうか。

Kindleが$99で入手できるとなると、ちょっとした興奮状態に陥る人も出てくるだろう。Kindleの販売は一層増加することとなるに違いない。

by Leena Rao on 2011年2月15日

Amazonは1月、Kindle利用者の間で14日間限定で本を貸し借りするサービスを開始することをアナウンスした。そしてこの仕組みに目をつけたのがKindleLendingClubだ。本の貸し借りをする人が集まるプラットフォームとしてのサービスを提供してきた。サービスはあっというまに12,000人の利用者を集めて、書籍の貸し借りをするプラットフォームとして機能し始めた。公開掲示板に貸したい本や借りたい本のタイトルを書き込むことができる。プラットフォーム上で、本のタイトルによって借り手や貸し手を探すことができる。

こうして人気を集めてきたKindleLendingClubだが、Amazonからの警告を受け取ってしまった。Amazonは「Kindle」の商標権を保持しており、その権利に基づいてKindleLendingClubに対して「Kindle」名称の使用差し止めを求めたわけだ。以前にもAmazonは同様の訴えを起こし、使用を差し止めさせたことがある。

by MG Siegler on 2011年2月1日

まただよ。

数週間前にも、「Appleは悪」という記事を載せた。iPadやiPhoneを動かしているかなりクローズドなシステムが、社会にとって有害だ、と。本誌としては、載せない理由はなかった。そして今夜も、似たような記事が。いや、それはもしかして、前のとは全然違うのかもしれない。それはどうでもいいが、重要なのは、Appleがクローズドだという説だ! クローズドだってさ! その帝国は、いつ崩壊してもおかしくないのだ、と。

今夜(米国時間1/31)のThe New York Timesの記事は、Appleが“App Storeの締め付けをさらに強くしている”と報じている。どういうこと? どうやらAppleは、Sonyのeブックリーダーのアプリケーションを拒否したらしい。以下が、その大げさな記事の核心部分だ:

by Alexia Tsotsis on 2011年1月28日

ピクセルが印刷に取って代わる転換点に達したのだろうか。昨年7月、本誌はAmazonのKindle用書籍が売上ベースでハードカバーを超え、ハードカバー100冊に対してKindle本143冊を売ったことを報じた。今このリードはペーパーバックにも及んだ。今やペーパーバック100冊に対してKindle本は115冊売れている。

by Robin Wauters on 2011年1月22日

AmazonのKindle Digital Text Platform(DTP)は、もう存在しない。少なくとも、その名前のものは存在しない。今日(米国時間1/21)から、このセルフ出版事業(self-publishing program)は、Kindle Direct Publishing(Kindle直接出版)と呼ばれる。

Kindle Direct Publishingにより、誰もが勝手にKindle Store上に本を出版できる。しかも無料で。

by Sarah Lacy on 2011年1月13日

もちろんAmazonは小規模な書店を意図して潰しにかかったわけではない。単にAmazonは大勢のユーザーに便利なサービスを提供しただけだ。現在Amazonはあれこれの「小さな機能」をサービスに追加しつつある。こうしたサービスは全体としてみると著作者にとっての伝統的な出版社の役割を次第に小さくする方向に働くように思える。

こうした事態に一番ショックを受けているのは他ならぬ私自身だ。なるほど私はニュース記事やビデオに関しては、はっきりニューメディアに転向した。しかし私は電子書籍による自費出版は多くの著者―少なくとも大量の読者を獲得しようという野心のある著者には受け入れられないだろうと信じている。

第一、それでは満足感が得られない。本を書くということは、他の分野に比べて少額の報酬しか得られないにもかかわらず、人生の何年分かを賭ける事業である。苦労した分だけ後に残るものが欲しい。私は自分の本をコーヒーテーブルの上に置いて眺めたい。ニューヨークタイムズの書評欄で取り上げてもらいたい。本屋に入っていって自分の本が積み上げられているのを見たい。ほとんどの場合、こうしたことは伝統的な出版社を通さなければ不可能だった。

by Erick Schonfeld on 2011年1月11日

あらゆる主要コンピューティング・プラットホームに載るための探求を続けるKindleが、アプリとして新設Mac App Storeに登場した。Mac App Storeで最初の電子書籍アプリとなるKindleは、無料アプリのダウンロード数ですでに第5位に入っている。

AmazonはKindleを「一回買って、どこででも読める」戦略で押していて、Kindle本を1回ダウンロードすれば、Kindle、iPhone、iPad、Android、Blackberry、Windows PC、Windows Phone 7、そしてMacのいずれでも読むことができる。

by Erick Schonfeld on 2011年1月4日

iPadが出てきた時、ほとんどの人たち(本誌を含む)がこれでKindleは死ぬと予言したが、結果は違った。全く違っていた。KindleはホリデーシーズンにAmazon史上最大のヒット商品となり、昨年1年間で推定800万台以上が販売された。

Kindleは他とは全く異なるデバイスである。事実、最近JP Morganのインターネットチームが消費者1000人を対象に実施した調査によると、iPad所有者の40%がKindleも所有している。この数字は少々大きすぎるように私は感じるが、私が知っている全iPadユーザーの実態をよく表わしてはいる。同調査によると、iPad所有者のさらに23%が1年以内にKindleを買おうと計画しているという。

by Sarah Lacy on 2010年12月1日

私は最初にKindleを手にしたとき大喜びした。私は本を書くのが好きだし、読者がもっと本を買ったり読んだりしてくれる助けになるようなものならなんでも好きだ。電子化による単価の低下で印税が多少減ってもそのくらいは我慢する。

しかしKindleにページ番号が振られてないというのはどうしても理解できない。なぜAmazonはページ番号のようなもっとも基本的な要素を無くしてしまうという暴挙に出たのか? ページ番号がないとどういうふうに不都合なのか説明しよう。ページ番号がないと出典の注がつけられない。これは特にアカデミズム市場では問題だ。

多くの読者は「なんだって? こいつはバカじゃないのか? Kindleにページ番号がないなんてはずはない」と思ったのではないだろうか。本の要素といえば、表紙、目次、本文、索引、ページ番号と決まっている。そのひとつを廃止できるはずがない…。しかし私は何ヶ月もKindle 2でページ番号を表示させる方法を人に聞いて回った。しかし誰も知らなかった。 この記事によると、大学向けのKindleにもページ番号はないようだ。

by Leena Rao on 2010年11月9日

Amazonが今日(米国時間11/8)、Kindle向けの雑誌や新聞を出版する企業の、新しい売上取り分を発表した。その発表によると、出版社はKindle上の小売売上額の70%を取得する(ただし配布費用は差し引かれる)。それまでAmazonは雑誌や新聞の出版社に対して、購読料の70%をAmazonが取ると言っていたようだから、今回の発表は大変化だ。

この70:30の山分けクラブに入るためには、出版社は厳しい審査に合格しなければならない。まず、その新聞や雑誌がKindle本体とKindleアプリケーション(Android、iPhone、iPadなど)で読めること。また、出版社がその出版物に関して権利を有しているすべての国や地域で、消費者がそれを読めること。この70%条項の適用開始は、2010年12月1日だそうだ。

Kindleの定期刊行物担当部長Peter Larsenが、発表文の中でこう言っている:

by Robin Wauters on 2010年9月29日

Amazonが「Kindle for the Web」の発表を行った。何かをインストールしたりダウンロードしたりすることなく、本の見本をブラウザで閲覧したり共有したりできるようにするものだ。

また、自分のサイトにKindle用書籍のサンプルを掲載することもできる。Amazonは、アソシエイトプログラムに参加しているブロガーやウェブ制作者にとっては、アフィリエイトに機会を拡大するものになると述べている(利用方法はこちら)。サイトに掲載した書籍見本から閲覧者が書籍を購入すれば、アソシエイトに参加している人はアフィリエイト費用を得ることができる。これは確かに面白そうな仕組みだ。

by Leena Rao on 2010年8月26日

今日(米国時間8/25)のAmazonの発表によれば、Kindleの最新版の予約数が過去最高を記録中だ。受付開始後4週間での予約注文数を比較すると、今回のバージョンが過去のどのバージョンをも上まっているという。Amazonはすでに売れたKindleの実数を明らかにしていないが、Amazon.comとAmazon.co.ukで発売後4週間で予約されたKindleとKindle3Gの数は過去のどのKindle新製品の場合よりも多いということだ。

新しいKindleは今日(米国時間8/25)から消費者に向けて発送が開始される。これは新製品発表時にAmazonが予告していた時期より2日前倒しされている。2010年上半期にKindleストアで売れた書籍は前年同期比で3倍に急成長したというAmazonの最近のAmazonの発表を考えれば、最新版Kindleの好調な売れ行きは驚くにはあたらないだろう。またKindleはAmazonストアで売れた製品のトップの座を引き続き占めている。AmazonではアメリカのKindleストアで提供される書籍は67万冊に達したと発表した。現在Kindleすでに売り切れ状態で、再入荷するのは秋になると報道されている

by Alexia Tsotsis on 2010年8月23日

Newsweek誌は、印刷 vs ウェブ物語の第856ラウンドとして、上に貼った情報画像を発表した。ただし彼らは「Old Books Vs. New Books(古い本 vs 新しい本)」とは言っていない。

今月、ニコラス・ネグロポンテは、紙の本は5年後に消滅すると言ったが、度量の広いNewsweekの連中は、今でも本に闘争心が残っていると考えている。

質の高いハードカバー書籍は(直接照明の下で)最も目に優しい」というずいぶんと曖昧な意見を出す一方で、「出版社の総売上は$249.2M vs $29.3M(2億4920億ドル vs 2930万ドル)であると脅すこの画像は、未だに将来に関して確信を持っていないようにみえる。

by MG Siegler on 2010年7月31日

AmazonはハードウェアのKindleで大忙しのようだが、iPadやiPhone版の方の機能改善も忘れていないようだ。新しく登場した2.2で詳細な辞書が同梱された。AppleのiBookと同様の機能だが、Kindleの方がより使いやすい形で実装されている。

今回のバージョンアップで、Kindle上で文字をハイライトさせると、自動的にその単語の意味が画面下部に表示されるようになった。それだけでも便利だか辞書機能はこれだけに留まらない。該当の単語をGoogleないしWikipediaにジャンプして調べられるようにリンクも表示されるのだ。もちろんKindleからウェブブラウザに切り替わってしまうが、それでも非常に良い機能だと思う。

by Jason Kincaid on 2010年7月30日

昨夜(米国時間7/28)、AmazonはKindleの最新版を発表した。スクリーンが改良され、サイズはスリムになり、なにより重要な点だが、従来よりずっと手頃な$139ドルに値下げされた(Wifi版。3G版は$189)。これを機に、AmazonのCEO、Jeff BezosがCharlie Roseショーに出演し、iPadのようなタブレット・コンピュータが登場してもKindleが利用される余地は十分にあると主張した。番組はここで通して見ることができる。さらにCharlie Roseショーの好意で、下にハイライトのビデオクリップとテープ起しをエンベッドすることができた。

今回の番組でいちばん注目すべき点は、BezosがKindleをあくまで長文の読書専門のデバイスにとどめておこうとしていることだろう。Bezosは「AmazonはKindleに特別のユーザー体験を導入するつもりはない。ユーザー体験を創造するのは本の著者だ」と述べた。Bezosはさらに、KindleはiPadや年末には市場に溢れるであろう、その仲間のタブレット・コンピュータとはまったく異なるジャンルのデバイスであることを強調した。他のデバイスと異なり、Kindleには目立つ特徴がなく、そのことによってユーザーの注意を本そのものに集中させることができる、と主張した。