Lending-club
by Robin Wauters on 2009年4月30日

prosper-logo.pngProsperは、はるか遡る2006年5月に開業した個人間金融サービスだが、これまで苦難の道を強いられている。昨年10月、同サイトに融資2次市場を開設する申請を証券取引委員会(SEC)に提出するために新規融資を一時停止した(SECは、同社を証券ブローカーとして登録すべきかどうかを評価したかったということが後に“cease-and-desist”(停止要求)通知を公式に発行したことから判明した)。

しかしProsperは、SECが同社の操業を未だに承認していないにもかかわらず営業を再開し、6ヵ月の空白の間沈黙するという要請を守りつつも、サービスの開発を完全には停止していなかった。

by Robin Wauters on 2009年3月20日

P2Pの貸付サービスを展開するLending Clubが$12M(1200万ドル)のシリーズBラウンドを終了した。Morgenthaler Venturesが主導し、これまでに出資を行ってきたNorwest Venture PartnersおよびCanaan Partnersも参加している。調達金額の合計は$30M(3000万ドル)に達した(2007年にはエンジェルおよびシリーズAにて$1200万ドルを調達し、また2008年9月にシリーズAの追加分として600万ドルを調達している)。

本サービスは当初、ソーシャル貸付サービスとしてFacebookアプリケーションの形で登場した。最初からうまくいっていたわけではない。2008年春には規制問題から貸付業務の停止を行い、結局同年夏にSECに対するライセンス申請を行うことになったりもしている。また、経済危機の影響はLending Club等P2P貸付サービス業界にも深刻な影響を与えた。SECは昨年末、Lending Clubの主要競合相手であるProsperの貸付業務停止を命じてもいる。その際SECは、この業界における企業は有価証券販売業者として、SECの管理下に置かれるべきであると主張している。

ProsperはじめP2P金融にも金融逼迫による規制が飛び火
by Erick Schonfeld on 2008年10月17日

ProsperほかZopaLending ClubをはじめとするP2P金融にも金融危機の巻き添え被害が及ぶ可能性が出てきた。昨日(米国時間10/15)Prosperは自サイトに今度新設するローン流通市場開設の登録申請を米証券取引委員会(SEC)に届け出るため、新規貸付けを一時保留にした。月曜辺りになるまでProsperは、まさか有価証券業者登録が必要とは思ってなかったようだが、昨今の金融メルトダウンで規制取締りが強化される新たな状況の中、それも全て一変したかたちだ。

前にLending Clubも同様の登録申請を行うため新規貸付けを今年4月に中断せざるを得なかった(SECは今週火曜になってようやく貸付け業務再開に青信号を出した)。英ZopaもP2P金融のサイトの米版を先週閉鎖している。

このたびの規制監視が強化される前の段階で既に、P2P金融は残りの金融産業と共に大きな打撃を被った。 今朝付けのNYTでBrad Stone記者がこううまくまとめている。:

同社(Prosper)の1ヶ月当たりの貸付け額は今春金融危機が悪化した段階から減り始めた。ベンチャー投資で$40M(4000万ドル)調達後、黒字に転換できていないProsper社は今、SECから貸付け再開の許可が下りるまで待てずに貸し手がサイトから資金を引き揚げてしまうのではないかという、ダメージの可能性に直面している。再開までには数ヶ月かかることも考えられる。

Lending Statsの統計(下)を見ても、Prosperの会員数増加率とアクティブな貸し手・借り手の数が今年4月から急落していることが分かる。さらに18ヶ月を超えるローンの債務不履行が30%超という高い上昇傾向を示している。 Prosperのローンの大きな部分がサブプライムの種別に相当するからだろう。銀行から借りれない人がProsperに来て隣人から借りている。目下サイト(の新規ローン)は一時閉鎖中。

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(翻訳:satomi)

Lending Club、SECにライセンスを申請―サービス再開に向けて努力中
by Jason Kincaid on 2008年6月22日

P2P金融サイトのLending ClubがSECにライセンスの登録を申請中だ。認可が得られ次第、4月に凍結状態になった金融サービスを再開する予定。 (Lending Clubでは当初サービス停止の理由を明らかにしなかったが、われわれは必要なライセンスを取得していなかったせいだろうと推測していた)。

プレスリリースによると、

登録申請書において、Lending Clubは申請書記載の日以降、連続して最高$600,000,000までのMember Payment DependentNotesと称する手形を発行することを申請している。これらの手形は、借り入れメンバーの個々の借り入れ手形にそれぞれ対応して発行される。

Lending Clubは当初、ユーザー間で金の貸し借りをするためのFacebookアプリケーションとして出発した。しかしLending Clubは単にユーザーに貸し借りを行う場を提供するというより、貸し借りの仲介者としての機能を果たしていたため、SECから金融ブローカーのライセンスを得ることが必要だと判明した。当面、LendingClubは休眠状態を続けるが、同社ではSECの認可が得られ次第業務を再開したいとしている。

Scribd上の文書を参照: lendingclub

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(翻訳:Namekawa, U)

GreenNoteのP2Pな学資ローン
by Erick Schonfeld on 2008年6月3日

greennote-logo.png学費の支払いに困っているのなら、ソーシャルネットワークに融資を頼んでみると良いかもしれない。今週業務を開始するGreenNoteは、ピアツーピアで融資を行うスタートアップだ(サイトは現在負荷テスト中だが水曜日までには完全にスタートするとのこと)。Prosper、Zopa、およびLending Club(規制関連の精査中)が既に一般的なP2P融資を行っているが、GreenNoteは学資ローンのみにターゲットを絞っている点でFynanzChina’s QiFangにより近い。

学資ローンは債務不履行となる率が比較的低く、またニーズは広がっている。GreenNoteによると、公立大学で4年間学ぶ際の平均的な費用と、公的ローンで賄うことのできる金額とのギャップは少なくとも22,000ドルに達している。私立大学について言えば100,000ドル以上にも及ぶ可能性があると言う。GreenNoteのようなP2P融資を狙うサービスにとっては、このギャップが大きなチャンスということになる。2007年の総計では1130億ドルの調達ギャップがあり、うち950億ドルが個人ないし家族資産によって賄われている。

但し、GreenNoteはハイリスクの借り手と、ハイリターンを望む貸し手を結びつけるサービスを目的とするのではない。自らも経験した大学教育期間中における学生の経済的な問題に、力を貸してやろうとする家族や友人による利他的行為に近いものだ。CEOのAkash Agarwalは言う。

ソーシャルネットワークが実際的に支援を行う試みで、施しではなくステップアップのための支援を依頼する場だ。

このローンは連邦のスタッフォードローンと同様の仕組みになっていて、当初の利率は6.8%となっている。利率は固定されていて、最大5年間の支払い猶予があり、返済は10年間をかけて行う。保証人は不要で、アメリカ国籍を持たない人も利用することができる。

貸し手は100ドルから分担することができる。この面では小規模金融の側面を強く持っていると言える。GreenNoteが誰が誰にいくらの債務を負うのかを管理し、帳簿上の作業を行い、資金調達を行い、学生が卒業後に返済を開始したときに返済金の分配を行う。GreenNoteは学生から貸し金の2%、また貸し手からは利息の1%分の手数料を徴収する(尚、Fynanzは1%しか徴収しない)。

GreenNoteは昨年10月シリーズAラウンドで、Menlo VenturesおよびGlenbrook Partnersから$4.2M(420万ドル)を調達している。

larisa-small.png

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(翻訳:Maeda, H)

Lending Club、貸付業務を一時停止して法的問題回避へ
by Mark Hendrickson on 2008年4月9日

Lending ClubはP2P[ピアツーピア]の金融サービスで、Facebookアプリとしてスタートしたが、現在は新規の貸付と貸し手の登録を一時停止している。

同ウェブサイトの素気ない「休眠期間」告知はこうだ。

Lending Clubは、しかるべき証券当局に対して、将来本サイトを通じて貸し手に対して提案および売却可能な約束手形を登録するための作業を開始いたしました。弊社がこの登録作業を完了するまでの期間、新規の貸し手登録および既存の貸し手による新規の貸付の受付を停止いたします。既に提供済みの貸付に関する業務は当該期間中も継続いたします。また、貸し手はこれまでと変わりなくアカウントのアクセス、ポートフォリオのモニター、利用可能資金の引き出しを行えます。

同社はメディアに対して「登録作業が完了するまで」語ることはないだろうが、われわれは、Lending ClubがSECからブローカーディーラーのライセンスを取得して業務を合法化しようとしているのではないかと想像している。

Lending Clubは、ユーザーから資金の借入と貸付の両方を行っており、直接ユーザー同志を結んでいるわけではないので、純粋なP2Pサービスではない。貸付業務の合法性には問題ないが、借入業務については証券の販売と解釈される可能性があり、Lending Clubはこれに必要なライセンスを所持していないとみられる。

この疑惑はPerkins Coie法律事務所のVeronica McGregor弁護士によっても強められる。同弁護士は「Lending Clubは証券を買売するためのライセンスを取得しようとしているようだ」と語っている。

これは、他のP2P金融サイト – ProsperVirgin MoneyZopaなど – もいずれ直面せざるを得ない問題だ。

Center Networksが本件についてここここで詳細に報じている。

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(翻訳:Nob Takahashi)

P2P金融のシェア伸張、LendingClubも全米サービス展開へ
by Erick Schonfeld on 2007年12月14日

lending-club.pngサブプライム不安で経済が凍てつく中、 P2P金融が順調に伸びている。個人と個人でお金の貸し借りなんて銀行よりずっと危険と思いきや、こと貸すことに関しては個人の方が銀行よりリスクを嫌う生き物であることが分かってきた。

P2P金融分野のリーディングカンパニーProsperを見ても、貸付はこれまでに通算$100M(1億ドル)を突破しており、利率が高いにも関わらずサブプライムの貸付は10月期ローンのうち、たったの7%にとどまっている。Prosperの周囲には今まさに競争の波が押し寄せている。1年以上前から待機している英国のZopaも、ようやく待ちに待った営業許可が所轄官庁から下り、先週米版サイト開設に踏み切った。Zopaではサブプライムローンは一切許可していない。デフォルトの金利はProsperが3%なのに対し、0.1%となっている。

さらに今度は、Facebookのみ対応のアプリとしてスタートしたLending Clubも本日(米国時間12/13)営業許可が下り、全米で営業展開に乗り出した。カリフォルニア、ミシガン、イリノイ、ペンシルバニアなど主だった地域を含め半ダース分の州から許可が下りるのを心待ちに待っていた。

Lending Clubは半年前にFacebook上でサービスを始めた会社だ。3ヶ月前に自社サイトを開設した時点では、会員たちのローン取引件数は計489件で$3.5M(350万ドル)に相当。うち1万6000ドル相当が返済に16~30日間の遅れが生じていた(統計はこちら)。ここもやはりサブプライムローンは許可していない。

Lending Clubの貸付実績はあまりにも小額で貸付期間も短かいため、平均のデフォルトの金利がいくらになるものやら見当もつかないが、大手の競合相手と互角に張り合っていければそれで安泰だろう。ソーシャル融資という分野がここに生まれた以上、消えることはない。

CrunchBase: LendingClubProsperZopaKiva

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(翻訳:satomi)

P2P融資のZopa、米上陸迫る
by Nick Gonzalez on 2007年12月1日

Zopa英国のP2Pレンディングの新会社Zopaの米進出も大詰めを迎えた。報道は前からあるが(WSJ)、数日刻みの最終体制に入ったようだ。米国向けドメインはus.zopa.com(今はパスワード認証で入れない)。

zopa_coming.png

ProsperやLending Club(Facebookから使える)など米国内の競合他社が貸し手から直接ローンを調達するシステムなのに対し、ZopaのP2P金融サービスは信用組合と共同でローンを調達するところが違い。未公開のライバルはこれ以外にもGlobalFunder.comがある。

Zopaでは貸し手がZopaブランドのCDに自分のお金を振り込むると、そこからオンラインで貸付けができる。借り手はネットコミュニティを通して融資が必要な事情を投稿し、自分たちの融資リスクについて詳細も書き込んでローンを申し込む。5年満期のローンの場合、利息は融資リスクによって8.75%から16.99%の範囲だ。

Zopaの投資主BenchmarkはProsperにも出資してるという点は注目に値する。
融資市場はこれから大変な成長が予想される市場だ。調査会社Online Banking Reportによると、P2P融資貸付額は今年合計$100M(1億ドル)前後に達する見通しという。その大半はProsperで、同社の新規ローンは 2010年には$1B(10億ドル)、2017年には$9B(90億ドル)とも言われる。このProsperは既にSECにS-1フォーム登録済みで、そちらには融資総額$96.4M(9640万ドル)と報告されている。

サイト公開に関する追加の詳細としては、Allen Sternが受け取ったメールに米vs.英バージョンの違いが詳しく書かれている(TC英国版)ので、そこに列挙された主な違いを並べておこう。:

  • 投資家はノー・リスク。自分が投じた資金には連邦預金保険がつく。借り手が借金を返してくれるかどうか、もう心配しなくていい。
  • 助けたい相手が選べる。投資家は誰を援助したいか、具体的に相手を選ぶことができる。
  • 自分の利率は自分で決める。投資家は上限いっぱいまでの範囲からどれぐらい稼ぎたいか選ぶことができる。
  • 待ち時間ゼロ。借り手は承認が得られ次第、即ローンがもらえる。
  • 毎月の支払額を減らせる。借り手は借りてからでもローン返済額を減らすことができる。これはプロフィールの内訳をリッチにすることで可能…だそうです。

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(翻訳:satomi)

Lending Club、融資$1M超え、サービス拡大へ
by Duncan Riley on 2007年9月14日

lendingclub.pngLending Clubは、Facebookユーザー向けの個人間ローンサービス。このたび、Facebookユーザーへのローン総額が$1M(100万ドル)を超えた。同サービスと類似のその他P2PローンサイトにはProsperZopaそれにKivaなどがある。

同サイトは、$100,000をマークしてからわずか3ヶ月足らず、そして、オリジナルのFacebook Platformパートナーとしてサービス開始以来3ヶ月半で今回の節目を迎えたことになる。

Lending Clubはまた、今日(米国時間9/13)、Facebook以外にも対象範囲を拡大する。同様の方法で、何千にも及ぶ同窓会組織や業界組織などを通じ、借り手と貸し手を引き合わせるというサービス提供を始める予定。

新サイトでは、20から30の個人ローンからなる多様なローンポートフォリオ構成、ファイナンシャル・エキスパートの知恵をLending Clubで共有するためのフォーラム開催、それに、P2Pローンとパーソナル・ファイナンスについて、エキスパートからのアドバイスを特集するブログコミュニティ「Better Rates Together(より良いローンレートを一緒に)」などのツールを備える。

Lending Clubは、最近、Series AラウンドでCanaan PartnersとNorwest Venture Partnersから$10.26M(1026万ドル)を調達している。

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Lending Club、Facebookユーザーへの融資で$100,000 を記録
by Duncan Riley on 2007年6月22日

lendingclub.pngLending ClubはFacebookユーザーのみを対象にした個人対個人の融資仲介サービスだ。このほどFacebookユーザーへの融資総額が$100,000(10万ドル)を上回った。

Lending Clubは当初からのFacebook Platform/ F8プロジェクトのパートナーで、今年5月24日のローンチのとき以来F8プラットフォームを利用している。このサービスでは6月6日に最初のローンを実施、それ以後27件のローンを実施して融資総額は$101,250となった。今後12日間にさらに$212,650の融資が実施される予定。現在271人の貸し手から$180,000(18万ドル)以上の資金が提供されており、毎日10-15人の新しい貸し手がLendingClubに加わっている。

Lending Clubの場合、Facebookのソーシャルネットワークとしての側面が「同じネットワークに属する相手に貸す」ということで、貸し手に安心感を与える役割を果たしている。Lending Clubは貸し手に直接借り手のプロフィールを表示せず、独自のアルゴリズムで両者の関係を分析して貸し手と借り手をマッチさせている。

P2P融資は急速に拡大しているマーケットだ。Lending ClubもZopa、CircleLending、Prosperなどとの激しい競争に直面している。 Lending Clubは融資額ベースではマーケットのリーダーとはいえないものの、急成長を遂げるなど成功しており、Facebookがセールスや金融面でのプラットフォームになる可能性があることを実証している。

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