MIT

  • ロボットたちに基本的な動作の組み合わせを通して世界を理解させる

    ロボットたちに基本的な動作の組み合わせを通して世界を理解させる

    言われたことをこなすという点で、ロボットは申し分ない。しかし、そのための情報をシステムに入力する作業は、時にロボットに実行して欲しい作業よりも、遥かに複雑なプロセスになってしまうことがある。これがロボットは単純な反復作業に向いていると言われる理由だ。 ブラウン大学とMITの研究チームは、現実の物体と、運動能力に基づく動作の抽象的な概念を開発することを通して、ロボットがタスクを計画できるようなシステムの開発に取り組んでいる。このシステムでは、ロボットは複雑な作業を、扱いきれない程の事細かな作業手順までに落とすことなく、実行することができる… 続きを読む

  • MITがLegoを使って微小流体工学ポンプのプロトタイプを作った

    MITがLegoを使って微小流体工学ポンプのプロトタイプを作った

    Legoのブロックは、とても精密で、しかもどんな組み合わせでもかっちりとできる高精度なプラスチック製品だ。世界中どこへ行っても、Logoは同じだ。そこでMITの科学者たちは、これらの小さな‘靴底の中の邪魔物たち’*を使って、とても精密な科学的システムを作った。〔*: sole stabbers, 家の中で行方不明になったLogoブロックは靴を履こうとした親を苦しめる。〕 続きを読む

  • 最終製品の色が光によって変わる3Dプリントの技術をMITのチームが開発

    最終製品の色が光によって変わる3Dプリントの技術をMITのチームが開発

    これもまた、MITのCSAIL(コンピューターサイエンス人工知能研究所)のクールなプロジェクトだ。研究者たちは、3Dプリントの工程に色が変わるという性質を持たせることによって、材料の無駄遣いを減らそうとしている。省資源はこんなプロジェクトにしては大げさな目標だが、しかし少なくとも、3Dプリントで何かを作ることが、なお一層消費者にとって魅力的になるだろう。 続きを読む

  • ホタルの体内にある酵素を使って植物を光らせることに成功…夜の町の省エネに貢献か

    ホタルの体内にある酵素を使って植物を光らせることに成功…夜の町の省エネに貢献か

    MITの研究チームが、ホタルのおしりを光らせる発光酵素ルシフェラーゼを使って、暗いところで光る植物を作った。そもそも、なぜそんなものが必要なのか、という質問への答はもちろん、“科学そのものがクールだから”だ。 続きを読む

  • MITの新しい3Dプリンター技術はスピードを今の一般消費者製品の10倍にアップ

    MITの新しい3Dプリンター技術はスピードを今の一般消費者製品の10倍にアップ

    3Dプリントが一般消費者に普及しない理由は山ほどあり、スピードは主な理由の一つではないが、上位の理由ではある。硬貨よりも大きなものをプリントしようと思ったら、そう、先月亡くなった偉大なる哲学者がかつて言ったように、その仕事のいちばん困難な部分は待つことだ。 ただし、この研究は実用化まであと数年は要するだろうが、でもMITのエンジニアたちは、3Dプリンターを今の消費者製品の最大10倍まで速くできることを示した。 続きを読む

  • 家にミューオン天文台を作ろう――MITから100ドルの観測デバイス発売

    家にミューオン天文台を作ろう――MITから100ドルの観測デバイス発売

    MITの物理学者チームはミューオン探知機を開発し100ドルで販売し始めた。テレビのリモコンみたいに見える装置を使って誰でも宇宙から飛来するミューオンでさまざまな観測をすることができる。高エネルギー粒子が宇宙線となって大気に衝突すると、さらに二次宇宙線が放射される。そのひとつがミューオンだ。CosmicWatchというデバイスでこの宇宙線を観測できる。 続きを読む

  • MITの研究者が消化管を監視する消化型センサーを開発

    MITの研究者が消化管を監視する消化型センサーを開発

    MITの研究者らは長年消化型技術を研究してきた。ここ数年で様々な服用可能デバイスが開発され、その中にはブタの組織からなるバッテリー不要のロボットもある。特に同大学のKoch Instituteはこの分野に焦点を当てており、薬物摂取等を監視する消化可能センサーの利用を研究している。 続きを読む

  • AI

    ビデオストリーミングの高画質化+中断のないスムーズ化にMITの研究者がニューラルネットワークを併用

    MITのコンピューター科学と人工知能研究所(Computer Science and Artificial Intelligence Lab, CSAIL)は、途中でぶち切れない、スムーズなストリーミングビデオを志向している。そのためにMohammad Alizadeh教授のチームが開発した人工知能システム‘Pensieve’は、その都度正しいアルゴリズムを選ぶことによって、中断のない最良の再生を確保する。 続きを読む

  • AI
    本人が何も装着せず、電波の反射波を利用する非侵襲型(当人が意識しない)の睡眠モニタをMITで開発

    本人が何も装着せず、電波の反射波を利用する非侵襲型(当人が意識しない)の睡眠モニタをMITで開発

    MITの研究者たちが、睡眠をワイヤレスでモニタする新しい方法を公開した。それは反響定位法(エコーロケーション, echolocation)に似ていて、電波を睡眠者に当てて反射波を捉え、体の影響による電波の変化を調べる。 続きを読む

  • MITの‘生きているジュエリー’は、衣類にしがみつく小さなロボットのアシスタント

    MITの‘生きているジュエリー’は、衣類にしがみつく小さなロボットのアシスタント

    Project Kinoは、“生きているジュエリー”からヒントを得た。それは、世界各地で装飾品として着用されている、極彩色の大型甲虫やそのほかの昆虫類だ。MIT Media Labのバージョンは、それらに比べるとずっと人間的で、手のひらサイズのロボットを磁石で衣類にくっつける。チームがデモをしたのは約1年前だが、今回は車輪のついた小さなロボットにさまざまな機能を持たせた。 続きを読む

  • ニューラルネットワークの内部動作を理解するための完全自動化システムをMITの研究所が開発

    ニューラルネットワークの内部動作を理解するための完全自動化システムをMITの研究所が開発

    MITのComputer Science and Artificial Intelligence Lab(コンピューターサイエンスと人工知能研究所, CSAIL)が、ニューラルネットワークの内部を調べて、それらが実際にどうやって判断をしているのかを知るための、方法を考案した。その新しいプロセスは二年前にチームがプレゼンしたものの完全自動化バージョンで、以前は人間が調べて同じ目的を達成していた。 続きを読む

  • ガソリンエンジンで飛ぶこのドローンは理論上まる5日間の連続滞空時間を達成

    ガソリンエンジンで飛ぶこのドローンは理論上まる5日間の連続滞空時間を達成

    先月、MITのエンジニアチームが、小型車の屋根からJungle Hawk Owlという愛称の大型ドローンの初飛行を行った。この、ガソリンエンジン(5馬力)で飛ぶ翼長24フィート(7メートル)のドローンは、彼らの設計では、一回の給油で5日間飛び続けるはずだ。 続きを読む

  • MITのキャンパスを走り回る自動運転車いす

    MITのキャンパスを走り回る自動運転車いす

    マサチューセッツ工科大学(MIT)のキャンパスでは、ここ数ヶ月の間、MITコンピューターサイエンス・人工知能研究所(CSAIL)が開発した自動運転車いすをよく見かける。この車いすは、彼らの研究結果を披露する広告塔のような存在であると同時に、自動運転技術を現実世界でテストするための実験台でもある。会話に集中して周りが見えていない学生のグループや、スマートフォンを持って”ながら歩き”をしている学生の進行方向は予測不可能なため、キャンパスの状況は公道に近いのだ。 そもそもこの車いすは、自動運転技術を現実世界でテストする… 続きを読む

  • そのイスには人が座っている?――MITが開発する視覚補助ウェアラブル端末

    そのイスには人が座っている?――MITが開発する視覚補助ウェアラブル端末

    視覚障害者が使用する白杖は、シンプルなツールであるにも関わらず、非常に長いあいだ廃れることなく利用され続けてきた。この1世紀でテクノロジーは飛躍的に進歩したにもかかわらず、先端に金属片がついた棒に取って代わるようなアイデアが生まれてこなかったのだ。しかし、MITのリサーチャーたちは、この問題の解決策となるウェアラブル・システムを開発中だ。いつか、装着者の能力を拡張するそのツールが白杖の代わりに利用される日が来るかもしれない。 このシステムには3Dカメラとコンピューターが搭載されていて、首から吊り下げて利用する。搭載されたカメラが障害物を… 続きを読む

  • ワイヤレスで歩行速度を測るMITのWiGaitはセンサーを使うウェアラブルより正確でストレスフリー

    MITのコンピューターサイエンスと人工知能研究所が、歩行速度を95から99%の精度で測定する方法を考案した。それは、ウェアラブルや体につける測定器具は使わない。その技術は、チームが“WiGait”と呼ぶワイヤレスの信号を利用し、それを家の中でルーターのような装置から送信して、一定時間内の歩行速度と歩幅を調べる。 このWiGaitシステムは屋内で使用し、目立たない場所にセットアップできる。ユーザーは、いちいち腕輪などの充電を要する器具を思い出して身につけなくても、そのままでいつでも自分の歩行を測れる。 続きを読む

  • ロボットの皮膚の3Dプリントを研究しているMITのチームが自己防衛のために色を変える甲虫から重要なヒントを得た

    ロボットの皮膚の3Dプリントを研究しているMITのチームが自己防衛のために色を変える甲虫から重要なヒントを得た

    Subramanian Sundaramのチームは、3Dプリントによるロボットの制作で行き詰まったとき、ロボット屋さんがよくやることだが、自然へと目を向けた。そしてこのMITの研究者たちのチームはごく最近、golden tortoise beetle(ゴールデンカメノコハムシ)から、ヒントをいただいた。それは、ユニークなカモフラージュを習性とする、北米原産の甲虫類だ。 続きを読む

  • MIT等の研究チームが、耳の有毛細胞を再生して聴覚消失を防ぐ方法を発見

    MIT等の研究チームが、耳の有毛細胞を再生して聴覚消失を防ぐ方法を発見

    年齢を重ねると共に、耳の中の有毛細胞は ― われわれと同じように ― 徐々に死んでいく(嫌な書き出しだ)。その結果片方の耳で約1万5000個の有毛細胞が損傷を受け、大きな音やある種の薬品によってさらに悪化する場合もある。これが聴覚障害の主要な原因となっている。損傷された細胞は自然に再生することがない。 続きを読む

  • MITが音声認識機能を低電力チップに収めることに成功、音声が聞こえたときだけ本体部が動き出す

    MITが音声認識機能を低電力チップに収めることに成功、音声が聞こえたときだけ本体部が動き出す

    MITが今日(米国時間2/13)、音声認識チップの開発を発表した。その発表によると、このチップを使うと各種応用製品の音声認識処理の部分の電力消費量が90〜99%節減される。音声技術は今やモバイル製品のほとんどに実装されており、中でもとくに、Siri, Alexa, Google Homeといった音声アシスタントアプリの人気がそのニーズを急増させている。このチップによりそれらの関連回路やソフトウェア部品が大幅に単純化されそうだ。 続きを読む

  • 人工知能が人工知能をプログラムする時代がやってきた

    人工知能が人工知能をプログラムする時代がやってきた

    プログラムをプログラムするのは誰か? 近々、人間ではなく別の人工知能プログラムが高度な人工知能プログラムを書けるようになるという。MITのレポートによれば、Google Brain始め機械学習ソフトを開発している多くの組織でこのことが確認された。人工知能によって作成された人工知能プログラムの性能が人間が開発したプロダクトと同等であるか、場合によっては上回わっていたという。 続きを読む

  • ハーバード大学とMITのMOOCs受講者数がほぼ半減 ― 無料の修了書発行を取りやめたことが原因か

    ハーバード大学とMITのMOOCs受講者数がほぼ半減 ― 無料の修了書発行を取りやめたことが原因か

    HarvardとMITが公開した大規模オープンオンライン講座(MOOCs)についての内部調査資料によれば、オンライン講座の受講者数が急激に減ってきているようだ。2016年には前年の半数近くまで受講者数が減ってしまたようだ ― おそらく、同プログラムが無料で受講者にサーティフィケートを与える制度を廃止したからだ。 MITのIsaac ChuangとHarvardのAndrew Hoが行った今回の調査は、受講者数や彼らの修了講座数、出身地などをまとめた調査で、毎年発表している。そういった統計を記録し始めたのは2012年7月のことで、今年(2016年… 続きを読む