データストレージの大手、EMC傘下のMozyはバックアップ・サービスを提供している。専用ソフトをインストールすると、ユーザーの貴重な(かどうか知らないが)データをクラウドのサーバー(EMCの製品を使っているのだろう)に保管してくれる。
同社は長い間、月$5という安い料金で容量無制限のバックアップを提供していた。それがこのほど、「経済的理由」によって容量無制限プランを廃止した。要するに、ほとんどが無価値なユーザーデータを何テラバイトも転送、保管する費用が収入に追いつかないということだ。
われわれはこうした事態が起きそうだという予兆をつかんではいたが、TecChrunchの記者にとってMozyはお祖母さんのパンティーほどもセクシーではなかったから誰もそれについて記事を書かなかった。最初の情報は1月16日にMozyの社員から届いた次のようなメモだった。
大学からBlackboardを根絶するためにInstructure(Canvas)が立ち上がる

MozyのファウンダJosh Coatesが今日(米国時間1/31)、Instructureを立ち上げる。彼の目標は、各地の大学にしつこく根付いてしまっている学習管理システム(LMS)Blackboard*を破壊して、その全米で総額$337M(3億3700万ドル)の売上の大半をせしめることだ。
2007年にEMCがMozyを$76M(7600万ドル)で買収し、Coatesはこの、自分が作ったオンラインバックアップ企業にその後1年いて、辞めた。
それから彼は、ネパールからの難民たちがアメリカ社会に定着するための活動を手伝っていたが、彼は大の第二次世界大戦マニアでもある。彼はM18 Hellcat Tank Destroyer (M18戦車)を買って復元した。

EMC Corporationが今朝(米国時間11/16)、新子会社Decho(Your Digital Echoという意味)の創設を発表した。これは、二つの買収結果…2007年9月に取得したMozyと2008年2月に取得したPI Corporation…の技術を組み合わせた業態である。
新会社は、個人のデジタルデータの保護と管理が専門業務だ。Mozyのパーソナルバックアップ製品を引き続いて提供し、今後は新製品も出していく。Mozyのプラットホームは今すでに10ペタバイトのユーザデータを抱え、ユーザ数は100万を超えている。そのうち20万は有料の顧客だ。2007年の半ばに発表されたMac用の製品が、とくに上出来と感じた。

オンラインバックアップサイトのMozyが、Mac版バックアップクライアントの公開を記念して、1年間有効の無料アカウントを50人にプレゼントする。
希望者は、techcrunch@mozy.com宛に、「自分がMac用に無料バックアップサービスを受ける資格があると思う理由」を書いてメールすること。データ消失の恐怖物語も歓迎。Mozyのチームがベスト50回答を選んで当選者には無料アカウントの申し込み方法を書いたメールが送られる。
Mozyは、AppleのTime Machineの代わりをクラウドベースで行うもので、大変よくできている、ただしデータのサイト外バックアップによる安全性の強化は行っていない。また、月間$4.99で無制限容量という料金は十分安いといえる。
われわれは昨年4月、MozyのMac版のベータが登場したときに記事を書いた。最終版のソフトウェアでは、Apple MailとLeopardがサポートされたほか、帯域幅の調整やリソースフォークのあるプログラムとの互換性など、技術面でも数々の機能が追加された。
Mozyの競合には、Time Machineをはじめとするローカルのバックアップソリューションのほか、Appleの.Mac、Sugarsync、最近公開されたSyncplicityなどのオンラインストレージもライバルになる。Carboniteは、この分野を代表するサービスだが、Windowsパソコンのみ対応で、Mac版はまだ提供されていない。
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(翻訳:Nob Takahashi)
ProtectMyPhotosとDocSyncerのファウンダー、Cliff Shawにとっては浮き沈みの激しい一週間だった。
まず悪いニュースから。2006年10月にローンチしたProtectMyPhotsが終った。シードキャピタルに$28万を注ぎ込んでアイディアを実現させたが、MozyやCarboniteといった新しいバックアップサービスには対抗できなかった。Mozyは最近EMCに$76M(7600万ドル)で買収され、Carboniteは$21M(2100万ドル)の資金調達を行った。
よって、ProtectMyPhotosをTechCrunchをデッドプール入りとする。
しかしShawからは、2番目のスタートアップのDocSyncerが爆発的にヒットしているという報せも届いている。このサービスは、パソコンのハードディスク上のword文書をGoogle Docsと「自動シンク」してくれる。この5日間で、20万以上の文書がこのサービス経由でGoogle Docsに自動アップロードされ、結果的にDocSyncerはGoogle Docsにとって圧倒的最大の功労者になった。人気は持続しそうだ。
DocSyncerがビジネスとして成功するかどうかはまだわからないが、ユーザーはこのサービスを気に入っている。出だしは好調だし、Shawはこのサービスの成功のために全精力を傾けられることになったわけだ。
CrunchBase:DocSyncer
CrunchBase:Mozy
CrunchBase:Carbonite
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(翻訳:Nob Takahashi)