Mozy
by John Biggs on 2011年2月4日

データストレージの大手、EMC傘下のMozyはバックアップ・サービスを提供している。専用ソフトをインストールすると、ユーザーの貴重な(かどうか知らないが)データをクラウドのサーバー(EMCの製品を使っているのだろう)に保管してくれる。

同社は長い間、月$5という安い料金で容量無制限のバックアップを提供していた。それがこのほど、「経済的理由」によって容量無制限プランを廃止した。要するに、ほとんどが無価値なユーザーデータを何テラバイトも転送、保管する費用が収入に追いつかないということだ。

われわれはこうした事態が起きそうだという予兆をつかんではいたが、TecChrunchの記者にとってMozyはお祖母さんのパンティーほどもセクシーではなかったから誰もそれについて記事を書かなかった。最初の情報は1月16日にMozyの社員から届いた次のようなメモだった。

by Michael Arrington on 2011年2月1日

大学からBlackboardを根絶するためにInstructure(Canvas)が立ち上がる

MozyのファウンダJosh Coatesが今日(米国時間1/31)、Instructureを立ち上げる。彼の目標は、各地の大学にしつこく根付いてしまっている学習管理システム(LMS)Blackboard*を破壊して、その全米で総額$337M(3億3700万ドル)の売上の大半をせしめることだ。

2007年にEMCがMozyを$76M(7600万ドル)で買収し、Coatesはこの、自分が作ったオンラインバックアップ企業にその後1年いて、辞めた。

それから彼は、ネパールからの難民たちがアメリカ社会に定着するための活動を手伝っていたが、彼は大の第二次世界大戦マニアでもある。彼はM18 Hellcat Tank Destroyer (M18戦車)を買って復元した。

by Michael Arrington on 2008年11月17日

EMC Corporationが今朝(米国時間11/16)、新子会社Decho(Your Digital Echoという意味)の創設を発表した。これは、二つの買収結果…2007年9月に取得したMozyと2008年2月に取得したPI Corporation…の技術を組み合わせた業態である。

新会社は、個人のデジタルデータの保護と管理が専門業務だ。Mozyのパーソナルバックアップ製品を引き続いて提供し、今後は新製品も出していく。Mozyのプラットホームは今すでに10ペタバイトのユーザデータを抱え、ユーザ数は100万を超えている。そのうち20万は有料の顧客だ。2007年の半ばに発表されたMac用の製品が、とくに上出来と感じた。

MozyのMac版がベータ終了。無料アカウントを50人に。
by Jason Kincaid on 2008年5月2日

オンラインバックアップサイトのMozyが、Mac版バックアップクライアントの公開を記念して、1年間有効の無料アカウントを50人にプレゼントする。

希望者は、techcrunch@mozy.com宛に、「自分がMac用に無料バックアップサービスを受ける資格があると思う理由」を書いてメールすること。データ消失の恐怖物語も歓迎。Mozyのチームがベスト50回答を選んで当選者には無料アカウントの申し込み方法を書いたメールが送られる。

Mozyは、AppleのTime Machineの代わりをクラウドベースで行うもので、大変よくできている、ただしデータのサイト外バックアップによる安全性の強化は行っていない。また、月間$4.99で無制限容量という料金は十分安いといえる。

われわれは昨年4月、MozyのMac版のベータが登場したときに記事を書いた。最終版のソフトウェアでは、Apple MailとLeopardがサポートされたほか、帯域幅の調整やリソースフォークのあるプログラムとの互換性など、技術面でも数々の機能が追加された。

Mozyの競合には、Time Machineをはじめとするローカルのバックアップソリューションのほか、Appleの.MacSugarsync、最近公開されたSyncplicityなどのオンラインストレージもライバルになる。Carboniteは、この分野を代表するサービスだが、Windowsパソコンのみ対応で、Mac版はまだ提供されていない。

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(翻訳:Nob Takahashi)

スタートアップファウンダーCliff Shawの良いニュース悪いニュース
by Michael Arrington on 2007年12月6日

ProtectMyPhotosDocSyncerのファウンダー、Cliff Shawにとっては浮き沈みの激しい一週間だった。

まず悪いニュースから。2006年10月にローンチしたProtectMyPhotsが終った。シードキャピタルに$28万を注ぎ込んでアイディアを実現させたが、MozyCarboniteといった新しいバックアップサービスには対抗できなかった。Mozyは最近EMCに$76M(7600万ドル)で買収され、Carboniteは$21M(2100万ドル)の資金調達を行った。

よって、ProtectMyPhotosをTechCrunchをデッドプール入りとする。

picture-3.pngしかしShawからは、2番目のスタートアップのDocSyncerが爆発的にヒットしているという報せも届いている。このサービスは、パソコンのハードディスク上のword文書をGoogle Docsと「自動シンク」してくれる。この5日間で、20万以上の文書がこのサービス経由でGoogle Docsに自動アップロードされ、結果的にDocSyncerはGoogle Docsにとって圧倒的最大の功労者になった。人気は持続しそうだ。

DocSyncerがビジネスとして成功するかどうかはまだわからないが、ユーザーはこのサービスを気に入っている。出だしは好調だし、Shawはこのサービスの成功のために全精力を傾けられることになったわけだ。

CrunchBase:DocSyncer
CrunchBase:Mozy
CrunchBase:Carbonite

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(翻訳:Nob Takahashi)

Mozy買収確定
by Michael Arrington on 2007年10月5日

EMC Corporationがユタ州の新会社Mozy買収を今朝(米国時間10/4)発表した9月23日のエントリは当たってたことになる。額は明らかになっていないが、情報筋の話ではMozy買収額は$76M(7600万ドル)ということだ。

2005年に$1.9M(190万ドル)調達して以来の流動資産確保だけに、Mozyチームにとっては素晴らしい出来事。Mozyのオンラインのバックアップ用ストーレッジのソリューション利用者は企業とコンシューマー顧客合わせて現在30万(同社発表)。

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速報: オンラインバックアップのスタートアップMozyをEMCが$76Mで買収
by Michael Arrington on 2007年9月24日

オンラインストレージのスタートアップMozy(本社ユタ州)が、公開企業で時価総額$40B(400億ドル)近いストレージ会社EMC Corporationに買収された。EMCによる買収額は$76M(7600万ドル)、と近い筋2者が伝えている。

われわれがMozyを最初に取り上げたのは、2006年1月に当時の世代のオンラインストレージソリューションを特集した時のことだ。この会社のサービスを使うと、ユーザーは実に簡単に自分のパソコンのハードディスクをオンラインにバックアップできる。ソフトウェアをダウンロード(MozyはWindowsとMac両方をサポート)すると、ゆっくりとバックアップが始まる。何かがあった時には、Mozyのサーバーから、ハードディスクに復元できる。

Mozyの最大のライバルはCarboniteで、こちらも過去数年われわれが追跡してきた。Carboniteはベンチャー資金から$21M(2100万ドル)を調達している。

一方Mozyが調達した資金はわずか$1.9M(190万ドル)。2005年5月のラウンドをリードしたのはWasatch Venturesで、Tim DraperとNovell共同ファウンダーのDrew Majorが参加した。

これはMozyにとっては大した成果で、わずか$1.9M(190万ドル)が$76M(7600万ドル)だ。StumbleUponが$1.5M(150万ドル)のベンチャーキャピタルから、$75M(7500万ドル)で今年eBayに買収されたのとそっくりだ。

一年前にはGoogleに、これよりずっと安い金額で買収されるという噂が出回っていた。結局それを見送ったわけで、苦しい判断だったに違いない。待ったことは明らかに正しい選択だった。

今後何週間かのうちにMozy買収に関する正式発表があるはずだ。Mozy CEOのJosh Coates(契約については語らず)と、他のMozyメンバーにおめでとうを言いたい。

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MozyがMacをサポート―Macで初めての「使える」HDDバックアップサービス
by Michael Arrington on 2007年4月27日

Mozyは先週、General Electricとの大規模な契約をまとめてニュースになったが、今日(4/25)、また話題の的となった。Mozyの一般ユーザー向けバックアップサービスがMacをサポートするようになった。私はこれを1週間使ってみたが、非常に優秀だと思う。

従来からMozyと、そのライバルのCarbonite はWindows版のコンピュータのハードディスクをバックアップするには良い方法だった。どちらも料金はたいへん手ごろで、年間60ドル前後―Mozyの場合、無料版は容量2GB、月5ドルの有料版になると容量無制限、Carboniteは15日間の無料トライアルがあり、それ以降は月間料金5ドルで、前払いの割引がある。どちらも転送量に制限はない。

どちらのサービスも専用ソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要がある。 その後、そのソフトウェアがゆっくりとユーザーのHDDのスキャンを開始、ユーザーの設定にしたがってバックアップを保存していく。

Carboniteは依然としてXPだけをサポート (Windowsユーザーにはたいへん便利なサービスだ)している。MacユーザーにはMozyは唯一の選択肢となるが、私は実際にテストしてみた結果から、大いにお薦めする。ユーザーは単にドライブ全体をバックアップするよう設定することもできるし、たとえばiTunesとiPhotoのファイルだけをバックアップするなど、もっと細かい個別のバックアップ設定もできる。

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小さなスタートアップMozyがオンラインストレージでGEと大規模契約
by Michael Arrington on 2007年4月24日

Mozyは、2006年4月のローンチ以来いつのまにか17万5000ユーザを獲得している。サービスを提供しているユタ州の会社Berkeley Data Systemsにとっては、悪くない数字だ。同社は、2005年にベンチャーキャピタルから$2M(200万ドル)を調達したにすぎない。しかし、今日(米国時間4/23)からは一流の仲間入りだ。というのも、今日発表されたGeneral Electricとの数百万ドルに上る契約で、General ElectricがMozyPro(Mozyの企業向けバージョン)を世界30万人以上の全従業員用に購入したのだ。

MozyProはMozyのサービスとほぼ同しだが、サーバーのバックアップ、24時間サポート、IT部門向けの管理機能などが追加されている。MozyProがローンチしたのは昨年12月で、3,200の企業が利用していて、GEもこれに加わったことになる。

Mozy、MozyProともにデスクトップクライアント経由で実行し、PCのデータを2時間おきに自動的にバックアップする。30日分のデータが保管され、ユーザーはどのバージョンにでも戻ることができる。

消費者向けの料金は、2GBまでなら無料、容量無制限なら$5/月。企業向けは、1従業員につき$4/月、それに使用容量に応じて$0.50/GB/月が加算される。なお、GE社はもちろんこの値段で払ってはいない。この規模になれば、かなりの割引があるはずだ。

同社はWasatch Partners、Tim Draper、Drew Majorから出資を受けている。従業員は25名。

TechCrunchで最初にMozyを取り上げたのは2006年の比較記事:オンラインストレージ企業。Mozyは消費者向けではCarboniteらと競合している。企業向けでは、Iron
Mountain
EVaultが強力なライバルだが、Mozyによれば他社と比べてコスト的に10倍以上自分たちの方が優位だという。GoogleMicrosoftもこの分野への進出を考えている。

オンラインバックアップにとってまだ手のつけられていない巨大市場がOEMパソコン製造会社。出荷する全PCに試用版を付けるといいのではないか。Mozyはこの手の契約をするには今いい位置につけている。MozyがGEの厳しいチェックに耐えた後だけに、他に負けない信頼性があることはPC企業にもわかるはずだ。通常価格の1/10をもらえれば十分だろう。

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比較記事:オンラインストレージ企業
by Michael Arrington on 2006年9月11日

編集部注:これは日本語版公開前2006年1月31日に掲載された記事のため、一部適さない内容もございます。

オンラインストレージマーケットはめまぐるしい進化を遂げている。以前にユーザーが期待できたのは、割り当てられたバーチャルドライブかシンプルなウェブベースのインタフェースからのろのろしたアップロード/ダウンロードを行うことだけだった。この分野の競争の少なさ(とバブルの崩壊)が、最小限のストレージ容量を高価格へと導く結果になった。

昨年、多数のオンラインストレージサービスがスタート(そのうちいくつかは2月にスタートする。※編集部注)。これらの新サービスは、本格的なWeb 2.0的機能を備え、合理的な価格(無料、容量無制限ストレージを含む)を提供している。それに少なくても一つのケース(OmniDrive)では、リモートサーバー上にあるローカルアプリ(例:Microsoft Officeなど)ファイルに直接読み書きことも可能。この機能により、はじめにファイルをハードドライブにダウンロードすることが不要になり、ファイル書き込みのプロセスを著しくスピードアップさせた。

オンラインストレージ企業

次の13社をチェックしてみた。AllMyDataBox.neteSnipsFreepository、(あいにくなネーミングの) GoDaddyiStorageMofileMozyOmnidriveOpenomyStreamloadStrongspaceそれにXdrive

他、Zingeeはまだスタートしていないが、とても魅力的なサービス内容(かそうでない)かも。

リサーチした13社のうち、3社が本当に抜きん出ていた。オーストラリアに拠点を置くOmniDrive(投資を受けてはいなかったがそれは長期間にわたることではない)が機能面では確実に群を抜いている。Box.netとStreamloadもとてもいい選択。

サービスは大まかに、ストレージ重視型と(ファイル)共有重視型の二つに分けられる。いくつかのサービス、例えば、Mozyそれと(あいにくなネーミングの)Godaddyはストレージのみの機能を重視。GoDaddyはオンラインファイルのバックアップ、ベーシックなアップロード・ダウンロード機能(機能的なリモートネットワークドライブ)を提供。必要最低限の機能に絞ったサービスで、プライス設定もかなり魅力的 (2GB/年間20ドル)。 (ファイル)共有やその他のアドバンス機能は見当たらない。

その他のサービスはストレージを提供するものの、ファイル共有に重点を置いている。多数のサービスが選択肢として存在する。が、その中でもベストなサービス(OmniDrive、Box.netとStreamload)は、ファイル共有を完全にプライベート、パブリックに設定することが可能。それに、読み/書きのアクセス権を任意の人数のユーザーに与えられるというBox.netのグループフォルダーのアプローチを私はとても気に入った。 Omnidriveもまもなく同様の機能をリリースする。

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