
ファミリー向けソーシャルネットワークのGlubbleが、簡単に写真の共有を行う機能を追加した。Glubbleは以前、子どもがアクセスできるページを両親がコントロールするためのFirefoxプラグインを提供していた。そこからGlubbleは家族向けFriendFeedといった感じのソーシャルネットワークに進化してきた。また、シリーズBにて欧州の投資家より$1M(100万ドル)を調達して、調達額合計は$4M(400万ドル)となっている。
Glubbleを使うと、家族専用のホームページを持つことができる。ここでは伝言板にメッセージを残したり、オンラインのフォトアルバムを作成したり、家族のイベント管理機能を使ってアポイント、誕生日、休日、リマインダを登録して家族のスケジュールを管理することもできる。
この取引に近い筋の情報によると、Spectrum Equity Investorsはユタ州Provoに本拠を置くThe Generations Network (Ancestry.com、MyFamily.comその他のサイトの運営者)の過半数の株式を買収するため$300M(3億ドル)の投資ラウンドを実施したという。
The Generations Network(TGN)はわれわれが紹介してきた多くのスタートアップのライバルとなるサイトを運営している。たとえばAncestry.comはGeniやMyHeritageと競合している。MyFamily.comは「Story Of My Life」や「Our Story」などのライバルだ。
Geniは最後の資金調達時に価値を$100M(1億ドル)と評価されている。 しかしこれらのライバルのどれひとつ、いや全部を合わせても、The Generations Networkほどのスケールの財政的インパクトはもたらしていない。「TGNは年間$150M(1億5千万ドル)前後の収入があり、膨大な利益を上げている」とわれわれの情報源は述べている。
明らかにこれは完全な買収ではないわけだが、多くのTGNの株主にとって株式現金化のチャンスだろう。社員や(もし存在するなら)外部の関係者もまだ株式を保有しており、彼らは株式上場、あるいはさらに大規模な現金化の機会を狙っていることは間違いあるまい。
最新のComscoreのデータによると、TGNには8月に世界で820万のユニーク訪問者があった。現在までに$95M(9500万ドル)の資金を調達している。ただし最後の資金調達は2001年に行なわれている。
TGNにコメントを求めているが、回答は得られていない。
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新しいタイプのサービスを提供する新興企業が現れつつある。これらサービスの一部はブログ、その他は家系図、そして残りの部分は、この種のサービス独特の要素からなる。これらは、カスタマーを獲得、何十年という長期間に渡り維持。そして、カスタマーの友人、特に家族にも参加を呼びかける、というもの。いったん、カスタマーがサービスを気に入り(利用し始めたらその結果として)コンテンツ制作に大変な時間を費やすため、(他の類似サービスに)乗り換えようとは思わないだろう。
同分野で、われわれは、Our Story、Story Of My Life、dandelifeそれにMy Familyの4サービスを追跡している。これら4サービスは純粋な家系図/系譜にのみ注目したものではない。しかし、まず、家系図を作成しそれからコンテンツを加えていくといったGeni やMy Heritageなど、われわれが定期的に取り上げているその他のサービスと大幅に重なる部分もある。
もし、みなさんが家族サイト構築を考えているのなら、これら、4サービスのいずれも適当な選択だろう。CEOであるAndy Hallidayが率いるOur Storyは、$6M(600万ドル)の資金調達を完了。同サイトではユーザーの一生という年表(作成)に注目している。ユーザーはシンプルな(あるいは詳細な)ストーリーと写真を年表に追加、適宜配置。これらは、ウィジェットとして外部サイトに貼付け可能。また、書籍として印刷、あるいはDVDとして利用することもできる。年表のストーリーは、人生における主なできごと(カレッジ卒業、結婚など)に基づくことも、(用意された)質問に基づく方法のどちらでも制作可能だ。ストーリー制作を簡単に始めるには、同サイトに用意されている何百もの質問の中からいくつかのものに答えるという方法が良いだろう。重要なのはできごと全ての日付を正確に記入することだ。そうすることで、これらのできごとが年表上にきちんと表示される。
Story Of My Life(SOML)は、同分野に比較的最近になって参入したサービスで、まだベータ段階にある。同社は、自己調達したほんの僅かな資金で非常に豊富なサービス内容に仕上げている。4サービス中での私のお気に入りだ。というのも、ユーザーの一生の年表に重点を置くかわり、単にプロフィールを作成してから自分自身についてのストーリーをジャーナル(ブログ)のようなフォーマット、あるいは「大学時代」といった一章について書くことをすすめている。一生全てについて書き終えるまで「完了」しない、という雰囲気があまりない。また、SOMLでは、ユーザーは写真に加えて音声や動画ファイルもアップロードできる。
SOMLには便利な機能性が二つある。「vault」は、ユーザーがメディア保存できるスペースで個別のストーリーごとに利用可能。そして、同サイトは各ユーザーのトップ10リストを備えており、個別のユーザーについてスピーディに知ることができる。また、SOMLでは他の類似サービスに比べて、よりソーシャルネットワーク的な雰囲気がある。
SOMLは、正式なサービススタートに向けて準備中で、ちょっとしたバグはまだ依然として見られる。
My Familyは、4サービス中最大規模、最古参のサービスで系譜サービス大手Ancestry.comと関連がある。同サイトは、2006年に大がかりなサイトリニューアルを実行。同社の着眼点は個人よりも家族にある。規模としては最大と言えども、Our Storyの年表機能性やSOMLのユーザービリティなどに欠ける(例:動画対応は無し。もっともユーザーは電話で音声ファイルを録音しスライドショーに追加、あるいは他のコンテンツにコメントとして追加できる)。また、SOMLのようなブログ/ジャーナル要素も無い。素早く簡単に制作できて家族全員に最新状況を知らせるための家族サイト(の制作手段)を求めている人向けには、ぴったりのサービスかもしれない。しかし、私の意見としては、できごとを整理しておくためには、GeniやMy Heritageといった家系図的なアプローチの方がより適している。
もし、読者のみなさんが、同分野において今回とりあげた各社以外のスタートアップ企業を知っていたら、ぜひ教えてもらいたい。われわれは今後もこの分野に注目していきたいと思っている。
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