イスラエルに拠点を置き、最近にはAccel and Index Venturesからの出資を受けたMyHeritageが、家系図サービスを提供する英国のKindo.comを買収した。買収額は明らかにされていないが、Kindoの現状(Googleトレンドによる)を見れば、さほど大規模なものではないと思われる。直近に行われた投資の一部はこの買収のためのものだったということだろう。
しかし2,500万人の利用者を持つMyHeritageが、小規模なKindo.comをわざわざ買収するのはなぜだろうか。おそらくはヨーロッパの資産を活用して露出機会を増やし、11ヵ国語でのサービスを自社に取り込み、また競合サービスのGeni.comやドイツのVerwandtに対抗する製品資産を入手するためと思われる。Kindoの製品はよくできており(下に貼った動画からもわかる)、MyHeritageのものより優れた面もある。両者の合併はある面でたしかに理に適ったものと言える。
KindoはTAGおよびAmbient Sound Investment(後者はSkypeの元エンジニアたちによって作られたファンド)からの出資を受けていた。
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(翻訳:Maeda, H)
Geniが急成長を遂げたことを数日前に報じたばかりだが、今度はイスラエルのライバル、MyHeritageからビッグ・ニュースが飛び込んできた。
MyHeritageでは、登録プロフィールは1年前の1億8千万から、2億6千万に増加したと発表している。登録ユーザー数も1700万から2500万に増えている。これに対してGeniのユーザーは約200万だ。MyHeritageには2億3千万の写真がアップロードされており、25の言語がサポートされ、月間ユニーク訪問者は500万だ。今月中にさらにあと10言語がサポートされる。
投資家も間違いなくMyHeritageの驚異的成長ぶりに注目しているだろう。同社は最近Index Venturesがリードし、既存投資家のAccel Partnersも加わったシリーズDのラウンドで$15M(1500万ドル)を調達した。これにより、調達した資金総額は$24M(2400万ドル)となった。
新機能は「顔認識」
MyHeritageの顔認識テクノロジーは最近Picasaに追加された機能とやや似ている。ユーザーは認識させたい人物の写真にタグを付与して何枚かアップロードし、システムを訓練する。MyHeritageはこれをベースにしてユーザーがアップロードしたその人物の他の写真を自動的にタグ付けしていく。ユーザーは写真を直接MyHeritageにアップロードする必要はない。Picasa、Flickr、Facebookその他の写真が利用できる。写真が正しく認識されると、MyHeritageは元のサービスに名前をタグづけしてデータを書き戻す。
繰り返すが、ユーザーが普段利用しているFlickrなどにアップロードされた写真に顔認識テクノロジーで人名を自動的にタグ付けしてくれるツールが登場したことになる。これはすごい。


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(翻訳:Namekawa, U)
家系図のソーシャルネットワークGeniは開設から5ヶ月でプロフィール500万件を達成し、この立ち上がりの急成長で$100M(1億ドル)ものバリュエーションを得て、マスコミにも好意的に報じられた会社だ。
避けられないことだが8月にはドイツにクローンが誕生した。
このVerwandt.deというサイトはGeniソックリのカーボンコピーだ。ところが、オリジナルを決して超えられないその辺のクローンと違ってGeniの倍近いスピードで成長しているのだ。
CEOのSven Schmidtによると、最初5ヶ月でドイツ語・ポーランド語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語・英語の計6ヶ国語にサービスを拡大し、家系図100万件、プロフィール作成数は950万件に達した(Geniの当初5ヶ月の成績より450万件多い)。
ヨーロッパと南米地域のアーリーアダプターはまさに総なめで、市場および言語のローカライズで強みを発揮している。VerwandtはGeniの本丸切り崩しのため最近ItsOurTreeというドメインで米市場進出も果たした。デザインは同じだが、中の言語が違う。
Geniは、そのシンプルなFlashのインターフェイスが家系図サイトでも出色のイノベーションだった。(既存の競合相手の紹介記事はこちら:MyHeritage、Ancestry.com)。Verwandtは単なるGeniの猿真似に過ぎないが、進め方がとにかくパーフェクトなのだ。Geniがユーザープロフィール950万件を取り返すことは今後ありそうもない。
Verwandtの成功が意味するのは、かつてないスピードのクローンが今後続々登場の可能性もあるということだ。スタートアップは立ち上げ段階でもう国際戦略まで睨んでおかなくてはならない。いや、これからは開設の前、アプリ実証の前に用意しておくぐらいでなくてはダメだろう。
CrunchBase: Geni
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(翻訳:satomi)
イスラエルのスタートアップMyHeritageはさしずめ眠れる巨人だった。ただしそれは、新参のGeniがおしゃれでバイラルな家系図アプリケーションをひっさげて、この分野を揺るがすまでの話だ。Geniはローンチからわずか数ヶ月後にたちまち500万人分のプロフィールを集め、評価額は$100M(1億ドル)に達した。
MyHeritageは2005年の設立。あまり注目を集めることもなく、ベンチャーキャピタルから$9M(900万ドル)を調達した(半分がAccelから、残りはエンジェル投資家のYuval RakavyとAviv Raiz)。最近までMyHeritageでは、家系情報をアップロードするのに、専用のデスクトップアプリケーションが必要だった。情報はオンラインで見ることはできるが、変更はできない。不便なシステムだが、それでも家系図15万枚、ユーザープロフィール1億8000万人分を1720万人のユーザーから集めた。毎日15万人づつ新規メンバーが入ってきている。数でGeniを圧倒しているが、MyHeritageの方がスタートはずっと早かった。
MyHeritageは数週間前にサービスの基本的なアーキテクチャーの変更を行った。Geniの良いところを取ってきて、これまでMyHeritageで何年も動いてきたシステムに合体させた。

ユーザーはデータ(名前、メールアドレス、生年月日、没年月日、写真等)をMyHeritageのウェブサイトにクライアント経由だけでなく、直接アップロードできるようになり、言語も17種類の中から選べるようになった。ユーザーインターフェースはGeniと同じくFlashで作られていて、家系図内をすばやく移動するために何種類かのビューが用意されている。これまでに1億枚以上の写真がアップロードされ、ユーザーは顔に名前のタグを付けて、ユーザープロフィールに置くことができる。
yHeritageはこれだけではない。昨年終り頃にPearl Street Softwareを買収した。この買収によって、マッチングテクノロジーが導入され、家系図を比較して重複を探しだすせるようになった。マッチングでは、名前の綴りが異っていたり、基本情報が一致しない(生年月日や没年月日がわずかに異なる)場合でも見つけだすことができる。MyHeritageではマッチングサービスを始めたばかりだが、家系図間に多くの重複があるだろうと考えている。一致した場合には、しかるべき位置で家系図が統合される。
MyHeritageはGeniと同じように、いつかは世界の家系図の大部分をサイトに集めたいと考えている。今日、10億人がインターネットを使っていることを考えると、MyHeritageの1億8000万人分のプロフィールは、目標達成に向けてよいスタートを切ったと言えるだろう。最終目標はプロフィールを、故人を含めて30億人分集めること。その時になれば、世界中から選んだ2人の親戚関係はクリック一発でわかる。
これは壮大な計画だが、MyHeritageやライバルたちなら、いつか実現するのではないだろうか。
このほかMyHeritageには、しっかりした(無料の)家系図メタ検索エンジンがあり、世界1200箇所の家系図データベースに接続が可能だ。
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家系図サイト「MyHeritage」がPearl Street Softwareと事業合併する。共同チームを組むことでMyHeritageにはPearl Street社技術担当VPが新たに加わるほか、世界売上げ第2位の家系図専用ソフト「Family Tree Legends」、先祖登録人口1億6千万人超の業界第2位の家系図登録サイト「GenCircles」、「Family Tree Legends Records Collection」収蔵の公開記録4億件を傘下に収めることになる。
家系図サービス業界では、7月までの5ヶ月間でプロフィール登録500万人突破を発表した「Geni」が急成長中だが、MyHeritage社はチームと製品を加えることで競争優位を固められるだろう。
最近マスコミでも盛んに採り上げられているGeniだが、既存の先祖ビジネスに追いつくまでにはまだ長い道のりがある。MyHeritageのサイトは登録ユーザー数1000万人超で、家系図サイトの中では他社を大きくリード。家系図サイトのリーダー、Ancestry.comは今週その家系図に560万人を追加した。
MyHeritageではPearl Street Softwareを今後すべて無料で提供するらしい。競争が厳しい何よりの証拠だろう。
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