Mykinda
ブログネットワークのMyKinda、本日閉鎖
by Michael Arrington on 2008年2月29日

MyKindaのファウンダー、Lee Wilkinsが東欧を舞台としたブログ・ネットワークを本日をもって閉鎖すると伝えてきた。

このネットワークはほんの去年9月にローンチしたばかりで、自己資金で運営されていた。今週始め、われわれはこのネットワークが重大な財政的問題を抱えて、2つを残して他のサイトをすべて閉鎖すると伝えたばかりだった。今日は最後の2つのサイトも閉鎖される。

Wilkinsは「閉鎖は一時的なもので、ライターに支払うギャラの資金繰りがつくようになれば再開する。しかし長時間にわたって運営が維持可能なビジネスモデルが作れるまでは閉鎖しておく」と述べている。この会社の運営経費の総額は€319,000といわれている。差し引きできるような有料広告からの収入のはゼロだった。支出のうち€175,000はWilkins自身がまかなった。そこで差し引き€144,000が未払いの負債ということになる。

MyKindaは当面DeadPool入りする。東欧のテクノロジー系のブログ情報源として再起する日が来るよう祈っている。

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(翻訳:Namekawa, U)

プログネットワークのMyKindaはBlogNationの二の舞か。 ライターの給料未配
by Michael Arrington on 2008年2月27日

去年のBlogNationの崩壊を見てしまった人は、あの惨状の再現だけは見たくないだろう。しかし、ルーマニア拠点のブログネットワークMyKindaが心配な兆候を発している。このまだ若いベンチャーは、あのBlognationを苦しめたのと同じキャッシュフロー問題に直面している。

MyKindaはBlogNationと同じく、各国向けに作られたブログのネットワークだ。少し違うのは、どのブログもその国の言語で書かれていること(BlogNationは全部英語)、それと扱う話題の範囲が広いことだ(BlogNationはハイテク系のニュースのみだったが、MyKindaはビジネス、政治、文化、生活、科学、ハイテク/ガジェットなどをカバーしている)。MyKindaは、ルーマニア、ロシア、ブルガリア、ウクライナの各国にブログを立ち上げている。

両ネットワークともファウンダーは同じLee Wilkinsだが、Blognationの方は、早い時期に問題ありとおぼしき状態でWilkinsが会社を去っている(一部の問題についてはここに書いた)。

Blognationで一番の問題だったのは、ライターたちが半年以上タダ働きさせられていたことで、しかも会社からはもうすぐ資金が調達できるとか、もうできているかのように伝えられていた。結局 資金は調達できず、12月に会社は倒産した。ライターたちへの未払い金は、全部で20万ドルに上るだろうとされている。

今度はMyKindaでもライターへの支払いが遅れているが、程度はずっとましだ。また、WilkinsがBlognationよりもずっと真摯に問題に対応しているようで、その点は評価できる。Wilkinsはルーマニア以外のブログは全部閉鎖したとブログに書いている。他のブログのライターに、合計およそ1万1500ユーロの未払い分報酬を支払うことも約束した。私宛のメールにこう書いてきている。

ご存じかと思うが、われわれは2007年9月16日にロシアとブルガリアを立ちあげた。しかし残念ながら2月始めにはロシアとブルガリアを閉鎖してすることにした。ルーマニアに注力するためだ。どちらも非常に金を食っていた。月に1万5000~2万ユーロだ。この2か国(とウクライナ)をやめるのは非常につらかった、計画も狂ってしまった。

やめたのは、MyKindaは私の自己資金だけで立ち上げたので、どうにも続けられなくなったからだ。でもデッドプールに向かっているつもりはない。ロシアとブルガリアを畳んだ時、負債はロシアが6000ユーロ、ブルガリアが5000ユーロ、ウクライナが500ユーロだった。先月はユニーク数もビジターも多かったし、いくらかコストを削減することもできた。

それと、われわれはBlongnationとは全然違う。ロシアとブルガリアの債務は2008年1月から2月に閉鎖するまでの間の分だ。社員には決してウソは言っていない、たしかに少しコミュニケーションが足りなかったかもしれないが、ウソは絶対にない。今にして思えば、もっと早くから話し合っていれば、ロシアとブルガリアも続けられたのかもしれないが、あの時は自分で何とか資金を賄えると思っていた。たった今も、みんなに約束どおり払えるように金策の電話をかけているところだ。私は泥棒でも、ウソつきでもない。みんなは私に尽してくれた、私はみんなとの約束を守る。

進展があり次第続報するが、MyKindaはデッドプールウォッチリストに載った。

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(翻訳:Nob Takahashi)

東欧向けブログネットワークMyKinda、禍中の船出
by Michael Arrington on 2007年11月6日

英国の起業家でルーマニア在住のLee Wilkinsが、MyKindaという東ヨーロッパのブログネットワークを、今日(米国時間11/5)静かにローンチした。

現在このネットワークに属しているブログは、ルーマニアとブルガリアとロシアにあるだけだが、Wilkinsによるとヨーロッパの10カ国以上で近々スタートする予定で、最終的には全域をカバーするという。各国ごとにブログを6つ作り、それぞれ話題は、ビジネス/メディア、文化、ライフスタイル、政治、科学、テクノロジー/ガゼットに絞る。ブログは各地域の言語で書かれるが、ほとんどのブログについては英訳したものが別プログとして提供される。

ブロガーは定額の支払いを受ける。基本給は300ユーロ/月で、長文記事や、更新回数が多い場合にボーナスがある。同社は自己資金で立ち上げられ、現在Wilkinsがエンジェル出資を募っている。

MyKinda vs Blognation

MiKindaはブログネットワークのBlognationに似ている。これは英国拠点のテクノロジー系のブログネットワークでファウンダーは前TechCrunch UKライターのSam Sethi(ただし、SethiはTechCrunchを円満に去ったわけではない)。SethiとWilkinsの間には、深刻な悪感情がある。

Wilkinsによると、Blognationの名称を含めてオリジナルのアイディアを考えたのは自分であり、3万ユーロを費した後、今年になってSethiをパートナーに迎えた。しかし何らかの理由でパートナーの関係が崩壊し、2人は衆知の元に抗争を始めた。一連のメールで2人は互いに激しく脅しあった。不幸にもメールの宛先にはロンドンのIndex VentresのパートナーであるDanny Rimer、Saul Kleinの2人も入っていた(BlognationはIndexから出資を受けようとしていた)。私に転送されたメールで、SethiはWilinsに対して、もし訴訟すると脅し続けるなら、殺してやると実際に書いている。

DanyyとSaulを巻き込むのをやめてくれないか。関係ないだろうあの2人は。さもないと今度のフライトでお前の頭を切り落としに行く。文句があるならオレに言え。あの2人は忙しいんだ。弁護士のリストと一種に早く書類を送ってくれ。

よろしくお願いします

念のために言っておくが、IndexはBlognationに出資しなかった。

Sethiはこのメールのことも、Wilkinsとの間の問題が続いていることも認めているが、この話には裏があるとも言っている。内容は明かさなかったが。いずれにしても、SethiはWilkins抜きでBlognationを進めることになった。

ちなみにBlognationは、かなりの人数を抱えるライタースタッフへの給料の支払いに困っているようだ。この週末、ライターたちに送られたとされるメールの中には、$4M(400万ドル)のラウンドが予定されていて、給料は個人の金で支払うと約束しているという。

メールもskypeも拒否していたわけではいない。VCからの資金が遅れている問題をできるだけ早く解決するために、きのうは1日中ロンドンに行っていてオフラインだった。私の個人口座にマイナス残高を設定してみんなに中間支払いができるようにした。VCとの電話会議を来週設定したので、確かな話を聞いてほしい。(詳細は後で)

以前、VC2社からは断わられ(TAGとNew Media Spark)が、3番目はもうblognationの役員になっているし、出資も進められていて「手続きの問題」で通常より遅れているだけだと念を押されている。早くできる魔法の杖があればいいのだが、残念。知りたいことがあれば、今度の週末にはいつでもメールやSkypeしてほしい。

良い知らせは、Blognationが近々出資を受けそうだということ。悪い知らせは、出資者たちがSethisとWilkinsのかなり深刻な訴訟のど真ん中に入れられてしまうかもしれないことだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)