Myspace-music
by Erick Schonfeld on 2011年2月25日

MySpace Musicを覚えているだろうか。それはオンライン音楽ストリーミングを正しい方向に導くはずのサービスだった。しかし、親会社MySpaceの度重なるレイオフとユーザー数減少を受け、MySpace Musicは悲鳴を上げている。comScoreによると、2011年1月に米国でMySpace Musicを訪れた人はわずか1700万人で、前年比46%減だった。今や推定2030万人の米国訪問数を持つPandoraの方がウェブで大きい存在となっている。

今日(米国時間2/24)、MySpace Musicの社長、Courtney Holtが辞任する。彼は2年前にMTVからやってきた。しかし、MySpace本体が傾き、Rupert Murdochが手放そうとしている今、MySpace Musicがこれ以上持ちこたえることは困難だ。

by Erick Schonfeld on 2010年1月15日

2009年12月、米国内でもっとも人気を集めた音楽サイトはVevoだった。VevoはGoogleとUniversal Music GroupおよびSony Musicによって立ち上げられたジョイントベンチャーだ。「ミュージックビデオ版Hulu」とも呼ばれている。米国時間1月13日に発表されたcomScoreのデータによると、Vevoの12月におけるユニークビジター数は3540万を数え、MySpace Musicの3310万を凌駕している。Vevoのスタートが12月8日であることを考えると素晴らしい成績であると言えるだろう。

ちなみにデータをよく見てみると、Vevoへの訪問者のほとんどはVevo channelを運営しているYouTubeからのものとなっている。Vevoへの訪問者数3540万のうち、3260万(92%以上)がYouTubeからとなっている。つまりYouTubeがMySpace MusicをNo.1の座から引きずり落としているというわけだ。

by Michael Arrington on 2009年10月22日

近々立ち上げが噂されているGoogleの音楽サービスだが、関係しているといわれる各社、Google、LaLa、MySpace、iLikeはわれわれの取材に対し、そろって「ノーコメント」あるいは完全な沈黙を守っている。しかし新サービスのローンチはもう間違いない。10月28日に発表会が行われる予定で、それに備えて関係者に送られた新サービスを紹介するスクリーンショットを入手することに成功した。

情報源によると、Googleで4大メジャー音楽レーベルとの交渉にあたったのは製品マーケティング・マネージャーのMatt Gheringらだという。レコードレーベルを始め、関係著作権者にサービスの概要を紹介するためスクリーンショットを送付したのはこのGheringらしい。

最初のスクリーンショットはGoogleでU2を検索した結果。4種類のストリーミング・メニューに加えて左側にバンドの写真が表示されている。ユーザーはiLikeまたはLaLaを通じて音楽を聞くことができる。検索結果の曲のどれかをクリックすると該当する音楽サービスのプレイヤーがブラウザにポップアップして再生が始まる。同時にダウンロードで曲を購入するオプションも表示される。

by Michael Arrington on 2009年8月18日

MySpaceのiLike買収の詳細が明らかになるにつれて、さまざまな意見が出始めた。私の見方を簡単に述べておこう。

Facebookへの影響は?

これがもっとも興味深い側面だろう。iLikeはFacebookでいちばん人気のある音楽アプリであり、事実上Facebookの公式音楽アプリといってもよい。それがもうすぐFacebookの主要ライバルであるMySpaceの子会社になる。これでFacebookを苦しい立場に追い込まれる。放っておけばiLikeは依然Facebookの音楽シーンを支配し続けるだろう。そしてその親会社がMySpaceということになるのも不愉快なはずだ。しかしFacebookがiLikeを禁止すればプラットフォームのオープン性への信頼は一気に失墜する―iLikeが禁止された理由は親会社がMySpaceだからだということがあまりに明白だからだ。この点については今後、要注目だ。

一方、この買収劇はFacebookのトップ・アプ・メーカーがどれほど価値があるかを実証する機会にもなった。iLikeのトラフィックのほとんどはFacebookから来ている。実際に活動中のユーザーは月間1千万、Facebookアプリのインストール数は3100万(iLikeの全登録ユーザーは5千万)だ。MySpaceはこれらを含めてiLikeの価値を2千万ドルと評価した。しかしこの金額はFacebookがiLikeアプリを―表立ってであれ、密かにであれ―妨害する危険性を考慮に入れたものだと思う。この危険がなければ、iLikeの価値は2、3倍になっていたはずだ。

by Robin Wauters on 2009年7月23日

MySpaceは残念ながら現在もっともホットはSNSとはいえなくなっている。訪問者もページビューも懸念すべき率で減少している。しかし、少なくとも無料の音楽ストリーミング・サービス、MySpace Musicだけは大ヒットといえそうだ。

2009年6月分のNielsenのデータ (PDF)によると、MySpaceの音楽サブドメインへのトラフィックは、昨年9月に無料ストリーミングが開始された月に比べて190%増加しているという。また、それ以前の昨年6月と比較すると、増加率はなんと1,017%にもなる。このトラフィックにはTechCrunchのライター、MG Sieglerの少なくとも1回の訪問が含まれる。(MGはPearl Jamの大ファンで、新曲がMySpaceで独占公開されたことに感激している)。

by Michael Arrington on 2009年4月16日

スタート以来6か月経ったMySpace Musicだが、ひとつだけ確かなのは、レコードレーベルに巨額のキャッシュを支払っていることだ。MySpaceの約7500万のアメリカのユーザーは毎月文字通り数十億曲を再生している。MySpaceはその1回ごとに何がしか支払をしなければならない。

オンデマンド・ストリーミングに対してレーベルが要求する標準的な使用料は1曲1回あたり0.5セント程度だが、レーベルごと、相手ごとにそれぞれ別々の交渉によって決まるので一概には言えない。ジャーナリストはMySpaceとレーベルの契約の内容を探り出そうと大いに努力を続けてきた。なんといってもこの契約で動く金は巨額のはずだからだ。MySpaceは競争上の地位に大いに影響を与えるものとしてこの情報を断固として秘密にしてきた。それに加えて、MySpaceがかくも秘密主義なのには別の理由もあるらしい。4大レーベルと交わした契約の内容がそれぞれ大幅に違うようなのだ。特に4大レーベルで最小のWarner Musicとの契約にはストリーミング単価の条項がまったく入っていないらしい。

われわれのWarner内部の情報源はMySpaceとの契約でこの点が大いに不満だとしている。Warner/MySpaceの契約には曲単価の条項が入っておらず、曲の再生に伴って表示される広告から収入の分配しか規定されていないという。しかしこの広告収入は双方が期待していたほどのパフォーマンスを示していない。提供している楽曲のおどろくべき再生回数に加えて、他のライバル各社がストリーミング1曲1回あたりで収入を得ていることを知って、Warnerは頭から湯気を立てて怒っているらしい。

by Michael Arrington on 2009年3月25日

MySpaceと主要レコード会社のジョイントベンチャーで、ユーザーに無料ストリーミング音楽を提供しているMySpace Musicが、本日(米国時間3/24)午後、同社の経営陣を発表する。社長のCourtney Holtは、昨年11月に発表された。本日残る顔ぶれが披露される。

キーとなる新任幹部には、Jamie Kantrowitz (技術兼グローバルマーケティング担当SVP)、Alex Maghen(CTO)、Nancy Taylor(最高顧問弁護士兼事業開発および法務担当VP)、Roberto Fisher(製品および運用担当VP)、Frank Hajdu(戦略・事業開発担当エグゼクティブディレクター)らがいる。MySpace CEOのChris DeWolfeからMySpaceおよびMySpace Musicの全従業員宛に送られたメモを下に貼っておく。

Kantrowitz、Hajdu、Fisherの3名は元MySpaceで、今回音楽部門に異動した。MaghenはYahoo Music/LaunchとMTV Networ Onlineの両社でCTOを務めていた。Taylorは数々の主要音楽会社で上級幹部の職に就いていたことがあり、最も近いところでは、Warner/Chappel MusicのSVPだった。Fisherは以前Yahoo Musicの製品担当シニアディレクターであった。

by Jason Kincaid on 2009年3月12日

最近の数週間でMySpace Musicは、同サイトのサービスを消費者にとってもっと魅力的にするためのいろいろな新しい機能を、とくに発表も宣伝もせずに黙って導入した。MySpace Musicが昨年9月にスタートしたときはけっこう人目を引き話題にもなって、トラフィックも音楽のストリーミングの量も多かったが、しかし社長のCourtney Holtですら、あまりユーザフレンドリでないことと、実装が間に合わなかった機能が多いことを認めた。最初の立ち上げ時のMySpace Musicは、今後長続きするビジネスを築くための基礎工事が大部分だった。そして今このサイトは、消費者が望むものの提供へと方向性を変えた。

いちばん目立つのは、新しいミュージックプレーヤーだ。前のよりも立ち上げ等が速いし、ユーザがカスタマイズするためのスキンも近く提供される。検索もオーバホールされ、ユーザがアーチストを見つけやすくするためにGoogleのように“もしかして…”を導入し、ユーザがウソのデータに出会わないために検証済みのアーチストプロフィールを提供する。

by Erick Schonfeld on 2009年2月21日

U2の最新アルバム、No Line On The Horizonの全曲がMySpace Musicにて無料でストリーム配信される。本アルバムの海賊版がリークされてしまったことに対応する意味なのかどうかはわからない。U2のMySpace Musicページには1曲のみが掲載されているが、掲載されているアルバムの一番上のものをクリックすると全曲を聴くことができる。MySpaceによると全曲をストリームするのは2/20から3/3の期間で、予約注文へのリンクが張られている。

以前RadioheadもアルバムIn Rainbowsを期間限定で無料ダウンロードを行っていた。流通経路をバンド自身でコントロールすることができ、マーケティング的には面白い試みと言えるだろう。但しBittorrentはさらにその先に行ってしまってはいる(リリース前にリークされ、U2の行う公式リリースを待ちきれないファンたちによって数十万件もダウンロードされている)。

by Erick Schonfeld on 2009年1月16日

MySpace Musicは4つのインディー音楽ネットワーク(Nettwerk Music Group、INgrooves、IRIS Distribution、RoyaltyShare)とインディーレーベル、Wind-upRecordsとの提携に成功した。これによって今日(米国時間1/15)から新たに数十万曲がMySpaceのストリーミング・サービスから利用可能になった。一方ではFacebookが独自の音楽サービスの開始にあたってワーナーの反対というハードルに突き当たっているというニュースが流れている。

MySpace Musicはすでに全てのメジャーレーベルとの提携を済ませてローンチしている。当初、Orchardという最大のインディー音楽アグレゲータをスタートさせたにもかかわらず、インディー楽曲のサポートが足りないと批判されていた。しかしその後、10月にはODAと提携(これにより6000のインディーレーベルが参加した)、そして今回の提携により、MySpace Musicから利用可能なインディー音楽は400万曲に上ることになった。

by Michael Arrington on 2009年1月8日

私は今日(米国時間1/7)、音楽サイトのMOGが準備中の新バージョンのデモを見てきた。これは非常にすばらしい。最高のユーザーインタフェース、無料のオンデマンド・ストリーミン、Pandora方式の推薦エンジンが巧みに組み合わされている。問題は、メジャーレーベルとの交渉が難航しているため、永久にローンチしない可能性もあるという点だ。現在、4大レーベルのうち、2社との契約しかまとまっていない。

新しいバージョンは社内でMog 3.0と呼ばれているが、完全に無料のストリーミング・サービスだ。ユーザーはオンデマンドでどんな曲でも自由に再生できる。ユーザーインタフェースはLaLaなみ、あるいはさらに優れているかもしれない。さらにPandoraに匹敵するユーザーの好みに合った新しい音楽を推薦する機能も備えている。

by Michael Arrington on 2009年1月7日

私は毎年、年始めにひいきのスタートアップとそのサービスのリストを公表している。今年で4年目だ―以前のリストは、こちらに。200620072008。読者の皆さんにおかれては、Crunchiesにお気に入りを投票していただきたい。このリストは純粋に私の個人的な好みだ。

私はこのリストに載っているサービスをだいたいにおいて毎日利用している。仕事で使っている(Wordpress、Delicious、Zohoその他)ものもあれば、楽しみのために使っている(MySpace Music、Hulu)ものもある。両方に役立つサービス(Digg、Skype、YouTubeその他)もある。いずれにせよ、私はこれらのサービスを毎日、あるいはほとんど毎日使っている。これらのサービスが一つでも欠けたら仕事の生産性が落ちるし、楽しくない。

リストには毎年少しずつ変更が加えられている。それにだんだん長くなっている。(右の表を参照)。この4年を通じてリストアップされたサービスは3つしかない。TechMeme、Skype、Wordpressだ。TechMemeはテクノロジー系ニュースのアグレゲータとして一日に何回も最新情報をチェックしている。VoIP通話とインスタント・メッセージでいちばん普通に使うのがSkypeだ。言うまでもなく、Wordpressはわれわれの運営する全てのブログで利用されている。

今年は9つのサービス(1つのガジェットを含む。私は今までガジェットをこのリストから除外していた)を新たに追加した。それらは、 Animoto、Friendfeed、Hulu、iPhone 3G、MySpace Music、Pandora(これは過去に2007年にリスト入りしていたことがある)、Docstoc/Scribd、Yammerの各サービスだ。

by Erick Schonfeld on 2008年12月30日

昨晩(米国時間12/28)本誌は、 Crunchies賞の本戦に残ったスタートアップやサービスを発表した。あなたが勝者を投票する場所はここだ。賞のサイトは、優勝を争う者をカテゴリー別に分類し、そのWebサイトとCrunchbaseのプロフィールへのリンクを付けたから、かなり分かりやすいはずだ。Crunchies賞は2008年のWeb上でベストだったものに与えられる賞で、選考を読者投票で行う。以下に、2つの重要カテゴリーについて、投票する人のためのガイドを書いておこう。

総合優勝賞
Amazon Web Services
Facebook
Android
hulu
Twitter

by Erick Schonfeld on 2008年12月20日

Twitterでの書き込みによると、Pandoraの登録利用者数が2000万を超えた。開始3年を迎えた音楽ストリーミングサービスのPandoraは、厳しい経済状況と今年1月に実施されたレイオフを乗り越えて奮闘中だ。

Pandoraの音楽レコメンドエンジンで、ウェブ上に個人用ラジオ局を構築することができ、iPhone用アプリケーションはiTunes上で人気無料アプリケーションの上位に位置し続けている(現在21位)。

by Michael Arrington on 2008年11月20日

Guns N’ Rosesの1991年以来のアルバム、「Chinese Democracy」が、今夜(米国時間11/19)9 pm PST、MySpace Musicで独占公開される。ファンは無料で聞くことができる。

まあ実際には、BitTorrentでしばらく前にデビューしていたのだが、その話題ではない。このバンドはこれまでにも、Chinese DemocracyBetterの2曲を、過去数週間の間にラジオ局と音楽サイト向けに公開している。

しかし、今夜は大がかりな初公開だ。そして殆どの人たちにとって、初めて曲を聞くことになる。次の25か国から聞くことができる。米国、カナダ、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアースペイン、ポルトガル、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、ロシア、トルコ、ポーランド、インド、オーストラリア、ニュージーラント、韓国、日本。

by Michael Arrington on 2008年11月10日

先週木曜日(米国時間11/6)、John Battlleが、MySpace CEOのChris DeWolfeとWarner Music Group CEOのEdgar Bronfman両氏を招いて、音楽の未来について議論を交した

Bronfmanが、Warnerは新しくアーティストと契約する際、あらゆる収入ストリームの権利を同レーベルに譲渡することに同意することを条件とする予定であると語ったのをはじめ、興味ある話題がいくつかあった。しかし、議論の中で断トツのビッグニュースだったのは、MySpaceが音楽デバイスを作るらしいという話題だ。

少なくともそれが、数十のフログや大手ニュースサイトの報じるところだ。例えばこんな具合。

「MySpace Music」 CEOにMTV幹部採用へ
by Michael Arrington on 2008年10月30日

MySpaceが、MTV Networkのデジタル音楽&メディア担当EVP、Courtney Holtに対して、新たに開業したMySpace Musicの責任者の地位を提示したこととをCNETが報じている。われわれは独自の情報源を通じてこれを確認し、Holtがこの提案を受け入れ間近であり、契約交渉が最終段階にあるという確証を得た。

このCEO探しが始まってから1年近くになる。われわれは今年早期の候補者たちについて報じた。また先月には、元FacebookのOwen Van Nattaがこの役職の面接を受けたが、Van Nattaが同時にProject PlaylistをMySpaceに売り込もうとしたために、交渉を複雑にしてしまったことを伝えている。

Holtは現在、MTV Network and Logo Groupの、デジタルメディア担当、執行副社長(EVP)として、あらゆるデジタル関連事業を統括している。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Project Playlistが邪魔してMySpace MusicのCEO候補が1人消える
by Michael Arrington on 2008年10月27日

Project Playlistはここ数年たくさん登場している各種オンライン音楽サービスの一つだ。Project Playlistの場合、音楽検索エンジンとプレイリスト生成サービスを兼ねている。ユーザーが検索した結果、ウェブ上のさまざまなサイト上に楽曲が発見されると、そのデータを元にプレイリストが生成される。このリストは別の場所にエンベッドが可能だ。

われわれが以前にも書いているとおり、そもそも音楽検索エンジンの合法性自体が限りなくグレーゾーンだ。Project Playlistでは「ストリーミング配信する曲に関してはロイヤルティーを支払う」としていたものの、それでも2008年4月、RIAAに著作権侵害を理由に訴訟を起こされるのを止めることはできなかった。 .

この訴訟はいかなRIAAにしてもいささか攻撃的な度合いが過ぎるきらいがあった。RIAAの標的になった理由は、Project Playlistがインターネットでも大手のサイトに成長していたからで、世界ベースのcomScoreの統計によると、同サイトはこの9月にユーザーは930万、8億2200万のページビューを記録している。1年前の同期は500万ユーザー、4億4600万ページビューだった。現在のユーザー数はおそらく2000万前後だろう。

Project Playlistはベンチャーキャピタリストとエンジェル投資家から$3M(300万ドル)を集めている。ただし、情報源によると、RIAAとの訴訟が片付かないかぎり、新しいラウンドで資金を集めるのは困難だろうという。それに、金がみすみす裏口から出ていって和解金としてRIAAの懐に収まってしまうと分っていて新たに投資する人間もいないはず。

Owen Van Natta (Facebookの前最高収入担当役員)もこの会社への投資家の1人だった。彼は最近、MySpaceに新しく出来たMySpace Music事業の責任者に勧誘されていた。

会社が苦境にあることをVan Nattaは当然知っていたはずで、MySpace MusicのCEOになる条件としてProject PlaylistをMySpaceに売りつけようとしたらしい。この二兎を追う態度をMySpace幹部が快く思わず、彼はCEO候補から外されたらしい。われわれの情報源は「VanNattaをCEOに迎えるには会社も買わなければならないようだった〔ので採用を諦めた〕」と語っている。

Van Nattaはこの問題について質問したメールに回答を寄越していない。MySpaceもノーコメントだ。しかしMySpaceがProjectPlaylistを買収しようとしておらず、Van NattaもすでにMySpace MusicのCEO候補でないことは確かなようだ。

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(翻訳:Namekawa, U)

Erick Schonfeldが、WNYC番組SoundcheckでMySpaceを語る
by Mark Hendrickson on 2008年10月9日

昨日(米国時間10/7)、当社共同編集長のErick Schonfeldが、MySpace Musicおよび無料の広告収入型音楽全般の与える影響について、New York Public Radioで毎日放送されているWYNC’s Soundcheckの番組中で解説した。

Schonfeldと共に出演したFarhad Manjooは、Slateのコラムニストで、特にMySpace Musicのユーザーインターフェースの問題について語った。Erickは、このサービスが、成否にかかわらず正しい方向への第一歩を表すものであり、広告収入型ストリーミングへの重要な転換を示すと論じた。音楽業界はこの実験に注目しており、もしうまくいくようなら、無料ストリーミングモデルを他のサービスに拡大していく可能性が高い。

Erickは、音楽がある種の情報であり、無料であるべきだという点を詳しく語っている。しかしこれは、他に儲ける方法がないという意味ではない。音楽ストリーミングが、デジタルダウンロードや、着メロ、コンサートのチケット、Tシャツなど利益率の高い商品に変わっていくことも考えられる。最終的にManjooは、Erickの考えに大いに共感していた。

以下の録音を聞いてほしい。

 

icon for podpress  Standard Podcast [20:28m]: Play Now | Play in Popup | Download

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

MySpace Musicが、公開「数日」後にストリーミング10億曲達成
by Michael Arrington on 2008年10月6日

iTunesがダウンロード数10億曲を達成するまでに、3年近くを要した。MySpace Musicは、9月25日の公開後わずか数日で、10億曲をストリーミングした。そして、これは公平な比較ではないものの(MySpaceの楽曲は無料でストリーミングできるが、iTunesではユーザーは1曲につき$0.99払っている)、驚異的な出来事だ。

MySpaceがなぜか語ろうとしないのが、10億番目の曲は何であったかと、ストリーミングされた正確な時刻(トリビアネタには最適)。しかし、同社は10億曲目がストリーミングされたのが先週、即ち公開後わずか数日の間であることを認めている。同社はさらに、やや込み入った声明を発表している。

MySpace Musicを公開できたことを大変喜んでおります。世界中のユーザーの方々が、MySpaceでの新しい音楽体験に興味を持ち楽しんでいただいたに違いありません。わずか数日間で、驚異的なマイルストーンに到達いたしました。今読んでいただいている数字の中には、すでに古くなったものもあります。

10億曲のストリーミングというマイルストーンを、この新サービス公開後わずか数日間で達成したことを確認しております。ただし、この数字は大がかりな開業とそれに伴うプロモーションの助けによって膨張している可能性があるため、当社では新音楽体験に対してコミュニティーがいかにポジティブに反応したのかをもっと如実に表す滞留時間とユニークユーザー数に注目していく予定です。MySpace Musicに対する反応については引き続き状況をお伝えしていきます。

MySpace Musicが音楽業界に与える影響は、何か月後何年後にならないと完全にはわからないだろう(われわれの予測はこれ)。しかし、ひとつはっきり言えることがある。このサービスが大量の音楽をユーザーにストリーミングしていることだ。レコード会社各社は、このジョイントベンチャーの一部を所有していることに加えて、1曲ストリームするごとに支払いを受けるので、大いに喜んでいるに違いない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)