Odeo
再スタートするOdeo
by Calley Nye on 2008年7月13日

ポッドキャストのディレクトリサービスOdeoは、BloggerやTwitterで有名なEvan Williamsが2005年に作り、1年あまり前にSonicMountainに買収された。そのOdeoが、デザインを一新し、機能盛り沢山で最近再スタートした。

いちばん重要な新機能はビデオだ。新しいOdeoは、50万以上のチャネルから配信される何百万本ものオーディオやビデオを提供している。同社はRevision3NextNewNetworksBlip.tvなどの大手コンテンツ配信サービスと提携してカタログを充実させている。

Odeoは、ユーザがプロフィール・ページを作る機能、お好みのチャネルを定期講読できる機能、プレイリストを作れる機能などを加えて、ソーシャルネットワーキング的な性質も強化した。ユーザはキーワードやカテゴリ(種類、分野)を入力して推奨コンテンツを入手できる。つまりユーザは、自分の目的に合ったコンテンツを見つけやすくなった。ユーザはさらに、メールやブログ、SNSなどにコンテンツを張りつけて共有化できる。

コンテンツに関する提携を強化するだけでなく、OdeoはMatchMineという新興企業と組んで同社のMatchKeyというサービスを使っている。MatchKeyとは、ユーザの嗜好性に関する情報を提携コンテンツサイト群に対し一斉にネットワーク配信して、個人の好みに合った推奨コンテンツをより精密に選びだす仕組みだ。

Odeoは今、ブラウザ上で無料でポッドキャストをレコーディングできるStudioというアプリケーションサービスの改良に取り組んでいる(前のバージョンはあまり良くなかった)。新たな開発チームによって、携帯電話と同期できる機能や、ビデオやオーディオにコメントを付けられる機能が加わるらしい。Odeoのかつての好敵手で今ではOdeoが買収したポッドキャストディレクトリサービスFireAntは、とくにデスクトップのメディアプレーヤーが好評だった。このメディアプレーヤーも、今後改良して、企業向けのOEM製品として売り込む予定だ。

TechcrunchがOdeoを初めて紹介したのは、まだ非公開のベータ状態だった2005年の6月だ。その後約1年間、厳しい競争をくぐり抜け(とくにAppleのiTunesが強敵)、Williamsは2006年7月に、当時はTwttrと呼ばれた…今では超有名な…新サイトをスタートさせた。

2006年9月にWilliamsはOdeoを投資家たちから買い戻し、Obviousという新しい会社を作った。そしてOdeoとTwitterをObviousの完全子会社としてその傘下に入れた。2007年7月にOdeoは売りに出され、数か月後にSonicMountainに減額売却された。SonicMountainはそれに続いてFireAntとブログの検索エンジンのサイトBlogdiggerを買収した。その後Odeoは個人投資家たちから250万ドルを集め、SonicMountainに買収されてから初めて、経営基盤の強化に成功した。

Odeoの初期のやり方には、間違いが多かった。そのいくつかは、Williams自身も間違いを認めている。Odeoの新しい開発陣は、過去の間違いから学んで、Odeoの明るい未来を築けるだろうか?。同社はビデオに進出したが、これはたいへん競争が激しい分野だ。軽い間違いすら、許されない。Odeoの幸運を祈ろう。

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(翻訳:Iwatani)

Odeo、BlogDiggerを買収
by Duncan Riley on 2008年3月20日

blogdigger.jpgOdeoは検索エンジンのBlogDiggerを買収した。金額は明らかにされていない。

BlogDiggerは2003年に当時マーケットのリーダーだったTechnoratiを目標としてローンチされた。さらに 2005年にはローカルなビジネスに特化した検索エンジンをスタートさせている。あちこち気が多いTechnoratiとは違って、このサイトは常にブログ検索という中心的な事業に注力してきた。

新生Odeo(旧SonicMountain)にとってこれが半年で2度目の買収だ。昨年9月にOdeoはFireAntを買収している。

BlogDiggerの公式ブログに投稿されたGreg Gershmanの記事によると、Blogdiggerのアグレゲーションと検索のテクノロジーはOdeoの新しいベータサイトに組み込まれるということだ。GershmanはOdeoチームに検索とエンジニアリング担当副社長として加わる。

ReadWriteWeb)から

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(翻訳:Namekawa, U)

Odeo(元SonicMountain)がFireAnt買収
by Michael Arrington on 2007年9月15日

FireAntが何か分かる人はポッドが本当に好きか、本ブログ長年の愛読者だろう。FireAntは2005~2006年ごろポッドキャストのディレクトリとプレイヤーで一躍カルト的人気が出た会社で、Evan Williams率いるOdeoと一騎打ちでユーザーと話題獲得を争った。

そのFireAntのサイトがOdeoに40万ドルで買収されていたようで、両社は今日(米国時間9/14)その発表に臨む。 昔のOdeoではなく、今年Odeoを買収しSonic MountainからOdeoに名称変更した新Odeoの方だが。SonicMountainは$2M(200万ドル)で今最も有名なポッドキャスティング・ブランド2つを1つ屋根の下にまとめたことになる。

買収後サイトではFireAntの技術、特にデスクトップ用メディアプレーヤー(Win&Mac両対応)とフィードおよびメタデータのデータベースを活用する。ファウンダーのJosh KinbergはOdeoに加わり、製品開発とOdeo&FireAnt技術統合化を率いるという。

ここから先はすべてOdeoブランドに一本化となる。FireAntを使ってる方はもうじきサイトがガラリと変わってしまうだろうから今のうちにスクリーンショットをじっくり眺めておこう。

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スクープ: Odeo、SonicMountainに買収さる
by Michael Arrington on 2007年5月10日

さきほど詳細がわかったところだが、ニューヨーク拠点の新スタートアップ、SonicMountainがEvan Williamsの「Odeo」を買収した。発表は明日(米国時間5/10)になる予定。買収価格は明らかにされていないが$1M(100万ドル)は越えているとみられ、現金で支払われる。

Odeoは今年の2月に売りに出された。同社は昨年末、投資家らから買い戻されている。

「Twitter」はすでにOdeoのものではないため、買収には含まれていない。TwitterとOdeoはともにObvious Corp.の100%子会社だった。

Evan Williamsは半年程度アドバイザーとしてSonicMountainに残る予定だ。

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Odeo、売りに出る
by Marshall Kirkpatrick on 2007年2月21日

Evan Williamsは〔現在Google傘下の〕blogger.comの基礎となるPyra LabsをMeg Hourihanと共同で創立した起業家だ。Williamsの新しいスタートアップOdeoはこのところ苦境に陥っていたが、ついに売りに出された。Odeoは一般ユーザー向けのオーディオサービスだが、昨年は経営上の問題が異例なほど大きな話題になっていた。Williamsは率直に判断の誤りを認めて10月に投資家から会社を買い戻した。このサイトは十分なトラフィックを集めており、WilliamsはOdeo一式の売却に相当の値段がつくはずと考えている。Williamsによれば、先月は684,951の訪問者があり、ページビューは3,012,921、最近はこの数字が重要になってきているようだが、Flashが1,523,963回再生されている。

報道によればOdeoはAdSenseから運営に必要な収入を得ているというが、システム開発はTwitterのローンチ以来中断している。Twitterはサンフランシスコのベイエリアのウェブマニアにファンが多いSMSサービスになっている。Evan Williamsのもう一つの会社AudioBloggerは昨年11月にDead Pool入り.。

Odeoに近い筋によると、同社は一年以上前から、設立当初の目的から離れて別のタイプのメディアを目指すようになっていたという。ブラウザをベースにした音声メッセージサービスというのは、EvocaMyChingoなど多数の会社が実現に向かって努力をしている分野だ。ユーザー投稿ビデオ同様、収益化が難しい。ユーザーの活動にそれぞれ金の動きが発生するSMSはまた別の世界だ。この分野では革新の余地が十分にあり、Twitterのチームがマイクロフォーマットの利用など、これに取り組んでいる。

Odeoについていえば、Williamsは「何かを売ろうとしているからといって、必ずしもそれがダメになったからということを意味しない」と述べた。実際、彼はOdeoには価値があると考えている。昨年、Williamsは投資者からOdeoを買い戻すために推定$5M(500万ドル)を支払っている。Odeoのために誰かがかなりの金額を払う気になるかどうか、払う気になったとして、Odeoをどう運営していくか、興味深いものがある。

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Odeoのファウンダー、投資家から自社を買い戻す
by Michael Arrington on 2006年10月27日

従来の形でのOdeo は消滅した。2005年2月の発足以来、同社はCharles River Venturesと多数のエンジェル投資家から$5M(500万ドル)を調達、プライベートなべータテストを経て2005年7月にサービスをローンチした。

それから1年とちょっと経ってOdeoは iTunesを初めとするライバルとの競争に直面している。ファウンダーのEvan Williams は同社がいろいろ誤りを犯したことを公に認め、サービスをひとつ閉鎖し、別のサービスを立ち上げた。ともかく最近のOdeo はあらゆる面で失速の兆候を見せていた。

ビジネスの内容を大幅に変えて新しい資金調達をする[という通常の戦術の]代わりに、Odeo は投資家を放り出して独立の道を歩むことにした。Evan Williams は Biz Stone と全てのOdeo 従業員と共に新会社 Obvious Corp を設立、この新会社が Odeo, Inc. (Odeo と Twitter の両サービスを含む) の全資産を投資家や他の株主から買い取った。Evan は私はOdeoの資産を自分で買い取る決心をした。Odeo とTwitter は新会社の一部となり、新しい構造、新しいモデルの下で出直すと語った。

買収価格は明らかにされていないが、おそらくベンチャーキャピタルから調達した$5M(500万ドル)を少し超える額と見られている。Evan によるとベンチャーキャピタリストとエンジェル投資家には全額whole (つまり 投資額分が返還される)、一般株主(共同ファウンダーのNoah Glass を含む) には多少の利益が出る額” を支払ったという。

で、新しいモデルとは?Evan はこう言っている。

ウェブ業界では私の知っている相手は誰も彼も、いつかスタートアップを始めることを目標にインターネットの巨大企業で働いているか、あるいはそうい う巨大企業に買収してもらうことを目標にスタートアップで働いている。もちろん隣の芝生はいつも魅力的なのが常だが、私はウェブ企業を運営する道はその2 つの方法以外にもあると信じている。Obvious は私が長年やりたいと思っていた「サービスの実験室」となる。細かい点はもちろんこれから詰めていかなければならないが、おおまかなアイディアとしては、 「こういうサービスがあったらいい」と思いついたら、自由に実行に移して実際に提供してみる会社だ。素早く安上がりに、自前のチームで開発を行い、それぞ れのサービスがテクノロジー、人材、トラフィックの面で相乗効果を上げるようなモデルを考えている。[大企業に]買収されるというより、むしろ、われわれ は自分たちのサービスから収益を上げ、協力してくれる人々と分かち合うことを目標にしたい。時によっては独自の新しい組織を作り、それに外部からの投資を 仰ぐのが賢明ということもあるかもしれないが、この会社はインキュベータを目的にするわけではない。

さらに詳しくは Evan のブログ記事を参照。

われわれの Odeo に関する記事はここ(英語)(日本語)に。

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Audioblogger、DeadPool入り
by Michael Arrington on 2006年10月6日

Odeoの Audioblogger は11月1日限りで運用を停止、DeadPool入りすることになった。ユーザーはこのサービスを使って電話から音声をblogger.comにアップロードすることができた。既存のファイルはサービス停止後もそのままホストされる。

いままでOdeoがいろいろな新サービスを追加するのを見てきた限りでは、どうもこの会社はビジネスの焦点が定まらない(この記事の最後の段落参照)印象があったので、おそらくこれは賢い決断なのだろう。かならずしもOdeo本体がご臨終というわけではあるまい。Odeoは次のように言っている。われわれの限られたリソースを考慮して事業の焦点を絞り込むという困難な決定をしなければならかった。その結果、残念ながら Audiobloggerは今後継続するには時間も費用もかかり過ぎると判断せざるを得なかった。 率直に言って、これは良い判断だ。

全般的に見て、最近のOdeoは謙虚かつスマートな決断を多く下しているようだ。これは最近のカンファレンスでファウンダーのEvan Williamsが下したきわめて率直な事態の評価と無縁ではあるまい。私の意見では、Odeoが基本に立ち返るとするなら、Google の所有する位置情報サービス Dodgeball とバッティングするTwittr が次のシャットダウンの対象だ。

Odeo に関する前回の記事はここに

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Odeo、Twttrを発表
by Michael Arrington on 2006年7月16日

Odeoは今日(米国時間7/15)Twttrという新しいサービスを発表した。 これは一種のグループ送信SMSアプリケーションだ。それぞれのユーザーは自分自身の友だちネットワークを管理できる。ネットワークの誰かが “40404″にメッセージを送ると、友達全員がそれを読むことができる。正式にサービスが開始されたのは今日だが、昨夜サンフランシスコで開かれた Valleyschwagのパーティーに呼ばれた業界人はデモに触れる機会があった。「アパートの掃除をする」とか「腹減った」といったメッセージを送るのに使う以外に、テキストメッセージで友だちをネットワークに加えたり、何か勧めたりいろいろなことができる。これは本質的にはテキストメッセージベースのソーシャルネットワークといってよい。そしてDodgeballという別のサービスと非常によく似ている。

ユーザーはTwttrのウェブサイトにアクセスしてメッセージをポストしたりブラウズしたりできる。また特定の相手からの、あるいは全てのメッセージの受信拒否もできる。また他のウェブサイトに貼り付けてTwittrのステータスを表示するウィジェットも利用きる。

私はこのサービスが気に入ったが、まだ登録できない(私が登録しようとしたのとちょうど同じ時に誰かが私をネットワークに登録したため、私の電話 番号がロックアウトされてしまった)。電話番号のロックアウト問題が解決するまで、他の人のアカウントを使わせてもらって試しているところだ。

またこのサービスにはプライバシーの問題もある。全ユーザーは公開ページを持ち、ユーザーのすべてのメッセージはここで公開される。また各ユーザーのネットワーク内(extended network)のメッセージも公開だ。Twttrのユーザーの大部分は全てのメッセージがウェブサイト上で一般に公開されるのは望まないだろうと思う。

もしこのサービスがニ、三人のスタートアップとして始められたのであれば、イノベーティブで、実装はシンプルだが、バイラル効果が期待できるアイデアには拍手ものである。

しかし、このサービスを始めたのがOdeoだとなると首をかしげざるをえない。この会社は自分のコアサービスを本気でユーザーに売り込むつもりがあるのだろうか?本業のラインが、デザインは優れているものの、いっこうにぱっとしない状態でTwitrのような脇道に手を出すことを株主はどう考えるだろうか?

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