クラウド・コンピューティングを提供しているJoyent は〔SUNが開発した〕ZFSファイルシステムに起因する障害で3日間にわたってダウンした。
1月12以来、StrongspaceとBingoDiskを始めとする多くのサービスがこの問題の影響を受けている。JoyentのCEO、David YoungはJoyentのフォーラムへの投稿で、Joyentのバックアップ・システムはZFSの重大なバグにやられて容易に回復ができなかったことを明らかにした。
「Data Knowledge Center」にさらに詳しい記事が載っている。JoyentのSlingshotサービスについてのわれわれの記事はここに。
Joyentと同じ問題がオンライン・ストレージ・サービスのOmnidriveも襲っている。Ominidriveは1週間以上もダウンして、経済的に苦しい立場にあるのではないかという観測が出ていた。この記事を書いている現在、Omnidriveのウェブサイトは復活している。各種の情報によると、ウェブサイトがダウンしていた間も事業の中核であるストレージ機能は影響を受けずにすんだようだ。しかし長期的にみて、ZFSファイルシステムの利用に関して大きな疑問符がつくことになった。
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(翻訳:Namekawa, U)
オンライン・オフィス・アプリケーションの Zohoとオンライン・ストレージのOmnidrive (下記情報開示を参照)は、今日(米国時間1/19)、両社の機能を拡充する提携を発表する。この統合によって最近アップデートされたZohoのAPIが一層強化される。
この提携によって、ユーザーはZoho上のOfficeドキュメントをすべてOmnidriveサービス内にオンラインで集中保管することができるようになる。またOmnidriveに保管したOffice文書ファイルをクリックすると、その文書が自動的にZohoサービスで開かれる。これによってユーザーはOmnidriveのオンラインファイル共有を利用して他のユーザーと共同作業が可能になる。
この提携でOmnidriveはデスクトップとオンラインの双方でほぼ完全にシームレスにファイルを作成、編集する機能を提供できるようになった。ユーザーが文書をデスクトップあるいはZoho Writerでアップデートした場合、Omnidriveのファイルリンク機能により、他のロケーションにある文書も自動的にアップデートされ、同期が取られる。このリンク機能はわれわれが以前にオンラインストレージサービスについて比較記事を書いたときに、まず目をつけた主要な機能だった。
さらに詳しい情報は、OmnidriveとZohoのブログを参照。両社の背景についてはZoho、Omnidrive(英語版記事) (日本語版記事)のそれぞれの記事参照。また最近、Webware’sがOmnidriveについての記事を掲載している。.
情報開示: 2006年12月、TechCrunchのファウンダー、Michael ArringtonはOmnidriveに投資し、同社の取締役に就任した。詳しくはTechCrunchのAbout pageを参照のこと。


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編集部注:これは日本語版公開前2006年1月31日に掲載された記事のため、一部適さない内容もございます。
オンラインストレージマーケットはめまぐるしい進化を遂げている。以前にユーザーが期待できたのは、割り当てられたバーチャルドライブかシンプルなウェブベースのインタフェースからのろのろしたアップロード/ダウンロードを行うことだけだった。この分野の競争の少なさ(とバブルの崩壊)が、最小限のストレージ容量を高価格へと導く結果になった。
昨年、多数のオンラインストレージサービスがスタート(そのうちいくつかは2月にスタートする。※編集部注)。これらの新サービスは、本格的なWeb 2.0的機能を備え、合理的な価格(無料、容量無制限ストレージを含む)を提供している。それに少なくても一つのケース(OmniDrive)では、リモートサーバー上にあるローカルアプリ(例:Microsoft Officeなど)ファイルに直接読み書きことも可能。この機能により、はじめにファイルをハードドライブにダウンロードすることが不要になり、ファイル書き込みのプロセスを著しくスピードアップさせた。
オンラインストレージ企業
次の13社をチェックしてみた。AllMyData、Box.net、eSnips、Freepository、(あいにくなネーミングの) GoDaddy、iStorage、Mofile、Mozy、Omnidrive、Openomy、Streamload、StrongspaceそれにXdrive。
他、Zingeeはまだスタートしていないが、とても魅力的なサービス内容(かそうでない)かも。
リサーチした13社のうち、3社が本当に抜きん出ていた。オーストラリアに拠点を置くOmniDrive(投資を受けてはいなかったがそれは長期間にわたることではない)が機能面では確実に群を抜いている。Box.netとStreamloadもとてもいい選択。
サービスは大まかに、ストレージ重視型と(ファイル)共有重視型の二つに分けられる。いくつかのサービス、例えば、Mozyそれと(あいにくなネーミングの)Godaddyはストレージのみの機能を重視。GoDaddyはオンラインファイルのバックアップ、ベーシックなアップロード・ダウンロード機能(機能的なリモートネットワークドライブ)を提供。必要最低限の機能に絞ったサービスで、プライス設定もかなり魅力的 (2GB/年間20ドル)。 (ファイル)共有やその他のアドバンス機能は見当たらない。
その他のサービスはストレージを提供するものの、ファイル共有に重点を置いている。多数のサービスが選択肢として存在する。が、その中でもベストなサービス(OmniDrive、Box.netとStreamload)は、ファイル共有を完全にプライベート、パブリックに設定することが可能。それに、読み/書きのアクセス権を任意の人数のユーザーに与えられるというBox.netのグループフォルダーのアプローチを私はとても気に入った。 Omnidriveもまもなく同様の機能をリリースする。
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オーストラリアとシリコンバレーに拠点を置くオンラインストレージ企業Omnidriveについては2005年末に最初に紹介。その後、Techcrunchではさまざまなオンラインストレージサービスについても詳しくレビューしてきた。さらに、噂に上がっているGoogleやMicrosoftのサービス、Amazonの提供するアプリケーション開発者向けのストレージAPIソリューション(アップデートはここ)についても取上げてきた。控え目に言ったとしても、この分野はヒーットアップを続けているようだ…。
ここで一気に半年間話を進めよう。Omnidriveはまだ開始には至っていないが、サービスの構築は着々と進んでいる。先週には新たに追加ベータテスターの招待を開始し、テストを継続している。このサービスには、オンラインインタフェースとクライアントインタフェース(現在はWindows版のみ。Mac版は開発中)がある。私もサービスをテストすることができたので、いくつかのスクリーンショットを含めて紹介したい。
オンライン版インタフェース (これまで私がテストしたのはこちらだけ)は、まだいくらかバグが残っているものの、とても良くできている。私が特に気に入っているのは”live folder”と呼ばれる特別なフォルダを作成する機能だ。このフォルダはRSSフィードのURLを参照し、このRSS内の”enclosure”要素に含まれるすべてのファイル (画像、音声、その他あらゆるファイル)を自動的にlive folderにアップロードしてくれるというもの。私はテスト用にflickrのページのURLをアップしてみた。このフィードに含まれていた画像 (最後にアップした20枚の写真)は自動的にOmnidriveのアカウントにコピーされた。flickrにさらに画像を追加するとOmnidriveは自動的に同期して更新されることになる。これは対象がpodcastやvideocastの場合でも同様に動作する。
Omnidriveは一般公開し正式サービス開始しするのは9月だと言っている(たぶん遅れる)が、それまで、毎日数百人の新しいベータテスターを招待する計画だということ。
同社ではまたOmnidriveストレージにアクセスするアプリケーションを構築するため、開発者向けにウェブサービスAPIとそのツールキット、サンプルアプリケーションも既にリリースしている。デベロパーはこのAPIを利用してOmnidriveをすでに利用しているユーザー向けのアプリケーションを開発することもできるし、自分のサービスで独自に別ユーザー体系を設定しOmiidriveは純然たるバックエンドとして使うということもできる。このAPIは、単にファイルのコピーを保存、読み出すだけでなく、ユーザー管理、 支払い管理、メディア管理などに利用することができる。さらに、パートナーサービスのアプリケーションユーザーが独自のデスクトップツールからファイルの保存、取り出し、アクセスなどもできるようにすることができる。
APIの価格はまだ発表されていないが、「S3その他と比較して競争力のあるレベル」になるということだ。ベーシック版のAPIアカウントは無料となる。競争相手のStreamload やMark Cubanに支援されているBox.netもまたAPIを提供している。近く、これら4つのライバルのAPIサービスを比較レビューしたエントリーを予定しているので、お楽しみに。
Omnidriveのベータ版の登録は、ここ(彼らのホームページ)。最新バージョンのリリースノートは、彼らのblogに。
情報開示: OmnidriveのCEO Nik CubrilovicはTechCrunchに寄稿したことがあり、われわれの友人である。
Omnidriveインタフェースのスクリーンショット:


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