Plaxo
by ゲスト ライター on 2010年12月11日

編集部注:本稿はGRP Partnaersでベンチャーキャピタリストとして活躍しているMark Susterによる「ソーシャルネットワーク」三部作の第二部となるもの。記事は過去、現在、そして将来のソーシャルネットワークを考えるものとなっている。もしまだお読みになっていない方がいらしたらPart Iからお読みいただきたい。

Web 2.0時代のソーシャルネットワーク:PlaxoとLinkedInの登場

前回の記事で、オンラインソーシャルネットワークの歴史を振り返ってみた。CompuServe、Prodigy、the Wellなどにはじまり、そしてAOL、Geocities、およびYahoo Groupsがそれを引き継いでいった。そしてこれに続いたのは「スパム風」のネットワークで、この流れをリードしたのがPlaxoだった(2002年に設立)。共同創立者のひとりはSean Parker(Facebook初期にはMark Zuckerbergと一緒に仕事してもいた)だった。電子メールのアドレス帳に登録している人々全員にメールを送り合い、Plaxo上で情報を管理しようというアイデアだった。こうしておけば登録情報が変更された際にも、直ちにPC上の情報も修正できる。いつの間にか連絡先がわからなくなってしまうようなことを防ぐことのできるサービスだった。

Plaxoの考え方には反発もあったが、バイラルネットワークというものを広めるきっかけともなった。Plaxoに続くソーシャルネットワークが登場する度、「また友人がスパム宣伝を送ってくるサービスが登場したな」と思いつつ、この流れは徐々に広まっていくこととなった。

by Erick Schonfeld on 2009年2月17日

最近リリースされたGinxと混同しそうな名前だが、Glynxが個人情報管理をピアツーピアで実装し、それによってオンラインでの個人情報管理を個々の手に取り戻そうとしている。PC版ないしMac版をダウンロードすると、オンラインの連絡先情報や電子メールアドレス、および電話番号を管理するPlaxo風のインタフェースが表示される。但しGlynxには情報管理の中心となる登録簿は存在せず、それぞれの利用者のPC上に配置するBlackpagesと呼ぶもので管理を行う。電子メールや携帯電話の番号を入力すると、調べたい人のIDが表示される。何も入力せずに無作為にデータを閲覧することはできない(これによりスパム行為を行おうとする人が情報を得ることを困難にしている)。

GlynxにはOutlook、Skype、およびFacebookから連絡先情報をインポートすることができる。またGlynxに登録している人がオンラインになったときに通知してくれたり、あるいはその登録者に連絡するためのプレゼンスマネジメントの機能も提供している。またGlynx IDはOpenIDで使うことができ、ウェブ上で自分の情報を統一管理するのが容易になる。

by Erick Schonfeld on 2009年1月30日

本日(米国時間1/29)GoogleとPlaxoは、オンライン認証のオープンスタンダード、 OpenIDと、セキュアなデータポータビリティー標準のOAuthを組み合わせたハイブリッド・プロトコルを発表した。ウェブサイトで他のサイトから自分の連絡先データをインポートしようすると、必ずといっていいほどログインIDとパスワードを聞かれる。OAuthはユーザーを元のサイトに飛ばしてログインさせ、その一回に限りデータの移動を承認することによってこれを回避している。この方がずっと安全だ。これがOpenIDでも可能になる。

今のところはまだPlaxoとGoogleの間でテストしている段階で、PlaxoのメンバーがGmailを使って誰かを招待することができるだけだ。Plaxoのマーケティング担当VP John McCreaは、このアプローチについて次のように語った

GmailアカウントもOpenIDに
by Erick Schonfeld on 2008年10月30日

お気づきでないかもしれないが、みなさんもたぶん知らず知らずの間にOpenIDはもう持ってると思う。Yahooのアカウントを持ってる人はそれがOpenIDだし、Windows Liveのアカウントを持ってる人も間もなくそれがOpenIDになる。そして今日からはGoogleのメールアカウントを持ってる人も、GmailのメールアドレスをOpenIDとして使えるようになった

OpenID普及推進運動に加わったことでGoogleは、Yahoo、Windows Liveのアカウントを持つ数億人の波にGmailユーザー全員を加え、この三連勝単式を完成させたことに。これらのアカウントはどれも、OpenID対応のサイトに入る際の認証で単一ログインとして使うことが可能だ。GoogleとしてはOpenIDの発行者になるのは大歓迎だろうけど、ひとつはっきりしないのは、Googleのサービスにサインアップしたい人たちが他のOpenIDを入力した場合、Googleがこれを受け入れるかどうか。

どうもGoogleはOpenIDの”プロバイダ”であって、”RP(relying party)”ではないような気がする。つまり言葉を換えると、YahooアカウントでGoogleにはサインインできない、ということだが、でもまあ、仮にそうだとしてもこれで小さなサイトの間にも”RP(relying party)”として参加するインセンティブが増すだろうし、おおむねOpenID普及推進運動に弾みがつく動きだと思う。

Gmailアカウントによるサインインを真っ先に受け入れたサイトは「Zoho」と「Plaxo」。

AOLもMySpaceも今後はOpenIDプロバイダの船に飛び乗ることが予想される中、最大の抵抗勢力は、これと競合する独自のプログラム「Facebook Connect」を掲げるFacebookである。が、そのFacebookでさえ最後の最後はOpenIDの群れに入るかもしれない(同社のパートナーもFacebook Connect導入の熱が若干冷めたようだし)。

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(翻訳:satomi)

Twitterの好プレイ:XMPPデータをGnipにフィードして負荷軽減
by Michael Arrington on 2008年7月19日

Twitterは開発者向けにデータストリームを可能な限りオープンにしておくという約束に従おうとしている。先週末のFoo CampでTwitterの共同設立者のEvan Williamsに対してビデオインタビューを行っている間、Gnipの設立者Eric MarcoullierがGnipをTwitterのために、そして結果的には利用者全員のために、XMPPの「消火ホース」を用意しているところだった。Williamsは明らかに上機嫌だった。というのも、こちらはインタビューを取ることができたし、今日になって知ったのだが、Ericは処理用のデータフィードを受ける約束を取り付けていた。

平均的なTwitterユーザにとってどのような意味があるだろうか。まずはサードパーティ製のソフトウェアの動作が安定するということが挙げられる。現在のところSummize(先週Twitterにより買収された)等、いくつかのサービスおよびFriendfeedを除いて、サードパーティ製のソフトウェアは通常のAPIを通じてTwitterにアクセスする必要がある。APIを利用する場合にはアプリケーションはTwitterに要求を送信して応答を得る。この双方向通信が全体でとしてTwitterに過大な負荷をかけているわけだ。

XMPPを使えば、Twitter側はリクエストのあるなしに関わらずデータを一定のストリームとして流せば良くなる。Gnipのようなサードパーティ製ソフトウェアがデータを取得し、他のアプリケーションから使えるようにデータを準備する。

Gnipはソーシャル用途でデータを作成ないし利用するアプリケーション間の媒介物として機能する。Twitterからユーザ名、URL、タイムスタンプがリストされたフィードを受け取り、リクエストを発行するサードパーティーのソフトウェアから利用可能なように準備を行う。PlaxoおよびMyBlogLogの両者は既にこの機能を利用しており、他のソフトウェアも直ちに追随することだろう。Gnipからデータを取得するソフトウェアがTwitterから直接にデータを取得する必要がなくなり、Twitterのサーバ負荷を軽減することになる。

現在のところ、Gnipはリクエスト元に追加されたメッセージのみを返している。TwhirlなどのアプリケーションではTwitter風のデスクトップ環境を構築するのにより詳細なデータを必要とする場合がある。TwitterからGnipに、@replyやダイレクトメッセージを渡すようにすることもできるだろう(この最後の文が意味不明な場合、それはあなたがTwitterの超ヘビーユーザでないことを意味している。ただ読み捨ててしまって欲しい)。

これまでに書いてきたことはすなわち、Twitterがオープン化の方向にさらなる一歩を踏み出し、スケーリング問題では外部の力を借りることにしたということを意味する。

(以下、Nik CubrilovicによるTechCrunchIT内の関連記事を翻訳し併せて掲載します。)
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「Gillmor Gang」ダイジェスト版-Comcast /Plaxo買収劇編
by Michael Arrington on 2008年5月15日

「Gillmor Gang」の一部が今日の午後に電話にて、$150M-$170M(1億5千万ドル-1億7千万ドル)で成立したComcast によるPlaxoの買収について語りあった。

Steve Gillmor氏、 Dan Farber氏、 Robert Scoble氏、 Jason Calacanis氏、そして私
が「Comcastは賢い判断をしたのか?、それともシリコンバレーの誰も関わりたくない様な企業を購入してカモにされただけなのか?」について語っている様子を聞いて欲しい

詳しくはここから

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(翻訳:E.Kato)

確定:ComcastがPlaxoを買収、本日契約完了。
by Michael Arrington on 2008年5月15日

ウワサは本当だった。ComcastはソーシャルコンタクトリストのPlaxoを買収することを今日(米国時間5/14)発表する。金銭面の条件は明らかにされていないが、購入金額は$150~$170M(1億5000万~1億7000万ドル)の間だ。Plaxoは2002年に設立され、$30M(3000万ドル)をわずかに下回る額をベンチャーキャピタルから調達している。

Plaxoには最近かなりの買収の噂があり、GoogleFacebookの名前も求婚者候補にあげられていた。

Plaxoは今後もシリコンバレーで独立組織として続けていくという。同社が配下となるComcast Interactive Mediaは、Comcastのインターネット事業開発運営部門で、エンターテイメント、情報、コミュニケーションに注力している。

PlaxoのCEO Ben Golubからの追加情報。

PlaxoとComcastは昨年来、いくつもの事業で協力してきました。Plaxoはユニーバーサルなアドレス帳を、ComcastのSmartZoneコミュニケーションセンター(今年公開予定)に提供するほか、現在Comcastのウェブメールユーザーのアドレス帳アカウントはすべて当社がホストしています。われわれの提携の結果、リーチはすでにPlaxoネットワークの2倍を超え、総アカウント数は5000万に迫っています。

両社が力を合わせて、「ソーシャルメディア」が新し物好きだけでなく、ふつうの人たちの生活のあたり前な部分になるようなビジョンを実現する所存です。たとえば、家族の写真を安全にオンラインでPulseに掲載でき、それを家族の誰もが職場でも、携帯デバイスでも、居間のテレビでも見ることができます。また、友だちや同僚のおすすめを元に、新しい番組を発見することもできるでしょう。

現在のPlaxoメンバーの方へ。ご存じのPlaxoでお楽しみいただいているサービスは今後も継続するだけでなく、進化と改良を続けていきます。さらに、両サービスとも「ネットワーク効果」の恩恵を受けます。つまり、使う人が増えれば増えるほど、便利になるのです。

月曜日に、私はPlaxoのマーケテイング担当VP John McCreaと、チーフアーキテクトのJoseph Smarrに突撃インタビューを行った。2人ともこの買収についてはまだポーカーフェイスを通していた。

これで、長くてときには問題もあったPlaxoの歴史が終る。同社は2002年に、Sean Parker、Minh Nguyenと、スタンフォード大学工学部の学生だったTodd MasonisとCameron Ringによって設立された。同社の、ユーザーをだましてアドレス帳全員にPlaxoの招待状をスパム送信する、という嫌われ者の「バイラル」機能は、2006年にようやく中止された

しかし、このところのPlaxoはインターネットでうまく立ち回っている。昨年は人気サービスのPulseを公開し、他サービスの行動ストリームをPlaxoのユーザープロフィールに読み込めるようにした。同社はGoogle Open Socialの初代パートナーであり、今年はDataPortabilityの支持を表明している。それでもまだ失敗もあるが。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Googleも月曜日にFriend Connectを発表
by Michael Arrington on 2008年5月11日

二度あることは三度あるというのか、良いものは3つひと組でやってくるという諺があっただろうか。それはともかく複数の情報筋によるとGoogleは、ソーシャルネットワーク内で設定したプロフィール情報を、Open Socialに参加している外部ウェブサイトで利用するための”Friend Connect”というAPI群を月曜日に公開予定だとのこと。

MySpaceが木曜日に同様の機能を持つData Availabilityを発表した。昨日(米国時間5/8)には、これまた同様の機能を持つ(さらにはGoogleのFriend Connectとほとんど同じ名前だ)Facebook Connectというプロダクトを、タイミングを見計らっていたかのように発表した。

Data AvailabilityおよびFacebook Connect同様、GoogleのFriend Connectもフレンドリスト、実社会に関する情報等、個人のプロフィール情報を外部のサイトで安全に利用するためのものだとのこと。これらのプロダクトにおけるもっともわかりやすいメリットは、フレンドリストの一括管理を行い、それぞれのサービスを展開する各サイトに、同一の社会的関係を持ち込むことができる点にある。本件に関する私見の詳細は「FriendFeed、個人の集中化、データポータビリティー 」の記事に記している。

これらの企業が同種のプロダクトに殺到しているのは、この分野で成功した者が、長期にわたって利用者情報を管理する立場に立てるからだ。利用者がプロフィール情報や友人情報を複数サイトで入力する必要がなくなれば、個人情報は特定サイトで集中管理し、そのデータを外部で再利用するようになる。大手インターネット企業は利用者の個人情報を長期間に渡って保持するために、、私の見解では、OpenIDの発行者の地位を獲得するのにも躍起となった(しかし利用局としては運用されていない)。

尚、情報が正しければ、Googleの発表はMySpaceおよびFacebookのものほど魅力的なものではなさそうだ。Googleはデータに関する支配権をより強く主張し、外部サイトはGoogleのデータをそのままiframe(訳注:外部のデータをページ内に表示するHTMLの仕組み)で表示することになりそうだとのこと。一方MySpaceおよびFacebookはAPI経由でデータを送信し、外部サイトがそれらのデータを悪用することはないと信頼している(但し信頼を乱用しないように、厳密な利用規程が定められる)。データを柔軟に扱えるので、外部のサイトは自前で保有するデータと組み合わせた情報を表示するようなこともできるようになる。

もっとも、詳細は月曜日まで待たなければならない。とにかくGoogleは、ソーシャルネットワークとそのデータにアクセスするウェブサイトの間に入り込もうとしていることだけは間違いない。Open Socialや新たなFriend Connectプロダクトでデータの流れを制御することで、言ってみれば自前のソーシャルネットワークを持たずして、Googleは巨大ソーシャルネットワークを構築することができるようになる(Orkutは取りあえず置いておく)。

Googleは月曜日の発表時点で公表できるパートナーも急いで探している。今のところは自社のOrkutとPlaxoだ。一方MySpace(自前のPhotoBucketに加えてYahoo、eBay、Twitter)とFacebookは、初期のパートナーにDiggを加えている。

またGoogleには何千万ものアクティブ利用者がいるが、FacebookおよびMySpaceと異なりプロフィールデータを管理しているわけではない。つまり彼らは早期に大規模パートナーを見つける必要がある。MySpaceは力になってくれるだろうか? なってくれるかもしれない。MySpaceは既にOpen Socialのメンバーであり、また木曜日の発表によれば、この分野におけるOpen Social側の準備が整えば、そちらも取り込んでいくということになっている。見守っていこう。

情報が入り次第またお伝えする。

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(翻訳:Maeda, H)

本日で辞めます―ちなみに今までTechCrunchの記事執筆に使ってきたツール
by Duncan Riley on 2008年5月6日

この記事がTechCrunchのレギュラー・ライターとしての最後の仕事だ。(これからもゲストではときおり寄稿するつもり)。これでちょうど12ヶ月TechCrunchの仕事をしてきたことになるが、たいへん有意義な時間を過ごせたと思う。ここで独りよがりな回想に耽って読者をうんざりさせるつもりはないが、私が辞める理由やいろいろな感想に興味がある向きは、昨日(米国時間5/5)、私の以前のブログ「TheBlog Herald」にポッドキャストをアップしてあるので、ここで聞いていただきたい。.

われわれはTechCrunchで多くのすばらしいスタートアップを紹介してきた。最近の第2のウェブのスタートアップ・ブームの過熱ぶりを考えると、紹介できたサービス1つについて、たぶん、紹介できなかったサービスが1ダース以上もあるに違いない。多くの場合、実際に使ってみなくてもサービスを評価することはできる。しかし優秀なサービスはウェブの利用の仕方、ひいては仕事のやり方を変えるほどのインパクトがある。最後の記事として、ここでは 私が実際に使っているサービスをいくつか紹介してみよう〔英文〕。 これらのサービスは大部分、TechCrunchの記事を書くことで存在を知ったもので、いわば雑音の海の中で傑出した存在ばかりだ。

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Plaxoを古くさく見せるSoocial(ベータ招待状あり)(動画)
by Erick Schonfeld on 2008年4月17日

soocial-next-web.jpg
Plaxoを古くさく見せるのはそんなに難しいことではない。しかしPlaxoは昨年一年ソーシャルネットワーク化してcoughやComcastなどのバイヤーに魅力を見せようと模索していた。そんな中、オランダを拠点とするSoocialという小さなスタートアップ企業が、デスクトップPC、携帯電話、大量のウェブサービスの間ですべてのコンタクト情報を同期する、Plaxoのの尻を蹴飛ばすコンタクト管理ツールを作ってしまった。Soocialは、アムステルダムで開催されたNext Web会議の投票部門で賞を獲得した(CEOは上の写真のStefan Fountain)。発表されたビデオデモにはDavid Hasselhoffを起用して(動画は下に掲載)好評を博した。TechCrunchは300のベータ招待状を受け取ったのでここからアクセスしてみて欲しい。

soocial-logo.pngSoocialはまだその全貌を明らかにしてはいない。しかし大きなポテンシャルを持っており、コンタクト情報の同期サービスを行う彼らの方向性は正しいものだ。現在のところ、Soocialは400機種もの電話機、Gmail、37SignalsのHighrise CRMアプリケーションや、デスクトップのMacにあるアドレス帳のコンタクトリストをサポートしている(Macのみで動作するベータソフトウェアを提供するスタートアップ企業なんて、愛すべき存在だ)。WindowsのOutlookもまもなくサポートされ、LinkedIn、Windows Live、およびYahooとの同期が行えるようになる。

Soocialを使えば、サポートするすべてのサービスないし機器のひとつでコンタクト情報を更新すると、コンタクトリストおよびその詳細が全部の場所で反映される。この双方向同期機能はかなり印象深いものに仕上がっている。デスクトップのiTunes経由で同期を行う場合に限られてはいるが、iPhoneでも動作する。またFacebookがまだコンタクト情報の同期を認めていないために、Facebook用の少々やぼったいアプリケーションも用意している。

データポータビリティを意識したサービスが登場してAPIが公開されれば、Soocialはそれらのサービスもサポートしていく予定だ。Soocialの目指すのは、どこでコンタクト情報を更新しても、それを同期することだ。ソーシャルネットワークを目指しているわけではなく、利用者の友人にスパムを送って規模拡大を目指しているわけでもない。「誰にでも友達がいるわけじゃないが、コンタクト情報を持たない人はいない」と、Fountainは言う。

オランダのArnhemに拠点をおき、エンジェル投資家からの300,000ユーロの投資を受けた。2006年11月に設立されている。ビジネスモデルは明らかではないが、出資者たちはパワーユーザ向けに課金が行えれば良いと考えている。ビデオを楽しんでみて欲しい。


Hassle Free from Soocial on Vimeo.

(Photo by Anne Helmond)

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(翻訳:Maeda, H)

FanBoxは、一昔前のPlaxoの再来か
by Duncan Riley on 2008年3月5日

fb2.jpg

サンディエゴのモバイルソリューション会社「SMS.ac」は「FanBox」というサイトで各種サービスを提供している。フロントページにはワープロ、IM、オンラインストレージなど手頃なウェブデスクトップパッケージが揃っており、ソーシャルネットワーキングサービスも込みだし、SMSサービスの方は有料で親会社sms.acが提供している。

…と聞くと、どこにでもある並みのパッケージのようだが、ひとつ違うのはひと頃前のPlaxoがそうだったように登録ユーザーのアドレスブックにアクセスし、そこから登録見込み客にスパムを流していることだ。少なくとも他の人たちは、そう言っている。僕自身ここから定期的にスパムが届くが、差出人の名前に心当たりがあった試しはない。もしかしたらスパムは誰かが大規模に展開しているだけなのかもしれないが。

同社の経歴についてはあまり詳しい情報が見つからない(特に誰が経済支援しているか)。 WikipediaによるとSms.acは2001年創業で現在世界一円に登録ユーザー5000万人を抱えているようだ。一般の人たちにスパムを流すSMSプロバイダとして非難されたこともある。TechCrunchの過去記事を検索してみたところ、Plaxoのスパム問題関連の記事のコメントに同社の名前が出ていた。

FanBoxのスパム配信は遅くとも昨年半ばには始まっていた。”FanBox spam“をグーグルで検索すると5710件ヒットする。

FanBoxから届くスパムにはいろんな形式がある。:

登録スパム
Fanboxに登録した旨、通知するメール。リンクをクリックしてパスワードを回収するよう言ってくる。
fb1.jpg

Fanスパム
[だれかさんの名前]@Fanboxがあなたの固定ファンになりたがってます。

ハーイ、[メールに使っている自分の名前] ←僕の場合、毎度GMailのアカウント名なので実名ではなく会社名で「ハーイ」と言ってくる
Yvonna@FanBoxがあなたの固定ファンになりたがってます!
自動サインインでYvonna@ FanBoxのプロフィールや写真を見てファン登録申請の受理・却下をしてください。

質問スパム

件名: カレンがFanBoxであなたに質問しました。
カレンがあなたに質問をしました。質問を閲覧して回答してください。

どれどれ…とリンクを辿ると普通は実に曖昧でテキトーな質問に行き着く。例えば、「誰も傷つけないと知ってたら、嘘つきます?」 といったような。

みんなはFanBoxのリンクは絶対クリックするな、特に自分のメールサービスのログイン情報は渡すな…と言っている。賢明なアドバイスだ。

公平を期すため言い添えるなら、今この瞬間こちらの受信箱にスパムを送ってくるのは彼らだけではない。Facebookアプリから届くメールを拒否するのだってままならない状態なのだ。でも少なくともFacebookはメール拒否の手続きが分かり易い。FanBoxでは簡単な購読停止手段の代わりに購読停止リンクが出てくる。クリックするとページいっぱいに数々のオプションが出てくるので購読解除の手続きは容易ではない。FanBoyから届くリンクは、クリックするとそのメールアドレスが有効なことを相手に確認しているようなものなので、それも気になる。

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(翻訳:satomi)

FacebookがFriendFeedを狙い撃ち、ニュースフィードをオープンに
by Michael Arrington on 2008年2月23日

Facebookでは、利用者が直接サードパーティーのSNSからFacebookのニュースフィードにアクティビティを追加・配信できるようにする計画だ。同社から確かな情報と確認がとれた。その目指すところは全アクティビティを一ヶ所集中にすることだ。

サードパーティー各社はFacebook API、Beacon、Facebookプラットフォームを使えば現在もう直接統合は可能だが(非間接的にはFacebookと競合するサービスだ)、導入の動きは遅い。 これからはユーザーが直接コンテンツのストリームを追加することができる。使いたい人はただFacebookに、どのサードパーティーのサービスを一番よく使うか教え、そのサイトの認証情報かパブリックフィードの所在を教えるだけ。あとはコンテンツのストリームが自分のFacebookのニュースフィードに引っ張ってこれる。

つまり何か? ―友だちのニュースフィードにFlickr、Twitter、Diggはじめサードパーティーの各種サービスからコンテンツがもっと流れてくるということだ。これと同じことをやってるスタートアップ企業は多く、新サービス導入後はライバルだ。名前を挙げるとFriendFeedPlaxo Pulse、最近ローンチしたばかりのImintaなどがそれ。

これでFacebookもオープンになるのは間違いない。もう何千万人という人たちがこれだけ多くの時間をFacebookで過ごしていることを思うと、FriendFeed/Plaxo号から追い風が引いてしまう可能性も。

でも、RSSフィードやウィジェットに自分や友だちの近況が表示され出すまでにはまだ時間がかかりそうだ。Facebookが昨年オープンにしたデータフィードはニュースフィードまで拡張していない。聞いた限りでは、Facebookはまだそれを公開する決定は下してないので、公開が決まるまではライバルたちも余裕で一息つけそうだ。

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(翻訳:satomi)

Plaxoの買い手はFacebookでもGoogleでもない―どうやらComcastか?
by Michael Arrington on 2008年2月15日

Plaxoにとうとう買い手がついたという噂でシリコンバレーはもちきりだ。この記事この記事で買い手が誰か推測して(最初Facebook、次にGoogle)いるが、どれも間違いだった。最後の推測は当たりかもしれない―Valleywagは買い手はComcastで価格は$175M(1億7500万ドル)だと言っている。これは今日われわれが聞いた噂と符合する。「買い手はケーブルテレビ、価格は$200M(2億ドル)弱」ということだった。Comcastは業界で積極的な買い手として知られる。実際、どんな話にも首をつっこんできて、価格についても太っ腹だという評判だ。誰も買わなくても、最後にはComcastがあるさ、と言われている。

実は、公平のために付け加えておくと、私がComcastに偏見をもっているのは、我が家のケーブルテレビもインターネット接続もComcastを使っているせいだ。それがまったくお話にならないくらいヒドイのだ。たぶん私は連中が雇っているカスタマーサービスの担当者全員と話をしているはずだ。

Plaxoの売り上げは2006年には$5M(500万ドル)だったが、2007年には$10M-$12M(1千万-1200万ドル)と倍増している。世界での月間訪問者は180万(Comscore調べ)。

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(翻訳:Namekawa, U)

元CNETがImintaを立ち上げ
by Michael Arrington on 2008年2月11日

サンフランシスコのImintaが火曜日(米国時間2/12)から、プライベートベータをスタートする。他の多くのスタートアップがやっているのと同じく、ユーザーが自分の持ついろいろなソーシャルネットワークのアカウント(delicious、flickr、YouTube、Lastfmなど)を教えると、このサービスがユーザーが各サイトでやっていることすべてのマスターリストを作るサービスだ。このマスターリストのフィードを友人が購読したり、友人のを購読したりすることができる。

よく似たことをやっているサービスとしてはFriendFeed(未だプライベートベータ)とPlaxo Pulseがよく知られているが、他にもMugshotReadr30boxesSpokeoなどがある。

Imintaの大部分は、こうしたサービスと似ていて、特にFriendFeedとはよく似ている。ただし、注目すべき相違点もある。FriendFeedは、自分のフィードを公開するかプライベートにするかの設定が1種類しかないが、Imintaでは友人のグループを作って、どのグループがどのコンテンツを見られるかを決められる。逆に、フィードを見る側もフィードの一部を外すことができる。つまり、Twitterしすぎのユーザーがいたら、友人はそれを外して他だけ見るようにできる。Imintaではさらに、何人かの友人や友人全部を見るときに、データを種類別にフィルターすることもできる。

結果的にFriendFeedよりもインターフェースのシンプルさには欠けるが、これは賛否両論あるだろう。それでも、友人が増えてきたときには、データを管理できることは有用だというのが私の意見だ。

もうひとつImintaで気に入ったことで、こうして記事を書く理由でもあるのは、この会社が今日までファウンダーのAaron Newton(前CNETプロダクトマネージャー)の自己資金だけでやってきたことだ。出資を受けていないスタートアップはいつも好きだ。Newtonによると、1年前にこのサイトを作り始めた理由は、ただ自分と友だちのためにこのサービスが欲しかったからだそうだ。10月に、はじめてFriendFeedのことを聞いてから、本気になりCNETを辞めた。

Imintaの招待状は今すぐリクエストできる。Newtonによると、火曜日のスタートまでにできるだけ多くの人に参加してほしいとのこと。入会した後は、自分で友人を招待できる。すぐに招待状をもらえるようにImintaをInviteShareに登録しておいた(FriendFeedはこちら)。

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(翻訳:Nob Takahashi)

今週のPlaxo合併の噂:Google
by Michael Arrington on 2008年2月8日

今日話をしたシリコンバレーインサイダーによると、かなり前から「Plaxoが、どうしても、どうしても、どうしても、身売りしたがっている」そうだ。昨年の終りには、本気になって投資銀行のRevolution Partnersに依頼して話を進めようとしていた。

この噂が本格的になったのは、Revolution Partnersが判定を下して、潜在バイヤーに会社の財務情報を送りはじめてからだ。Facebookが買うというは結局間違いだった。こんどはWiredが、Googleが$200M(2億ドル)で買うかもしれないと報じている。ライターのMegan McCarthyは、契約が終っていることは100%確実で、いちばん可能性の高いのはGoogleだという。

Plaxoは2006年の収益が$5M(500万ドル)前後だったが、2007年には$10~$12M(1000万~1200万ドル)へと倍増させている。2008年の計画は$20~$25M(2000万~2500万ドル)。同サイトの全世界のビジター数は、月間180万人だ(Comscoreによる)。

果してGoogleは買ったのか。両社はたしかにいい関係にある。Plaxoは当初からGoogle Open Socialの熱烈なサポーターで、Googleのソーシャル製品は着実に採用している。そしてGoogleの新しいソーシャルグラフAPIは、PlaxoがPulseでやってきたこととうまく合っている。

話が進むようなら続報の予定。

CrunchBase:Plaxo

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(翻訳:Nob Takahashi)

グーグル、ウェブからソーシャルグラフの情報を集め、APIを公開
by Michael Arrington on 2008年2月2日

ここ数年間は何千万人という人たちがソーシャルグラフ(交友関係)構築に励んでおり、これがFacebookで最も価値の高い資産となっている。

みんな友だちを加えるごとにFacebookでは、そのユーザー同士がどう知り合ったか正確に把握したがる。Facebookのソーシャル広告専用プラットフォームは基本的に(時には無意識のまま)ユーザー同士がサービスを斡旋し合う仕組みで成り立っている。あれを見ると分かるようにこれ(ソーシャルグラフ)から小銭を稼ぐのは難しいことではない。

グーグルはここでも大きく遅れはとっていないのだが、ソーシャルグラフについてはもっとオープンな別のアプローチを採用している。本日(米国時間2/1)グーグルが公開に踏み切る「Social Graph API」は、サードパーティー各社もリンク張りというウェブの日常的行動を通してソーシャルグラフの情報が入手できるAPIである。

自分が誰で(これはFlickr、ブログ、Twitterはじめ各種ウェブサービスで定義する)、知り合いは誰か。それはリンクに含まれた情報や、ブラウザには出ないウェブページ内の情報から割り出せる。このAPIが対応する標準はXFNFOAFの2つで、「自分は誰か」、「誰と知り合いか」に関する一般公開の情報はそこからグーグル(+他の全閲覧者)に提供される。

技術的には単純なものだ。リンクには”me”、”friend”など、主体とリンク先との関係を示すXFNタグを入れることができる。これは外向けに公開していい関係であり、ウェブアプリの多くに組み込まれているほか、手動で簡単に追加も可能だ。

グーグルは集計データを集め、これをサードパーティーの人たちが使えるようにする。つまりサードパーティーの人たちも、そのデータを(Open Socialアプリはじめ)自アプリ内に構築していくことが可能となるのだ。

サードパーティーの人たちは既に飛びついている。Plaxoはこのデータを自社の「Pulse」というプロフィール専用ページに加え、ユーザー同士の人間相関図をもっと広く表示できるようにした。

この情報は企業も自分たちの好きなように使える。例えば単純な例で言うと、Googleが友だちと判断した相手をユーザーに見せて、新アプリに追加したいかどうか聞いてみたり、そんなこともできる。

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(翻訳:satomi)

Plaxo、ソーシャルネットワーク的要素をMacメールに取り入れる
by Michael Arrington on 2008年1月17日

昨年のある時点にから、メール受信箱は「オリジナル」なインターネットソーシャルネットワークであるだけでなく、今後のソーシャルネットワーキングを支える存在だと人々は理解し始めた。既存の友だち(アドレス帳に情報が記録されている人々)がいるし、ソーシャルグラフはすでに記入されている(メールの送受信者など)。

例えば、Yahooがこの点に注目しているのは明らかだ。そして、12月、Plaxoは同社のソーシャルネットワーク「Pulse」をOutlookと組み合わせた。メールを送信する直前に友だちが何をしているのかが分かるようになっている。今日(米国時間1/16)、同社は、同様の機能をMacのアドレス帳向けにもリリースする。

利用にあたっては、Macの同期サービスとPlaxoアカウントの橋渡し役を勤めるプラグインのダウンロードが必要となる。また、これにより、Macのアドレス帳とPlaxoのアドレス帳を同期。更に、基本的なコンタクトデータに加えて、その他のソーシャルネットワーク(blogs、Digg、Twitter、delicious、Flickr、Yelp、etc.)における友だちの最近のうごきも分かるようになっている。

Pulseメンバーの人は、Mac用クライアントアプリをここからダウンロードできる。

CrunchBase:Plaxo

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

FacebookのPlaxo買収の噂は事実無根(今のところ)
by Michael Arrington on 2008年1月16日

facebook_plaxo.pngPlaxoが売りに出ているのは事実だ。なんでもPlaxo側の言い値は$100M(1億ドル)以上ということで、Plaxoはシリコンバレー中に「2億ドル以上の買収の申し出があった」と触れ回っている。Revolution Partnersという投資銀行があちこちの買い手になりそうな大手企業に売り込みを図っている。

ここに来て、新しい買収の噂が出ている。Facebookが買い手だというのだ。VentureBeatは「この買収が成立するのは確実だと証言する情報源がある」としている。しかしわれわれの情報源(と常識)によれば、そんな申し入れがされたというのはありそうにないし、まして成立したなどとはとうてい考えられない。FacebookがPlaxoに関心を示したとしても、他の数多くの企業と同様、通り一遍の興味だったにすぎまい。

その証拠に少し数字を検討してみよう。報道によると、2006年のPlaxoの売り上げは$5M(500万ドル)だったのが、2007年には$10-$12M(1千万-1200万ドル)と倍増、2008年の売り上げ予想は$20-$25(2千-2500万ドル)とされている。Plaxoの月間訪問者はたった180万(Comscoreによる)、Facebookの1億ページビューの2%にも足りない。現在の成長率だと、Facebookは1千万のユニーク訪問者が毎月増加している。これをPlaxoと比べてみよう。Facebookは6日ごとにPlaxo全体と同じくらいの新しい訪問者を加えている。 しかもComscoreによると25%のPlaxo訪問者はしすでにFacebookのユーザーだという。

Plaxoのユーザーがサイトを訪れる回数はFacebookのユーザーの場合より少ない。Facebookの1億のユーザーは毎月420億ページビューをもたらしている。これに対してPlaxoの月間ページビューはわずか1100万と、ほんの一部に過ぎない。ついでに計算すると、Facebookは10-15分ごとにPlaxoの1月分のトラフィックを生み出している。

比較するとこれほど小さい相手をFacebookはどうして噂の$200M(2億ドル)とかで買収しなければならないのか?

今までにも不可解な買収劇は行われてきた。しかしFacebookのPlaxo買収は事実ではない(少なくとも今のところ)。Plaxo自体は価値ある資産だ。専門職のユーザーを多く抱えるSNSで新しくPulseのような優れたサービスをスタートさせている。Pulseは一種の「反-Facebookニュース・フィード」で、Facebookだけでなく広くSNS一般からニュースフィードを集めてくるサービスだ。まだPlaxoのような資産を持っていない相手にとってははPlaxoは大きな価値があるだろう。しかしFacebookはすでにPlaxoと比較にならないほど巨大な資産を築いている。

CrunchBase: Facebook Plaxo

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(翻訳:Namekawa, U)

LinkedIn、「DataPortability Work Group」に参加
by Duncan Riley on 2008年1月11日

オープンデータの流行に飛び乗った企業のオンパレードに続けとばかり、Facebook、Google、Plaxo(発表はここ)などが参加しているDataPortability Work GroupにLinkedInも参加した。

2007年6月に、Facebookに対抗する形で自サービスのオープンプラットフォームを発表して以来、LinkedInはオープン化に向けて懸命に努力してきた。2007年10月にはOpenSocial発足時からのパートナーとなっている。

発表に先駆けて、DataPortability Work GroupのトップChris Saadに話を聞いてみた。その際、彼は、ソーシャルネットワーキング分野をリードするようなサイトがまた一つどうグループに参加することを嬉しく思うと話してくれた。火曜日のビッグニュース以来、リーダー的存在であるその他多数のサイトがグループに話を持ちかけているという。もっとも、彼はどのサイトが今後間もなく参加を予定しているかについて名指しは避けた。「データへのオープンアクセスをサポートするのは前向きなこと・・・2008年にソーシャルネットワーキング分野が一層の成熟期に入ることから、オープンアクセスは多くの人々が好ましいと考える(サービスにとって有利な)ものとなるかもしれない」というような言葉で私たちがエントリを書いたのは1/6 (米国時間)とつい最近のことにすぎない。もっともその時に私たちが知る由もなかったのは、それから数日の間に、オープンスタンダードとデータポータビリティについての取り組みへの参加ラッシュが各種企業の間に起こる、ということだった。ある意味、片腹痛くもあるがRobert Scobleに感謝したい。ガンジーのような彼の抵抗方法がティッピングポイントになったのだと思う。

アップデート:Flickr、SixApart、Twitterのウェブディベロッパーも参加。

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(翻訳:Nobuko Fujieda)

Facebookとグーグル、PlaxoがDataPortability作業グループに参加
by Duncan Riley on 2008年1月9日

facebooklogo11.gifFacebookにここで1月4日(米国時間)FacebookにDataPortability Working Groupへの参加を呼びかけた時には、まさか招待に乗ってくれるとは思いもしなかった。今日(米国時間1/8)を境に従来みんながソーシャルネットワーキングのデータとロックインについて常識と思っていたことが全て変わる。FacebookとGoogleとPlaxoがみんな揃ってDataPortability Workgroupに参加したからだ。

GoogleとPlaxoの参加は前向きなサイン。でもこの2社はOpenSocialなどのプラットフォームで連携した前歴があるので、さほど重要ではない。やはり違いはFacebookの参加だろう。1月4日(米国時間)のエントリでマイケルは、Facebookから情報を引き出そうとしたPlaxoに対しFacebookが取ったスタンスを擁護するような内容のことを書いた。あの時は「Facebookにもメールアドレスを守る立派な理由がある。-ユーザーのプライバシーだ」という点を根拠に挙げている。今日、DataPortability Working Groupに加わることでFacebookはオープンな規格、オープンなアクセスを受け入れることになった。これまでクローズドな標準に閉じ篭っていたFacebookの立ち位置からは抜本的な変革となる。

このエントリ執筆に先立ちDataPortability Groupを率いるヘッドのChris Saadに話を聞いてみた(ChrisはFaraday MediaのCEO兼務)。丸24時間やり取りを繰り返した結果、各社から以下の3名が正式な代表者として作業グループに参加することが分かった。: Joseph Smarr (Plaxo)、Brad Fitzpatrick (Google)、Benjamin Ling (Facebook)。

DataPortability Workgroupでは既存のオープン標準とプロトコルを統合化する最善の実践法をドキュメントする「DataPortabilityレファレンスデザイン」の作成を積極的に進めている。このデザインをシステムに採用したアプリ、SNS、ウィジェットでは一つ残らず串刺しで友だちやメディアにアクセスが可能となる(←これが重要な部分)、そんな相互運用性の最大限確保に向けて。

Facebookのクローズドな標準をこき下ろす人なら今日に至るまで無数にいたし、その多くはおそらく理に適った主張だったのかもしれない。今日Facebookはオープンな標準とデータ・ポータビリティへの第1歩を踏み出す。これまでの恩讐はさておき、まずは門出を祝ってあげなくては。

Crunchbase: FacebookPlaxo

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(翻訳:satomi)