サンフランシスコに拠点を置くソーシャルネットワーク用ウィジェットプロバイダーのSlideが記録を更新した。レポートによると毎日100万件以上の新しいウィジェットを提供しているという。
Slideではウィジェットベースの写真のスライドショ-を提供しており、ユーザーはこれをMySpace、Facebook、Bebo、Friendsterなどさまざまなソーシャルネットワークサイトに埋め込むことができる。
Slideの後ろ盾は申し分ない。ファウンダーはPayPalの共同設立者Max Levchin、出資者にはMayfield Fund、Khosla Ventures、BlueRun Ventures、Founders Fundらが名を連ね、2006年11月のラウンドで$20M(2000万ドル)調達したと噂されている。
SlideのFacebookアプリだけでも、合計1000万人を超えるユーザーがいる。comScoreの報告によると、2007年4月時点で、Slideの月間ユニークビジター数は1億1700万とのこと。
Slideと直接競合するサービスには、RockYou、Flektor、Photobucketなどがある。。
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いちばん普及しているFacebookアプリケーションのいくつかは、バイラルなプロモーションにきわめて疑問の多い手管を使っている。実際、これに気付いたユーザーから多くの苦情が出ていた。今日(米国時間8/16)、Facebookはそのうちの最悪な例に対して阻止行動に出た。
アプリケーション開発者が新しいユーザーを獲得するためのインチキな手口には2通りある。1つは、ユーザーがアプリケーションをインストールすると、そのユーザー本人からはある見え方をするが、実は第三者に対しては違った見え方をさせる、というもの。ユーザーがあるアプリケーションがかっこいいと思ってインストールしたのに、他のユーザーには大きな黄色いボックスに「皆さんもこのアプリケーションをインストールしてください」というメッセージが表示されていたりする。
2番目の手口は、さらに悪質だが、最大のインストール数を誇るアプリケーションの開発者の多くが使ってきた。これは一種の「メッセージ詐欺」だ。典型的なやり口は、ユーザーがアプリケーションをインストールすると、そのユーザーは何もしていないのに、友達全員にウォール・メッセージとか、あるいは何かアンケートの依頼のメッセージが送られるというものだ。相手がそのメッセージを読もうとするとしかじかのアプリケーションをインストールしないと読めないという表示が出る。アプリケーションをインストールしてみると、本来のユーザーからのメッセージなどはなく、アンケートというのも「最初デートでキスするのはOK?」といったくだらない出来合いの質問があるだけ、ということを発見する破目になる。
Super Wall (RockYou製、 450万ユーザー)、My Questions (Slide製、69万ユーザー)、FunWall (Slide製、36万ユーザー)といった大所が皆この手を使っている。(そしてユーザーはこれらのアプリケーションに対するコメント欄で強く抗議している―このページに飛んで、下へスクロールしてみるとよい)
Facebook、反撃に出る
今日、とうとうFacebookはこの種の行為を阻止する措置を取った。第1の手口に対しては、アプリケーション構築のためのFBML〔Facebookマークアップ言語〕を今回1.1にバージョンアップした。これによって開発者はインストールしたユーザー自身が見えるのとは別の見え方をアプリケーションにさせることができなくなった。
Facebookプロフィール・ページのデザインの成功のカギの一つは、ユーザーが自分のページが訪問者にどう見えるか、常に正確に把握できるようにしておいたことにある。ユーザーが自分のプロフィールページにインストールしたアプリケーションが外部に対してどう見えるのか、開発者が設定した見え方と内容が把握できなければ、そのアプリケーションを正しく評価できず、ユーザーは外部に対して自分がどのような情報を発信しているのかを理解することができない。
ユーザーがプロフィールページの外部への見え方を信頼できなくなる原因となるようなFBMLが現在いくつかサポートされている。すなわち、fb:if-user-has-added-appなどを始めとする一連のfb-ifタグである。このようなタグがユーザーが知らないままに外部へメッセージを発信するために用いられている。大きな黄色いボックスに「このアプリケーションをインストールしてください!」などと表示されるのは、その例である。
本日以降、上記のタグはプロフィール用アプリケーションに用いることはできなくなる。われわれはFBMLをバージョン 1.1に統一していくつもりであり、下記のように新しく一連のfb:visible-to-というタグを追加した。
fb:visible-to-owner
fb:visible-to-friends
fb:visiible-to-user
fb:visible-to-added-app-users
fb:visible-to-app-users
Facebookは開発者に対し、ユーザーに誤解を招くようなメッセージの送信をブロックすることを表明した。 これによって SlideやRockYou、その他大勢によるニセのメッセージを使った大量のスパムがブロックされることになる。
この何週間か、われわれは一部の開発者がリンクのクリック、アプリケーションの追加その他の行動を取らせるためにユーザーに誤解を与えるような手段を用いていることに気付いていた。 大多数の開発者はルールに従って正当な手段を用いているのに、一部のものはルールを無視して、結果としてスパムを送信している。これに対し、ユーザーにニセのメッセージを送るなどして、さもなければ取らなかったであろう行動にユーザーを不当に誘い込んでいるような例を発見した場合、われわれはそういったニセのメッセージをブロックすることとした。つまるところ、アプリケーションが発信するメッセージが実際に発信者のユーザーの意思に基づくものであり、受け手を欺くことなく、自由な意思決定による行動を導くような性質のものであるかぎり、なんら心配する必要はない。 しかしながら、あるアプリケーションの発信するメッセージがブロックされるようなら、今で述べたような条件を満たしていない可能性が高い。このような場合、われわれは、他の開発者が採用している正しい手法について説明する用意がある。
Facebookはアプリケーション・プラットフォームをオープン化して以来、その管理を良くやってきたといえる。Facebookはアプリケーション開発者を育成する必要がある一方で、ユーザーの利益とサイト全体のセキュリティーを守られねばならない。今回行なわれた決定は、一部のアプリケーション開発者にはマイナスになるだろう。しかし、そういった開発者が行なってきたスパムの撒き散らしから一般ユーザーを守ろうとして取られた手段であることは明白だ。
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人々は、過去数ヵ月あまりの間に湧いて出た何千というFacebookアプリケーションを完全に現金化する方法を見つけることに躍起となっている。少なくとも3つの広告実験が立ち上がったが、これまでのところ一番有望なのは、RockYouだ。
bExchange

まず最初はFBExchangeから。これは90年代のLinkExchangeのアイデアのパクリだ。 Narendra Rocherolle、Julie DavidsonとNick Wilderの30Boxes Calendarチームが制作。よその広告を自分のFacebookアプリケーションに表示して信用をつけ、それを使って自分の広告をよそのアプリケーションにも表示するのに使うもの。これは自分のアプリケーションの露出を高めようとする、いかにも安っぽい、安易な方法で、バイラルのFacebookのマシンが期待通りに伸びてくれると期待するのは虫がよすぎる。詳しくはGigaOmを参照。この会社は、たったの2週間のライブで20万ドル分の予約を得たと主張している。
Lookery

シリアル起業家のScott Raferが設立したは、Facebookアプリケーションに的を絞った純粋な広告ネットワーク。ユーザーのかなり深い統計的データにアクセスできる利点を生かして、例えば、ニューヨークに住む20-25歳の女性といった、特性のはっきりしたユーザーをターゲットにした広告を出せることを売りにしている。理論的には広告料率は高くなるはずだ。このアイデアはよい。しかし、Facebookじたいが同等以上のデータにアクセスできるのでCPMの高い広告をある程度の規模で売るのはむずかしいだろう。Lokeryが成功するには大規模である必要があるので、最初は苦労しそうだ。Raferによれば、現在のところ、収入のすべてをコンテンツプロバイダに回しているが、あと一月あまりで軌道に乗せるという。
RockYou

RockYouは、彼らの広告ネットワークのアイデアをこっそりテストしていたが、これは「ユーザー」を他のアプリケーションに売るというものだ。彼らはこれまでにもFacebook上のバイラルアプリケーションで大成功を収めた実績がある。例えばSuper Wallアプリケーションは、300万人近いユーザーがおり、毎日数万人を新規に迎えてる。基本的にこれは、友達が伝言を残すのに便利な“壁”ということだ。Super Wallには、写真やビデオ、その他のリッチメディアを貼り付けることもできる。
彼らはSuper Wallのサードパーティ・アプリケーションを宣伝し、CPA(獲得ユーザー毎の課金)ベースで請求する。ユーザーがSuper Wallにサインアップする時に、追加の(広告主の)アプリケーションも欲しいかどうかを聞かれる。右のスクリーンショットを見て欲しい(クリックして拡大)。
実験はこれまでのところ非常にうまくいっている。CEOのLance Tokudaは今日私に、わずか4時間で3万ドルを稼いだと話してくれた。現在まださまざまな価格設定を試しているが、最低価格は、他のアプリケーションに獲得したユーザー一人当たり約30セントになりそうで、やがて1ドルまでは取れるようになると考えている。実質的なCPM(つまり1,000ページ毎の収入)は、20ドルの数倍になる、と彼は話している。これによってRockYouは、おそらくユーザーとページビューを金に変える方法を見つけた最初のFacebookアプリケーションということになるだろう。
Tokudaはまた、彼らがSuper WallのAPIの開発を完了し、他のアプリケーションがそこに機能を構築するためのフリーアクセスを提供していくと語った。これでピンとくると思うが、Facebookはもうプラットフォームと考えられているが、さらにSuper Wallがプラットフォームのプラットフォームとなろうとしているということだ。オンライン世界の進化速度の猛烈な速さについて真剣に考えるのが嫌になり、しばらくペースを落としたいという人間がいないのはいいことだ。それどころか、彼らは向こう見ずに再挑戦を繰り返す。そしてその中の一部が止まるのだ。
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MySpaceが最高$300M(3億ドル)でPhotobucketを買収する という今週のニュースは、ウィジェットの重要性、ことに写真、ビデオ関連でのウィジェットの重要性を浮き彫りにするものだった。
ユーザーはライバルのSlideとRockYouを利用すると、写真そのものや、コマとコマのの移り変わりにさまざま効果を加えたスライドショーを作成して、さらにMySpaceのプロフィールなどのページにエンベッドすることができる。これらのサービスは急成長中だ。新規参入のFlektorもこの分野で市場のパイを奪い取ろうと努力している。Flectorのツールは既存のライバルと十分に競争できる力があると思う。
Slide
Slideの成長ぶりは、最近の $20M(2千万ドル)前後と噂される 資金調達にも反映されている。Hitwiseのデータによれば、昨年は 2,000%のトラフィックの増加を記録している。
Slideによると、スライドショーのページビューは毎日1億5千万以上に上っているという。また毎日 20万のスライドショーが新たに制作されている。(プレスリリースが今日この後行われる予定)。
Flektor
スライドショー業界の注目の新規参入者はFlektorだ。まだ非公開ベータテストを終えたばかりでユーザー数が多くないにもかかわらず、すでに多数の企業が買収に関心を持っているという噂が聞こえてくる。
FlektorのファウンダーJason RubinとAndy Gavinは以前にゲーム開発会社 Naughty Dog (Crash Bandicoot[クラッシュバンディクー]、Jak Daxter [ジャックXダクスター ])を創立したことで知られている。Naughty Dogは2000年にSonyComputer Entertainmentに買収された。Rubinと Gavinは魅力的なユーザーインタフェースをデザインすることにかけてはエキスパートだ。そのためFlektorは、スライド作成や関連する機能の豊富さ、使いやすさでSlideやRockYouに比べて一世代先を行くサービスになっている。
最近Photobucketがローンチした新機能と同様、Flektorでは写真ばかりでなくビデオ、テキストを素材として、転移効果を含むさまざまな効果を加えてスライドショーを制作することができる。これはSlideとRockYouにはまだ存在しない機能だ。(SlideとRockYouはPhotoshopのフィルターのような効果処理をサポートしていないが、ユーザーは我慢するしかない)。われわれがテストしてみたところでは、Flektorのスライド制作ウィザードは、SlideやRockYouの同種の機能に比べてはるかに使いやすかった。スクリーンショットをクリックすると大きな画像が見られる。
SlideとRockYouは巨額に上る会社価値の評価が行われており、投機的な買収を目論むにはすでに遅い。Flektorはまったく新しい会社であり、古いスタートアップのように資金調達の過程で生じるやっかいな問題は存在しない。私の勘では(シリコンバレーに流れている噂もこれを裏書しているが)、Flectorはここ半年くらいの間にどこかのSNS、おそらくはMySpaceに対抗するためにできる限り多くのツールを集めようとしている現在急成長中の新顔によって買収されるのではないだろうか。
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RockYouの資金調達の詳細に関する続報がリークされているが、会社や以前のインベスターからの確認はまだとれていない。会社に近い筋によると、この第2ラウンドでは$11M(1100万ドル)を調達し、その大部分もしくは全部がヨーロッパのインベスターのPartechからだという。同社は前回Sequoia CapitalとLightspeed Venture Partnersから$1.5M(150万ドル)調達している。
部外者はRockYouについて口を揃えて、昨年大規模な調達をしたSlideに次ぐ2番手と評している。しかしインベスターのひとりであるLightspeedのパートナーJeremy Liewは、私たちの前回の記事へのコメントで、RockYouは実際にはSlideよりも規模が大きいと反論(記事本文の日本語版はこちら)している。
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写真のウィジェットを提供しているRockYouが大型の資金調達ラウンドを完了させたという情報が複数のソースからわれわれのもとに届いている。 (ただし、RockYouからの正式確認は取れていない)。未確認の数字だが、調達金額は$10+M(1000万ドル以上)、バリュエーション(企業価値の評価額)は$50+M(5000万ドル以上)ということだ。これは昨年、ライバルSlideが調達した金額に見合うものだ。RockYouはこれ以前に$1.5M(150万ドル)をSequoia CapitalとLightspeed Venture Partnersから調達している。
トラフィックから見ればSlideが文句なくこの分野のリーダーだが、最新のFlashベースのツールを提供しているのはPhotoBucketで、写真だけでなくビデオや音楽を含めたスライドショーが制作できる。 (RockYouとSlideも近々この機能をローンチするだろう)。最近、もうひとつのライバルFilmLoopはTechCrunch DeadPool入りした。最大の投資家ComVenturesにバスの前に放り出されたため。
RockYouは昨年、このサービスを立ち上げる際の知的所有権をめぐって法律的争いに巻き込まれていた。
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いよいよ今日(米国時間2/4)はスーパーボウルXLI(Wikipedia意味)。世界の何億という人がジャンクフードを食べ、ビールを飲みながら年間最高のTVコマーシャルを、フットボールに時々中断されながら見る。
ゲーム中の30秒スポット枠の$2.5M(250万ドル)が払えないスタートアップ6社(Meebo、Meez、Multipy、Plaxo、RockYou、Technorati)が共同で低予算「スーパーボウル」CMを作ってYouTubeに載せている。かなりよくできているものも、そうでもないものもある。下に全部のCMを載せて、どれが一番いいか投票してもらうことにした。
ところで、去年の本物のスーパーボウルCMは、今でもGoogle Videoのvideo.google.com/superbowl.htmlにある。明日には今年のスーパーボウルCMに置き替わるだろうと思う。Yahooも、ゲームが開始されれば本物のスーパーボウルCMをYahoo Videoで流す予定だ。
私のお気に入りの「スタートアップ」CMはTechnorati、ただし、お気に入りの映画の一部を使ってズルをしている。PlaxoとMeeobが同着2位。
CMとアンケートはこの下。上から順にMeemo、Meez、Multiply、Plaxo、RockYou、Technorati。
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