こういうことに注意を払っているわれわれのような人間にとって、最近の SimplyHiredのトラフィックがCompeteやAlexaの統計で急上昇しているのは注目に値する。 4月から、どちらの統計も劇的なトラフィックの上昇を記録している。右の表を参照。(クリックすると拡大する)。それにさらに重要なことに、SimplyHiredは従来ユーザーでもトラフィックでも後塵を拝して来たライバルのIndeedを抜いたとされる。
しかし、これには問題がある。Comscoreのデータにはそんな伸びが少しも見られないのだ。Indeedが依然としてSimply Hiredをユニーク訪問者ではるかに引き離している。Comscoreのデータは記事の下に載せておいた。
この食い違いの原因としてこういったことが想像できる―Simply Hiredが最近大量の「ポップアンダー」広告をWhenUから購入しはじめたというのだ。 Comscoreはこの「プッシュ」トラフィックを除外しているとしているが、AlexaとCompeteは対策していないのではないか?
WhenUは一般に完全なマルウェア と認識されている。WhenUに感染してしまったユーザーは除去のために苦労している。ウェブ上にはWhenUの除去方法を教えるための掲示板のスレッドがたくさん開設されている。
そこで、Simply HiredはWhenUと何か関係を持っているのか、持っているとしたら、なぜ? という疑問が湧いてくる。単にある種の統計サービスのランキングをいくらか上げるためだけの目的だったのだろうか? 私はメールで質問を送ってあり、回答を待っているところだ。

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今日(米国時間5/4)、Googleが 求職検索エンジンのSimply Hiredと買収交渉に入ったという噂が流れた。Global Equity Researchの調査アナリストTrip Chowdryが最初に言及、その後Alarm:Clockでもこの話が取り上げられた。
私はSimply Hiredの社長、Dion Limと話したが、彼は「わが社に対してはいろいろな企業が興味を示している」と認めた。しかし噂になっている問題については直接の回答を避けた。
Simply Hiredは最近$13.5M(1350万ドル)をNewsCorpから調達している。この際の資金調達後の会社の評価額は、$40M(4000万ドル)を下回る程度だったという噂だ。同社が調達した資金の総額は$17.7M(1770万ドル)。Limによれば、NewsCorpは第三者によるSimply Hiredの買収を阻止できないという。
Simply HiredはNew York Timesが一部出資しているライバルの求職検索エンジンIndeedと競争を繰り広げている。
Comscoreのデータによると、Indeedの方がSimply Hiredよりずっと大きく、月間230万のユニーク訪問者があるのに対して、Simply Hiredは月間50万に止まっている。ただしComscoreのデータはSimply HiredがMySpaceとLinkedInと結んでいる大規模な配信契約によるトラフィックを反映していない。下にグラフを載せた。

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私が去年の8月、オープンネットワーク的な求人掲示板が必要だと書いてから、かなりの変化が起きている。ただし私の期待する方向にではないのだが。
求人掲示板はテクノロジー系ブログに付き物だ。われわれのところにも1つあるし、その他無数に生まれている。テクノロジー系ブログの求人掲示板のメリットは、最新の技術動向に通じている良質な人材が読んでいるはず、というものだ。そこに求人広告を出せば、必要な相手だけに見てもらうことができ、CraigslistやMonster.comのような一般的求人サイトに出した場合のように不適な相手からの履歴書が無数に舞い込むということにならずにすむ。
われわれが求人掲示板を開設したときにはすぐに使える既製品がなかったため、自前で作った。プログラマーを雇って2千ドルでコーディングしてもらい、Paypalのアカウントを作って、すぐにスタートさせた。ちらほらバグもあったが、まず順調に運営されている。
しかし今や求人掲示板のパッケージサービスは少なくとも2つあり、近々もう一つ増えるようだ。 Job ThreadはRead/Write Webの掲示板を含めて多数のブログの求職掲示板をサポートしている。Job Threadは広告掲載料の50%を取る。ブログ運営者は広告掲載料を自由に設定できる。
今朝(1/24)、SimplyHiredはJob ThreadのライバルとなるJob-a-maticというサービスをローンチした。Job Threadと同様ブログ運営者は料金を自由に設定でき、SimplyHiredが50%を取る。Simply Hiredではまた運営者は求人広告以外の広告も掲載でき、この場合Simply Hiredは収入の30%を取る。どうやら多くの有力ブロガーがこのサービスを評価したようだ。Guy Kawasaki、Om Malik、Jeff Jarvis、O’Reilly、John Battelleなどがすでに顧客となると発表されている。(Omは自前で開発したシステムを捨てて加わった)。
昨日、Edgeio (私は同社の株式の一部を所有している )も Marketplacesという同様のサービスを発表した。Edgeioのサービスでは、ユーザーは求人専門の掲示板を設置することも、Craigslistタイプの総合案内広告サイトを設置することもできる。このサービスでは運営者から徴収する手数料は他より安く、全広告料収入の20%だけだ。
Simply HiredとEdgeioのアプローチが正しいと私は思う。この両社はサービスを提供する個々のブログの求人掲示場の情報を統合して自社の検索エンジンで検索できるようにしている。これは出稿者にとってはきわめて大きな価値がある。Job Thread はこのような情報の統合は行っていない。
しかし、もっと高い価値を生む方法、私が8月のCrunch Noteで提案した方法は少し違っている。簡単に求人掲示板を設置できるツールは、自前で作るのに数千ドルも使いたくないブロガーにとって便利なものであることは確かだ。しかしこれはいたるところにニッチな掲示板が乱立するという、現在すでに存在する問題をさらに悪化させるだけだ。そうではなくて、私が実現させたいのは、テクノロジー系ブロガー全員が共有でき、誰でも参加できて、収入は実績に応じて按分比例で分配されるような単一の求人掲示板なのだ。TechCrunchやVentureBeatやGigaOmやGuy Kawasakiやその他のブログがそれぞれに独自の掲示板を持ち、データを孤立したサイロに入れて置かなければならない理由などない。今のところこのような統合はまだSimplyHiredやEdgeioのレベルどまりで、地球上のありとあらゆるわれわれにはあまり興味のない案内広告といっしょくたになっている。まだどのサービスもこの統合掲示板という計画を発表していない。私はEdgeioにこういったサービスを始めるよう働きかけている。、もしそれが実現するなら、私はCrunchBoardの自前のバックエンドシステムを捨て加わってもいいと考えている。SimplyHiredとJobThreadについても同様だ。単一の大きな求人検索エンジンのもとにミニネットワークを作ろうではないか。広告主、求職者、ブロガーすべての関係者の利益になるはずである。
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NY市に本社のある「Indeed.com」はニッチな検索エンジン。提携でさらに“Mamma Careers”をパワーアップする。こんなの報道するタイミングでないことぐらい言われなくても分かっている。でもこれで一番のライバル「SimplyHired」と並んで同社も提携の浮かれ騒ぎに入ってしまったことになる。
SimplyHiredはMySpace JobsやLinkedIn Jobs(ほかにも沢山あるが)を動かす技術。IndeedもSimplyHiredもジョブ検索機能を導入するようウェブと提携獲得に躍起だ。雇用主は自社URLを求人一覧に登録できるが、個別の求人情報はIndeedもSimplyHiredも直接登録できない。この部分はまだYahoo! HotJobs、Monster.com、CareerBuilder の持ち場ということか。
求人広告といえば新聞と長年相場が決まっていた。そこに現れたのが求人転職サイトやCraigslist。オンラインでも電子サービスで同じことが可能になった。今ではバーティカルジョブサーチ(Google Baseなど)を使えばネットの求人情報も瞬時にアグリゲートして投稿ごとにインデックスすることができる。
さらに今度はソーシャルネットワーキングである。オンラインのジョブ検索の進化の次段階はきっと、ともだちに仕事を紹介したりできるソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の中で起こるような気がする。今はまだFacebookも Friendsterもジョブサーチの機能はないけども、将来は提携の可能性も出てきそうだ。
Jobsterは大きな資金の後ろ盾がついたスタートアップ。求職活動のプロセスにソーシャルネットワーキングの側面を取り入れることに注力している。ネットのジョブ検索に“革命”をもたらすことを目指す企業はもう一つ。あまり名前は知られてないがitzBigという会社だ。聞いたところによれば投資銀行が資金を提供しており、経営陣はCEOのHank Stringer (Hire.comファウンダー)と会長のJim Hammock (Hire.com元会長兼CEO)という。
オンラインの就職求人サイトは誕生から今年で10周年を迎えたが、 職を探す人の求職活動と人材を探すリクルーターの就職求人活動を改善するという部分では始まった当初と大して変わらない。リクルーターはいまだに山ほどあるレジュメに目を通さなくてはならないし(書式もまちまち)、就職活動する方はする方でマルチレベルマーケティングの詐欺とゴミの海から情報を探し出さな くてはならない。
正直言ってオンラインの仕事探しほど頭にくるものはない。IndeedとSimplyHiredは全就職情報をひとつの検索にアグリゲートしたことで就職サービスを新たな段階に引き上げた。でも、こちらとしてはもっと企業が前面に出てきてeHarmonyのようなジョブ市場を実現してくれた方がうれしい。就職希望者が15分から30分の面接試験を受け、自己申告の技能をテストしてもらったり、リクルーターも就職に求める技能をリスト出しして、その中でも特に重要な職能のはどれなのか、分かるかたちでランク付けできたら良いと思う。
LinkedInのようなラインでソーシャルネットワーキング的側面を導入していけば、一般の人も友だちに仕事を紹介できるので大いに助かる。 Yahoo!ならHotJobsを自社の360サービスに 統合できるはずだし、Monster.comならFacebook APIと統合すればソーシャルネットワーキングにも対応できる。 IACは買収を終わりにしたようだけど、同社の巨大な消費者ポートフォリオに加えるとするなら就職求人サイトだろう。傘下のAsk.comではまだバーティカルジョブサーチの機能を提供していないし、買うとするならIndeedかSimplyHired辺りだろうか?
編集者より: 本稿はゲストのSteve Polandが執筆した。SteveはVested Venturesファウンダー兼ウェブ戦略コンサルタント。同社はウェブコンサルティングとネットマーケティング、ハイエンドのカスタムウェブ開発が専門の会社。
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