昨年はウィジェットが大流行 だった。そして今年はそれに拍車がかかっている。ウィジェットを作って配布するプラットホームWidgetbox は、Quantcast によれば、先月のウィジェット使用総回数が全世界で5億だった。Widgetboxによれば、その多くは、毎月自分のブログにウィジェットを埋め込む数十万のサイトや、Widgetboxのウィジェットギャラリーを組み込んでいる提携サイトの上で生じている。
しかしそれでも、Widgetboxやそれと競合するRockYou (Quantcastによると先月の使用総回数は95億回)などは、ウィジェットメーカーとして小粒なほうだ。Widgetboxよりずっと大きいと思われるClearspring については、残念ながらQuantcastのデータがない。comScoreによると、Clearspringのウィジェットのユニークビジター数は2009年の4月で5億2000万だった。
Slideの設立者Max Levchin がWeb 2.0サミットにて「The Platform Advantage」というパネルを開始したところ。参加者にはGoogleのVic Gundotra 、マイクロソフトのDavid Treadwell 、MySpaceのAmit Kapur 、およびFacebookのElliot Schrage らが顔を揃えている。
パネルはプラットフォームの定義に関する議論や、それぞれの企業がこの分野で行っていることについての話で幕を開けた。Kapurはプラットフォームを定義して、まずコアとなる部分があり、アプリケーション構築のためのツールが存在し、広告ネットワークによって収益化を計る生態系を成り立たせるものだと話す。あわせてKapurはMySpaceで間もなく支払いプラットフォームおよび仮想グッズのプラットフォームを立ち上げることについても言及している。
友だちではない 人たちのプロフィール情報を露出し過ぎるとして、FacebookがSlide で一番人気のアプリのひとつ「Top Friends」をSNSから一時利用停止 にした件で、Slideはやっぱり心証を悪くしていたようだ。
本日(米国時間7/23)のF8デベロッパーカンファレンス 開催前にSlide社CEO Max Levchinをつかまえて、Facebookはどうしたらデベロッパーたちの生活を楽にしてあげることができるのか尋ねてみた。 予想通り、やっていいことと悪いことの区別をもっとはっきりルールで示してもらいたい、Facebookとアプリデベロッパー間でよりフォーマルな契約に基づく提携も実現できたら有難い、という返事だった(Facebookは3階層別の提携システムを本日発表するが、Facebookに警察みたいな行動を促した問題を起こしたこともあって、Slideは“推奨”パートナーに入れない可能性もある)。
Slides戦略VPのKeith Raboisはさらに踏み込んで、Facebookがこのままアプリ企業各社の基盤となる土台を動かし続けるなら、その生存を脅かしかねない、と警告した。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、Facebook最大のアプリプロバイダから出た言葉だけに、無視できない重みがある。
PayPal共同ファウンダーのひとりでもあるLevchinはまた、iPhoneみたいにデベロッパーがアプリに課金できるよう、Facebookにも万国共通で使える決済システムが是非とも必要だと考えている。問題はFacebookアプリにお金を出したがる人がいるかどうか、だ。
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(翻訳:satomi)
Facebook はユーザーへの迷惑な振る舞いが限度を超えたアプリケーションに対し取り締り を続行中だ。先週はSlide の「Top Friends」というアプリが短時間だが、シャットアウトされた 。その後、Facebookはこれもユーザーの多いアプリ「Social Me」を一時作動停止した 。
今回のターゲットはSlideのライバル、RockYou の代表的なアプリ、「Super Wall」だ。このアプリは大量のスパム・コンテンツを送りつけてくる傾向があった。ただし、FacebookはSuper Wallをいきなり全面的にシャットアウトするのではなく、他のユーザーへの招待や通知といったバイラルな機能を停止するに止めた。
この効果は目を見張るものがある。1月前にSuper Wallには毎日平均240万のユーザーがいた。今日はこの数字が60万に急減している 。
RockYouのCEO、Lance Tokuda は、FacebookがSuper Wallの一部機能を停止したことを確認した上で、現在Facebookと問題の解決に向けて話し合っており、すぐに復旧するものと期待していると述べた。
Super Wallの運命がどうなるにせよ、一つはっきりしていることがある。Facebookは新しいユーザーを獲得するためになりふりかまわぬ振る舞いをするアプリケーションの取り締りに真剣に取り組んでいる。
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(翻訳:Namekawa, U)
1月にSlide は収益を得始める前のスタートアップとしては、かなり大きな資金調達をやり遂げた。$50M(5千万ドル) を集めて評価額を5億ドル とした。これは、悪くない。
これを受けて、同種のサービスを提供するRockYou も巨額のラウンドを行うだろうと聞いても誰も驚きはしなかった。そしてその期待通り、RockYouは本日(米国時間6/9)、DCM が主導する$35M(3500万ドル) のシリーズCラウンドを発表した。Sequoia Capital、Lightspeed Ventures、およびFirst Round Capitalなど前回の投資家たちは参加していない様子。RockYouはここ2回のラウンドで$16.5M(1650万ドル) を集め、総額を$51.5M(5150万ドル)とした。
RockYouは、Facebook上でSlideに続いて2番目に人気のあるアプリケーション作成会社だ。同社のウィジェットはウェブ上で月間8750万の人に閲覧されているとのこと(Slideは6370万)。同社はOpenSocialのアプリケーションも提供しており、これは1000万のインストール実績を持つという。RockYouはウィジェット上に表示されるソーシャルネットワーク用広告を販売している。月間27億のページビューを誇り、広告媒体として魅力的な存在だ。
あとは、閲覧する人々にどうしたらもっとクリックしてもらうことができるかに焦点を絞っていくことだ。
同種サービスを提供するこの両者間の緊張状態は、かなり派手なやりあいともなっている。Sarah Lacyは著書 の中で、一方が新たなアプリケーションを開発したときに、もう一方が数時間で追随するやり方について触れている。
SlideとRockYou間の争いは、双方でことを大きくし、他方のプロダクトを略奪しようとする非常に厄介なものとなっている。眼前の敵はSlideに(取りあえず現在のところ)RockYouを叩きのめすことに集中させることになった。
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(翻訳:Maeda, H)
Slide は奇妙なWeb 2.0企業だ。おそらく同社で最も興味深いのは創設者のMax Levchin だろう。彼はPayPalの共同設立者で、New York Times紙上で仕事中毒だといわれている 人物だ。
FacebookやMySpaceなどのための、次から次へと作られる 面白いけれども平凡なウィジェットとソーシャルネットワークアプリケーションからなる同社の事業そのものは、それほど魅力的ではない。
しかし、製品がコンピュータに詳しい人にアピールしようとしまいと、ソーシャルネットワークそのものが効率よく金を稼ごうと苦労しているこのご時勢にあって、同社にはソーシャルネットワークで金儲けをする才能が間違いなくあるようだ。そうでなければ、どうやってこのスタートアップがすごいバリュエーション を誇っていることを証明できるだろう?
Slideの収入は全て、主にFacebookアプリケーションを通じたブランド広告から来ている(Levchinは消費者への直販にも興味があることを示唆した が)。販売努力にてこ入れするため、同社はニューヨークに第二オフィスを開設することを決めた。広告主の70%はニューヨークにいると同社は考えているのだ。80人の従業員(そのほとんどが開発者)を抱えるサンフランシスコ本社とは違い、ニューヨークのオフィスは元AOLのナショナル・セールス・ディレクターJason Bitensky率いるセールスチームで構成されることになっている。
私は、そのオフィスのオープンを、アプリケーションでどうやってSlideがお金を稼ぐのかと営業開発のVPのKeith Raboisに質問するいい機会だと考えた。Raboisは、Slideはフォーチュン50の企業を主なターゲットとし、(成果ベースの広告やCPIはせずに)ほぼCPMベースに限定して広告スペースを販売するのだと説明してくれた。
Slideの広告主は、エンターテイメント、一般消費材、モバイルのだいたいに3つに分けられる。エンターテイメント部門には全てのメジャーな映画スタジオが、一般消費材の企業にはConAgraなどの大企業が含まれている。また、モバイルの広告主にはハードウェアサイド(Palm)とネットワークサイド(AT&T)の両方がある。
Slideのキャンペーンは、FunWall、SuperPoke、Top Friendsという3つの主要なFacebookアプリケーションにまたがっている。そして、そのそれぞれが独自の広告特性を持っている。FunWallはプレミアCPMでスポンサーのビデオを流し、SuperPokeはスポンサーのアクション(新しいインディ・ジョーンズの映画用のムチ打ちなど)を備え、Top Friendsはソーシャルネットワークのページ上にビデオを重ねる、というものだ。
RockYouはSlideの大きなライバルとよくいわれる が、消費者の視点から見れば、その2つの製品の違いはほとんどない。ところがRaboisは、Slideが収入を得るストラテジーは相当違っている、と断言する。RockYouはCPIと広告ネットワーク契約で儲けているが、RaboisはSlideを目前でブランドを取り込もうとしているYahooのライバルと位置付けているのだ。
現在Slideには合計5人のセールススタッフがいる。それ以外は、さらに開発努力をしお金を稼いでいく過程で増やしていくという。
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(翻訳:Megumi H.)
紹介するWatercooler は、Facebook、MySpace、Bebo、Hi5、Friendsterといったおなじみのソーシャルネットワーク用の、スポーツチームやテレビ番組のファンが集うためのアプリケーションを開発するスタートアップだ。
カリフォルニア州Mountain Viewに拠点を置くこの会社は、昨年9月に、これまで公表されていなかったが$4M(400万ドル)をシリーズAファンディングでCanaan Partnersから調達していた。同社は2007年7月からFacebookアプリケーションの開発を続けているが、つい最近企業サイトを立ち上げ、自社の取り組みに統一された入口を設けた。
“Watercooler”の名前は、Slide やRockYou 、SGN やZynga といった有名どころのアプリケーションデベロッパーとは結び付かかもしれないが、同社はこれまでに700以上のコミュニティー作成用アプリを作ってきた。Watercoolerは、インストール数とアクティブユーザー数によって、Adonomics のFacebookデベロッパー上位リストの9位につけている。
Watercoolerのアプリは、特定の番組やチームに焦点を絞り、ファンが最近の出来事について語り合ったり、写真を共有したりクイズに答えたりする場を提供している。さらに、このアプリケーション同志でもやりとりができるため、ライバルのグループ、それも別の対応ソーシャルネットワークとも接続することができる。このプラットホームを使うことによって、企業は、特定の番組やチーム用にカスタマイズされたアプリケーションを非常に早く開発することができる。
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(翻訳:Nob Takahashi)
プライベートカンパニーの評価を行うのは、インサイダーおよび経営情報のすべてにアクセスできるベンチャーキャピタルにとってすら非常に難しいことだ。それを外部の人間が行う場合、たとえ十分な情報が開示されていたとしても、アテモノのようになってしまうこともある。とはいえ、それがシリコンバレーに集う人々の間でもっとも人気のあるゲームのひとつであるらしい。
本日(米国時間4/28)、Silicon Alley InsiderのHenry Blodget & Co.が25のプライベートカンパニーの評価を試みた。リストのトップにあるのはFacebook 。しかしMicrosoftが評価した$15B(150億ドル)を下回る$9B(90億ドル)の評価となっている。なぜか? それはもちろん$15Bの評価が高すぎるのが明らかだからだ。それでSAIはFacebookの2008年の収益見込みの$350M(3億5千万ドル)を25倍して、企業価値と見なした。これで評価額は妥当なものになったか? おそらくなっていない。ただ、実際に市場での価格表かが為されていない以上、誰でも好きな値段をつけることができる。
このことは他のSAI25リスト についても同様だ。リストではWikipediaが$7B(70億ドル)、Craiglistが$5B(50億ドル)、Mozillaが$4B(40億ドル)、LinkedInが$1.3B(13億ドル)、Ningが$560M(5億6千万ドル)、RockYouが$325M(3億2500万ドル)、Sport Runnerが$250M(2億5千万ドル)と評価されている。上位5つのうち3つ(Wikipedia、Craiglist、Mozilla)が、非常に価値のある資産を持ちつつ、基本的に非営利で運営しているのは注目に値する。それら3社に対する評価は、利益の最大化を目指す観点から運営した場合に、どれだけの価値を持ち得るかというという点から為されている。もちろんこれは、利用者の反応にも影響を与える話で、そしてそれが企業価値の算出にも影響を与える。
このリストには他の25のスタートアップが掲載されており、Federated Mediaが$245M(2億4500万ドル)、Yelpが$225M(2億2500万ドル)、Meeboが$220M(2億2千万ドル)、Mahaloが$150M(1億5千万ドル)、Diggが$125M(1億2500万ドル)、Etsyが$115M(1億1500万ドル)、Powersetが$80M(8千万ドル)およびTwitterが$75M(7500万ドル)などとなっている。全体のリストはここ にあり、Nasdaqに応じて20分毎に動的に更新されている(但し、Nasdaqとどのように連動しているのか、詳細には明かされていない)。
ここに掲載される評価のいくつかは、他で為されているものより価値がある。いくつかについては無価値だ。たとえばSAIは、我々がレポートした$200Mでの買収の噂 と、Kara Swisherによる$60-$80Mの評価の「足して2で割る」方式でDiggを$125Mと評価 している。2つの噂を足して2で割る方式が、財務分析に基づく評価と同じ価値を持つことはあり得ない。
しかしだからどうなんだ? SAIもリストが完璧じゃなく、作業中のものだと認めている。数字にあまりこだわるのは利口なやり方とは言えない。評価されているスターとアップの間の、評価の違いについて考える出発点として役に立つと思われる。Meeboは本当にTwitterが持つ価値 の3倍なのだろうか? NingはSlideと同じだけの価値を持つのか? さて、アテモノゲームを始めよう。
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(翻訳:Maeda, H)
Slideが出しているアプリ「Funwall App」について書かれたレビュー複数が社員たちが書いたヤラセであることが発覚、Facebookから削除された。
最近は偽レビューも当たり前に横行しているが、大体の会社は足がつかぬようカバーする程度には頭が回る。ところが逆にSlide社員たちの場合は、Slideが企業として持っているFacebookネットワークのアカウントから堂々と投稿していたのである。
Facebookのこちらのスレ からサンプルを何個か抜いてみよう。
5ツ星
もうこれなしじゃ生きていけない!
by Sohyen Claire Kim at 2:12pm on January 30th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw
超すばらしいFunWallアプリで、みんなも遊べるよ!!!!
強力にオススメします!!!! ビッグ・スマイル
5ツ星
ファンタスティックなアプリ!!
by Mayumi Yoshida at 1:44pm on February 1st, 2008(←日本人社員?…ご苦労さまです…)
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw
FunWallにすっかり夢中!! Youtubeのビデオも、グリーティングカードも、いい感じの写真とか、面白エントリも置けるし…超便利で病みつきになりますよ!!
あと、友だちから面白いもの送られてきたら転送できるんですけど、このやり方もものすごく気に入ってます!!
FunWall、ばんざーい!! ウォール楽しくするならマジでこれ以上のものないです!
5ツ星
すげー!
by Adora SlideEleven at 6:41pm on February 16th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw
最高です。
5ツ星
サイコーに気に入ってます!
by Adora SlideEight at 1:15am on February 17th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw
特にこの「Adora Slidexxx」というハンドルがまた、よくありがちなタッチですな。Slideは偽レビューでFacebookをスパム化してるだけでなく、 偽名で偽アカウントを作っていた。もっと驚くのは法人限定のFacebookグループに偽アカウントを追加していたことだ(この“Adora”という名前はSlideのシニア製品マネージャーAdora Cheungから取ったもの)。
Slide Incの偽アカウント全リストはここ 。何ページにも渡り、偽アカウントが出てくる。これはFacebookのサービス利用規約(TOS)にも抵触する行為だ。
この同じスレッドでMikePがうまいことまとめている。「Slideが自社製品のレビュー専用の板に偽レビュー書いてたのは最高に笑えるね! これって$500M(5億ドル)の価値のある会社のすることかな?」
これが賢明と考えたSlideの精鋭たちに以下の歌を捧げよう。:
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(翻訳:satomi)
今週、Dow JonesのVentureSourceがアメリカにおけるWeb 2.0関係の投資案件についてのデータを発表した。それを元に私が表にしてみたのでご覧いただきたい。上に掲げた最初の表はここ10年でウェブ2.0のスタートアップに投資された金額をまとめたもの。2007年にベンチャーキャピタルは$1.34B(13億4千万ドル)と記録的なペースでWeb 2.0への投資を行っている。この額は2006年の$716(7億1600万ドル)から 88%のアップとなった。
しかしそれでは Web 2.0投資は去年がピークだったのだろうか? Facebookが集めた$300M(3億ドル)を差し引くと、投資総額の伸びは46%と、2006年の132%の伸びに比べて非常に低い水準となる。上の表の投資額は2001年の分から順次、$68M(6800万ドル)、$29M(2900万ドル)、 $79M(7900万ドル)、 $232M(2億3200万ドル)、 $716M(7億1600万ドル万ドル)、 $1.343B(13億4300万ドル)。
投資案件の数も低下している。昨年のアメリカにおけるWeb2.0案件の数は178件だったが、 これは対前年比にして25%の増加にしかすぎない。それまでの4年間はずっと対前年比が2倍以上だった。シリコンバレーだけを見ると、案件数は実際74件から69件とドロップしている。
2007年には投資額の中央値は$5M(500万ドル)と22%アップした。投資前会社評価額の中央値は$10M(1千万ドル)と66%のアップ。(2006年の600万ドルから)。投資額と会社価値評価額はいずれも全分野を通してのベンチャー投資からくらべると平均以下だ。(それぞれ$760万ドルと1600万ドル)。
最後に2007年の大型案件の一部をリストにしてみた。これには Facebook、 Ning、 Zillow、 Veoh、 MyStrands、Hi5に対するものが含まれている。Slideへの$50M(5千万)ドル は、実施が2007年だったので除外。
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(翻訳:Namekawa、 U)
投資銀行家のMichael Montgomery だが、もしこのVentureBeatの記事が本当なら 、テクノロジー専門のバンカーとしてまだまだ手腕があるところを証明できるチャンスがありそうだ。噂というのは、MeeboがMontgomery & Co を代理人に雇い、Meeboの企業価値をなんと$250M(2億5千万ドル)に評価した資金調達ラウンドを行わせようとしているというもの。
もしこれに成功すればMeeboの価値は最近Slideに説きつけられて市場が付けた価格、$500M(5億ドル) の半額ということになる。Slideにこの値段を付けるため陰で働いたのがMontgomery & Co. のライバル、Allen & Co.だった。
実際、Allen & Co.は最近のホットなスタートアップを残らず代理しているような印象を与える。そのSlideの巨額の価値評価を引き出したのもそうだし、最近のBeboのAOLによる買収 、 現在も継続していDiggの売却交渉 、等々。これに対してMontgomeryはこの間、Technoratiの最近の資金調達と売却の試み のようなもっと地味な案件に関わってきた。もしMontgomeryがMeeboの件を首尾よくまとめることができれば、シリコンバレーのスタートアップは大規模な取引でAllen & Co.ばかりを頼りにするということがなくなるかもしれない。
果たしてMeeboはSlideの半分の価値があるだろうか? 正直に言うと、私はSlide自身がSlideの半分の価値があるかどうかも怪しいと思っている。しかし、Meeboは潜在的にはもっと面白いプラットフォーム ではある。Meeboはさまざまなアプリケーションと完全に同期して稼動するチャットの世界を作りあげた。たとえばオンライン・ゲームなどはMeeboの世界にちょうどぴったりフィット するはず。
しかしComscoreによると、Meeboは月間わずか460万のユニーク訪問者しかないとう。会社の価値を2億5千万ドルに評価すると、訪問者1人あたり$54の計算になる。これはComscoreによると2200万の訪問者があるBeboにAOLが支払った額が1人あたり$39だったから、それより相当高いことになる。私は今回の資金調達がまとまる前に評価額はあと、1、2段階落とさざるを得ないのではないかと思っている。しかし、そうではなく、Montgomeryがいい仕事をして投資者を説得し、この条件での資金調達に誘い込むのに成功するかもしれない。
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(翻訳:Namekawa, U)
月曜日にAOLはサンデェゴのスタートアップ、Goowy の買収を発表する。同社は2004年後半に創立され、2005年後半にサービスをローンチした。実はその場所は私のリビングルームだった。(われわれはGoowy、Meebo、Sphereその他、ローンチするスタートアップを集めてTechCrunchパーティーを開いたのだ)。買収額は明らかにされていない。
Goowyの最初のサービスはFlashベースのウェブトップ、あるいはもうひとつのOS だった。その後ウィジェット分野に進出して、 YourMinisを始めた が、これがAOLの買収の決め手となるサービスに成長した。
AOLのソーシャルメディア、メッセージ、ホームページ担当上級副社長David Liuは「この買収については9ヶ月前から検討を重ねてきたが、GoowyのテクノロジーをAOLのユーザー向けサービス(ウィジェット化)とPlatform A 広告ネットワークの双方で利用することを決断した。 ウィジェット広告の分野でPlatform Aから画期的な新しい広告サービスが近々発表される予定だ」と語った。
これはGoowyのファウンダーでCEOのAlex Bardとそのチームにとって大勝利だ。Alexは何年も無駄を省いた経営をしてきた。現在でも従業員はわずか6人、資金調達は1度だけ 、2006年4月にMark Cubanからものだけだ。(金額は明らかにされていないが、ほぼ間違いなく$1M〔100万ドル〕以下のはず)。AlexによるとGoowyチームは、少なくとも当面は、San Diegoで活動を続けるという。
ウィジェット広告マーケットでGoowyのライバルとなるスタートアップには以下の各社が含まれる。 Widgetbox 、ClearSpring 、Gigya など。またVideoEgg 、Slide 、RockYou ともこの分野で競うことになる。
AOLはこのところ有望なスタートアップの買収に余念がない。たとえば昨年の11月にはイスラエルのYedda を買収している。
CrunchBase: Goowy
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(翻訳:Namekawa, U)
Facebookをはじめとして、SNSの広告単価はあまり高くないのが普通だ。FacebookとBebo内のアプリケーションを対象にした広告ネットワークのスタートアップ、Lookery がこのほど新しくCPMで12.5セントの広告料金を保証するキャンペーンを始めた。このプロモーションは4月末まで続けられるということだが、この価格はおそらくLookeryが受け取るFacebookでの広告料の原価にちかいのではないかと思われる。CPMあたり2セントを広告を掲載の経費として加えると約15セント/CPMとなるが、これはFacebookへの広告料金の大半の平均的なところではないかと思う。Lookeryの引き受けている広告もほとんどがこのあたりにあるはず。
Lookeryは〔利益がでなくてもかまわずに〕シェアを取ろうとしているのだろう。この料金を保証することで、アプリケーションの運営者にアピールし、昨年12月の1億7千万インプレッションから、一気に10億インプレッションの大台を確保しようと狙っているようだ。LookeryはSlide、RockYou、Social Mediaなどメジャーな広告ネットワークに比べると規模が小さい。広告というのはウェブにおいても規模のゲームだが、SNS向け広告は特にその傾向が強い。Lookeryはこのキャンペーンで大手ネットワークに追いつこうと試みている。大手は当然ながら、ずっと高いCPM単価を提示することができ、すべてのアプリケーション運営者を広告掲載者として容易に取り込むことができる。
さらに詳しい情報はここに 。
CrunchBase: Social Media Slide RockYou
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(翻訳:Namekawa, U)
GoogleとFacebookは今年卒業するコンピュータ科学専攻の学生を激しく奪いあっているという。激戦区はなんといってスタンフォードだ。2008年組は、まだ卒業まで何ヶ月もあるというのに、大半がすでに両社から勧誘を受けているそうだ。
スタンフォードの場合、去年は成績優秀な学生には年俸7万ドルも珍しくなかった。しかし今年はFacebookがなんと9万2千ドルを約束、Googleも対抗して9万5千ドルに競り上げて学生の確保に躍起になっている。コンピュータ科学の修士号を取得した学生の場合、Googleのアソシエート・プロダクト・マネージャーの職で13万ドルが約束されている。
同じくスタンフォードで人気を集めたFacebookアプリケーション・クラス は別種類のスタートアップの注目を集めている。SlideとRockYouの両社が特にリクルートに熱心だ。ある情報源によると、RockYouは学生に「きみたちを雇うのではない。きみたちを会社として買収したい。卒業後も引き続きアプリケーションの開発を続けてくれ」などと申し出ているそうだ。もちろんこれは学生の目をくらまそうという煙幕で、学生がクラスで書いたコードなどまずお蔵入りになるに決まってる。しかし、学生にすこしばかりM&Aの世界に足を踏み入れたような気分を抱かせるというのはうまい手だ。
それはそうと、Pitzer大学の「YouTubeクラス 」の学生のところには、こういうおいしい話は回ってこないのではないという予感がしている。
読者にスタンフォードのコンピュータ科学の学生がいたら、採用戦線でどんなことが起きているのか知らせて欲しい。
アップデート :下に良いコメントがついている。学生の証言で上で紹介したサラリーの数字は確認された。(もっと高い額の申し出もあるそうだ)。
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(翻訳:Namekawa, U)
3ヶ月前に「噂は噂、資本は集めていない」と断言 したSlide ファウンダーMax Levchin。あれから新発表は何もなかったが、どうやら慌てて行動を起こしたものらしい。本日(米国時間1/18)Business Week とNYタイムズ が伝えたところによれば、Slideが半ビリオン(5億ドル)以上のバリュエーションで$50M(5000万ドル)の調達を完了したようだ。
3ヶ月前に新規ラウンドはない と正式発表した際に聞いたのは、氏が最低$200M(2億ドル)のバリュエーションを要求しているという噂。きっと状況から判断して望みどおりの競り合戦に持ち込めたのだろう。同社の調達は今回が第4ラウンド 。
後の段階のラウンドで大金が入る場合よくあるように、交渉はシリコンバレーのベンチャー会社が取りまとめた。今ラウンドの投資主にはFidelity InvestmentsとT. Rowe Priceも含まれている。
これだけのバリュエーションが何故可能なのか? Business Week誌Sarah Lacy記者もちょっと理解に苦しんでるようだ。「ともあれSlideに5億5000万ドルの企業価値があるかどうかの疑問に話を戻そう。今の時点では答えはNOだ。それはどんな普通のバリュエーションの計算式でも変わらない。しかしLevchinのプランは首尾よく成功し、Slideの価値はこれから格段に高くなる 」
個人的にちょっとよく分からないのは、Levchinの成功へのプランが何を伴うものなのか、という部分だ。今のところSlideはユーザーが唸るほどいる(世界全体で1億5000万人前後)ウィジェット会社に過ぎない。会社は移行期で広告営業に注力し始めている。でも、もっと詳しい情報がないことには…。
CrunchBase: Slide
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(翻訳:satomi)
サンフランシスコに拠点を置く Founders Fund は、2005年に$50M(5千万ドル)のベンチャーファンドを設立した。これまでに[上場や買収などからの]現金化を2度経験し、その他、一握りの非常に知名度の高い投資(Facebook、Powerset、Ooma、Quantcast、Slide、Geni、Causesなど)も行っている。
今日(米国時間12/17)、Founders Fundは第二のファンド「Founders Fund Ⅱ」を発表する。今回のものは、$220M(2億2千万ドル)と規模が非常に大きい。また、第一のファンドとは違い、資金は主にファンド外の投資家から調達する。この新しいファンドにより、Founders Fundは追加投資の形で比例配分投資を始めとする15から20の新規投資が可能になる。
Founders Fundによれば、新しい基金からは2、3の投資がすでに行われているとのことだが、まだ公開はされていない。
Founders Fundの共同出資者はシリコンバレーで深いネットワークも持ち、それがディールフローに役立っている(Paypal創設者で前CEOのPeter Thiel、PayPal創設者で前CEOのKen Howery、PayPal創設者で前副社長のLuke Nosek、Napster、Plaxo、Facebook創設者で前CEOまたは社長のSean Parker)。しかし、Founders Fundは他とは異なる方法での取引にも取り組んでいるという。
ほとんどのスタートアップ企業の資金需要の減少とあいまって、ベンチャーキャピタルにおける供給過剰により、起業家とベンチャーキャピタル間の力のバランスがシフトしたと、Sean Parkerは今日電話インタビューで話した。Founders Fundはそのシフトを認識し、そのため少し違った形で取引を行うように発展してきた。例えば、Founders Fundは、「Series FF」と呼ばれる特別なクラスの株を発行し、普及させた。これは企業のライフサイクルのより早い時期に起業家が資金を受け取ることを可能にするというもの。また、他の資金よりもより著しくリベラルな議決権をファウンダーや役員に与える。Founders Fundの事業に関しては、今年初めのSF Chronicleのこの記事 を参照されたい。
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(翻訳:Megumi H.)
金曜日、RockYouはFacebookのアプリケーションのリストで 、アクテティブなユーザーの数が最多となった。Super Wallと呼ばれるこのアプリは、SlideのFunWallを追い抜いた。Slideは依然として2位、3位、6位を占めているが、RockYouでFacebookアプリのトップ10位に入っているのはあと1つしかない。(5位の「X Me」)。いずれにせよ、トップ・アプリはほんのわずかの大手が独占している。
「われわれは今やSliedeより優れている」と自慢するプレス・リリースの中でRockYouは「Facebook最大の広告ネットワークを運営している」とも主張している。しかしこういう広告のどれぐらいの部分が単に他のアプリにリンクした「堂々巡り」なのかははっきりしてない。Facebookでは相当の「贋金」が流通している。まあ、がんばってくれ。
Crunchbase RockYou
Crunchbase Slide
Crunchbase Facebook
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(翻訳:Namekawa, U)
Googleに野心的なソーシャル・ネットワーク・プロジェクトが存在することは、まず9月初旬にこの記事で報じた が、さらに今週この記事 でフォローした。プロジェクトの正式名称はOpenSocial (このサイトは木曜にオープンする)で、われわれの以前の予想をはるかに超える広がりをもつものと判明した―デベロッパーは自分の選んだSNS(「ホスト」と呼ばれる)用にGoogleが提供する一連の共通APIを使ってアプリケーションを開発することができるようになる。
これはまた もうひとつ ソーシャル ネットワーク のプラットフォームを作る試みではない。最近、次から次へと新しいSNSプラットフォームが生まれてくるために、デベロッパーは困難な選択を強いられている。ソーシャル・ネットワークのためにアプリケーションを書き、メンテナンスするためには当然コストがかかる。単純にコストパフォーマンス上の制限から、大半のデベロッパーは一つか二つの主要なSNSだけを選び、他は無視することを余儀なくされている。
Googleが提供しようとしているのは、多くのネットワーク上で共通に作動するアプリケーシュンをデベロッパーが簡単に開発できる仕組みである。この試みを首尾よく成功させることができたら、Googleはまさに舞台の中央からネットワーク全体を支配できる。
何がローンチされるのか?
OpenSocialは、提携SNSの協力を得てGoogleが制定した以下の3組の共通APIからなる。 これを利用することによってデベロッパーはSNSの中心となる機能と情報にアクセスすることが可能になる。
プロフィール情報(ユーザー・データ) 友達情報(ソーシャル・グラフ) 活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動) OpenSocialプロジェクトの参加ホストは、このAPIを利用したコールに対して適切はデータを返すことを約束している。Googleは特殊な用法を含めてあらゆる場合を想定した網羅的なAPIを提供しようとはしていない。その代わり、最もベーシックな機能を提供することだけに集中している。特殊な機能やデータを必要とする場合は、それぞれのホストが提供する固有のAPIを直接利用することになる。
Facebookプラットフォームなどとは異なり、OpenSocialは独自のマークアップ言語を持たない。(Facebookはセキュリティー上の理由から、デベロッパーにFBML〔Facebookマークアップ言語〕の利用を要求している)。OpenSocialでは、デベロッパーは通常のjavascriptとhtml(これに加えてFlashコンポネント)を利用する。(またエンベッド・コンポネントも利用可能)。このGoogleのアプローチのおかげで、デベロッパーは既存のjavascriptによるフロントエンドのコード資産をそのまま、あるいは簡単な手直しを加えただけでOpenSocialに利用できる。つまりOpenSocial標準によるアプリケーション開発は、Facebookの場合と比べてさえ、ずっと容易になる。
アプリケーションは、それぞれのホストの課す制限の下で、プロフィール・ページ、キャンバス・ページの双方で完全に機能する。これと対照的にFacebookの場合は、ほとんどの機能をキャンバス・ページでしか許可しておらず、したがってウィジェットはプロフィール・ページでは制限された一部の機能しか実現できない。
OpenSocialは、広告の表示を許可するか、デベロッパーが事前にホストにアクセスの申請をする必要があるか(Facebookは申請する必要がある)等、ホストが課すさまざま制限の内容には関与しない。こういった制限はすべてそれぞれのホストの責任で設定し、強制するものとされる。OpenSocial API自体は最大限の自由度をもって設計されている。
ローンチ時点の提携パートナー
OpenSocialのパートナーは2種類ある。ホストとデベロッパーだ。ホストというのはSNSのことで、現在、Orkut、Salesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、Oracleが参加している。
デベロッパーにはFlixster、iLike、RockYou、Slideなどが参加。 このプロジェクトの意味するものは?
OpenSocialの発足のタイミングはこれ以上ないというくらい絶好だった。このところ、新しいSNSプラットフォームが登場するたびに、新しいマークアップ言語に対応せねばならず、アプリケーションのコードを書くにもメンテナンスするにも時間とコストかかることに対してデベロッパー側から悲鳴が上がっていた。誰かがこの無駄を省かせるシステムの開発に乗り出してくれなくてはどうにもならない状況だったのだ。(われわれもこの記事の最後 でそういう意味のことを提案している)。さらにFacebookがすべてを支配することへの恐れが、有力なパートナーをGoogleの陣営に集める結果になった。参加ホストSNSのリストは壮観だ。デベロッパーはさっそくこのAPIを利用したアプリケーションの配布に乗り出すだろう。
しかも、大急ぎで。Facebook Platformのブームでは、最初にアプリケーションを出したデベロッパーが非常にたやすくユーザーベースを確保できることが明らかになっている。これは早い者勝ちのゲームで、出遅れたプレイヤーは苦戦を強いられる。デベロッパーはOpenSocialという新たな金鉱を発見した。すぐに皆がここに殺到してゴールドラッシュが始まるに違いない。
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信頼する情報源2カ所から、まるっきり正反対の話を聞くことなどめったにないのだが、今日(米国時間10/22)はそれが起こった。
一方は、ウィジェットのベンチャーSlide が、新たな調達ラウンドを狙って$200M(2億ドル)のバリュエーションを望んでいるというシリコンバレーを飛び交う噂。
この噂にはいくつか信じるに足る理由がある。Slideには従業員が60名がいて、毎月の給料だけで$600K(60万ドル)かかるので、合計のバーンレートは$1M(100万ドル)
/月近い。前回のラウンドは1年前に行われたが、金額は一切明かされていない。それでも、憶測によれば $20M(2000万ドル)程度で、バリュエーションは$100M(1億ドル)と言われている。よって、Slideにはまだ多少資金が残ってはいるだろうが、ギリギリになる前に新たな資金を探し始めるにはいい頃だ。
さらに、ある信頼できる筋は、Slideが実際に売り込みに来て、最低$200M(2億ドル)の投資前バリュエーションを要求されたと言っている。
ところが、もう一方ではSlideのファウンダー兼CEOのMax Levchinは、われわれに対してオンレコで2006年の前ラウンド以来誰にも調達の話はしていないと語っているのだ。売り込みの説明資料すら作り直していないと言う。
真相は何なのか。両者の中間あたりにあるのではないかと思う。Levchinは、出資についての問い合わせはあったと言う。「たぶん誤解だと思う」とLevchinは言っていた。噂が完全に本当であれば、われわれにオンレコで話す理由がないのは確かだ。
たぶん誤解なのだろうという気はする。それでも、噂が絶えることはない。ひとつ確かなのは、噂でSlideが困ることはないということ。この会社に出資しようかと考えている人は、どうせなら次のラウンドの前に早く手をつけようと考えるかもしれない。
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完全利用無料 の実験を先月降り たルックス評価のHotorNot。デスティネーションサイト「HotorNot.com 」のトラフィックも予想通り頭打ちとなる 中、意外と健闘してるのがHotorNotのFacebook対応アプリで、今では毎日のログイン数の大体3分の1、全ユニークビジターの40%がFacebookアプリからのトラフィック(現段階ではまだサイトとは別のサービスだ)。
Facebookのアプリ群でも、HotorNotは上位50にランクインしている。(こないだ確かめた時には第45位。超人気 ではないが手堅い) そのSNS内ユーザー数は、200万人近い全登録ユーザーのうち1日13万461人に上る。 対するHotorNot.comサイト本体への月間ビジター数は数百万人(サイトでは投票がまだ無料。有料デートサービス利用のため月間50万人がログイン)。「Facebook対応アプリのポテンシャルは、当社のドットコム・サービスと同等と見てよいでしょう」とHotorNotファウンダーJames Hongは語る。
ソーシャル・アプリケーションになるべくデザインされたサイトがあるとしたら、それはHotorNotだ。ここは人のルックス評価に投票を導入した投票アプリである。 HotorNot人気の秘密はシンプルなところと、興味本位な中毒性にあり、その暇つぶし効果は絶大だ。ユーザー同士のデート成就率も無視できない。(出会い機能はHotorNot.comでも有料で、Facebook向けアプリではまだ開発が完全には終わっていない)。以上のことを踏まえた上で、何故ディスティネーションサイト存続なのか?という部分を先日Hongに尋ねてみた。返ってきた答えはこうだ。:
HotorNotがデスティネーションサイトという考えは捨て、もうどこでもいいから自分たちのサービスをどれだけの人が使っているか、そっちを心配するようになった。デスティネーションという概念は、とても1999年的。これから大きなシフト転換を迎えようとしている。人はどこでも行きたいところに行ってしまう。世界は進化しているのだ。HotorNotのようなサイトはデスティネーションとしての性格が薄れ、サービスと自らを捉えるようになるだろう
これと同じことは文字通り、どのデスティネーションサイトにも言えるのでは? 中央のWebデスティネーションにトラフィックを呼び込むという概念は大手以外のサイトでは全滅かもしれない。 今サイトはウェブ上どこでも生き永らえるような能力を備える必要に迫られている。(それはFacebookのみにとどまらない)
もっともFacebookはウェブの各種サービスを大量に引き寄せる超デスティネーションになりつつあるわけで、このFacebookに限っては特殊なケースとして残るの可能性もある。HongがFacebookをショッピングモールに喩える理由もそこにある。もしみんながFacebookモールに来るなら、Hongはわざわざ独立したサイトを構えてそこに人を呼び込む苦労を背負うより、モール内にHotorNotを構える方が順調にいくだろう。Facebookがレンタルを課金し出したところでレンタル料さえ手ごろならHongにとっては問題ではない。(モールの地主は誰でもそうだが、Facebookも儲けなくてはならない入居ストアの事情ぐらい熟知しているはずだ)。 同じことはMySpaceにも言える。Hongは、MySpaceがプラットフォームを開放 し次第、MySpace対応のHotorNotアプリを開発したいと張り切っている。
無論モールの喩えでは説明のつかないことも。例えばSNSでは、地主がある時点でHotorNotアプリを自分たちで作って会員にPRしてしまう可能性もあるのだ。つまり、モールの地主が自分のアパレル専門店を構えて自分のレントだけは市場より安くし、入り口でお客にチラシをばら撒いてGapに対抗するようなもので、これはFacebook(まもなくMySpaceも加わる)向けにアプリを書くディベロッパーみんなが抱えているリスクだ。無論、こうなると当然の成り行きで同じ通りに新しいモールが開店すると人足はたちどころに流出する、そんな傾向も生まれる。
それにしてもSNS対応アプリとして生き残った方がパワフルなら、何故HotorNotはディスティネーションサイトを一掃してしまわないのだろう? (Facebookでは例えば友だち全員がどれだけ魅力的か、そのまた友だちがどう魅力的かを基準に投票する方が、全く見ず知らずの他人に紹介されるより簡単にいく) 遠くない将来、Facebook、MySpaceなどソーシャルネットワーク経由でHotorNotにアクセスする人の数が、HotorNotのサイト本体のアクセスを抜く日が来るだろう。HotorNotは単なるウィジェット会社になるか、Slide のような会社に身売りするかだと思うが…? 結局、ウィジェットやFacebook対応アプリに広告を出向する部分では、人気のアプリやウィジェットを多く抱えるSlide (HongはたまたまSlideの投資主)の方が有利なポジションにつけているのだ。
良いことずくめのようだが問題もある。まず第1にHotorNotは広告ではなくサブスクリプション事業から収入を得ている、という点。Hongは広告を入れてデートサービスを無料で提供しようとしたが、スパムが許容範囲を超えてしまった。 第2に、FacebookやMySpaceがどんな地主になるか、その辺がはっきりしない(上記参照)。 第3に、ソーシャルネットワーキング対応アプリは特定のソーシャルネットワークのコンテクストの中で使った方が活用度が上がるのか、それとも各種サイトから多様な人たちを寄せ集めて繋げるパワーが備わっているのかどうか?
単一アプリがたくさんのサイトに広がれば、たくさんのアプリがひとつのソーシャルネットワーキングのサイロに各々閉じ篭っているより、大きなネットワーク効果が生まれる。今のところHotorNotのFacebook対応アプリは、メインのサイトではなく別のシステム上に構築されている。それがアプリを立ち上げて走らせる一番手っ取り早い方法だったからだが、毎度こうとは限らない。ソーシャルなサークル内のみんなを一巡したら、それから先、どうするのか?
アプリを開発中のスタートアップはみな、こうした問題に取り組んでいかなくてはならない。似たようなアプリをどこからでも探し出し、そこからデータを取り込む一方で、各種ソーシャルネットワークにも食い込んでユーザーとその友だちのためにカスタマイズしたサービスを展開する。結局この両方 ができる企業が、最も成功したソーシャルネットワーキング対応アプリの中から生まれていくだろう。
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