Slide
by MG Siegler on 2011年8月18日

GoogleのSlide(2010年8月に買収)チームは最近大忙しだったはずだ。この数カ月の間に Prizesなどさまざななニッチを狙ったソーシャルアプリ矢継ぎ早リリースしてきた。しかし一見奇妙なことにGoogle本体はSlideチームの仕事に関してまったくの沈黙を守ってきた。これには理由がある。自由に実験的事業に取り組ませるためにSlideチームはGoogle内部で高い独立性を与えられており、Googleとしては彼らに必要以上の注目を集めたくないのだ。しかしPhotovineの場合はGoogleも多少のプロモーションをしたが、それももっともだ。このアプリは非常によくできている。

これまでPhotovineについてはGoogleがその名前のドメインを取得したこととアプリをApp Storeに登録したことしか知られていなかった。アプリ自体はごく少数のテスターを対象にした非公開ベータが続けられていた。それがさきほど一般公開され、誰でも利用できるようになった。

PhotovineはiOS向け写真共有アプリだが、とくにvine〔ブドウの木などにみられるツル〕の部分に力が入れられている。つまりあるユーザーが投稿した写真をきっかけにして、それに似た事件や思い出にまつわり写真を別のユーザーが投稿していくという仕組みだ。

by MG Siegler on 2011年7月5日

GoogleのSlideグループは大忙しだ。3月にはDiscoというグループ・メッセージサービスを立ち上げたし、先週は限定されたグループでモバイル写真共有ができるPool Partyが非公開ベータテストを開始した。そして今日(米国時間7/4)、Slidは有料で回答を募るQ&Aサービス、Prizesをローンチした。

Prizes.org(DotWeeklyに記事あり)はGoogleが去る4月にSlideのために購入したドメンで、Prizesはまだベータ・テスト段階だ。しかしすでに一般ユーザーも自由に回答を投稿することができる。ただし、質問を新たに設定するためには、システムからの招待が必要だ。ユーザー登録にはFacebookかTwitterのアカウントを利用する(なぜかGoogleアカウントではログインできない)。

by MG Siegler on 2011年7月1日

去る3月、本誌は初めてDiscoを紹介した。Googleに買収されたSlideチームが作ったグループメッセージングアプリだ。しかし、彼らが手がけていたのはそれだけではなかったようだ。同じチームによる極秘プロジェクト、Pool Partyを紹介しよう。

われわれはPool Partyについて、Slideチームが作った写真共有アプリだという以外、殆ど知らない。特徴はグループアルバム(「Pools」)を作って新しい写真をリアルタイムで見せられることらしい。

by Alexia Tsotsis on 2011年3月26日

Googleが今日(米国時間3/25)、Discoという製品(iPhoneアプリとWebサイト)でグループメッセージングに進出したようだ。ただし、Googleが、と言ってよいのか…(後述)。

このサービスは、Googleが昨年25万5000ドル出してDomainfestで買ったDisco.comドメインを使っている。Disco.comのサイトは今日立ち上がり、ベータのアプリが昨日App Storeに出たが、これまで気づいた人はいない。そして分かったのは、Slideが作ったアプリであること。

本誌のオフィスで試してみたが、かなり速い。

by Erick Schonfeld on 2010年8月9日

GoogleがSlideの買収を公式に発表した。本件についてはTechCrunchでも記事を掲載している。買収金額については明らかにしていないが、今回の件に詳しい情報筋によれば$182M(1億8200万ドル)であるとのことだ(アーンアウトを入れればもう少し高額になる。しかしアーンアウトは最初から計算に入れておくべきものでもなかろう)。Slideはこれまでに78M(7800万ドル)の資金を調達しており、一時は$500M(5億ドル)の企業価値と評価されたこともあった。

また、今回の買収により誰が何を得るのかという件についても記事にまとめている。創立者のMax Levchinは$39M(3900万ドル)を得る(自身の金を700万ドル出資している)。BlueRun Venturesは$28M(2800万ドル)を取得し、初期段階に投資をしたScott Bannisterは$5M(500万ドル)を得る。後期段階になって投資したところは投資金額を回収することとなった。

by Leena Rao on 2009年6月20日

昨年はウィジェットが大流行だった。そして今年はそれに拍車がかかっている。ウィジェットを作って配布するプラットホームWidgetboxは、Quantcastによれば、先月のウィジェット使用総回数が全世界で5億だった。Widgetboxによれば、その多くは、毎月自分のブログにウィジェットを埋め込む数十万のサイトや、Widgetboxのウィジェットギャラリーを組み込んでいる提携サイトの上で生じている。

しかしそれでも、Widgetboxやそれと競合するRockYou(Quantcastによると先月の使用総回数は95億回)などは、ウィジェットメーカーとして小粒なほうだ。Widgetboxよりずっと大きいと思われるClearspringについては、残念ながらQuantcastのデータがない。comScoreによると、Clearspringのウィジェットのユニークビジター数は2009年の4月で5億2000万だった。

by Michael Arrington on 2008年11月8日

Slideの設立者Max LevchinがWeb 2.0サミットにて「The Platform Advantage」というパネルを開始したところ。参加者にはGoogleのVic Gundotra、マイクロソフトのDavid Treadwell、MySpaceのAmit Kapur、およびFacebookのElliot Schrageらが顔を揃えている。

パネルはプラットフォームの定義に関する議論や、それぞれの企業がこの分野で行っていることについての話で幕を開けた。Kapurはプラットフォームを定義して、まずコアとなる部分があり、アプリケーション構築のためのツールが存在し、広告ネットワークによって収益化を計る生態系を成り立たせるものだと話す。あわせてKapurはMySpaceで間もなく支払いプラットフォームおよび仮想グッズのプラットフォームを立ち上げることについても言及している。

Max LevchinからFacebookへ「デベロッパーにはもっと安心が必要(決済システムがあれば尚良し)」
by Erick Schonfeld on 2008年7月24日

友だちではない人たちのプロフィール情報を露出し過ぎるとして、FacebookがSlideで一番人気のアプリのひとつ「Top Friends」をSNSから一時利用停止にした件で、Slideはやっぱり心証を悪くしていたようだ。

本日(米国時間7/23)のF8デベロッパーカンファレンス開催前にSlide社CEO Max Levchinをつかまえて、Facebookはどうしたらデベロッパーたちの生活を楽にしてあげることができるのか尋ねてみた。 予想通り、やっていいことと悪いことの区別をもっとはっきりルールで示してもらいたい、Facebookとアプリデベロッパー間でよりフォーマルな契約に基づく提携も実現できたら有難い、という返事だった(Facebookは3階層別の提携システムを本日発表するが、Facebookに警察みたいな行動を促した問題を起こしたこともあって、Slideは“推奨”パートナーに入れない可能性もある)。

Slides戦略VPのKeith Raboisはさらに踏み込んで、Facebookがこのままアプリ企業各社の基盤となる土台を動かし続けるなら、その生存を脅かしかねない、と警告した。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、Facebook最大のアプリプロバイダから出た言葉だけに、無視できない重みがある。

PayPal共同ファウンダーのひとりでもあるLevchinはまた、iPhoneみたいにデベロッパーがアプリに課金できるよう、Facebookにも万国共通で使える決済システムが是非とも必要だと考えている。問題はFacebookアプリにお金を出したがる人がいるかどうか、だ。

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(翻訳:satomi)

Facebook、行儀の悪いアプリを取り締り中―今週はSuper Wallにお灸
by Michael Arrington on 2008年7月7日

Facebookはユーザーへの迷惑な振る舞いが限度を超えたアプリケーションに対し取り締りを続行中だ。先週はSlideの「Top Friends」というアプリが短時間だが、シャットアウトされた。その後、Facebookはこれもユーザーの多いアプリ「Social Me」を一時作動停止した

今回のターゲットはSlideのライバル、RockYouの代表的なアプリ、「Super Wall」だ。このアプリは大量のスパム・コンテンツを送りつけてくる傾向があった。ただし、FacebookはSuper Wallをいきなり全面的にシャットアウトするのではなく、他のユーザーへの招待や通知といったバイラルな機能を停止するに止めた。

この効果は目を見張るものがある。1月前にSuper Wallには毎日平均240万のユーザーがいた。今日はこの数字が60万に急減している

RockYouのCEO、Lance Tokudaは、FacebookがSuper Wallの一部機能を停止したことを確認した上で、現在Facebookと問題の解決に向けて話し合っており、すぐに復旧するものと期待していると述べた。

Super Wallの運命がどうなるにせよ、一つはっきりしていることがある。Facebookは新しいユーザーを獲得するためになりふりかまわぬ振る舞いをするアプリケーションの取り締りに真剣に取り組んでいる。

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(翻訳:Namekawa, U)

SlideがやるならRockYouもやり返す「一発は一発」の攻防
by Michael Arrington on 2008年6月10日

1月にSlideは収益を得始める前のスタートアップとしては、かなり大きな資金調達をやり遂げた。$50M(5千万ドル)を集めて評価額を5億ドルとした。これは、悪くない。

これを受けて、同種のサービスを提供するRockYouも巨額のラウンドを行うだろうと聞いても誰も驚きはしなかった。そしてその期待通り、RockYouは本日(米国時間6/9)、DCMが主導する$35M(3500万ドル)のシリーズCラウンドを発表した。Sequoia Capital、Lightspeed Ventures、およびFirst Round Capitalなど前回の投資家たちは参加していない様子。RockYouはここ2回のラウンドで$16.5M(1650万ドル)を集め、総額を$51.5M(5150万ドル)とした。

RockYouは、Facebook上でSlideに続いて2番目に人気のあるアプリケーション作成会社だ。同社のウィジェットはウェブ上で月間8750万の人に閲覧されているとのこと(Slideは6370万)。同社はOpenSocialのアプリケーションも提供しており、これは1000万のインストール実績を持つという。RockYouはウィジェット上に表示されるソーシャルネットワーク用広告を販売している。月間27億のページビューを誇り、広告媒体として魅力的な存在だ。

あとは、閲覧する人々にどうしたらもっとクリックしてもらうことができるかに焦点を絞っていくことだ。

同種サービスを提供するこの両者間の緊張状態は、かなり派手なやりあいともなっている。Sarah Lacyは著書の中で、一方が新たなアプリケーションを開発したときに、もう一方が数時間で追随するやり方について触れている。

SlideとRockYou間の争いは、双方でことを大きくし、他方のプロダクトを略奪しようとする非常に厄介なものとなっている。眼前の敵はSlideに(取りあえず現在のところ)RockYouを叩きのめすことに集中させることになった。

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(翻訳:Maeda, H)

Slideがニューヨークにセールスオフィスをオープン。高いバリュエーションを証明する方法を模索
by Mark Hendrickson on 2008年6月5日

Slideは奇妙なWeb 2.0企業だ。おそらく同社で最も興味深いのは創設者のMax Levchinだろう。彼はPayPalの共同設立者で、New York Times紙上で仕事中毒だといわれている人物だ。

FacebookやMySpaceなどのための、次から次へと作られる面白いけれども平凡なウィジェットとソーシャルネットワークアプリケーションからなる同社の事業そのものは、それほど魅力的ではない。

しかし、製品がコンピュータに詳しい人にアピールしようとしまいと、ソーシャルネットワークそのものが効率よく金を稼ごうと苦労しているこのご時勢にあって、同社にはソーシャルネットワークで金儲けをする才能が間違いなくあるようだ。そうでなければ、どうやってこのスタートアップがすごいバリュエーションを誇っていることを証明できるだろう?

Slideの収入は全て、主にFacebookアプリケーションを通じたブランド広告から来ている(Levchinは消費者への直販にも興味があることを示唆したが)。販売努力にてこ入れするため、同社はニューヨークに第二オフィスを開設することを決めた。広告主の70%はニューヨークにいると同社は考えているのだ。80人の従業員(そのほとんどが開発者)を抱えるサンフランシスコ本社とは違い、ニューヨークのオフィスは元AOLのナショナル・セールス・ディレクターJason Bitensky率いるセールスチームで構成されることになっている。

私は、そのオフィスのオープンを、アプリケーションでどうやってSlideがお金を稼ぐのかと営業開発のVPのKeith Raboisに質問するいい機会だと考えた。Raboisは、Slideはフォーチュン50の企業を主なターゲットとし、(成果ベースの広告やCPIはせずに)ほぼCPMベースに限定して広告スペースを販売するのだと説明してくれた。

Slideの広告主は、エンターテイメント、一般消費材、モバイルのだいたいに3つに分けられる。エンターテイメント部門には全てのメジャーな映画スタジオが、一般消費材の企業にはConAgraなどの大企業が含まれている。また、モバイルの広告主にはハードウェアサイド(Palm)とネットワークサイド(AT&T)の両方がある。

Slideのキャンペーンは、FunWall、SuperPoke、Top Friendsという3つの主要なFacebookアプリケーションにまたがっている。そして、そのそれぞれが独自の広告特性を持っている。FunWallはプレミアCPMでスポンサーのビデオを流し、SuperPokeはスポンサーのアクション(新しいインディ・ジョーンズの映画用のムチ打ちなど)を備え、Top Friendsはソーシャルネットワークのページ上にビデオを重ねる、というものだ。

RockYouはSlideの大きなライバルとよくいわれるが、消費者の視点から見れば、その2つの製品の違いはほとんどない。ところがRaboisは、Slideが収入を得るストラテジーは相当違っている、と断言する。RockYouはCPIと広告ネットワーク契約で儲けているが、RaboisはSlideを目前でブランドを取り込もうとしているYahooのライバルと位置付けているのだ。

現在Slideには合計5人のセールススタッフがいる。それ以外は、さらに開発努力をしお金を稼いでいく過程で増やしていくという。

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(翻訳:Megumi H.)

Watercoolerのファン用SNSアプリが$4M調達していた
by Jason Kincaid on 2008年5月1日

紹介するWatercoolerは、Facebook、MySpace、Bebo、Hi5、Friendsterといったおなじみのソーシャルネットワーク用の、スポーツチームやテレビ番組のファンが集うためのアプリケーションを開発するスタートアップだ。

カリフォルニア州Mountain Viewに拠点を置くこの会社は、昨年9月に、これまで公表されていなかったが$4M(400万ドル)をシリーズAファンディングでCanaan Partnersから調達していた。同社は2007年7月からFacebookアプリケーションの開発を続けているが、つい最近企業サイトを立ち上げ、自社の取り組みに統一された入口を設けた。

“Watercooler”の名前は、SlideRockYouSGNZyngaといった有名どころのアプリケーションデベロッパーとは結び付かかもしれないが、同社はこれまでに700以上のコミュニティー作成用アプリを作ってきた。Watercoolerは、インストール数とアクティブユーザー数によって、AdonomicsのFacebookデベロッパー上位リストの9位につけている。

Watercoolerのアプリは、特定の番組やチームに焦点を絞り、ファンが最近の出来事について語り合ったり、写真を共有したりクイズに答えたりする場を提供している。さらに、このアプリケーション同志でもやりとりができるため、ライバルのグループ、それも別の対応ソーシャルネットワークとも接続することができる。このプラットホームを使うことによって、企業は、特定の番組やチーム用にカスタマイズされたアプリケーションを非常に早く開発することができる。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Facebookはたったの$9B : Blodgetの仮評価
by Erick Schonfeld on 2008年4月29日

sia-25-narrow.pngプライベートカンパニーの評価を行うのは、インサイダーおよび経営情報のすべてにアクセスできるベンチャーキャピタルにとってすら非常に難しいことだ。それを外部の人間が行う場合、たとえ十分な情報が開示されていたとしても、アテモノのようになってしまうこともある。とはいえ、それがシリコンバレーに集う人々の間でもっとも人気のあるゲームのひとつであるらしい。

本日(米国時間4/28)、Silicon Alley InsiderのHenry Blodget & Co.が25のプライベートカンパニーの評価を試みた。リストのトップにあるのはFacebook。しかしMicrosoftが評価した$15B(150億ドル)を下回る$9B(90億ドル)の評価となっている。なぜか? それはもちろん$15Bの評価が高すぎるのが明らかだからだ。それでSAIはFacebookの2008年の収益見込みの$350M(3億5千万ドル)を25倍して、企業価値と見なした。これで評価額は妥当なものになったか? おそらくなっていない。ただ、実際に市場での価格表かが為されていない以上、誰でも好きな値段をつけることができる。

このことは他のSAI25リストについても同様だ。リストではWikipediaが$7B(70億ドル)、Craiglistが$5B(50億ドル)、Mozillaが$4B(40億ドル)、LinkedInが$1.3B(13億ドル)、Ningが$560M(5億6千万ドル)、RockYouが$325M(3億2500万ドル)、Sport Runnerが$250M(2億5千万ドル)と評価されている。上位5つのうち3つ(Wikipedia、Craiglist、Mozilla)が、非常に価値のある資産を持ちつつ、基本的に非営利で運営しているのは注目に値する。それら3社に対する評価は、利益の最大化を目指す観点から運営した場合に、どれだけの価値を持ち得るかというという点から為されている。もちろんこれは、利用者の反応にも影響を与える話で、そしてそれが企業価値の算出にも影響を与える。

このリストには他の25のスタートアップが掲載されており、Federated Mediaが$245M(2億4500万ドル)、Yelpが$225M(2億2500万ドル)、Meeboが$220M(2億2千万ドル)、Mahaloが$150M(1億5千万ドル)、Diggが$125M(1億2500万ドル)、Etsyが$115M(1億1500万ドル)、Powersetが$80M(8千万ドル)およびTwitterが$75M(7500万ドル)などとなっている。全体のリストはここにあり、Nasdaqに応じて20分毎に動的に更新されている(但し、Nasdaqとどのように連動しているのか、詳細には明かされていない)。

ここに掲載される評価のいくつかは、他で為されているものより価値がある。いくつかについては無価値だ。たとえばSAIは、我々がレポートした$200Mでの買収の噂と、Kara Swisherによる$60-$80Mの評価の「足して2で割る」方式でDiggを$125Mと評価している。2つの噂を足して2で割る方式が、財務分析に基づく評価と同じ価値を持つことはあり得ない。

しかしだからどうなんだ? SAIもリストが完璧じゃなく、作業中のものだと認めている。数字にあまりこだわるのは利口なやり方とは言えない。評価されているスターとアップの間の、評価の違いについて考える出発点として役に立つと思われる。Meeboは本当にTwitterが持つ価値の3倍なのだろうか? NingはSlideと同じだけの価値を持つのか? さて、アテモノゲームを始めよう。

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(翻訳:Maeda, H)

Slide、自社アプリ絶賛のやらせレビューを書き込んでバレる
by Duncan Riley on 2008年4月4日

Slideが出しているアプリ「Funwall App」について書かれたレビュー複数が社員たちが書いたヤラセであることが発覚、Facebookから削除された。

最近は偽レビューも当たり前に横行しているが、大体の会社は足がつかぬようカバーする程度には頭が回る。ところが逆にSlide社員たちの場合は、Slideが企業として持っているFacebookネットワークのアカウントから堂々と投稿していたのである。

Facebookのこちらのスレからサンプルを何個か抜いてみよう。

5ツ星
もうこれなしじゃ生きていけない!
by Sohyen Claire Kim at 2:12pm on January 30th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw

超すばらしいFunWallアプリで、みんなも遊べるよ!!!!
強力にオススメします!!!!  ビッグ・スマイル

5ツ星
ファンタスティックなアプリ!!
by Mayumi Yoshida at 1:44pm on February 1st, 2008(←日本人社員?…ご苦労さまです…)
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw

FunWallにすっかり夢中!! Youtubeのビデオも、グリーティングカードも、いい感じの写真とか、面白エントリも置けるし…超便利で病みつきになりますよ!!
あと、友だちから面白いもの送られてきたら転送できるんですけど、このやり方もものすごく気に入ってます!!

FunWall、ばんざーい!!  ウォール楽しくするならマジでこれ以上のものないです!

5ツ星
すげー!
by Adora SlideEleven at 6:41pm on February 16th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw

最高です。

5ツ星
サイコーに気に入ってます!
by Adora SlideEight at 1:15am on February 17th, 2008
http://www.facebook.com/s.php?k=1000000 … ref=fbprvw

特にこの「Adora Slidexxx」というハンドルがまた、よくありがちなタッチですな。Slideは偽レビューでFacebookをスパム化してるだけでなく、 偽名で偽アカウントを作っていた。もっと驚くのは法人限定のFacebookグループに偽アカウントを追加していたことだ(この“Adora”という名前はSlideのシニア製品マネージャーAdora Cheungから取ったもの)。

Slide Incの偽アカウント全リストはここ。何ページにも渡り、偽アカウントが出てくる。これはFacebookのサービス利用規約(TOS)にも抵触する行為だ。

この同じスレッドでMikePがうまいことまとめている。「Slideが自社製品のレビュー専用の板に偽レビュー書いてたのは最高に笑えるね! これって$500M(5億ドル)の価値のある会社のすることかな?」

これが賢明と考えたSlideの精鋭たちに以下の歌を捧げよう。:

[原文へ]

(翻訳:satomi)

表で見るWeb 2.0へのベンチャー投資
by Erick Schonfeld on 2008年3月21日

web-20-deal.png

今週、Dow JonesのVentureSourceがアメリカにおけるWeb 2.0関係の投資案件についてのデータを発表した。それを元に私が表にしてみたのでご覧いただきたい。上に掲げた最初の表はここ10年でウェブ2.0のスタートアップに投資された金額をまとめたもの。2007年にベンチャーキャピタルは$1.34B(13億4千万ドル)と記録的なペースでWeb 2.0への投資を行っている。この額は2006年の$716(7億1600万ドル)から 88%のアップとなった。

しかしそれでは Web 2.0投資は去年がピークだったのだろうか? Facebookが集めた$300M(3億ドル)を差し引くと、投資総額の伸びは46%と、2006年の132%の伸びに比べて非常に低い水準となる。上の表の投資額は2001年の分から順次、$68M(6800万ドル)、$29M(2900万ドル)、 $79M(7900万ドル)、 $232M(2億3200万ドル)、 $716M(7億1600万ドル万ドル)、 $1.343B(13億4300万ドル)。

web-20-deal-count.png

投資案件の数も低下している。昨年のアメリカにおけるWeb2.0案件の数は178件だったが、 これは対前年比にして25%の増加にしかすぎない。それまでの4年間はずっと対前年比が2倍以上だった。シリコンバレーだけを見ると、案件数は実際74件から69件とドロップしている。

2007年には投資額の中央値は$5M(500万ドル)と22%アップした。投資前会社評価額の中央値は$10M(1千万ドル)と66%のアップ。(2006年の600万ドルから)。投資額と会社価値評価額はいずれも全分野を通してのベンチャー投資からくらべると平均以下だ。(それぞれ$760万ドルと1600万ドル)。

最後に2007年の大型案件の一部をリストにしてみた。これには Facebook、 Ning、 Zillow、 Veoh、 MyStrands、Hi5に対するものが含まれている。Slideへの$50M(5千万)ドルは、実施が2007年だったので除外。

web-20-deal-list.png

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(翻訳:Namekawa、 U)

MeeboにSlideの半分の価値はあるか?
by Michael Arrington on 2008年3月18日

投資銀行家のMichael Montgomeryだが、もしこのVentureBeatの記事が本当なら、テクノロジー専門のバンカーとしてまだまだ手腕があるところを証明できるチャンスがありそうだ。噂というのは、MeeboがMontgomery & Coを代理人に雇い、Meeboの企業価値をなんと$250M(2億5千万ドル)に評価した資金調達ラウンドを行わせようとしているというもの。

もしこれに成功すればMeeboの価値は最近Slideに説きつけられて市場が付けた価格、$500M(5億ドル)の半額ということになる。Slideにこの値段を付けるため陰で働いたのがMontgomery & Co. のライバル、Allen & Co.だった。

実際、Allen & Co.は最近のホットなスタートアップを残らず代理しているような印象を与える。そのSlideの巨額の価値評価を引き出したのもそうだし、最近のBeboのAOLによる買収、 現在も継続していDiggの売却交渉、等々。これに対してMontgomeryはこの間、Technoratiの最近の資金調達と売却の試みのようなもっと地味な案件に関わってきた。もしMontgomeryがMeeboの件を首尾よくまとめることができれば、シリコンバレーのスタートアップは大規模な取引でAllen & Co.ばかりを頼りにするということがなくなるかもしれない。

果たしてMeeboはSlideの半分の価値があるだろうか? 正直に言うと、私はSlide自身がSlideの半分の価値があるかどうかも怪しいと思っている。しかし、Meeboは潜在的にはもっと面白いプラットフォームではある。Meeboはさまざまなアプリケーションと完全に同期して稼動するチャットの世界を作りあげた。たとえばオンライン・ゲームなどはMeeboの世界にちょうどぴったりフィットするはず。

しかしComscoreによると、Meeboは月間わずか460万のユニーク訪問者しかないとう。会社の価値を2億5千万ドルに評価すると、訪問者1人あたり$54の計算になる。これはComscoreによると2200万の訪問者があるBeboにAOLが支払った額が1人あたり$39だったから、それより相当高いことになる。私は今回の資金調達がまとまる前に評価額はあと、1、2段階落とさざるを得ないのではないかと思っている。しかし、そうではなく、Montgomeryがいい仕事をして投資者を説得し、この条件での資金調達に誘い込むのに成功するかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)

Yahoo騒動の最中だが、AOLもスタートアップを買収
by Michael Arrington on 2008年2月5日

月曜日にAOLはサンデェゴのスタートアップ、Goowyの買収を発表する。同社は2004年後半に創立され、2005年後半にサービスをローンチした。実はその場所は私のリビングルームだった。(われわれはGoowy、Meebo、Sphereその他、ローンチするスタートアップを集めてTechCrunchパーティーを開いたのだ)。買収額は明らかにされていない。

Goowyの最初のサービスはFlashベースのウェブトップ、あるいはもうひとつのOSだった。その後ウィジェット分野に進出して、 YourMinisを始めたが、これがAOLの買収の決め手となるサービスに成長した。

AOLのソーシャルメディア、メッセージ、ホームページ担当上級副社長David Liuは「この買収については9ヶ月前から検討を重ねてきたが、GoowyのテクノロジーをAOLのユーザー向けサービス(ウィジェット化)とPlatform A広告ネットワークの双方で利用することを決断した。 ウィジェット広告の分野でPlatform Aから画期的な新しい広告サービスが近々発表される予定だ」と語った。

これはGoowyのファウンダーでCEOのAlex Bardとそのチームにとって大勝利だ。Alexは何年も無駄を省いた経営をしてきた。現在でも従業員はわずか6人、資金調達は1度だけ、2006年4月にMark Cubanからものだけだ。(金額は明らかにされていないが、ほぼ間違いなく$1M〔100万ドル〕以下のはず)。AlexによるとGoowyチームは、少なくとも当面は、San Diegoで活動を続けるという。

ウィジェット広告マーケットでGoowyのライバルとなるスタートアップには以下の各社が含まれる。 WidgetboxClearSpringGigyaなど。またVideoEggSlideRockYouともこの分野で競うことになる。

AOLはこのところ有望なスタートアップの買収に余念がない。たとえば昨年の11月にはイスラエルのYeddaを買収している。

CrunchBase: Goowy

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(翻訳:Namekawa, U)

Facebookの広告の価値は? Lookery 、12.5セント/CPMを「保証」する
by Erick Schonfeld on 2008年2月2日

Facebookをはじめとして、SNSの広告単価はあまり高くないのが普通だ。FacebookとBebo内のアプリケーションを対象にした広告ネットワークのスタートアップ、Lookeryがこのほど新しくCPMで12.5セントの広告料金を保証するキャンペーンを始めた。このプロモーションは4月末まで続けられるということだが、この価格はおそらくLookeryが受け取るFacebookでの広告料の原価にちかいのではないかと思われる。CPMあたり2セントを広告を掲載の経費として加えると約15セント/CPMとなるが、これはFacebookへの広告料金の大半の平均的なところではないかと思う。Lookeryの引き受けている広告もほとんどがこのあたりにあるはず。

Lookeryは〔利益がでなくてもかまわずに〕シェアを取ろうとしているのだろう。この料金を保証することで、アプリケーションの運営者にアピールし、昨年12月の1億7千万インプレッションから、一気に10億インプレッションの大台を確保しようと狙っているようだ。LookeryはSlide、RockYou、Social Mediaなどメジャーな広告ネットワークに比べると規模が小さい。広告というのはウェブにおいても規模のゲームだが、SNS向け広告は特にその傾向が強い。Lookeryはこのキャンペーンで大手ネットワークに追いつこうと試みている。大手は当然ながら、ずっと高いCPM単価を提示することができ、すべてのアプリケーション運営者を広告掲載者として容易に取り込むことができる。

さらに詳しい情報はここに

CrunchBase: Social Media Slide RockYou

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(翻訳:Namekawa, U)

GoogleとFacebookでコンピュータ科学の学生の争奪戦―サラリーはうなぎ上り
by Michael Arrington on 2008年2月1日

GoogleとFacebookは今年卒業するコンピュータ科学専攻の学生を激しく奪いあっているという。激戦区はなんといってスタンフォードだ。2008年組は、まだ卒業まで何ヶ月もあるというのに、大半がすでに両社から勧誘を受けているそうだ。

スタンフォードの場合、去年は成績優秀な学生には年俸7万ドルも珍しくなかった。しかし今年はFacebookがなんと9万2千ドルを約束、Googleも対抗して9万5千ドルに競り上げて学生の確保に躍起になっている。コンピュータ科学の修士号を取得した学生の場合、Googleのアソシエート・プロダクト・マネージャーの職で13万ドルが約束されている。

同じくスタンフォードで人気を集めたFacebookアプリケーション・クラスは別種類のスタートアップの注目を集めている。SlideとRockYouの両社が特にリクルートに熱心だ。ある情報源によると、RockYouは学生に「きみたちを雇うのではない。きみたちを会社として買収したい。卒業後も引き続きアプリケーションの開発を続けてくれ」などと申し出ているそうだ。もちろんこれは学生の目をくらまそうという煙幕で、学生がクラスで書いたコードなどまずお蔵入りになるに決まってる。しかし、学生にすこしばかりM&Aの世界に足を踏み入れたような気分を抱かせるというのはうまい手だ。

それはそうと、Pitzer大学の「YouTubeクラス」の学生のところには、こういうおいしい話は回ってこないのではないという予感がしている。

読者にスタンフォードのコンピュータ科学の学生がいたら、採用戦線でどんなことが起きているのか知らせて欲しい。

アップデート:下に良いコメントがついている。学生の証言で上で紹介したサラリーの数字は確認された。(もっと高い額の申し出もあるそうだ)。

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(翻訳:Namekawa, U)

Slideが5億ドル以上のバリュエーションで$50M調達
by Michael Arrington on 2008年1月19日

3ヶ月前に「噂は噂、資本は集めていない」と断言したSlideファウンダーMax Levchin。あれから新発表は何もなかったが、どうやら慌てて行動を起こしたものらしい。本日(米国時間1/18)Business WeekNYタイムズが伝えたところによれば、Slideが半ビリオン(5億ドル)以上のバリュエーションで$50M(5000万ドル)の調達を完了したようだ。

3ヶ月前に新規ラウンドはないと正式発表した際に聞いたのは、氏が最低$200M(2億ドル)のバリュエーションを要求しているという噂。きっと状況から判断して望みどおりの競り合戦に持ち込めたのだろう。同社の調達は今回が第4ラウンド

後の段階のラウンドで大金が入る場合よくあるように、交渉はシリコンバレーのベンチャー会社が取りまとめた。今ラウンドの投資主にはFidelity InvestmentsとT. Rowe Priceも含まれている。

これだけのバリュエーションが何故可能なのか? Business Week誌Sarah Lacy記者もちょっと理解に苦しんでるようだ。「ともあれSlideに5億5000万ドルの企業価値があるかどうかの疑問に話を戻そう。今の時点では答えはNOだ。それはどんな普通のバリュエーションの計算式でも変わらない。しかしLevchinのプランは首尾よく成功し、Slideの価値はこれから格段に高くなる

個人的にちょっとよく分からないのは、Levchinの成功へのプランが何を伴うものなのか、という部分だ。今のところSlideはユーザーが唸るほどいる(世界全体で1億5000万人前後)ウィジェット会社に過ぎない。会社は移行期で広告営業に注力し始めている。でも、もっと詳しい情報がないことには…。

CrunchBase: Slide

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(翻訳:satomi)