サンフランシスコに拠点を置く Founders Fundは、2005年に$50M(5千万ドル)のベンチャーファンドを設立した。これまでに[上場や買収などからの]現金化を2度経験し、その他、一握りの非常に知名度の高い投資(Facebook、Powerset、Ooma、Quantcast、Slide、Geni、Causesなど)も行っている。
今日(米国時間12/17)、Founders Fundは第二のファンド「Founders Fund Ⅱ」を発表する。今回のものは、$220M(2億2千万ドル)と規模が非常に大きい。また、第一のファンドとは違い、資金は主にファンド外の投資家から調達する。この新しいファンドにより、Founders Fundは追加投資の形で比例配分投資を始めとする15から20の新規投資が可能になる。
Founders Fundによれば、新しい基金からは2、3の投資がすでに行われているとのことだが、まだ公開はされていない。
Founders Fundの共同出資者はシリコンバレーで深いネットワークも持ち、それがディールフローに役立っている(Paypal創設者で前CEOのPeter Thiel、PayPal創設者で前CEOのKen Howery、PayPal創設者で前副社長のLuke Nosek、Napster、Plaxo、Facebook創設者で前CEOまたは社長のSean Parker)。しかし、Founders Fundは他とは異なる方法での取引にも取り組んでいるという。
ほとんどのスタートアップ企業の資金需要の減少とあいまって、ベンチャーキャピタルにおける供給過剰により、起業家とベンチャーキャピタル間の力のバランスがシフトしたと、Sean Parkerは今日電話インタビューで話した。Founders Fundはそのシフトを認識し、そのため少し違った形で取引を行うように発展してきた。例えば、Founders Fundは、「Series FF」と呼ばれる特別なクラスの株を発行し、普及させた。これは企業のライフサイクルのより早い時期に起業家が資金を受け取ることを可能にするというもの。また、他の資金よりもより著しくリベラルな議決権をファウンダーや役員に与える。Founders Fundの事業に関しては、今年初めのSF Chronicleのこの記事を参照されたい。
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(翻訳:Megumi H.)
金曜日、RockYouはFacebookのアプリケーションのリストで、アクテティブなユーザーの数が最多となった。Super Wallと呼ばれるこのアプリは、SlideのFunWallを追い抜いた。Slideは依然として2位、3位、6位を占めているが、RockYouでFacebookアプリのトップ10位に入っているのはあと1つしかない。(5位の「X Me」)。いずれにせよ、トップ・アプリはほんのわずかの大手が独占している。
「われわれは今やSliedeより優れている」と自慢するプレス・リリースの中でRockYouは「Facebook最大の広告ネットワークを運営している」とも主張している。しかしこういう広告のどれぐらいの部分が単に他のアプリにリンクした「堂々巡り」なのかははっきりしてない。Facebookでは相当の「贋金」が流通している。まあ、がんばってくれ。

Crunchbase RockYou
Crunchbase Slide
Crunchbase Facebook
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(翻訳:Namekawa, U)
Googleに野心的なソーシャル・ネットワーク・プロジェクトが存在することは、まず9月初旬にこの記事で報じたが、さらに今週この記事でフォローした。プロジェクトの正式名称はOpenSocial (このサイトは木曜にオープンする)で、われわれの以前の予想をはるかに超える広がりをもつものと判明した―デベロッパーは自分の選んだSNS(「ホスト」と呼ばれる)用にGoogleが提供する一連の共通APIを使ってアプリケーションを開発することができるようになる。
これはまた もうひとつ ソーシャル ネットワークのプラットフォームを作る試みではない。最近、次から次へと新しいSNSプラットフォームが生まれてくるために、デベロッパーは困難な選択を強いられている。ソーシャル・ネットワークのためにアプリケーションを書き、メンテナンスするためには当然コストがかかる。単純にコストパフォーマンス上の制限から、大半のデベロッパーは一つか二つの主要なSNSだけを選び、他は無視することを余儀なくされている。
Googleが提供しようとしているのは、多くのネットワーク上で共通に作動するアプリケーシュンをデベロッパーが簡単に開発できる仕組みである。この試みを首尾よく成功させることができたら、Googleはまさに舞台の中央からネットワーク全体を支配できる。
何がローンチされるのか?
OpenSocialは、提携SNSの協力を得てGoogleが制定した以下の3組の共通APIからなる。 これを利用することによってデベロッパーはSNSの中心となる機能と情報にアクセスすることが可能になる。
- プロフィール情報(ユーザー・データ)
- 友達情報(ソーシャル・グラフ)
- 活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動)
OpenSocialプロジェクトの参加ホストは、このAPIを利用したコールに対して適切はデータを返すことを約束している。Googleは特殊な用法を含めてあらゆる場合を想定した網羅的なAPIを提供しようとはしていない。その代わり、最もベーシックな機能を提供することだけに集中している。特殊な機能やデータを必要とする場合は、それぞれのホストが提供する固有のAPIを直接利用することになる。
Facebookプラットフォームなどとは異なり、OpenSocialは独自のマークアップ言語を持たない。(Facebookはセキュリティー上の理由から、デベロッパーにFBML〔Facebookマークアップ言語〕の利用を要求している)。OpenSocialでは、デベロッパーは通常のjavascriptとhtml(これに加えてFlashコンポネント)を利用する。(またエンベッド・コンポネントも利用可能)。このGoogleのアプローチのおかげで、デベロッパーは既存のjavascriptによるフロントエンドのコード資産をそのまま、あるいは簡単な手直しを加えただけでOpenSocialに利用できる。つまりOpenSocial標準によるアプリケーション開発は、Facebookの場合と比べてさえ、ずっと容易になる。
アプリケーションは、それぞれのホストの課す制限の下で、プロフィール・ページ、キャンバス・ページの双方で完全に機能する。これと対照的にFacebookの場合は、ほとんどの機能をキャンバス・ページでしか許可しておらず、したがってウィジェットはプロフィール・ページでは制限された一部の機能しか実現できない。
OpenSocialは、広告の表示を許可するか、デベロッパーが事前にホストにアクセスの申請をする必要があるか(Facebookは申請する必要がある)等、ホストが課すさまざま制限の内容には関与しない。こういった制限はすべてそれぞれのホストの責任で設定し、強制するものとされる。OpenSocial API自体は最大限の自由度をもって設計されている。
ローンチ時点の提携パートナー
OpenSocialのパートナーは2種類ある。ホストとデベロッパーだ。ホストというのはSNSのことで、現在、Orkut、Salesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、Oracleが参加している。
デベロッパーにはFlixster、iLike、RockYou、Slideなどが参加。
このプロジェクトの意味するものは?
OpenSocialの発足のタイミングはこれ以上ないというくらい絶好だった。このところ、新しいSNSプラットフォームが登場するたびに、新しいマークアップ言語に対応せねばならず、アプリケーションのコードを書くにもメンテナンスするにも時間とコストかかることに対してデベロッパー側から悲鳴が上がっていた。誰かがこの無駄を省かせるシステムの開発に乗り出してくれなくてはどうにもならない状況だったのだ。(われわれもこの記事の最後でそういう意味のことを提案している)。さらにFacebookがすべてを支配することへの恐れが、有力なパートナーをGoogleの陣営に集める結果になった。参加ホストSNSのリストは壮観だ。デベロッパーはさっそくこのAPIを利用したアプリケーションの配布に乗り出すだろう。
しかも、大急ぎで。Facebook Platformのブームでは、最初にアプリケーションを出したデベロッパーが非常にたやすくユーザーベースを確保できることが明らかになっている。これは早い者勝ちのゲームで、出遅れたプレイヤーは苦戦を強いられる。デベロッパーはOpenSocialという新たな金鉱を発見した。すぐに皆がここに殺到してゴールドラッシュが始まるに違いない。
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信頼する情報源2カ所から、まるっきり正反対の話を聞くことなどめったにないのだが、今日(米国時間10/22)はそれが起こった。
一方は、ウィジェットのベンチャーSlideが、新たな調達ラウンドを狙って$200M(2億ドル)のバリュエーションを望んでいるというシリコンバレーを飛び交う噂。
この噂にはいくつか信じるに足る理由がある。Slideには従業員が60名がいて、毎月の給料だけで$600K(60万ドル)かかるので、合計のバーンレートは$1M(100万ドル)
/月近い。前回のラウンドは1年前に行われたが、金額は一切明かされていない。それでも、憶測によれば$20M(2000万ドル)程度で、バリュエーションは$100M(1億ドル)と言われている。よって、Slideにはまだ多少資金が残ってはいるだろうが、ギリギリになる前に新たな資金を探し始めるにはいい頃だ。
さらに、ある信頼できる筋は、Slideが実際に売り込みに来て、最低$200M(2億ドル)の投資前バリュエーションを要求されたと言っている。
ところが、もう一方ではSlideのファウンダー兼CEOのMax Levchinは、われわれに対してオンレコで2006年の前ラウンド以来誰にも調達の話はしていないと語っているのだ。売り込みの説明資料すら作り直していないと言う。
真相は何なのか。両者の中間あたりにあるのではないかと思う。Levchinは、出資についての問い合わせはあったと言う。「たぶん誤解だと思う」とLevchinは言っていた。噂が完全に本当であれば、われわれにオンレコで話す理由がないのは確かだ。
たぶん誤解なのだろうという気はする。それでも、噂が絶えることはない。ひとつ確かなのは、噂でSlideが困ることはないということ。この会社に出資しようかと考えている人は、どうせなら次のラウンドの前に早く手をつけようと考えるかもしれない。
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完全利用無料の実験を先月降りたルックス評価のHotorNot。デスティネーションサイト「HotorNot.com」のトラフィックも予想通り頭打ちとなる中、意外と健闘してるのがHotorNotのFacebook対応アプリで、今では毎日のログイン数の大体3分の1、全ユニークビジターの40%がFacebookアプリからのトラフィック(現段階ではまだサイトとは別のサービスだ)。
Facebookのアプリ群でも、HotorNotは上位50にランクインしている。(こないだ確かめた時には第45位。超人気ではないが手堅い) そのSNS内ユーザー数は、200万人近い全登録ユーザーのうち1日13万461人に上る。 対するHotorNot.comサイト本体への月間ビジター数は数百万人(サイトでは投票がまだ無料。有料デートサービス利用のため月間50万人がログイン)。「Facebook対応アプリのポテンシャルは、当社のドットコム・サービスと同等と見てよいでしょう」とHotorNotファウンダーJames Hongは語る。
ソーシャル・アプリケーションになるべくデザインされたサイトがあるとしたら、それはHotorNotだ。ここは人のルックス評価に投票を導入した投票アプリである。 HotorNot人気の秘密はシンプルなところと、興味本位な中毒性にあり、その暇つぶし効果は絶大だ。ユーザー同士のデート成就率も無視できない。(出会い機能はHotorNot.comでも有料で、Facebook向けアプリではまだ開発が完全には終わっていない)。以上のことを踏まえた上で、何故ディスティネーションサイト存続なのか?という部分を先日Hongに尋ねてみた。返ってきた答えはこうだ。:
HotorNotがデスティネーションサイトという考えは捨て、もうどこでもいいから自分たちのサービスをどれだけの人が使っているか、そっちを心配するようになった。デスティネーションという概念は、とても1999年的。これから大きなシフト転換を迎えようとしている。人はどこでも行きたいところに行ってしまう。世界は進化しているのだ。HotorNotのようなサイトはデスティネーションとしての性格が薄れ、サービスと自らを捉えるようになるだろう
これと同じことは文字通り、どのデスティネーションサイトにも言えるのでは? 中央のWebデスティネーションにトラフィックを呼び込むという概念は大手以外のサイトでは全滅かもしれない。 今サイトはウェブ上どこでも生き永らえるような能力を備える必要に迫られている。(それはFacebookのみにとどまらない)
もっともFacebookはウェブの各種サービスを大量に引き寄せる超デスティネーションになりつつあるわけで、このFacebookに限っては特殊なケースとして残るの可能性もある。HongがFacebookをショッピングモールに喩える理由もそこにある。もしみんながFacebookモールに来るなら、Hongはわざわざ独立したサイトを構えてそこに人を呼び込む苦労を背負うより、モール内にHotorNotを構える方が順調にいくだろう。Facebookがレンタルを課金し出したところでレンタル料さえ手ごろならHongにとっては問題ではない。(モールの地主は誰でもそうだが、Facebookも儲けなくてはならない入居ストアの事情ぐらい熟知しているはずだ)。 同じことはMySpaceにも言える。Hongは、MySpaceがプラットフォームを開放し次第、MySpace対応のHotorNotアプリを開発したいと張り切っている。
無論モールの喩えでは説明のつかないことも。例えばSNSでは、地主がある時点でHotorNotアプリを自分たちで作って会員にPRしてしまう可能性もあるのだ。つまり、モールの地主が自分のアパレル専門店を構えて自分のレントだけは市場より安くし、入り口でお客にチラシをばら撒いてGapに対抗するようなもので、これはFacebook(まもなくMySpaceも加わる)向けにアプリを書くディベロッパーみんなが抱えているリスクだ。無論、こうなると当然の成り行きで同じ通りに新しいモールが開店すると人足はたちどころに流出する、そんな傾向も生まれる。
それにしてもSNS対応アプリとして生き残った方がパワフルなら、何故HotorNotはディスティネーションサイトを一掃してしまわないのだろう? (Facebookでは例えば友だち全員がどれだけ魅力的か、そのまた友だちがどう魅力的かを基準に投票する方が、全く見ず知らずの他人に紹介されるより簡単にいく) 遠くない将来、Facebook、MySpaceなどソーシャルネットワーク経由でHotorNotにアクセスする人の数が、HotorNotのサイト本体のアクセスを抜く日が来るだろう。HotorNotは単なるウィジェット会社になるか、Slideのような会社に身売りするかだと思うが…? 結局、ウィジェットやFacebook対応アプリに広告を出向する部分では、人気のアプリやウィジェットを多く抱えるSlide (HongはたまたまSlideの投資主)の方が有利なポジションにつけているのだ。
良いことずくめのようだが問題もある。まず第1にHotorNotは広告ではなくサブスクリプション事業から収入を得ている、という点。Hongは広告を入れてデートサービスを無料で提供しようとしたが、スパムが許容範囲を超えてしまった。 第2に、FacebookやMySpaceがどんな地主になるか、その辺がはっきりしない(上記参照)。 第3に、ソーシャルネットワーキング対応アプリは特定のソーシャルネットワークのコンテクストの中で使った方が活用度が上がるのか、それとも各種サイトから多様な人たちを寄せ集めて繋げるパワーが備わっているのかどうか?
単一アプリがたくさんのサイトに広がれば、たくさんのアプリがひとつのソーシャルネットワーキングのサイロに各々閉じ篭っているより、大きなネットワーク効果が生まれる。今のところHotorNotのFacebook対応アプリは、メインのサイトではなく別のシステム上に構築されている。それがアプリを立ち上げて走らせる一番手っ取り早い方法だったからだが、毎度こうとは限らない。ソーシャルなサークル内のみんなを一巡したら、それから先、どうするのか?
アプリを開発中のスタートアップはみな、こうした問題に取り組んでいかなくてはならない。似たようなアプリをどこからでも探し出し、そこからデータを取り込む一方で、各種ソーシャルネットワークにも食い込んでユーザーとその友だちのためにカスタマイズしたサービスを展開する。結局この両方ができる企業が、最も成功したソーシャルネットワーキング対応アプリの中から生まれていくだろう。
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サンフランシスコに拠点を置くソーシャルネットワーク用ウィジェットプロバイダーのSlideが記録を更新した。レポートによると毎日100万件以上の新しいウィジェットを提供しているという。
Slideではウィジェットベースの写真のスライドショ-を提供しており、ユーザーはこれをMySpace、Facebook、Bebo、Friendsterなどさまざまなソーシャルネットワークサイトに埋め込むことができる。
Slideの後ろ盾は申し分ない。ファウンダーはPayPalの共同設立者Max Levchin、出資者にはMayfield Fund、Khosla Ventures、BlueRun Ventures、Founders Fundらが名を連ね、2006年11月のラウンドで$20M(2000万ドル)調達したと噂されている。
SlideのFacebookアプリだけでも、合計1000万人を超えるユーザーがいる。comScoreの報告によると、2007年4月時点で、Slideの月間ユニークビジター数は1億1700万とのこと。
Slideと直接競合するサービスには、RockYou、Flektor、Photobucketなどがある。。
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いちばん普及しているFacebookアプリケーションのいくつかは、バイラルなプロモーションにきわめて疑問の多い手管を使っている。実際、これに気付いたユーザーから多くの苦情が出ていた。今日(米国時間8/16)、Facebookはそのうちの最悪な例に対して阻止行動に出た。
アプリケーション開発者が新しいユーザーを獲得するためのインチキな手口には2通りある。1つは、ユーザーがアプリケーションをインストールすると、そのユーザー本人からはある見え方をするが、実は第三者に対しては違った見え方をさせる、というもの。ユーザーがあるアプリケーションがかっこいいと思ってインストールしたのに、他のユーザーには大きな黄色いボックスに「皆さんもこのアプリケーションをインストールしてください」というメッセージが表示されていたりする。
2番目の手口は、さらに悪質だが、最大のインストール数を誇るアプリケーションの開発者の多くが使ってきた。これは一種の「メッセージ詐欺」だ。典型的なやり口は、ユーザーがアプリケーションをインストールすると、そのユーザーは何もしていないのに、友達全員にウォール・メッセージとか、あるいは何かアンケートの依頼のメッセージが送られるというものだ。相手がそのメッセージを読もうとするとしかじかのアプリケーションをインストールしないと読めないという表示が出る。アプリケーションをインストールしてみると、本来のユーザーからのメッセージなどはなく、アンケートというのも「最初デートでキスするのはOK?」といったくだらない出来合いの質問があるだけ、ということを発見する破目になる。
Super Wall (RockYou製、 450万ユーザー)、My Questions (Slide製、69万ユーザー)、FunWall (Slide製、36万ユーザー)といった大所が皆この手を使っている。(そしてユーザーはこれらのアプリケーションに対するコメント欄で強く抗議している―このページに飛んで、下へスクロールしてみるとよい)
Facebook、反撃に出る
今日、とうとうFacebookはこの種の行為を阻止する措置を取った。第1の手口に対しては、アプリケーション構築のためのFBML〔Facebookマークアップ言語〕を今回1.1にバージョンアップした。これによって開発者はインストールしたユーザー自身が見えるのとは別の見え方をアプリケーションにさせることができなくなった。
Facebookプロフィール・ページのデザインの成功のカギの一つは、ユーザーが自分のページが訪問者にどう見えるか、常に正確に把握できるようにしておいたことにある。ユーザーが自分のプロフィールページにインストールしたアプリケーションが外部に対してどう見えるのか、開発者が設定した見え方と内容が把握できなければ、そのアプリケーションを正しく評価できず、ユーザーは外部に対して自分がどのような情報を発信しているのかを理解することができない。
ユーザーがプロフィールページの外部への見え方を信頼できなくなる原因となるようなFBMLが現在いくつかサポートされている。すなわち、fb:if-user-has-added-appなどを始めとする一連のfb-ifタグである。このようなタグがユーザーが知らないままに外部へメッセージを発信するために用いられている。大きな黄色いボックスに「このアプリケーションをインストールしてください!」などと表示されるのは、その例である。
本日以降、上記のタグはプロフィール用アプリケーションに用いることはできなくなる。われわれはFBMLをバージョン 1.1に統一していくつもりであり、下記のように新しく一連のfb:visible-to-というタグを追加した。
fb:visible-to-owner
fb:visible-to-friends
fb:visiible-to-user
fb:visible-to-added-app-users
fb:visible-to-app-users
Facebookは開発者に対し、ユーザーに誤解を招くようなメッセージの送信をブロックすることを表明した。 これによって SlideやRockYou、その他大勢によるニセのメッセージを使った大量のスパムがブロックされることになる。
この何週間か、われわれは一部の開発者がリンクのクリック、アプリケーションの追加その他の行動を取らせるためにユーザーに誤解を与えるような手段を用いていることに気付いていた。 大多数の開発者はルールに従って正当な手段を用いているのに、一部のものはルールを無視して、結果としてスパムを送信している。これに対し、ユーザーにニセのメッセージを送るなどして、さもなければ取らなかったであろう行動にユーザーを不当に誘い込んでいるような例を発見した場合、われわれはそういったニセのメッセージをブロックすることとした。つまるところ、アプリケーションが発信するメッセージが実際に発信者のユーザーの意思に基づくものであり、受け手を欺くことなく、自由な意思決定による行動を導くような性質のものであるかぎり、なんら心配する必要はない。 しかしながら、あるアプリケーションの発信するメッセージがブロックされるようなら、今で述べたような条件を満たしていない可能性が高い。このような場合、われわれは、他の開発者が採用している正しい手法について説明する用意がある。
Facebookはアプリケーション・プラットフォームをオープン化して以来、その管理を良くやってきたといえる。Facebookはアプリケーション開発者を育成する必要がある一方で、ユーザーの利益とサイト全体のセキュリティーを守られねばならない。今回行なわれた決定は、一部のアプリケーション開発者にはマイナスになるだろう。しかし、そういった開発者が行なってきたスパムの撒き散らしから一般ユーザーを守ろうとして取られた手段であることは明白だ。
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MySpaceが最高$300M(3億ドル)でPhotobucketを買収する という今週のニュースは、ウィジェットの重要性、ことに写真、ビデオ関連でのウィジェットの重要性を浮き彫りにするものだった。
ユーザーはライバルのSlideとRockYouを利用すると、写真そのものや、コマとコマのの移り変わりにさまざま効果を加えたスライドショーを作成して、さらにMySpaceのプロフィールなどのページにエンベッドすることができる。これらのサービスは急成長中だ。新規参入のFlektorもこの分野で市場のパイを奪い取ろうと努力している。Flectorのツールは既存のライバルと十分に競争できる力があると思う。
Slide
Slideの成長ぶりは、最近の $20M(2千万ドル)前後と噂される 資金調達にも反映されている。Hitwiseのデータによれば、昨年は 2,000%のトラフィックの増加を記録している。
Slideによると、スライドショーのページビューは毎日1億5千万以上に上っているという。また毎日 20万のスライドショーが新たに制作されている。(プレスリリースが今日この後行われる予定)。
Flektor
スライドショー業界の注目の新規参入者はFlektorだ。まだ非公開ベータテストを終えたばかりでユーザー数が多くないにもかかわらず、すでに多数の企業が買収に関心を持っているという噂が聞こえてくる。
FlektorのファウンダーJason RubinとAndy Gavinは以前にゲーム開発会社 Naughty Dog (Crash Bandicoot[クラッシュバンディクー]、Jak Daxter [ジャックXダクスター ])を創立したことで知られている。Naughty Dogは2000年にSonyComputer Entertainmentに買収された。Rubinと Gavinは魅力的なユーザーインタフェースをデザインすることにかけてはエキスパートだ。そのためFlektorは、スライド作成や関連する機能の豊富さ、使いやすさでSlideやRockYouに比べて一世代先を行くサービスになっている。
最近Photobucketがローンチした新機能と同様、Flektorでは写真ばかりでなくビデオ、テキストを素材として、転移効果を含むさまざまな効果を加えてスライドショーを制作することができる。これはSlideとRockYouにはまだ存在しない機能だ。(SlideとRockYouはPhotoshopのフィルターのような効果処理をサポートしていないが、ユーザーは我慢するしかない)。われわれがテストしてみたところでは、Flektorのスライド制作ウィザードは、SlideやRockYouの同種の機能に比べてはるかに使いやすかった。スクリーンショットをクリックすると大きな画像が見られる。
SlideとRockYouは巨額に上る会社価値の評価が行われており、投機的な買収を目論むにはすでに遅い。Flektorはまったく新しい会社であり、古いスタートアップのように資金調達の過程で生じるやっかいな問題は存在しない。私の勘では(シリコンバレーに流れている噂もこれを裏書しているが)、Flectorはここ半年くらいの間にどこかのSNS、おそらくはMySpaceに対抗するためにできる限り多くのツールを集めようとしている現在急成長中の新顔によって買収されるのではないだろうか。
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FilmLoopのDeadPool入りの記事を取材していたら、こんな噂を耳にした。
Slideといえば昨年11月、Mayfield Fund、Khosla Ventures、BlueRun Ventures、Founders Fundからのベンチャー資金調達を発表した会社だが、その金額は明らかにされていなかった。しかし聞いた話によると投資金額は$20M(2千万ドル)規模で、投資後の会社の評価は$60Mから$80M(6~8千万ドル)だという。まだ売り上げを計上してもいない会社の評価としてはすごい金額だ。
Slide側としては、MySpaceでSlideを利用して友達に写真を見せびらかしたい熱心なユーザー数はYouTube並みに多いのだ、と主張するかもしれないが、それにしてもこの金額はPhotobucket、RockYou、FilmLoopなどライバルとの激しい競争に晒されている会社としては破格である。
Slideは2006年前半にMySpaceのページに自動的にスライドショーを挿入し、「友達」すべてに通知する機能を追加したとき大きな賭けに出た。つまりユーザーにMySpace登録情報を入力させ、ユーザーの代わりに同社がMySpace上での操作を行うことにしたのだ。これはMySpaceのサービス約款に明らかに違反する。世間もSlide自身も、いずれMySpaceから書面で正式な中止要請が出るか、MySpaceへのSlideのアクセスが遮断されるのがオチだろうと考えていた。ところがこういうことは何一つ起きず、Slideの大きな賭けは成功した。…まあ、今のところは、だが。
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