Statsaholic
Amazon対Statsaholic紛争が、かなりややこしいことになってきた
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by Michael Arrington on 2007年4月23日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

AmazonとStatsaholicの紛争は先週、単なるドメイン名争いから本格的な法廷闘争へと紛糾した(訴状のPDF版はここ)。

Statsaholic(旧Alexaholic)は、AlexaのトラフィックデータのグラフをAlexa自身よりもずっと使いやすい形でユーザーに提供していた。Amazonは当初Alexaholicに賛辞を送っていたが、結局は商標侵害と知的財産権の不正利用(データを使ったグラフ)を楯にサイトを潰しにかかった。法的手段に訴える前、Amazonは$100,000でサービス全体を買い取る提案をしたと言われている。しかしHornbakerはオファーを断っている。

ところがここ数日の間に話は急激にドラマチックな展開になった。Ron Hornbaker(Alexaholicのファウンダー)が、1996年にAOLユーザーから金を脅しとろうとして恐喝で有罪判決を受けていたことがわかったのだ。HornbakerはLeavenworthの連邦刑務所で18ヶ月間、刑期の一部を過ごしたという。

HornbakerはAOLの「既婚だけど募集中」と呼ばれるチャットルームに入りびたり、「Rita」という浮気女を演じていた。オンラインのRitaファンがちょっかいを出し始めると、HornbakerはRitaの「嫉妬深い警察官の夫」になりすまし、男たちを「痛めつけられたくなければ金を出せ」と脅した。

Illinois州Rockfordに住む男が、HornbakerをFBIに訴えた。

この脅迫作戦を実行するために、Hornbakerは卑猥なRitaとしてチャットルームを渡り歩いていた。獲物を見つけると、分身Ritaの官能的な写真を見せると言ってプライベートルームに誘う。ところが、代わりに夫の分身が現れて、「見つけ出されて痛めつけられたくなければ金($500~$2,000程度)を出せ」と言われるのだった。

今朝(米国時間4/22)Hornbakerとこの件について話した。当時は、自暴自棄になってやってしまったのだという。生まれたばかりの娘がいくつも心臓欠損に見舞われ、大手術を3度も受けたためにHornbakerと妻は破産寸前までになっていた。絶望は愚行となって、架空のAOLユーザーRitaと浮気しようとした男たちを脅迫することを考えた。男たちから送られた小切手を受け取りに初めて私書箱に行った時にFBIに出くわして、ついには告訴された、と語った。

AmazonからこのStatsaholicとの紛争について電話にもメールにも返答はない。HornbakerがAmazonに対して買収のオファー価格を$100,000より大幅に上げなければ中傷を流布する、と脅していたという噂があちこちから聞こえてくるが、Hornbakerはキッパリと否定している。

Hornbakerは、Amazonが自分の前科を法廷で利用しようと、「Statsaholicの全資産を今すぐ$25,000でAmazonに売らなければ、前科を公表する」と脅してきたとも言っている。

Hornbakerは、Amazonがそういう要求を送ってきたというレターのコピーを出してはくれないが、2006年以来Amazonと交したやりとりのすべてを、Amazonさえ承知すれば公開してもよいと提案している。本件が訴訟中であることを考えるとAmazonが応じることは考えられないが。

Hornbakerは今朝のメールにこうも書いている:

これまでどん底にいて、もう危ない橋を渡るつもりなどない。Amazonが世間を味方につけようと、こうして古傷をほじくりだして、私の素行を不当に評価させようというのなら、これまで私に対してメールに書いてきたことだって全部公開するべきだ、それなら私が公表する必要はない。真実が何かは世間に決めてもらおうじゃないか、私には隠すものは何もない。

この紛争は今のところ法律の戦いというよりは、PRの戦いだ。ブロガーたちはここ何週間かHornsbakerの側についていた。お馴じみの「ダビデとゴリアス」的状況であることを考えればよくわかる。しかし、今回の新事実の数々によってHornbakerの立場はかなり悪くなるだろう。

この騒動の中、唯一いい話はHornbakerの娘さんが困難を乗り越えて、「元気で幸福な」13才の少女になっていることだ。

アップデート: Alexa はグラフ機能も提供するようになった。以前はデータだけだった。グラフの利用は無料だが広告が入る。

[原文へ]

AmazonのStatsaholicいじめ
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by Michael Arrington on 2007年3月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Statsaholic (以前のAlexaholic)はAlexa本家よりも便利にAlexaのトラフィック統計を提供するサービスを1年前にローンチした。Statsaholicはエンベッドできるグラフとかデータの平滑化のような本家が提供していない機能も持っていた。ユーザーもこれを認め、トラフィックの比較をする場合に本家よりもStatsaholicにリンクするようになった。ある時点では、AlexaをGoogleで検索するとAlexa本家は3位にまで下がっていた。

Alexaはウェブサービスを通じてグラフデータを配信していなかったので、Statsaholicはデータ収集にAlexaウェブサービスを利用してはいなかった。Alexaの親会社Amazonは、Statsaholicに苦情を言ったり、閉鎖させたりしようと思えばできたはずだが、実際にそうはしなかった。それどころか、昨年4月にはブログ記事中で褒めてさえいる

しかし、いつかAmazonはStatsaholicを嫌いだしたとみえて、弁護士を呼んできた。Amazonは今年に入って、alexaholicというドメイン名の所有権を主張して訴訟を起こした 。サービスのオーナーRon Hornbakerは、訴訟の結果を待たず、alexaholicのドメイン名の使用を中止してサービスをStatsaholic.comに移した。

しかしこれでもAmazonは満足せず、他のサイトにはそのまま許しているのに、Statsaholicに対してはAlexaのグラフデータを収集するのをブロックする措置を取った。Statsaholicはこれに対して他の方法でデータの収集を続けた。するとついにAmazonは外部サイトからグラフにアクセスするリンクをすべてブロックしてしまった。

その一方でAmazonはStatsaholicの機能の多くを取り入れ、グラフ機能をAlexaのトップページに備えたりした。

Statsaholic側の言い分はここに。私は1週間ほどAmazonの広報に電話攻勢をかけているのだが、話しをする時間を取ることについてメールやボイスメールでやり取りしただけに終わっている。ただし、Amazonのためにひとこと言っておくと、彼らとしてもStatsaholicとは事前にいろいろ交渉をしており、閉鎖に追い込む前に、買収の提案もしているという。

しかし私が気になるのは、Amazonは問題のサービスを1年以上放置しておき、さらには賞賛していた(それからコピーした)にもかかわらず、サービスが本当に人気を集め始めたとたんに強硬手段をとって閉鎖に追い込んだ点だ。

私は引き続きAmazonにこの問題について話を聞く努力を続けるつもりだ。その結果、この問題を違った観点から見ることができるような事実が明らかになる可能性は十分あるが、今のところ、われわれがリサーチをする際にたいへん便利に使っていたサービスが無くなってしまい、Amazonはいささかイジメをしているように見える。

[原文へ]

Amazon、Alexaholicを改名させる
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by Michael Arrington on 2007年3月20日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

「Alexa」中毒者がAlexaholicを使うようになってから1年以上が過ぎた。Alexaサイトのトラフィックデータやトレンドを見るには、Alexa自身よりもはるかに速くて便利なのだ。そして、Amazonのウェブサービスを、本家よりはるかにうまく使っている小さなスタートアップの一例でもある。AlexaholicはいまやGoogleでAlexaを検索すると3番目に出てくる。トップがAlexa本家で2番目がWikipediaのAlexaの項目だ。
(訳注:日本で検索すると違う結果が出ることがある)

Amazonはこのサービスを取り込もうとはせず、何度も潰そうとしてきたが、今度はドメイン名を商標侵害訴訟で取り上げにきた。Alexaholicはこれ以上の争いを避けて名前をStatsaholicに変えてしまうようだ。Statsholicとしては、サードパーティーのデータサービスを加えるよい機会だろう。まずはCompete.comあたりから。

[原文へ]

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