
推薦エンジンStumbleUponがこのところ困難に直面している。今月初めにTechCrunchは、eBayがこのスタートアップを買収から1年半も立たないのに売ろうとしていると報じた。たしかにトラフィックは停滞していた(登録ユーザ数は上向きだったが)。しかし今夜(米国時間9/30)このサイトは、事態を好転させるかもしれない新機能の提供を開始した。待望の、インストール不要のツールバーだ。
StumbledUponの足をずっと引っ張ってきたのは、ユーザがブラウザ用のプラグインをダウンロードしてインストールしなければならない点だ。そういうプラグインはダウンロードとインストールに時間がかかるし、マルウェアを疑われるので、消費者の食いつきが悪い(私も友人たちに、どんなサービスであれ、プラグインは絶対にインストールするなと忠告している)。それにまた、StumbledUponが何をするサイトなのか最初はよく分からないという点も、やはり足かせになっている。それが分かるためには、実際に使ってみなくてはならない(使うためには自分の好きなもの、関心対象などをStumbledUponのアルゴリズムに対して入力してやる必要がある…そうしてやっと、ユーザの好みに合ったWebサイトへ連れていってくれる)。

今夜ロンチするツールバーにより、StumbledUponの機能の多くをインストール不要で使えるようになる。ツールバーにアクセスするためには、まずStumbledUponの新装のホームページに行き、推薦リンクのどれかをクリックする〔これから登録する新規ユーザはメールアドレスと適当なユーザIDを入力する〕。するとツールバーがブラウザのウィンドウの上のほうに専用のフレームで配置される。今訪問しているサイトの推薦度を表す星印のとなりに、よく目立つ”Stumble”ボタンがある。そのサービスは、クッキーを使ってユーザの複数のセッションにおけるアクションを記憶する(そのデータをツールバーから見るという設定も可能)。
今夜の発表に合わせて、StumbledUponはこのツールバーを利用するサイトのためのパートナープログラムを紹介している。すでにThe Huffington PostとHowStuffWorksには、記事の横にユーザがStumbledUponのツールバーを使うためのウィジェットがある。それは、それらのサイト専用のツールバー、つまり、Huffington Postで立ち上げたツールバーはHuffington Postの記事へユーザを連れていく。このプログラムは、パートナーのサイトの訪問者を増やすわけだから、成功するかもしれない。しかもそれは同時に、StumbledUponのユーザ層も拡大する。
しかし問題はまだある。新規ユーザにとっては、ツールバーの目的や使い方がすぐには分からない。とくにHuffington Postのようなパートナーサイトから来たユーザには、より分かりにくいだろう。しかしとにかく、プラグインをダウンロード〜インストールする負担がなくなったのだから、StumbledUponが今後数か月以内に停滞を脱し再び成長路線に乗ったとしても、不思議ではない。
[原文へ]
(翻訳:hiwa)

2007年5月にeBayはWebサイト推奨エンジンStumbleUponを$75M(7千5百万ドル)で手に入れた。そして今、当時の買収の過程をよく知っている筋の情報によれば、買いから1年半も経たずしてeBayは、それを売りに出そうとしている。
その情報筋によると、eBayはDeutsche Bankに頼んで良い買い手を探してもらっているそうだが、言い値は分からない。買った値段で売れるかどうかも分からない。7月のStumbleUponのビジター数は全世界で1300万、ページビューは2500万ページだった。1年前はそれぞれ、4400万と3100万ページだった(出典:Comscore)。Google Trendsも、過去1年にわたる停滞を示している。
[原文へ]
(翻訳:hiwa)

StumbleUponは本日(米国時間4/23)中に500万人目のユーザーを迎える。(この記事を書いている段階での登録ユーザー数は499万4826人)。ただしこの数字にはあまり意味がない。なぜなら、ウェブサイト評価や、ディスカバリーサービスを使うために登録した人も全部勘定していて、その中には2度と使わない人もいるからだ。StumbleUponはeBayの傘下のサービス。アクティブユーザー数は公表していない。
かわりに上に貼ったちょっといいグラフをくれた。これはユーザーがウェブ上で実際何かに「stumble(遭遇)」した回数を示したものだ(気に入ったサイトやヒデオを見つけたら「thumbs up(OKサイン)」してstumbleする。たくさんstumbleされたページは、他の人が似たようなページを探したときに上位ランクに表示される)。同サービスは今日から30日以内に50億回目のstumbleを数える。今年に入ってからだけでもユーザーは10億回以上のstumbleを記録している。2008年Q1のstumble回数は、前年同期の160%増だ(9億7400万stumble対3億7500万)。
一方、サイトのトラフィックも昨年秋の大暴落から、着実に復旧してきている。comScoreによると、全世界ユニークビジター数は昨年10月の480万が12月には180万に落ちたものの、この3月には320万まで戻している。多くのアクティブユーザーがサイトには行くことなく、ブラウザーのツールバーからstumbleだけをする。しかし、StumbleUponの「ユーザー選出ランキング」の質が高まるにつれて、気軽にサイトにやってくるユーザーは増えるはずだ。
StumbleUponのことは、検索エンジンというよりもソーシャルパワーによる発見エンジンと考える人がほとんどだろうが、パーソナルな発見と検索には重なるところがある。最近のNext Webカンファレンスで、StumbleUponのファウンダー、Garrett Capmが次のように話している。
パートナライズド検索はスタートを切ったばかりです。パーソナライズドクローリング[検索インデックス作成のためのデータ収集]も始まるだろうと思っています。現在クロールしている人たちはウェブ上で最大のマップを作ろうとしていますが、陰のフィルタリングと知的エージェントこそが、検索と発見が出会うところです。私の検索ワードのログは、私がウェブで本当に欲しいものを表しているわけではありません。
パーソナライズされたウェブクローラーが、ウェブの中から自分や知人や共通の興味を持った人たちに関係の深いものだけをインデクスしてくれる、という発想は面白い。StumbleUponは既に、自分と同じようなウェブサイトにハマっているという関係のある人を識別して、質の高いサイトの汎用インデクスを作っている。stumbleがたくさん集まれば集まるほどインデクスの質が高まるので、後々のパーソナライズがしやすくなる。stumbleの数は急速に増えているので、次に50億回登録されるまでには1年もあれば足りるだろう。

[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)

みなさんちょっと聞いてほしい。Competeが、2007年に急成長(または急降下)したサイトのランキングを発表した。急成長した方には、Veoh、LinkedIn、Reddit、StumbleUpon、Six Apart、WordPressなどの名前がある。落ち込んだ方で目立つのは、Bolt、Xanga、Netscape、Autobytelといったところ。
TechCrunchは、光栄にも急成長ランキングの5位を座につくことができた。YouPornのすぐ下で、DateHookupのすぐ上だ。これが何を意味するのか私にはよくわからない。たぶんCompeteは、われわれのことをセクシーだ思ったのだろう。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)