
数ヶ月前にダンカンがここでポジティブなレビューを書いたノウハウ動画のアグリゲーターSuTree。記事では「ナビゲーションの手法はいささか古く、たまたま訪れたユーザーの目を引くようなAjaxやDHTMLを利用した派手な演出はまったくない」と注文をつけたが、そのダンカンやユーザー多数の意見を参考にSuTreeがサイトの新バージョンをこのほどリリースした。
今回はルック&フィールの改善に力を入れ、全般にプレーンな印象でまとめた。また、以下のコミュ構築の新機能も追加となった。:
- コース:特定テーマで動画をワンセットに。コース作成者が動画の順序を設定し、各動画にコメントとガイドラインを加える。コース参加メンバー専用フォーラムも管理可能。
- 梱包&送信:動画を一まとめの“パッケージ”にして、みんなに送れるようになった。例えばバーテンダー養成講座受講中の友だちにはカクテルの作り方動画をパッケージで送ったりできる。
最先端の機能とは程遠いが、きっとSuTreeに来る「メインストリーム+1」のオーディエンスにはフィットしそう。SuTreeの成長中のユーザーコミュニティにも歓迎されるだろう。

だが、ノウハウ動画のアグリゲーターがビジネスとして成り立つかどうか、という大きな疑問は残る。答えは「イエス」、とSuTreeは考えている。それに向け、サイトでは通常の広告一式(バナー、テキスト、ビデオなど)を採用し、また、情報を求めている人たちに向け関連商品やアドバイスを販売していく計画だ。
ビジネスモデルの決め手はもちろんトラフィックにある。SuTreeは現在、月間ユニークユーザー10万人、月間ページビュー60万件(自社発表)だが、儲けを出すにはもっと必要だ。トラフィック補強プランは2段構えで、まずマーケティングに資金を投入し(まだ)、次にコミュニティ構築機能を追加するという。
同社では年明けにも資金調達ラウンドを完了させる計画。それに向けフル回転で最低10万件の動画をインデックスし(現在はまだ1万1000件)、さらなる事業提携を創出、情報共有チャンネルと機能を通してコミュニティの最適化を図る方針。
それで十分なのか? はてまたDeadpool入りなのか? 2008年には答えが出るだろう。
CrunchBase: SuTree
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(翻訳:satomi)
ヨーロッパ圏のスタートアップ企業に注目して行われたStartup 2.0コンテストの準決勝戦がマドリッドで週末開催された。同イベントには、300に及ぶプレゼン企業から選ばれたベスト/最も有望なWeb2.0スタートアップ企業15社が参加。
開催まで2週間に迫った決勝に5社が進出を決めた。
決勝進出の5社の中には「Life Videopedia(ここでは「暮らしについての百科事典を動画で提供」というような意味)」と銘打った5minが含まれる。
これまでにも、類似のスタートアップについては取り上げてきている。最も最近の例はSuTree(SuTree日本語記事)。イスラエル版5minといったところだろうか。英国企業VideoJugも同分野でビジネスを行う企業。$30M(3000万ドル)を先週調達。
5minは機能面ではちょうど両サービスの中間にあたる。SuTreeは外部のハウツーコンテンツのインデックス。VideoJugのハウツーコンテンツは自作のもの。5minは、ユーザーから投稿されたコンテンツをホストするという点で、YouTubeにより似ているだろう。
5minはハウツーものコンテンツに特化しての動画システムを制作。他の人たちがコンテンツをより良く理解できるようにするため、動画のクリエーターはアップロードされた動画にストーリーボードを追加できる。アップロードされた動画の中から注目のスキルをハイライトするセクションも含まれている。5minの動画では、スローモーション、一コマごとの再生も可能。そして、より間近かで(撮影対象を)観る経験を提供するためにインラインプレイヤーではズームイン、ズームアウトにも対応している。
この種のニッチへの関心と資金があることから、この分野に何か(成功の可能性)が存在するのは間違いない。5minは、YouTubeを利用したことがある人なら誰でもなじみのある設定スタイルを提供しながらも、DIYファンの気持ちとハートをしっかり射止めるであろう多数のユニークな機能も備えている。

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イスラエルのインターネット企業E-learning Knowledge Solutionsが最近SuTree.comをローンチした。これはビデオのアグリゲーションサービスで、ユーザーはYouTubeやMetaCafeaなどのサービスで、似たようなビデオの膨大な山に往々にしてうずもれている有用なハウツービデオを、分野別のカテゴリーに投稿、追加して一種のオンラインディレクトリーを作成することができる。
このサービスはScoutaに似ている。多くのアグリゲーションサービスがアルゴリズムによる自動生成方式を採用しているのに対して、ScoutとSuTreeはユーザー自身がコンテンツを投稿することを期待している。ユーザーはビデオにタグ付けし、カテゴリー別に分類し、コメントを付与できる。また、さらに大きなカテゴリーの下に追加して他のユーザーと共有を図ることができる。ただし現在のところSuTreeはユーザーの検索に対して自動的にビデオを推薦する機能はもっていない。
SuTreeにはすでに子供、ペット、エレクトロニクス、食べ物、ビジネスなど広汎な分野から5000以上のビデオがアップロードされ、索引づけされている。私が特に感心したのはビデオのバラエティーが豊富なことだ。今までのビデオ・アグリゲーション・サービスのコンテンツはYouTubeビデオの単なる寄せ集めという場合が多かったのだが、SuTreeの場合、ソースははるかに広い分野にわたっており、それぞれの分野で非常に専門的なビデオサービスからのものも含まれている。
このサイトをWeb 2.0的な観点から批判するのは簡単だ。ナビゲーションの手法はいささか古く、たまたま訪れたユーザーの目を引くようなAjaxやDHTMLを利用した派手は演出はまったくない。しかし趣味などの分野で何か新しいことを習いたいと思っているネット初心者やママといったユーザー向けに、役に立つ知識をユーザー生成タイプの共有方式で送りとどけるパッケージとしては便利でよくまとまっていると思う。

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