〔日本版編集部:Paul Carrはアメリカ在住の英国人ジャーナリスト。TechCrunchのコラムニストとして活躍中。英国流のきつい皮肉がトレードマーク〕
さて、これで私の4回にわたるノーベル文学賞受賞疑いなしのTechCrunch50レポートも最終回だ。だから、今回のカンファレンスで明らかになった重要なトレンドは何か、とか得られた教訓は何か、とかそういった結論を出さなきゃいけないのだろう。しかし、そもそも来年もTechCrunch50は存続するのかという重大が疑問が一部から出されているのだ。それというのも、肝腎の授賞式でArringtonがステージから消え、Calacanisがなんだか恥ずかしい「呼び戻しコール」の合唱の指揮をとるという出来事があったからだ。
トレンドや教訓についてはLacyやArringtonの記事に任せるとして、私は今年のTC50で起きたこの事件について報告しよう。
Arrington vs Calacanis―インターネットのセレブの金網デスマッチ
カンファレンスの閉幕直前、授賞式の開始を目前にArringtonがステージから消えた。なーに、PR効果を狙った八百長だよ、という声をよく聞いた。しかし私にはとてもそうとは思えなかった。というのはカンファレンスの最中、Jasonが繰り返し話しかけるのにいら立って、Michaelは一度ならずインカムのヘッドセットを外して放り出していたからだ。一方JasonもArringtonに対して言いたい放題を繰り返し、ついにはLoren Feldmanのパペットのインタビューに答えて、「そうとも、これが最後のTC50だよ」などと放言する始末だった。