ウェブの一番の価値 ― 常に進化を続け、修正が容易 ― が、最大のイライラの原因にもなる。それは、ウェブサイトでコンテンツが修正されると、以前あったものが上書きされてしまい、古いコンテンツは痕跡すら残らないことがあるからだ。今日、TechCrunch50でデビューした新サービス、Perpetually.comが、この問題を解決すべく、企業が簡単に自社サイトをバックアップできるサービスを提供する。
同社によると、毎年5~8%の「ブックマークされた」コンテンツが、ページの修正や削除のためにウェブから消滅している。Perpetuallyは、ユーザーのサイトのあらゆる変更履歴を記録することによって、この問題を解決しようとしている。しかもPerpetuallyでは、コンテンツのコピーを、醜い検索エンジンアーカイブに格納するだけではなく、サイトに元あった時と同じように、文脈に沿って見ることができる。

プログラム作成という仕事は、業界的にかなり競争の激しい社会だ。プログラマたちは、これまで積み上げたスキルや能力を比較されることも多い。TechCrunch50に登場したTrollimは、コーディングバトルを通じてコーディングスキルの能力を検証するバトルフィールドとしても機能する、プログラマ向けソーシャルネットワークの提供を行う。
このネットワークに登録すると利用者は「トロル」(trolls)として扱われることになる。尚、登録時には年齢、住所、利用可能言語(C++、Ruby、PHP等)などのプロフィール情報を登録するようになっている。登録完了時にはTrollimが利用者にプログラムのコードを提示して、ユーザの能力を判定するためのテストを行う。認定されるスキルレベルは1から5の間となる。このスキルレベル認定が終わると、サイトに登録されている他のユーザにプログラムコードの修正技能を競うタイマン勝負を挑んだり、複数のユーザが参加するバトルに参加することができるようになる。こうしたバトルで勝利を収めると、Trollimの認定プログラムによってスキルレベルが再評価されてスキルが上がっていくことになる。対戦相手は国別、スキルレベル別、ないし年齢別で選ぶことができ、いろいろな人とのバトルを楽しむことができるようになっている。これまでの戦績や指標ないしこれまでの達成度などのデータを観ることもできる。またレーティング情報をウィジェットにしてブログやウェブに貼り付けることもできる。
〔TechCrunch Japan編集部:初日が終わり、いよいよ二日目。プレゼンテーションを自宅やオフィスで見るためのUstreamも閲覧者数が190,000を超えるなど、イベントの盛況ぶりは増すばかりです。編集部では、DemoPitへ参加した日本の出展企業を含め独自レポートを鋭意作成中、まとまり次第アップしますので引き続きご期待ください。〕
残り物、別名売り残り広告は、広く知られている用語ではないが、コンテンツを探してウェブをブラウズする標準的な人であれば、正確な意味がわかるはずだ。お気に入りのニュースサイトを見ていて、どうみてもパブリッシャー(サイト運営者)のブランドからかけ離れた広告や、(意図的でないにせよ)見ているコンテンツと不幸な隣り合わせになった広告を見せられた人は、売れなかった広告枠を埋めるためだけに載せられた広告の「犠牲者」である。これが売れ残り広告の行き着く先だ。
5to1は、元Fox Interactive幹部のJim HeckmanとRoss Levinsohnをはじめとする大物設立チームのいるスタートアップで、$4.5M(450万ドル)のシード資金を得て、売れ残り広告をプレミアム広告に変えるソリューションに取り組んでいる。

AdobeのFlashは言うまでもなくこれまで長年、Webにとって不可欠だった。でもそれはいまだに、検索エンジンと複雑性の2点で大きな弱点を抱えている。AdobeなどがFlashを使ったWebサイトをGoogleフレンドリにしようと腐心してきたが、通常のHTMLのページのようにクローラの対象になるまでには至っていない。FluidHTML通称”Fhtml”は、Flashのような機能と使いやすいHTML言語との融合を目指す新しいサーバサイド*のマークアップ言語だ。〔*: 標準のHTML言語の大部分は要素の表示のための描画処理をブラウザ==クライアントサイドが行う。〕
もちろん、新しいWebのスタンダードになることを目指す開発は、簡単ではない。しかしFhtmlを支える人たちは、Flashを使ってHTMLにはできない視覚効果を作り出すWebサイトは何百万もあるのだから、やってみる価値はあると信じている。Fhtmlの挑戦相手はFlashのほかにSilverlightや、Adobeのもう一つのフレームワークFlexがある。しかしFhtmlは、FlashやSilverlightよりもシンプルであるだけでなく、Flexより強力だと主張している。

キーワードをたくさん並べるよりも、1枚の絵のほうがよく分かることがある。今日(米国時間9/14)のTechCrunch50では、Microsoftの上級副社長Yusuf MehdiがBingのビジュアル検索機能を発表した。それは結果を、画像の対話的なギャラリー(画像の集まり)として返すのだ。
たとえば”dog breeds(犬種、犬の種類)”とタイプすると、上のスクリーンショットのような画像の集まりが表示され、右端にはスクロールするためのスライダーがある。任意の画像の上をホバーすると、その画像の犬種の名前が検索ボックスに入る。また、画像をサイズ順や、種類別、エクササイズの必要性、Bingにおける人気ランクなどで並べ替えることができる。

入場者の投票で選ばれるTechCrunch50のデモピット(DemoPit)賞、今日の2つめは、ユーザの過去の検索や関心に基づいてコンテンツを推奨してくれる発見エンジン(discovery engine)YourVersionだ。デモピット賞は各日上位2社が入賞企業となるが、今日の最初の勝者はoDeskだった。
YourVersionはユーザがブログ、マルティメディアサイト、Twitter、そのほかのソーシャルサイトなどからコンテンツを探す作業を助け、適切なコンテンツをリアルタイムで更新する。YourVersionがユーザの関心に即した検索をするので、ユーザは同じ検索を何度も繰り返したり、面倒なブックマークに頼らなくてよい。そして結果を閲覧しながら、各コンテンツに「好き/好きくない」のマークをしていくと、YourVersionはその情報も今後の参考にする。

毎年TechCrunch50には、われわれの心に好印象を残す何百というアプリケーションが登場するが、残念ながら決勝に残るものは少ない。そこで今年は、専門家が審査する決勝以外に、一般展示〜デモ会場の入場者が気に入った製品に投票するデモピット(DemoPit)賞というものを設けた。そしてその上位2社が、あらためてステージでプレゼンできる。
今日(米国時間9/14)の最初の勝者は、oDeskだ。製品はiPhoneアプリケーションで、プロジェクトチームの管理者がチームの各員の進捗状況をリアルタイムで監視できるというもの。管理者が得るデータストリームには、チームの仕事場の写真、彼らのキーストローク、各人が何時にチェックイン/チェックアウトしたかなどが含まれる。今後oDeskは、今回のiPhoneバージョンに加え、デスクトップアプリケーションも提供する予定だ。
ここTechCrunch50会場には、惜しくもファイナリストになれなかった将来性あふれるウェブ企業が、デモピット出場者として数多く参加している。その中の1社、東京発の従業員4名のスタートアップ、LIFEmeeは、おそらくTechCrunch50全体を通じても特に壮大なアイディアを持っている会社だ。このサービスの狙いは、人生のすべてを、同社曰く「ゆりかごから墓場まで」、オンラインで記録、管理、共有するためのプラットホームになること。
ユーザーは、サイト上で自分の人生を整理するためのツールを、いくつかの種類から選べる。例えば、毎日日記をつける(「MyLife」)ことから、過去に起きた大きな出来事を書き出すこと(「MyHistory」)、資産や年収の管理や、遺言書のアップロードまでできる。
TechCrunch50 1日目がそろそろ終わる。本家には次々に内容を紹介する記事がアップされている。これらについてはできるところから翻訳し、その後、一段落したところでまとめて紹介しよう。
その前に、とりあえず現場の雰囲気を少しご報告。
1750枚のチケットが完売したというのは間違いないようだ。San Francisco Design Centerコンコースの巨大な会場が完全に満席になっている。後ろの3分の1はテーブルなしの椅子だけというスパルタンな状態だが、そこも満員だ。
中央3列目にTechCrunchライターが陣取って豪雨のようにタイピングしている。写真左からMG Siegler、Jason Kincaid、Leena Rao、ベルギー人のRobin Wauters、そしてErick Schonfeld共同編集長というおなじみの皆さん。 右端はTC UKなので日本版への登場のチャンスは少ないが、Mike Butcher。
TechCrunch50のスタートアップ発表セッションの間を縫って、ここに数々の大物パネリストによる「広告枠が無限にある時代の稀少性と価値とブランドの創成」と題したセッションをAdMeldとの協賛で行う。パネルに迎えているのは、Michael Barrett(AdMeld)、Kenneth Fuchs(Sports Illustrated)、Kal Patel(Best Buy)、Peter Foster( Hi5)、Jim Heckman、Ross Levinsohn (共に5to1)、Aaron Broder(Gorilla Nation)。TechCrunch CEOのHeather Hardeがモデレーターを務める。
一流パブリッシャーに対して売れ残り広告が及ぼすジレンマについての議論の中で、Ross Levinshonがこう警告する。「いろいろな意味で、インターネットは自分の首を絞めていると私は思う。もはや、プレミアムスポットを最大限に活用するより、ページを追加すればいい、と考えるレベルまで来ている。」
いよいよTechCrunch50が始まった。39ヵ国、1000件を超える応募者の中から選ばれたスタートアップ46社を、ここに発表させていただく。以下に、今日以降デビューする46社の一覧を貼った。残りの4社はデモピットから選ばれる。
カンファレンスの模様は、UStreamを通じてライブストミーミング中継されるので、自宅でオフィスでフォローされたい。ここTechCrunchサイトのほかTechCrunch50ウェブサイトでもご覧いただける。また、このページでは、読者の気に入ったスタートアップに投票できる。Microsoft Bizparkの協力による(投票は各スタートアップのプレゼン開始後から可能)。最高得票のスタートアップには、われわれからウェブオーディエンス賞が贈られる。現地の公式写真は、Flickrで見られるほか、Tweetmemeが立ち上げたTC50専用チャンネルにはリンクとつぶやきが集約されている。

ついに始まった。ファイナリストたちは準備に準備を重ねている。Demopitに参加する企業もホールに溢れている。ついに今年もTechCrunch50が始まろうとしている。自宅(あるいはオフィス)からイベントを追いかけている人のために、TechCrunchではUStreamを使った生中継を行う。もちろんTechCrunch50専用サイトもある。またこちらのページから、マイクロソフトのBizparkを利用して出展企業に対する投票も行えるようになっている(スタートアップ企業がプレゼンテーションを始める時間になると投票受付も開始する)。最も多くの投票を集めたスターとアップがWeb audience awardを受賞することになる。
恒例の第3回(3連続完売)TechCrunch50のサンフランシスコ開会イベントまでもう1日を切った。50社のスタートアップが、数千の聴衆を前に、壇上での新製品デビューに備えている。彼らは緊張しているのだろうか。もちろん。しかし、これもまた、スタートアップ起業家でいられるというすばらしい混頓の世界への通過儀礼なのである。
本誌では、TechCrunch50ファイナルでデビューする、50の新製品とスタートアップを慎重にガードしており、最終リストはイベント当日まで誰も見ることができない(プレスにさえ配らない)。しかしその一方で、どんなものが登場するのか雰囲気だけでも来場者に知らせるために、一社だけ参加企業を事前告知することにしている。
そして今年は、Penn & Tellerが、TechCrunch50で新しい消費者向けテクノロジー製品を発表することを、ここに謹んでお知らせしたい。
この2人は30年間コンビを組んでおり、9月にはRio All-suite Hotel & Casinoの彼ら専用の劇場での座長5周年を迎え、私のお気に入りの番組の一つである彼らのShowtimeシリーズ、「Penn & Teller: Bullshit!」(番組のビデオクリップをこのボトル入り飲料水に関する記事に貼ってある)はエミー賞2部門ノミネートされた。
また、Penn JilletteがTechCrunch50に来場する2000人の聴衆の前で、彼らの新製品を初めて壇上で披露する。みんな喜んでくれるはずだ。

このメッセージはTechCrunch50の共同主催者、Jason Calacanisからのもの
この秋のTechCrunch50カンファレンスを盛り上げるために、われわれはTechCrunch本社の会計係を説得して、明日以降45日間、$2,500のチケットを毎日1名にプレゼントすることにした。なんと総額$100,000以上のプレゼントだ。
財布がすっからかんだったり、レイオフされていたり、ケチだったりする読者に大チャンスだ。応募の方法はTwitterでメッセージを送る際に、#techcrunch50というハッシュタグをメッセージの最後に入れるだけだ。1回tweetするごとにチケットが当たるチャンスが増えていく。
われわれは毎日、前日のTwitterメッセージを検索し、#techcrunch50ハッシュタグが付与されているメッセージから抽選で1通を選ぶ。
ただし、いくつか注意事項がある。

Fitbitではクリップで身につけておくと常時位置情報をモニタしてくれる小さいスマートなデバイスを作っているが、このほどTrue Ventures、SoftTech VC、その他エンジェル投資家から$2Mの調達に成功した。同社として、機関投資家からの資金調達はこれが最初らしい。
このデバイスは2009初頭にも$99で市販開始予定となっている。収集された位置情報からユーザーの運動量を推定し、それを元に消費カロリーを計算する。内蔵された加速度計によってユーザーの歩数や睡眠時間も記録できる。
収集されたデータはワイヤレス基地局経由で専用のウェブサイトからユーザーのコンピュータに自動的に同期される。ユーザーはデータの同期のために特に何もする必要はない。同期が完了すれば、ユーザーは自分の健康状態のレポートをオンラインで見ることができる。
Fitbitは去る9月にTechCrunch50(日本語)でローンチした。この際、 最優秀賞の最終選考に残っている。
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(翻訳:Namekawa, U)

Shattered RealityはマルチプレイヤーオンラインゲームのKaos Warをリリースした。これはアプリケーションの内容の透明性がきわめて高く、ソーシャル・ネットワーク的機能が組み込まれているため、高給取りのデブなゲームデザイナーの大群を必要とせず、プレイヤー自身がスキルに応じた拡張パックを順次開発していくことが可能になっている。
Shattered Realityでは、オーバーヘッドの少ない効率的なゲーム開発環境を利用して、多数のMMOゲームを同時にリリースし、その後ゲームの進行とともに環境の整備を進めていることができる。これは、たとえばWorld of WarCraftのような複雑で完成された世界を一挙に開発してリリースする従来の方法と大きく異なる。ゲームは小規模にスタートし、プレイヤーの要望に基づいてさまざまな機能を開発して付加していく。これに応じて地図もアップデートされる。プレイヤーは常になんらかの新しい機能を探しだして楽しむことができる。リリース当初のゲームは無料で、その後の拡張機能のアドオン等のコンテンツを販売していくビジネスモデルが考えられている。
専門家パネリストのDon DodgeはRed Octane NineのチームがGuitar Heroを開発したとき、似たような手法をとったことを指摘した。段階的開発モデルにより複数のゲームを同時にローンチする手法は開発のスピードを大きく加速できる可能性がある。
TechCrunch50でのShattered Realityのデモビデオはこちら。


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(翻訳:Namekawa, U)

Causecast.comは、毎月10団体の非営利団体を取り上げ、政治家、タレントなど著名人を動員してそれら団体の目的や活動を宣伝してもらい、チャリティー活動に貢献することを目指すサービスだ。
ユーザーはこのサイトで非営利団体の活動を紹介するビデオやイベントの日程表などを見ることができる。気に入ったチャリティーがあればサイトを通じて寄付をすることができ、また気に入った非営利団体の名前などの情報を含むユーザー自身のプロフィールを登録できる。
またウェブサイトやブログに貼り付けて自分の好みの非営利団体を表示できるウィジェットも用意されている。
それぞれのチャリティーには著名人がサポーターとしてつく。たとえば、俳優のAshton Kutcherは全米にディスカウント・チェーンを持つTarget社と共に「Habitatfor Humanity〔住居の建設や修繕を通じて世界で貧困と闘う運動〕」を支持している。Causecastはこうした提携から少額の運営費を得るが、それ以外の寄付金はすべて指定された非営利団体に寄付される。
このサービスの活動範囲の広さや多数の有名人をサポーターとして確保することに成功した点などについて専門家パネルも大いに感銘を受けていた。Causecastが将来、額の大小を問わず、チャリティーへの寄付の主要なチャンネルに成長することを希望したい。

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(翻訳:Namekawa, U)

今月、1800人の聴衆の前で52社のスタートアップがローンチしたTechCrunch50に参加できず、 UStreamでライブ中継を見ることもできなかった皆さんも残念がることはない。ハードディスクにスペースさえあれば、3日間のカンファレンスの全プログラム―ほぼ25時間分のライブ中継のビデオをダウンロードすることができる。BitTorrentのリンクを下に掲載した。ファイルのサイズはそれぞれ約5GBだ。
個別のデモとセッションをストリーミングで見ることもできる。ファイルへのリンクはそれぞれの会社のCrunchbaseのプロフィールにアップしてある。(たとえば、こちらはYammerのビデオ)。
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(翻訳:Namekawa, U)