TechMeme
Tanglerクローンを$1500で作れる人いますか
by Michael Arrington on 2007年11月12日

フォーラムホストサービスのスタートアップTanglerのことは、これまで何度賞賛してきた。最近では会議室/フォーラムの新進スタートアップの最先端とも呼んでいる。

どうやら気に入った人がほかにもいるとみえる。トルコの何者かが、「Tanglerクローン」を作る人に最大$1500を支払うと言っている。ただし、やり過ぎは禁物。「tangler.comの画像を盗んだり、著作権を侵害するべからず」という条件がある。クローンには、同じ機能が必要だがデザインは別物でなけれはならない。

すでに申し出が2件あり、1つは$1000でいいと言っている。もちろん、Javascriptインターフェースの同期、非同期のメッセージング付でスケーラブルなフォーラムプラットホームが$1000やそこいらでできるはずはない。でも、やる人はいるのだろう。

この手の話は初めてではない。2006年に、たったの$500でTechmemeクローンを買おうとした人がいたし、最近の募集では、同じものを$300で探しているというのもある。

競争に勝った人には、先にお金をもらうことを勧めする。1、2週間で作ったTanglerやTechMemeのクローンを渡した相手が喜んでくれるとはとても考えにくいから。

アップデート: DRMには、他にもクローンプロジェクトがある。eBayが$1500。Diggが$1000。Twitterが$1365。

Tangler

[原文へ]

(翻訳: Nob Takahashi)

New York TimesのBlogrunner対TechMeme
by Michael Arrington on 2007年11月5日

木曜日にわれわれはNew York TimesがBlogrunnerサービスを公式に開始したことを報告した。BlogrunnerはTechmeme式に多様なブログ記事を統合したニュース・フィードとして提供してくれるサービスだが、NY Timesでは重要な記事を選択する際に、アルゴリズムでは不十分な点を人力で補完していくという方式を取っている。(これに対してTechmemeは100%アルゴリズムをベースにしている)。

われわれがこの最初の記事を書いたとき、BlogrunnerとTechmemeからそれぞれどのくらいのトラフィックが誘導されて来るか報告すると約束した。この日はちょうどテストには絶好の日だった。というのも「MySpaceがGoogleのOpenSocialに参加」というわれわれの記事ががどちらのサイトでも一日の大半、トップに掲載されていたからだ。

もちろん、直接の比較にはなじまないところがある。同じ記事がトップに掲載されたといっても、BlogrunnerはNY Timesのテクノロジー欄への掲載で、TechMemeの場合はトップページである。しかし逆に NYTimesの方がTechMemeよりはるかに大きなサイトだ。そこで私は全体としてNYTからのトラフィックの方が大きくなるのではないかと密かに期待した。 9月のComscoreデータによると、NYTは1450万のユニーク訪問者があったが、TechMemeのトラフィックは小さすぎてComscoreの統計に出ていない。ということはおそらく訪問者は50万以下だったのだろう。

しかし、結果は驚くべきものだった。New York Timesから来た訪問者が150(加えてblogrunner.com本体から70)、合計220だったのに対し、同じ24時間でTechMemeからの訪問者は4500を数えた。

NY Timesの膨大な読者もブログ・レベルでは驚くほど少なくなってしまう。掲載位置の問題かもしれないし、読者がまだblogrunnerに慣れていないのかもしれない。将来はしだいに増加していくのだろう。

しかし今のところ、TechMemeはわれわれが皆立ち寄って噂話を交換する、ブロゴスフィアのいわば給湯室であり、全員の注目を浴びるものもいれば、つぶやきを誰にも耳を傾けてもらえないものもいる。しかしわれわれは皆いつもそこを訪問する。Techmemeに大きなダメージを与えるようなサービスはなかなか出てこないだろう。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

New York Timesの「Blogrunner」はTechmemeのライバルになるか?
by Erick Schonfeld on 2007年11月3日

昨夜(米国時間10/1)、New York Timesがメイン・サイトのテクノロジー欄で、Blogrunnerをひっそり利用し始めた。Blogrunnerは数あるtechmemeのクローン・サイトのひとつで、昨年NYTに買収された。Techmeme同様、Blogrunnerもさまざまな分野(政治、テクノロジー、メディア、ビジネス、経済、法律、映画、本、宗教、イラク、エンタテインメント)のニュースとブログ記事をモニターしている。今回、BlogrunnerのリンクがNew York Timesのメインサイトに表示され始めた。まずはテクノロジー欄の中央の段で「ウェブのテクノロジー記事」という見出しがついた部分だ。同じように、健康欄の右下隅に「ウェブの健康記事」という部分ができた。さらにBlogrunnerからのリンクが個別記事の末尾にも現れるようになった。読者はNYTの関連記事とウェブ上の関連記事(われわれの使っているSphereと似たような感じだ)を選択することができる。

New York Timesの編集者( で、「Bits」のブロガー)Saul Hansellはこう説明している。「われわれはGoogle NewsやTechmemeと違って、コンピュータの方が人間より効率的に編集ができることを証明しようとしているわけではない。こちらはハイブリッド・モデルで、ウェブ・クローラーと人間の編集者の双方が関連ある記事を探し出し、格付けする」。とはいえ、NYTとしてはこれら2つのニュース収集ロボットの上を行きたいところではあるだろう。

一見したところではTechmemeのメインストリーム・メディア版のようだ。この記事を書いている時点では、たまたまTechCrunchがNYTBlogrunnerでもTechmemeでもトップに来ている。どちらのリンクからより多くのトラフィックがわれわれのところに来るか興味があるところだ。明日にでも結果を報告しよう。(アップデート:Blogrunnerの影響力は今のところまだ大したことはない。昨日と今日の東部時間午前11時までのTechCrunchへの全トラフィックのうち、今はすでにNYTのテクノロジー欄からTCが外れているとはいえ、Blogrunnerからの訪問数は105位と低くかった。これに対してTechmemeは30位だった。)

blogrunnervs-nyt.png

Crunchbase TechMeme

[原文へ]

(翻訳: Namekawa, U)

Techmemeランキングに姉妹ランキング「WeSmirch Leaderboard」登場
by Duncan Riley on 2007年10月10日

wesmirchlb.jpg先週、われわれが独占して第一報をお知らせした「Techmeme Leaderboard」。その姉妹サイトにあたる「WeSmirch Leaderboard」がスタートした。

「WeSmirch Leaderboard」は、「WeSmirch」での見出しに基づいて、セレブ関連ブロゴスフィアにおけるトップ100サイトを追跡する。

Techmeme Leaderboardのスタート以来、同サイトについてのディスカッションがいかに盛んに行われているかという点には驚くべきものがある。また、リストでは(順位を操作しようという意図を持った駆け引き)ゲームやハックの試みも見られる。そして、Dave Winerに至っては、同リストの持つ、より深い真意を探るとした長文エントリまで書いている。その中で同氏は「Michael Arringtonが、Techmeme Leaderboardのリストを、TechCrunchのために秘密裏に操作しているのではないか」とまで述べた。きちんとした情報に基づいた議論はいつでも歓迎だし、Dave Winerについては尊敬してもいる。しかし、同エントリについては「全くなんてことだ。同リストは、本当にある一つのリストに過ぎず、それ以上でも、それ以下の物でもない。ましてや、戦争と平和かといった長々としたエントリの対象になるものではない」と思わざるを得なかった。同リストは完璧では無いかもしれない。しかし、テク関連のブロゴスフィアの人気動向を追っている人たちにとっては、時々便利な場合もあるだろう主観的なツールとしての役割を充分果たすものだ。

「WeSmirch Leaderboard」によれば、セレブ関連ブロゴスフィアにおける情報源として、最も注目を集めたのはAOL傘下の「TMZ」。それに「People.com」と「Dlisted」が続く。セレブブロガーとして有名なPerez Hiltonは、意外にも22位と下位にランクインしている。

[原文へ]

Diggに低俗なニュースが多い件
by Michael Arrington on 2007年10月3日

「どうしたらDiggRedditなど新興ソーシャルニュースでニュース編集者が不要になるのか?」―これは1年前みんなが(私も)話題にしていた問題だ。人は主観的で偏見もある生き物。その日みんなが読むニュースを投票で決められる時代に、よりによって人間がニュースをピックする必要があるのかどうか?

ところがあのDiggでさえ、トラフィックと新規利用が増えに増えると、いちいち全見出しに目を通して記事を選り分けるなんて面倒でやってられない人もいる。しかも見出しはニッチな読者しか読まないものも多い。そこで、ソーシャルニュースサイトに編集者のレイヤーを張りつけ、みんな一番に見たがりそうなものだけ引っ張ってくる新手のスタートアップが最近いろいろ出てきた。

「愚衆の気まぐれと極論に汚されない文明人の隠れ家」 を標榜し、昨日(米国時間10/1)生まれたのは「Shoutingmat.ch」。このサイトには政治、技術、“ライフハック(lifehack)”という分野別にニュースチャンネルがあり、DiggやRedditなど他サイトを情報源として、各ニュースの見出しにブログや他の参考になるニュースソースを加えてディスカッション・アイテムを加えている。読者はここにコメントもつけられる。

出来上がったShoutingmat.chを見ると、あの編集者抜きのニュースサイト「TechMeme」にものすごくよく似ている(もっともTechmemeではニュースを決めるのにクラウドソーシング[みんなの投票]ではなくアルゴリズムを使っているんだが)。

皮肉なことに現時点のテクノロジー部門のトップニュースはTechMemeリーダーボードの話なのだ(これってもう36時間も前の記事だぞ)。

Shoutingmat.chは優れたニュース情報源になるかもしれないが、編集者が選定に随分時間をかけているようだ。それならトップニュースがTechMemeとDiggの読者がもう読んでしまった古い記事でも驚くには当たらない。サーバーのどこかにソフトをちょこっと置いて管理するのに比べたら人件費もかさむだろう。光を絶やさぬようキープするにはページビューもだいぶ要るね、こりゃ。何ヶ月か経ってから、もう一度サイトに戻って会社が言ってる通りのモデルに出来上がってるかどうか見てみることに。それまでは「編集者は死にゆく種」という自分の予想にしがみついていようと思う。

Update: サイトの紹介文には人力とあるが、以下についたコメントによると人力でニュースは選んでないようだ。つまりshoutingmat.chはTechmemeその他大勢に直接競合する遅いサイト、ということになる。同社では「徐々にスピードを上げる予定だ」と言っている。

[関連]日本のDiggも一波乱?
newsingに低俗なニュースが多い件 | 近江商人JINBLOG (そのNewsing謝罪
どうなるマイネットジャパン – Cnet(そのNewsing

TechMeme Leaderboardの評判 + 新分野登場間近
by Duncan Riley on 2007年10月2日

Techmemeの新ランキングサービスLeaderboardは今日(米国時間10/1)ローンチしたが、その反応が興味深い。リストには代表性がないと言う意見もいれば、中には(Scobleのことだが)これでブログは死んだ、という声もある。

まずはビッグニュース: MemeのLeaderboardにはさらにファミリー製品が控えていて、これもGabe RiveraのサイトであるMemeorandumWeSmirchBallbugにもLeaderboardが出来るという。TechmemeのLeaderboardと同じく、それぞれ政治、有名人、野球に関する人気ブログに焦点を絞ったリストだ。これを組み合わせたリストを出す計画はまだないが、私がそのことを言ったらGabeは関心がありそうだった。新しいLeaderboardサイトは来週中にはスタートする。

この新Leaderboardサイトについて言えば、これはこのサービスの本質を際立たせるものだといえる。分野ごとの人気ランキングであって、Technorati Top 100のようなフル装備のリストとは違う。だからある意味では直接の競合ではないとも言えるが、Technoratiの凋落が続いたために人気ランキングのライバルの席が空いたとを考えると、Leaderboardファミリーがそこに入りそうだ。

分野別ランキングは、特定の分野のみをトラッキングするので、本質的にブロゴスフィアを代表するものではないが、それが問題だとは思わない。ブロガーには長い間に派閥が出来あがっていて、結局は自分の好きな分野のベスト100ブログを読むことに興味を覚える人が多いはずだ。私がハイテク系のリストが好きなように、政治やセレブが好きな人もいる。選択の余地があるのは良いことだ。

leaderboard.jpgこのランキングがブログの死を意味する、いう(Scobleによる)意見はどうみても真実ではない。グラフを見るとわかるように、リストの64%はブログだ。ブログ以外がどうかというと、よくわからない。オンライン出版(13%)とメディアサイト(17%)の多くには、ブログがあるか、ブログ同様のコメント機能などがあるからだ。

64%の大部分は書き手が2人以上いるから本当のブロブではない、というScobleの論理は今年一番のおかしな主張だ。ブログはコメントがあってこそブログだ(たしかにそうあるべきだ)というのはわかるが、いつから複数のブロガーが書いたものがブログじゃなくなったのだ。むしろ、複数の書き手によるブログの威力こそが、ブロゴスフィアの成熟度の高さを示しているし、トップクラスのブログは、書き手を増やして24時間体制のニュースサイクルで速報を出し、さらにリッチで、おそらくさらに広範囲の出来事をカバーしている。

だからといって、一人で書くブログの価値が少しも減るものではない。先週、カンファレンスで、ある教授が「グループプログこそがこれからのブログだ」と話した時、私はみんなの前で反論した。一人ブログは、これまでもこれからもブロゴスフィアの中心であり続ける。ただ、一人ブログにリンク数やトラフィックで上位に入れというのは、軽自動車で大型トラックに突っ込むようなもの。ほぼ間違いなくトラックの勝ちだ。

原注: Techmeme Leaderboardの分布のグラフはDave Winerのリスト(ここ)に基づく。サービスの性質上データは頻繁に更新されるので、分布は時間と共に常に変化する。

[原文へ]

TechMeme Leaderboard正式スタート
by Michael Arrington on 2007年10月2日

昨日紹介した、TechMeme Leaderboardがライブになった。ここで見られる。ファウンダーのGabe Riveraによるこのニュースサイトの発表資料はこちら

Leaderboardにはニュースサイトのトップ100が、過去30日間TechMemeの登場した見出しの数に基づいてランク付けされる。過去のリストのアーカイブも見ることができ、登場したニュースソースのOPMLファイルのダウンロードもできる。

[原文へ]

「Techmeme Leaderboard」開始。「Technorati」最後の砦を攻撃
by Michael Arrington on 2007年10月2日

ブログ検索エンジンTechnoratiの設立者でもあったCEOが去りトラフィックパーティは終わりを告げた。そして、同社の中心である検索機能はGoogle Blog Search、Ask.com、Sphere(その他)などから、長期に渡り攻撃を受けている。常に実施されている戦略変更も大した助けとはなっていない。

しかし、Technoratiには一つの強みがあった。明確で、編集など偏りの無いトップ・ブログ・リストを持っている点だ。このリストは、過去6ヶ月の間に、該当ブログに対して(外部サイトから)張られているユニークリンク数に基づいている。「被リンク数の多さ=リストでより高いランキング」となる。現在、トップ100ブログにランク入りを果たすには、およそ3,700のユニークリンクが必要だ。

しかし、他サイトからのリンク数は、もはや、ブログの人気度をはかるベストの指標とは言えないだろう。特に、今日では、ブログリンクは単に小切手を切って代金を支払うだけで手に入れられるようになった。それに、Technoratiはランキングに大きなインパクトを与えるような、スパムブログ的なものもカウントしているのも明らかだ。

この点は、熱い論議を呼ぶものとなるだろう。しかし、明日(米国時間10/1)、ブロガーたちは「Techmeme Leaderboard」という新しく目標とすべき「トップ100リスト」を得ることになる。

同リストはTechmemeにおいて、過去30日間で最も人気のあった見出しに基づいて作成される(従って、頻繁に更新されるだろう)。

TechMemeは、テク関連のニュースブログを書いているブロガー達にとって、もっとも信頼のおけるサイト。そして、Memeorandum(政治ニュース)WeSmirch(セレブゴシップ)、BallBug (野球ニュース)などが、それぞれのマーケットでTechmemeと同様の位置づけとなっている。ファウンダーのGabe Riveraが、オリジナルサイトを2005年に公開して以来、収集し続けてきているすばらしい統計データの一部をリリース開始するのも、ちょうど良いタイミングだといえるだろう。

正確に言うと、トップブログはプレゼンスに基づいてランク付けされる。「過去30日間において、あるソースが見出しスペースを占めるパーセンテージ」ということだ。ディスカッションリンクは対象として考慮されない。見出し全体のみがカウントされる。

Technoratiのアプローチよりも、ほんとうにトップに位置するブログをランク付けする意味で、この方法ははるかに優れたものだと思う。Technoratiには、上述の理由により根深い欠陥がある。対照的にTechmemeでは、スパムは皆無だし、テク関連のブロゴスフィアが話題にしていることを完璧に鏡に反映する傾向にある。

しかしながら、現在、TechCrunchは、Technoratiでは第四位にランクインしている過ぎず、一方、Techmemeではナンバー1であることから、私の意見には偏りがあるかもしれない。また、「Techmeme Leaderboard」リストには、われわれの姉妹サイト「CrunchGear 」が28位にランクインしている。

明日、またチェックしてもらいたい。そして、これからその他のTechmemeサイトでもleaderboardsが見られるようになれば良いのに、と思っている。それまでの間、トップ30のブログのみを含む上記のスクリーンショットを見てもらいたい。クリックすると拡大画像が表示される。

読者のみなさんは、Technorati、あるいはTechmemeどちらのアプローチがブログランキングの方法として優れていると思われるだろうか?それとも、他により良いアイディアを持っているだろうか(もし、アイディアを持っていたら、そのアイディアについて語るのではなく、実現してほしい)?

アップデート1: Dave Winer(彼の「Scripting News」は同リストの36位にランクインしている)は、現時点でのトップ100リストを掲載

アップデート2: Ben Metcalfeは、同リストに掲載されているサイトのうち、1/3はブログでは無く主要ニュースサイトだと指摘。彼は、ブログのみを比較するという点では、Technoratiがどれ程うまく機能しているかについて、良いポイントをついている。しかし、私が興味深く思っているのは、おそらく、このようなリストにおいて、ブログとメインストリームのニュースソースが真っ向からぶつかっても良い時期ではないか、ということだ。グループとして、われわれは、今後も(主要ニュースサイトに対し)喝を入れることになるだろう。

[原文へ]

Scobleいわく―「GoogleはFacebookやMahaloに打ち負かされる」
by Michael Arrington on 2007年8月28日


上に掲載したのはRobert Scobleのビデオブログの「なぜMahalo、TechMeme、Facebookは4年後にはGoogleをやっつけられるのか?」という3部作シリーズの3回目だ。
(*1)他の回を見るにはプレイヤーの上向き▲ボタンをクリックして番組メニューを出す。

簡単に言えば、Scobleは「ソーシャル検索サービスのMahaloやFacebook自身のようなアルゴリズムとビジネスモデルの前でGoogleは苦境に立っている。Techmemeもこの線で大いに健闘している」と主張している。ScobleはMahaloのようなサイトのソーシャルな関連をもとに生成された検索結果はGoogleのコンピュータで生成された検索結果より人々にアピールすると述べている。

私もJason CalacanisはMahaloでいい仕事をしており、現在の検索結果に不満のあるユーザーにひとつの健全な代替手段を提供しているとは思う。しかしCalacanis自身でさえ「4年のうちにGoogleをやっつける」というような大胆な発言はしないだろう。

Scobleはたしかに「インターネット検索の将来はどうなるのか?」という重要な質問を投げかけている。

しかし、この質問に答えるべく創立されたスタートアップが無数にあるが、私としてはまだそのどれにもリンクさえ張るつもりはない。

万一、Googleの現在の検索モデルがソーシャルな検索に不向きだと判明しても、Googleがソーシャル検索サービスのスタートアップを買収して自社のサービスの一環として組み込むことを妨げるものは何ひとつない、ということをScobleはすっかり忘れているようだ。間違っているかもしれないが、私にはGoogleというゴリアテ(巨大企業)を倒す可能性のあるダビデ(スタートアップ)(*2)はまだ見えない。


(*1) どういう理由か分からないが、Kyteをエンベッドしたところ、どうしてもパート3以外プレーヤーに表示できなかった。
(*2) ダビデとゴリアテ:少年ダビデが巨人戦士ゴリアテを倒すという旧約聖書『サムエル記』 の逸話から、小さな者が大きな者を倒す例えとして用いられる。

[原文へ]

Stocks.usは、TechMemeの株式ニュース版クローン
by Michael Arrington on 2007年8月23日

Stocks.usというサイトがあるようだ。TechCrunchフォーラムで話題になっている。上場企業の株価関連ニュースをアグリゲートするサイトで、アプローチといい外観といい雰囲気といい、何から何まで怪しいぐらいブログのニュースアグリゲータTechMemeそっくりだ。

サイトでは主要メディア(ロイター、WSJ、USATodayなど)発の情報をグループ分けしている。 ネタとして採り上げる媒体が多い記事ほどサイト上位に上がる仕組み。最新ニュースは右のサイドバーにリンクが出て、更新は15分置きに行う。

TechMemeのように、こちらもたぶん上場企業の動向を追い、速報をいち早くキャッチしたい人にはキラーの情報源になるだろう。

このようなアグリゲータ構築の一番の難しさは、どの記事とどの記事が関連性があり、どうしたら正しくグループ分けできるか、という部分にある。 TechMemeはブログ同士のリンクを手がかりにしているが、主要ニュースサイトは互いにリンクを張らないものなので、Stocks.usでは代わりにキーワードとセマンティック分析を活用しているのではないかと思う。

[原文へ ]

人気ブログScripting.comがTechMemeから「イチ抜け」
by Michael Arrington on 2007年1月25日

TechMemeのブログニュース検索エンジン人気で影響力も日増しに強くなる中、Dave Winerの老舗の人気ブログ「Scripting.com」が自分のサイトをインデックスからはずしてくれと、TechMemeに要請した。影響力をつけ過ぎたんだろう。

TechMemeでは、影響力の強いブログ同士のリンクパターン分析に基づき、サイトに出すニュースの見出しを自動的に決める(ここで言う 「影響力」はTechMemeファウンダー、Gabe Riveraが定義する)。Winerは、自分が他人の記事にリンクを張ると、それがその記事にTechMeme上で必要以上に権限を与えてしまうところが気に入らないようだ。

ブロガーで自分の影響力を下げる真似をする人は珍しいが、Winerはまさにそれをやった。とりあえず今はまだ実験だよ、とWinerは言っているが、こればっかりはまさか他のブロガーたちまで徒党を組んで追随することにはならないだろう。

[原文へ ]

2007年版: これなくしては生きていけないWeb 2.0企業15社
by Michael Arrington on 2007年1月4日

1年前「これなくしては生きていけないWeb 2.0企業」という記事で、私の生活に真のインパクトを与えたサービスを作ったスタートアップ13社を選んだ。大好きで、毎日使っていたサービスだ。何百ものスタートアップを記事にした中から、本当のインパクトを私の生活に与えた一握りを選ぶのは楽しいもの。本当に楽しかったので今年もこのリストを更新することにした。残ったのは7社。6社が外れて新しいサービスに席を譲り、別途2つを加えてリストをキリ良く15社にした。

これが私が毎日使う、なくてはならないサービスをアルファベット順に並べた最新リストだ。

Read More

TechMeme、アーカイブをスタート
by Michael Arrington on 2006年12月12日

今朝(米国時間12/11)、人気のあるブログニュースのサイトTechMemeテクノロジー政治野球セレブのゴシップなどさまざまな分野別のアーカイブをローンチした。この新しいサイトでは過去5日分のニュースの見出しが“river of news(川の流れのような)”(*1)スタイルで表示される。今日、ファウンダーのGabe Riveraは「これと同じフォーマットでさらに古い記事へのリンクを含めることを検討している」と私に語った。

これはニュースの表示として新しいやり方である。今までTechMemeは記事の人気順に(その見出しに対してどれだけの数のブログがリンクを張っているかを基準に)ランク付けして表示していた。それに対してこの新しい“river of news”スタイルでは、すべての記事が日付けの新しい順に並べて表示される。一部の ユーザーにはこの方が便利なこともあるだろう。

TechMemeとその姉妹サイトは未だに何の検索機能も備えていない。ニュースサイトに検索機能はどうしても必要だから実装するようににと、われわれは繰り返し勧めているのだが。それはそれとして、TechMeme がブログ中毒者の必須読み物を提供するサイトであることに変わりない。われわれの過去の記事はここに

(*1) フィード毎ではなく、1ページに全フィードをまとめて並べて表示するスタイル。
[原文へ]

TechMeme、新しい広告手法を発明
by Michael Arrington on 2006年9月26日

TechMeme (以前はtech.memeorandum) はブロガーその他がよくニュースをチェックしに訪れるサイトだ。これは完全に自動化されたサイトで、ブログのトピックやリンクを検索・分析して順位づけしてニュースとして表示している。いろいろな意味でDiggの逆を行うサービスだ。TechMemeのトップページに入るために人間は何もできない―それについてブログ記事を書くことはできるが。

TechMemeはテクノロジーニュースが専門だ。姉妹サイトにMemeorandum (政治)、WeSmirch (セレブのゴシップ)、BallBug (野球ニュース)がある。この試みは新ウェブ時代に登場した技術的に重要な革新だ。

今晩(米国時間9/25)、TechMemeのファウンダー、Gabe Riveraは新しいメカニズムを付け加えた。RSSで配信される広告だ。RSSフィード内に埋め込まれた広告ではない。実際に広告を受信するメカニズムとしてRSSを使うというものだ。

TechMeme (詳しい情報はこちら)で売りに出された最初の広告スペースはトップページ右側のサイドバーに表示されている。 この記事の左にその広告(スポンサーされた記事)の画像を載せておいた。

広告主はRSSで広告内容をTechmemeに送る。(広告主の多くはブログだが、それには限られない)。広告主が広告の内容を変えたい場合、RSSの中身を変えればよい。
Gabeはこの新しい広告方式について自分のブログ記事で説明している。新しい広告モデルについてJeff Jarvisも意見を述べている。この分野では彼はエキスパートになってきた。Jeffの結論?大いに評価している。 (彼は自分のサイトにもこういうスペースを設けたいと言っている)。

TechMemeとMemeorandumに関する以前の記事はここに。

【日本語版コメント】
このモデルはTechmemeトップページのサイドバーのスペースを有料で広告スポンサーに提供し、スポンサーはRSSで広告内容をTechmemeに送信するというもの。広告の配信ではなく、出稿にRSSを用いるところがカギ。通常の広告と異なり、広告内容を随時ダイナミックに更新できる。主な広告主として企業ブログを想定しているもよう。

[原文へ]

Tech.MemeorandumがTechMemeに改名!
by Michael Arrington on 2006年5月8日

Memeorandumに関して記事を書くのはこれが最後になった。”Thanks God!” というのも、ファウンダーである Gabe Rivera氏により改名されたのだ。テクノロジーに特化したブログのアグレゲート・メモランダム、以前は ”Tech.memeorandum.com“ だったのだが、今は TechMeme となった。

ようやく名前を改名してくれて Gabe ありがとう。一体何度タイプミスをしたことか、数えることもできない。Memeorandum(今はTechMeme)に関して書かれた以前の記事はこちらTechMeme がどんなサービスか分からない人は、なぜ重要なものか理解するために始めの記事2本を読んでみて。ここここ

政治関係のブログのアグレゲート・サイトは、まだ memeorandum.com で見ることができる。