NewTeeVeeはKazaaとSkypeのファウンダーNiklas ZennstromとJanus Friisが現在取り組んでいる新しいオンラインTVのスタートアップ、Venice Projectに用いられているテクノロジーについて詳しい解説記事を掲載している。大変面白い新事実が明らかになった ―Venice Projectは、別のスタートアップ、Songbird(英語版記事) (日本語版記事)と同様、部分的にMozillaアプリケーション・フレームワークをベースにしている。
ところで、Venice Projectについては2つの重要な問題点が私の熱を冷ました。第1に、このサービスにはまだ魅力あるコンテンツが全く見受けられない。(しかし、重要なライセンス契約がすぐにも発表されるかもしれないわけだが)。第2に、Venice Projectはなぜかブラウザを避けて、サービスを利用するためには専用アプリケーションをダウンロードしてインストールするよう求めている。いずれにせよ、クチコミで高い人気を得られるのでなければ、ブラウザベースのYouTubeのライバルの例を見てもわかるが、成功するのは難しい。
過去のわれわれのVenice Projectについての記事はここに。
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TheVeniceProjectのベータ版ユーザーからの続報が届きはじめた。この新オンラインTVともIPTVともいうべきプロジェクトの噂は、10月に噂が立ちはじめて以来カバーしてきた。
CenterNetworks(前途有望な良いブログだ)は先週レビューを書いたが、守秘義務契約(NDA)のために画面イメージは載せられなかった。ところが今日(米国時間12/21)、GigaOmがThe Venice Projectのベータ版アカウントを入手して画面イメージを公開した。NDAに反しているのかもしれない。
このプロジェクトにまつわる騒ぎのほとんどは、この会社を作ったのが、KazaaとSkypeのファウンダー、Niklas ZennstromとJanus Friisだからだ。そうでなければ、毎日のように出てくる新しいIPTVのスタートアップなど、どこかに埋もれてしまう。しかし、ファウンダーが有名人であるおかげで、The Venice Projectは、プレスでもてはやされる以外にも優位にたつことができる。TV局ネットワークと重要なコンテンツの契約を結ぶために必要な地位も得られ ただろうから。ただし、The Venice Projectは契約はうまくいったのかもしれないが、コンテンツの方はいまだにベータ版にも届いていない。GigaOmによれば、サイトにはコンツンツは殆んどないという。
ソフトウェアはちゃんと動いているようだが、JanusとNiklasが作ったのはデスクトップクライアントで、ブラウザーウェアではない。Window 版のみで、パソコンの要件は600MHzとメモリー512MBが最低必要。これは今売られているパソコンの水準よりはずっと低いが、古い機種を使っている 大量のユーザーには門を閉ざしている。もちろんMacユーザーにも。
以下に画面イメージを載せてある。




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タイミングはこれ以上ないくらい良かった。Kazaa(P2P ファイル交換サービス)と Skype のファウンダー、Niklas Zennstrom と Janus Friis が新しいTVベースのスタートアップ The Venice Projectをアナウンスした。
この新企画の噂は7月末 Business Week、Business 2.0、GigaOmなどに現れていた。今週、 以下のようなさらに詳しい情報が Janus Friis のブログ に載った。
すごく単純なことで、われわれはテレビの良いところとインターネットの良いところを合体させようとしているのだ。テレビというのはやはり歴史的に見てもいちばん強力で人々を引き付けるマスメディアのひとつだと思う。人々はテレビを愛しているが、嫌ってもいる。テレビの(時には、だが)持つ強力な物語性、内容の豊富さ、質の高さは愛されている。しかしテレビは(時間的に)直線的で、選択の自由に乏しく、たとえば検索のような基本的な機能がない点は嫌われる要素だ。加えて、われわれがインターネットで慣れ親しんできた機能、タグづけ、ユーザーによるオススメや選択の自由などを根本的に欠いている。TV というのは単に507のチャンネルがあるだけで、われわれはそういう現状を変える手助けをしたいと思っている。
この文章だけでは YouTubeに毛が生えた程度の描写かと思ってしまうが、上で触れた Business Week の記事にはもう少しヒントが載っていた。 Kazaaと Skype に利用されているP2P 配信技術 を基盤として インターネット上でタイムシフト可能なテレビネットワークを構築しようということらしい。
時期はちょうど良い。コンシューマの要求は現に存在するし、全米キー局もその方向に動く用意があるようだ。Apple は 220 のテレビ番組をiTunesで販売する権利を得た。YouTubeの市場価格はGoogleによって$1.65B (16億5000万ドル)と評価され、ウェブ上で単純に番組の断片を流すことの価値が示された。 大手放送局はインターネットを利用した新しい配信形態を試みる用意があることを示している。もし Niklas と Janus が全米キー局から番組配信権を首尾よく獲得することができれば、その結果、今度こそ私がケーブルテレビの契約をきっぱりとキャンセルできるような[そのぐらい影響の大きい]サービスが生まれるかもしれない。
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